JP2001069446A - 情報信号表示装置及び情報信号表示方法並びに動作状態表示装置 - Google Patents

情報信号表示装置及び情報信号表示方法並びに動作状態表示装置

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JP2001069446A
JP2001069446A JP24211399A JP24211399A JP2001069446A JP 2001069446 A JP2001069446 A JP 2001069446A JP 24211399 A JP24211399 A JP 24211399A JP 24211399 A JP24211399 A JP 24211399A JP 2001069446 A JP2001069446 A JP 2001069446A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】デジタル記録方式とアナログ記録方式等の属性
の異なる信号で記録されている記録媒体であっても、属
性毎にコピー編集等の動作状態等を表示するようにして
使い勝手を向上させた情報信号表示装置を提供する。 【解決手段】記録方式の属性が異なる信号が混在して記
録されている記録媒体の内容を処理して表示することが
できる情報信号表示装置であって、記録媒体に記録され
ている信号の所定の属性を判別する判別手段と、この判
別した属性に対応して記録媒体から信号を再生する再生
手段と、判別した属性に対応して再生状況を表示する表
示手段とから構成する。又、属性の異なる信号が混在し
て記録してある第1の記録媒体の内容を第2の記録媒体
にコピー又は編集する情報信号表示装置であって、前記
の場合に対応する同様な処理に基づいて第2の記録媒体
における所定の区間に記録する記録手段と、この第2の
属性に対応した記録状況を表示する第2の表示手段とを
備えた構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報信号表示装置
及び情報信号表示方法並びに動作状態表示装置に関する
ものであり、特に、属性が異なる信号が混在する記録媒
体において、その信号を容易に再生/記録又は編集する
ことができる情報信号表示装置及び情報信号表示方法並
びに動作状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、テレビ放送等を記録
する家庭用のビデオテープレコーダ(以下、VTRと云
う)では、8mm方式やVHS(Video Home
System)方式等のアナログ記録方式のVTRが
一般に広く普及している。テレビ放送も従来のアナログ
放送の他に広くデジタル放送が行われようとしており、
これらの放送を記録するために家庭用VTRもデジタル
記録方式のVTRが普及し始めようとしている。
【0003】デジタル記録方式のVTRの普及に伴い、
広く普及しているアナログ記録方式VTRで使用する磁
気テープの有効活用が考えられた。そこで、従来の磁気
テープに、アナログ信号の他にデジタル信号が記録でき
るD−VHS方式やデジタルハイ8方式等を用いたデジ
タル記録方式のVTRが開発された。これらのデジタル
記録方式VTRは、従来のアナログ記録方式VTRとテ
ープ走行等を行う機構系が共通に使用できることや、磁
気テープの性能改善等により、従来の8mm方式やVH
S方式等で使用する磁気テープで記録再生が可能であ
る。従って、従来からの磁気テープにアナログ信号とデ
ジタル信号の両方が記録ができるため、一つの磁気テー
プに属性の異なる信号が混在して記録可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アナロ
グ信号とデジタル信号とが混在して記録された磁気テー
プを、従来の8mm方式やVHS方式等のアナログ記録
方式で記録された磁気テープだけに対応するVTRで再
生する場合、例えば、アナログ記録信号再生の途中でデ
ジタル記録信号部分になった時、その部分は再生できな
いので再生画像や音声が途中で途切れてしまうという問
題がある。
【0005】このように、1つの記録媒体に属性の異な
る信号が混在して記録してあると、再生が頻繁に行われ
ず、ユーザは大変に煩わしさを感じることになる。その
為、記録媒体を記録信号の属性別に分けて使用している
場合などは、その種類が増えて管理が面倒であり、しか
も誤って別の種類の信号を記録してしまうことも考えら
れる。
【0006】又、コピー記録や編集記録の際には、様々
な記録再生方式が存在するので、その方式を考えながら
作業を行なうことになる。このような場合に、従来の装
置では、現在の記録再生動作の状態や、これまでの記録
再生動作の過程を効果的にモニタすることができないた
め大変煩雑な作業となる。
【0007】従って、複数の属性が混在して記録しうる
記録媒体を記録再生する様な場合に、その動作状況をそ
の属性に応じてユーザが容易に知ることができるように
することに解決しなければならない課題を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る情報信号表示装置は、記録方式の属性
が異なる信号が混在して記録されている記録媒体の内容
を処理して表示することができる情報信号表示装置であ
って、前記記録媒体に記録されている信号の所定の属性
を判別する判別手段と、該判別した属性に対応して前記
記録媒体から信号を再生する再生手段と、前記判別した
属性に対応して再生状況を表示する表示手段と、を備え
たことである。
【0009】又、他の情報信号表示装置は、属性の異な
る信号が混在して記録してある第1の記録媒体の内容を
第2の記録媒体にコピー又は編集する情報信号表示装置
であって、前記第1の記録媒体に記録されている信号の
所定の第1の属性を判別する判別手段と、該判別された
第1の属性に対応して前記第1の記録媒体から信号を再
生する再生手段と、前記判別された第1の属性に対応し
て再生状況を表示する第1の表示手段と、前記判別手段
からの判別結果に応じて前記再生手段からの所定区間の
信号を前記判別された第1の属性に対応した所定の第2
の属性に基づいて前記第2の記録媒体における所定の区
間に記録する記録手段と、該第2の属性に対応した記録
状況を表示する第2の表示手段と、を備えたことであ
る。
【0010】情報信号表示方法は、記録方式の属性が異
なる信号を混在して記録してある第1の記録媒体から所
定の第1の属性を判別し、該判別された第1の属性に対
応して前記第1の記録媒体から信号を再生し、前記第1
の属性に対応して前記再生状況を第1の表示方法で表示
し、前記第1の属性に応じた再生からの所定区間の信号
を前記第1の属性に対応する所定の第2の属性で第2の
記録媒体の所定区間に記録し、前記第2の属性に対応し
て前記記録状況を第2の表示方法で表示することであ
る。
【0011】動作状態表示装置は、信号の属性が複数混
在した状態で記録してある記録媒体の内容に基づいた動
作状態を表示する動作状態表示装置であって、前記記録
媒体に記録されている信号を再生又は編集を行う装置に
接続し、前記属性に応じた動作状態を外部に所定の信号
として出力するか又は外部からの所定信号入力に基づい
て該属性に応じてその動作状態を制御する信号入出力手
段と、該信号入出力手段の信号から前記属性及び前記動
作状態を検出する検出手段と、該検出手段からの信号に
より前記属性に応じた動作状態を表示する表示手段と、
を備えたことである。
【0012】このように、例えば、アナログ記録方式と
デジタル記録方式等のように属性が異なる信号が混在す
る磁気テープ等の記録媒体で、記録された映像や音声信
号を再生する場合や、別の記録媒体にコピー記録又は編
集記録を行う場合に、再生又は記録の状態をユーザが容
易に知ることができ、動作状態を把握した操作ができる
と共に、効率の良い動作を実現できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る情報信号表示
装置及び情報信号表示方法並びに動作状態表示装置の実
施の形態について図面を参照して、以下の項目に従って
説明する。
【0014】[1]本発明の全体構成を示すブロック構
成例 [2]本発明の動作フローチャートによる全体構成の動
作説明 [3]記録方式の判別構成例 [4]各種編集記録方法 [5]表示方法 [6]本発明の第1の変形実施例 [7]本発明の第2の変形実施例 [8]本発明の第3の変形実施例 [9]本発明の第4の変形実施例
【0015】[1]本発明の全体構成を示すブロック構
成例 本発明に係る情報信号表示方法を具現化するための情報
信号表示装置は、図1に示すように、磁気テープを再生
する再生部10と、その再生された信号を磁気テープに
記録するための記録部80と、外部からの入出力及び各
部の制御を行うシステムコントロール部40と、各種設
定を指示するユーザ入力部30と、各部の警報を検出す
る警告部60と、各部の動作状況等を表示する表示部7
0とにより構成されている。
【0016】再生部10は、装着された磁気テープの記
録方式を検出し、システムコントロール部40に伝える
カセット検出部11と、システムコントロール部40の
指示により磁気テープのフォワード及びリワインドを行
うリールモータ部12と、システムコントロール部40
の指示により磁気テープの走行調整を行うキャプスタン
部13と、磁気テープのコントロール信号を抽出するた
めのCTL部14と、磁気テープに信号を記録及びその
信号を再生するテープ/ヘッド部15と、再生信号を所
定のレベルまで増幅する再生アンプ部16と、増幅され
た再生信号の属性等を判別して、その結果をシステムコ
ントロール部40へ伝える判別部17と、増幅された再
生信号をシステムコントロール部40の指示に従い、所
定の属性の処理部に送るための切換えを行う切換スイッ
チSW18と、アナログ再生信号からビデオ信号の所定
のY/C信号処理や所定のAFM音声信号処理等を行う
アナログ再生処理部19と、デジタル再生信号の再生等
化処理、誤り訂正処理、MPEGデコード等の所定の処
理が行うデジタル再生処理部20から構成されている。
【0017】ユーザ入力部30は、コピー記録/編集記
録の記録方式やその優先順位、記録する信号属性の指示
等の設定情報を入力する。
【0018】システムコントロール部40は、カセット
検出部11や判別部17からの情報やユーザ入力部30
の設定情報に応じて、表示部70や各切換スイッチ1
8、51、52に所定の指示を行ったり、リールモータ
ー部12及びキャプスタン部13をコントロールして、
テープ走行の制御を行う。
【0019】切換SW51及び52は、再生処理された
信号をシステムコントロール部40の指示に従い、所定
の属性の処理部81、82に送るための切換えを行う。
【0020】警告部60は、システムコントロール部4
0を介して、装置の各部の警告を検出する。
【0021】表示部70は、システムコントロール部4
0を介して、設定情報や装置各部の動作状況及び警報等
を表示する。
【0022】記録部80は、再生処理された信号から、
アナログ記録方式で記録するためにビデオ信号と音声信
号を所定のY/C信号処理及びAFM音声記録信号処理
等を行うアナログ記録処理部81と、再生処理された信
号からデジタル記録方式で記録するために、映像音声信
号のMPEGエンコードや誤り訂正符号付加等の所定の
信号処理が行うデジタル記録処理部82と、記録処理さ
れた信号をシステムコントロール部40の指示に従い、
記録アンプ部84へ送るために切換えを行う切換SW8
3と、切換SW83を介して送られてきた記録処理され
た信号を所定の記録電流にする処理や記録等化処理等を
行う記録アンプ部84と、記録アンプ部84で処理され
た信号を所定の記録モード、記録方式によりコピー記録
/編集記録するテープ/ヘッド部85と、装着された磁
気テープの記録方式を検出してシステムコントロール部
40に伝えるカセット検出部86と、システムコントロ
ール部40の指示により、磁気テープのフォワード及び
リワインドを行うリールモーター部87と、システムコ
ントロール部40の指示により磁気テープの走行調整を
行うキャプスタン部88とから構成されている。
【0023】[2]本発明の動作フローチャートによる
全体構成の動作説明 前記説明した構成からなる情報信号表示装置において、
記録媒体はアナログ記録方式によるデータとデジタル記
録方式によるデータとが混在している磁気テープであっ
てもどちらかの属性を優先させて編集記録を行うことが
できる。以下、図2に示すフローチャートを参照してそ
の動作を説明する。
【0024】先ず、処理ループの回数を管理するために
カウンタの初期値nをゼロに設定する(ステップST1
1)。
【0025】次に、記録部80は磁気テープの特性を検
出し、記録部80の磁気テープがデジタル記録方式で記
録できる特性であるか否かを判別する。デジタル記録方
式で記録できる磁気テープの場合は次の処理へ移行する
(ステップST12、ST13)。
【0026】デジタル記録方式で記録できない磁気テー
プの場合は、表示部70に”ワーニング”を表示してユ
ーザにアナログ記録方式でしか記録できないことを知ら
せる(ステップST13、ST14)。ユーザがその磁
気テープを交換するか否かを判断する。交換しない場合
は、次の処理へ移行する。交換した場合は、前記同様に
磁気テープの特性検出の処理を繰り返す(ステップST
15)。
【0027】次の処理では、再生部10と記録部80の
磁気テープをテープエンドまでフォワードさせる(ステ
ップST16、ST17)。
【0028】続いて、再生部10と記録部80の磁気テ
ープをテープエンドからテープトップまでリワインド走
行させて、その磁気テープが何分の記録用テープである
かを計測して、その計測結果を表示する(ステップST
18、ST19、ST20)。
【0029】次に、再生部10は磁気テープの再生を始
める(ステップST21)。続いて、ユーザ設定情報か
らの記録方式を検出し、表示部70は、その動作モード
等を表示し、続いて、ユーザが予め設定した優先記録方
式を判別する(ステップST22、ST23)。
【0030】デジタル記録方式が優先であると判定され
た場合、逐次再生される再生信号の属性を検出する(ス
テップST24)。
【0031】再生信号がデジタル記録方式の記録である
と判別された場合、デジタル再生処理を行い、表示部7
0にその動作状態を表示する(ステップST25、ST
26)。
【0032】記録部80は、以前に検出した記録部80
の磁気テープの記録方式の特性に従い、デジタル記録方
式による記録若しくはアナログ記録方式による記録を行
い、表示部70にその動作状況を表示する(ステップS
T27、ST28、ST29)。
【0033】再生信号がアナログ記録方式による記録で
あると判別された場合、再生部10は磁気テープをデジ
タル記録区間が検出するまでフォワードする。これらの
処理をテープエンドになるまで繰り返す(ステップST
30、ST31)。
【0034】テープエンドが検出されたら、処理ループ
のカウンタnを1つ増加させ、その処理回数を判別す
る。n=1であれば、再生部10の磁気テープのデジタ
ル記録されている区間の処理が終了したことを示してお
り、次にその磁気テープのアナログ記録されている区間
の処理に移行し、アナログ記録区間でも同様の処理を行
う。n=2であれば、再生部10の磁気テープのデジタ
ル/アナログ記録両区間の編集記録がすべて完了となる
(ステップST32、ST33)。
【0035】アナログ記録方式が優先であると判定され
た場合、逐次再生される再生信号の属性を検出する(ス
テップST34)。
【0036】再生信号がアナログ記録方式の記録である
と判別された場合、アナログ再生処理を行い、表示部7
0はその動作状態を表示する(ステップST35、ST
36)。
【0037】記録部80は、以前に検出した記録部80
の磁気テープの記録方式の特性に従い、アナログ記録を
行い、表示部70にその動作状況を表示する(ステップ
ST37)。
【0038】再生信号がデジタル記録方式の記録である
と判別された場合、再生部10は磁気テープをアナログ
記録区間が検出するまでフォワードする。これらの処理
をテープエンドになるまで繰り返す(ステップST3
8、ST39)。
【0039】テープエンドが検出されたら、処理ループ
のカウンタnを1つ増加させ、その処理回数を判別す
る。n=1であれば、再生部10の磁気テープのアナロ
グ記録方式で記録されている区間の処理が終了したこと
を示しており、次にその磁気テープのデジタル記録され
ている区間の処理に移行し、デジタル記録区間でも同様
の処理を行う。n=2であれば、再生部10の磁気テー
プのデジタル/アナログ両区間の編集記録がすべて完了
となる。最後に、表示部70に編集記録が完了したこと
を表示する(ステップST40、ST41)。
【0040】このように属性が混在して記録されている
磁気テープの場合、例えば、アナログ記録区間を続けて
再生するように設定されていた時は、所定のアナログ記
録区間が再生されたら、次のアナログ記録区間の先頭ま
でリールモーター部12又はキャプスタン部13をシス
テムコントロール部40からの制御により、再生側磁気
テープをフォワード走行する。そして、所定の先頭まで
きたら再生の始めから正しく記録できるようにキャプス
タン部13をわずかながら逆走行させるように制御す
る。一方、記録部80の磁気テープは、次の再生部10
が再生区間をサーチ中の間、記録部80のキャプスタン
部88のキャプスタンをシステムコントロール部40の
指示により一時停止させている。
【0041】信号の属性を判別するために、システムコ
ントロール部40では、例えば、信号がデジタル記録方
式の記録の場合には、デジタル再生処理部20からの再
生信号より、その信号のヘッダ部にある識別データから
プログラム番号等を検出して、所定再生及び記録区間の
区切りを認識する。CTL信号に識別データが埋め込ま
れている場合は、その信号を検出することで、アナログ
記録信号/デジタル記録信号共に所定記録区間の区切り
を認識して検出することができる。もし、再生信号中の
識別信号を検出し、コピーライトが不可の時には、デジ
タル記録処理部81をアナログ記録処理部82に変更し
てコピー記録や編集記録が行うように、切換スイッチS
W51、SW52に切換え指示を出すと共に表示部70
へ警告を出すように指示する。
【0042】ここで、デジタル記録方式による記録を行
う場合、デジタル記録処理部82による映像音声信号処
理を、同じVTR方式の時(D−VHS同士、デジタル
ハイ8同士)は、再生時における所定の誤り訂正信号処
理だけを行い、MPEG等のエンコードやデコード処理
をバイパスしてコピー記録/編集記録を行うこともでき
る。また、所定の識別データ領域にデジタル記録の回数
を記録することで、その回数制限や不正なデジタル記録
の防止等を行うことができ、再生側磁気テープから記録
順序を変えてコピー記録/編集記録を行った場合は、そ
の情報データ等を記録しても良い。
【0043】前記のような記録再生過程において、表示
部70は、システムコントロール部40からの信号によ
り、記録方式の判別結果に応じて、例えば、記録方式に
より表示色を変えたり、動作状態を点灯/点滅で表示し
たり、また、動作モード表示、記録および再生等の動作
過程の時間表示、再生/記録をどちらの磁気テープが行
っているか等も表示してユーザが容易に判別できるよう
にする。
【0044】[3]記録方式の判別構成例 次に、上述した構成からなる情報信号表示装置における
記録方式の判別方法について説明する。
【0045】まず、磁気テープの種類の判別方法につい
て、VHS方式の場合を例として説明する。尚、8mm
方式等のVTRでも同様に行うことができることは勿論
のことである。
【0046】VHSの各種類の判別方法は、図3に示す
ように、磁気テープ本体に設けられている識別用のホー
ル(穴)によって判別することができる。VHS方式磁
気テープの種類別による許容記録モードは下記の表1に
示す通りである。ここで、S−VHSもデジタル記録を
行えるが、通常VHSテープはアナログ記録だけを行う
ことにする。
【0047】
【表1】
【0048】これらの判別結果により、S−VHSテー
プを使用した場合、デジタル放送等のデジタル信号を記
録する時は、D−VHSテープと同様に自動的にデジタ
ル記録方式による記録を行うようにしても良い。
【0049】次に、これらの磁気テープに記録されてい
る信号の属性を判別する判別手段について説明する。前
記のように、記録した信号の属性がアナログ記録方式又
はデジタル記録方式かを判別する場合、各々の信号の属
性では周波数帯域が異なること、又は、VTRのテープ
スピードがアナログ記録方式(VHS)とデジタル記録
方式(D−VHS)では異なることからCTL信号の周
期を計測する等の手法で判別できる。
【0050】又、テープスピードが同じ場合でも信号の
属性を判別する方法として、D−VHS方式を例として
説明する。ここでD−VTR方式の各記録モードの概要
を下記の表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】前記表から、D−VHSのHSモードでの
スピードと、VHS方式対応速度モードのSPモードと
のスピードが同じとなるが、SPモードのトラック幅は
58μmなのでCTL信号の周期を計測することで判別
ができる。同様に、D−VHSのSTDモードについて
は、VHS方式対応速度モードのLPモードと同じスピ
ードとなるが、基本的にNTSC方式の放送信号ではS
PとEPが規定されているので、この場合もCTL信号
を計測することで判別できる。例えば、特開平8−24
97583号公報には、SPモード、EPモードの場合
アナログ記録方式の可能性が高く、LPモードの場合は
デジタル記録方式の可能性が高いこと等の技術が開示さ
れている。
【0053】また、VHS方式のオーディオAFM記録
方式による記録とD−VHS記録方式による記録は共に
アジマス±30度のへッドで行なうが、再生信号の周波
数スペクトルは、図4に示すように、1.3MHz近傍
から上昇し、4.78MHz近傍を頂点とするなだらか
なカーブを描き、9.58MHz近傍で終結する。この
ような特性を有する再生信号は、バンドパスフィルタ
(BPF)又はローパスフィルタ(LPF)及びハイパ
スフィルタ(HPF)によって、その属性を判別するこ
とができる。
【0054】具体的なフィルタによる判別部の構成は、
図5に示すように、アナログ信号のAFMヘッド再生信
号は、第1のフィルタ(バンドパスフィルタBPF)を
介して、第1の検波器で検出した信号を、基準電圧と比
較する第1のコンパレータに入力し、その出力信号をシ
ステムコントロール部40に送る。ビデオヘッド再生信
号は、第2のフィルタ(バンドパスフィルタBPF)を
介して、第2の検波器で検出した信号を、基準電圧と比
較する第2のコンパレータに入力し、その出力信号をシ
ステムコントロール部40に送る。D−VHSヘッド信
号は、第3のフィルタ(バンドパスフィルタBPF)を
介して、第3の検波器で検出した信号を、基準電圧と比
較する第3のコンパレータに入力し、その出力信号をシ
ステムコントロール部40に送る。
【0055】このように、アナログ記録方式の磁気テー
プでも映像信号とAFM音声信号が共に記録されている
とは限らないので、映像信号とAFM音声信号の両方を
検出するようになっている。
【0056】次に、このような構成からなる判別部の動
作について説明する。再生信号の周波数スペクトルは、
図4に示すようにAFM信号は1.3MHzと1.7M
Hzにキャリア信号がある。従って、第1のフィルタの
通過帯域は、おおよそ0.5〜2.5MHz程度のバン
ドパスフィルタ(BPF)、若しくは、2.5MHz程
度のローパスフィルタ(LPF)により信号をフィルタ
処理し、第1の検波器で検波処理して第1のコンパレー
タで所定基準値以上の信号が検出できる。
【0057】もし、デジタル記録方式による記録がなさ
れていた場合は、図4に示す帯域にはデジタル記録方式
によるスペクトルが存在するので、デジタル信号のパワ
ースペクトルが最も大きいと思われる通過帯域4〜5M
Hzのバンドパスフィルタ(BPF)若しくはおおよそ
4MHz以上のハイパスフィルタ(HPF)の第3のフ
ィルタにより信号を検出できる。
【0058】同様に第2のフィルタにより映像信号を検
出できるが、映像信号の場合はオーディオ信号のAFM
信号やD−VHSデジタル信号とはアジマス角が異なる
±6度の磁気へッドにより記録されているのでデジタル
記録されていたとしても、このへッドで再生されること
による検出成分はあまり大きくない。以上、3つの第1
〜第3のフィルタからの検出出力により、再生信号の属
性を判別することができる。
【0059】[4]各種編集記録方法 次に、本発明を適用して、デジタル記録方式による記録
とアナログ記録方式による記録の混在等のように、異な
る記録方式が混在した記録媒体を編集/コピー記録する
場合の編集記録方法を、図を用いて説明する。
【0060】先ず始めに、VHSとVHSのダブルデッ
キや8mmと8mmのダブルデッキ等のように、同種の
VTR方式を磁気テープの編集/コピー記録に適用した
場合は、下記に示す表3の組合せ例がある。
【0061】
【表3】
【0062】又、VHS方式と8mm方式のダブルデッ
キのように、異なるVTR方式でコピー記録/編集記録
を行う場合がある。例えば、アナログ記録方式として、
VHS方式(又はS−VHS)又は8mm(標準又はハ
イ8)方式記録があり、デジタル記録方式は、D−VH
S方式又はデジタルハイ8方式がある。このように異な
ったVTR方式で編集記録/コピー記録を行う場合に
は、下表に示す表4の組合せが考えられる。
【0063】
【表4】
【0064】例えば、図6に示すように、VHS方式で
記録したアナログ記録部A、CとD−VHS方式で記録
したデジタル記録部B、Eや無記録部分D、Fが煩雑に
混在した磁気テープの編集方法として、従来技術では、
図7に示すように、アナログ記録部A、Cのみしか記録
できない。これに対して、図8に示すように、アナログ
とデジタルとに振り分けてアナログ記録部分とデジタル
記録部分にしたカテゴリーの第1の具体例の編集は、自
動的にアナログ記録部A、Cは連続してコピー記録し、
自動的にデジタル記録部B、Eも連続してコピー記録す
る。このように編集記録を行うと、仮にD−VHS対応
でない装置でこの磁気テープを再生した場合には、図6
に示す磁気テープのように再生される部分と再生されな
い部分が混交して頻繁に現れることがなくなり見やすく
なる。又は、第2の具体例の編集は、図9に示すよう
に、デジタル記録部B、Eの記録順序を変えたものであ
る。第3の具体例の編集は、図10に示すように、アナ
ログ記録部A、Cをデジタル記録部B、Eより後に編集
記録したものである。これらの編集記録を行った磁気テ
ープを更に編集記録する場合等は同一記録方式の記録デ
ータをまとめてあるため、効率良く作業ができる。又、
表示部70(図1参照)でこれらを表示させることで、
再生側磁気テープの記録方式が混在しているか判別でき
る。そして、混在している場合は、再生側磁気テープ及
び記録側磁気テープ共に、どの記録方式がどこの区間に
記録時間が何分くらいを占めているか等の情報を容易に
知ることができる。
【0065】更に、第4の具体例の編集は、図11に示
すように、アナログ記録部A、Cとデジタル記録部B,
Eの間に無音記録部や所定信号を記録して、例えば、ア
ナログ記録部Cの後はデジタル記録方式の記録であるこ
とをアナログ記録方式で映像又は音声等により、警告信
号のように記録してユーザに知らせるようにする。又、
再生側磁気テープの記録されている部分の記録方式を判
別して、順序を入替えて編集記録を行うこともできる。
【0066】第5の具体例の編集は、図12に示すよう
に、図8で示したデジタル記録部B、Eの順序を逆にし
たものである。第6の具体例の編集は、図13に示すよ
うに、図10に示すアナログ記録部A、Cの順序を逆に
したものである。
【0067】このように種々の具体例に示したような編
集をすれば、D−VHS方式に対応していない装置で再
生している場合に、アナログ記録部Cが終了した後にデ
ジタル記録部B、Eが再生されなくても、この警告信号
の再生により、突然再生画像や音声が出カされなくなり
無記録部分と思って、ユーザが誤って重ね記録すること
を防止できる。
【0068】尚、これらに限らず、他の実施例のアナロ
グ記録部とデジタル記録部の間に記録するようにしても
良く、またアナログ記録部とアナログ記録部や、デジタ
ル記録部とデジタル記録部の間にその記録領域の境界で
あることをユーザに知らせる映像、音声信号を自動的に
記録するようにしても良い。このようにすると、各記録
部分A、C、B、Eは一つのプログラム領域として、容
易に判別ができるようになる。又、このような領域をリ
ピート再生する場合も操作が行いやすく、効率的な再生
が行える。
【0069】更に、種々の具体例の内、デジタル記録部
のみを抽出して編集するカテゴリーの第7の具体例の編
集は、図14に示すように、再生側磁気テープのデジタ
ル記録部B、Eのみを検出し編集記録するものである。
【0070】第8の具体例の編集は、図15に示すよう
に、図14に示したデジタル記録部B、Eの順序を変え
て編集記録したものである。
【0071】第9の具体例の編集は、図16に示すよう
に、デジタル記録部B,Eの間に所定記録部分の境界で
あることをユーザに知らせるような識別信号、即ち、映
像や音声の信号を自動的に記録するものである。
【0072】ここでは、アナログ記録部とデジタル記録
部が混在した磁気テープからデジタル記録部だけを検出
し編集記録したが、アナログ記録部だけを検出し、上述
説明した図14〜16に示したものと同様の編集記録を
行っても良い。
【0073】また、著作権(コピーライト)の問題によ
り、デジタル記録できない場合等における全てをアナロ
グ記録するカテゴリーの第10の具体例の編集は、、図
17に示すように、磁気テープの所定の部分に記録され
ている識別信号を検出し、デジタル記録できない場合は
自動的に編集記録したデジタル記録部B、Eはアナログ
記録にしている。
【0074】第11の具体例の編集は、図18に示すよ
うに、図17に示すデジタル記録をアナログ記録にした
アナログ記録部B、Eの記録順序を変えて編集記録した
場合である。
【0075】第12の具体例の編集は、図19に示すよ
うに、図17に示すデジタル記録をアナログ記録にした
デジタル記録部B、Eをアナログ記録部A、Cより前に
すると共にアナログ記録部Bを先にして編集記録した場
合である。
【0076】第13の具体例の編集は、図20に示すよ
うに、アナログ記録部A、Cはそのままコピー記録し、
デジタル記録方式による記録に当たるB、Eをアナログ
記録部B、Eにして、アナログ記録部とデジタル記録部
に相当する境界のCの最後とBの最初の間に、コピーラ
イトによりデジタル記録部B、Eをアナログ記録に変え
て編集記録を行ったことを示す警告信号のような識別信
号、例えば、映像や音声信号等をアナログ記録方式の記
録を行う。
【0077】第14の具体例の編集は、図21に示すよ
うに、図17に示したアナログ記録部A、Cの順序を変
えると共に、デジタル記録部に相当するアナログ部B、
Eの順序も変えて編集記録したものである。
【0078】第15の具体例の編集は、図22に示すよ
うに、図19に示すアナログ記録部A、Cのデジタル記
録方式により記録をアナログ記録方式の記録にしたアナ
ログ記録部B、Eの後に順序を変えて編集記録したもの
である。
【0079】このようにデジタル記録部分をアナログ記
録編集することで、編集記録した磁気テープでデジタル
記録部がなくなってしまってもユーザが認識できるので
管理がしやすい。又、コピーライトを自動判別して、デ
ジタル記録方式により記録ができない場合はデジタル記
録部をアナログ記録に変えて編集記録が自動的に行える
ので、編集記録が効率よく、かつ、効果的に行うことが
できる。更に、装着した磁気テープがデジタル記録方式
による記録が行えない特性である場合は、再生側でデジ
タル記録区間が検出された場合に、ユーザに警告をする
共に、自動的にすべての区間を、前記で説明した図17
〜図22のようにアナログ記録方式の記録に変換してコ
ピー記録/編集記録を行うようにしても良い。
【0080】[5]動作状態表示方法 次に、本発明の動作状態表示装置における表示方法の一
例を、ダブルデッキを備えたVTRを参照して説明す
る。
【0081】動作状態表示装置であるVTRは、図23
に示すように、2個のVTRであるVTR−A、VTR
−Bを備えた構成となっており、VTR−Aの状態を表
示する表示部Aと、VTR−Bの状態を表示する表示部
Bと、両者の動作状態などを表す動作表示部Cを有す
る。尚、図23は表示系のみをあらわしており、操作ボ
タン等は省略してある。
【0082】図23に示すVTRにおいて、VTR−A
及びVTR−Bのカセット挿入口A1、B1の下側に、
それぞれ磁気テープの最大記録時間を表示する動作時間
表示部A2、B2と、この動作時間表示部A2、B2の
下側に磁気テープの動作経過時間に対応する現在の磁気
テープ動作位置を表示する動作位置表示部A3、B3
と、この動作位置表示部A3、B3の下側に、磁気テー
プの信号属性などを表示する記録信号表示部A4,B4
とを設けた構成となっている。
【0083】動作時間表示部A2、B2には、図3に示
すように、磁気テープカセットに設けられた磁気テープ
厚みを識別する識別穴等からテープ厚みを検出する、或
いは、磁気テープカセット挿入後、テープトップからテ
ープエンドまでを高速でテープ走行させて回転数を計測
する等によって最大記録時間が判別され、その最大記録
時間から30分間隔で時間が液晶表示(LCD)等に表
示する。
【0084】動作位置表示部A3、B3は、磁気テープ
が走行した時間に応じ、LEDやLCD等を点灯させ
て、その動作経過時間を表示することで現在の磁気テー
プ動作位置を知ることができる。
【0085】記録信号表示部A4,B4は、例えば、図
23のB4拡大図のように、アナログ/デジタル記録方
式を判別して点灯又は点滅表示したり、その表示中に記
録方式を識別できる表示文字やそのプログラム番号等を
表示しても良い。
【0086】動作表示部Cは、一方を再生側、他方を記
録側としてコピー記録や編集記録を行う場合、再生側を
点灯表示とし、記録側を点滅表示にするなどにより、表
示方法や表示形式を変えて再生/記録の区別を容易に認
識できるようにする。また、その際にユーザが設定した
記録方法や記録モード等を表示する。
【0087】具体的な構成は、記録/再生の文字「RE
C」、「PB」を表示する記録再生表示部C1、C2
と、VTR−A及びVTR−Bのどちらかが再生/記録
かによるデータの流れ方向を示すデータ表示部C3と、
デジタルとアナログとで色の変化点滅により視認し易く
した視認判別表示部C4と、アナログ記録とデジタル記
録とを文字表示(「ANALOG」、「DIGITA
L」)する文字識別表示部C5と、記録か再生か等の動
作モードを表示する動作モード表示部C6とから構成さ
れている。
【0088】このような構成からなる表示系における表
示は、例えば、図23に示すように、VTR−Aが再生
側、VTR−Bが記録側の場合には、記録再生表示部C
1は[PB]、記録再生表示部C2は[REC]と表示
され、データ表示部C3の矢印表示はVTR−A→VT
R−B(右向きの矢印)にデータが流れていると表示さ
れる。
【0089】ここで、VTR−AとVTR−Bで再生/
記録を逆にした時、記録再生表示部C1は[REC]、
記録再生表示部C2は[PB]と表示され、データ表示
部C3の矢印表示はVTR−B→VTR−A(左向きの
矢印)にデータが流れていると表示される。
【0090】又、ユーザが設定した記録順序を容易に区
別できるように、視認判別表示部C4の各属性部分毎に
分割されて表示され、アナログ記録方式を優先記録する
場合は視認判別表示部C4の最左側は、緑色に点灯又は
点滅すると共に、その上部の文字識別表示部C5の左側
に文字[ANALOG]を表示する。
【0091】視認判別表示部C4の最右側は、デジタル
記録を示す橙色に点灯又は点滅しその上部の文字識別表
示部C5の右側に文字[DlGlTAL]の表示を行
う。
【0092】このようにして、例えば、コピー、編集元
の再生部10(図1参照)のデジタル記録部は橙色、ア
ナログ記録部は緑色というように表示色を変えるとユー
ザにとってはわかりやすくなる。同時に、記録側は既に
コピー記録、編集記録されたテープの領域を、デジタル
記録方式とアナログ記録方式で色を変えて点滅又は点灯
させる。又、再生側と記録側で点滅と点灯を変えても良
く、この動作例をまとめると下記の表5に示すようにな
る。
【0093】
【表5】
【0094】[6]本発明の第1の変形実施例 上述した実施例においては、例えば、コピーライトが可
の場合においてデジタル記録方式による記録、不可の場
合はアナログ記録方式による記録を行うようにしたが、
ユーザが予めアナログ記録方式による記録に統一させて
コピー記録、編集記録するようにしても良い。このよう
にコピー記録、編集記録しようとする元の磁気テープが
記録方式の混在したテープである場合は、図1の判別部
17などにより信号の属性記録方式を判別し、アナログ
記録方式に統一させてコピー記録、編集記録を行えば、
記録された磁気テープはデジタル再生対応していない一
般に普及している従来方式のVTRでも問題なく再生で
きる。この時、例えば図23の視認判別表示部C4の全
面が緑色で点滅する等で表示すれば、ユーザがアナログ
記録であることを容易に認識できる。このようにアナロ
グ記録方式の記録に統一して編集/コピー記録する場合
のVTR方式は、下記に示す表6、表7のような組合せ
がある。
【0095】
【表6】
【0096】
【表7】
【0097】[7]本発明の第2の変形実施例 第2の変形実施例としては、信号の属性が、再生側、記
録側の音声信号のモノラルやステレオといったチャンネ
ル数、デジタル音声信号のサンプリング数、量子化ビッ
ト数等が考えられる。例えば、ステレオ音声とアナログ
音声信号が混在して記録されている記録媒体をコピー記
録/編集記録する場合は、ステレオ音声信号同士、アナ
ログ音声信号同士を所定の区間にまとめて自動的に記録
する。このように記録することで、再生時に違和感なく
音声出力を楽しむことができ、磁気テープ等の分類、整
理、管理等も効率良く行うことができる。以下の表8に
示すものは、音声信号チャンネル数によるコピー、編集
記録の方式の例であり、再生側の信号属性に基づいて編
集、コピー側の信号属性にしている。
【0098】
【表8】
【0099】このような信号属性の場合には、図23に
示す文字識別表示部C5は文字[MONAURAL]表
示又は文字[STEREO]が表示されると共に、視認
判別表示部C4は、モノラルモードで青色、ステレオモ
ードは赤色で点灯又は点滅表示する。
【0100】又、音声信号がデジタル音声信号の場合
で、サンプリング周波数が例えば、48KHz、32K
Hzが混在している時や、量子化ビット数が16ビッ
ト、12ビットが混在している時などは、その属性毎に
まとめてコピー記録/編集記録を遂行する。このように
属性毎にまとめて記録することで、民生用デジタルVC
R規格(DV規格)のVTR等に適用した場合に、DV
規格では48kHz、16ビットでなく、32kHz、
12ビットの音声信号記録では、アフレコ(アフターレ
コーディング)が行えるので、そのような属性が混在し
た磁気テープの場合は、コピー記録、編集記録テープは
効率よくアフレコを行うことができるのである。
【0101】サンプリング周波数、量子化ビット数等の
判別は、記録信号のへッダにおける所定の識別データ
を、例えば、図1のデジタル再生処理部20において検
出することで容易に行うことができる。これらをまとめ
ると下記に示す表9及び表10のようになる。
【0102】
【表9】
【0103】この場合、文字識別表示部C5は、文字
[48KHz]と表示、又は[32KHz]と表示さ
れ、視認判別表示部C4は、例えば、48KHzモード
で青色、32KHzモードで赤色で点灯又は点滅表示す
る。
【0104】
【表10】
【0105】この場合、図23に示す文字識別表示部C
5は、文字[16BlT]と表示、又は文字[12Bl
T]と表示され、視認判別表示部C4は、例えば、16
ビットモードでは青色、12ビットモードでは赤色で点
灯又は点滅表示する。
【0106】[8]本発明の第3の変形実施例 第3の変形実施例として、信号の属性の判別は、例え
ば、デジタル記録方式による記録の伝送レートを判別し
てコピー記録、編集記録を遂行することも考えられる。
例えば、上記した表2からD−VHS方式VTRは伝送
レートが複数存在し、それら伝送レートが混在した磁気
テープのコピー記録、編集記録を行う場合に、記録側で
同じレートの信号を規則正しく所定の区間にまとめて記
録することで、後で更に編集を行う場合などでは効率良
く作業を行うことができる。伝送レートの検出は、記録
データのヘッダの所定位置に記録されている識別データ
を検出して容易に行うことができる。又、D−VHS方
式については、上記の表2に示すように、各記録モード
によってテープスピードが異なることから、CTL信号
を観測することでモード判別ができ、判別結果から記録
されているデータのレートを判別することもできる。下
記の表11は伝送レートによるコピー/編集記録方式の
例を一覧表示したものである。
【0107】
【表11】
【0108】ここで、例えば、STDモードとLSモー
ドが混在記録されている磁気テープがあった場合に、標
準記録モードであるSTDモードに統一して自動的に記
録するようにしても良い。このように、統一して自動的
にコピー記録、編集記録することで、記録された磁気テ
ープは、LSモードに対応していない装置でも何ら問題
なく全ての区間を再生できる。この場合、図23に示す
文字識別表示部C5は文字[HS]、[STD]、[L
S2]〜[LS7]の何れかが表示され、視認判別表示
部C4は、HSモードは赤色、STDモードは青色、L
Sモードは黄色のように点滅又は点灯表示する。
【0109】[9]本発明の第4の変形実施例 第4の変形実施例は、図24に示すように、コピー記
録、編集記録装置等の編集装置100から、例えば、R
S232C等のケーブル110で、その再生及び記録の
動作状態を示す信号が出力されている。このケーブル
は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、PCと云
う)等に接続されており、PC120のディスプレイ1
30に前記したようなコピー記録元、編集記録元である
再生側の動作状態と、記録側の動作状態を表示させる。
又、このPC120によりコピー記録、編集記録の動作
モードや再生記録の動作制御を行っても良い。
【0110】又、ケーブル110はRS232C等以外
に、例えば、PC120のプリンタケーブル等が記録再
生装置に接続されるようにしても良く、更にPC120
以外にケーブルからの信号を検出して表示する系であっ
ても良い。
【0111】このようなケーブルからのデータ仕様は、
図25に示すように、「W0」はVTR−A、VTR−
Bの情報で何れかのカセットが装着され動作が行えるか
を示し、そのカセットはデジタル記録方式による記録が
行える特性のものか、又は、そのカセットは何分テープ
かを表示するモードを設定する。具体的には、VTR−
Aの情報は0〜3ビット、VTR−Bの情報は4〜7ビ
ットを使用して表現し、0ビットと4ビットは磁気テー
プ動作状態 (0:OK、1:NG)、1ビットと5ビ
ットはスペア、2ビットと6ビットは時間表示(0:記
録時間表示、1:動作時間表示)、3ビットと7ビット
はデジタル記録(0:OK、1:NG)を表すようにな
っている。
【0112】「W1」はコピー記録、編集記録の動作モ
ードを設定するデータであり、例えば、図6〜図22の
何れかの動作モードで編集記録を行うかを示すものであ
る。
【0113】「W2」、「W3」はVTR−A側の動作
時間を示し、「W4」、「W5」はVTR−B側の動作
時間を示す。
【0114】「W6」は装置のVTR−A側及びVTR
−B側のシステムとしての動作状態を示すもので、停
止、再生、記録、フォワード走行、バックワード走行な
どの動作を示す。具体的には、VTR−Aの情報は0〜
3ビット、VTR−Bの情報は4〜7ビットを使用して
表現する。即ち、0ビットと4ビットは、”0”で停
止、”1”は未使用、1ビットと5ビットは”0”で再
生、”1”で録音、2ビットと6ビットは”0”でフォ
ワード、”1”でリワインド、3ビットと7ビットは”
0”でテープトップ、”1”でテープエンドであること
を示すようにする。
【0115】
【発明の効果】上記説明したように、本願発明の情報信
号表示装置及び情報信号表示方法は、記録方式等の属性
が混在した記録媒体を再生する場合に、今まで再生した
信号の属性の過程、例えば、磁気テープ等の記録媒体の
どの位置がアナログ記録方式、デジタル記録方式で、
又、何分位記録されているとか、その記録されているテ
ープが属性の異なる信号が混在しているものであると知
ることができ、テープなどの記録媒体の整理や管理が効
率よくまた効果的に行うことができる。
【0116】又、上記のような記録方式が混在した記録
媒体の信号のコピー記録や編集記録を行う場合に、コピ
ー元の再生側及びコピー記録、編集記録側の再生過程と
記録過程を容易に知ることができるので、例えば、記録
側でアナログ記録方式とデジタル記録方式の記録区間を
分割してコピー記録、編集記録を行う場合などでは、各
々の方式の信号が、どの区間にどのくらいの時間記録さ
れているかを容易に知ることができ、例えば、従来方式
のアナログ記録方式の信号のみに対応している装置で再
生する場合などの時に、どのくらいの時間再生を楽しむ
ことができるか等も容易に知ることができ、再生を効率
良く行うことができる。
【0117】更に、以上のように記録方式が混在した記
録媒体を容易に扱うことができるようになると、装置の
動作状態を効果的にモニタすることができ、装置の操作
や動作過程を楽しむこともできると共に記録媒体の管理
や整理が行いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動作状態表示装置のブロック図で
ある。
【図2】同動作状態表示装置のフローチャートである。
【図3】同動作状態表示装置に使用するテープの概念図
である。
【図4】同動作状態表示装置における再生信号のパワー
スペクトル概念図である。
【図5】同動作状態表示装置の判別部を示したブロック
図である。
【図6】記録方式が混在して記録されているテープの概
念図である。
【図7】図6における記録方式が混在しているテープを
従来方式で編集記録した概念図である。
【図8】図6における記録方式が混在して記録している
テープを編集記録した第1の具体例である。
【図9】図6における記録方式が混在して記録している
テープを編集記録した第2の具体例である。
【図10】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第3の具体例である。
【図11】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第4の具体例である。
【図12】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第5の具体例である。
【図13】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第6の具体例である。
【図14】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第7の具体例である。
【図15】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第8の具体例である。
【図16】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第9の具体例である。
【図17】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第10の具体例である。
【図18】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第11の具体例である。
【図19】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第12の具体例である。
【図20】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第13の具体例である。
【図21】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第14の具体例である。
【図22】図6における記録方式が混在して記録してい
るテープを編集記録した第15の具体例である。
【図23】本発明に係る動作状態表示装置の表示パネル
部分を示した説明図である。
【図24】本発明に係る動作状態表示装置の変形例を略
示的に示した説明図である。
【図25】図24に示す変形例の装置に使用されるデー
タ仕様の一例を示したものである。
【符号の説明】
10;再生部、11;カセット検出部、12;リールモ
ータ部、13;キャプスタン部、14;CTL部、1
5;再生側テープ/ヘッド部、16;再生アンプ部、1
7;判定部、18;切換SW、19;アナログ再生処理
部、20;デジタル再生処理部、30;ユーザ入力部、
40;システムコントロール部、51;切換SW換、5
2;切換SW、60;警告部、70;表示部、80;記
録部、81;アナログ記録処理部、82;デジタル記録
処理部、83;切換SW、84;記録アンプ部、85;
記録側テープ/ヘッド部、86;カセット検出部、8
7;リールモータ部、88;キャプスタン部、A1;カ
セット挿入口、A2;動作時間表示部、A3;動作位置
表示部、B1;カセット挿入口、B2;動作時間表示
部、B3;動作位置表示部、A4;記録信号表示部、B
4;記録信号表示部、C1;記録再生表示部、C2;記
録再生表示部、C3;データ表示部、C4;視認判定表
示部、C5;文字識別表示部、C6;動作モード表示
部、100;編集装置、110;ケーブル、120;パ
ーソナルコンピュータ(PC)、130;ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/022 H04N 5/91 N 27/031 G11B 27/02 A H04N 5/91 Fターム(参考) 5C018 HA01 HA05 HA09 5C053 FA14 GA01 GB06 GB21 HA40 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 DE02 DE03 DE15 DE43 DE44 DE49 HL04 HL06 JJ04 5D080 BA01 BA03 BA10 DA04 5D110 CA05 CA06 CA41 CB01

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録方式の属性が異なる信号が混在して
    記録されている記録媒体の内容を処理して表示すること
    ができる情報信号表示装置であって、前記記録媒体に記
    録されている信号の所定の属性を判別する判別手段と、
    該判別した属性に対応して前記記録媒体から信号を再生
    する再生手段と、前記判別した属性に対応して再生状況
    を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする情報
    信号表示装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体はテープ状磁気記録媒体で
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報信号表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体に記録されている属性は、
    アナログ記録方式またはデジタル記録方式のいずれかで
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報信号表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体に記録されている属性の判
    別は、デジタル記録方式である場合に、音声記録信号の
    チャンネル数またはサンプリング周波数または量子化ビ
    ット数に基づいて遂行することを特徴とする請求項1に
    記載の情報信号表示装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体に記録されている属性の判
    別は、デジタル記録方式である場合に、記録変調方式に
    基づいて遂行することを特徴とする請求項1に記載の情
    報信号表示装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体に記録されている属性の判
    別は、前記記録媒体に記録されている信号の記録レート
    または伝送レートに基づいて遂行することを特徴とする
    請求項1に記載の情報信号表示装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体に記録されている属性の判
    別は、記録された信号の所定区間の区切りを識別して遂
    行することを特徴とする請求項1に記載の情報信号表示
    装置。
  8. 【請求項8】 属性の異なる信号が混在して記録してあ
    る第1の記録媒体の内容を第2の記録媒体にコピー又は
    編集する情報信号表示装置であって、前記第1の記録媒
    体に記録されている信号の所定の第1の属性を判別する
    判別手段と、該判別された第1の属性に対応して前記第
    1の記録媒体から信号を再生する再生手段と、前記判別
    された第1の属性に対応して再生状況を表示する第1の
    表示手段と、前記判別手段からの判別結果に応じて前記
    再生手段からの所定区間の信号を前記判別された第1の
    属性に対応した所定の第2の属性に基づいて前記第2の
    記録媒体における所定の区間に記録する記録手段と、該
    第2の属性に対応した記録状況を表示する第2の表示手
    段と、を備えたことを特徴とする情報信号表示装置。
  9. 【請求項9】 前記第1又は第2の記録媒体は、テープ
    状磁気記録媒体であることを特徴とする請求項8に記載
    の情報信号表示装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の属性又は前記第2の属性
    は、アナログ記録方式又はデジタル記録方式のいずれか
    であることを特徴とする請求項8に記載の情報信号表示
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、デジタル記録方式である場合に、音声記録信号
    のチャンネル数又はサンプリング周波数又は量子化ビッ
    ト数に基づいて遂行することを特徴とする請求項8に記
    載の情報信号表示装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、デジタル記録方式である場合に、記録変調方式
    に基づいて遂行することを特徴とする請求項8に記載の
    情報信号表示装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、前記第1の記録媒体又は前記第2の記録媒体に
    記録されている信号の記録レート又は伝送レートに基づ
    いて遂行することを特徴とする請求項8に記載の情報信
    号表示装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、前記第1の記録媒体又は前記第2の記録媒体に
    記録されている信号の所定区間の区切りを識別して遂行
    することを特徴とする請求項8に記載の情報信号表示装
    置。
  15. 【請求項15】 記録方式の属性が異なる信号を混在し
    て記録してある第1の記録媒体から所定の第1の属性を
    判別し、該判別された第1の属性に対応して前記第1の
    記録媒体から信号を再生し、前記第1の属性に対応して
    前記再生状況を第1の表示方法で表示し、前記第1の属
    性に応じた再生からの所定区間の信号を前記第1の属性
    に対応する所定の第2の属性で第2の記録媒体の所定区
    間に記録し、前記第2の属性に対応して前記記録状況を
    第2の表示方法で表示することを特徴とする情報信号表
    示方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の記録媒体又は前記第2の記
    録媒体は、テープ状磁気記録媒体であることを特徴とす
    る請求項15に記載の情報信号表示方法。
  17. 【請求項17】 前記第1の属性又は前記第2の属性
    は、アナログ記録方式又はデジタル記録方式のいずれか
    であることを特徴とする請求項15に記載の情報信号表
    示方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、デジタル記録方式である場合に、音声記録信号
    のチャンネル数、サンプリング周波数又は量子化ビット
    数に基づいて遂行することを特徴とする請求項15に記
    載の情報信号表示方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、デジタル記録方式である場合に、記録変調方式
    に基づいて遂行することを特徴とする請求項15に記載
    の情報信号表示方法。
  20. 【請求項20】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、前記第1の記録媒体又は前記第2の記録媒体に
    記録されている信号の記録レート又は伝送レートに基づ
    いて遂行することを特徴とする請求項15に記載の情報
    信号表示方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の属性又は前記第2の属性の
    判別は、前記第1の記録媒体又は前記第2の記録媒体に
    記録されている信号の所定区間の区切りを識別して遂行
    することを特徴とする請求項15に記載の情報信号表示
    方法。
  22. 【請求項22】 信号の属性が複数混在した状態で記録
    してある記録媒体の内容に基づいた動作状態を表示する
    動作状態表示装置であって、前記記録媒体に記録されて
    いる信号を再生又は編集を行う装置に接続し、前記属性
    に応じた動作状態を外部に所定の信号として出力するか
    又は外部からの所定信号入力に基づいて該属性に応じて
    その動作状態を制御する信号入出力手段と、該信号入出
    力手段の信号から前記属性及び前記動作状態を検出する
    検出手段と、該検出手段からの信号により前記属性に応
    じた動作状態を表示する表示手段と、を備えたことを特
    徴とする動作状態表示装置。
  23. 【請求項23】 前記記録媒体は、テープ状磁気記録媒
    体であることを特徴とする請求項22に記載の動作状態
    表示装置。
  24. 【請求項24】 前記信号の属性は、アナログ記録方式
    又はデジタル記録方式であることを特徴とする請求項2
    2に記載の動作状態表示装置。
  25. 【請求項25】 前記信号の属性の判別は、デジタル記
    録方式である場合に、音声記録信号のチャンネル数又は
    サンプリング周波数又は量子化ビット数に基づいて遂行
    することを特徴とする請求項22に記載の動作状態表示
    装置。
  26. 【請求項26】 前記信号の属性の判別は、デジタル記
    録方式である場合に、記録変調方式に基づいて遂行する
    ことを特徴とする請求項22に記載の動作状態表示装
    置。
  27. 【請求項27】 前記信号の属性の判別は、前記記録媒
    体に記録されている信号の記録レート又は伝送レートに
    基づいて遂行することを特徴とする請求項22に記載の
    動作状態表示装置。
  28. 【請求項28】 前記信号の属性の判別は、前記記録媒
    体に記録された信号の所定区間の区切りを識別して遂行
    することを特徴とする請求項22に記載の動作状態表示
    装置。
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