JP2001072652A - N−アシル誘導体の製造法およびこの種の誘導体 - Google Patents

N−アシル誘導体の製造法およびこの種の誘導体

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JP2001072652A
JP2001072652A JP2000252489A JP2000252489A JP2001072652A JP 2001072652 A JP2001072652 A JP 2001072652A JP 2000252489 A JP2000252489 A JP 2000252489A JP 2000252489 A JP2000252489 A JP 2000252489A JP 2001072652 A JP2001072652 A JP 2001072652A
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Joachim Paust
パウスト ヨアヒム
Hansgeorg Ernst
エルンスト ハンスゲオルク
Reinhard Kaczmarek
カツマレック ラインハルト
Ieedikke Hagen
イェーディッケ ハーゲン
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C231/00Preparation of carboxylic acid amides
    • C07C231/08Preparation of carboxylic acid amides from amides by reaction at nitrogen atoms of carboxamide groups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分に入手可能な出発物質を使用しながらN
−アシル−アミノ酸エステルおよびN−アシル−アミノ
アセタールを製造するための工業的に簡単に実施できる
方法を提供する。 【解決手段】 一般式I 【化1】 で示されるN−アシル誘導体を製造する方法の場合に、
一般式IIのカルボン酸アミドR1−CONH2を一般式
III 【化2】 で示されるグリオキサールモノアセタール誘導体と、R
4がC1〜C12−アルキルである一般式IVのカルボン酸
4−COOHの存在下で反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、N−アシル−アミ
ノ酸エステルの製造法およびN−アシル−アミノアセタ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】アミノ酸およびそのエステルの合成のた
めには、数多くの種々の方法が公知である。概要は、な
かんずくUllmanns Encyclopedia of Industrial Chemis
try, Vol. A2, 57-97, VCH Weinheim 1985に見出され
る。
【0003】D,L−α−アミノ酸の工業的合成、例え
ばシュトレッカー(Strecker)合成は、NH3およびH
CNと反応してアミノニトリルに変わるアルデヒドから
出発する。引続き、ニトリル基は、アルコールまたは水
と反応して相応するエステルもしくはアミノ酸に変わ
る。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3145
5736号明細書には、アミノニトリルを、例えばシュ
トレッカー(Strecker)合成により、相応するアルコー
ルおよびホルムアミドと塩化水素の存在において反応さ
せることによってN−ホルミル−α−アミノ酸エステル
を製造する方法が記載されている。
【0005】更に、焦性ブドウ酸から蟻酸中の蟻酸アン
モニウムと一緒の煮沸によるN−ホルミル−D,L−ア
ラニンの製造は、公知である[F. YonedaおよびK. Kuro
da,J. Chem. Soc. Chem. Commun., 1982, 927-929]。
【0006】N−ホルミルアラニンエステルは、なかん
ずく例えばUgi, Angew. Chem. 77,492 (1965)によるビ
タミンB6(ピリドキシン)[概要はKoenigおよびBoel
l, Chem. Ztg. 100, 107/8 (1976)参照]およびイソシ
アン酸の製造に使用される。
【0007】記載された方法は、出発物質が完成アミノ
酸またはその前駆物質、例えばシュトレッカー(Streck
er)合成によるシアンヒドリンまったはアミノニトリル
であり、これは、先に適当な方法で製造されなければな
らないという欠点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、十分
に入手可能な出発物質を使用しながらN−アシル−アミ
ノ酸エステルおよびN−アシル−アミノアセタールを製
造するための工業的に簡単に実施できる方法を提供する
ことであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、一般式I
I:R1−CONH2〔式中、置換基R1は、水素、置換
されていてよいC1〜C12−アルキル、置換されていて
よいアリールを表わす〕で示されるカルボン酸アミドを
一般式III:
【0010】
【化6】
【0011】〔式中、置換基R2は、水素、置換されて
いてよいC1〜C12−アルキル、置換されていてよいア
リールを表わし;R3は、C1〜C12−アルキルを表わ
す〕で示されるグリオキサールモノアセタール誘導体
と、一般式IV:R4−COOH〔式中、R4は、C1
12−アルキルを表わす〕で示されるカルボン酸の存在
において反応させることを特徴とする、一般式I
【0012】
【化7】
【0013】〔式中、置換基は、互いに無関係に次の意
味を有する:Xは、CH(OR32、COOR3を表わ
し;R1、R2およびR3は、前記の意味を有する〕で示
されるN−アシル誘導体を製造する方法によって解決さ
れた。
【0014】R1〜R4のアルキル基としては、分枝鎖状
または非分枝鎖状のC1〜C12−アルキル鎖、例えばメ
チル、エチル、n−プロピル、1−メチルエチル、n−
ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、
1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、1−メチルブ
チル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−
ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシ
ル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロ
ピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−
メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチ
ルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチル
ブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブ
チル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2
−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、
1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メ
チルプロピル、1−エチル−2−メチルプロピル、n−
ヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、n−ノ
ニル、n−デシル、n−ウンデシルおよびn−ドデシル
が挙げられる。
【0015】上記のアルキル鎖は、場合によってはヒド
ロキシル化されていてよいかまたはメルカプト基で置換
されていてよい。例としては、有利にヒドロキシメチル
基、ヒドロキシエチル基、例えば[CH3−CH(O
H)−もしくはCH2(OH)−CH2−]またはメルカ
プトメチル基が挙げられる。
【0016】式I中の基XがCH(OR32を表わす場
合には、置換基R3は、この置換基が結合している酸素
原子と一緒になって5員または6員環を形成することが
できる。この場合、出発化合物としては、例えば一般式
IIIa〜IIIcの環式グリオキサールモノアセター
ルが使用される。
【0017】
【化8】
【0018】R1およびR2に関連するアリールは、環系
中に6〜18個の炭素原子を有する芳香環または環系、
例えば場合によっては1つ以上の基、例えばハロゲン、
例えば弗素、塩素もしくは臭素、シアノ、ニトロ、アミ
ノ、C1〜C4−アルキルアミノ、C1〜C4−ジアルキル
アミノ、ヒドロキシ、C1〜C4−アルキル、C1〜C4
アルコキシもしくは別の基によって置換されていてもよ
いフェニルまたはナフチルである。
【0019】R1に関連する好ましい基としては、上記
に述べられた分枝鎖状または非分枝鎖状C1〜C8−アル
キル鎖、特に有利にC1〜C3−アルキル鎖が挙げられ
る。R 1に関連する特に好ましい基は、水素、メチルお
よびエチルである。
【0020】R2に関連する好ましい基としては、フェ
ニルならびに上記に述べられた分枝鎖状または非分枝鎖
状C1〜C8−アルキル鎖、特に有利にC1〜C3−アルキ
ル鎖が挙げられる。R2に関連する特に好ましい基は、
メチルである。
【0021】R3に関連する好ましいアルキル基として
は、上記に述べられた分枝鎖状または非分枝鎖状C1
8−アルキル鎖、特に有利にC3〜C8−アルキル鎖、
例えばn−プロピル、1−メチルエチル、n−ブチル、
1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジ
メチルエチル、n−ペンチル、1−メチルブチル、2−
メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプ
ロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、n−ヘプ
チル、n−オクチルまたは2−エチルヘキシルが挙げら
れる。
【0022】R4に関連する好ましい基としては、上記
に述べられた分枝鎖状または非分枝鎖状C1〜C8−アル
キル鎖、特に有利にC1〜C3−アルキル鎖が挙げられ
る。R 1に関連する特に好ましい基は、メチル、エチ
ル、n−プロピルおよびイソプロピルである。
【0023】使用されたカルボン酸アミドR1−CON
2ならびに使用されたカルボン酸R 4−COOHの量に
応じて、式Iの異なるN−アシル誘導体の形成を意図的
に制御することができる。
【0024】即ち、意外なことに、反応は、一般式II
の使用されたアセタールに対して、使用されたカルボン
酸アミドR1−CONH2および使用されたカルボン酸R
4−COOHそれぞれ250〜800モル%、有利に4
00〜600モル%の量の場合にXがCOOR3である
式IのN−アシル−アミノ酸エステルを生じることが見
い出された。
【0025】カルボン酸アミドR1−CONH2およびカ
ルボン酸R4−COOHを同じモル含量で使用すること
は、本方法の特に好ましい実施態様であることが証明さ
れた。
【0026】この場合、本発明による方法は、殊に一般
式Ia
【0027】
【化9】
【0028】〔式中、置換基R3はC1〜C8−アルキ
ル、有利にC3〜C8−アルキルを表わす〕で示されるN
−ホルミル−α−アミノ−プロピオン酸エステルの製造
に適当である。
【0029】XがCH(OR32である一般式IのN−
アシル−アミノアセタールの形成は、使用されたカルボ
ン酸アミドR1−CONH2および使用されたカルボン酸
4−COOHの量がそれぞれ一般式IIの使用された
アセタールに対して50〜250モル%、有利に100
〜200モル%である場合には有利である。また、この
場合には、カルボン酸アミドR1−CONH2およびカル
ボン酸R4−COOHがモル比1:1で反応に使用され
ることは、特に好ましい。
【0030】一般式IのN−アシル−アミノアセタール
の場合には、本発明による方法は、好ましくは一般式I
【0031】
【化10】
【0032】〔式中、置換基R3はC1〜C8−アルキ
ル、有利にC3〜C8−アルキルを表わす〕で示されるN
−ホルミル−2−アミノ−プロピオンアルデヒドアセタ
ールの製造に適当である。
【0033】N−アシル−アミノ酸エステルならびにN
−アシル−アミノアセタールへの変換は、40〜200
℃、有利に60〜150℃の温度で実施される。
【0034】反応は、本発明によれば、200〜100
0ミリバールの圧力範囲で行なわれ、有利には、500
〜1000ミリバール、特に有利に常圧で実施される。
【0035】反応は、付加的な溶剤を用いておよび付加
的な溶剤なしに実施されることができる。好ましくは、
反応は、溶剤の添加なしに行なわれる。
【0036】更に、本発明による方法は、好ましくは所
謂”一槽法(Eintopfverfahren)”として実施されるこ
とができ、N−アシル−アミノ酸エステルならびに新規
のN−アシル−アミノアセタールを顕著な収量で供給す
る。
【0037】望ましい最終製品の単離は、自体公知の方
法で行なわれる。液状の反応生成物の場合には、一般に
形成されたエステルもしくはアセタールの蒸留による精
製が行なわれる。
【0038】本発明の対象は、同様に一般式Ic
【0039】
【化11】
【0040】〔式中、置換基は互いに独立に次の意味を
有する:R1は、水素、C1〜C12−アルキル、置換され
ていてよいアリールであり;R2は、水素、C1〜C12
アルキル、置換されていてよいアリールであり;R
3は、C1〜C12−アルキルである〕で示されるn−アシ
ル誘導体である。
【0041】好ましいのは、式IcのN−アシル誘導体
であり、この場合置換基は、互いに独立に次の意味を有
する:R1は、水素、C1〜C8−アルキルであり;R2
よびR3は、C1〜C8−アルキルである。
【0042】置換基R1〜R3の正確な定義に関連して、
一般的にならびに好ましい実施態様において、既に冒頭
で化合物Iについて行なわれた説明を採用することがで
きる。
【0043】式IcのN−アシル−アミノアセタール
は、オキサゾールを製造するための中間生成物として適
当である。
【0044】次の実施例につき、本発明の対象は、詳細
に説明される。
【0045】
【実施例】例1 メチルグリオキサール−ジ−n−ブチルアセタールから
のN−ホルミル−D,L−アラニンブチルエステル メチルグリオキサールジブチルアセタール100g(純
度93.5%、欧州特許第036539号明細書)をホ
ルムアミド100gと混合し、10分間で蟻酸100g
を添加した。この混合物を40℃に加熱し、次に20分
間還流温度に加熱した。2時間の反応時間後、室温に冷
却された反応混合物を希薄なソーダ溶液で洗浄し、望ま
しい生成物を真空中で2ミリバールで蒸留した。純粋な
N−ホルミル−D,L−アラニンブチルエステル74.
5g(理論値の93%)が得られた。
【0046】例2 メチルグリオキサール−ジ−2−エチルヘキシルアセタ
ールからのN−ホルミル−D,L−アラニン−2−エチ
ルヘキシルエステル メチルグリオキサール−ジ−2−エチルヘキシルアセタ
ール50g(純度92%)をホルムアミド30gおよび
蟻酸30gと一緒に還流下に2.5時間煮沸した。ソー
ダ溶液200mlで洗浄し、蒸留した。主要画分におい
て、N−ホルミル−D,L−アラニン−2−エチル−ヘ
キシルエステル29.8g(理論値の89%)を単離し
た。
【0047】例3 メチルグリオキサール−ジ−n−ブチルアセタールから
のN−ホルミルアミノ−プロピオンアルデヒド−ジ−n
−ブチルアセタール メチルグリオキサールジブチルアセタール100g(純
度93.5%、欧州特許第036539号明細書の記載
により製造した)をホルムアミド50gと混合し、10
分間で蟻酸50gを添加した。この混合物を40℃に加
熱し、次に20分間還流温度に加熱した。2時間の反応
時間後、室温に冷却された反応混合物を希薄なソーダ溶
液で洗浄し、望ましい生成物を真空中で2ミリバールで
蒸留した。N−ホルミルアミノ−プロピオンアルデヒド
−ジ−n−ブチルアセタール39gが得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ハンスゲオルク エルンスト ドイツ連邦共和国 シュパイヤー ブサル トヴェーク 62 (72)発明者 ラインハルト カツマレック ドイツ連邦共和国 ハスロッホ モルトケ シュトラーセ 4 (72)発明者 ハーゲン イェーディッケ ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン アングラーシュトラーセ 38

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I 【化1】 〔式中、置換基は、互いに独立に次の意味を有する:X
    は、CH(OR32、COOR3であり;R1は、水素、
    1 12−アルキル、置換されていてよいアリールで
    あり;R2は、水素、C1〜C12−アルキル、置換されて
    いてよいアリールであり;R3は、C1〜C12−アルキル
    である〕で示されるN−アシル誘導体を製造する方法に
    おいて、一般式IIのカルボン酸アミドR1−CONH2
    〔この場合、R1は前記の意味を有する〕を一般式II
    I 【化2】 〔式中、置換基R2およびR3は前記の意味を有する〕で
    示されるグリオキサールモノアセタール誘導体と、R4
    がC1〜C12−アルキルである一般式IVのカルボン酸
    4−COOHの存在下で反応させることを特徴とす
    る、一般式IのN−アシル誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 置換基は、次の意味を有する:Xは、C
    OOR3であり;R1は、水素、C1 8−アルキルであ
    り;R2は、C1〜C8−アルキル、置換されていてよい
    アリールであり;R3およびR 4は、C1〜C8−アルキル
    である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 置換基は、次の意味を有する:R1は、
    水素であり;R2〜R4は、C1〜C8−アルキルである、
    請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 一般式Ia 【化3】 〔式中、置換基R3はC1〜C8−アルキルの意味を有す
    る〕で示されるN−ホルミル−α−アミノ−プロピオン
    酸エステルを製造するための請求項2または3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 置換基は、次の意味を有する:Xは、C
    H(OR32であり;R1は、水素、C1 8−アルキ
    ルであり;R2は、C1〜C8−アルキル、置換されてい
    てよいアリールであり;R3およびR4は、C1〜C8−ア
    ルキルである、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 置換基は、次の意味を有する:R1は、
    水素であり;R2〜R4は、C1〜C8−アルキルである、
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 一般式Ib 【化4】 〔式中、置換基R3はC1〜C8−アルキルの意味を有す
    る〕で示されるN−ホルミル−2−アミノ−プロピオン
    アルデヒド誘導体を製造するための請求項5または6記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 それぞれ使用されるカルボン酸アミドR
    1−CONH2および使用されるカルボン酸R4−COO
    Hの量は、一般式IIの使用されるアセタールに対して
    250〜800モル%である、請求項2から4までのい
    ずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 それぞれ使用されるカルボン酸アミドR
    1−CONH2および使用されるカルボン酸R4−COO
    Hの量は、一般式IIの使用されるアセタールに対して
    400〜600モル%である、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 カルボン酸アミドR1−CONH2およ
    びカルボン酸R4−COOHは、モル比1:1で反応に
    使用される、請求項8または9記載の方法。
  11. 【請求項11】 それぞれ使用されるカルボン酸アミド
    1−CONH2および使用されるカルボン酸R4−CO
    OHの量は、一般式IIの使用されるアセタールに対し
    て50〜250モル%である、請求項5から7までのい
    ずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 それぞれ使用されるカルボン酸アミド
    1−CONH2および使用されるカルボン酸R4−CO
    OHの量は、一般式IIの使用されるアセタールに対し
    て100〜200モル%である、請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 カルボン酸アミドR1−CONH2およ
    びカルボン酸R4−COOHは、モル比1:1で反応に
    使用される、請求項11または12記載の方法。
  14. 【請求項14】 一般式Ic 【化5】 〔式中、置換基は、互いに独立に次の意味を有する:R
    1は、水素、C1 12−アルキル、置換されていてよい
    アリールであり;R2は、水素、C1〜C12−アルキル、
    置換されていてよいアリールであり;R3は、C1〜C12
    −アルキルである〕で示されるN−アシル誘導体。
  15. 【請求項15】 置換基は、互いに独立に次の意味を有
    する:R1は、水素、C1 8−アルキルであり;R2
    よびR3は、C1〜C8−アルキルである、請求項14記
    載のN−アシル誘導体。
JP2000252489A 1999-08-26 2000-08-23 N−アシル誘導体の製造法およびこの種の誘導体 Withdrawn JP2001072652A (ja)

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