JP2001072257A - 丁合装置 - Google Patents

丁合装置

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JP2001072257A
JP2001072257A JP25219699A JP25219699A JP2001072257A JP 2001072257 A JP2001072257 A JP 2001072257A JP 25219699 A JP25219699 A JP 25219699A JP 25219699 A JP25219699 A JP 25219699A JP 2001072257 A JP2001072257 A JP 2001072257A
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Japan
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JP25219699A
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Inventor
Yoshikazu Hara
義和 原
Hideo Shoji
秀生 庄司
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丁合停止時の可動給紙台部の下降を少なくす
ることにより、丁合再開時に可動給紙台部の上昇が必要
となる場合を少なくして、丁合再開時の応答特性の良好
な丁合装置を提供する。 【解決手段】 各給紙台の積載用紙1を1枚づつ搬送す
る給紙部Aと、各給紙台から搬送された複数の用紙1を
丁合物2として排出部に搬送する丁合搬送部Bと、丁合
搬送部から搬送された丁合物2をスタッカー部に排出す
る排出部Cと、排出される丁合物2を積載する排紙台4
2を有するスタッカー部Dとを備え、給紙台3が固定給
紙台部4と可動給紙台部6から構成され、可動給紙台部
6を上下動させる給紙台上下動手段62と、この上下動
手段62を制御する制御手段68とを有し、この制御手
段68が、丁合動作停止時に丁合動作停止原因に応じて
可動給紙台部6を下降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類(内容)
の用紙を1種類づつ所定の順番で重ねて1丁合物として
排出する丁合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の丁合装置の全体斜視図であ
る。同図に示すように、従来の丁合装置は、その上下方
向に配列された複数の給紙台70a〜70jを有し、こ
の各給紙台70a〜70jに多数積載された用紙72を
所定タイミングで1枚づつ搬送する給紙部71と、この
給紙部71の各給紙台70a〜70jから搬送された複
数の用紙72を丁合して丁合物とし、この丁合物を排出
部74に搬送する図示しない丁合搬送部と、この丁合搬
送部から搬送された丁合物をスタッカー部75に排出す
る排出部74と、この排出部74から排出される丁合物
を積載するスタッカー部75とを備えている。
【0003】スタッカー部75は、排出部74から排出
される丁合物の落下位置に設けられた排紙台76と、こ
の排紙台76上に排出される丁合物の両外側に位置し、
丁合物の排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフ
ェンス77,78とを有する。この一対のサイドフェン
ス77,78は、その一方が左右方向に移動自在に設け
られ、一対のサイドフェンス77,78間の幅は丁合す
る用紙72の幅に応じて可変される。
【0004】上記構成において、例えば最上段の給紙台
70aから最下段の給紙台70jまで種類(内容)毎に
区分された多数の用紙72がそれぞれ積載されており、
この給紙台70a〜70jの上下の順番で重ねて1単位
の丁合物を構成する場合を説明する。まず、図示しない
スタートスイッチがオンされると、最上段の給紙台70
aから最下段の給紙台70jまでの各用紙72が上段か
ら所定タイミング遅れで順次搬送され、この搬送された
各用紙72が丁合搬送部で丁合されて丁合物とされる。
この丁合物が排出部74を介してスタッカー部75に排
出される。そして、この一連の動作が連続して実行され
ることによって1丁合物を単位として多数の用紙72が
スタッカー部75に積載されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の丁合装置においては、給紙台70a〜70jは上下
動可能であり、丁合停止時に常に下降させられていた。
このため、丁合再開時に常に給紙台を上昇させる必要が
あり、丁合再開時の応答性を低下させるという問題があ
った。
【0006】また、給紙台に積載された用紙の搬送方向
先端部が搬送開始前に給紙ローラにかんでしまっている
場合に給紙台を上下動させると、積載した用紙の間に空
気が入り込み隙間が生じるため、重送や空送が起こりや
すくなるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、丁合再開時の応答性を高める
ことができ、また重送、空送を減少させ得る丁合装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の給紙台を有し、この各給紙台に多数積載された用紙を
所定タイミングで1枚づつ搬送する給紙部と、この給紙
部の各給紙台から搬送された複数の用紙を丁合して丁合
物とし、この丁合物を排出部に搬送する丁合搬送部と、
この丁合搬送部から搬送された丁合物をスタッカー部に
排出する排出部と、この排出部から排出される丁合物を
積載する排紙台を有するスタッカー部とを備えた丁合装
置において、前記給紙台を上下動させる給紙台上下動手
段と、前記上下動手段を制御する制御手段とを有し、前
記制御手段が、丁合動作停止時に丁合動作停止原因に応
じて前記給紙台を下降させることを特徴とする。
【0009】この丁合装置では、丁合動作停止の原因に
応じて、丁合動作停止時に給紙台を下降させることによ
って、給紙台を下降させる回数を少なくするため、つま
り給紙台を上昇させなければならない回数を少なくする
ため、丁合動作再開時の応答特性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1〜図3は本発明の第1実施形態を示
し、図1は丁合装置の全体斜視図、図2は給紙部と丁合
搬送部と排出部及びスタッカー部の構成図、図3は可動
給紙台部を上下動させる機構の概略断面図である。
【0012】図1〜図3に示すように、丁合装置は、丁
合する複数種類の用紙1を所定タイミングで各種類1枚
づつ搬送する給紙部Aと、この給紙部Aから搬送される
複数の用紙1を丁合し丁合物2として排出部Cに搬送す
る丁合搬送部Bと、この丁合搬送部Bからの丁合物2を
スタッカー部Dに排出する排出部Cと、この排出部Cか
ら排出される丁合物2を積載するスタッカー部Dとを備
えている。
【0013】給紙部Aは、その上下方向に配列された1
0台の給紙台3a〜3jを有し、この各給紙台3a〜3
jは、図2に示すように、固定給紙台部4と、支軸5を
支点として搬送先端側が上下動する可動給紙台部6とを
備えている。この可動給紙台部6にはレバー7付きの紙
有無検出センサS1が設けられ、この紙有無検出センサ
S1によって各給紙台3a〜3jに用紙1が積載されて
いるか否かを検出する。可動給紙台部6の搬送先端側の
上方位置には回転軸8に支持された給紙ローラ9が配置
されている。この給紙ローラ9には可動給紙台部6が上
方に位置する場合に積載された最上位置の用紙1が圧接
される。
【0014】可動給紙台部6は、図3に示すように、レ
バー61を有する。レバー61が、上下棒62によって
押し下げられることにより、可動給紙台部6が下降す
る。上下棒62は、給紙台モータ63によって上下にス
ライドさせられる。上限センサ64は、上下棒62が丁
合位置にあることを検知し、また、下限センサ65は、
上下棒62が給紙台3a〜3jに用紙をセットする位置
にあることを検知する。可動給紙台部6は、図示しない
バネで上方の給紙ローラ9側に付勢されている。丁合処
理時、上下棒62はレバー61と接しない位置まで上昇
する。
【0015】そして、給紙ローラ9が回転されると、図
示しないサバキ台との相乗効果によって積載された最上
位置の用紙1のみが搬送される。給紙ローラ9よりも搬
送下流の位置には搬送される用紙1をガイドする上ガイ
ドプレート10と下ガイドプレート11とが設けられて
おり、搬送された用紙1はこの上,下ガイドプレート1
0,11にガイドされて丁合搬送部Bに供給される。
【0016】重送検出センサS2は、上,下ガイドプレ
ート10,11の通路を挾んで配置された発光部12と
受光部13とを有し、センサ出力のレベルより搬送され
る用紙1が1枚であるか否かを検出する。又、給紙ロー
ラ9の回転開始時から所定時間以内にセンサ出力が有る
か否かによって空送や紙づまりの有無をも検出する。
【0017】又、各給紙台3a〜3jに対応する給紙ロ
ーラ9は、後述する電磁クラッチ82a〜82j(図4
に示す)によって回転タイミングが制御され、各給紙台
3a〜3jからはそれぞれ所定のタイミングで用紙1が
丁合搬送部Bに搬送される。
【0018】丁合搬送部Bは、図2に示すように、各給
紙台3a〜3jに対応する上,下ガイドプレート10,
11の排出側にそれぞれ設けられた搬送ローラ15と、
この各搬送ローラ15に対向してそれぞれ設けられた押
さえローラ16とを有する。この上下方向に配列された
各押さえローラ16は図示しないバネで搬送ローラ15
側に付勢されていると共に、これら押さえローラ16,
16,…間には搬送ベルト17が掛けられており、各押
さえローラ16は搬送ベルト17を介してそれぞれ搬送
ローラ15に圧接されている。
【0019】又、各搬送ローラ15と各押さえローラ1
6とに圧接状態である搬送ベルト17部分の両側には垂
直ガイドプレート18,19がそれぞれ設けられ、この
両側の垂直ガイドプレート18,19間に垂直搬送路2
0が構成されている。一方の垂直ガイドプレート18は
1枚のプレートより構成されているが、他方の垂直ガイ
ドプレート19は給紙部Aの上,下ガイドプレート1
0,11と一体に複数プレートより構成されている。
【0020】そして、各搬送ローラ15が回転すると、
搬送ローラ15の摩擦力を受けて押さえローラ16によ
って回転自在な搬送ベルト17が移動され、給紙部Aか
ら搬送された用紙1は、この回転する搬送ローラ15と
移動している搬送ベルト17との間に挾み込まれて垂直
搬送路20を下方に搬送される。ここで、上方より搬送
される用紙1が下方の搬送ローラ15を通過するタイミ
ングで下方の給紙台側の用紙1が丁合搬送部Bに搬送さ
れることによって、下方の用紙1が上方の用紙1に重な
って下方に搬送される。このような用紙1の搬送と用紙
1の重ね合わせ動作が繰り返されて所望の丁合物2が作
成され、この丁合物2が更に下方の排出部Cに搬送され
る。
【0021】排出部Cは、図2に示すように、搬送路変
更ガイドプレート21を有し、この搬送路変更ガイドプ
レート21は図2にて実線で示すスタッカー用位置と、
図2にて仮想線で示す後処理機用位置との間で回転自在
に設けられている。搬送路変更ガイドプレート21はス
タッカー用位置側に図示しないバネによって付勢されて
おり、電磁ソレノイド81(図4に示す)によって駆動
される。電磁ソレノイド81がオフ状態ではスタッカー
用位置に、電磁ソレノイド81がオン状態では後処理機
用位置に位置される。スタッカー用位置では搬送路変更
ガイドプレート21の上端が丁合搬送部Bの一方の垂直
ガイドプレート18に沿うように位置され、丁合搬送部
Bから搬送されてくる丁合物2はスタッカー部D側に導
かれる。後処理機用位置では搬送路変更ガイドプレート
21の上端が丁合搬送部Bの他方の垂直ガイドプレート
19に沿うよう位置され、丁合搬送部Bから搬送されて
くる丁合物2はスタッカー部D側とは反対側に導かれ
る。
【0022】又、搬送路変更ガイドプレート21の下方
位置にはスタッカー部側ガイドプレート22と後処理機
側ガイドプレート23が設けられ、この各ガイドプレー
ト22,23上を通って丁合物2が選択的に搬送され
る。
【0023】排紙検出センサS3は、スタッカー部側ガ
イドプレート22を挾んで配置された発光部24と受光
部25とを有し、センサ出力より丁合物2の排出タイミ
ングを検出する。つまり、丁合物2が通過開始すると、
発光部24からの光が遮断されて受光部25の出力がH
レベルとなり、通過終了で再び発光部24からの光が遮
断されなくなり受光部25の出力がLレベルに戻ること
から丁合物2の排出タイミングを検出する。又、排紙検
出センサS3は、例えばセンサ出力のHレベルが所定時
間以上連続することにより排出部Cでの紙づまりを検出
する。
【0024】スタッカー部側ガイドプレート22の最下
流で、且つ、スタッカー部Dを臨む位置には上下方向に
配置された一対の排出ローラ26,27が設けられてい
る。一対の排出ローラ26,27は略圧接状態で配置さ
れ、下方の排出ローラ27の上端部が若干スタッカー部
側ガイドプレート22より上方に突出している。上方の
排出ローラ26が駆動側である。そして、上方の排出ロ
ーラ26が回転すると、これに追従して下方の排出ロー
ラ27が回転されるもので、丁合搬送部Bから搬送され
てくる丁合物2は一対の排出ローラ26,27間に挿入
され、この一対の排出ローラ26,27の回転によって
スタッカー部Dに排出される。
【0025】図示しない各給紙用ギアは、電磁クラッチ
82a〜82j(図4に示す)を介して給紙ローラ9の
回転軸8にそれぞれ連結されている。図示しないメイン
モータ30が駆動すると、排出ローラ26、各搬送ロー
ラ15、各給紙用ギアが所定方向に回転される。そし
て、電磁クラッチ82a〜82j(図4に示す)がオン
になった給紙ローラ9のみが所定方向に回転される。
【0026】スタッカー部Dは、排出部Cから排出され
る丁合物2の落下位置に設けられた排紙台42と、この
排紙台42上に排出される丁合物2の両外側に位置し、
丁合物2の排出方向の直交方向を規制する一対のサイド
フェンス43,44とを有する。この一対のサイドフェ
ンス43,44は、その一方が左右方向に移動自在に設
けられ、他方が排紙台42に固定されている。一方のサ
イドフェンス43を移動することによって一対のサイド
フェンス43,44間の幅を丁合する用紙2の幅に応じ
て可変できる。排紙台42上には丁合物2の排出方向の
前方を規制するフロントフェンス45(図1に示す)が
配置され、このフロントフェンス45は丁合物2の排出
方向の斜め方向に移動自在に設けられている。
【0027】図4は丁合装置の制御系の回路ブロック図
である。図4において、上限センサ64、下限センサ6
5、紙有無検出センサS1、重送検出センサS2及び排
紙検出センサS3の出力は制御部68に入力される。こ
の制御部68にはその他に図示しない操作パネルからの
指令信号等が入力され、制御部68は所定のプログラム
によってメインモータ30と給紙台モータ63と電磁ソ
レノイド81及び電磁クラッチ82a〜82jを制御す
る。
【0028】次に、上記構成の作用を、図5〜図7に基
づき説明する。図5は、かかる丁合動作のフローチャー
トであり、図6は2組丁合後に丁合を停止する場合の各
部のタイミングチャートであり、図7は紙無し検出によ
り丁合を停止する場合の各部のタイミングチャートであ
る。
【0029】先ず、所望丁合組数を「2」と設定した場
合の丁合動作を説明する。10枚の種類(内容)の異な
る用紙1を2組だけ丁合したい場合には最上段の給紙台
3aから最下段の給紙台3jまで種類(内容)毎に区分
された多数の用紙1を丁合順番に添って各給紙台3a〜
3jに積載し、図示しない丁合組数設定カウンタを
「2」に設定する。図5〜図6において、丁合スタート
スイッチがオンされると(ステップS1)、給紙台モー
タ63及びメインモータ30が駆動開始し(ステップS
2)、上限センサ64の検出出力がLレベルからHレベ
ルに変化したタイミングを検出すると(ステップS
3)、給紙台モータ63を停止する(ステップS4)。
そして、最上段の給紙台3aの給紙ローラ9から順に最
下段の給紙台3jの給紙ローラ9までが各電磁クラッチ
82a〜82jの制御によって上から順に回転して各種
類(内容)の用紙1が1枚づつ順次丁合搬送部Bに搬送
される(ステップS5)。この搬送された各用紙1は丁
合搬送部Bの搬送ローラ15の箇所で丁合されながら下
方に搬送され、最下方位置の搬送ローラ15の箇所で最
後の丁合処理がなされて所望の丁合物2とされる。この
丁合物2が排出部Cに入り搬送路変更ガイドプレート2
1によりスタッカー部側を搬送路として進み、一対の排
出ローラ26,27の回転によりスタッカー部Dに排出
され、排紙検出センサS3により排出完了が検出される
(ステップS6)。図示しない丁合組数計数カウンタの
数値と丁合組数設定カウンタの数値とを比較し、所定組
数の丁合が完了したかを判断する(ステップS8)。丁
合組数計数カウンタの数値が希望組数設定カウンタの数
値より少ない場合は、所定組数の丁合が完了していない
と判断し、ステップ5へ戻る(ステップS8で「いい
え」の場合)。丁合組数計数カウンタの数値が希望組数
設定カウンタの数値と一致する場合は、所定組数の丁合
が完了したと判断し、ステップ8へ進み(ステップS8
で「はい」の場合)、メインモータの駆動が停止され
(ステップ9)、丁合が完了する。この時、給紙台モー
タは駆動させない。つまり、可動給紙台部は上限位置に
あり、これを下降させることはしない。
【0030】次に、紙無し検出により丁合を停止する場
合について説明する。上記と同様にして、給紙部Aの各
給紙台3a〜3jからの各用紙1が搬送され、丁合搬送
部Bから丁合物2が排出部Cを介して排出される(ステ
ップS1〜S5)。そして、排紙検出センサS3により
排紙完了が検出され(ステップS6)、さらに給紙台3
aの紙有無検出センサS1により給紙台3aに用紙が積
載されていないことが検出されると(ステップS7で
「はい」の場合)、メインモータの駆動が停止され、丁
合が停止する(ステップS10)。そして、給紙台モー
タの下降回転が開始され(ステップS11)、下限セン
サが可動給紙台部が下限位置に到達したことを検出する
と(ステップS12で「はい」の場合)、給紙台モータ
の回転が停止される(ステップS13)。
【0031】つまり、上記実施の形態では、丁合動作停
止の原因となるイベントが「用紙無し」である場合は、
丁合動作停止時に可動給紙台部を下降させるが、一方、
丁合動作停止の原因となるイベントが「所望丁合組数の
丁合終了」である場合は、丁合動作停止時に可動給紙台
部を下降させずに上昇させたままとすることによって、
丁合動作再開時の応答特性を向上させることができる。
【0032】つまり、本発明では、丁合動作停止の原因
となるイベントの種類に応じて、丁合動作停止時に給紙
台を下降させずに上昇させたままとすることによって、
丁合動作再開時の応答特性を向上させる。
【0033】また、丁合動作停止時に用紙が給紙ローラ
にかんでしまっていることがあるが、かかる場合に給紙
台を降下させると用紙の先端バラツキが生じ、丁合動作
に不具合が生じるので、給紙台を下降させずに上昇させ
たままとすることによって、かかる不具合の発生を回避
することができる。
【0034】なお、丁合動作停止時に可動給紙台部を下
降させないイベントとしては、「所望丁合組数の丁合終
了」以外に「丁合動作中にストップキーを押し下げ」、
「排紙台満載」等を含めることができる。一方、丁合動
作停止時に可動給紙台部を下降させるイベントとして
は、「丁合動作中に用紙無し発生」以外に「電源オ
ン」、「可動給紙台部が上昇位置にあり、かつ丁合動作
停止中にストップキーを押し下げ」、「可動給紙台部が
上昇位置にあり、かつ無操作状態が所定時間(例えば2
分間)継続」、「オールリセットの要求発生」、「丁合
動作中に空送発生」、「丁合動作中に重送発生」、「丁
合動作中に紙詰まり発生」等を含めることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
丁合動作停止の原因となるイベントの種類に応じて、丁
合動作停止時に給紙台を下降させずに上昇させたままと
することによって、給紙台を上昇させる回数が極力減少
されるため、丁合動作再開時の応答特性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、丁合装置の全体
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、給紙部と丁合搬
送部と排出部及びスタッカー部の構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、可動給紙台部を
上下動させる機構の概略断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、丁合装置の制御
系の回路ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、丁合開始から停
止までの処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、2組丁合後に丁
合を停止する場合の各部のタイムチャートである。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、紙無し検出によ
り丁合を停止する場合の各部のタイムチャートである。
【図8】従来の丁合装置の全体斜視図である。
【符号の説明】
A 給紙部 B 丁合搬送部 C 排出部 D スタッカー部 1 用紙 2 丁合物 3a〜3j 給紙台 6 可動給紙台部 61 レバー 62 上下棒 63 給紙台モータ 64 上限センサ 65 下限センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA10 AB01 BA04 BB05 DA09 EA15 EB06 3F050 BB02 BE12 CB05 CB08 CF00 LB01 3F054 AA01 BA02 CA12 CA33 3F343 FA02 GA01 GB01 GC01 GD01 GE02 HA36 HB01 HC30 HD09 HD10 HD17 JA01 JD09 KB04 LA04 LA15 LC03 LC11 LC12 LC13 LC19 MA25 MB13 MC19 MC20 MC26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給紙台を有し、この各給紙台に多
    数積載された用紙を所定タイミングで1枚づつ搬送する
    給紙部と、この給紙部の各給紙台から搬送された複数の
    用紙を丁合して丁合物とし、この丁合物を排出部に搬送
    する丁合搬送部と、この丁合搬送部から搬送された丁合
    物をスタッカー部に排出する排出部と、この排出部から
    排出される丁合物を積載する排紙台を有するスタッカー
    部とを備えた丁合装置において、 前記給紙台を上下動させる給紙台上下動手段と、 前記上下動手段を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段が、丁合動作停止時に丁合動作停止原因に
    応じて前記給紙台を下降させることを特徴とする丁合装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の丁合装置であって、 前記丁合動作停止時に給紙台を下降させない丁合動作停
    止原因が、丁合動作停止信号が入力されたこと、所望組
    数の丁合が完了したこと又は前記排紙台が排出された丁
    合物で満載になったことを含むことを特徴とする丁合装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306592A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Duplo Corp 用紙束搬送装置
CN107915087A (zh) * 2017-12-15 2018-04-17 保定永丽印务有限公司 一种平纸自动配页机

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