JP2000169070A - 移動踏板の表示体 - Google Patents

移動踏板の表示体

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JP2000169070A
JP2000169070A JP10376081A JP37608198A JP2000169070A JP 2000169070 A JP2000169070 A JP 2000169070A JP 10376081 A JP10376081 A JP 10376081A JP 37608198 A JP37608198 A JP 37608198A JP 2000169070 A JP2000169070 A JP 2000169070A
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JP
Japan
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tread
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moving
plate
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Application number
JP10376081A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaneko
義昭 金子
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Nissin Co Ltd
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Nissin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、踏板上における乗客の立位占有面積
区分と立位位置を明確化して混乱を防ぐとともに、意匠
性の向上と安定した清掃機能により、常に鮮明な足元表
示を行い得る移動踏板の表示体を提供することを目的と
する。 【解決手段】表面の一方向に多数のクリート溝3Bと、
このクリート溝3Bの底部に基板3Cを有する移動踏板
3と、この移動踏板3と乗降床2との間にくし板4を設
けたものにおいて、移動踏板3の踏面3Aに、その前部
3AAに前部表示体3aを、後部3BBに後部表示体3
bを、両側部に側部表示体3cを、この側部表示体3c
の中央位置に中央部表示体3dを、さらに、これら各表
示体3a〜3dの枠内には足型表示体3e設け、かつこ
れら各表示体3a〜3eの色調を前記踏面とは異色にし
て区画表示する構成とした。また、前記各表示体3a〜
3eはくし板4部分に設けられた清掃装置8により清掃
される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーター等
の移動踏板に係り、特に、その踏面に設ける表示体の構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアの踏板用表示体に関する従
来例としては、特開平7−125960号公報に開示さ
れた構成が知られている。また、踏板用清掃装置に関す
る従来例としては、実開昭58−187568号公報に
開示された構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の前者は、
移動する踏板の踏面頂部と凹凸溝部にわたって複数の細
幅模様表示体を接着し、この表示体が表現する足型マー
クなどで乗客に対して正しい乗込み位置への誘導を行う
構成を開示している。しかしながら、この表示体の取付
け構造では、踏面頂部部分の摩滅や接着部の剥離などの
寿命的問題と、踏板面に対して表示体が細切れであるた
めに、意匠的にも劣るという問題があった。また、踏面
上には足型マークなどが表示されているのみで、踏面上
における乗客の立位占有面積区分が明確でなく、踏面上
で乗客同士が接触して混乱する問題に加えて踏面周囲の
隙間(スカートガードや隣接踏板との間隙)に乗客の足
先が侵入するなどの危険現象を防止する安全対策的思想
はなかった。一方、上記公知例の後者は、移動踏板のク
リート溝内に摺接される清掃用ブラシあるいはフエルト
を直接くし板の歯先部に植立する構成であるために、こ
の歯先部が欠損すると清掃機能が全く消滅するという問
題があった。
【0004】本発明の目的は、踏面上における乗客の立
位占有面積区分を明確化して混乱を防ぐとともに、意匠
性の向上と安定した清掃機能により常に鮮明な足元表示
を行い得る移動踏板の表示体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一方の乗降床から他方の乗降床にかけて
無端状に連結され、その表面の一方向に多数のクリート
溝と、このクリート溝の底部に基板を有する移動踏板
と、この移動踏板と乗降床との間にくし板を設けたもの
において、前記移動踏板の踏面に、その前部に前部表示
体を、後部に後部表示体を、両側部に側部表示体を、こ
の側部表示体の中央位置に中央部表示体を、さらにこれ
らの各表示体の枠内に足型表示体を設ける一方、これら
各表示体の色調を前記踏面とは異色として前記移動踏板
の周囲部、中央部及び乗客の立位位置を区画したのであ
る。また、前記の各表示体は、前記乗降床に固設された
くし板とは別体の清掃装置により清掃される構成とした
のである。
【0006】
【作用】本発明によるエスカレーター等の乗客コンベア
の移動踏板は、乗客が乗る踏面が、前部表示体、後部表
示体、側部表示体、中央部表示体で枠状に区画され、さ
らに、足型表示体で乗客の立位位置も表示されるほか、
踏板上の踏面とは異なる色調によって明確に区画されて
意匠的にもすっきりし、踏板周囲の危険部位(隙間が存
在する部分)への接近阻止に有効な注意喚起表示がなさ
れる。また、中央部表示体により乗客が占有してよい立
位面積区分がより明確となって踏板上での混乱が回避さ
れる。さらに、前記清掃装置は、前記くし板とは別体で
乗降床に固設される構成であるために、頻繁に発生する
くし板の歯先部欠損に左右されない、常に安定した清掃
機能の発揮が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図5を用いて説明する。動く歩道式乗客コンベアの
一方の乗降床(乗り口)を斜視的に図示した図1におい
て、乗客コンベア1は、建屋床に連なる固定体の乗降床
2から他方の乗降床(図示省略)にかけて無端状に連結
され、その踏面3Aの一方向に多数のクリート溝3Bを
有して移動する移動踏板3(エスカレーター式乗客コン
ベアの場合は踏段)と、乗降床2の先端部に固定され、
クリート溝3Bと凹凸状に噛み合う多数の歯先部を有す
る複数のくし板4と、移動踏板3の両側に立設された欄
干5と、この欄干5の下辺部のスカートガード6と、欄
干5の周縁を移動するハンドレール7等で構成されてい
る。そして、この移動踏板3の乗客が乗る踏面3Aを形
成するクリート溝3Bには、図1〜図4に示す複数の着
色された表示体が配設され、その前部には前部表示体3
aが、その後部には後部表示体3bが、両側部には側部
表示体3cが、この側部表示体3cの中央位置には中央
部表示体3dが、さらにこれら各表示体3a〜3dの枠
の中には足型表示体3eが移動踏板3の基板3Cに固定
されている。さらに、これら各表示体3a〜3eの色調
を移動踏板3とクリート溝3Bとは異色の、例えば、黄
色の注意喚起色にして移動踏板3の周囲四方と中央部を
区画一方、乗客の立位位置である足元位置を表示する構
成となっている。ここで、移動踏板3と各表示体のうち
表示体3a、3b及び3dの取合いと固定方法について
説明すれば、前部表示体3aと後部表示体3bは、図1
のI−I線に沿う断面図の図2に図示したように前部3
AAに前部表示体3aが、後部3BBに後部表示体3b
が図示は省略するも小径ビス等で基板3Cに固定されて
いる。また、中央部表示体3dは、その前後端が図2に
示すように前部表示体3aと後部表示体3bに上下方向
で挟まれて固定されるほか、その長手方向は図2のII
I−III線に沿う断面図である図3に示す符号Y部分
で、図4の構成により密着的に固定される。そして、こ
の中央部表示体3dは、磁石板31、鉄板32、透明樹
脂板33の三層が一体的に接合された複層体で構成さ
れ、この透明樹脂板33の裏面に着色された着色部34
により着色表示されるもので、磁石板31で基板3Cに
吸着させ、透明樹脂板33を鉄板32で補強して所望の
強度、寿命を得る仕組みになっている。また、着色部3
4は透明樹脂板33で保護されて褪色、破損が防止され
て長寿命化に寄与する構成となっている。さらに、図1
に示した足型表示体3eも中央部表示体3dと同様に図
2および図3のように基板3Cに固設されるものである
が、足型形状は図4の着色部34の円形形状により表現
されるものである。
【0008】加えて、図2〜図4で省略した移動踏板3
の両側部の側部表示体3cは、上記前部表示体3aと後
部表示体3bと同様に小径ビス等で基板3Cに固設され
るもので、これら各表示体3a〜3eは共通的に黄色な
どの注意喚起色で区画されて踏板3の周囲四方の危険部
位への接近防止、踏面3A上での乗客の占有面積区分の
明確化による混乱防止、乗客の立位位置の明確化と安全
誘導に機能するものである。
【0009】一方、上記構成の移動踏板3と各表示体3
a〜3eは、図5に示す清掃装置8により常に清掃され
て、特に各表示体3a〜3eの表示が鮮明さを保つよう
に配慮されている。ここで、清掃装置8について詳述す
れば、図1のII−II線に沿う断面を示す図5のよう
に、乗降床2の先端部2Aの平坦斜面2Bにビス9で固
設される根元部4Aとクリート溝3Bに噛み合う多数の
歯先部4Bを有するくし板4の下側にその根元部4Aと
平坦斜面2Bとの間に挟まれて固定される固定板8A
と、この固定板8Aの先端に固設される植立体8Bと、
この植立体8Bに植立されてクリート溝3Bの基板3C
と各表示体3a〜3eの表面に摺接する清掃ブラシ8C
で清掃装置8を構成している。そして、例えば、矢印M
のように走行する移動踏板3のクリート溝3Bに侵入し
た塵埃や小石等の異物Qを上記摺接式清掃ブラシ8Cに
より排除、清掃して、特に各表示体3a〜3eの色調
(その存在)を鮮明に保つ構成であり、公知例の後者と
異なって清掃装置8がくし板4と別体であるので、従来
のような清掃機能の消滅は回避され、安定した機能を発
揮することができる。
【0010】なお、上記の各表示体3a〜3eは塗色に
より表示される構成でも何ら障害はない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
踏板上における乗客の立位占有面積区分と立位位置を明
確化されて混乱を防ぐとともに、意匠性の向上と安定し
た清掃機能により、常に鮮明な足元表示を行い得る移動
踏板の表示体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示体を備えた乗客コンベアの要
部斜視図。
【図2】図1のI−I線に沿う断面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図。
【図4】本発明の中央部表示体の単体斜視図。
【図5】図1のII−II線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…乗客コンベア、2…乗降床、2A…先端部、2B…
平坦斜面、3…移動踏板、3A…踏面、3B…クリート
溝、3C…基板、3AA…前部 3BB…後部、3a…前部表示体、3b…後部表示体、
3c…側部表示体、3d…中央部表示体、3e…足型表
示体、31…磁石板、32…鉄板、33…透明樹脂板、
34…着色部、4…くし板、8…清掃装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の乗降床から他方の乗降床にかけて無
    端状に連結され、その表面の一方向に多数のクリート溝
    と、このクリート溝の底部に基板を有する移動踏板と、
    この移動踏板と乗降床との間にくし板を設けたものにお
    いて、前記移動踏板の踏面に、その前部に前部表示体
    を、後部に後部表示体を、両側部に側部表示体を、この
    側部表示体の中央位置に中央部表示体を、さらにこれら
    の各表示体の枠内に足型表示体を設ける一方、これら各
    表示体の色調を前記移動踏板とは異色として前記移動踏
    板の周囲部、中央部及び乗客の立位位置を区画表示した
    ことを特徴とする移動踏板の表示体。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、前記の各表
    示体は、前記乗降床に固設されたくし板とは別体の清掃
    装置により清掃される構成であることを特徴とする移動
    踏板の表示体。
JP10376081A 1998-12-01 1998-12-01 移動踏板の表示体 Pending JP2000169070A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109179182A (zh) * 2018-11-12 2019-01-11 江西亿康云谷自动化设备有限公司 一种自动扶梯防坠井安全装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109179182A (zh) * 2018-11-12 2019-01-11 江西亿康云谷自动化设备有限公司 一种自动扶梯防坠井安全装置

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