JP2001070821A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

Info

Publication number
JP2001070821A
JP2001070821A JP25242099A JP25242099A JP2001070821A JP 2001070821 A JP2001070821 A JP 2001070821A JP 25242099 A JP25242099 A JP 25242099A JP 25242099 A JP25242099 A JP 25242099A JP 2001070821 A JP2001070821 A JP 2001070821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
motor
drive motor
drive circuit
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25242099A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Ueda
英稔 植田
Shinya Koga
慎弥 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25242099A priority Critical patent/JP2001070821A/ja
Publication of JP2001070821A publication Critical patent/JP2001070821A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕時における消費電力の少ない粉砕装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 処理物が導入される投入口2を有する粉
砕室5と、粉砕室5内の底面に回転自在に配設された回
転刃8と、粉砕室5の下部に配設され回転刃8により粉
砕された処理物を排出する排出路12と、回転刃8を回
転駆動する粉砕部駆動モータ11と、粉砕部駆動モータ
11に印加される電流を制御するモータ駆動回路と、粉
砕部駆動モータ11の入力電流の電流値を検出する電流
検出部と、電流検出部の検出する電流値が所定の電流値
(A1)以下になった場合、入力電流の所定の位相角
(α1)からπまでをモータ駆動回路により粉砕部駆動
モータ11に入力するようにモータ駆動回路の動作制御
を行う制御部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨芥や発砲トレ
ー、ペットボトル等を粉砕する粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食物の屑である厨芥や発砲トレ
ー、ペットボトル等の被粉砕物の処理において、これら
の再資源化又は減容化のために粉砕処理する粉砕装置が
広く用いられるようになってきている。
【0003】このような従来の粉砕装置として、特願平
11−156147号(以下イ号出願と呼ぶ)の明細書
に記載されたものがある。
【0004】図13はイ号出願の明細書に記載の粉砕装
置の構成図である。
【0005】図13において、1は粉砕装置、2は厨芥
等の処理物や水などを投入するための投入口、3は投入
口2の周囲にわたって漏斗状に設けられたシンク、4は
投入口2の直下に配設され中空構造体からなるホッパー
である。
【0006】ホッパー4は筒状であればよく、必ずしも
円筒状である必要はない。
【0007】5はホッパー4の内部に形設された粉砕
室、6は粉砕室5の下部に配設された底板、7はホッパ
ー4の内部の底板6の下部に形設された粉砕物流入室、
8は粉砕室5内の底板6の上面に回転自在に配設された
回転刃、9は粉砕室5の内側壁に突設された固定刃、1
0は粉砕室5の中心位置に垂直に設けられた回転刃8の
回転軸、11は粉砕装置1の下部に配設され回転軸10
に連設され回転軸10を高速で回転駆動する粉砕部駆動
モータ、12は粉砕物流入室7の側部に粉砕物流入室7
から外部に向けて配設され粉砕物流入室7内に流入する
粉砕物を外部に排出する排出路、13はシンク3の上部
に配置された水栓である。
【0008】以上のように構成された従来の粉砕装置に
ついて、以下その動作を説明する。
【0009】まず、厨芥等の処理物を粉砕する際、水栓
13より水を流し、投入口2より処理物と水とを粉砕室
5内に導入する。その後、粉砕部駆動モータ11を起動
して回転刃8を高速回転させる。粉砕室5内に投入され
た処理物は、回転刃8から受ける衝撃や、回転刃8と固
定刃9との間での切削により粉砕される。粉砕された処
理物は、粉砕物流入室7内に流れ込み、排出路12から
排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の粉砕装置では、粉砕時に不必要に大きな電力が粉砕部
駆動モータに印加されるため、粉砕装置のエネルギー効
率が低下するという課題を有していた。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、粉砕時における消費電力の少ない粉砕装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の粉砕装置は、処理物が導入される投入口を
有する粉砕室と、粉砕室内の底面に回転自在に配設され
た回転刃と、粉砕室の下部に配設され回転刃により粉砕
された処理物を排出する排出路と、回転刃を回転駆動す
る粉砕部駆動モータと、粉砕部駆動モータに印加される
電流を制御するモータ駆動回路と、粉砕部駆動モータの
入力電流の電流値を検出する電流検出部と、電流検出部
の検出する電流値が所定の電流値(A1)以下になった
場合、入力電流の所定の位相角(α1)からπまでをモ
ータ駆動回路により粉砕部駆動モータに入力するように
モータ駆動回路の動作制御を行う制御部と、を備えた構
成より成る。
【0013】この構成により、粉砕時における消費電力
の少ない粉砕装置を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するために、本発
明の請求項1に記載の粉砕装置は、処理物が導入される
投入口を有する粉砕室と、粉砕室内の底面に回転自在に
配設された回転刃と、粉砕室の下部に配設され回転刃に
より粉砕された処理物を排出する排出路と、回転刃を回
転駆動する粉砕部駆動モータと、粉砕部駆動モータに印
加される電流を制御するモータ駆動回路と、粉砕部駆動
モータの入力電流の電流値を検出する電流検出部と、電
流検出部の検出する電流値が所定の電流値(A1)以下
になった場合、入力電流の所定の位相角(α1)からπ
までをモータ駆動回路により粉砕部駆動モータに入力す
るようにモータ駆動回路の動作制御を行う制御部と、を
備えた構成としたものである。
【0015】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0016】(1)処理物は投入口より粉砕室内に投入
され、回転刃の回転により粉砕され、排出路より排出さ
れる。粉砕初期時には、粉砕室内の処理物の粒径が大き
く、処理物から回転刃に加わる衝撃力が大きいため、粉
砕部駆動モータには大きな負荷トルクが加わる。処理物
の粉砕が進むと、処理物から回転刃に加わる衝撃力が減
少すると共に、処理物が排出路から流出し、粉砕室内の
処理物の量が減少するため、粉砕部駆動モータにかかる
負荷トルクが減少する。粉砕部駆動モータにかかる負荷
トルクが減少してくると、それに伴い、電流検知部で検
知される電流値が下がる。電流値が所定の電流値A1以
下であった場合、制御部は、粉砕部駆動モータの負荷ト
ルクが軽減したと判断し、電源よりモータ駆動回路に供
給される交流電流が、半周期の間で位相がα1〜π(r
ad)の間(1周期中ではα1〜π(rad)及びα1
+π〜2π(rad)の間)だけ粉砕部駆動モータに対
して印加されるように、モータ駆動回路を制御する。こ
れにより、粉砕部駆動モータの回転数が下がり、粉砕部
駆動モータに印加される電力は低下し、粉砕部駆動モー
タの発生トルクは減少する。このとき、処理物の粉砕処
理は進行しており、粉砕部駆動モータの発生トルクが減
少しても、粉砕装置の粉砕能力には影響しない。
【0017】(2)粉砕動作のうち、粉砕部駆動モータ
があまり大きな発生トルクを必要としないときにおい
て、粉砕部駆動モータに印加する電力が下がるため、粉
砕部駆動モータの消費電力が抑えられ粉砕中(粉砕後
期)のエネルギー効率を改善することができる。
【0018】ここで、処理物としては厨芥や発泡トレー
やペットボトルなどが考えられる。
【0019】モータ駆動回路としては、トライアックや
サイリスタ、PWM制御回路等により構成される。
【0020】電流検出部には、カレントトランス等が使
用される。
【0021】所定の電流値(A1)としては、粉砕部駆
動モータとして使用するモータの出力、粉砕装置に投入
される被粉砕物の種類、要求される粉砕所要時間を考慮
して決定される。
【0022】所定の位相角α1としては、0<α1<π
であれば、任意の値を設定することが可能であるが、α
1=π/3(rad)とすることで、粉砕部駆動モータ
への印加電圧を約半分にすることができる。また、α1
≦4π/9(rad)とすることで、粉砕部駆動モータ
への印加電力を1/3にすることができる。尚、α1の
範囲としては、好ましくは、4π/9≦α1≦π/2
(rad)とするのが好適である。粉砕部駆動モータへ
の印加電力を1/4〜1/3程度に抑えることができる
からである。
【0023】請求項2に記載の粉砕装置は、処理物が導
入される投入口を有する粉砕室と、粉砕室内の底面に回
転自在に配設された回転刃と、粉砕室の下部に配設され
回転刃により粉砕された処理物を排出する排出路と、回
転刃を回転駆動する粉砕部駆動モータと、粉砕部駆動モ
ータに印加される電流を制御するモータ駆動回路と、粉
砕開始からの経過時間を計測するタイマと、タイマによ
り計測される時間が粉砕開始より所定の時間(T1)を
経過した場合、入力電流の所定の位相角(α1)からπ
までをモータ駆動回路により粉砕部駆動モータに入力す
るようにモータ駆動回路の動作制御を行う制御部と、を
備えた構成としたものである。
【0024】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0025】(1)処理物は投入口より粉砕室内に投入
され、回転刃の回転により粉砕され、排出路より排出さ
れる。粉砕初期時には、粉砕室内の処理物の粒径が大き
く、処理物から回転刃に加わる衝撃力が大きいため、粉
砕部駆動モータには大きな負荷トルクが加わる。処理物
の粉砕が進むと、処理物から回転刃に加わる衝撃力が減
少すると共に、処理物が排出路から流出し、粉砕室内の
処理物の量が減少するため、粉砕部駆動モータにかかる
負荷トルクが減少する。タイマにより計測される時間が
粉砕開始より所定の時間(T1)を経過した場合、制御
部は、粉砕部駆動モータの負荷トルクが軽減したと判断
し、電源よりモータ駆動回路に供給される交流電流が、
半周期の間で位相がα1〜π(rad)の間(1周期中
ではα1〜π(rad)及びα1+π〜2π(rad)
の間)だけ粉砕部駆動モータに対して印加されるよう
に、モータ駆動回路を制御する。これにより、粉砕部駆
動モータの回転数が下がり、粉砕部駆動モータに印加さ
れる電力は低下し、粉砕部駆動モータの発生トルクは減
少する。このとき、処理物の粉砕処理は進行しており、
粉砕部駆動モータの発生トルクが減少しても、粉砕装置
の粉砕能力には影響しない。
【0026】(2)粉砕動作のうち、粉砕部駆動モータ
があまり大きな発生トルクを必要としないときにおい
て、粉砕部駆動モータに印加する電力が下がるため、粉
砕部駆動モータの消費電力が抑えられ粉砕中(粉砕後
期)のエネルギー効率を改善することができる。
【0027】ここで、所定の時間(T1)は、粉砕部駆
動モータとして使用するモータの出力、粉砕装置に投入
される被粉砕物の種類、要求される粉砕所要時間を考慮
して決定される。
【0028】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の粉砕装置であって、モータ駆動回路はインバータによ
り構成され、制御部は、電流検出部の検出する電流値が
所定の電流値(A1)以下になった場合、モータ駆動回
路の電圧出力のデューティー比を下げるようにモータ駆
動回路の動作制御を行う構成としたものである。
【0029】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0030】(1)粉砕動作のうち、粉砕部駆動モータ
があまり大きな発生トルクを必要としないときにおい
て、粉砕部駆動モータに印加する電力が下がるため、粉
砕部駆動モータの消費電力が抑えられ粉砕中(粉砕後
期)のエネルギー効率を改善することができる。
【0031】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の粉砕装置であって、モータ駆動回路はインバータによ
り構成され、制御部は、タイマにより計測される時間が
粉砕開始より所定の時間(T1)を経過した場合、モー
タ駆動回路の電圧出力のデューティー比を下げるように
モータ駆動回路の動作制御を行う構成としたものであ
る。
【0032】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0033】(1)粉砕動作のうち、粉砕部駆動モータ
があまり大きな発生トルクを必要としないときにおい
て、粉砕部駆動モータに印加する電力が下がるため、粉
砕部駆動モータの消費電力が抑えられ粉砕中(粉砕後
期)のエネルギー効率を改善することができる。
【0034】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一項に記載の粉砕装置であって、処理物を選択
する選択手段と、処理物に応じたパラメータである所定
の位相角(α1)又は所定の時間(T1)を記憶する記
憶手段と、を備え、制御部は、パラメータに従ってモー
タ駆動回路の動作制御を行う構成としたものである。
【0035】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0036】(1)処理物に応じて粉砕時の粉砕部駆動
モータに印加する電力を下げることが可能となる。
【0037】以下に本発明の一実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における粉砕装置の構成図である。
【0039】図1において、1は粉砕装置、2は投入
口、3はシンク、4はホッパー、5は粉砕室、6は底
板、7は粉砕物流入室、8は回転刃、9は固定刃、10
は回転軸、11は粉砕部駆動モータ、12は排出路、1
3は水栓である。これらは従来の技術と同様のものであ
り同一の符号を付して説明を省略する。
【0040】14は投入口2に脱着可能に装着され投入
口2を閉蓋する蓋、15は投入口2の側部に配設され蓋
14の装脱を検出するマグネットとホールICからなる
蓋スイッチ、16は粉砕装置1の運転のオン/オフを指
示する運転スイッチ、17は粉砕装置1の粉砕部駆動モ
ータ11の運転の制御を行う制御ボックス、18は制御
ボックス17に電流を供給する電源コードである。
【0041】厨芥等の処理物を粉砕する際には、まず、
水栓13の蛇口を開けて水を流し、その後粉砕部駆動モ
ータ11を起動し、回転軸10を介して回転刃8を回転
状態とし、投入口2よりホッパー4内に処理物を投入す
る。ホッパー4内に投入された処理物は、回転刃8から
受ける衝撃や、固定刃9と回転刃8との間での切削によ
り粉砕される。粉砕された処理物は、粉砕物流入室7に
流れ込み、排出路12から排出される。
【0042】図2は実施の形態1における粉砕装置の制
御機構の構成を表すブロック図である。
【0043】図2において、11は粉砕部駆動モータ、
15は蓋スイッチ、16は運転スイッチ、17は制御ボ
ックスであり、これらは図1と同様のものであるため同
一の符号を付して説明を省略する。
【0044】19は粉砕部駆動モータ11に印加する電
流を制御することにより駆動制御を行うモータ駆動回
路、20はモータ駆動回路19から粉砕部駆動モータ1
1に供給される電流の大きさを検出する電流検知部、2
1は電流検知部20の出力する電流検出信号を平滑化し
その平均値を出力する平滑回路、22は平滑回路21の
出力する粉砕部駆動モータ11への印加電流の平均値に
基づきモータ駆動回路19の動作制御を行う制御部、2
4は制御ボックス17に駆動用の交流電圧を供給する電
源、25は電源24から印加される交流電圧を整流し制
御部22に供給する整流回路である。
【0045】モータ駆動回路19はトライアックやサイ
リスターにより構成される。また、本実施の形態では、
粉砕部駆動モータ11として単相インダクションモータ
を使用している。
【0046】尚、粉砕部駆動モータ11としては、単相
インダクションモータに限られるものではなく、ユニバ
ーサルモータ、DCモータ等を用いて構成してもよい。
【0047】電流検知部20は、粉砕部駆動モータ11
に印加される電流値を検出し、電流検出信号を平滑回路
21を介して制御部22に出力する。この際、電流検出
信号は平滑回路21により平滑化され、制御部22に
は、電流検出信号の平均値(少なくとも、電源24から
入力される交流電流の1周期分の平均値)が入力され
る。
【0048】以上のように構成された実施の形態1にお
ける粉砕装置について、以下その動作を説明する。
【0049】図3は実施の形態1の粉砕装置の動作を表
すフローチャートであり、図4は電源から駆動回路に供
給される交流電流の1周期分の位相と電流値との関係を
表す図である。
【0050】処理物を粉砕処理する際、まず最初に、処
理物を粉砕室5内に投入し、蓋14が閉じておく。
【0051】まず、制御部22は、蓋スイッチ15によ
り蓋14が閉じられているか否かを検出する(S1)。
蓋スイッチ15により、蓋14が閉じられていることが
検出されると、次いで、制御部22は、運転スイッチ1
6がオン状態になっているか否かを検出する(S2)。
このとき、運転スイッチ16がオフ状態の場合には、ス
テップS1にもどる。
【0052】ステップS2において、運転スイッチ16
がオン状態であった場合、制御部22は、電源24より
供給される交流電流の全周期が粉砕部駆動モータ11に
対して印加されるように、モータ駆動回路19を制御す
る(S3)。以下、この制御状態を通常運転モードと呼
ぶ。
【0053】これにより、通常運転モード(粉砕初期)
には粉砕部駆動モータ11のトルクが大きくなり、粉砕
装置1の処理物の粉砕能力は最大となる。
【0054】粉砕初期時には、粉砕室5内の処理物の粒
径が大きく、処理物から回転刃8に加わる衝撃力が大き
いため、粉砕部駆動モータ11には大きな負荷トルクが
加わる。処理物の粉砕が進むと、処理物から回転刃8に
加わる衝撃力が減少すると共に、処理物が粉砕物流入室
7内に流出し、粉砕室5内の処理物の量が減少するた
め、粉砕部駆動モータ11にかかる負荷トルクが減少す
る。粉砕部駆動モータ11にかかる負荷トルクが減少し
てくると、それに伴い、電流検知部20で検知される電
流値が下がる。制御部22は、電流検知部20で検知さ
れる電流値が所定の閾値A1以下であるか否かを判定し
(S4)、電流値がA1以下でない場合、ステップS
3,S4を繰り返す。
【0055】ステップS4で電流値がA1以下であった
場合、制御部22は、粉砕部駆動モータ11の負荷トル
クが軽減したと判断し、電源24より供給される交流電
流が、半周期の間で位相がα1〜π(rad)の間(1
周期中ではα1〜π(rad)及びα1+π〜2π(r
ad)の間)だけ粉砕部駆動モータ11に対して印加さ
れるように、モータ駆動回路19をオンオフ制御する
(S5)。ここで、α1は、0<α1<πの条件を満た
す任意の定数とする。以下、この制御状態を低電力運転
モードと呼ぶ。
【0056】これにより、低電力運転モード(粉砕後
期)には粉砕部駆動モータ11のトルクが下がる。しか
しながら、この時点では、既に処理物の粉砕処理はかな
り進行しており、粉砕部駆動モータ11のトルクが下が
っても粉砕装置1の粉砕能力にはあまり影響しない。逆
に、処理物の粉砕処理の進行した状態においては、粉砕
部駆動モータ11は、大きなトルクを発生する必要はな
い。このようなときには、粉砕部駆動モータ11に印加
する電流を抑制することで、粉砕部駆動モータ11の消
費電力を抑制し、粉砕処理における粉砕装置1のエネル
ギー効率を改善する。
【0057】次いで、制御部22は、運転スイッチ16
がオン状態になっているか否かを検出し(S6)、運転
スイッチ16がオン状態の場合には、ステップS4にも
どり、運転スイッチ16がオフ状態の場合には、モータ
駆動回路19により粉砕部駆動モータ11への電流の供
給を遮断し(S7)、動作を終了する。
【0058】尚、上記動作中に、蓋スイッチ15によ
り、蓋14が開けられていることが検出されると、制御
部22は、モータ駆動回路19により粉砕部駆動モータ
11への電流の供給を遮断し、動作を終了する。
【0059】以上の動作により、粉砕動作の後期におい
て、粉砕部駆動モータ11への印加電力が抑制されるた
め、粉砕部駆動モータ11の消費電力が抑えられ粉砕中
(粉砕後期)の粉砕装置1の処理物の粉砕処理のエネル
ギー効率が改善される。
【0060】図5は低電力運転モード及び通常運転モー
ドにおける粉砕部駆動モータの回転数と粉砕部駆動モー
タに発生するトルクとの関係を表す図である。
【0061】図5において、低電力運転モードでは、粉
砕部駆動モータ11の発生するトルクが小さくなる。通
常運転モードでは、粉砕部駆動モータ11のトルクが同
じ回転数で低電力運転モードにおいて発生するトルクよ
りも大きくなり、まだ粉砕処理の進行していない処理物
の粉砕処理を効率的に行うことができる。
【0062】本実施の形態では、例えば、α1はπ/3
(rad)とされる。この場合、低電力運転モードにお
ける粉砕部駆動モータ11の消費電力は、通常運転モー
ドの1/3とすることができる。尚、α1の値として
は、0<α1<πであれば、任意の値を設定することが
可能であるが、好ましくは4π/9≦α1<π/2とす
るのが好適とされる。粉砕部駆動モータとして使用する
モータの出力、粉砕装置に投入される被粉砕物の種類、
要求される粉砕所要時間を考慮して決定される。
【0063】図6は低電力運転モード及び通常運転モー
ドにおける粉砕部駆動モータに加わる負荷トルクと粉砕
部駆動モータに流れる電流値との関係を表す図であり、
図7は低電力時と通常時のモータのトルク特性を表した
図である。
【0064】図6において、粉砕部駆動モータ11に加
わる負荷トルクTが上昇すると、粉砕部駆動モータ11
の回転が負荷トルクTにより制動され、それに伴い、粉
砕部駆動モータ11に流れる電流の電流値Aは増加す
る。しかしながら、低電力運転モード時には既に粉砕も
終了しており粉砕部駆動モータ11に加わる負荷トルク
が低く、低トルクでも粉砕部駆動モータ11の定格運転
ができるため、電流値を小さくすることができる。
【0065】モータ駆動回路19をPWM方式等のイン
バータ回路にした場合は、例えば、低電力運転モード
(粉砕後期)にはインバータ出力のデューティー比を調
節して見かけの電圧が通常運転モードの70%程度入力
さるようにすれば、低電力運転モードにおける粉砕部駆
動モータ11への印加電力を、通常運転モード時の半分
にすることができる。尚、この場合、低電力運転モード
のインバータ出力のデューティー比を、通常運転モード
時の55〜58%の範囲とするのが好適とされる。粉砕
部駆動モータ11の消費電力を通常時の約1/3に低下
させることができ、しかも、粉砕部駆動モータ11のロ
ック等の心配なく定格運転ができる。
【0066】(実施の形態2)図8は本発明の実施の形
態2における粉砕装置の制御機構の構成を表すブロック
図である。
【0067】図8において、11は粉砕部駆動モータ、
15は蓋スイッチ、16は運転スイッチ、17は制御ボ
ックス、19はモータ駆動回路、22は制御部、24は
電源、25は整流回路であり、これらは図2と同様のも
のであるため、同一の符号を付して説明を省略する。
【0068】23は制御部22の要求に基づき粉砕部駆
動モータ11の運転時間をカウントするタイマである。
【0069】以上のように構成された実施の形態2にお
ける粉砕装置について、以下その動作を説明する。
【0070】図9は実施の形態2の粉砕装置の動作を表
すフローチャートである。
【0071】尚、本実施の形態において、電源24から
駆動回路に供給される交流電流の1周期分の位相と電流
値との関係は図4と同様である。
【0072】処理物を粉砕処理する際、まず最初に、処
理物を粉砕室5内に投入し、蓋14が閉じておく。
【0073】まず、制御部22は、蓋スイッチ15によ
り蓋14が閉じられているか否かを検出する(S1
0)。蓋スイッチ15により、蓋14が閉じられている
ことが検出されると、次いで、制御部22は、運転スイ
ッチ16がオン状態になっているか否かを検出する(S
11)。このとき、運転スイッチ16がオフ状態の場合
には、ステップS10にもどる。
【0074】ステップS11において、運転スイッチ1
6がオン状態であった場合、制御部22は、電源24よ
り供給される交流電流の全位相が、粉砕部駆動モータ1
1に対して印加されるように、モータ駆動回路19を制
御する(S12)(図4参照)。以下、この制御状態を
通常運転モードと呼ぶ。
【0075】これにより、通常運転モード(粉砕初期)
には粉砕部駆動モータ11のトルクが大きく、粉砕装置
1の処理物の粉砕能力は最大となる。
【0076】制御部22は、タイマ23により処理物粉
砕開始からの経過時間tの計時を開始する(S13)。
【0077】粉砕初期時には、粉砕室5内の処理物の粒
径が大きく、処理物から回転刃8に加わる衝撃力が大き
いため、粉砕部駆動モータ11には大きな負荷トルクが
加わる。処理物の粉砕が進むと、処理物から回転刃8に
加わる衝撃力が減少すると共に、処理物が粉砕物流入室
7内に流出し、粉砕室5内の処理物の量が減少するた
め、粉砕部駆動モータ11にかかる負荷トルクが減少す
る。所定の時間T1が経過し粉砕が進むと、粉砕部駆動
モータ11にかかる負荷トルクが十分に減少する。制御
部22は、タイマ23の計測時間tが所定の時間T1を
経過するまで待機し(S14)、タイマ23の計測時間
tが所定の時間T1を経過すると、粉砕部駆動モータ1
1の負荷トルクが軽減したと判断し、電源24より供給
される交流電流が、半周期の間で位相がα1〜π(ra
d)の間(1周期中ではα1〜π(rad)及びα1+
π〜2π(rad)の間)だけ粉砕部駆動モータ11に
対して印加されるように(図4参照)、モータ駆動回路
19をオンオフ制御する(S15)。ここで、α1は、
0<α1<πの条件を満たす任意の定数とする。以下、
この制御状態を低電力運転モードと呼ぶ。
【0078】これにより、低電力運転モード(粉砕後
期)には粉砕部駆動モータ11のトルクが下がる。しか
しながら、この時点では、既に処理物の粉砕処理はかな
り進行しており、粉砕部駆動モータ11のトルクが下が
っても粉砕装置1の粉砕能力にはあまり影響しない。逆
に、処理物の粉砕処理の進行した状態においては、粉砕
部駆動モータ11は、大きなトルクを発生する必要はな
い。このようなときには、粉砕部駆動モータ11に印加
する電流を抑制することで、粉砕部駆動モータ11の消
費電力を抑制し、粉砕処理における粉砕装置1のエネル
ギー効率を改善する。
【0079】次いで、制御部22は、運転スイッチ16
がオン状態になっているか否かを検出し(S16)、運
転スイッチ16がオン状態の場合には、通常運転モード
を継続し、運転スイッチ16がオフ状態の場合には、モ
ータ駆動回路19により粉砕部駆動モータ11への電流
の供給を遮断し(S17)、動作を終了する。
【0080】尚、上記動作中に、蓋スイッチ15によ
り、蓋14が開けられていることが検出されると、制御
部22は、モータ駆動回路19により粉砕部駆動モータ
11への電流の供給を遮断し、動作を終了する。
【0081】本実施の形態では、例えば、α1はπ/3
(rad)に設定される。この場合、低電力運転モード
における粉砕部駆動モータ11の消費電力は、通常運転
モードの1/3とすることができる。尚、α1の値とし
ては、0<α1<πであれば、任意の値を設定すること
が可能であるが、好ましくは4π/9≦α1<π/2と
するのが好適とされる。粉砕部駆動モータとして使用す
るモータの出力、粉砕装置に投入される被粉砕物の種
類、要求される粉砕所要時間を考慮して決定される。
【0082】モータ駆動回路19をPWM方式等のイン
バータ回路にした場合は、例えば、低電力運転モード
(粉砕後期)にはインバータ出力のデューティー比を調
節して見かけの電圧が通常運転モードの70%程度入力
さるようにすれば、低電力運転モードにおける粉砕部駆
動モータ11への印加電力を、通常運転モード時の半分
にすることができる。尚、この場合、低電力運転モード
のインバータ出力のデューティー比を、通常運転モード
時の55〜58%の範囲とするのが好適とされる。粉砕
部駆動モータとして使用するモータの出力、粉砕装置に
投入される被粉砕物の種類、要求される粉砕所要時間を
考慮して決定される。
【0083】図10はモータ駆動回路をPWM方式等の
インバータ回路にした場合の低電力運転モード及び通常
運転モードにおける粉砕部駆動モータの印加電圧波形を
表す図である。
【0084】図10から、粉砕後期においては、粉砕部
駆動モータ11への印加電力が減少し、粉砕部駆動モー
タ11の出力トルクが下がり、粉砕部駆動モータ11の
回転数が押さえられることがわかる。
【0085】(実施の形態3)図11は本発明の実施の
形態3における粉砕装置の制御機構の構成を表すブロッ
ク図である。
【0086】図11において、11は粉砕部駆動モー
タ、15は蓋スイッチ、16は運転スイッチ、17は制
御ボックス、19はモータ駆動回路、20は電流検知
部、21は平滑回路、22は制御部、23はタイマ、2
4は電源、25は整流回路であり、これらは図2又は図
10と同様のものであるため、同一の符号を付して説明
を省略する。
【0087】28は処理物として何を入れたかを使用者
が選択し制御部22に指示を入力する選択スイッチ、2
6は選択スイッチ28よりどのような指示が入力された
かを判定する選択手段、27は選択手段26により選択
された処理物に応じモータ駆動回路19を制御させる粉
砕シーケンスのパラメータを記憶する記憶装置である。
【0088】以上のように構成された実施の形態3にお
ける粉砕装置について、以下その動作を説明する。
【0089】図12は実施の形態3の粉砕装置の動作を
表すフローチャートである。
【0090】尚、本実施の形態において、電源24から
駆動回路に供給される交流電流の1周期分の位相と電流
値との関係は図4と同様である。
【0091】処理物を粉砕処理する際、まず最初に、処
理物を粉砕室5内に投入し、蓋14が閉じておく。使用
者は、選択スイッチ28より、投入される処理物の特徴
に応じて粉砕シーケンスを選択する。
【0092】まず、制御部22は、蓋スイッチ15によ
り蓋14が閉じられているか否かを検出する(S2
0)。蓋スイッチ15により、蓋14が閉じられている
ことが検出されると、次いで、制御部22は、運転スイ
ッチ16がオン状態になっているか否かを検出する(S
21)。このとき、運転スイッチ16がオフ状態の場合
には、ステップS20にもどる。
【0093】ステップS21において、運転スイッチ1
6がオン状態であった場合、制御部22は、選択手段2
6により、どの粉砕シーケンスが選択されたかを判断
し、選択された粉砕シーケンスのパラメータを記憶装置
27から呼び出し(S22)、読み出した粉砕シーケン
スのパラメータに従って、処理物を粉砕する動作制御を
行う(S23)。
【0094】ここで、「粉砕シーケンスのパラメータ」
とは、実施の形態1で説明したα1,α2や、実施の形
態2で説明したT1のことをいう。例えば、処理物が鶏
の皮やトウモロコシの皮など粉砕し難いものである場
合、粉砕シーケンスのパラメータとしては、通常運転モ
ードに至るまでの時間(T1)を40sec、又は、低
電力運転モードのスイッチングの位相制御の角度(α
1)をπ/4(rad)程度とし、低電力運転モード時
も通常運転モード時の70%程度の電力を印加する。ま
た、にんじんやグレープフルーツの皮など比較的粉砕し
やすいものに対しては、通常運転モードに至るまでの時
間(T1)を10secとし、又は、低電力運転モード
のスイッチングの位相制御の角度(α1)をπ/2程度
とし、低電力運転モード時の印加電力を通常運転モード
時の1/4程度とする。
【0095】ステップS23においては、制御部22
は、読み出した粉砕シーケンスのパラメータに従って、
実施の形態1で説明したステップS3からステップS7
の動作、又は、実施の形態2で説明したステップS12
からステップS16の動作に従って動作制御を行う。
【0096】以上説明した本実施の形態の粉砕装置1に
おいては、処理物を厨芥としているが、本発明は、たと
えば、発砲トレーやペットボトルなど、厨芥以外を処理
物とする粉砕にも適用することができる。粉砕部駆動モ
ータ11の大きさやホッパー4容量により変化する粉砕
処理時間からα1やα2及びT1を設定することができ
る。
【0097】
【発明の効果】以上のように本発明の粉砕装置によれ
ば、以下のような有利な効果を得ることができる。
【0098】請求項1に記載の発明によれば、粉砕動作
のうち、粉砕部駆動モータがあまり大きな発生トルクを
必要としないときにおいて、粉砕部駆動モータに印加す
る電力が下がるため、粉砕部駆動モータの消費電力が抑
えられ粉砕中(粉砕後期)のエネルギー効率を改善する
ことが可能な粉砕装置を提供することができる。
【0099】請求項2に記載の発明によれば、粉砕動作
のうち、粉砕部駆動モータがあまり大きな発生トルクを
必要としないときにおいて、粉砕部駆動モータに印加す
る電力が下がるため、粉砕部駆動モータの消費電力が抑
えられ粉砕中(粉砕後期)のエネルギー効率を改善する
ことが可能な粉砕装置を提供することができる。
【0100】請求項3に記載の発明によれば、粉砕動作
のうち、粉砕部駆動モータがあまり大きな発生トルクを
必要としないときにおいて、粉砕部駆動モータに印加す
る電力が下がるため、粉砕部駆動モータの消費電力が抑
えられ粉砕中(粉砕後期)のエネルギー効率を改善する
ことが可能な粉砕装置を提供することができる。
【0101】請求項4に記載の発明によれば、粉砕動作
のうち、粉砕部駆動モータがあまり大きな発生トルクを
必要としないときにおいて、粉砕部駆動モータに印加す
る電力が下がるため、粉砕部駆動モータの消費電力が抑
えられ粉砕中(粉砕後期)のエネルギー効率を改善する
ことが可能な粉砕装置を提供することができる。
【0102】請求項5に記載の発明によれば、処理物に
応じて粉砕時の振動、騒音を下げることが可能な粉砕装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における粉砕装置の構成
【図2】実施の形態1における粉砕装置の制御機構の構
成を表すブロック図
【図3】実施の形態1の粉砕装置の動作を表すフローチ
ャート
【図4】電源から駆動回路に供給される交流電流の1周
期分の位相と電流値との関係を表す図
【図5】低電力運転モード及び通常運転モードにおける
粉砕部駆動モータの回転数と粉砕部駆動モータに発生す
るトルクとの関係を表す図
【図6】低電力運転モード及び通常運転モードにおける
粉砕部駆動モータに加わる負荷トルクと粉砕部駆動モー
タに流れる電流値との関係を表す図
【図7】低電力時と通常時のモータのトルク特性を表し
た図
【図8】本発明の実施の形態2における粉砕装置の制御
機構の構成を表すブロック図
【図9】実施の形態2の粉砕装置の動作を表すフローチ
ャート
【図10】モータ駆動回路をPWM方式等のインバータ
回路にした場合の低電力運転モード及び通常運転モード
における粉砕部駆動モータの印加電圧波形を表す図
【図11】本発明の実施の形態3における粉砕装置の制
御機構の構成を表すブロック図
【図12】実施の形態3の粉砕装置の動作を表すフロー
チャート
【図13】イ号出願の明細書に記載の粉砕装置の構成図
【符号の説明】
1 粉砕装置 2 投入口 3 シンク 4 ホッパー 5 粉砕室 6 底板 7 粉砕物流入室 8 回転刃 9 固定刃 10 回転軸 11 粉砕部駆動モータ 12 排出路 13 水栓 14 蓋 15 蓋スイッチ 16 運転スイッチ 17 制御ボックス 18 電源コード 19 モータ駆動回路 20 電流検知部 21 平滑回路 22 制御部 23 タイマ 24 電源 25 整流回路 28 選択スイッチ 26 選択手段 27 記憶装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理物が導入される投入口を有する粉砕室
    と、 前記粉砕室内の底面に回転自在に配設された回転刃と、 前記粉砕室の下部に配設され前記回転刃により粉砕され
    た処理物を排出する排出路と、 前記回転刃を回転駆動する粉砕部駆動モータと、 前記粉砕部駆動モータに印加される電流を制御するモー
    タ駆動回路と、 前記粉砕部駆動モータの入力電流の電流値を検出する電
    流検出部と、 前記電流検出部の検出する電流値が所定の電流値(A
    1)以下になった場合、入力電流の所定の位相角(α
    1)からπまでを前記モータ駆動回路により粉砕部駆動
    モータに入力するように前記モータ駆動回路の動作制御
    を行う制御部と、 を備えたことを特徴とする粉砕装置。
  2. 【請求項2】処理物が導入される投入口を有する粉砕室
    と、 前記粉砕室内の底面に回転自在に配設された回転刃と、 前記粉砕室の下部に配設され前記回転刃により粉砕され
    た処理物を排出する排出路と、 前記回転刃を回転駆動する粉砕部駆動モータと、 前記粉砕部駆動モータに印加される電流を制御するモー
    タ駆動回路と、 粉砕開始からの経過時間を計測するタイマと、 前記タイマにより計測される時間が粉砕開始より所定の
    時間(T1)を経過した場合、入力電流の所定の位相角
    (α1)からπまでを前記モータ駆動回路により粉砕部
    駆動モータに入力するように前記モータ駆動回路の動作
    制御を行う制御部と、 を備えたことを特徴とする粉砕装置。
  3. 【請求項3】前記モータ駆動回路はインバータにより構
    成され、 前記制御部は、 前記電流検出部の検出する電流値が所定の電流値(A
    1)以下になった場合、前記モータ駆動回路の電圧出力
    のデューティー比を下げるように前記モータ駆動回路の
    動作制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の粉砕
    装置。
  4. 【請求項4】前記モータ駆動回路はインバータにより構
    成され、 前記制御部は、 前記タイマにより計測される時間が粉砕開始より所定の
    時間(T1)を経過した場合、前記モータ駆動回路の電
    圧出力のデューティー比を下げるように前記モータ駆動
    回路の動作制御を行うことを特徴とする請求項2に記載
    の粉砕装置。
  5. 【請求項5】前記処理物を選択する選択手段と、 前記処理物に応じたパラメータである前記所定の位相角
    (α1)又は前記所定の時間(T1)を記憶する記憶手
    段と、 を備え、 前記制御部は、前記パラメータに従って前記モータ駆動
    回路の動作制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4
    の何れか一項に記載の粉砕装置。
JP25242099A 1999-09-07 1999-09-07 粉砕装置 Withdrawn JP2001070821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25242099A JP2001070821A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 粉砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25242099A JP2001070821A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 粉砕装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001070821A true JP2001070821A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17237119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25242099A Withdrawn JP2001070821A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 粉砕装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001070821A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007500598A (ja) * 2003-06-10 2007-01-18 エマーソン エレクトリック カンパニー 生ゴミ処理機のためのタッチパッド式制御情報システム
JP2007061692A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Inax Corp ディスポーザ
JP2007083211A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd ディスポーザおよびディスポーザを備えた流し台

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007500598A (ja) * 2003-06-10 2007-01-18 エマーソン エレクトリック カンパニー 生ゴミ処理機のためのタッチパッド式制御情報システム
JP2007061692A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Inax Corp ディスポーザ
JP2007083211A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd ディスポーザおよびディスポーザを備えた流し台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1750844B1 (en) De-jamming device of a food waste disposer and method
EP1772545B1 (en) Method of controlling motor-driven washing machine and control system for the same
JP2004321840A (ja) ディスポーザ
WO2008053965A1 (fr) Appareil d'évacuation de déchets circulant
JP2001070821A (ja) 粉砕装置
JP2001070819A (ja) 粉砕装置
AU2004220730A1 (en) Washer and washing cycle control method thereof
JP2000084430A (ja) 粉砕処理装置
KR20100119656A (ko) 속도지령전압에 의한 음식물부하 감지방법 및 이를 이용한 음식물처리기
JPH10249305A (ja) 厨芥処理装置
JP2003305428A (ja) 生ゴミ処理機
JP4232595B2 (ja) 粉砕装置
KR101705132B1 (ko) 온도 및 부하 감지를 이용한 음식물쓰레기 처리 방법 및 이를 이용한 음식물처리기
JP2005313007A (ja) ディスポーザの生ごみ破砕方法、ディスポーザおよびその駆動モータの運転制御方法
JP2002159939A (ja) 生ごみ処理装置
JP3960014B2 (ja) 粉砕装置
JP3225602B2 (ja) 厨芥処理機
JP2001179120A (ja) 厨芥処理機
JPH0341790Y2 (ja)
JP2002263607A (ja) 厨芥処理機
JP3450871B2 (ja) 厨芥処理機
JP2726254B2 (ja) 電子レンジの陰イオン発生制御装置及び方法
KR0159694B1 (ko) 주서믹서기 전원장치
JP2001292917A (ja) 調理器
KR0185149B1 (ko) 쥬서,믹서,분쇄기의 모터 회전속도 조절방법 및장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060810

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060913

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070730