JPH0986847A - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベアInfo
- Publication number
- JPH0986847A JPH0986847A JP24907195A JP24907195A JPH0986847A JP H0986847 A JPH0986847 A JP H0986847A JP 24907195 A JP24907195 A JP 24907195A JP 24907195 A JP24907195 A JP 24907195A JP H0986847 A JPH0986847 A JP H0986847A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- passenger conveyor
- floor plate
- passenger
- floor board
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】乗客コンベアの立止まり及び歩行者の路面指定
による乗客の整理と流動効率化に寄与する。 【解決手段】一方の乗降口の床板２から他方の乗降口の
床板２にかけて移動するステップ３を有するものにおい
て、床板２とステップ３の各表面部分の左右側に各々異
なる表示形状の表示部を設け、また床板２の表示部は、
その表面から発光する照光装置４Ｃで構成した。
による乗客の整理と流動効率化に寄与する。 【解決手段】一方の乗降口の床板２から他方の乗降口の
床板２にかけて移動するステップ３を有するものにおい
て、床板２とステップ３の各表面部分の左右側に各々異
なる表示形状の表示部を設け、また床板２の表示部は、
その表面から発光する照光装置４Ｃで構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ，動
く歩道等の乗客コンベアに関する。
く歩道等の乗客コンベアに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の例では、実開昭53−37194 号公報
に記載のように、乗降口の床板に点灯表示装置を設けて
ステップ中央への安全誘導を行う方式が知られている。
また、特公昭57−51264 号公報に記載のように、ステッ
プ表面に危険表示や足型マークの異色体を設ける方式が
知られている。
に記載のように、乗降口の床板に点灯表示装置を設けて
ステップ中央への安全誘導を行う方式が知られている。
また、特公昭57−51264 号公報に記載のように、ステッ
プ表面に危険表示や足型マークの異色体を設ける方式が
知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、共通的
に乗客の安全性確保に限定された技術範囲に属してお
り、各種乗客の整理，流動効率化に対する配慮はなされ
ていなかった。最近における乗客コンベアの利用状態
は、ステップの片半分には静止者が立ち、片半分は歩行
者の通路となるのが一般的であるが、静止及び歩行者が
交錯して流動性，安全性が問題となっている。
に乗客の安全性確保に限定された技術範囲に属してお
り、各種乗客の整理，流動効率化に対する配慮はなされ
ていなかった。最近における乗客コンベアの利用状態
は、ステップの片半分には静止者が立ち、片半分は歩行
者の通路となるのが一般的であるが、静止及び歩行者が
交錯して流動性，安全性が問題となっている。
【０００４】本発明の目的は、静止状態立止まり及び歩
行者の路面指定することによって乗客の整理と流動効率
化に寄与できる構成の乗客コンベアを提供することにあ
る。
行者の路面指定することによって乗客の整理と流動効率
化に寄与できる構成の乗客コンベアを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は乗降口の床板とステップの各表面部分の幅
方向中心線を境界として、それらの右半分と左半分に各
々異なる表示形状を有する表示部を設けた。
に、本発明は乗降口の床板とステップの各表面部分の幅
方向中心線を境界として、それらの右半分と左半分に各
々異なる表示形状を有する表示部を設けた。
【０００６】また、前記各表示部は前記床板及びステッ
プとは、異常，異色の構成で、かつ前記各表示部は乗客
の静止及び歩行を促す表示形状とした。さらに、前記各
表示部のうち、前記床板に設けられる表示部は、その表
面から発光する照光装置で構成した。
プとは、異常，異色の構成で、かつ前記各表示部は乗客
の静止及び歩行を促す表示形状とした。さらに、前記各
表示部のうち、前記床板に設けられる表示部は、その表
面から発光する照光装置で構成した。
【０００７】本発明の床板の表示部は、ステップの進行
方向に向けて左側半分の所の中央付近に足型マーク，右
側半分の所の中央付近に進行（歩行）を促す矢印が設け
られており、乗客はこれらの表示形状を視認してステッ
プの左側は静止（立止まり）者側、右側は歩行者側であ
ることを理解してステップに乗り込む。一方、この床板
に連らなる形で移動するステップの踏面の右側半分，左
側半分の所にも上記と同様二種の表示部が設けられてお
り、静止状態で乗客コンベアの所定速度で移動する者、
ステップ上を歩行して倍近い速度で移動する者が一列に
区分けされて従来のような踏面での人の交錯がなく、流
動効率の向上，転倒事故の防止等が図られる。
方向に向けて左側半分の所の中央付近に足型マーク，右
側半分の所の中央付近に進行（歩行）を促す矢印が設け
られており、乗客はこれらの表示形状を視認してステッ
プの左側は静止（立止まり）者側、右側は歩行者側であ
ることを理解してステップに乗り込む。一方、この床板
に連らなる形で移動するステップの踏面の右側半分，左
側半分の所にも上記と同様二種の表示部が設けられてお
り、静止状態で乗客コンベアの所定速度で移動する者、
ステップ上を歩行して倍近い速度で移動する者が一列に
区分けされて従来のような踏面での人の交錯がなく、流
動効率の向上，転倒事故の防止等が図られる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１，
図２，図３および図４により説明する。
図２，図３および図４により説明する。
【０００９】動く歩道型の乗客コンベア１は、一方の乗
降口の床板２から他方の乗降口床板（図示省略）にかけ
て、無端状に連結されて移動する踏板式の多数のステッ
プ３が配設されている。そして、床板２とステップ３の
表面部分の幅方向中心線Ａを境界としてそれら片半分を
片半分に各々異なる表示形状を有する表示部２Ａ，２
Ｂ，３Ａ，３Ｂを設けてある。図１の例では、表示部２
Ａと３Ａが足型マークで乗客がステップ３の上で静止
（立止まり）する側であることを明示している。また、
表示部２Ｂと３Ｂは矢印で乗客がステップ３の上を進行
（歩行）する側であることを明示している。
降口の床板２から他方の乗降口床板（図示省略）にかけ
て、無端状に連結されて移動する踏板式の多数のステッ
プ３が配設されている。そして、床板２とステップ３の
表面部分の幅方向中心線Ａを境界としてそれら片半分を
片半分に各々異なる表示形状を有する表示部２Ａ，２
Ｂ，３Ａ，３Ｂを設けてある。図１の例では、表示部２
Ａと３Ａが足型マークで乗客がステップ３の上で静止
（立止まり）する側であることを明示している。また、
表示部２Ｂと３Ｂは矢印で乗客がステップ３の上を進行
（歩行）する側であることを明示している。
【００１０】ここで、表示部３Ａ等は、一般にステンレ
ス鋼板で構成される床板２とステップ３とは異種，異色
材の合成樹脂等で製作され、形状成型の容易性，着色容
易性を生かすのが最適である。
ス鋼板で構成される床板２とステップ３とは異種，異色
材の合成樹脂等で製作され、形状成型の容易性，着色容
易性を生かすのが最適である。
【００１１】各表示部３Ａ等の詳細構成について以下に
説明する。表示部３Ａは、乗客コンベア１の幅方向中心
線Ａに対して片半分である左側に配置されており、図２
に示すように、表面凹凸部３ａの溝３ｂの底部に表示体
３ＡＡが接着や磁力によりステップ３に固着されてい
る。そして、上方から見下ろすと図３のような足型マー
クをなしており、これが全ステップ３あるいはステップ
３数個に一ケ所の単位で固着されている。なお、右側に
は矢印形状の表示部３Ｂが上記表示体３ＡＡと同様の固
着手段によって固着されており、これら各表示体は青色
等の彩色が施されて視認性を高めている。
説明する。表示部３Ａは、乗客コンベア１の幅方向中心
線Ａに対して片半分である左側に配置されており、図２
に示すように、表面凹凸部３ａの溝３ｂの底部に表示体
３ＡＡが接着や磁力によりステップ３に固着されてい
る。そして、上方から見下ろすと図３のような足型マー
クをなしており、これが全ステップ３あるいはステップ
３数個に一ケ所の単位で固着されている。なお、右側に
は矢印形状の表示部３Ｂが上記表示体３ＡＡと同様の固
着手段によって固着されており、これら各表示体は青色
等の彩色が施されて視認性を高めている。
【００１２】一方、床板２の表面の片半分である右側に
は、この床板２とは異なる材質の例えば、石材，ゴム
材，合成樹脂材等で作られた床体４があり、矢印形状の
表示部２Ｂを構成する照光灯４Ａとこれに電気を供給す
るリード線４Ｂからなる照光装置４Ｃを備え、これが床
板２の凹所４Ｄにはめ込まれている。この場合、照光灯
４ＡはＬＥＤや電球で構成され、これも青色等の彩色が
施されて視認性を高めている。また、幅方向中心線Ａよ
り左側には、足型マークの表示部２Ａが上記照光装置４
Ｃと同様の構成と手段により床板２にはめ込まれてい
る。さらに、表示部２Ｂの矢印は、ＬＥＤ等の集合体で
もよいし、色彩豊かで視認性のよい合成樹脂等で作られ
るものである。
は、この床板２とは異なる材質の例えば、石材，ゴム
材，合成樹脂材等で作られた床体４があり、矢印形状の
表示部２Ｂを構成する照光灯４Ａとこれに電気を供給す
るリード線４Ｂからなる照光装置４Ｃを備え、これが床
板２の凹所４Ｄにはめ込まれている。この場合、照光灯
４ＡはＬＥＤや電球で構成され、これも青色等の彩色が
施されて視認性を高めている。また、幅方向中心線Ａよ
り左側には、足型マークの表示部２Ａが上記照光装置４
Ｃと同様の構成と手段により床板２にはめ込まれてい
る。さらに、表示部２Ｂの矢印は、ＬＥＤ等の集合体で
もよいし、色彩豊かで視認性のよい合成樹脂等で作られ
るものである。
【００１３】本実施例は床板とステップ上面の利用路面
指定を行って人の整理，流動性と安全性の向上を図る構
成である。
指定を行って人の整理，流動性と安全性の向上を図る構
成である。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、乗降口の床板とステッ
プに、立止まり及び歩行者の路面指定ができて、乗客の
整理と流動効率化に寄与できる構成の乗客コンベアを提
供できる。
プに、立止まり及び歩行者の路面指定ができて、乗客の
整理と流動効率化に寄与できる構成の乗客コンベアを提
供できる。
【図１】本発明の一実施例を示す要部の斜視図。
【図２】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
【図３】図２の矢印Ｃに沿う平面図。
【図４】図１のＤ−Ｄ線に沿う断面図。
１…乗客コンベア、２…床板、３…ステップ、２Ａ，２
Ｂ，３Ａ，３Ｂ…表示部、３ＡＡ…表示体、４…枠体、
４Ｃ…照光装置。
Ｂ，３Ａ，３Ｂ…表示部、３ＡＡ…表示体、４…枠体、
４Ｃ…照光装置。
Claims (4)
- 【請求項１】一方の乗降口の床板から他方の乗降口の床
板にかけて無端状に連結されて移動するステップを備え
た乗降コンベアにおいて、前記床板と前記ステップの各
表面部分の幅方向中心線を境界として、それらの片半分
と片半分に各々異なる表示形状を有する表示部を設けた
ことを特徴とする乗客コンベア。 - 【請求項２】請求項１において、前記各表示部は前記床
板及び前記ステップとは、異種，異色の材料で構成され
ている乗客コンベア。 - 【請求項３】請求項１において、前記各表示部は前記ス
テップ上の乗客の歩行及び静止を促す表示形状となって
いる乗客コンベア。 - 【請求項４】請求項１において、前記各表示部のうち、
前記床板に設けられる表示部は、その表面から発光する
照光装置で構成されている乗客コンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24907195A JPH0986847A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24907195A JPH0986847A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 乗客コンベア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986847A true JPH0986847A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17187580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24907195A Pending JPH0986847A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0986847A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2716589A1 (en) * | 2012-10-02 | 2014-04-09 | Inventio AG | Displaying information using escalator steps |
| US20150329667A1 (en) * | 2012-12-29 | 2015-11-19 | Clariant Finance (Bvi) Limited | Process For Manufacturing Polyethylene Terephthalate |
| KR101644610B1 (ko) * | 2015-05-18 | 2016-08-04 | 이창훈 | 적재물 위치표시 컨베이어벨트 |
| JP2018020876A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
| CN110002328A (zh) * | 2018-01-05 | 2019-07-12 | 山东富士制御电梯有限公司 | 一种具有led灯显示的自动扶梯楼层板 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP24907195A patent/JPH0986847A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2716589A1 (en) * | 2012-10-02 | 2014-04-09 | Inventio AG | Displaying information using escalator steps |
| US20150329667A1 (en) * | 2012-12-29 | 2015-11-19 | Clariant Finance (Bvi) Limited | Process For Manufacturing Polyethylene Terephthalate |
| US9534080B2 (en) * | 2012-12-29 | 2017-01-03 | Clariant International Ltd. | Process for manufacturing polyethylene terephthalate |
| KR101644610B1 (ko) * | 2015-05-18 | 2016-08-04 | 이창훈 | 적재물 위치표시 컨베이어벨트 |
| JP2018020876A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
| CN110002328A (zh) * | 2018-01-05 | 2019-07-12 | 山东富士制御电梯有限公司 | 一种具有led灯显示的自动扶梯楼层板 |
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