JP2001072350A - エレベータの遠隔監視システム - Google Patents
エレベータの遠隔監視システムInfo
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- JP2001072350A JP2001072350A JP2000188807A JP2000188807A JP2001072350A JP 2001072350 A JP2001072350 A JP 2001072350A JP 2000188807 A JP2000188807 A JP 2000188807A JP 2000188807 A JP2000188807 A JP 2000188807A JP 2001072350 A JP2001072350 A JP 2001072350A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震や広域停電などの災害時に、効率良く通
報・対策を行うことができるエレベータの遠隔監視シス
テムを得ることを目的とする。 【解決手段】 エレベータのかごと、前記エレベータの
かごに設けられ外部との通話を行うインターホンと、前
記エレベータのかごに設けられ非常時に外部への通報を
行う非常呼釦と、エレベータを制御するエレベータ制御
装置と、エレベータの状態を監視し状況に応じて発信す
るエレベータ監視装置と、エレベータの状態を集中して
遠隔監視する１ヶ所以上の監視センターと、前記監視セ
ンターに設けられた１台以上の有人用の監視端末と、前
記エレベータ監視装置と前記監視センターの間を結ぶ公
衆回線により構成されるエレベータの遠隔監視システム
において、前記監視センターに１台以上の無人用の監視
端末と、前記有人用の監視端末と前記無人用の監視端末
の間を結ぶローカルエリアネットワークを設けたもので
ある。
報・対策を行うことができるエレベータの遠隔監視シス
テムを得ることを目的とする。 【解決手段】 エレベータのかごと、前記エレベータの
かごに設けられ外部との通話を行うインターホンと、前
記エレベータのかごに設けられ非常時に外部への通報を
行う非常呼釦と、エレベータを制御するエレベータ制御
装置と、エレベータの状態を監視し状況に応じて発信す
るエレベータ監視装置と、エレベータの状態を集中して
遠隔監視する１ヶ所以上の監視センターと、前記監視セ
ンターに設けられた１台以上の有人用の監視端末と、前
記エレベータ監視装置と前記監視センターの間を結ぶ公
衆回線により構成されるエレベータの遠隔監視システム
において、前記監視センターに１台以上の無人用の監視
端末と、前記有人用の監視端末と前記無人用の監視端末
の間を結ぶローカルエリアネットワークを設けたもので
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベ−タの状態
を公衆回線を使用して遠隔地においても監視可能とする
エレベータの遠隔監視システムに関する。
を公衆回線を使用して遠隔地においても監視可能とする
エレベータの遠隔監視システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来のエレベ−タの遠隔監視シ
ステムにおける構成を示す構成図である。
ステムにおける構成を示す構成図である。
【０００３】図３において、１ａ，１ｂ，１ｃはエレベ
−タのかご、２ａ，２ｂ，２ｃはエレベ−タのかご１
ａ，１ｂ，１ｃに設けられ外部との通話を行うインター
ホン，３ａ，３ｂ，３ｃはエレベータのかご１ａ，１
ｂ，１ｃに設けられ非常時に外部への通報を行う非常呼
釦、４ａ，４ｂ，４ｃはエレベータを制御するエレベー
タ制御装置、５ａ，５ｂ，５ｃはエレベータの状態を監
視し状況に応じて発信するエレベータ監視装置、６はエ
レベータの状態を集中して遠隔監視する監視センター、
７ａ，７ｂは監視センター６に設けられた有人用の監視
端末、８はエレベータ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃと監視
センター６の間を結ぶ公衆回線、９ａ，９ｂ，９ｃはエ
レベータのかご１ａ，１ｂ，１ｃに設けられエレベータ
監視装置５ａ，５ｂ，５ｃから監視センター６へ連絡中
であることを表示する表示装置である。
−タのかご、２ａ，２ｂ，２ｃはエレベ−タのかご１
ａ，１ｂ，１ｃに設けられ外部との通話を行うインター
ホン，３ａ，３ｂ，３ｃはエレベータのかご１ａ，１
ｂ，１ｃに設けられ非常時に外部への通報を行う非常呼
釦、４ａ，４ｂ，４ｃはエレベータを制御するエレベー
タ制御装置、５ａ，５ｂ，５ｃはエレベータの状態を監
視し状況に応じて発信するエレベータ監視装置、６はエ
レベータの状態を集中して遠隔監視する監視センター、
７ａ，７ｂは監視センター６に設けられた有人用の監視
端末、８はエレベータ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃと監視
センター６の間を結ぶ公衆回線、９ａ，９ｂ，９ｃはエ
レベータのかご１ａ，１ｂ，１ｃに設けられエレベータ
監視装置５ａ，５ｂ，５ｃから監視センター６へ連絡中
であることを表示する表示装置である。
【０００４】つぎに、上記構成の従来のエレベ−タの遠
隔監視システムの動作について説明する。
隔監視システムの動作について説明する。
【０００５】図４は、従来のエレベータの遠隔監視シス
テムにおける動作を示す動作図である。
テムにおける動作を示す動作図である。
【０００６】エレベ−タ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃと有
人用の監視端末７ａ，７ｂから垂直に下へ伸びる線にお
いて、実線は公衆回線８と接続している状態、破線は公
衆回線８と接続していない状態である。
人用の監視端末７ａ，７ｂから垂直に下へ伸びる線にお
いて、実線は公衆回線８と接続している状態、破線は公
衆回線８と接続していない状態である。
【０００７】ｔ１からｔ２４はｔ１からｔ２４へ経過し
ていく時刻である。
ていく時刻である。
【０００８】２２，２３は表示装置９ａ，９ｂ，９ｃが
連絡中であることを表示している状態である。
連絡中であることを表示している状態である。
【０００９】２５，２６はエレベータ監視装置５ａ，５
ｂ，５ｃが通話モードとなっている状態である。
ｂ，５ｃが通話モードとなっている状態である。
【００１０】２８は有人用の監視端末７ａが情報を受信
している状態、２９は有人使用の監視端末７ｂが情報を
受信している状態である。
している状態、２９は有人使用の監視端末７ｂが情報を
受信している状態である。
【００１１】３１は有人用の監視端末７ａが通話モード
となっている状態、３２は有人用の監視端末７ｂが通話
モードとなっている状態である。
となっている状態、３２は有人用の監視端末７ｂが通話
モードとなっている状態である。
【００１２】公衆回線８には複数の回線を１つの電話番
号で代表した代表電話番号が設定され、有人用の監視端
末７ａ，７ｂの優先順位に従って接続していく。
号で代表した代表電話番号が設定され、有人用の監視端
末７ａ，７ｂの優先順位に従って接続していく。
【００１３】非常呼釦３ａが押されたり、あるいは、エ
レベータ制御装置４ａがエレベータの故障・異常などを
検出すると、時刻ｔ１において、エレベータ監視装置５
ａから発信し、エレベータ監視装置５ａと公衆回線８が
接続している状態となり、時刻ｔ２において、公衆回線
８と有人用の監視端末７ａが接続している状態となる。
これにより、エレベータ監視装置５ａと有人用の監視端
末７ａが接続している状態となる。
レベータ制御装置４ａがエレベータの故障・異常などを
検出すると、時刻ｔ１において、エレベータ監視装置５
ａから発信し、エレベータ監視装置５ａと公衆回線８が
接続している状態となり、時刻ｔ２において、公衆回線
８と有人用の監視端末７ａが接続している状態となる。
これにより、エレベータ監視装置５ａと有人用の監視端
末７ａが接続している状態となる。
【００１４】２７で示している時刻ｔ２から時刻ｔ５ま
で、有人用の監視端末７ａはエレベータ監視装置５ａか
ら非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この情報
は有人用の監視端末７ａに表示され係員が対応すること
となる。
で、有人用の監視端末７ａはエレベータ監視装置５ａか
ら非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この情報
は有人用の監視端末７ａに表示され係員が対応すること
となる。
【００１５】時刻ｔ５において、有人用の監視端末７ａ
は通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７ａ
から公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ａに送信
され、時刻ｔ６において、エレベータ監視装置５ａも通
話モードとなる。
は通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７ａ
から公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ａに送信
され、時刻ｔ６において、エレベータ監視装置５ａも通
話モードとなる。
【００１６】２１で示している時刻ｔ１から時刻ｔ６ま
で、表示装置９ａが連絡中であることを表示している状
態である。
で、表示装置９ａが連絡中であることを表示している状
態である。
【００１７】３０で示している時刻ｔ５から時刻ｔ１５
まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、２４で
示している時刻ｔ６から時刻ｔ１６までエレベータ監視
装置５ａは通話モードである。これにより、有人用の監
視端末７ａとインターホン２ａとの間で通話を行うこと
ができる。
まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、２４で
示している時刻ｔ６から時刻ｔ１６までエレベータ監視
装置５ａは通話モードである。これにより、有人用の監
視端末７ａとインターホン２ａとの間で通話を行うこと
ができる。
【００１８】時刻ｔ１５において、有人用の監視端末７
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ１
６において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ａが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ａが接続していない状態
となる。
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ１
６において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ａが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ａが接続していない状態
となる。
【００１９】次に、非常呼釦３ｂが押されたり、あるい
は、エレベータ制御装置４ｂがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ３において、エレベータ監視
装置５ｂから発信し、エレベータ監視装置５ｂと公衆回
線８が接続している状態となり、時刻ｔ４において、公
衆回線８と有人用の監視端末７ｂが接続している状態と
なる。これにより、エレベータ監視装置５ｂと有人用の
監視端末７ｂが接続している状態となる。
は、エレベータ制御装置４ｂがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ３において、エレベータ監視
装置５ｂから発信し、エレベータ監視装置５ｂと公衆回
線８が接続している状態となり、時刻ｔ４において、公
衆回線８と有人用の監視端末７ｂが接続している状態と
なる。これにより、エレベータ監視装置５ｂと有人用の
監視端末７ｂが接続している状態となる。
【００２０】２９で示している時刻ｔ４から時刻ｔ７ま
で、有人用の監視端末７ｂはエレベータ監視装置５ｂか
ら非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この情報
は有人用の監視端末７ｂに表示され係員が対応すること
となる。
で、有人用の監視端末７ｂはエレベータ監視装置５ｂか
ら非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この情報
は有人用の監視端末７ｂに表示され係員が対応すること
となる。
【００２１】時刻ｔ７において、有人用の監視端末７ｂ
は通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７ｂ
から公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ｂに送信
され、時刻ｔ８において、エレベータ監視装置５ｂも通
話モードとなる。
は通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７ｂ
から公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ｂに送信
され、時刻ｔ８において、エレベータ監視装置５ｂも通
話モードとなる。
【００２２】２２で示している時刻ｔ３から時刻ｔ８ま
で、表示装置９ｂが連絡中であることを表示している状
態である。
で、表示装置９ｂが連絡中であることを表示している状
態である。
【００２３】３２で示している時刻ｔ７から時刻ｔ１７
まで有人用の監視端末７ｂは通話モードであり、２５で
示している時刻ｔ８から時刻ｔ１８までエレベータ監視
装置５ｂは通話モードである。これにより、有人用の監
視端末７ｂとインターホン２ｂとの間で通話を行うこと
ができる。
まで有人用の監視端末７ｂは通話モードであり、２５で
示している時刻ｔ８から時刻ｔ１８までエレベータ監視
装置５ｂは通話モードである。これにより、有人用の監
視端末７ｂとインターホン２ｂとの間で通話を行うこと
ができる。
【００２４】時刻ｔ１７において、有人用の監視端末７
ｂと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ１
８において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｂが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ｂとエレベータ監視装置５ｂが接続していない状態
となる。
ｂと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ１
８において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｂが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ｂとエレベータ監視装置５ｂが接続していない状態
となる。
【００２５】次に、非常呼釦３ｃが押されたり、あるい
は、エレベータ制御装置４ｃがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ５において、エレベータ監視
装置５ｃから発信し、エレベータ監視装置５ｃと公衆回
線８が接続している状態となり、時刻ｔ６において、有
人用の監視端末７ａ，７ｂは使用中のため公衆回線８と
接続できず、時刻ｔ７において、公衆回線８とエレベー
タ監視装置５ｃが接続していない状態となる。
は、エレベータ制御装置４ｃがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ５において、エレベータ監視
装置５ｃから発信し、エレベータ監視装置５ｃと公衆回
線８が接続している状態となり、時刻ｔ６において、有
人用の監視端末７ａ，７ｂは使用中のため公衆回線８と
接続できず、時刻ｔ７において、公衆回線８とエレベー
タ監視装置５ｃが接続していない状態となる。
【００２６】上記の時刻ｔ５，ｔ６，ｔ７と同様の動作
を、一定周期で時刻ｔ９，ｔ１０，ｔ１１及び時刻ｔ１
２，ｔ１３，ｔ１４でも繰り返す。
を、一定周期で時刻ｔ９，ｔ１０，ｔ１１及び時刻ｔ１
２，ｔ１３，ｔ１４でも繰り返す。
【００２７】時刻ｔ１９において、エレベータ監視装置
５ｃから発信し、エレベータ監視装置５ｃと公衆回線８
が接続している状態となり、時刻ｔ２０において、公衆
回線８と有人用の監視端末７ａが接続している状態とな
る。これにより、エレベータ監視装置５ｃと有人用の監
視端末７ａが接続している状態となる。
５ｃから発信し、エレベータ監視装置５ｃと公衆回線８
が接続している状態となり、時刻ｔ２０において、公衆
回線８と有人用の監視端末７ａが接続している状態とな
る。これにより、エレベータ監視装置５ｃと有人用の監
視端末７ａが接続している状態となる。
【００２８】２８で示している時刻ｔ２０から時刻ｔ２
１まで、有人用の監視端末７ａはエレベータ監視装置５
ｃから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は有人用の監視端末７ａに表示され係員が対応する
こととなる。
１まで、有人用の監視端末７ａはエレベータ監視装置５
ｃから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は有人用の監視端末７ａに表示され係員が対応する
こととなる。
【００２９】時刻ｔ２１において、有人用の監視端末７
ａは通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７
ａから公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ｃに送
信され、時刻ｔ２２において、エレベータ監視装置５ｃ
も通話モードとなる。
ａは通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７
ａから公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ｃに送
信され、時刻ｔ２２において、エレベータ監視装置５ｃ
も通話モードとなる。
【００３０】２３で示している時刻ｔ５から時刻ｔ２２
まで、表示装置９ｃが連絡中であることを表示している
状態である。
まで、表示装置９ｃが連絡中であることを表示している
状態である。
【００３１】３１で示している時刻ｔ２１から時刻ｔ２
３まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、２６
で示している時刻ｔ２２から時刻ｔ２４までエレベータ
監視装置５ｃは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ａとインターホン２ｃとの間で通話を行う
ことができる。
３まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、２６
で示している時刻ｔ２２から時刻ｔ２４までエレベータ
監視装置５ｃは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ａとインターホン２ｃとの間で通話を行う
ことができる。
【００３２】時刻ｔ２３において、有人用の監視端末７
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ２
４において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｃが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ｃが接続していない状態
となる。
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ２
４において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｃが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ｃが接続していない状態
となる。
【００３３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
地震や広域停電などの災害時に、各エレベ−タ監視装置
から監視センターへ一斉に発信すると、監視センターへ
の着信が集中することとなり、監視センターに設けられ
た有人用の監視端末はすべて使用中となる。そして、有
人用の監視端末へ接続できなかったエレベータ監視装置
は、一定周期で発信を繰り返すこととなる。
地震や広域停電などの災害時に、各エレベ−タ監視装置
から監視センターへ一斉に発信すると、監視センターへ
の着信が集中することとなり、監視センターに設けられ
た有人用の監視端末はすべて使用中となる。そして、有
人用の監視端末へ接続できなかったエレベータ監視装置
は、一定周期で発信を繰り返すこととなる。
【００３４】このような状態では、エレベータ監視装置
から監視センターへ発信しても連絡がとれず、通報や対
策が遅れるなどの不都合を生ずる。
から監視センターへ発信しても連絡がとれず、通報や対
策が遅れるなどの不都合を生ずる。
【００３５】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、地震や広域停電などの災害時に、
各エレベータ監視装置から監視センターへ一斉に発信す
る場合においても、効率良く通報・対策を行うことがで
きる、エレベータの遠隔監視システムを得ることを目的
とする。
めになされたもので、地震や広域停電などの災害時に、
各エレベータ監視装置から監視センターへ一斉に発信す
る場合においても、効率良く通報・対策を行うことがで
きる、エレベータの遠隔監視システムを得ることを目的
とする。
【００３６】
【課題を解決するための手段】本発明は、エレベ−タの
かごと、前記エレベータのかごに設けられ外部との通話
を行うインターホンと、前記エレベータのかごに設けら
れ非常時に外部への通報を行う非常呼釦と、エレベータ
を制御するエレベ−タ制御装置と、エレベ−タの状態を
監視し状況に応じて発信するエレベ−タ監視装置と、エ
レベ−タの状態を集中して遠隔監視する１ヶ所以上の監
視センタ−と、前記監視センターに設けられた１台以上
の有人用の監視端末と、前記エレベ−タ監視装置と前記
監視センターの間を結ぶ公衆回線により構成されるエレ
ベ−タの遠隔監視システムにおいて、前記監視センター
に１台以上の無人用の監視端末と、前記有人用の監視端
末と前記無人用の監視端末の間を結ぶローカルエリアネ
ットワークを設けたものである。
かごと、前記エレベータのかごに設けられ外部との通話
を行うインターホンと、前記エレベータのかごに設けら
れ非常時に外部への通報を行う非常呼釦と、エレベータ
を制御するエレベ−タ制御装置と、エレベ−タの状態を
監視し状況に応じて発信するエレベ−タ監視装置と、エ
レベ−タの状態を集中して遠隔監視する１ヶ所以上の監
視センタ−と、前記監視センターに設けられた１台以上
の有人用の監視端末と、前記エレベ−タ監視装置と前記
監視センターの間を結ぶ公衆回線により構成されるエレ
ベ−タの遠隔監視システムにおいて、前記監視センター
に１台以上の無人用の監視端末と、前記有人用の監視端
末と前記無人用の監視端末の間を結ぶローカルエリアネ
ットワークを設けたものである。
【００３７】また、前記エレベ−タ監視装置から前記公
衆回線を介して前記監視センタ−に発信し、前記有人用
の監視端末が使用中のため接続ができない場合、前記無
人用の監視端末に接続して情報を送信し、前記有人用の
監視端末の使用が終了した時に、前記有人用の監視端末
の要求により、前記無人用の監視端末から前記ローカル
エリアネットワークを介して前記有人用の監視端末へ前
記無人用の監視端末に蓄積されている情報を転送するも
のである。
衆回線を介して前記監視センタ−に発信し、前記有人用
の監視端末が使用中のため接続ができない場合、前記無
人用の監視端末に接続して情報を送信し、前記有人用の
監視端末の使用が終了した時に、前記有人用の監視端末
の要求により、前記無人用の監視端末から前記ローカル
エリアネットワークを介して前記有人用の監視端末へ前
記無人用の監視端末に蓄積されている情報を転送するも
のである。
【００３８】また、前記エレベータ監視装置から前記公
衆回線を介して前記監視センターに発信する場合、前記
有人用の監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじ
め設定された優先順位に従って発信していくものであ
る。
衆回線を介して前記監視センターに発信する場合、前記
有人用の監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじ
め設定された優先順位に従って発信していくものであ
る。
【００３９】また、前記エレベータ監視装置から前記公
衆回線を介して前記監視センターに発信する場合、前記
公衆回線にあらかじめ設定されている複数の回線を１つ
の電話番号で代表した代表電話番号に発信し、前記有人
用の監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじめ設
定された優先順位に従って接続していくものである。
衆回線を介して前記監視センターに発信する場合、前記
公衆回線にあらかじめ設定されている複数の回線を１つ
の電話番号で代表した代表電話番号に発信し、前記有人
用の監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじめ設
定された優先順位に従って接続していくものである。
【００４０】また、前記監視センターにおいて、前記無
人用の監視端末に情報が蓄積された場合、前記有人用の
監視端末に情報が蓄積されたことを報知するものであ
る。
人用の監視端末に情報が蓄積された場合、前記有人用の
監視端末に情報が蓄積されたことを報知するものであ
る。
【００４１】また、前記エレベータ監視装置から前記公
衆回線を介して前記監視センターに発信する場合、複数
の前記監視センターに対してあらかじめ設定された優先
順位に従って発信していくものである。
衆回線を介して前記監視センターに発信する場合、複数
の前記監視センターに対してあらかじめ設定された優先
順位に従って発信していくものである。
【００４２】また、前記エレベータのかごに設けられ前
記エレベ−タ監視装置と前記監視センター間のやりとり
の状況を表示する表示装置を設けたものである。
記エレベ−タ監視装置と前記監視センター間のやりとり
の状況を表示する表示装置を設けたものである。
【００４３】さらに、本発明は、上記発明の構成におい
て、前記監視センターに、１台以上の専用端末と１台以
上の専用表示装置を設けて、前記ローカルエリアネット
ワークに接続したものである。
て、前記監視センターに、１台以上の専用端末と１台以
上の専用表示装置を設けて、前記ローカルエリアネット
ワークに接続したものである。
【００４４】また、上記発明において、前記無人用の監
視端末に転送・蓄積される情報を、本発明では、前記専
用端末に転送・蓄積するものである。
視端末に転送・蓄積される情報を、本発明では、前記専
用端末に転送・蓄積するものである。
【００４５】また、上記発明において、前記無人用の監
視端末に情報が蓄積された場合、前記有人用の監視端末
に報知するものを、本発明では、前記専用端末に情報が
蓄積された場合、前記有人用の監視端末あるいは前記専
用表示装置に報知するものである。
視端末に情報が蓄積された場合、前記有人用の監視端末
に報知するものを、本発明では、前記専用端末に情報が
蓄積された場合、前記有人用の監視端末あるいは前記専
用表示装置に報知するものである。
【００４６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施形態であ
るエレベ−タの遠隔監視システムにおける構成を示す構
成図である。
るエレベ−タの遠隔監視システムにおける構成を示す構
成図である。
【００４７】図１において、上記従来例と同一符号及び
記号は上記従来例の構成部分と同一または相当する構成
部分を示し、同一または相当する動作をする。
記号は上記従来例の構成部分と同一または相当する構成
部分を示し、同一または相当する動作をする。
【００４８】図１において、７ｃは監視センタ−６に設
けられた無人用の監視端末、１０ａ，１０ｂ，１０ｃは
エレベータのかご１ａ，１ｂ，１ｃに設けられエレベー
タ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃと監視センター６間のやり
とりの状況を表示する表示装置、 １１は有人用の監視
端末７ａ，７ｂ及び無人用の監視端末７ｃの間を結び情
報のやりとりを行うローカルエリアネットワークであ
る。
けられた無人用の監視端末、１０ａ，１０ｂ，１０ｃは
エレベータのかご１ａ，１ｂ，１ｃに設けられエレベー
タ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃと監視センター６間のやり
とりの状況を表示する表示装置、 １１は有人用の監視
端末７ａ，７ｂ及び無人用の監視端末７ｃの間を結び情
報のやりとりを行うローカルエリアネットワークであ
る。
【００４９】つぎに、上記構成の本発明の一実施形態で
あるエレベ−タの遠隔監視システムの動作について説明
する。
あるエレベ−タの遠隔監視システムの動作について説明
する。
【００５０】図２は、本発明の一実施形態であるエレベ
−タの遠隔監視システムにおける動作を示す動作図であ
る。
−タの遠隔監視システムにおける動作を示す動作図であ
る。
【００５１】エレベータ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃと有
人用の監視端末７ａ，７ｂ及び無人用の監視端末７ｃか
ら垂直に下へ伸びる線において、実線は公衆回線８と接
続している状態、破線は公衆回線８と接続していない状
態である。
人用の監視端末７ａ，７ｂ及び無人用の監視端末７ｃか
ら垂直に下へ伸びる線において、実線は公衆回線８と接
続している状態、破線は公衆回線８と接続していない状
態である。
【００５２】ｔ５１からｔ７１はｔ５１からｔ７１へ経
過していく時刻である。
過していく時刻である。
【００５３】５２，５３は表示装置１０ａ，１０ｂ，１
０ｃが連絡中であることを表示している状態である。
０ｃが連絡中であることを表示している状態である。
【００５４】５４は表示装置１０ｃが連絡が付いたこと
を表示している状態である。
を表示している状態である。
【００５５】５６，５７はエレベータ監視装置５ａ，５
ｂ，５ｃが通話モードとなっている状態である。
ｂ，５ｃが通話モードとなっている状態である。
【００５６】５８，５９，６０は有人用の監視端末７
ａ，７ｂ及び無人用の監視端末７ｃが情報を受信してい
る状態である。
ａ，７ｂ及び無人用の監視端末７ｃが情報を受信してい
る状態である。
【００５７】６２は有人用の監視端末７ａが通話モード
となっている状態、６３は有人用の監視端末７ｂが通話
モードとなっている状態である。
となっている状態、６３は有人用の監視端末７ｂが通話
モードとなっている状態である。
【００５８】６４は無人用の監視端末７ｃが受信した情
報を蓄積している状態である。
報を蓄積している状態である。
【００５９】公衆回線８には複数の回線を１つの電話番
号で代表した代表電話番号が設定され、有人用の監視端
末７ａ，７ｂ、無人用の監視端末７ｃの優先順位に従っ
て接続していく。
号で代表した代表電話番号が設定され、有人用の監視端
末７ａ，７ｂ、無人用の監視端末７ｃの優先順位に従っ
て接続していく。
【００６０】非常呼釦３ａが押されたり、あるいは、エ
レベータ制御装置４ａがエレベータの故障・異常などを
検出すると、時刻ｔ５１において、エレベータ監視装置
５ａから発信し、エレベータ監視装置５ａと公衆回線８
が接続している状態となり、時刻 ｔ５２において、公
衆回線８と有人用の監視端末７ａが接続している状態と
なる。これにより、エレベータ監視装置５ａと有人用の
監視端末７ａが接続している状態となる。
レベータ制御装置４ａがエレベータの故障・異常などを
検出すると、時刻ｔ５１において、エレベータ監視装置
５ａから発信し、エレベータ監視装置５ａと公衆回線８
が接続している状態となり、時刻 ｔ５２において、公
衆回線８と有人用の監視端末７ａが接続している状態と
なる。これにより、エレベータ監視装置５ａと有人用の
監視端末７ａが接続している状態となる。
【００６１】５８で示している時刻ｔ５２から時刻ｔ５
５まで、有人用の監視端末７ａはエレベータ監視装置５
ａから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は有人用の監視端末７ａに表示され係員が対応する
こととなる。
５まで、有人用の監視端末７ａはエレベータ監視装置５
ａから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は有人用の監視端末７ａに表示され係員が対応する
こととなる。
【００６２】時刻ｔ５５において、有人用の監視端末７
ａは通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７
ａから公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ａに送
信され、時刻ｔ５６において、エレベータ監視装置５ａ
も通話モードとなる。
ａは通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７
ａから公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ａに送
信され、時刻ｔ５６において、エレベータ監視装置５ａ
も通話モードとなる。
【００６３】５１で示している時刻ｔ５１から時刻ｔ５
６まで、表示装置１０ａが連絡中であることを表示して
いる状態である。
６まで、表示装置１０ａが連絡中であることを表示して
いる状態である。
【００６４】６１で示している時刻ｔ５５から時刻ｔ６
２まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、５５
で示している時刻ｔ５６から時刻ｔ６３までエレベータ
監視装置５ａは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ａとインターホン２ａとの間で通話を行う
ことができる。
２まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、５５
で示している時刻ｔ５６から時刻ｔ６３までエレベータ
監視装置５ａは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ａとインターホン２ａとの間で通話を行う
ことができる。
【００６５】時刻ｔ６２において、有人用の監視端末７
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ６
３において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ａが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ａが接続していない状態
となる。
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ６
３において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ａが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ａが接続していない状態
となる。
【００６６】次に、非常呼釦３ｂが押されたり、あるい
は、エレベータ制御装置４ｂがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ５３において、エレベータ監
視装置５ｂから発信し、エレベータ監視装置５ｂと公衆
回線８が接続している状態となり、時刻ｔ５４におい
て、公衆回線８と有人用の監視端末７ｂが接続している
状態となる。これにより、エレベータ監視装置５ｂと有
人用の監視端末７ｂが接続している状態となる。
は、エレベータ制御装置４ｂがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ５３において、エレベータ監
視装置５ｂから発信し、エレベータ監視装置５ｂと公衆
回線８が接続している状態となり、時刻ｔ５４におい
て、公衆回線８と有人用の監視端末７ｂが接続している
状態となる。これにより、エレベータ監視装置５ｂと有
人用の監視端末７ｂが接続している状態となる。
【００６７】５９で示している時刻ｔ５４から時刻ｔ５
７まで、有人用の監視端末７ｂはエレベータ監視装置５
ｂから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は有人用の監視端末７ｂに表示され係員が対応する
こととなる。
７まで、有人用の監視端末７ｂはエレベータ監視装置５
ｂから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は有人用の監視端末７ｂに表示され係員が対応する
こととなる。
【００６８】時刻ｔ５７において、有人用の監視端末７
ｂは通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７
ｂから公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ｂに送
信され、時刻ｔ５８において、エレベータ監視装置５ｂ
も通話モードとなる。
ｂは通話モードとなり、このことが有人用の監視端末７
ｂから公衆回線８を介してエレベータ監視装置５ｂに送
信され、時刻ｔ５８において、エレベータ監視装置５ｂ
も通話モードとなる。
【００６９】５２で示している時刻ｔ５３から時刻ｔ５
８まで、表示装置１０ｂが連絡中であることを表示して
いる状態である。
８まで、表示装置１０ｂが連絡中であることを表示して
いる状態である。
【００７０】６３で示している時刻ｔ５７から時刻ｔ６
８まで有人用の監視端末７ｂは通話モードであり、５６
で示している時刻ｔ５８から時刻ｔ６９までエレベータ
監視装置５ｂは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ｂとインターホン２ｂとの間で通話を行う
ことができる。
８まで有人用の監視端末７ｂは通話モードであり、５６
で示している時刻ｔ５８から時刻ｔ６９までエレベータ
監視装置５ｂは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ｂとインターホン２ｂとの間で通話を行う
ことができる。
【００７１】時刻ｔ６８において、有人用の監視端末７
ｂと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ６
９において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｂが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ｂとエレベータ監視装置５ｂが接続していない状態
となる。
ｂと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ６
９において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｂが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ｂとエレベータ監視装置５ｂが接続していない状態
となる。
【００７２】次に、非常呼釦３ｃが押されたり、あるい
は、エレベータ制御装置４ｃがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ５５において、エレベータ監
視装置５ｃから発信し、エレベータ監視装置５ｃと公衆
回線８が接続している状態となり、時刻ｔ５６におい
て、公衆回線８と無人用の監視端末７ｃが接続している
状態となる。これにより、エレベータ監視装置５ｃと無
人用の監視端末７ｃが接続している状態となる。
は、エレベータ制御装置４ｃがエレベータの故障・異常
などを検出すると、時刻ｔ５５において、エレベータ監
視装置５ｃから発信し、エレベータ監視装置５ｃと公衆
回線８が接続している状態となり、時刻ｔ５６におい
て、公衆回線８と無人用の監視端末７ｃが接続している
状態となる。これにより、エレベータ監視装置５ｃと無
人用の監視端末７ｃが接続している状態となる。
【００７３】６０で示している時刻ｔ５６から時刻ｔ５
９まで、無人用の監視端末７ｃはエレベータ監視装置５
ｃから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は６４で示している時刻ｔ５９から時刻ｔ６５まで
蓄積された状態である。
９まで、無人用の監視端末７ｃはエレベータ監視装置５
ｃから非常呼・故障・異常などの情報を受信する。この
情報は６４で示している時刻ｔ５９から時刻ｔ６５まで
蓄積された状態である。
【００７４】時刻ｔ５９において、無人用の監視端末７
ｃと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ６
０において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｃが接
続していない状態となる。これにより、無人用の監視端
末７ｃとエレベータ監視装置５ｃが接続していない状態
となる。
ｃと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ６
０において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｃが接
続していない状態となる。これにより、無人用の監視端
末７ｃとエレベータ監視装置５ｃが接続していない状態
となる。
【００７５】５３で示している時刻ｔ５５から時刻ｔ６
０まで、表示装置１０ｃが連絡中であることを表示して
いる状態である。
０まで、表示装置１０ｃが連絡中であることを表示して
いる状態である。
【００７６】５４で示している時刻ｔ６０から時刻ｔ６
７まで、表示装置１０ｃが連絡が付いたことを表示して
いる状態である。
７まで、表示装置１０ｃが連絡が付いたことを表示して
いる状態である。
【００７７】時刻ｔ６１において、無人用の監視端末７
ｃから有人用の監視端末７ａ， ７ｂに、無人用の監視
端末７ｃが情報を蓄積している状態であることを報知す
る。
ｃから有人用の監視端末７ａ， ７ｂに、無人用の監視
端末７ｃが情報を蓄積している状態であることを報知す
る。
【００７８】時刻ｔ６４において、有人用の監視端末７
ａから無人用の監視端末７ｃに、無人用の監視端末７ｃ
が蓄積している情報の転送を要求する。
ａから無人用の監視端末７ｃに、無人用の監視端末７ｃ
が蓄積している情報の転送を要求する。
【００７９】時刻ｔ６５において、無人用の監視端末７
ｃから有人用の監視端末７ａに、無人用の監視端末７ｃ
が蓄積している情報を転送する。この情報は有人用の監
視端末７ａに表示され係員が対応することとなる。
ｃから有人用の監視端末７ａに、無人用の監視端末７ｃ
が蓄積している情報を転送する。この情報は有人用の監
視端末７ａに表示され係員が対応することとなる。
【００８０】時刻ｔ６６において、有人用の監視端末７
ａから発信し、有人用の監視端末７ａと公衆回線８が接
続している状態となり、時刻ｔ６７において、公衆回線
８とエレベータ監視装置５ｃが接続している状態とな
る。これにより、有人用の監視端末７ａとエレベータ監
視装置５ｃが接続している状態となる。そして、有人用
の監視端末７ａは通話モードとなり、このことが有人用
の監視端末７ａから公衆回線８を介してエレベータ監視
装置５ｃに送信され、エレベータ監視装置５ｃも通話モ
ードとなる。
ａから発信し、有人用の監視端末７ａと公衆回線８が接
続している状態となり、時刻ｔ６７において、公衆回線
８とエレベータ監視装置５ｃが接続している状態とな
る。これにより、有人用の監視端末７ａとエレベータ監
視装置５ｃが接続している状態となる。そして、有人用
の監視端末７ａは通話モードとなり、このことが有人用
の監視端末７ａから公衆回線８を介してエレベータ監視
装置５ｃに送信され、エレベータ監視装置５ｃも通話モ
ードとなる。
【００８１】６２で示している時刻ｔ６６から時刻ｔ７
０まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、５７
で示している時刻ｔ６７から時刻ｔ７１までエレベータ
監視装置５ｃは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ａとインターホン２ｃとの間で通話を行う
ことができる。
０まで有人用の監視端末７ａは通話モードであり、５７
で示している時刻ｔ６７から時刻ｔ７１までエレベータ
監視装置５ｃは通話モードである。これにより、有人用
の監視端末７ａとインターホン２ｃとの間で通話を行う
ことができる。
【００８２】時刻ｔ７０において、有人用の監視端末７
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ７
１において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｃが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ｃが接続していない状態
となる。
ａと公衆回線８が接続していない状態となり、時刻ｔ７
１において、公衆回線８とエレベータ監視装置５ｃが接
続していない状態となる。これにより、有人用の監視端
末７ａとエレベータ監視装置５ｃが接続していない状態
となる。
【００８３】また、上記の一実施形態においては、公衆
回線８に代表電話番号が設定されている場合を示した
が、公衆回線８に代表電話番号が設定されていない場合
には、エレベータ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃから公衆回
線８を介して監視センター６に発信する場合、有人用の
監視端末７ａ，７ｂから無人用の監視端末７ｃへあらか
じめ設定された優先順位に従って発信していくことも可
能である。
回線８に代表電話番号が設定されている場合を示した
が、公衆回線８に代表電話番号が設定されていない場合
には、エレベータ監視装置５ａ，５ｂ，５ｃから公衆回
線８を介して監視センター６に発信する場合、有人用の
監視端末７ａ，７ｂから無人用の監視端末７ｃへあらか
じめ設定された優先順位に従って発信していくことも可
能である。
【００８４】また、上記の一実施形態においては、監視
センター６が１ヶ所しかない場合を示したが、監視セン
ター６が複数ある場合には、エレベータ監視装置５ａ，
５ｂ，５ｃから公衆回線８を介して監視センター６に発
信する場合、複数の監視センター６に対してあらかじめ
設定された優先順位に従って発信していくことも可能で
ある。
センター６が１ヶ所しかない場合を示したが、監視セン
ター６が複数ある場合には、エレベータ監視装置５ａ，
５ｂ，５ｃから公衆回線８を介して監視センター６に発
信する場合、複数の監視センター６に対してあらかじめ
設定された優先順位に従って発信していくことも可能で
ある。
【００８５】さらに、上記の一実施形態においては、無
人用の監視端末７ｃに情報が転送・蓄積され、無人用の
監視端末７ｃから有人用の監視端末７ａ，７ｂに、無人
用の監視端末７ｃが情報を蓄積している状態であること
を報知する場合を示したが、上記の一実施形態の構成に
おいて、監視センター６に、１台以上の専用端末と１台
以上の専用表示装置を設けて、ローカルエリアネットワ
ーク１１に接続した構成とし、専用端末に情報が転送・
蓄積され、専用端末から有人用の監視端末７ａ，７ｂあ
るいは専用表示装置に、専用端末が情報を蓄積している
状態であることを報知することも可能である。
人用の監視端末７ｃに情報が転送・蓄積され、無人用の
監視端末７ｃから有人用の監視端末７ａ，７ｂに、無人
用の監視端末７ｃが情報を蓄積している状態であること
を報知する場合を示したが、上記の一実施形態の構成に
おいて、監視センター６に、１台以上の専用端末と１台
以上の専用表示装置を設けて、ローカルエリアネットワ
ーク１１に接続した構成とし、専用端末に情報が転送・
蓄積され、専用端末から有人用の監視端末７ａ，７ｂあ
るいは専用表示装置に、専用端末が情報を蓄積している
状態であることを報知することも可能である。
【００８６】以上は、実施形態の一部を示したものであ
り、本発明は実施形態に限定されない。
り、本発明は実施形態に限定されない。
【００８７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地震や広
域停電などの災害時に、エレベータ監視装置から監視セ
ンターへ効率良く通報し対策を行うことができる。すな
わち、地震や広域停電などの災害時に、エレベータ監視
装置から監視センターへ通報したあと、いちばん時間の
かかる有人用の監視端末とインターホン間の通話を後ま
わしにすることで、監視センターに着信が集中して、有
人用の監視端末がすべて使用中となることを減らすこと
ができる。
域停電などの災害時に、エレベータ監視装置から監視セ
ンターへ効率良く通報し対策を行うことができる。すな
わち、地震や広域停電などの災害時に、エレベータ監視
装置から監視センターへ通報したあと、いちばん時間の
かかる有人用の監視端末とインターホン間の通話を後ま
わしにすることで、監視センターに着信が集中して、有
人用の監視端末がすべて使用中となることを減らすこと
ができる。
【００８８】また、地震や広域停電などの災害時に、エ
レベータ監視装置から監視センターへの不必要な発信を
なくすことができるため、公衆回線への負担を軽くする
ことができる。
レベータ監視装置から監視センターへの不必要な発信を
なくすことができるため、公衆回線への負担を軽くする
ことができる。
【００８９】また、監視センターに設けられた無人用の
監視端末は、監視センターに設けられた有人用の監視端
末と比べて、多数設ける必要がなくしかも安価に構成で
きる。
監視端末は、監視センターに設けられた有人用の監視端
末と比べて、多数設ける必要がなくしかも安価に構成で
きる。
【００９０】また、エレベータのかごに設けられた表示
装置は、連絡中であることや連絡が付いたことなどの、
エレベータ監視装置と監視センター間のやりとりの状況
を表示するため、かご内の乗客の不安を緩和することが
できる。
装置は、連絡中であることや連絡が付いたことなどの、
エレベータ監視装置と監視センター間のやりとりの状況
を表示するため、かご内の乗客の不安を緩和することが
できる。
【図１】本発明の一実施形態であるエレベ−タの遠隔監
視システムにおける構成を示す構成図。
視システムにおける構成を示す構成図。
【図２】本発明の一実施形態であるエレベ−タの遠隔監
視システムにおける動作を示す動作図。
視システムにおける動作を示す動作図。
【図３】従来のエレベ−タの遠隔監視システムにおける
構成を示す構成図。
構成を示す構成図。
【図４】従来のエレベ−タの遠隔監視システムにおける
動作を示す動作図。
動作を示す動作図。
１ａ，１ｂ，１ｃ かご ２ａ，２ｂ．２ｃ インターホン ３ａ，３ｂ，３ｃ 非常呼釦 ４ａ，４ｂ，４ｃ エレベータ制御装置 ５ａ，５ｂ，５ｃ エレベータ監視装置 ６ 監視センター ７ａ，７ｂ 有人用の監視端末 ７ｃ 無人用の監視端末 ８ 公衆回線 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ 表示装置 １１ ローカルエリアネットワー
ク
ク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１Ｂ ３１１ ３１１Ｊ ３２１ ３２１Ｃ ３２１Ｅ
Claims (14)
- 【請求項１】 エレベ−タのかごと、前記エレベータの
かごに設けられ外部との通話を行うインターホンと、前
記エレベータのかごに設けられ非常時に外部への通報を
行う非常呼釦と、エレベータを制御するエレベ−タ制御
装置と、エレベ−タの状態を監視し状況に応じて発信す
るエレベ−タ監視装置と、エレベ−タの状態を集中して
遠隔監視する１ヶ所以上の監視センタ−と、前記監視セ
ンターに設けられた１台以上の有人用の監視端末と、前
記エレベ−タ監視装置と前記監視センターの間を結ぶ公
衆回線により構成されるエレベ−タの遠隔監視システム
において、前記監視センターに１台以上の無人用の監視
端末と、前記有人用の監視端末と前記無人用の監視端末
の間を結ぶローカルエリアネットワークを設けたことを
特徴とするエレベ−タの遠隔監視システム。 - 【請求項２】 前記エレベ−タ監視装置から前記公衆回
線を介して前記監視センタ−に発信し、前記有人用の監
視端末が使用中のため接続ができない場合、前記無人用
の監視端末に接続して情報を送信し、前記有人用の監視
端末の使用が終了した時に、前記有人用の監視端末の要
求により、前記無人用の監視端末から前記ローカルエリ
アネットワークを介して前記有人用の監視端末へ前記無
人用の監視端末に蓄積されている情報を転送することを
特徴とする請求項１記載のエレベータの遠隔監視システ
ム。 - 【請求項３】 前記エレベータ監視装置から前記公衆回
線を介して前記監視センターに発信する場合、前記有人
用の監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじめ設
定された優先順位に従って発信していくことを特徴とす
る請求項２記載のエレベータの遠隔監視システム。 - 【請求項４】 前記エレベータ監視装置から前記公衆回
線を介して前記監視センターに発信する場合、前記公衆
回線にあらかじめ設定されている複数の回線を１つの電
話番号で代表した代表電話番号に発信し、前記有人用の
監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじめ設定さ
れた優先順位に従って接続していくことを特徴とする請
求項２記載のエレベータの遠隔監視システム。 - 【請求項５】 前記監視センターにおいて、前記無人用
の監視端末に情報が蓄積された場合、前記有人用の監視
端末に情報が蓄積されたことを報知することを特徴とす
る請求項２乃至４記載のエレベータの遠隔監視システ
ム。 - 【請求項６】 前記エレベータ監視装置から前記公衆回
線を介して前記監視センターに発信する場合、複数の前
記監視センターに対してあらかじめ設定された優先順位
に従って発信していくことを特徴とする請求項２乃至５
記載のエレベータの遠隔監視システム。 - 【請求項７】 前記エレベータのかごに設けられ前記エ
レベ−タ監視装置と前記監視センター間のやりとりの状
況を表示する表示装置を設けたことを特徴とする請求項
１乃至６記載のエレベ−タの遠隔監視システム。 - 【請求項８】 エレベ−タのかごと、前記エレベータの
かごに設けられ外部との通話を行うインターホンと、前
記エレベータのかごに設けられ非常時に外部への通報を
行う非常呼釦と、エレベータを制御するエレベ−タ制御
装置と、エレベ−タの状態を監視し状況に応じて発信す
るエレベ−タ監視装置と、エレベ−タの状態を集中して
遠隔監視する１ヶ所以上の監視センタ−と、前記監視セ
ンターに設けられた１台以上の有人用の監視端末と、前
記エレベ−タ監視装置と前記監視センターの間を結ぶ公
衆回線により構成されるエレベ−タの遠隔監視システム
において、前記監視センターに１台以上の無人用の監視
端末と、１台以上の専用端末と、１台以上の専用表示装
置と、前記有人用の監視端末と前記無人用の監視端末と
前記専用端末と前記専用表示装置の間を結ぶローカルエ
リアネットワークを設けたことを特徴とするエレベ−タ
の遠隔監視システム。 - 【請求項９】 前記エレベ−タ監視装置から前記公衆回
線を介して前記監視センタ−に発信し、前記有人用の監
視端末が使用中のため接続ができない場合、前記無人用
の監視端末に接続して情報を送信し、前記無人用の監視
端末からローカルエリアネットワークを介して前記専用
端末へ前記無人用の監視端末が受信した情報を転送して
蓄積し、前記有人用の監視端末の使用が終了した時に、
前記有人用の監視端末の要求により、前記専用端末から
前記ローカルエリアネットワークを介して前記有人用の
監視端末へ前記専用端末に蓄積されている情報を転送す
ることを特徴とする請求項８記載のエレベータの遠隔監
視システム。 - 【請求項１０】 前記エレベータ監視装置から前記公衆
回線を介して前記監視センターに発信する場合、前記有
人用の監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじめ
設定された優先順位に従って発信していくことを特徴と
する請求項９記載のエレベータの遠隔監視システム。 - 【請求項１１】 前記エレベータ監視装置から前記公衆
回線を介して前記監視センターに発信する場合、前記公
衆回線にあらかじめ設定されている複数の回線を１つの
電話番号で代表した代表電話番号に発信し、前記有人用
の監視端末から前記無人用の監視端末へあらかじめ設定
された優先順位に従って接続していくことを特徴とする
請求項９記載のエレベータの遠隔監視システム。 - 【請求項１２】 前記監視センターにおいて、前記専用
端末に情報が蓄積された場合、前記有人用の監視端末あ
るいは前記専用表示装置に情報が蓄積されたことを報知
することを特徴とする請求項９乃至１１記載のエレベー
タの遠隔監視システム。 - 【請求項１３】 前記エレベータ監視装置から前記公衆
回線を介して前記監視センターに発信する場合、複数の
前記監視センターに対してあらかじめ設定された優先順
位に従って発信していくことを特徴とする請求項９乃至
１２記載のエレベータの遠隔監視システム。 - 【請求項１４】 前記エレベータのかごに設けられ前記
エレベ−タ監視装置と前記監視センター間のやりとりの
状況を表示する表示装置を設けたことを特徴とする請求
項８乃至１３記載のエレベ−タの遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000188807A JP4714963B2 (ja) | 1999-06-30 | 2000-06-23 | エレベータの遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999186383 | 1999-06-30 | ||
| JP11-186383 | 1999-06-30 | ||
| JP18638399 | 1999-06-30 | ||
| JP2000188807A JP4714963B2 (ja) | 1999-06-30 | 2000-06-23 | エレベータの遠隔監視システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001072350A true JP2001072350A (ja) | 2001-03-21 |
| JP4714963B2 JP4714963B2 (ja) | 2011-07-06 |
Family
ID=26503730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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