JP2001071226A - バイス装置 - Google Patents

バイス装置

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JP2001071226A
JP2001071226A JP24800699A JP24800699A JP2001071226A JP 2001071226 A JP2001071226 A JP 2001071226A JP 24800699 A JP24800699 A JP 24800699A JP 24800699 A JP24800699 A JP 24800699A JP 2001071226 A JP2001071226 A JP 2001071226A
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JP
Japan
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vise
moving
movable
vice
clamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP24800699A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ichihashi
博司 市橋
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動バイス13と固定バイス11の間にワー
クが位置していない場合において、センサ29によりワ
ークWをクランプしたことを誤って検出しないようにす
る。 【解決手段】 移動バイス13は、移動バイス本体21
と、この移動バイス本体21の先端部に設けられかつ移
動バイス本体21の基部に対して接近離反する方向へ移
動可能な移動バイスジョー23とを備え、移動バイスジ
ョー23を移動バイス本体21の基部に対して離反する
方向へ付勢可能なスプリング25を設け、移動バイスジ
ョー23と移動バイス本体21の基部との間隔が所定間
隔m以下になったことを検出するセンサ29を設け、ク
ランプシリンダ19のピストンロッド17を往動側スト
ローク端に位置させて移動バイスジョー23のクランプ
面を固定バイス11のクランプ面に接触せしめたとき
に、移動バイスジョー23と移動バイス本体21の基部
との間隔が所定間隔mよりも大きくなるように構成して
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク加工システ
ムあるいはワーク搬送システム等に用いられるバイス装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバイス装置について簡単に説明す
ると、以下のようになる。
【0003】即ち、フレームには固定バイスが設けてあ
り、このフレームにおける固定バイスに対向する位置に
は固定バイスと協働してワークをクランプする移動バイ
スが設けてある。移動バイスをクランプ方向へ往復動さ
せるため、本体フレームの適宜位置にはクランプ方向へ
往復動可能なピストンロッド(可動子)を備えたクラン
プシリンダが設けてあり、ピストンロッドが移動バイス
に連結してある。
【0004】従って、移動バイスと固定バイスの間にワ
ークが位置している場合において、クランプシリンダの
作動によりピストンロッドをクランプ方向へ往動させる
ことにより、移動バイスもピストンロッドと一体的にク
ランプ方向へ往動し、移動バイスと固定バイスによりワ
ークをクランプすることができる。
【0005】ここで、従来のバイス装置において、ワー
クをクランプしたことを検出するため、クランプシリン
ダには圧力スイッチが接続したり、あるいは移動バイス
の移動量を検出するエンコーダが設けたりする。そし
て、圧力スイッチにより圧力の変動を検出したり、ある
いはエンコーダにより移動バイスが停止したことを検出
することにより、移動バイスと可動バイスによりワーク
をクランプしたことを検出(判断)することができるも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動バイス
と固定バイスの間にワークが位置していない状態におい
て、クランプシリンダの作動によって移動バイスをクラ
ンプ方向へ往動させて、移動バイスのクランプ面と固定
バイスのクランプ面を接触させると、圧力スイッチによ
り圧力の変動が検出されたり、あるいはエンコーダによ
り移動バイスが停止したことが検出されたりして、ワー
クをクランプしていないにも拘わらず、ワークをクラン
プしたことが誤って判断される。そのため、バイス装置
を備えたワーク加工システムあるいはワーク搬送システ
ム等において、クランプの誤認がシステムの自動運転の
妨げになるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、協働
してワークをクランプする固定バイスと移動バイスを対
向して設け、移動バイスをクランプ方向へ往復動させる
クランプシリンダを設けてなるバイス装置において、上
記移動バイスは、上記クランプシリンダにおける可動子
に連結した移動バイス本体と、この移動バイス本体の先
端部に設けられかつ移動バイス本体の基部に対して接近
離反する方向へ移動可能な移動バイスジョーとを備え、
移動バイスジョーを移動バイス本体の基部に対して離反
する方向へ付勢可能な付勢部材を設け、移動バイスジョ
ーと移動バイス本体の基部との間隔が所定間隔以下にな
ったことを検出するセンサを設け、上記クランプシリン
ダにおける可動子を往動側ストローク端に位置させて移
動バイスジョーのクランプ面を固定バイスのクランプ面
に接触せしめたときに、移動バイスジョーと移動バイス
本体の基部との間隔が所定間隔よりも大きくなるように
構成してなることを特徴とする。
【0008】上記発明特定事項によると、移動バイスと
固定バイスの間にワークが位置している場合において、
クランプシリンダの作動により可動子をクランプ方向へ
往動させると、移動バイスも可動子と一体的にクランプ
方向へ往動して、移動バイスにおける移動バイスジョー
がワークに接触する。更に、クランプシリンダの作動に
より可動子をクランプ方向へ往動させると、移動バイス
における移動バイス本体が可動子と一体的にクランプ方
向へ往動する一方、移動バイスジョーはワークに接触し
ているため、移動バイスジョーは付勢部材の付勢力に抗
しつつ移動バイス本体の基部に対して接近する方向へ相
対的に移動する。これによって、クランプシリンダの駆
動力の他に付勢部材の付勢力も相俟って、移動バイスと
固定バイスによりワークをクランプすることができる。
ここで、移動バイスジョーの相対的な移動によって、移
動バイスジョーと移動バイス本体の基部の間隔が徐々に
小さくなって、センサにより上記間隔が所定間隔以下に
なったことが検出され、換言すればセンサによりワーク
をクランプしたことが検出(判断)される。
【0009】移動バイスと固定バイスの間にワークが位
置していない場合において、クランプシリンダの作動に
より可動子をクランプ方向へ往動すると、移動バイスも
可動子と一体的にクランプ方向へ往動する。これによっ
て、可動子を往動側のストローク端に位置させて移動バ
イスジョーのクランプ面を固定バイスのクランプ面に接
触せしめることができる。このとき、移動バイスジョー
と移動バイス本体の基部の間隔が所定間隔未満であるた
め、センサによりワークをクランプしたことが検出され
ることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1を参照するに、本発明の実施の形態に
係るワーク加工システム1は、ワークWに対して切断加
工を行うシステムであって、左右方向(図1において左
右方向)へ延伸した支持フレーム3をベースにしてい
る。
【0012】上記支持フレームにはワークWに対して切
断加工を行う切断加工ヘッド5が上下方向(図1におい
て紙面に向かって表裏方向)へ移動可能に設けてあり、
この切断加工ヘッド5は循環走行可能なエンドレス状の
帯鋸刃7を備えている。支持フレーム3における切断加
工ヘッド5の前側(図1において下側)には切断加工時
にワークWを固定するバイス装置9が設けてある。
【0013】上記バイス装置9について詳細に説明する
と、以下のようになる。
【0014】即ち、支持フレーム3における切断加工ヘ
ッド5の前側には固定バイス11が設けてあり、支持フ
レーム3における固定バイス11に左右に対向する位置
には移動バイス13が設けてあって、この移動バイス1
3はバイスガイド15を介してクランプ方向(図1にお
いて右方向)へ往復動自在に構成してある。上記移動バ
イス13をクランプ方向へ往復動させるため、支持フレ
ーム3の左部にはクランプ方向へ往復動可能なピストン
ロッド17を備えたクランプシリンダ19が設けてあ
り、このピストンロッド17の先端部が移動バイス13
に連結してある。
【0015】上記移動バイス13は、クランプシリンダ
19におけるピストンロッド17に連結した移動バイス
本体21と、この移動バイス本体21の先端部に設けら
れかつ移動バイス本体21の基部に対して接近離反する
左右方向へ移動可能な移動バイスジョー23とを備えて
いる。又、移動バイス本体21の基部と移動バイスジョ
ー23の間にはスプリング25が設けてあって、このス
プリング25は移動バイスジョー23を移動バイス本体
21の基部に対して離反する右方向へ付勢可能である。
更に、図2に示すように、移動バイスジョー23と移動
バイス本体21の基部との間隔が所定間隔m以下(図2
のL1 )になったことを検出するため、移動バイスジョ
ー23の適宜位置にはドグ27が設けてあると共に、移
動バイス本体21の基部には上記間隔が所定間隔m以下
になったときにドグ27によって作動するセンサ(リミ
ットスイッチあるいは近接スイッチ)が設けてある。こ
こで、図3に示すように、クランプシリンダ19におけ
るピストンロッド17を往動側のストローク端に位置さ
せて移動バイスジョー23のクランプ面を固定バイス1
1のクランプ面に接触せしめたときに、移動バイスジョ
ー23と移動バイス本体21の基部の間隔が所定間隔m
よりも大きく(図3のL2 )なるように構成してある。
【0016】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0017】移動バイス13と固定バイス11の間にワ
ークWが位置している場合において、クランプシリンダ
19の作動によりピストンロッド17をクランプ方向へ
往動させると、移動バイス13もピストンロッド17と
一体的にクランプ方向へ往動して、移動バイス13にお
ける移動バイスジョー23がワークWに接触する。更
に、クランプシリンダ19の作動によりピストンロッド
17をクランプ方向へ往動させると、移動バイス13に
おける移動バイス本体21がピストンロッド17と一体
的にクランプ方向へ往動する一方、移動バイスジョー2
3はワークWに接触しているため、移動バイスジョー2
3はスプリング25の付勢力に抗ししつつ移動バイス本
体21の基部に対して接近する左方向へ相対的に移動す
る。これによって、クランプシリンダ19の駆動力の他
にスプリング25の付勢力も相俟って、移動バイス13
と固定バイス11によりワークWをクランプすることが
できる。ここで、移動バイスジョー23の相対的な移動
によって、移動バイスジョー23と移動バイス本体21
の基部の間隔が徐々に小さくなって、センサ29により
所定間隔m以下になったことが検出され、換言すればセ
ンサ29により移動バイス13と固定バイス11の協働
によりワークWをクランプしたことが検出(判断)され
る。
【0018】なお、センサ29によりワークWをクラン
プしたことを検出した後に、帯鋸刃7を循環走行させた
状態の下で、切断加工ヘッド5をワークWに対して接近
する下方向へ移動させる。これによって、帯鋸刃7によ
りワークWの被加工部に対して切断加工を行うことがで
きる。
【0019】移動バイス13と固定バイス11の間にワ
ークWが位置していない場合において、クランプシリン
ダ19の作動によりピストンロッド17をクランプ方向
へ往動させると、移動バイス13もピストンロッド17
と一体的にクランプ方向へ往動する。これによって、ピ
ストンロッド17を往動側ストローク端に位置させて移
動バイスジョー23のクランプ面を固定バイス11のク
ランプ面に接触せしめることができる。このとき、移動
バイスジョー23と移動バイス本体21の基部の間隔が
所定間隔mよりも大きいため、センサ29によりワーク
Wをクランプしたことが検出(判断)されない。
【0020】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、移動バイス13と固定バイス11の間にワークWが
位置していない場合において、センサ29によりワーク
Wをクランプしたことが誤って検出(判断)されること
がないため、バイス装置9を備えたワーク加工システム
の自動運転の円滑化を図ることができる。
【0021】なお、本発明は、前述のごとき発明の実施
の形態の説明に限るものでなく、例えばバイス装置9を
ワーク加工システム1の他にワーク搬送システム等に用
いたり、ピストンロッド17を可動子として用いる他に
クランプシリンダ19のシリンダ本体を可動子として用
いる等の適宜の変更を行うことは可能である。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、移動バ
イスと固定バイスの間にワークが位置していない場合に
おいて、センサによりワークをクランプしたことが誤っ
て検出(判断)されることがないため、バイス装置を備
えたワーク加工システムあるいはワーク搬送システム等
の自動運転の円滑化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バイス装置を備えたワーク加工システムの概略
的な平面図である。
【図2】バイス装置の平面図であって、移動バイスと固
定バイスによりワークをクランプした状態を示してい
る。
【図3】バイス装置の平面図であって、移動バイスジョ
ーのクランプ面と固定バイスのクランプ面が接触した状
態を示している。
【符号の説明】
1 ワーク加工システム 9 バイス装置 11 固定バイス 13 移動バイス 17 ピストンロッド 19 クランプシリンダ 21 移動バイス本体 23 移動バイスジョー 25 スプリング 29 センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 協働してワークをクランプする固定バイ
    スと移動バイスを対向して設け、移動バイスをクランプ
    方向へ往復動させるクランプシリンダを設けてなるバイ
    ス装置において、 上記移動バイスは、上記クランプシリンダにおける可動
    子に連結した移動バイス本体と、この移動バイス本体の
    先端部に設けられかつ移動バイス本体の基部に対して接
    近離反する方向へ移動可能な移動バイスジョーとを備
    え、移動バイスジョーを移動バイス本体の基部に対して
    離反する方向へ付勢可能な付勢部材を設け、移動バイス
    ジョーと移動バイス本体の基部との間隔が所定間隔以下
    になったことを検出するセンサを設け、上記クランプシ
    リンダにおける可動子を往動側ストローク端に位置させ
    て移動バイスジョーのクランプ面を固定バイスのクラン
    プ面に接触せしめたときに、移動バイスジョーと移動バ
    イス本体の基部との間隔が所定間隔よりも大きくなるよ
    うに構成してなることを特徴とするバイス装置。
JP24800699A 1999-09-01 1999-09-01 バイス装置 Pending JP2001071226A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274340A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Kobe Steel Ltd クランプ装置
CN103935560A (zh) * 2013-01-21 2014-07-23 张家港市瑞昌智能机器系统有限公司 一种夹持装置

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JP2010274340A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Kobe Steel Ltd クランプ装置
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