JP2001072366A - 移動踏板の表示体 - Google Patents

移動踏板の表示体

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JP2001072366A
JP2001072366A JP29140999A JP29140999A JP2001072366A JP 2001072366 A JP2001072366 A JP 2001072366A JP 29140999 A JP29140999 A JP 29140999A JP 29140999 A JP29140999 A JP 29140999A JP 2001072366 A JP2001072366 A JP 2001072366A
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JP
Japan
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tread
caution
indicator
foot
stationary
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JP29140999A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaneko
義昭 金子
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Nissin Co Ltd
Original Assignee
Nissin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、踏板上における歩行弱者用の静止範
囲などを色調的に明確化して訴及性を高めるとともに、
意匠性にも優れた移動踏板の表示体を提供する。 【解決手段】表面の一方向に多数のクリート溝3Bと注
意帯3Xなどを有する移動踏板3において、前記クリー
ト溝3B内に、乗客の静止や歩行位置を示す表示体3a
などを設ける一方、この表示体3aなどの色調を前記注
意帯3Xなどと同系色の構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーター等
の移動踏板に係り、特に、その踏面に設ける表示体の構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアの踏板用表示体に関する従
来例としては、特開平7−125960号公報に開示さ
れた構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、移動す
る踏板の踏面頂部と凹凸溝部にわたって複数の細幅模様
表示体を接着し、この表示体が表現する足型マークなど
で乗客に対して正しい乗込み位置への誘導を行う構成を
開示している。しかしながら、この表示体の取付け構造
では、踏面頂部部分の摩滅や接着部の剥離などの寿命的
問題と、踏板面に対して表示体が細切れであるために、
視認性にも劣るという問題があった。また、一般的に、
踏板の三周囲あるいは四周囲の縁に設けられる注意帯
は、踏板周囲の隙間に足先を挟むのを防止するために危
険性を察知させる黄色などの注意色にしているが、従来
の表示体は注意帯との色調的、意匠的整合がなく、表示
の意味を訴及するに不十分な問題があった。
【0004】本発明の目的は、踏面上における歩行弱者
用の静止範囲などを色調的に明確化して訴及性を高める
とともに、意匠性にも優れた移動踏板の表示体を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一方の乗降床から他方の乗降床にかけて
無端状に連結され、その表面の一方向に多数のクリート
溝を有する踏面と、この踏面の縁に設けられ、この踏面
とは異色の注意帯を設けたものにおいて、前記クリート
溝内に、乗客の静止や歩行位置を示す表示体を設ける一
方、この表示体の色調を前記注意帯と同系色としたので
ある。
【0006】
【作用】本発明によるエスカレーター等の乗客コンベア
の移動踏板は、乗客が乗る踏面における、乗客の静止位
置や歩行位置が注意帯と同系色の表示体によって明確
に、統一的に表示されて踏面上での混乱を防止(特に衝
突、転倒)することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図4を用いて説明する。動く歩道式乗客コンベアの
一方の乗降床(乗り口)を斜視的(一部は断面を示す)
に図示した図1と図2、図3において、乗客コンベア1
は、建屋床に連なる固定体の乗降床2から他方の乗降床
(図示省略)にかけて無端状に連結され、その踏面3A
の一方向に多数のクリート溝3Bと、それの底部の基板
3Cと、黄色などに着色された前部注意帯3Xと、後部
注意帯3Yと、側部注意帯3Zとを有して移動する移動
踏板3(エスカレーター式乗客コンベアの場合は踏段)
と、乗降床2の先端部に固定され、クリート溝3Bと凹
凸状に噛み合う多数の歯先部を有する複数のくし板4
と、移動踏板3の両側に立設された欄干5と、この欄干
5の下辺部のスカートガード6と、欄干5の周縁を移動
するハンドレール7等で構成されている。そして、この
移動踏板3の乗客が乗る踏面3Aの片側(図示は左側)
のクリート溝3Bには、図1〜図4に示すように、踏面
上を歩行しない乗客が立つべき位置を示す、両足を並べ
た形で前記注意帯3X、3Y、3Zと同系色の静止足型
表示体3aを、踏面3Aの他の片側(図示は右側)のク
リート溝3Bには、上記と同様の図に示す踏面上を歩行
する乗客が進行すべき位置を示す、片足が左右交互の形
で前記注意帯3X、3Y、3Zと同系色の歩行足型表示
体3bの二種の表示体を設けてある。そして、踏面3A
の片側のW1(図1)の範囲を静止者用に、他の片側の
W2(図1)の範囲を歩行者用に明確に区画して、踏面
3A上における静止者と歩行者の秩序なき錯綜や混乱を
防止し、結果的に乗客同士の衝突や転倒事故を回避する
構成となっている。
【0008】ここで、移動踏板3と二種の表示体である
静止足型表示体3aおよび歩行足型表示体3bの固定方
法について歩行足型表示体3bを代表例に、その一実施
の形態を図2〜図4を用いて説明する。乗客コンベア1
の移動踏板3には、一般に、図1のI−I線に沿う断面
図である図2に示すように、移動踏板3相互の隣接隙間
部分への乗込みを防ぐ(エスカレーター式の場合、この
隙間部分乗ると水平から傾斜にかけて段差が生じたとき
に転倒し易い)目的から、危険察知のために黄色等に着
色され、その前部3AAに前部注意帯3Xが、その後部
3BBには後部注意帯3Yが、その側部3CCには側部
注意帯3Zが図示は省略するも小径ビス等により移動踏
板3の基板3Cに固定されている。そして、歩行足型表
示体3bは、その前後端が図2に示すように、前部注意
帯3Xと後部注意帯3Yで上下方向に挟まれて固定され
るほか、その長手方向は図2と、これのII−II線沿
う断面図である図3に示す符号Z部分で、図4の構成に
より密着的に固定させる。図4は、歩行足型表示体3b
の単体一片を斜視断面的に示したもので、これは、磁石
板31、鉄板32、透明樹脂板33の三層が一体的に接
合された複層体で構成され、この透明樹脂板33の裏面
に着色された着色部34により前記注意帯3X、3Y、
3Zと同系色で足型表示される構成で、磁石板31で基
板3Cに密着させ、透明樹脂版33を鉄板32で補強し
て所望の強度、寿命を得る仕組みになっている。また、
着色部34は透明樹脂板33でその表面が保護されて褪
色、破損が防止されて長寿命化に寄与する構成となって
いる。さらに、例示した歩行足型表示体3bの足型形状
は、図1のように移動踏板3の前進方向あるいは後退方
向に向けて対称形の小判形状やこれに類似した繭形状で
あり、図4に示した着色部34の円形形状の集合体によ
り足型の全体形状を表現するものであり、特に、上記の
歩行足型表示体3bは、従来の歩行を示す単純な矢印マ
ークと違って片足ずつ移動して、あたかも歩行している
かの如く動的に誘導する構成となっている。なお、上記
の歩行足型表示体3bの固定構造は、説明を省略した静
止足型表示体3aの場合も同様である。
【0009】なお、図1に例示した表示体の静止足型表
示体3a、歩行足型表示体3bは、必要に応じてこの二
種あるいはいずれか一方にしてもよい。また、これら表
示体は、一般的な塗装色に表示される構成でもよいが、
基本構成として上記注意帯(3X、3Y、3Z)と同系
色として統一的で、色調的な整合による訴及性と意匠性
の向上を図った上記の構成のものであればよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
踏板上における歩行弱者用の静止範囲などを色調的、統
一的に明確化して訴及性を高めるとともに、意匠性にも
優れた移動踏板の表示体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示体を備えた乗客コンベアの要
部斜視図。
【図2】図1のI−I線に沿う断面図。
【図3】図2のII−II線に沿う断面図。
【図4】本発明の表示体の単体斜視図。
【符号の説明】
1…乗客コンベア、2…乗降床、3…移動踏板、3A…
踏面、3B…クリート溝、3C…基板、3AA…前部 3BB…後部、3CC…側部、3a…静止足型表示体、
3b…歩行足型表示体、3X…前部注意帯、3Y…後部
注意帯、3Z…側部注意帯、31…磁石板、32…鉄
板、33…透明樹脂板、34…着色部、4…くし板、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の乗降床から他方の乗降床にかけて無
    端状に連結され、その表面の一方向に多数のクリート溝
    を有する踏面と、この踏面の縁に設けられ、この踏面と
    は異色の注意帯を設けたものにおいて、前記クリート溝
    内に、乗客の静止や歩行位置を示す表示体を設ける一
    方、この表示体の色調を前記注意帯と同系色としたこと
    を特徴とする移動踏板の表示体。
JP29140999A 1999-09-06 1999-09-06 移動踏板の表示体 Pending JP2001072366A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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