JP2001070761A - 浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置 - Google Patents
浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置Info
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- JP2001070761A JP2001070761A JP24810799A JP24810799A JP2001070761A JP 2001070761 A JP2001070761 A JP 2001070761A JP 24810799 A JP24810799 A JP 24810799A JP 24810799 A JP24810799 A JP 24810799A JP 2001070761 A JP2001070761 A JP 2001070761A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オゾンを使用しながらも安全に分離膜を洗浄
できる浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置を提
供する。 【解決手段】 反応槽21に貯留する反応槽混合液22
を槽内に浸漬した浸漬型膜分離装置23でろ過し、ろ過
した処理水を浸漬型膜分離装置23に接続した処理水管
26を通して槽外へ取り出す処理設備において、処理水
を逆洗水槽30に導いて槽内で処理水にオゾンを溶解さ
せて洗浄水を生成し、この洗浄水を処理水管26を通し
て浸漬型膜分離装置23に供給して逆洗するものであ
る。
できる浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置を提
供する。 【解決手段】 反応槽21に貯留する反応槽混合液22
を槽内に浸漬した浸漬型膜分離装置23でろ過し、ろ過
した処理水を浸漬型膜分離装置23に接続した処理水管
26を通して槽外へ取り出す処理設備において、処理水
を逆洗水槽30に導いて槽内で処理水にオゾンを溶解さ
せて洗浄水を生成し、この洗浄水を処理水管26を通し
て浸漬型膜分離装置23に供給して逆洗するものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水、浄水、し
尿、産業廃水等の処理および合併浄化槽などにおいて使
用する浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置に関
するものである。
尿、産業廃水等の処理および合併浄化槽などにおいて使
用する浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浸漬型膜分離装置を使用した処理
装置としては、例えば図2に示すものがある。図2にお
いて、反応槽1の内部には反応槽混合液2が貯留されて
おり、多数のチューブ状のろ過膜をモジュール化した分
離膜3を反応槽混合液2に浸漬して設けている。分離膜
3に接続した管路4には吸引ポンプ5を接続しており、
吸引ポンプ5よりも上流側における管路4に薬品の供給
排出管6をバルブ7を介して接続している。槽外には薬
品センサ8の本体部分を設けており、薬品センサ8の検
出プローブ9を槽内における分離膜3の表面の近傍およ
び管路4の途中に適当数を設けている。分離膜3の下方
には散気管10を設けており、散気管10に接続するブ
ロワ11を槽外に配置している。
装置としては、例えば図2に示すものがある。図2にお
いて、反応槽1の内部には反応槽混合液2が貯留されて
おり、多数のチューブ状のろ過膜をモジュール化した分
離膜3を反応槽混合液2に浸漬して設けている。分離膜
3に接続した管路4には吸引ポンプ5を接続しており、
吸引ポンプ5よりも上流側における管路4に薬品の供給
排出管6をバルブ7を介して接続している。槽外には薬
品センサ8の本体部分を設けており、薬品センサ8の検
出プローブ9を槽内における分離膜3の表面の近傍およ
び管路4の途中に適当数を設けている。分離膜3の下方
には散気管10を設けており、散気管10に接続するブ
ロワ11を槽外に配置している。
【0003】この構成において、ブロワ11によって供
給する空気を散気管10から散気し、反応槽混合液2を
曝気するとともに、空気のエアリフト作用により生起す
る上向流によって反応槽混合液2を槽内で循環する。こ
の状態でポンプ5を運転し、分離膜3におけるチューブ
状のろ過膜の内部に吸引負圧を作用させて反応槽混合液
2をろ過し、ろ過水は管路4を経て槽外へ取り出す。
給する空気を散気管10から散気し、反応槽混合液2を
曝気するとともに、空気のエアリフト作用により生起す
る上向流によって反応槽混合液2を槽内で循環する。こ
の状態でポンプ5を運転し、分離膜3におけるチューブ
状のろ過膜の内部に吸引負圧を作用させて反応槽混合液
2をろ過し、ろ過水は管路4を経て槽外へ取り出す。
【0004】洗浄作業を行なう場合には、ブロワ11と
吸引ポンプ5の運転を停止してバルブ7を開き、供給排
出管6から分離膜3の内部に洗浄用の薬品を加圧注入す
る。薬品としては、次亜塩素酸ナトリウムやガス状のオ
ゾンなどを使用する。分離膜3の内部に加圧注入した薬
品が分離膜3の表面に滲み出たことを検出プローブ9に
より検出し、それ以上の薬品の注入を停止する。
吸引ポンプ5の運転を停止してバルブ7を開き、供給排
出管6から分離膜3の内部に洗浄用の薬品を加圧注入す
る。薬品としては、次亜塩素酸ナトリウムやガス状のオ
ゾンなどを使用する。分離膜3の内部に加圧注入した薬
品が分離膜3の表面に滲み出たことを検出プローブ9に
より検出し、それ以上の薬品の注入を停止する。
【0005】適当時間後にポンプ5を運転して洗浄廃液
を管路4を経て槽外へ取り出し、必要に応じて廃液処理
を行なう。
を管路4を経て槽外へ取り出し、必要に応じて廃液処理
を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成において、洗浄薬液として次亜塩素酸ナトリウム
を使用する場合に、高濃度の薬液を使用すると、廃液処
理に別途の処理施設を要し、またトリハロメタンが発生
することがあった。また、ガス状のオゾンを使用する場
合には、廃オゾン対策として反応槽1を密閉状態とする
ことが必要であり、その取り扱いが困難であった。
の構成において、洗浄薬液として次亜塩素酸ナトリウム
を使用する場合に、高濃度の薬液を使用すると、廃液処
理に別途の処理施設を要し、またトリハロメタンが発生
することがあった。また、ガス状のオゾンを使用する場
合には、廃オゾン対策として反応槽1を密閉状態とする
ことが必要であり、その取り扱いが困難であった。
【0007】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、オゾンを使用しながらも安全に分離膜を洗浄できる
浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
り、オゾンを使用しながらも安全に分離膜を洗浄できる
浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の浸漬型膜分離装置の逆洗方
法は、反応槽内に貯留する反応槽混合液を槽内に浸漬し
た浸漬型膜分離装置でろ過し、ろ過した処理水を浸漬型
膜分離装置に接続した処理水管を通して槽外へ取り出す
処理設備において、処理水を逆洗水槽に導いて槽内で処
理水にオゾンを溶解させて洗浄水を生成し、この洗浄水
を処理水管を通して浸漬型膜分離装置に供給して逆洗す
るものである。
に、請求項1に係る本発明の浸漬型膜分離装置の逆洗方
法は、反応槽内に貯留する反応槽混合液を槽内に浸漬し
た浸漬型膜分離装置でろ過し、ろ過した処理水を浸漬型
膜分離装置に接続した処理水管を通して槽外へ取り出す
処理設備において、処理水を逆洗水槽に導いて槽内で処
理水にオゾンを溶解させて洗浄水を生成し、この洗浄水
を処理水管を通して浸漬型膜分離装置に供給して逆洗す
るものである。
【0009】上記した構成により、浸漬型膜分離装置に
供給する洗浄水にオゾンを溶解させることで、反応槽内
に過剰なオゾンが溶出することを防止でき、その取り扱
いが容易となる。請求項2に係る本発明の浸漬型膜分離
装置の逆洗方法は、逆洗水槽において発生する廃オゾン
ガスを反応槽へ供給するものである。
供給する洗浄水にオゾンを溶解させることで、反応槽内
に過剰なオゾンが溶出することを防止でき、その取り扱
いが容易となる。請求項2に係る本発明の浸漬型膜分離
装置の逆洗方法は、逆洗水槽において発生する廃オゾン
ガスを反応槽へ供給するものである。
【0010】適当量の廃オゾンガスを反応槽へ供給する
ことにより、反応槽内の有機物や汚泥を酸化分解して、
反応槽における余剰汚泥の減容化を図れる。請求項3に
係る本発明の浸漬型膜分離装置の逆洗装置は、原水が流
入する反応槽と、反応槽内に浸漬した浸漬型膜分離装置
と、浸漬型膜分離装置に接続し、ろ過した処理水を槽外
へ取り出す処理水管とを有する処理設備において、第1
バルブを介して処理水管に連通する処理水槽と、第2バ
ルブを介して処理水槽に連通する閉鎖空間をなす逆洗水
槽と、逆洗水ポンプおよび第3バルブを介して逆洗水槽
と処理水管とを連通する逆洗水供給管と、逆洗水槽にオ
ゾンを供給するオゾン発生器と、逆洗水槽に連通する廃
オゾン処理装置とを備えたものである。
ことにより、反応槽内の有機物や汚泥を酸化分解して、
反応槽における余剰汚泥の減容化を図れる。請求項3に
係る本発明の浸漬型膜分離装置の逆洗装置は、原水が流
入する反応槽と、反応槽内に浸漬した浸漬型膜分離装置
と、浸漬型膜分離装置に接続し、ろ過した処理水を槽外
へ取り出す処理水管とを有する処理設備において、第1
バルブを介して処理水管に連通する処理水槽と、第2バ
ルブを介して処理水槽に連通する閉鎖空間をなす逆洗水
槽と、逆洗水ポンプおよび第3バルブを介して逆洗水槽
と処理水管とを連通する逆洗水供給管と、逆洗水槽にオ
ゾンを供給するオゾン発生器と、逆洗水槽に連通する廃
オゾン処理装置とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、本発明は好気式、
嫌気式の何れの反応槽にも適用可能であるが、本実施の
形態においては、好気式の反応槽に適用する場合につい
て説明する。反応槽21は、下水、浄水、し尿、産業廃
水等の原水22が流入し、槽内に浸漬型膜分離装置23
を浸漬している。浸漬型膜分離装置23は、有機膜、無
機膜、ダイナミック膜等を素材する管状膜、平膜、中空
糸膜等を分離膜として使用するものであり、その駆動方
式には強制吸引ろ過方式もしくは重力ろ過方式があり、
本実施の形態では、反応槽21の水頭を駆動圧力とする
重力ろ過方式を採用する。
に基づいて説明する。図1において、本発明は好気式、
嫌気式の何れの反応槽にも適用可能であるが、本実施の
形態においては、好気式の反応槽に適用する場合につい
て説明する。反応槽21は、下水、浄水、し尿、産業廃
水等の原水22が流入し、槽内に浸漬型膜分離装置23
を浸漬している。浸漬型膜分離装置23は、有機膜、無
機膜、ダイナミック膜等を素材する管状膜、平膜、中空
糸膜等を分離膜として使用するものであり、その駆動方
式には強制吸引ろ過方式もしくは重力ろ過方式があり、
本実施の形態では、反応槽21の水頭を駆動圧力とする
重力ろ過方式を採用する。
【0012】浸漬型膜分離装置23の下方には散気装置
24を配置しており、散気装置24に接続してブロア2
5を設けている。浸漬型膜分離装置23にはろ過水を取
り出す処理水管26を接続しており、処理水管26は第
1バルブ27を介して処理水槽28に連通している。処
理水槽28には次系に連通する排水管29と逆洗水槽3
0に連通する処理水供給管31が接続しており、処理水
供給管31は第2バルブ32を介して逆洗水槽30に連
通している。
24を配置しており、散気装置24に接続してブロア2
5を設けている。浸漬型膜分離装置23にはろ過水を取
り出す処理水管26を接続しており、処理水管26は第
1バルブ27を介して処理水槽28に連通している。処
理水槽28には次系に連通する排水管29と逆洗水槽3
0に連通する処理水供給管31が接続しており、処理水
供給管31は第2バルブ32を介して逆洗水槽30に連
通している。
【0013】逆洗水槽30はオゾン散気装置34を有
し、オゾン散気装置34に接続してオゾン発生器35を
設けている。逆洗水槽30には、気相部に廃オゾン管3
6を介して廃オゾン処理装置37が接続しており、液相
部に接続して逆洗水供給管38を設けている。逆洗水供
給管38は、第3バルブ39および逆洗水ポンプ40を
介して処理水管26に連通している。
し、オゾン散気装置34に接続してオゾン発生器35を
設けている。逆洗水槽30には、気相部に廃オゾン管3
6を介して廃オゾン処理装置37が接続しており、液相
部に接続して逆洗水供給管38を設けている。逆洗水供
給管38は、第3バルブ39および逆洗水ポンプ40を
介して処理水管26に連通している。
【0014】また、必要に応じて廃オゾン管36には廃
オゾンガス供給管41を接続し、廃オゾンガス供給管4
1を第4バルブ42を介して反応槽21に接続する。以
下、上記した構成における作用を説明する。ブロア25
によって供給する空気を散気装置24から反応槽21の
槽内液中に散気し、散気する空気のエアリフト作用によ
って上向流を生起する。この上向流は浸漬型膜分離装置
23の膜面に対して掃流として作用するとともに、反応
槽21の内部に循環流を発生させる。
オゾンガス供給管41を接続し、廃オゾンガス供給管4
1を第4バルブ42を介して反応槽21に接続する。以
下、上記した構成における作用を説明する。ブロア25
によって供給する空気を散気装置24から反応槽21の
槽内液中に散気し、散気する空気のエアリフト作用によ
って上向流を生起する。この上向流は浸漬型膜分離装置
23の膜面に対して掃流として作用するとともに、反応
槽21の内部に循環流を発生させる。
【0015】この状態で浸漬型膜分離装置23に作用す
る反応槽21の水頭を利用して槽内液をろ過し、ろ過し
た処理水を処理水管26を通して処理水槽28に導く。
逆洗時には、第1バルブ27を閉栓し、第2バルブ3
2、第3バルブ39を開栓する。第2処理水槽28に貯
留した処理水を逆洗水槽30に導き、オゾン発生器35
で発生するオゾンガスをオゾン散気装置34から槽内の
処理水に散気し、処理水にオゾンを溶解させて洗浄水を
生成する。
る反応槽21の水頭を利用して槽内液をろ過し、ろ過し
た処理水を処理水管26を通して処理水槽28に導く。
逆洗時には、第1バルブ27を閉栓し、第2バルブ3
2、第3バルブ39を開栓する。第2処理水槽28に貯
留した処理水を逆洗水槽30に導き、オゾン発生器35
で発生するオゾンガスをオゾン散気装置34から槽内の
処理水に散気し、処理水にオゾンを溶解させて洗浄水を
生成する。
【0016】この洗浄水を逆洗水ポンプ40により逆洗
水供給管38を通して処理水管26に供給し、処理水管
26を通して浸漬型膜分離装置23に供給して分離膜を
逆洗する。洗浄水は溶解したオゾンによって分離膜の付
着物を酸化分解し、オゾンを消費した洗浄水は反応槽2
1に流入する。したがって、処理水にオゾンを溶解させ
て生成した洗浄水を使用することで、反応槽内に過剰な
オゾンが溶出することを防止でき、その取り扱いが容易
となり、逆洗操作の終了後に洗浄排水を処理する必要が
なく、その設備も不要となる。
水供給管38を通して処理水管26に供給し、処理水管
26を通して浸漬型膜分離装置23に供給して分離膜を
逆洗する。洗浄水は溶解したオゾンによって分離膜の付
着物を酸化分解し、オゾンを消費した洗浄水は反応槽2
1に流入する。したがって、処理水にオゾンを溶解させ
て生成した洗浄水を使用することで、反応槽内に過剰な
オゾンが溶出することを防止でき、その取り扱いが容易
となり、逆洗操作の終了後に洗浄排水を処理する必要が
なく、その設備も不要となる。
【0017】また、必要に応じて第4バルブ42を開栓
し、適当量の廃オゾンガスを反応槽21へ供給すること
により、反応槽21の原水中の有機物や活性汚泥を酸化
分解して、反応槽21における余剰汚泥の減容化を図れ
る。
し、適当量の廃オゾンガスを反応槽21へ供給すること
により、反応槽21の原水中の有機物や活性汚泥を酸化
分解して、反応槽21における余剰汚泥の減容化を図れ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、逆洗水
槽において処理水にオゾンを溶解させて洗浄水を生成
し、この洗浄水を使用して浸漬型膜分離装置を逆洗する
ことにより、反応槽内に過剰なオゾンが溶出することを
防止し、洗浄排水の処理およびその設備を不要とするこ
とができ、オゾンを使用しながらも安全に分離膜を洗浄
できる。
槽において処理水にオゾンを溶解させて洗浄水を生成
し、この洗浄水を使用して浸漬型膜分離装置を逆洗する
ことにより、反応槽内に過剰なオゾンが溶出することを
防止し、洗浄排水の処理およびその設備を不要とするこ
とができ、オゾンを使用しながらも安全に分離膜を洗浄
できる。
【図1】本発明の実施の形態における水処理設備を示す
フローシートである。
フローシートである。
【図2】従来の水処理設備を示すフローシートである。
21 反応槽 22 反応槽混合液 23 浸漬型膜分離装置 26 処理水管 28 処理水槽 30 逆洗水槽 34 オゾン散気装置 35 オゾン発生器 37 廃オゾン処理装置 38 逆洗水供給管 40 逆洗水ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉崎 健 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 福原 真一 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 大井 裕亮 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 Fターム(参考) 4D006 GA02 HA01 HA21 HA41 HA93 KA13 KA31 KA44 KB22 KB30 KC03 KC16 KD21 KE22Q MA01 MA02 MA03 MA16 PB08 PC61 PC65 4D028 AC00 AC09 BD17
Claims (3)
- 【請求項1】 反応槽内に貯留する反応槽混合液を槽内
に浸漬した浸漬型膜分離装置でろ過し、ろ過した処理水
を浸漬型膜分離装置に接続した処理水管を通して槽外へ
取り出す処理設備において、処理水を逆洗水槽に導いて
槽内で処理水にオゾンを溶解させて洗浄水を生成し、こ
の洗浄水を処理水管を通して浸漬型膜分離装置に供給し
て逆洗することを特徴とする浸漬型膜分離装置の逆洗方
法。 - 【請求項2】 逆洗水槽において発生する廃オゾンガス
を反応槽へ供給するもことを特徴とする請求項1に記載
の浸漬型膜分離装置の逆洗方法。 - 【請求項3】 原水が流入する反応槽と、反応槽内に浸
漬した浸漬型膜分離装置と、浸漬型膜分離装置に接続
し、ろ過した処理水を槽外へ取り出す処理水管とを有す
る処理設備において、第1バルブを介して処理水管に連
通する処理水槽と、第2バルブを介して処理水槽に連通
する閉鎖空間をなす逆洗水槽と、逆洗水ポンプおよび第
3バルブを介して逆洗水槽と処理水管とを連通する逆洗
水供給管と、逆洗水槽にオゾンを供給するオゾン発生器
と、逆洗水槽に連通する廃オゾン処理装置とを備えたこ
とを特徴とする浸漬型膜分離装置の逆洗装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24810799A JP3285848B2 (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | 浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24810799A JP3285848B2 (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | 浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001070761A true JP2001070761A (ja) | 2001-03-21 |
JP3285848B2 JP3285848B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17173342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24810799A Expired - Fee Related JP3285848B2 (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | 浸漬型膜分離装置の逆洗方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285848B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101523019B1 (ko) * | 2014-12-29 | 2015-05-26 | 주식회사 한길 | 오존 역세척을 이용한 복합 수처리 시스템 |
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-
1999
- 1999-09-02 JP JP24810799A patent/JP3285848B2/ja not_active Expired - Fee Related
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