JP2001072261A - 記録紙パッケージ - Google Patents

記録紙パッケージ

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JP2001072261A
JP2001072261A JP25049199A JP25049199A JP2001072261A JP 2001072261 A JP2001072261 A JP 2001072261A JP 25049199 A JP25049199 A JP 25049199A JP 25049199 A JP25049199 A JP 25049199A JP 2001072261 A JP2001072261 A JP 2001072261A
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JP
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JP25049199A
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English (en)
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Tomohiro Kokubo
知洋 小久保
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント済み記録紙を再び収納することで、
アルバムとして利用すること。 【解決手段】 記録紙ホルダー13を複数枚底板14に
積層する。位置決めテープ22によって記録紙12の先
端が引き出し口19から一部露呈した状態で収納する。
記録紙ホルダー13,底板14,上蓋16はリング21
で綴じられる。プリント時には、上蓋16を底板14の
下に重ねてからプリンタにセットする。給紙時には、給
紙ローラによって一番上の記録紙12が記録紙ホルダー
13から引き出されてプリンタ26に送られる。プリン
ト済み記録紙12は再び記録紙ホルダー13内に挿入さ
れる。記録紙ホルダー13は片面が透明であるため、記
録紙12を記録紙ホルダー13に収納したままプリント
した画像を観賞できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙パッケージ
に関し、更に詳しくはプリント後の記録紙を収納してア
ルバムとして利用できる記録紙パッケージに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、サーマルプリンタには、感熱プ
リンタと熱転写プリンタとがあり、それぞれ専用の記録
紙が用いられる。感熱プリンタ用の記録紙は、周知のよ
うに、支持体上にシアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色
層、イエロー感熱発色層を順次層設したものである。熱
記録は、表面の感熱発色層から順に加熱されることによ
って行われる。また、イエロー感熱発色層とマゼンタ感
熱発色層は、各感熱発色層に特有な波長域の紫外線によ
る定着性が与えられており、記録直後に光定着処理が行
われる。これにより、既に記録した感熱発色層が次の感
熱発色層の熱記録の際に再度発色することがないように
している。この感熱プリンタ用の記録紙は、通常の光源
下でも長時間曝した場合には発色特性に影響が出る。ま
た、湿度によって、発色特性が劣化するという特性があ
る。
【0003】一方、熱転写プリンタはインクフイルムの
インクを溶融又は軟化させて記録紙に転写する溶融型
と、インクフイルムの染料を記録紙に昇華又は拡散させ
る昇華型とがある。溶融型プリンタ用の記録紙には平滑
性の高い塗工紙を用いる。また、昇華型プリンタ用の記
録紙にはポリエステル系樹脂でコーティングした専用紙
を用いる。
【0004】記録紙は、先端が開口した紙箱に収納さ
れ、更に遮光性や防湿性を備えた包装袋に収納されてい
る。記録紙をプリンタに装填する際には、まず包装袋を
開封し、記録紙を収納した紙箱を取り出して、紙箱に入
れたまま記録紙カセットに装填する。そして、この記録
紙カセットをプリンタにセットする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録紙パッケー
ジでは、紙箱は、プリント後の利用価値がないため、ゴ
ミとして廃棄されている。また、紙箱をカセット内に装
填する場合は、表裏を間違えないようにしなければなら
ず、その装填作業が面倒であった。
【0006】本発明は、プリント済みの記録紙を再び収
納することで、ゴミの発生がなく、またアルバムとして
再利用することができる記録紙パッケージを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】また、本発明は、カセットへの移し替えを
することなく、そのままプリンタにセットすることがで
きるようにして、装填作業を簡単化した記録紙パッケー
ジを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の記録紙パッケージは、記録紙を出し
入れする開口を有し、記録紙の記録面と対面する部分が
透明な袋状をした記録紙ホルダーと、各記録紙ホルダー
内に設けられ、プリント前には先端が開口からはみ出た
状態となるように、記録紙の後端を保持する位置決め部
材と、記録紙を1枚ずつ収納した複数の記録紙ホルダー
を重ねた状態で支持する底板と、前記底板に開閉自在に
被さり、底板上の複数の記録紙ホルダーを覆うための上
蓋と、前記複数の記録紙ホルダーがめくれるように、片
側を連結する手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0009】なお、前記連結手段は、前記上蓋,複数の
記録紙ホルダー,底板を連結する一対の連結リングであ
ることが好ましい。また、前記記録紙ホルダーの開口側
に、プリンタの給紙ローラが入るための切り欠きを形成
することが好ましい。さらに、前記上蓋が底板から外れ
ないようにする係止手段を設けることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図2及び図3に示すように、記録
紙パッケージ11は、1枚の記録紙12を収納する袋状
をした記録紙ホルダー13と、この記録紙ホルダー13
を複数枚積層して支持する底板14と、この記録紙ホル
ダー13を覆う上蓋16とからなる。記録紙ホルダー1
3は、台紙17の下面に透明なカバーシート18を重
ね、3辺を台紙17に貼り付けたものであり、その前端
に引き出し口19が形成されている。プリント時には、
上蓋16を開いて底板14の下に重ねた状態でプリンタ
にセットされ、プリンタの給紙機構により記録紙12が
1枚ずつ記録紙ホルダー13から引き出されて給紙され
る。プリント済みの記録紙12は、再度同じ記録紙ホル
ダー13に収納される。なお、記録紙ホルダー13は、
全体を透明なシートで扁平な袋状に作ってもよい。
【0011】各記録紙ホルダー13の側部には、綴じ込
み用の穴20が形成されており、この穴20に底板14
に取り付けられた1対のリング21を挿通させて、複数
の記録紙ホルダー13がめくれるように綴じてある。ま
た、記録紙12は、記録面がカバーシート18に接する
ように下に向けて記録紙ホルダー13に収納される。こ
のため、記録紙ホルダー13にプリント済みの記録紙1
2が収納されると、カバーシート18を通してプリント
画像を見ることができるので、プリント後は、記録紙パ
ッケージ11が、ミニアルバムとして利用される。
【0012】引き出し口19には、切り欠き19aが形
成されている。この切り欠き19aには、プリンタの給
紙ローラが入り込み、記録紙12を記録紙ホルダー13
から引き出して給紙する。プリント前には、記録紙12
の先端側が切り欠き19aから露呈する状態で記録紙ホ
ルダー13に収納されている。この状態にするために台
紙17上には、位置決めテープ22が設けられている。
【0013】この位置決めテープ22は、その後端部2
2bが台紙17に固定されており、前端部22aが台紙
17との間で記録紙12の後端を挟み込むことで、記録
紙12を位置決めする。また、この位置決めテープ22
を弾性を備えた材料で形成して、給紙時に記録紙12が
記録紙ホルダー13から引き出された時に、その前端部
22aが台紙17上に重なるようにしている。このた
め、プリント済みの記録紙12を再度記録紙ホルダー1
3に収納する場合には、前記記録紙12が位置決めテー
プ22に挟みこまれることなく、その上を通過して、記
録紙12の記録面がカバーシート18によって完全に覆
われる位置まで収納される。
【0014】記録紙12としては、カラー感熱記録紙が
使用される。カラー感熱記録紙は、周知のように、支持
体上にイエロー感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,シア
ン感熱発色層を層設したものである。給紙された記録紙
12は、サーマルヘッドにより三色面順次に熱記録さ
れ、また光定着ランプにより光定着される。
【0015】底板14の両側には係合部23が設けられ
ている。この係合部23の前端には凸部23aが設けら
れており、この凸部と上蓋16に設けられた凹部26と
を係合させることで、上蓋16と底板14とが固定され
る。記録紙パッケージ11は、この状態で梱包されて出
荷される。
【0016】上蓋16は、未使用の記録紙12を覆って
それを保護するためのものであり、底蓋14に着脱自在
に取り付けられる。上蓋16は、遮光性を有する材料、
例えば、不透明なプラスチック等で構成される。これに
より、蛍光灯などからの紫外線によって、記録紙12の
発色特性が低下するのを防止している。各記録紙12
は、記録紙ホルダー13内に収納され、記録面にカバー
シート18が重なっているため、このカバーシート18
によって湿気を帯びるのが防止される。更に、底板14
と上蓋16とによってほぼ密閉されるので、高い防湿性
が確保される。
【0017】上蓋16は、記録紙ホルダー13を覆う閉
じ位置と、記録紙ホルダー13を露呈し、上蓋16の上
面が底板14の下面と重なる開き位置との間で移動自在
となるようにリング21に取り付けられている。上蓋1
6の側面には切り欠き16aが形成されている。この切
り欠き16aは、リング21の内周に上蓋16の側面が
引っかかることがないようにして、上蓋16の開閉をし
やすくするためのものである。また、この切り欠き16
aを設けることで、リング21の大径化を防いでいる。
なお、この切り欠き16aにはゴム製の遮光部材24を
設けているので、切り欠き16aから記録紙パッケージ
11の内部に光が侵入することはなく、上蓋16の遮光
性は保持される。
【0018】図1に示すように、上蓋16は、記録紙パ
ッケージ11をプリンタにセットする場合には、前記開
き位置にセットされ、記録紙パッケージ11の台座とし
て機能する。上蓋16の上面には溝27(図2参照)が
形成されており、この溝27が、底板14の下面に形成
されたリブ(図示せず)と係合して、底板14と上蓋1
6とをズレないようにしている。また、上蓋16の両側
には、ガイド部28が形成されている。プリンタ26の
給紙トレイ29には、ガイド溝31が形成されており、
それとガイド部28とが係合して記録紙パッケージ11
を給紙位置に案内する。
【0019】カラー感熱プリンタ(以下、プリンタとい
う)26の内部には、周知のように、給紙機構,熱記録
するサーマルヘッド,光定着する光定着ランプ,記録紙
12を往復動させる搬送ローラ,この搬送ローラを駆動
するモータなどが設けられている。プリンタ26の前面
の端には、電源スイッチ,プリントスタートボタンなど
を配置した操作パネル32が設けられており、また、そ
の中央には、記録紙パッケージ11が挿入される開口3
3が形成されている。
【0020】開口33の奥には、記録紙12が給紙され
る給紙口34が設けられている。この給紙口34を取り
囲むガイド35は、傾いており、記録紙ホルダー13か
ら引き出された記録紙12が給紙口34に入りやすいよ
うにしている。また、給紙口34は、プリント済みの記
録紙12を排紙する排紙口としても使用される。
【0021】図4に示すように、開口33の上方には、
給紙ローラ36と、ガイド爪37とからなる給紙機構が
設けられている。給紙ローラ36は、未記録の記録紙1
2を記録紙ホルダー13から引き出したり、プリント済
みの記録紙12を記録紙ホルダー13に戻すためのもの
である。ガイド爪37は、プリント済みの記録紙12を
記録紙ホルダー13に収納しやすいように、引き出し口
19を大きく開けるためのものである。この給紙ローラ
36はシフト機構38によって、上下動する。また、ガ
イド爪37は、移動機構39によって上下動及び前後方
向に移動する。また、シフト機構38及び移動機構39
は、一定の力で給紙ローラ36及びガイド爪37を下降
させ、それぞれが記録紙12と当接すると、給紙ローラ
36及びガイド爪37の下降を停止する。
【0022】給紙ローラ36は、モータによって駆動さ
れ、記録紙12を引き出して給紙する正転方向とプリン
ト済みの記録紙12を記録紙ホルダー13に収納する逆
転方向とに回転する。ガイド爪37は、前後方向の移動
によりガイド爪37の先端が引き出し口19から記録紙
ホルダー13内に進入する。ガイド爪37が進入した状
態で、移動機構39が上昇することにより、台紙17の
先端が上方に引き上げられて引き出し口19が大きく開
けられる。
【0023】また、ガイド爪37は、その下面を記録紙
12に押し当てて記録紙12を記録紙ホルダー13に押
し込むためにも使用される。そのため、ガイド爪37の
下面には、ゴム等の摩擦係数の高い材料で形成された滑
り止め41が貼り付けられている。
【0024】以下、上記構成による作用について図5を
参照しながら説明する。未使用の記録紙パッケージ11
を梱包袋から取り出す。上蓋16と底板14との係合を
外し、上蓋16の上面が底板16の下面と重なる開き位
置にセットする。その状態で、記録紙パッケージ11を
プリンタ26の給紙位置にセットする。ガイド部28と
ガイド溝31によって案内されるので、簡単に記録紙パ
ッケージ11をセットすることができる。
【0025】プリントが指示されると、図5(B)に示
すように、給紙ローラ36及びガイド爪37が、それぞ
れシフト機構38及び移動機構39によって下降を開始
する。給紙ローラ36及びガイド爪37が、切り欠き1
9aから露呈した記録紙12の前端部に当接する。
【0026】この場合、1枚目のプリント時には、すべ
ての記録紙ホルダー13から記録紙12が一部露呈して
いるので、給紙ローラ36及びガイド爪37は、当然
に、最も上に積層された記録紙12と当接する。他方、
何枚かプリントを終了した場合には、プリント済みの記
録紙12は、記録紙ホルダー13内に完全に挿入されて
その先端が切り欠き19aから出ていない。このため、
既にプリント済みの記録紙12がある場合には、給紙ロ
ーラ36及びガイド爪37は、プリント済みの記録紙1
2が収納された記録紙ホルダー13の切り欠き19aを
通過して、未記録の記録紙12の内、最も上にあるもの
に当接する。
【0027】図5(B)に示すように、シフト機構38
の下降が停止すると、給紙ローラ36が正転を開始し
て、記録紙12が記録面を下向きにした状態で給紙口3
4に向けて送り出される。記録紙12が送り出される
と、位置決めテープ22の前端部22aが、弾性により
台紙17に倒れ込む。記録紙12の先端がガイド35に
案内されて給紙口34に向かい、搬送ローラ51にニッ
プされる。搬送ローラ51にニップされた記録紙12
は、プリントステージに搬送されて、イエロー,マゼン
タ,シアンの順に三色面順次に熱記録及び光定着が行わ
れる。
【0028】この間に、移動機構39によってガイド爪
37は、少し前方に移動して、引き出し口19から記録
紙ホルダー13内に進入する。ガイド爪37が所定位置
まで進入した後、図5(C)に示すように、上昇して引
き出し口19を広げる。
【0029】プリントが終了すると、搬送ローラ51及
び給紙ローラ36が逆転を開始して記録紙12が給紙口
34から排紙される。引き出し口19が広げられている
ので、記録紙12が確実に記録紙ホルダー13内に挿入
される。搬送ローラ51から記録紙12の先端が抜け出
ると、搬送ローラ51の回転が停止する。この時、給紙
ローラ36が逆転しているから、記録紙12が収納方向
に更に押し込まれる。なお、位置決めテープ22の前端
部22aは、台紙17上に重なっているので、記録紙1
2の後端が、それに引っかかることはない。
【0030】給紙ローラ36から記録紙12の前端が抜
け出ると、給紙ローラ36の逆転が停止される。次に、
図5(D)に示すように、ガイド爪37が下降して、そ
の下面を記録紙12に押し当てる。ガイド爪37は、そ
の状態で再度引き出し口19から記録紙ホルダー13内
に進入する。滑り止め41と記録紙12との摩擦力によ
ってガイド爪37に記録紙12が引きずられて記録紙ホ
ルダー13の奥に押し込まれる。この押し込みが終了す
ると、ガイド爪37が若干上昇して、記録紙12から滑
り止め41を離した後、図5(E)に示すように、引き
出し口19から抜け出る。その後、給紙ローラ36とと
もに上昇して、初期位置にセットされる。
【0031】さらに、プリントが行われる場合には、上
記工程が繰り返される。プリントが終了した記録紙パッ
ケージ11は、給紙トレイ29から取り外される。プリ
ント済みの記録紙12は、すでに記録紙ホルダー13に
収納されているので、改めて、ファイルやアルバム等に
整理する必要はない。プリントした画像は、記録紙ホル
ダー13をめくることによりカバーシート18を通して
観賞される。この時、記録紙ホルダー13はリング21
によって綴じ込まれているので、記録紙12がバラけて
しまうこともない。また、記録紙12は記録紙ホルダー
13に収納されているので、記録紙12に指紋をつけて
汚してしまうようなこともない。
【0032】上記例では、記録紙ホルダーから記録紙を
一部露呈させるために、引き出し口に切り欠きを設けた
例で説明したが、図5に示す記録紙ホルダー56のよう
に、切り欠きを設けずに、単に記録紙12の先端部を引
き出し口19から一部露呈させて収納してもよい。ま
た、連結手段としてはリングでなくてもよく、図6に示
す記録紙パッケージ58のように、記録紙ホルダー59
の側端部を粘着剤で貼り付けることで、記録紙ホルダー
59を本のように綴じ込むようにしてもよい。なお、こ
の場合、各記録紙ホルダー59の間にスペーサを入れ
て、記録紙ホルダー59が平らに積層されるようにする
とよい。これにより、記録紙12が傾いて、給紙口34
に入れにくくなることも防げる。また、この例では、上
蓋61を底板62と分離自在に取り付けており、ガイド
部64を底板62に設けている。
【0033】なお、上記例では、記録紙としてカラー感
熱記録紙を使用し、このカラー感熱記録紙をカラー感熱
プリンタに給紙する例で説明したが、熱転写プリンタや
インクジェットプリンタに使用する記録紙等に実施して
もよい。この場合、カラー感熱記録紙と異なり、光定着
性を考慮する必要がないので、記録紙ホルダーを、その
透明な面を上にして、積層してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の記録紙パッケージは、記録紙を1枚ずつ収納し、記
録紙を引き出すための引き出し口を備えた記録紙ホルダ
ーと、この記録紙ホルダーを複数枚積層する底板と、こ
の底板に着脱自在に取付られ、記録紙ホルダーを覆う上
蓋とで構成したから、記録紙パッケージをプリンタにセ
ットするだけで給紙をすることができる。したがって、
記録紙のカセットへの装填が不要であるから、用紙交換
が簡単であるとともに、用紙の装填ミスが発生しない。
また、プリント済みの記録紙を再び記録紙ホルダー内に
収納するとともに片面が透明となっているから、記録紙
パッケージは、そのまま、ミニアルバムとして使用する
ことができる。このため、記録紙パッケージは、そのま
ま、ミニアルバムとして使用することができる。このた
め、記録紙パッケージがプリント後にゴミになることは
ない。更に、記録紙が1枚ずつ記録紙ホルダー内に収納
されているから、防湿に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録紙パッケージをプリンタにセットする状態
を示す斜視図である。
【図2】記録紙パッケージを閉じた状態を示す斜視図で
ある。
【図3】記録紙パッケージを開いた状態を示す斜視図で
ある。
【図4】プリンタの給紙機構と、記録紙パッケージとを
示す斜視図である。
【図5】給紙機構の給排紙の動作を示す説明図である。
【図6】切り欠きのない記録紙ホルダーの外観図であ
る。
【図7】記録紙ホルダーを粘着剤で綴じ込んだ記録紙パ
ッケージを示す外観図である。
【符号の説明】
11 記録紙パッケージ 12 記録紙 13 記録紙ホルダー 14 底板 16 上蓋 19 引き出し口 20 穴 21 リング 28 ガイド部 34 給紙口 36 給紙ローラ 37 ガイド爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を出し入れする開口を有し、記録
    紙の記録面と対面する部分が透明な袋状をした記録紙ホ
    ルダーと、 各記録紙ホルダー内に設けられ、プリント前には先端が
    開口からはみ出た状態となるように、記録紙の後端を保
    持する位置決め部材と、 記録紙を1枚ずつ収納した複数の記録紙ホルダーを重ね
    た状態で支持する底板と、 前記底板に開閉自在に被さり、底板上の複数の記録紙ホ
    ルダーを覆うための上蓋と、 前記複数の記録紙ホルダーがめくれるように、片側を連
    結する手段とを設けたことを特徴とする記録紙パッケー
    ジ。
  2. 【請求項2】 前記連結手段は、前記上蓋,複数の記録
    紙ホルダー,底板を連結する一対の連結リングであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録紙パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記記録紙ホルダーの開口側に、プリン
    タの給紙ローラが入るための切り欠きを形成したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の記録紙パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記上蓋が底板から外れないようにする
    係止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれ
    か1つ記載の記録紙パッケージ。
JP25049199A 1999-09-03 1999-09-03 記録紙パッケージ Pending JP2001072261A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112959824A (zh) * 2017-06-21 2021-06-15 富士通电子零件有限公司 印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112959824A (zh) * 2017-06-21 2021-06-15 富士通电子零件有限公司 印刷装置

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