JP2001071048A - Idブレード形成用金型 - Google Patents

Idブレード形成用金型

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JP2001071048A
JP2001071048A JP25502599A JP25502599A JP2001071048A JP 2001071048 A JP2001071048 A JP 2001071048A JP 25502599 A JP25502599 A JP 25502599A JP 25502599 A JP25502599 A JP 25502599A JP 2001071048 A JP2001071048 A JP 2001071048A
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JP
Japan
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die
punch
hole
knockout
plate
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JP25502599A
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English (en)
Inventor
Kazuharu Ibe
一治 井部
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 寸法精度を的確に形成できるIDブレード形
成用金型。 【解決手段】 シャンクプレート1、パンチプレート
2、下面内径がIDブレードの中心孔径に相当する大孔
パンチ4、ノックアウト5、ノックアウトに開穿された
対向孔17を貫通する多数の小孔パンチ14とからな
り、ダイ、大孔パンチ、ノックアウト、小孔パンチの下
面が連続平面を構成する上型Aと、上型の対向位置に設
置された中央部のスクラップ排出孔大孔9、同心円状の
多数のスクラップ排出用小孔16を有するダイプレート
8、パンチ10、ストリッパー12、パンチ、ストリッ
パーの上面は連続平面を構成するようになされた下型B
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所要の板厚と広さ
の平面を有するステンレス等の金属板材から内径と外径
及び外周(外径)に沿った多数の小孔を一度に打ち抜い
てIDブレードを形成することができるようにしたID
ブレード形成用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、IDブレードを形成するには、通
常、所要の板厚と広さの平面を有するステンレス等の金
属板材をマシニングセンタで数十枚重ねてサンドイッチ
状に挟んで固定してから、中心の孔明け外径及び外周に
沿った多数の小孔明けの製作を一回の切断工程で施工し
ていた。
【0003】上記マシニングセンタによる加工は一回の
工程で数十枚の成形品ができるが、加工前の段取りに半
日程度を要し、寸法精度を出すには荒加工、中仕上げ、
仕上げと段階を踏まなければならないため、加工時間に
3日程度を要するなど、作業手順と加工作業に多くの手
間と時間がかかる等の欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、一
回の打ち抜き加工で一枚のIDブレードをその全形状の
寸法精度が狂うことなく的確に形成することができ、而
も加工時間が大幅に短縮できる能率的なIDブレード形
成用金型を得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き観点
に鑑みてなされたものであって、動作機構に関連させた
シャンクプレートと、その下側に一体的に取り付けられ
たパンチプレートと、該パンチプレートの下側に一体的
に取り付けられた、下面の内径がIDブレードの外径に
相当するダイとその中心部において径がIDブレードの
中心孔径に相当する大孔パンチと、該ダイと大孔パンチ
との間の空間において上下方向に摺動可能に弾発支持さ
れて該ダイに対して所定位置で係合停止するノックアウ
トと、該パンチプレートの円周上に埋め込まれてノック
アウトに開穿された対向孔を貫通して進退摺動可能な多
数の小孔パンチとからなり、該ノックアウトがダイに係
合した状態において、ダイ、大孔パンチ、ノックアウ
ト、小孔パンチのそれぞれの下面がひとつの連続した平
面を構成するようになされた上型と、前記上型に対向し
た位置に設置された、中央部のスクラップ排出用大孔と
その外側の所定同心円上の多数のスクラップ排出用小孔
とを有するダイプレートと、該ダイプレートの上側に固
定されて前記ノックアウトの下面に対峙する上面を有す
るパンチと、該パンチの外周に対して上下方向に摺動可
能に嵌合されて前記上型ダイの下面に対峙する上面を有
する弾発支持されたストリッパーと、該パンチには、そ
の中心部に前記大孔パンチが進退摺動してスクラップが
落下するスクラップ落下用大孔と該小孔パンチが進退し
て該スクラップ排出用小孔に連通するスクラップ落下用
小孔とが開穿され、常態において、該パンチ、ストリッ
パーのそれぞれの上面はひとつの連続した平面を構成す
るようになされた下型とからなるIDブレード形成用金
型を提供しようとするものである。
【0006】
【発明の実施の態様】次に、本発明の一実施例を図面を
参照しながら説明する。図1は本発明一実施例の金型の
作業開始前の状態を示す要部断面図、図2は同作業時の
状態を示す要部断面図、図3は同作業終了により初期位
置に復帰した状態を示す要部断面図、図4は同金型によ
り形成されたIDブレードを示す平面図である。
【0007】動作機構に関連させたシャンクプレート1
の下側には所要の広さを有するパンチプレート2が一体
的に取り付けられている。該パンチプレート2の下側に
は、その外周において下面の内径がIDブレード20の
外径に相当するダイ3とその中心部において径がIDブ
レード20の中心孔径に相当する大きさの大孔パンチ4
がそれぞれ一体的に取り付けられている。そして、該ダ
イ3と大孔パンチ4との間の空間において上下方向に摺
動可能なノックアウト5が下方へ逸脱しないように該ダ
イ3に対して所定位置で係合停止するように構成されて
いる。該ノックアウト5の上側には該パンチプレート2
の所定位置に開穿された孔6に埋設されたスプリング7
の下端が当接して該ノックアウト5を常時下方に弾圧し
ている。該パンチプレート2にはその所定の同一円周上
に沿い多数の小孔パンチ14が所要の間隔をおいて埋め
込まれ、その小孔パンチ14の下部は該ノックアウト5
の対応部位に開穿された対向孔17を貫通して進退摺動
可能に挿入されている。そして、該ノックアウト5がダ
イ3に係合した状態において、ダイ3、大孔パンチ4、
ノックアウト5、小孔パンチ14のそれぞれの下面はひ
とつの連続した平面を構成するようになされ、以て、上
型Aとしてある。
【0008】他方、前記上型Aに対向した位置にダイプ
レート8が設置され、該ダイプレート8の中央部にはス
クラップ排出用大孔9が開穿され、その外側の所定同心
円上には多数のスクラップ排出用小孔16が開穿されて
いる。該ダイプレート8の上側には、前記ノックアウト
5の下面に対峙する上面を有するパンチ10が固定され
ている。該パンチ10の外周には、前記上型ダイ3の下
面に対峙する上面を有するストリッパー12が上下方向
に摺動可能に嵌合され、該ストリッパー12はその下面
とダイプレート8の上面との間に介装されたスプリング
13により弾発支持されている。該パンチ10には、そ
の中心部に前記大孔パンチ4が進退摺動してスクラップ
が落下するスクラップ落下用大孔11と前記小孔パンチ
14が進退して該スクラップ排出用小孔16に連通する
スクラップ落下用小孔15とが開穿されている。常態に
おいて、該パンチ10、ストリッパー12のそれぞれの
上面はひとつの連続した平面を構成するようになされ、
以て、下型Bとしてある。本発明の金型は、前記上型A
と下型Bとから構成されるものである。
【0009】次に、上記の如く構成された金型を使用す
る場合の一例を説明する。図1に示されている作業開始
前の金型の初期位置において、所要の板厚と広さの平面
を有するステンレス等の金属板材Pを下型Bの上面に載
せて置き、そこで作動スイッチを入れて、前記上型Aを
所定の圧力をもって下方へ押動させる。
【0010】そうすると、図2に示されているように、
前記上型Aの連続した平面は被加工の金属板材Pの上面
に接触する。そして、引き続き前記上型Aを下方へ押動
させると、前記金属板材Pは前記下型Bの固定パンチ1
0と上型Aの弾発ノックアウト5とによりしっかりと狭
持され、その後の上型Aの押動にしたがってダイ3が下
型Bのストリッパー12の弾発力に抗して下動すると同
時に大孔パンチ4と小孔パンチ14の下動によってそれ
ぞれ剪断され、それにより該金属板材PはIDブレード
20の外周に沿って切断されると同時にIDブレード2
0の中心部の大孔とその外側の所定同心円上に沿って多
数の小孔が切り落とされて、以て、IDブレード20が
形成されるものである。
【0011】前記大孔パンチ4と小孔パンチ14の下動
によって剪断された孔スクラップは前記スクラップ落下
用大孔11とスクラップ落下用小孔15からそれぞれス
クラップ排出用大孔9とスクラップ排出用小孔16を経
て外部へ排出される。
【0012】前記の剪断工程を終えた後、図3に示され
ているように、前記上型Aを上方へ復動させて初期位置
に復帰させる。そこで、下型Bのストリッパー12の上
面に残された外縁スクラップを排除する。それにより、
下型Bのパンチ10の上面に残されたのが製品としての
IDブレード20であり、それを所定の場所に丁寧に移
置する。
【0013】以後、同様の動作を繰り返してIDブレー
ド20を形成するものである。
【0014】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、一回のプレス加工により一枚のIDブレー
ドを寸法精度が極めて高く且つ確実に形成することがで
き、而も能率的な成形ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の金型の作業開始前の状態を示
す要部断面図である。
【図2】本発明一実施例の金型の作業時の状態を示す要
部断面図である。
【図3】本発明一実施例の金型の作業終了により初期位
置に復帰した状態を示す要部断面図である。
【図4】本発明一実施例の金型により形成されたIDブ
レードを示す平面図である。
【符号の説明】
1 シャンクプレート 2 パンチプレート 3 ダイ 4 大孔パンチ 5 ノックアウト 6 孔 7 スプリング 8 ダイプレート 9 スクラップ排出用大孔 10 パンチ 11 スクラップ落下用大孔 12 ストリッパー 13 スプリング 14 小孔パンチ 15 スクラップ落下用小孔 16 スクラップ排出用小孔 17 対向孔 A 上型 B 下型 P 金属板材 20 IDブレード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作機構に関連させたシャンクプレート
    1と、その下側に一体的に取り付けられたパンチプレー
    ト2と、該パンチプレート2の下側に一体的に取り付け
    られた、下面の内径がIDブレード20の外径に相当す
    るダイ3とその中心部において径がIDブレード20の
    中心孔径に相当する大孔パンチ4と、該ダイ3と大孔パ
    ンチ4との間の空間において上下方向に摺動可能に弾発
    支持されて該ダイ3に対して所定位置で係合停止するノ
    ックアウト5と、該パンチプレート2の円周上に埋め込
    まれてノックアウト5に開穿された対向孔17を貫通し
    て進退摺動可能な多数の小孔パンチ14とからなり、該
    ノックアウト5がダイ3に係合した状態において、ダイ
    3、大孔パンチ4、ノックアウト5、小孔パンチ14の
    それぞれの下面がひとつの連続した平面を構成するよう
    になされた上型Aと、 前記上型Aに対向した位置に設置された、中央部のスク
    ラップ排出用大孔9とその外側の所定同心円上の多数の
    スクラップ排出用小孔16とを有するダイプレート8
    と、該ダイプレート8の上側に固定されて前記ノックア
    ウト5の下面に対峙する上面を有するパンチ10と、該
    パンチ10の外周に対して上下方向に摺動可能に嵌合さ
    れて前記上型ダイ3の下面に対峙する上面を有する弾発
    支持されたストリッパー12と、該パンチ10には、そ
    の中心部に前記大孔パンチ4が進退摺動してスクラップ
    が落下するスクラップ落下用大孔11と該小孔パンチ1
    4が進退して該スクラップ排出用小孔16に連通するス
    クラップ落下用小孔15とが開穿され、常態において、
    該パンチ10、ストリッパー12のそれぞれの上面はひ
    とつの連続した平面を構成するようになされた下型Bと
    からなることを特徴とするIDブレード形成用金型。
JP25502599A 1999-09-09 1999-09-09 Idブレード形成用金型 Pending JP2001071048A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308567B2 (en) 2013-06-26 2016-04-12 Kia Motors Corporation Method of manufacturing press mold for mass-producing hot stamping cold trim and press mold for mass-producing hot stamping cold trim manufactured using the same
CN109530548A (zh) * 2018-12-28 2019-03-29 武汉泛洲机械制造有限公司 一种用于生产两面凸台轴承挡板的级进精冲模具

Cited By (3)

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