JP2001072123A - 結束バンド取付具 - Google Patents

結束バンド取付具

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JP2001072123A
JP2001072123A JP25420999A JP25420999A JP2001072123A JP 2001072123 A JP2001072123 A JP 2001072123A JP 25420999 A JP25420999 A JP 25420999A JP 25420999 A JP25420999 A JP 25420999A JP 2001072123 A JP2001072123 A JP 2001072123A
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arm
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JP25420999A
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Kiyoshi Ogawa
清志 小河
Osamu Tamura
修 田村
Hiroki Teratani
博樹 寺谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結束バンド取付具を取付穴にぐらつきなく安
定して取り付けられるようにする。 【解決手段】 ハーネスなどの被結束体を結束するため
の可撓性を備えたバンドをループ状に保形して締め付け
ることのできるバンド結合部7を、端拡がり状の押圧体
1に設ける。押圧体1は、取付穴8に挿着されるアンカ
ー4を有する。アンカー4は、略U字状の挿入枠2と、
挿入枠2の横片部23の内表面から立ち上げられた前後
一対の腕部31,32を有し、それらの腕部31,32
の先端に係合爪部33,34を設ける。腕部31,32
は、自然状態のときに挿入枠2の前後方向外側へ突出し
ており、腕部31,32自体の弾性に抗して挿入枠2の
内側の退入位置に変移可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の電
気系統の結線に用いられるハーネス等を結束して車体の
取付穴に挿着固定するような場合に好適に使用される結
束バンド取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の結束バンド取付具としては、特
開平10−220427号公報に記載されたものが知ら
れている。この公報に記載されている幾つかの結束バン
ド取付具のうちのある種のものは、吸盤形の押圧体と、
その押圧体の裏側からその押圧体の外側に突き出された
支柱と、その支柱の先端からその支柱の両側に折返し状
に延び出た一対のアーム状の係止片とを合成樹脂で一体
成形している。この結束バンド取付具を取り付ける取付
穴の大きさは、上記支柱の太さよりも大きい開口を有し
ている必要がある。また、支柱を取付穴に挿入して押圧
体を取付穴の片側開口縁(取付穴を有する部材の片面側
の開口縁)に押し付けると、取付穴を通り抜けた係止片
の先端の係合爪部が取付穴の他側開口縁(取付穴を有す
る部材の他面側の開口縁)に係止し、その係合爪部が上
記押圧体と共働して取付穴の開口周辺部を挾圧するよう
になっている。さらに、この結束バンド取付具は、上記
押圧体に可撓性を備えたバンドとこのバンドが抜出し不
能に挿通される挿入部とを有していて、ハーネスなどの
被結束体に巻き付けたバンドを上記挿入部に挿通させる
ことによって被結束体を結束することができるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の結束バンド取付
具のように、取付穴の開口縁に係止される一対のアーム
状の係止片が、支柱の先端からその支柱の両側に折返し
状に延び出ているものでは、取付穴の大きさの割に支柱
の太さを細くしておかねば支柱と一対のアーム状の係止
片とを取付穴に挿入することができない。しかし、その
ように支柱の太さを細くすると、支柱に大きな曲げ剛性
を与えることができなくなる。そのため、取付穴に取り
付けられた結束バンド取付具がぐらつきやすいという問
題があった。
【0004】また、上記の結束バンド取付具のように、
取付穴の開口縁に係止される一対のアーム状の係止片
が、支柱の先端からその支柱の両側に折返し状に延び出
ているものでは、それらの係止片がそれ自体の弾性に抗
して支柱に接触して重なり合うような位置にまで弾性変
形可能である。そのため、係止片が取付穴に挿入されて
いる使用状態で、被結束体の位置をずらせるような力が
加わると、その力により支柱が引張られ、取付穴の開口
縁に係止している一方側の係止片が弾性変形して支柱に
重なり合うようになるという事態が起こり得る。このよ
うな事態が起こると、支柱の位置が取付穴内で他方側の
係止片を伴って一方側の係止片に近付く方向に偏るの
で、他方側の係止片の係合爪部が取付穴の開口縁から外
れるという状況を生じることがあり、そのような状況が
生じると、取付穴の開口縁に一方側の係合爪だけが係合
しただけの状態になって結束バンド取付具が被結束体を
結束したまま取付穴から抜け出て外れてしまうおそれが
ある。
【0005】本発明は以上の事情の下でなされたもので
あって、取付穴に取り付けたときにぐらつきを生じにく
い結束バンド取付具を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、バンドを介して当該結束バンド取付具に
結束されている被結束体の位置をずらせるような力が加
わった場合でも、取付穴に取り付けられた当該結束バン
ド取付具が取付穴から抜け出て外れてしまうというおそ
れのない結束バンド取付具を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】図面を参照して本発明の
結束バンド取付具を説明する。なお、この欄で図中の符
号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであ
って、内容を図例に限定する意図ではない。
【0007】本発明に係る結束バンド取付具Aは、被結
束体を結束するための可撓性を備えたバンド100をル
ープ状に保形して締め付けることのできるバンド結合部
7を有する端拡がり状の押圧体1に、取付穴8に挿着さ
れるアンカー4が設けられてなる。この結束バンド取付
具において、バンドは、その一端がバンド結合部に連設
されていても、バンド結合部とは別体のものとして形成
されていてもよい。この結束バンド取付具は合成樹脂で
一体成形されている。
【0008】本発明に係る結束バンド取付具において、
上記アンカーは、上記押圧体の裏側からその押圧体の下
側に突き出された左右一対の脚片部21,22とこれら
の脚片部の先端部相互間に亘る横片部23とを有して上
記取付穴に挿入される略U字状の挿入枠2を備える。こ
の挿入枠には、上記横片部の内表面から立ち上げられた
前後一対の腕部31,32が設けられ、それらの腕部の
先端に係合爪部33,34が設けられる。係合爪部は、
上記取付穴の開口縁に掛止することにより上記押圧体と
共働して上記取付穴の開口周辺部を挾圧する機能を有す
る。そして、上記腕部は、上記挿入枠が取付穴に挿入さ
れていない自然状態のときに上記挿入枠の前後方向外側
へ突出していると共に、この腕部自体の弾性に抗して上
記挿入枠の内側の退入位置に変移可能に形成されてい
る。
【0009】このように構成されている結束バンド取付
具では、挿入枠の前後幅や左右幅を取付穴の大きさに見
合う長さに形成することが可能になる。すなわち、挿入
枠の前後幅や左右幅を取付穴の大きさに見合う長さに形
成しておいても、挿入枠を取付穴に挿入することによっ
て、前後一対の腕部が取付穴の開口縁で押されて挿入枠
の内側の退入位置に変移した状態で取付穴を通過し、前
後一対の腕部が取付穴を通過した時点で、それらの腕部
がそれらの弾性により復帰変形して挿入枠の前後方向外
側へ突出し、それらの腕部の先端に設けられている係合
爪部が、取付穴の開口縁に掛止することにより押圧体と
共働して取付穴の開口周辺部を挾圧するようになる。こ
のため、取付穴の大きさの割に挿入枠の前後幅や左右幅
を長くしてその挿入枠に比較的大きな曲げ剛性を与える
ことが可能になり、そのことが、取付穴に取り付けられ
た当該結束バンド取付具のぐらつきを抑制することに役
立つ。
【0010】自然状態の上記腕部は、その側面31a,
32aの一部が上記脚片部の内表面に左右方向で対向
し、かつ、その腕部の側面の残部が、上記挿入枠の前後
方向外側に露出していることが望ましい。このようにな
っていると、取付穴に挿入されている挿入枠の脚片部が
取付穴の開口縁に押し付けられても、その脚片部が腕部
により内側から支えられてその脚片部の変形が抑制され
る。その結果、取付穴に取り付けられた当該結束バンド
取付具のぐらつきがいっそう効果的に抑制されることに
なる。
【0011】本発明において、前後一対の上記腕部は、
前後方向で互いに対向しないように左右方向に位置をず
らして配備されていることが望ましい。このようになっ
ていると、たとえば一方の腕部の後側や他方の腕部の前
側には挿入枠の外側につながる空間が形成される。それ
らの空間は成形型の抜き跡によって形成することができ
る。そのため、当該結束バンド取付具を成形するための
成形型の構造が簡略化される。
【0012】本発明の結束バンド取付具にあっては、上
記挿入枠が上記取付穴に前後方向のがたつきを持たない
状態で挿入可能になるように、その挿入枠の前後幅と上
記取付穴の前後方向の開口幅が定められていることが望
ましい。このように構成されていると、取付穴に取り付
けられた当該結束バンド取付具のぐらつきがさらに効果
的に抑制されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
【0014】図1は本発明の一実施形態による結束バン
ド取付具Aとその取付具Aと一体に成形されたバンド1
00とを示した正面図、図2は図1のII−II線に沿
う断面図、図3は図1のIII矢視図、図4は使用状態
の正面図、図5は図4のV−V線に沿う断面図である。
【0015】図1に示した結束バンドAは、可撓性を備
えるバンド100と共に、例えば6,6−ナイロン等の
強靭な合成樹脂にて一体成形されている。この結束バン
ドAは、平面視長円形で吸盤形に形成された端拡がり状
の押圧体1を有し、この押圧体1には挿入枠2が備わっ
ている。挿入枠2は、押圧体1の下側に突き出された左
右一対の脚片部21,22とこれらの脚片部21,22
の先端部相互間に亘る横片部23とを有していて、それ
らの脚片部21,22や横片部23が略U字状を形成し
ている。この挿入枠2に、横片部23の内表面24から
立ち上げられた前後一対の腕部31,32が設けられて
いる。
【0016】図2に示した左側の腕部31の先端には、
前側に向く段付状の係合爪部33が備わっている。同じ
ように、右側の腕部32の先端には、後側に向く段付状
の係合爪部34が備わっている(図3参照)。図例の左
右一対の腕部31,32は前後方向で相対向する位置に
形成されているのではなく、一方の腕部31は左寄り
に、他方の腕部32は右寄りに形成されている。すなわ
ち、前後一対の腕部31,32が、前後方向で互いに対
向しないように左右方向に位置をずらして配備されてい
る。このように、前後一対の腕部31,32を挿入枠2
の横片部23の内表面24の左右に振り分けて設けるよ
うにした場合には、当該結束バンド取付具Aを合成樹脂
で成形するときに、左側の腕部31の後側の空間や右側
の腕部32の前側の空間を、成形型の抜き跡として形成
することができる。そのため、前後の各腕部を挿入枠2
の前側開口や後側開口の幅いっぱいに形成する場合に比
べて成形が容易になる。
【0017】上記した挿入枠2と前後一対の腕部31,
32とにより、取付穴(後述する)に挿着されるアンカ
ー4が形成されている。そして、このアンカー4が取付
穴に挿着されているときには、前後一対の腕部31,3
2の先端の係合爪部33,34が取付穴の開口縁に掛止
し、それらの係合爪部33,34と上記した押圧体1と
が共働して取付穴の開口周辺部を挾圧するようになって
いる(この点についてはさらに後述する)。
【0018】図2又は図3によって明らかなように、前
後一対の腕部31,32は、挿入枠2が取付穴に挿入さ
れていない自然状態のときに挿入枠2の前後方向外側へ
突出している。また、これらの腕部31,32は、それ
らの腕部31,32自体の弾性に抗して挿入枠2の内側
の退入位置に変移可能に形成されている。このため、図
1及び図2で判るように、自然状態の各腕部31,32
のうち、左側の腕部31は、その左側の側面31aの一
部が挿入枠2の左側の脚片部21の内表面に左右方向で
対向しているのに対し、左側の側面31aの残部が、挿
入枠2の前方向外側に露出している。同じように、自然
状態の各腕部31,32のうち、右側の腕部32は、そ
の右側の側面32aの一部が挿入枠2の右側の脚片部2
2の内表面に左右方向で対向しているのに対し、右側の
側面32aの残部が、挿入枠2の後方向外側に露出して
いる。
【0019】次に、押圧体1の表側には、バンド結合部
7が設けられていると共に、上記バンド100の一端部
が連設されている。バンド100の片面には、鋸歯状の
断面を有する凹凸(図1に表れていない)が形成されて
いるのに対し、バンド結合部7には、バンド100を挿
通可能な挿通口71と、その挿通口71に挿通されたバ
ンド100の上記凹凸と噛合する噛合部材72とが備わ
っている。したがって、図2に示すようにバンド100
をループ状にしてハーネスなどの被結束体を巻き込み、
そのバンド100の先端を挿通口71に挿通して締め付
けると、バンド100の片面の凹凸が挿通口71内の噛
合部材72に噛合してバンド100が抜出し不能とな
り、ハーネスなどの被結束体がかたく結束されるように
なる。
【0020】以上のような構成の結束バンド取付具A
は、図4又は図5のようにアンカー4を取付穴8に挿着
することによって取り付けられる。アンカー4を取付穴
8に挿着するときには、前後一対の脚片部21,22を
備えた挿入枠2を取付穴8に挿入することによって、押
圧体1が拡開される程度にその押圧体1を取付穴8の上
側の開口縁の周囲の開口周辺部に押し付け、併せて、前
後の脚片部21,22の係合爪部33,34を取付穴8
の下側の開口縁81に掛止させる。このようにすると、
図4又は図5によって類推できるように、前後一対の腕
部31,32の先端の係合爪部33,34と押圧体1と
が共働して取付穴8の開口周辺部を挾圧する。
【0021】図4及び図5に示した取付穴8は、左右方
向での開口幅が上記挿入枠2の左右幅と同じ程度の長さ
に形成され(図4参照)、かつ、前後方向での開口幅が
上記挿入枠2の前後幅と同じ程度の長さに形成されてい
る(図5参照)。取付穴8の左右及び前後の各方向での
開口幅と挿入枠2の左右及び前後の各幅とがこのように
関係付けられていると、取付穴8に挿入された挿入枠2
に左右方向及び前後方向のがたつきが生じない。それに
もかかわらず、図5で判るように、左側の脚片部21の
先端の係合爪部33は取付穴8の下側の一方の開口縁8
1に係合し、また、図示していないが、右側の脚片部2
2の先端の係合爪部34は取付穴8の下側の他方の開口
縁81に係合する。そのため、取付穴8に取り付けられ
た結束バンド取付具Aが左右方向及び前後方向にぐらつ
くことがない。
【0022】図4及び図5では、取付穴8の左右方向で
の開口幅を挿入枠2の左右幅と同じ程度の長さに形成
し、取付穴8の前後方向での開口幅を挿入枠2の前後幅
と同じ程度の長さに形成することによって、取付穴8に
取り付けられた結束バンド取付具Aを左右方向及び前後
方向にぐらつかないようにしているけれども、取付穴8
の前後方向での開口幅を挿入枠2の前後幅と同じ程度の
長さに形成し、取付穴8の左右方向での開口幅を挿入枠
2の左右幅よりも広く形成しておくと、結束バンド取付
具Aの前後方向のぐらつきが抑制され、また、取付穴8
の左右方向での開口幅を挿入枠2の左右幅と同じ程度の
長さに形成し、取付穴8の前後方向での開口幅を挿入枠
2の前後幅よりも広く形成しておくと、結束バンド取付
具Aの左右方向のぐらつきが抑制される。このようなぐ
らつき抑制効果は、挿入枠2の前後幅や左右幅を取付穴
8の大きさに見合う長さ、すなわち、取付穴8の左右方
向での開口幅を挿入枠2の左右幅より僅かに長い長さに
形成し、取付穴8の前後方向での開口幅を挿入枠2の前
後幅より僅かに長い長さに形成しておくことによっても
発揮される。そして、結束バンド取付具Aが取付穴8に
ぐらつきのない状態に取り付けられておりさえすれば、
被結束体を結束しているバンド100を介して当該結束
バンド取付具Aに結束されている被結束体の位置をずら
せるような力が加わった場合でも、取付穴8に取り付け
られた当該結束バンド取付具Aが取付穴8から抜け出て
外れてしまうというおそれはない。
【0023】この実施形態では、取付穴8に挿入されて
いる挿入枠2の、たとえば左側の脚片部21が取付穴8
の開口縁に押し付けられても、その脚片部21が左側の
腕部31により内側から支えられてその脚片部21の変
形が抑制される。右側の脚片部22が取付穴8の開口縁
に押し付けられた場合には、その脚片部22が右側の腕
部32により内側から支えられてその脚片部22の変形
が抑制される。その結果、取付穴2に取り付けられた結
束バンド取付具Aのぐらつきがいっそう効果的に抑制さ
れることになる。
【0024】以上説明した実施形態では、被結束体とし
てハーネスを例示してあるけれども、被結束体には、一
般的な電気配線なども含まれる。また、上記実施形態で
は、押圧体を平面視長円形に形成してるけれども、押圧
体は円形であっても、多角形であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、取付穴
に取り付けたときにぐらつきを生じにくい結束バンド取
付具を提供することが可能になる。また、本発明によれ
ば、バンドを介して当該結束バンド取付具に結束されて
いる被結束体の位置をずらせるような力が加わった場合
でも、取付穴に取り付けられた当該結束バンド取付具が
取付穴から抜け出て外れてしまうというおそれのない結
束バンド取付具を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による結束バンド取付具と
バンドとを示した正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII矢視図である。
【図4】使用状態の正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 押圧体 2 挿入枠 4 アンカー 7 バンド結合部 8 取付穴 21,22 脚片部 23 横片部 24 横片部の内表面 31,32 腕部 31a,32a 腕部の側面 33,34 係合爪部 81 取付穴の開口縁 100 バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺谷 博樹 兵庫県宍粟郡安富町安志766 タイトン株 式会社兵庫工場内 Fターム(参考) 3E085 BA06 BC07 BD03 BD08 BG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被結束体を結束するための可撓性を備え
    たバンドをループ状に保形して締め付けることのできる
    バンド結合部を有する端拡がり状の押圧体に、取付穴に
    挿着されるアンカーが設けられてなり、かつ、合成樹脂
    で一体成形された結束バンド取付具であって、 上記アンカーは、上記押圧体の裏側からその押圧体の下
    側に突き出された左右一対の脚片部とこれらの脚片部の
    先端部相互間に亘る横片部とを有して上記取付穴に挿入
    される略U字状の挿入枠を備え、その挿入枠に、上記横
    片部の内表面から立ち上げられた前後一対の腕部が設け
    られ、それらの腕部の先端に、上記取付穴の開口縁に掛
    止することにより上記押圧体と共働して上記取付穴の開
    口周辺部を挾圧する係合爪部が設けられ、上記腕部は、
    上記挿入枠が取付穴に挿入されていない自然状態のとき
    に上記挿入枠の前後方向外側へ突出していると共に、こ
    の腕部自体の弾性に抗して上記挿入枠の内側の退入位置
    に変移可能に形成されていることを特徴とする結束バン
    ド取付具。
  2. 【請求項2】 自然状態の上記腕部は、その側面の一部
    が上記脚片部の内表面に左右方向で対向し、かつ、その
    腕部の側面の残部が、上記挿入枠の前後方向外側に露出
    している請求項1に記載の結束バンド取付具。
  3. 【請求項3】 前後一対の上記腕部が、前後方向で互い
    に対向しないように左右方向に位置をずらして配備され
    ている請求項1又は請求項2に記載の結束バンド取付
    具。
  4. 【請求項4】 上記挿入枠が上記取付穴に前後方向のが
    たつきを持たない状態で挿入可能になるように、その挿
    入枠の前後幅と上記取付穴の前後方向の開口幅が定めら
    れている請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記
    載の結束バンド取付具。
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