JP2001068359A - トランス装置 - Google Patents

トランス装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1次側グランドと2次側グランド間に流れる
スイッチングノイズ電流を減少させるトランス装置を提
供する。 【解決手段】 1次巻線21が巻回されたコア11と、
コア11と実質的に同一の構造を有し、1次巻線21に
並列に接続された1次巻線22が巻回されたコア12
と、コア13全体が導体筺体40によって静電的にシー
ルドされ、2次巻線23が巻回されたコア13とを備
え、コア13を1対のコア11,12によってそれぞ
れ、導体筺体30に電気的に接続された静電シールド板
34,35を介して挟設し、コア11,12,13を、
1ターン巻線24(図3の等価回路参照。)として動作
する導体筺体30によって電気的に接続し、かつ3つの
コア11,12,13を導体筺体30によってトランス
装置の外部と静電的にかつ磁気的にシールドされてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁型スイッチン
グ電源装置に用いるトランス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず絶縁型スイッチング電源装置の使用
例としてインピーダンスメータを取り上げ、絶縁型スイ
ッチング電源装置、特にそれに使用するトランス装置に
要求される性能を示す。図7は測定試料の片側の端子が
接地されている場合、すなわち片線接地の測定時のイン
ピーダンスメータの構成例を示す回路図である。この構
成例では、電流計73は測定試料70の接地点と共通の
接地点を持てるが、交流の信号源71と電圧計72は測
定試料70の接地点とは分離されている必要がある。こ
のため信号源71と電圧計72には絶縁型スイッチング
電源装置(DC−DCコンバータ)を使用して電力を供
給しなければならない。
【0003】ここで、絶縁型DC−DCコンバータ10
0を使用して信号源71と電圧計72に電力を供給する
際に問題となるのは、絶縁型DC−DCコンバータ10
0のスイッチングノイズである。図8に示すように、ス
イッチングノイズ電流がDC−DCコンバータ100の
1次側のグランドと2次側のグランド間を通じて流れる
と、この電流はインピーダンスメータの電流計73に流
れ込みインピーダンス測定を阻害する。
【0004】電流計73に流れ込むスイッチングノイズ
電流を見積もるため、スイッチングノイズの大きさを決
定している部品であるトランス装置単体の性能に着目
し、定量的な指標を与える評価方法を図9に示す。トラ
ンス装置を図9に示すように接続し、次式を用いて静電
容量値Cを測定する。
【0005】
【数1】C=(I/V)×(1/jω)
【0006】ここで、 I:電流計93の測定値、 V:電圧計92の測定値、 ω:角周波数(=2πf)(ここで、fは信号源91の
信号周波数である。) である。
【0007】1次側のグランドと2次側のグランド間に
電流が流れる要因となるのは、必ずしも1次側巻線と2
次側グランド間の静電結合ではなく漏れ磁束によるもの
が支配的になる場合も多いが、いずれにしてもトランス
装置を励磁している一次側の電圧を一定とした場合、1
次2次間に流れる電流は周波数に比例することが多く、
静電容量値として表すのが都合良い。
【0008】従来例のトランス装置の構造を図10及び
図11に示す。図10及び図11に示すように、1次巻
線121及び2次巻線122の引き出し線が外部に磁束
を発生することのないよう同軸ケーブルを使用してい
る。1次巻線121と2次巻線122にはそれぞれ静電
シールド115を施してあるので、1次巻線121と2
次側グランド132間の静電容量及び2次巻線122と
1次側グランド131との間の静電容量C10は小さ
く、1次側グランドと2次側グランドを経由するスイッ
チングノイズ電流の主な要因にはならない(図12参
照。)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】問題となるのはコア1
10の外部に存在する漏れ磁束141及び142であ
る。漏れ磁束が鎖交する空間は、図13に示すように、
トランス装置内部とトランス装置外部の2つに分類でき
る。トランス装置内部では1次側グランドと2次側グラ
ンドに被われた空間に漏れ磁束142が鎖交し起電力を
生じ、1次側グランドと2次側グランド間の静電容量を
通じてスイッチングノイズ電流が流れる。1次側グラン
ドや2次側グランドの形状、及びグランドの引き出し線
の位置によってはこの起電力を打ち消すことも可能であ
るが、従来例のトランス装置ではその形状や引き出し線
の最良位置を見つけるのは難しく、また幾何学的再現性
を得ることも難しいので打ち消しの効果は低い。トラン
ス装置外部では1次側グランドの引き出し線と2次側グ
ランドの引き出し線、及び両者を接続する電流計が作る
空間に漏れ磁束141が鎖交して起電力を生じ、スイッ
チングノイズ電流の原因となる。
【0010】先に図9で示した方法で静電容量値Cを測
定すると、従来例のトランス装置では、200fF程度
が限界である。このような従来例のトランス装置を図8
に示したインピーダンスメータのDC−DCコンバータ
100に使用したときの影響を考察してみる。仮に、D
C−DCコンバータ100のスイッチング周波数を20
0kHzとし、トランス装置を励磁している1次側の電
圧のスイッチング周波数成分を12Vrmsとすると、
図8の電流計に流れるスイッチングノイズ電流は、次式
のようになる。
【0011】
【数2】12Vrms×(2×π×200kHz×20
0fF)≒3μArms
【0012】インピーダンスメータで100kΩの抵抗
を100mVrmsの信号で測定しようとした場合、電
流計73に流れる測定信号は1μArmsになるので、
先のスイッチングノイズ電流の3μArmsは測定信号
を大きく上回る。このためスイッチングノイズ電流によ
る電流計の飽和は免れない。
【0013】以上のように、従来例のトランス装置を用
いたDC−DCコンバータ1000では、DC−DCコ
ンバータ100が発生するスイッチングノイズ電流が大
きく、微小な電流を高確度に測定することは困難であ
る。
【0014】本発明の目的は以上の問題点を解決し、1
次側グランドと2次側グランド間に流れるスイッチング
ノイズ電流を減少させるトランス装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のトランス装置は、第1の1次巻線が巻回された第1
のコアと、上記第1のコアと実質的に同一の構造を有
し、上記第1の1次巻線に並列に接続された第2の1次
巻線が巻回された第2のコアと、第3のコア全体が第1
の導体筺体によって静電的にシールドされ、2次巻線が
巻回された第3のコアとを備え、上記第3のコアを上記
第1と第2のコアによってそれぞれ、第2の導体筺体に
電気的に接続された第1と第2の静電シールド板を介し
て挟設し、上記第1と第3と第2のコアを、1ターン巻
線として動作する第2の導体筺体によって電気的に接続
し、かつ上記第1と第2と第3のコアを上記第2の導体
筺体によってトランス装置の外部と静電的にかつ磁気的
にシールドされたことを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る請求項2記載のトラン
ス装置は、互いに実質的に同一の構造を有する第1と第
2のトランスを備え、上記第1のトランスは、第1の1
次巻線が巻回された第1のコアと、第3のコア全体が第
1の導体筺体によって静電的にシールドされ、2次巻線
が巻回された第3のコアとを備え、上記第1のコアと上
記第3のコアとを、第2の導体筺体に電気的に接続され
た第1の静電シールド板を介して配置し、上記第1と第
3のコアを、1ターン巻線として動作する第2の導体筺
体によって電気的に接続し、かつ上記第1と第3のコア
を上記第2の導体筺体によってトランス装置の外部と静
電的にかつ磁気的にシールドされてなり、上記第2のト
ランスは、上記第1の1次巻線に並列に接続された第2
の1次巻線が巻回された第2のコアと、第4のコア全体
が第3の導体筺体によって静電的にシールドされ、上記
2次巻線に直列に接続された第4の2次巻線が巻回され
た第4のコアとを備え、上記第2のコアと上記第4のコ
アとを、第4の導体筺体に電気的に接続された第2の静
電シールド板を介して配置し、上記第2と第4のコア
を、1ターン巻線として動作する第4の導体筺体によっ
て電気的に接続し、かつ上記第2と第4のコアを上記第
4の導体筺体によってトランス装置の外部と静電的にか
つ磁気的にシールドされてなることを特徴とする。
【0017】さらに、請求項3記載のトランス装置は、
請求項2記載のトランス装置において、上記第1と第2
のトランスを並置したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0019】図1は本発明に係る一実施形態である、絶
縁型スイッチング電源装置に用いるトランス装置200
とその周辺回路の構成を示す断面図及び回路図であり、
図2は図1のトランス装置200の構造を示す一部破断
斜視図である。また、図3は、図1のトランス装置20
0の電気的等価回路を示す回路図である。
【0020】この実施形態のトランス装置200は、1
次巻線21が巻回されたコア11と、コア11と実質的
に同一の構造を有し、1次巻線21に並列に接続された
1次巻線22が巻回されたコア12と、コア13全体が
導体筺体23によって静電的にその外部からシールドさ
れ、2次巻線23が巻回されたコア13とを備え、コア
13を1対のコア11,12によってそれぞれ、導体筺
体30に電気的に接続された静電シールド板34,35
を介して挟設し、コア11,12,13を、1ターン巻
線24(図3の等価回路参照。)として動作する導体筺
体30によって電気的に接続し、かつ3つのコア11,
12,13を導体筺体30によって静電的に外部からシ
ールドされたことを特徴としている。ここで、コア1
1,12,13は好ましくは、図1及び図2に示すよう
に、円形リング形状のトライダルコアである。
【0021】以下、図1乃至図3を参照して本実施形態
のトランス装置200の構造について詳述する。図1に
おいて、1次側回路のシールド筺体50内に直流電源5
1とスイッチング回路52を備える。スイッチング回路
52は、直流電源51から出力される所定の直流電圧を
所定のスイッチング周波数でスイッチングしてパルス電
圧信号を発生して、トランス装置200の1次巻線2
1,22に出力する。トランス装置200は1次巻線2
1,22に印加されたパルス電圧信号の電圧を所定の電
圧に変換した後、2次巻線23から電圧変換後のパルス
電圧信号を、2次側回路のシールド筺体60内の整流回
路61に出力し、整流回路61は入力されたパルス電圧
信号を整流して所定の電圧の直流電圧に変換して出力す
る。
【0022】トランス装置200において、1次側用に
は、コア11,12に1次巻線21,22を巻回したも
のを2つ使用する一方、2次側用には、コア13に2次
巻線23を巻回したものにさらに金属導体材料にてなる
導体筺体40により静電的なシールドを施す。ここで、
導体筺体40は、導体円筒41と、その上部底面に配置
される導体筺体部材43と、導体円筒41の下部底面に
配置される導体筺体部材42とからなり、ここで、導体
筺体部材42は、導体板42aと、その中央部から突出
してコア13の中央孔を貫通する導体円筒42bとから
なり一体的に形成されてなる。導体円筒42bの上部表
面は導体筺体部材43に接触する。また、導体筺体部材
43は、導体筺体部材42と同様に構造を有し、導体板
43aと、その中央部から突出してコア13の中央孔を
貫通する導体円筒43bとからなり一体的に形成されて
なる。ここで、導体円筒42bの上部先端と、導体円筒
43bの下部先端とは、導体筺体部材42,43を導体
円筒41に装着したときに、図4に示すように互いに接
触しないような軸方向の長さを有する。
【0023】以上のように静電的にシールドされた2次
側のコア13を、それぞれ静電シールド板34,35を
介して1次側の1対のコア11,12により挟設するよ
うに配置し、その全体を導体円柱32bを有し、円筒の
金属導体を備えた導体筺体30で被覆する。ここで、静
電シールド板34,35は図1に示すように導体筺体3
0に電気的に接続される。また、導体筺体30は、導体
円筒31と、その上部底面に配置される導体リング板3
3と、導体円筒31の下部底面に配置される導体筺体部
材32とからなり、ここで、導体筺体部材32は、導体
板32aと、その中央部から突出してコア11,12,
13の中央孔を貫通する導体円柱32bとからなり一体
的に形成されてなる。この導体円柱32bはコア12、
静電シールド板35、導体筺体40、静電シールド板3
4及びコア11の各中央孔を貫通して、導体円柱32b
の上部表面が導体板33に接触して電気的に接続される
が、導体筺体40及び静電シールド板34,35とは接
触せず電気的に接続されない。この円柱形状の金属導体
である導体円柱32bを備えた導体筺体30は、図3の
電気的な等価回路に示すように、1ターン巻線24とし
て動作し1次巻線21,22と2次巻線23とを電磁的
に結合させる。すなわち、導体筺体30において、導体
円柱32bから導体板33、導体円筒31及び導体板3
2aを介して導体円柱32bに戻る閉回路が1ターン巻
線24を構成している。また、上記静電シールド板3
4,35は、1次巻線21,22と2次側グランドとを
静電的にシールドする金属板として動作する。ここで、
導体筺体30が1次側グランドになり、2次側のコア1
2を被覆する静電シールドである導体筺体40が2次側
グランドとなる。
【0024】以上のように構成されたトランス装置20
0は、図3の電気的等価回路に示すように、3つの変成
器T1,T2,T3からなり、互いに並列に接続された
2対の1次巻線21,22のうちの1つの1次巻線21
は変成器T1の1次側巻線となり、1次巻線22は変成
器T2の1次側巻線となる一方、2次巻線23は変成器
T3の2次側巻線となる。そして、実際は導体筺体30
が作用する1ターン巻線24が、変成器T1及びT2の
2次側巻線となるとともに、変成器T3の1次側巻線と
なる。以上のような電気的な構成でトランス装置200
の1次巻線21,22と2次巻線23とが電磁的に結合
している。
【0025】以上のように構成された実施形態のトラン
ス装置200の内部の漏れ磁束がどのように影響するか
を図4に示す。図4では図を簡略にするため巻線の引き
出し部分は省略し、1次側と2次側のグランドの引き出
し部分はトランス装置200の片側に集約して描いてあ
る。トロイダルコア11,12,13を使用しているの
で、トランス装置200の内部に発生する漏れ磁束は同
心円方向のみを考慮すれば良い。図8の従来例のよう
に、1次側のコア11が1つの場合には漏れ磁束によっ
て1次側グランドと2次側グラント間にスイッチングノ
イズ電流が流れてしまうが、2次側コア13を2つの1
次側コア11,12で挟み込むように対称的な構造で配
置すると、図4に示すように、1次側グランドと2次側
グラント間を流れるスイッチングノイズ電流は打ち消し
合う。円柱状のトランス装置200の構造は旋盤等の工
作機具による精密な加工が容易であるため、この打ち消
しの効果は大きく、1次側グランドと2次側グランド間
のスイッチングノイズ電流は微少である。トランス装置
200の内部には漏れ磁束によって生じる電流は残る
が、トランス装置200の外部には何ら影響を与えな
い。
【0026】またトランス装置200全体が円柱状の金
属導体である導体筺体30により被われているのでトラ
ンス装置200の外部にはいかなる磁束も発生させな
い。従って、トランス装置200の外部に存在する1次
側グランドと2次側グランドが作り出す空間には鎖交磁
束は無く、スイッチングノイズ電流を発生させない。
【0027】以上説明したように本実施形態によれば、
トランス装置において1次側回路を対称的な構造で配置
し、3つのコア11,12,13を導体筺体30の1タ
ーン巻線24により電気的に結合しかつ導体筺体30に
より静電的かつ磁気的に外部からシールドしたので、従
来例のトランス装置のように、DC−DCコンバータ1
00のスイッチングノイズ電流を実質的に軽減させるこ
とができる。それ故、そのスイッチングノイズ電流に阻
害されることなく、インピーダンスメータにおける微小
電流を測定することができ、従来例に比較してより高い
精度でインピーダンスを測定することができる。
【0028】図5は、本発明に係る第1の変形例であ
る、絶縁型スイッチング電源装置に用いるトランス装置
とその周辺回路の構成を示す断面図及び回路図である。
図5においては、図1のトランス装置200の変形例と
して、上記のトランス装置200を、2次側コア13を
その厚さ方向で2つのコア13a,13bに2分割した
実施形態を提案する。
【0029】図5において、当該変形例のトランス装置
は、互いに実質的に同一の構造を有する2つのトランス
201,202を備える。ここで、トランス201は、
1次巻線21が巻回されたコア11と、コア13a全体
が導体筺体40aによって静電的にシールドされ、2次
巻線23aが巻回されたコア13aとを備え、コア11
とコア13aとを、導体筺体30aに電気的に接続され
た静電シールド板34を介して配置し、コア11,13
aを、1ターン巻線として動作する導体筺体30aによ
って電気的に接続し、かつコア11,13aを導体筺体
30aによってトランス装置の外部と静電的にかつ磁気
的にシールドされてなる。また、トランス202は、1
次巻線22が巻回されたコア12と、コア13b全体が
導体筺体40bによって静電的にシールドされ、2次巻
線23bが巻回されたコア13bとを備え、コア12と
コア13bとを、導体筺体30bに電気的に接続された
静電シールド板35を介して配置し、コア12,13b
を、1ターン巻線として動作する導体筺体30bによっ
て電気的に接続し、かつコア12,13bを導体筺体3
0bによってトランス装置の外部と静電的にかつ磁気的
にシールドされてなる。ここで、2つの2次巻線23
a,23bは直列に接続される。
【0030】上述したように、分割された片方のトラン
ス装置だけでは対称性を失っているために、1次側グラ
ンドと2次側グランド間にスイッチングノイズ電流が流
れ出ようとする。しかしながら、2組のトランス20
1,202を使用することによって、それぞれのトラン
ス201,202のスイッチングノイズ電流を打ち消
し、トランス201,202の外部にスイッチングノイ
ズ電流が流れ出ることを防ぐことができる。トランス装
置200を2つのトランス201,202に分割するこ
とによってトランス装置の構造が簡単になり製造が容易
になる。また、第1の変形例(図5及び図6(a))の
ように2つのトランス201,202を高さ方向に積層
するのではなく、例えば、図6(b)に示すように、2
つのトランス201,202を、平らな基板上に並置す
ることにより、トランス装置全体の高さも低く抑えるこ
とができるので、機器への実装上の自由度も増すという
特有の効果がある。
【0031】以上の変形例においては、1次巻線21,
22を並列接続、2次巻線を直列接続にした例を上げた
が、外部回路やDC−DCコンバータ100の入出力電
圧に応じて、接続方法を変更しても構わない。
【0032】
【実施例】上述の図9の評価方法で測定した本実施形態
のトランス装置200の容量値は2fFであり、従来例
のトランス装置の容量値200fFと比較して100倍
の改善ができた。これにより、インピーダンスメータの
片線接地測定時も、DC−DCコンバータ100のスイ
ッチングノイズ電流によって阻害されることなく微小電
流を測定することが可能になった。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載のトランス装置によれば、第1の1次巻線が巻回
された第1のコアと、上記第1のコアと実質的に同一の
構造を有し、上記第1の1次巻線に並列に接続された第
2の1次巻線が巻回された第2のコアと、第3のコア全
体が第1の導体筺体によって静電的にシールドされ、2
次巻線が巻回された第3のコアとを備え、上記第3のコ
アを上記第1と第2のコアによってそれぞれ、第2の導
体筺体に電気的に接続された第1と第2の静電シールド
板を介して挟設し、上記第1と第3と第2のコアを、1
ターン巻線として動作する第2の導体筺体によって電気
的に接続し、かつ上記第1と第2と第3のコアを上記第
2の導体筺体によってトランス装置の外部と静電的にか
つ磁気的にシールドされている。従って、本発明によれ
ば、トランス装置において1次側回路を対称的な構造で
配置し、3つのコアを第2の導体筺体の1ターン巻線に
より電気的に結合しかつ第2の導体筺体により静電的か
つ磁気的に外部からシールドしたので、従来例のトラン
ス装置のように、DC−DCコンバータ100のスイッ
チングノイズ電流を実質的に軽減させることができる。
それ故、そのスイッチングノイズ電流に阻害されること
なく、インピーダンスメータにおける微小電流を測定す
ることができ、従来例に比較してより高い精度でインピ
ーダンスを測定することができる。
【0034】また、本発明に係る請求項2記載のトラン
ス装置によれば、互いに実質的に同一の構造を有する第
1と第2のトランスを備え、上記第1のトランスは、第
1の1次巻線が巻回された第1のコアと、第3のコア全
体が第1の導体筺体によって静電的にシールドされ、2
次巻線が巻回された第3のコアとを備え、上記第1のコ
アと上記第3のコアとを、第2の導体筺体に電気的に接
続された第1の静電シールド板を介して配置し、上記第
1と第3のコアを、1ターン巻線として動作する第2の
導体筺体によって電気的に接続し、かつ上記第1と第3
のコアを上記第2の導体筺体によってトランス装置の外
部と静電的にかつ磁気的にシールドされてなり、上記第
2のトランスは、上記第1の1次巻線に並列に接続され
た第2の1次巻線が巻回された第2のコアと、第4のコ
ア全体が第3の導体筺体によって静電的にシールドさ
れ、上記2次巻線に直列に接続された第4の2次巻線が
巻回された第4のコアとを備え、上記第2のコアと上記
第4のコアとを、第4の導体筺体に電気的に接続された
第2の静電シールド板を介して配置し、上記第2と第4
のコアを、1ターン巻線として動作する第4の導体筺体
によって電気的に接続し、かつ上記第2と第4のコアを
上記第4の導体筺体によってトランス装置の外部と静電
的にかつ磁気的にシールドされてなる。従って、本発明
によれば、2組のトランスを使用することによって、そ
れぞれのトランスのスイッチングノイズ電流を打ち消
し、2つのトランスの外部にスイッチングノイズ電流が
流れ出ることを防ぐことができる。1つのトランス装置
を2つのトランスに分割することによってトランス装置
の構造が簡単になり製造が容易になる。
【0035】さらに、請求項3記載のトランス装置によ
れば、請求項2記載のトランス装置において、上記第1
と第2のトランスを並置している。従って、本発明によ
れば、上述の効果に加えて、2つのトランスを、平らな
基板上に並置することにより、トランス装置全体の高さ
も低く抑えることができるので、機器への実装上の自由
度も増すという特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である、絶縁型スイ
ッチング電源装置に用いるトランス装置とその周辺回路
の構成を示す断面図及び回路図である。
【図2】 図1のトランス装置の構造を示す一部破断斜
視図である。
【図3】 図1のトランス装置の電気的等価回路を示す
回路図である。
【図4】 図1のトランス装置において漏れ磁束による
電流の打ち消しを示す断面図及び回路図である。
【図5】 本発明に係る第1の変形例である、絶縁型ス
イッチング電源装置に用いるトランス装置とその周辺回
路の構成を示す断面図及び回路図である。
【図6】 (a)は図5の第1の変形例のトランス装置
の構造を示す斜視図であり、(b)は第2の変形例のト
ランス装置の構造を示す斜視図である。
【図7】 従来技術のインピーダンスメータにおける片
線接地測定時の構成例を示す回路図である。
【図8】 従来技術の絶縁型DC−DCコンバータ10
0及びそれに接続されるフローティング回路110にお
いてスイッチングノイズが電流測定に影響を与えるメカ
ニズムを示す回路図である。
【図9】 従来技術のトランス装置単体の評価方法を示
す回路図である。
【図10】 従来例のトランス装置の構造を示す斜視図
である。
【図11】 図10のトランス装置の構造を示す断面図
である。
【図12】 図11の断面図において巻線とグランドと
の間の静電容量C10を示す断面図である。
【図13】 図11の断面図においてトランス外部のも
れ磁束と1次側のグランドと2次側のグランドとの間の
静電容量C11を示す断面図である。
【符号の説明】
11,12,13,13a,13b…コア、 21,22…1次巻線、 23,23a,23b…2次巻線、 24…1ターン巻線、 30,40,40a,40b…導体筺体、 31…導体円筒、 32…導体筺体部材、 32a…導体円柱、 32b…導体板、 33…導体板、 34,35…静電シールド板、 T1,T2,T3…変成器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月26日(2000.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この実施形態のトランス装置200は、1
次巻線21が巻回されたコア11と、コア11と実質的
に同一の構造を有し、1次巻線21に並列に接続された
1次巻線22が巻回されたコア12と、コア13全体が
導体筺体40によって静電的にその外部からシールドさ
れ、2次巻線23が巻回されたコア13とを備え、コア
13を1対のコア11,12によってそれぞれ、導体筺
体30に電気的に接続された静電シールド板34,35
を介して挟設し、コア11,12,13を、1ターン巻
線24(図3の等価回路参照。)として動作する導体筺
体30によって電気的に接続し、かつ3つのコア11,
12,13を導体筺体30によって静電的に外部からシ
ールドされたことを特徴としている。ここで、コア1
1,12,13は好ましくは、図1及び図2に示すよう
に、円形リング形状のトライダルコアである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】トランス装置200において、1次側用に
は、コア11,12に1次巻線21,22を巻回したも
のを2つ使用する一方、2次側用には、コア13に2次
巻線23を巻回したものにさらに金属導体材料にてなる
導体筺体40により静電的なシールドを施す。ここで、
導体筺体40は、導体円筒41と、その上部底面に配置
される導体筺体部材43と、導体円筒41の下部底面に
配置される導体筺体部材42とからなり、ここで、導体
筺体部材42は、導体板42aと、その中央部から突出
してコア13の中央孔を貫通する導体円筒42bとから
なり一体的に形成されてなる。また、導体筺体部材43
は、導体筺体部材42と同様に構造を有し、導体板43
aと、その中央部から突出してコア13の中央孔を貫通
する導体円筒43bとからなり一体的に形成されてな
る。ここで、導体円筒42bの上部先端と、導体円筒4
3bの下部先端とは、導体筺体部材42,43を導体円
筒41に装着したときに、図4に示すように互いに接触
しないような軸方向の長さを有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】 図11の断面図においてトランスのもれ磁
束と1次側のグランドと2次側のグランドとの間の静電
容量C11を示す断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の1次巻線が巻回された第1のコア
    と、 上記第1のコアと実質的に同一の構造を有し、上記第1
    の1次巻線に並列に接続された第2の1次巻線が巻回さ
    れた第2のコアと、 第3のコア全体が第1の導体筺体によって静電的にシー
    ルドされ、2次巻線が巻回された第3のコアとを備え、 上記第3のコアを上記第1と第2のコアによってそれぞ
    れ、第2の導体筺体に電気的に接続された第1と第2の
    静電シールド板を介して挟設し、上記第1と第3と第2
    のコアを、1ターン巻線として動作する第2の導体筺体
    によって電気的に接続し、かつ上記第1と第2と第3の
    コアを上記第2の導体筺体によってトランス装置の外部
    と静電的にかつ磁気的にシールドされたことを特徴とす
    るトランス装置。
  2. 【請求項2】 互いに実質的に同一の構造を有する第1
    と第2のトランスを備え、 上記第1のトランスは、 第1の1次巻線が巻回された第1のコアと、 第3のコア全体が第1の導体筺体によって静電的にシー
    ルドされ、2次巻線が巻回された第3のコアとを備え、 上記第1のコアと上記第3のコアとを、第2の導体筺体
    に電気的に接続された第1の静電シールド板を介して配
    置し、上記第1と第3のコアを、1ターン巻線として動
    作する第2の導体筺体によって電気的に接続し、かつ上
    記第1と第3のコアを上記第2の導体筺体によってトラ
    ンス装置の外部と静電的にかつ磁気的にシールドされて
    なり、 上記第2のトランスは、 上記第1の1次巻線に並列に接続された第2の1次巻線
    が巻回された第2のコアと、 第4のコア全体が第3の導体筺体によって静電的にシー
    ルドされ、上記2次巻線に直列に接続された第4の2次
    巻線が巻回された第4のコアとを備え、 上記第2のコアと上記第4のコアとを、第4の導体筺体
    に電気的に接続された第2の静電シールド板を介して配
    置し、上記第2と第4のコアを、1ターン巻線として動
    作する第4の導体筺体によって電気的に接続し、かつ上
    記第2と第4のコアを上記第4の導体筺体によってトラ
    ンス装置の外部と静電的にかつ磁気的にシールドされて
    なることを特徴とするトランス装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のトランス装置において、 上記第1と第2のトランスを並置したことを特徴とする
    トランス装置。
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