JP2001068173A - ターミナルおよびターミナルを用いたヒュージング方法 - Google Patents

ターミナルおよびターミナルを用いたヒュージング方法

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JP2001068173A
JP2001068173A JP23862599A JP23862599A JP2001068173A JP 2001068173 A JP2001068173 A JP 2001068173A JP 23862599 A JP23862599 A JP 23862599A JP 23862599 A JP23862599 A JP 23862599A JP 2001068173 A JP2001068173 A JP 2001068173A
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lead wire
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Kazuhiro Ota
和宏 太田
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒュージングの際に曲げコーナーの破損等を
防止すると共に確実にリード線を固定できるターミナル
を提供する。 【解決手段】 リード線36を挟み、ヒュージング方法
によって溶着する支持片32と固定片34とを有するタ
ーミナル35において、支持片32および/または固定
片34には、挟みこむリード線36を収納するように支
持片32と固定片34との接合面37,39に凹部38
が形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リード線を固定す
るターミナル、およびこのターミナルを用いたヒュージ
ング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子部品等のリード線と、リー
ド線が取り付けられるターミナルとの間の固定は、ヒュ
ージング(熱かしめ)によって行われることが多い。ヒ
ュージングとは、2つの部材間を電極で加圧しつつ大電
流を流すことによって、電極および各部材の有する固有
抵抗と部材間の接触抵抗により発熱させて溶着させる固
着方法である。以下、従来のヒュージングの概略につい
て図14〜図15に基づいて説明する。まず、ターミナ
ル10は電子部品等のリード線8を載置する支持片12
と、支持片12の端部から上側へ折り曲げられて形成さ
れている固定片14とからなり、断面視ほぼU字状また
はV字状に形成されている。リード線8は、支持片12
上に載置されると共に、ターミナル10のU字またはV
字の底部である曲げコーナー15側に突き当てられてい
る。
【0003】そして、ターミナル10の上方および下方
には、ターミナル10の支持片12および固定片14に
当接して、加圧しつつ電流を流す電極16,18が配置
される。両電極16,18が互いに向かい合う方向に加
圧していき、予め設定した所定の加圧力に達した時点で
通電開始となる。流れ始めの電流は曲げコーナー15に
集中し、通過していく(図14の矢印C)。これに伴
い、曲げコーナー15は発熱してリード線8よりも軟化
し、リード線8はつぶれずに支持片12および固定片1
4にくい込み、接触面積が確保され、電気的接続が可能
となる。また、曲げコーナー15は熱軟化によりつぶれ
やすくなり、電極16,18の加圧力によってつぶれて
いく。そして、固定片14の先端14aと支持片12と
の接触面積も増えて、先端14a側からも大電流(図1
4の矢印C´)が流れ、接触した固定片14の先端14
aと支持片12とが溶着することによりヒュージングが
終了する。
【0004】なお、上述したヒュージングでは、リード
線8と支持片12と固定片14の接触面は完全に溶着さ
れているわけではなく、固定片14の先端14aと支持
片12の溶着部および曲げコーナー15でリード線8を
挟持し、固定片14、支持片12およびリード線8それ
ぞれの弾性力により圧着しているだけである。このた
め、ヒュージングを行う上において、リード線8をつぶ
さないこと、曲げコーナー15にクラックを発生させな
いこと、固定片14の先端14aと支持片12の溶着を
確実に行うことが必要となる。
【0005】なお、リード線をつぶさないヒュージング
方法のターミナル構造としては、実開平5−95184
号公報に記載されている構造があげられる。この公報に
記載されているターミナル構造では、ターミナルの内側
に向けた突出する凸部を設けている。このような構成に
よって、細いリード線を使用して固定片をターミナルに
向けて圧着させた場合であっても、リード線をつぶさな
いように凸部によって加圧力が必要以上に細いリード線
にかからないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】線径が太いリード線を
ターミナルにヒュージングする場合には、リード線の線
径が太いほど固定片の先端が支持片に接触しづらくな
り、曲げコーナーに電流が集中する時間が長くなる。し
たがって、このとき曲げコーナーに集中した電流密度が
許容限界を超えてしまうと曲げコーナーが爆発してしま
うという課題がある。また、リード線の線径が太い場合
には、たとえ曲げコーナーが爆発せずにヒュージングで
きたとしてもターミナルへのリード線の食い込みが大き
くなり、ターミナルのリード線が食い込んだ部位にクラ
ックが生じるおそれがあるといった課題もある。
【0007】上述したような電流集中による曲げコーナ
ーの爆発を防止するためには、ヒュージングにおけるリ
ード線の線径とターミナルの板厚との関係が比例関係と
なるように、リード線の線径に合わせてターミナルの板
厚も厚くする必要がある。しかし、コネクタ構造を有す
るターミナルの場合には、相手コネクタのターミナルの
板厚も変更になってしまうため、ターミナルの板厚は自
由に変更することができない。また、曲げコーナーの爆
発を防止するために流す電流を小さくすると、溶着でき
るだけの熱量の発生がなく、固定片の先端側が支持片に
溶着しなくなってしまったり、曲げコーナーの熱軟化が
起こりづらくなりリード線をつぶしてしまうなどのおそ
れもある。さらに、固定片に接触する電極の接触面に、
固定片の先端側が下方に傾くような傾斜をつけて、固定
片の先端を早く支持片に接触させるようにする方法もあ
る。しかし、傾斜の角度が大きすぎるとターミナル全体
が曲げコーナー側に逃げる力を受けるために、電極とタ
ーミナルとの接触が安定せず、安定したヒュージングが
行えない。
【0008】なお、上述した実開平5−95184号公
報に記載されたターミナル構造は、固定片と支持片の
「し」字状開口側に凸部が突出形成されているため、線
径が太いリード線では曲げコーナーに電流集中による爆
発が生じるという上記課題に対し、解決できる方法の案
ではある。しかし、このようなターミナル構造ではリー
ド線径が太くなると凸部も大きくなるため、「し」字状
開口側に十分なスペースが取れず、実際の製品等に適用
することは困難である。
【0009】したがって、本発明は上記課題を解決すべ
くなされ、その目的とするところは、ヒュージングの際
に曲げコーナーの破損等を防止すると共に確実にリード
線を固定できるターミナル、およびそのターミナルを用
いたヒュージング方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の構成を備える。すなわち、本発明にか
かるターミナルによれば、リード線を挟み、ヒュージン
グ方法によって溶着する支持片と固定片とを有するター
ミナルにおいて、前記支持片および/または前記固定片
には、挟みこむリード線を収納するように支持片と固定
片との接合面に凹部が形成されていることを特徴として
いる。この構成を採用することによって、ヒュージング
方法によりターミナルとリード線を固定する際に、電極
を接近させて固定片と支持片とを加圧してもリード線の
両側から電流が流れるため、曲げコーナーへ電流を集中
させず、曲げコーナーの爆発を防止する。さらに、ヒュ
ージングの際にリード線が凹部に収納され、リード線の
固定時の径方向の位置決めを確実に行うことができる。
また、前記凹部は、前記ターミナルの支持片および/ま
たは固定片の一方の端部と他方の端部との間の略中心に
形成されていることを特徴とするため、たとえ曲げコー
ナーで爆発がおきたとしても、曲げコーナーよりもリー
ド線側において溶着がされているので、リード線を確実
に挟持できる。
【0011】また、本発明にかかるヒュージング方法に
よれば、請求項1または請求項2記載のターミナルにリ
ード線を挟んでターミナルの接合面の凹部にリード線を
位置合わせし、前記ターミナルを挟んで互いに対向する
位置で接離動可能に配置されている2つの電極を互いに
接近させて前記固定片および前記支持片を加圧し、該加
圧する際に、前記各電極のうち一方から他方に向けて電
流を流して、前記ターミナルの凹部に収納したリード線
の両側の前記支持片および前記固定片を同時に溶着する
ことを特徴としている。この方法によれば、リード線の
両側を同時に溶着できるために曲げコーナーへ電流を集
中させず、曲げコーナーの爆発を防止する。また、電極
の凹部内にターミナルの凹部が収納されるので、加圧時
にリード線をつぶしてしまうようなことがなく、しかも
ターミナルの厚さが部分的に薄くなってしまうようなこ
とを防止することができる。さらに、前記支持片および
/または前記固定片の前記凹部が形成された部位を前記
接合面と反対方向へ突出させて凸部を形成している請求
項1または請求項2記載のターミナルを溶着する際に、
前記凸部が挿入され、ヒュージング時に前記凸部が内面
に接触しない収容凹部が、前記凸部に対向する側に形成
されている電極を用いてもよい。このような電極を用い
ることによって、ヒュージング時にリード線をつぶすこ
となく、確実にヒュージングを行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本願発明のターミナルの一
実施形態を示し、同時にこのようなターミナルを用いた
ヒュージングの工程について図1〜図4に基づいて説明
する。ターミナル30は、リード線36が載置される支
持片32と、支持片32の側方から図面上側に折り曲げ
られている固定片34とから形成されている。支持片3
2から立ちあがって固定片34として折り曲げられてい
る部位が、曲げコーナー35である。また、固定片34
の先端34aと後端(曲げコーナー35)との間の略中
央の接合面37側には、外方に突出するようにして内方
にリード線36が収容可能な大きさに形成された凹部3
8が設けられている。凹部38が形成された部位におい
て外方に突出した部位が凸部41である。かかる固定片
34は曲げコーナー35を中心にして図面では時計回り
に回動して折り曲げられ、支持片32の接合面39に接
触する。
【0013】ターミナル30の上下両方向には、電極4
2,44がターミナル30に対して接離動可能に配置さ
れている。上方に位置する電極42は、固定片34の凸
部41を収容することができるような大きさに形成され
た収容凹部46が固定片34側に位置する下面43側に
形成されている。一方、本実施形態では下方の電極44
には収容凹部は形成されておらず、電極44の上面45
側はターミナル30の支持片32を載置可能に水平面状
に形成されている。
【0014】ヒュージングの際には、まず各電極42,
44をそれぞれ互いに近づける方向に移動させてターミ
ナル30のそれぞれ固定片34と支持片32とに接触さ
せる。そして、さらに上方の電極42のみを下降させて
固定片34を加圧して折り曲げていく。なお、このとき
リード線36を手などで押えつつ固定片34を加圧して
折り曲げて、リード線36を凹部38内に確実に収納さ
せることが必要である。また、ヒュージングの前(電流
を流す前)にリード線36を凹部38内に収納するの
で、リード線の径方向への位置決めが確実に行えること
となる。
【0015】そして、この上方の電極42の下降する力
が予め設定しておいた値(固定片34先端34a側が支
持片32に接触する程度の大きさの値)に達したとき、
電極42,44間に所定の値の電流を流す。この時、折
り曲げられた固定片34は、その先端34a側および後
端(曲げコーナー35)側において支持片32に接触
し、この接触している部分である先端34a側(図面矢
印A)および後端(曲げコーナー35)側(図面矢印
B)において電流が通過する。
【0016】このように、固定片34および支持片32
において、リード線36の両側に電流が通過することに
より、固定片34と支持片32との間の接触抵抗、およ
び固定片34と支持片32の固有抵抗によって、両者が
発熱してリード線36の両側の接合面37,39が同時
に溶着する。このようにして、リード線36は固定片3
4の凹部38内に収納されてターミナル30の略中央に
位置するように固定されるので、電極が固定片34を折
り曲げて加圧する場合でもこの加圧する力が偏らず、し
かも、電流は図面上ではリード線36の左右両側を流れ
るので、曲げコーナー35へ電流が集中することがなく
なるために、曲げコーナー35の爆発を防止することが
できる。また、リード線36の両側において溶着がなさ
れリード線36を固定するので、リード線36の固定が
いっそう確実なものとなる。また、電極42の、凸部4
1に対応する位置に収容凹部46が設けられていること
で、電極42が固定片34を加圧したときでも力がリー
ド線36に集中することはないので、リード線36のつ
ぶれや断線等を防止できる。
【0017】さらに、上述してきた電極42に形成され
た収容凹部46は、ヒュージング終了後であっても凸部
41に接触しない程度の大きさを有するように形成する
と、ヒュージング時にリード線36をつぶすことなく、
確実にヒュージングを行うことができるので好適であ
る。
【0018】次に、ターミナルの第2の実施形態につい
て図5〜図8に基づいて説明する。本実施形態において
は、ターミナル50の固定片54および支持片52の両
方にリード線56を収納する凹部60,61が形成され
ている。このような構成は、ターミナル50の厚さに対
して極端にリード線56の線径が太い場合に適用すると
好適である。つまり、リード線56の線径が太い場合に
は、固定片54のみに凹部60を設けたとしてもこの凹
部60が極端に大きくなってしまうので、固定片54の
強度の低下が考えられる。また視覚的にもバランスが悪
いということもある。そこで、かかる場合には、リード
線56を固定片54のみに収納するよりも支持片52と
固定片54の両者に収納するように構成するとよい。な
お、固定片54には、接合面57側に形成された凹部6
0が接合面57と反対側に突出する凸部65が形成さ
れ、一方支持片52には接合面59側に形成された凹部
61が接合面59と反対側に突出する凸部69が形成さ
れている。
【0019】凹部60は、固定片54の接合面57の先
端側54aと後端(曲げコーナー55)側の間のほぼ中
央に、外方に突出するようにして内方にリード線56の
半分を収納可能な大きさに形成されている。また、凹部
61は、固定片54が折り曲げられたときに対応する支
持片52の接合面59の所定の位置に、外方に突出する
ようにして内方にリード線56の半分を収納可能な大き
さに形成されている。このように、本実施形態ではリー
ド線56を、ターミナル50に取り付ける際に固定片5
4と支持片52との間で挟みこむ際に互いに収納するよ
うに形成したので、線径がターミナルの板厚と比較して
厚い場合であってもターミナルに確実に挟持される。
【0020】ターミナル50の上下両方向には、電極6
2,64がターミナル50に対して接離動可能に配置さ
れている。上方に位置する電極62は、固定片54の凸
部65を収容することができるような収容凹部66が固
定片54側に位置する下面63側に形成されている。さ
らに、電極64においても、支持片52に設けられてい
る凸部69を収容させることができる収容凹部68が上
面67側に形成されている。
【0021】ヒュージングの際には、まず各電極62,
64をそれぞれ互いに近づける方向に移動させてターミ
ナル50のそれぞれ固定片34と支持片32とに接触さ
せる。そして、さらに上方の電極62のみを下降させて
固定片54を加圧して折り曲げていく。なお、このとき
リード線56のヒュージング時の位置決めは、凹部61
内にリード線56が収納された時点で径方向にほとんど
移動することができないため、すでに凹部61にリード
線56を載置した時点で決定されている。
【0022】そして、この上方の電極62の下降する力
が予め設定しておいた値(固定片54の先端54a側が
支持片52に接触する程度の大きさの値)に達したと
き、電極62,64間に所定の値の電流を流す。この
時、折り曲げられた固定片54は、その先端54a側お
よび後端(曲げコーナー55)側において支持片52に
接触している状態であるので、この接触している部分で
ある先端54a側(図面矢印A)および後端(曲げコー
ナー55)側(図面矢印B)において電流が通過する。
【0023】このように、リード線56の両側において
固定片54と支持片52を電流が通過することにより、
固定片54と支持片52との間の接触抵抗、および固定
片54と支持片52固有の抵抗によって、両者が発熱し
てリード線56の接合面57,59が同時に溶着する。
上述してきた本実施形態によっても、リード線56はタ
ーミナル50の略中央に位置するように固定されるの
で、電極が固定片54を折り曲げて加圧する場合でもこ
の加圧する力が偏らず、しかも、電流は図面上ではリー
ド線56の左右両側を流れるので、曲げコーナー55へ
電流が集中することがなくなるために、曲げコーナー5
5の爆発を防止することができる。また、リード線56
の両側において溶着がなされリード線56を固定するの
で、リード線56の固定がいっそう確実なものとなる。
また電極62,64には、ターミナル50の凸部65,
69を収容可能な収容凹部66,68が対応する位置に
設けられているので、電極62,64が固定片54およ
び支持片52を加圧したときでも力がリード線56に集
中することはないので、リード線56のつぶれや断線等
を防止できる。
【0024】さらに、上述してきた電極62,64に形
成された収容凹部66,68は、ヒュージング終了後で
あっても凸部65,69に接触しない程度の大きさを有
するように形成すると、ヒュージング時にリード線56
をつぶすことなく、確実にヒュージングを行うことがで
きるので好適である。
【0025】なお、上述してきた両実施形態において、
ターミナルの固定片は支持片と一体に形成されているも
のについてのみ(すなわち、固定片を支持片から折り曲
げてかしめるもの)説明してきたが、固定片は支持片と
は別体に形成されているものであってもよい。この場合
には、上側に配置されている電極が固定片をリード線ご
とターミナル支持片に圧接して取り付けるようにする。
このようにしても、リード線は確実にターミナルに固定
される。
【0026】次に、上述してきたターミナルを具体的に
適用した実施例として、リードスイッチユニットについ
て説明する。なお、ここでいうリードスイッチユニット
とは、走行車両のブレーキ装置のマスタシリンダに取り
付けられているリザーバタンクにおいて、リザーバタン
ク内のブレーキ液の液面検出用センサに用いられている
リードスイッチを取り付けたユニットのことをいう。ま
ず、図9および図10にブレーキ装置のマスタシリンダ
に取り付けられているリザーバタンクの一例を示し、リ
ザーバタンクとリードスイッチユニットとの関係につい
て説明する。
【0027】リザーバタンク70は、内部にブレーキ液
72が蓄えられており、この蓄えられたブレーキ液72
をマスタシリンダ(図示せず)に供給するものである。
図面の下方に図示されているゴムパッキン73を介し
て、リザーバタンク70はマスタシリンダに装着され
る。また、固定穴75には図示しない固定ねじが挿入さ
れマスタシリンダとの間を固定する。また、蓋体74が
リザーバタンク70の上面開口部71を閉塞することに
よって、ブレーキ液72の流出や蒸発を防止している。
【0028】リザーバタンク70内の中央付近に設けら
れたフロート収納部77内には、ブレーキ液72に対し
て浮力を有する発泡樹脂で形成されたフロート76が収
納されている。このフロート76は、フロート収納部7
7内でブレーキ液72の液面の上下動に伴って上下動
(図9の矢印方向)する。なお、かかるフロート76に
は磁石78が内蔵されている。フロート収納部77の下
方には、リザーバタンク70の外部と連通してリードス
イッチユニット82を収納可能であって、ブレーキ液7
2とは隔離されて形成されたユニット収納穴80が形成
されている。かかるユニット収納穴80に収納されるリ
ードスイッチユニット82とフロート76とが、リザー
バタンク70内のブレーキ液72の液面を検出する液面
検出センサとしてはたらく。
【0029】上述した液面検出センサは、フロート76
の上下動により、フロート76に内臓された磁石78の
磁束をリードスイッチユニット82に取り付けられたリ
ードスイッチ90が検出して作動する。つまり、リザー
バタンク70内のブレーキ液72の液面が下降すると、
リードスイッチ90に磁石78が接近するため、リード
スイッチ90の接点部が閉じることとなり、ブレーキ液
72の液面の下降が検出されるのである。
【0030】次に、図11から図13に基づいて、リー
ドスイッチユニットに上述してきたターミナルを適用し
た例について述べる。リードスイッチユニット82は、
ガラス管92内に接点部94が封入されたリードスイッ
チ90と、該リードスイッチ90が取り付けられる合成
樹脂製のユニット支持片96とから構成される。リード
スイッチ90のガラス管92の両端部からは、軸線方向
に沿って延出されたリード線であるリード部98,98
が設けられている。また、ユニット支持片96の図面右
側は他の電気回路に接続されるコネクタ部96aとして
形成され、図面左側はリードスイッチ90が設置される
設置部96bとして形成されている。
【0031】設置部96bの所定の位置には、リードス
イッチ90をユニット本体96に取り付けるために各リ
ード部98,98を接続して固定するターミナル100
が設けられている。ターミナル100は、それぞれコネ
クタ部96a内の端子101と一体に形成された金属製
の部材である。各ターミナル100は、図1〜図4に示
したターミナル30と同様の構造を有しており、リード
部98が載置される支持片102と、支持片102と一
体に形成され、リード部98を支持片102との間で挟
みこむことができるよう支持片102に対向するように
折り曲げられた固定片104とから構成される。固定片
104と本体102とは、図1から図4に示したように
ヒュージングする前は、U字あるいはV字状に形成され
ている。また、固定片104には、固定片104の支持
片102と接する側の面からリード部98を収納可能と
なるような凹部106が設けられ、この凹部106が外
方へ突出することで凸部109を形成している。
【0032】上述してきたようなターミナルのうち、図
面左に位置するターミナル100aは、合成樹脂製のユ
ニット本体96よりも左側に突出して設けられている。
一方、図面右に位置するターミナル100bは、設置部
96bの上下方向に貫通するようにして形成された開口
部107内に位置するように、開口部107の右側(コ
ネクタ部96a側)内壁面から開口部107内に突出し
て設けられている。
【0033】リードスイッチ90をユニット本体96に
取り付ける場合の、リードスイッチ90の幅方向(図1
1、図13の矢印D方向)への位置決めは、リード部9
8を押えつつ徐々に固定片104をかしめてゆくことで
行われる。このようにすれば、まだヒュージングがされ
てないため完全に固定されているわけではない状態にお
いてリードスイッチ90のリード部98が凹部106に
収納されるので、リードスイッチ90の幅方向の位置決
めが確実となるのである。また、リードスイッチ90の
高さ方向への位置決め(図12、図13の矢印E方向)
は、リード部98を支持片102上へ載置した時点で決
定される。
【0034】また、設置部96bの、コネクタ部96a
とコネクタ部側のターミナル100bとの間には、図か
ら見て上方に突出して形成されたストッパ壁110が設
けられている。ストッパ壁110はユニット本体96と
一体に成形された合成樹脂製である。かかるストッパ壁
110は、リードスイッチ90をユニット本体96に取
り付ける際のリードスイッチ90の軸線方向(図11、
図12の矢印F方向)の位置決めを行うために設けられ
ている。つまり、リードスイッチ90をユニット本体9
6に取り付ける際には、コネクタ部96a側のリード部
98の端部をストッパ壁110に突き当てることでリー
ドスイッチ90の軸線方向の位置が決定できる。ただ
し、このとき接点部94からのリード部98の長さを、
ストッパ壁110から接点部94を設けるべき位置との
間の長さと等しくなるように正確に切断しておくことが
必要となる。
【0035】ターミナル100の支持片102へ、リー
ドスイッチ90を位置決めして装着した後、ターミナル
100の固定片104を開口している側を完全に閉ざす
ようにさらに折り曲げ、同時に熱を付加するヒュージン
グ(熱かしめ)を施す。このヒュージングによってリー
ドスイッチ90はユニット本体96に完全に固定され
る。ヒュージングは、ターミナル100の上方および下
方に配置されて図2、図3に示した電極42,44と同
一の形状を有する電極112,114によって施され
る。すなわち、ターミナル100の上方に位置する電極
114の下面114a側は固定片104の凹部106の
外方に突出した部位を収納可能な収容凹部116が形成
されており、ターミナル100の下方に位置する電極1
12の上面112a側は、ターミナル100の支持片1
02を載置するように水平面状に形成されている。
【0036】ヒュージングは、まず電極112,114
が互いに接近する方向に上下動して、それぞれターミナ
ル100の支持片102あるいは固定片104に当接す
る。この後、電極114のみが下降して固定片104を
折り曲げて支持片102へ接触させるようにする。電極
114の下降する力が、予め設定しておいた所定の大き
さ(固定片104の先端側が支持片102に接触する程
度の大きさ)に達したら、電極112,114間に所定
の大きさの電流を流す。なお具体的には、1.5kAの
電流を50msec程度の時間流し、加圧力は8kgf
程度付加するようにしている。このとき、固定片104
の先端側は支持片102に接触しているので、固定片1
04と本体102とはリード部98を挟んだ両側に電流
が流れ、リード部98を挟んだ両側が同時に溶着され
る。
【0037】なお、ターミナル100aは上述したよう
にユニット本体96から左側へ突出して金属部分があら
わになっており、もう一方のターミナル100bも開口
部107内に突出して金属部分あらわになっているため
に、どちらのターミナルも上下に電極を配置して加圧が
可能となるのである。このようなリードスイッチユニッ
ト82によれば、固定片104に凹部106が設けられ
ており、ヒュージングに用いる電極114に、凹部10
6が突出して形成された凸部109を挿入可能な収容凹
部116が形成されているので、リード部98を挟んだ
両側でターミナルが溶着され、ターミナル100の曲げ
コーナー105の爆発あるいはリードスイッチのリード
部が断線してしまったりといった事故を防止することが
できると共に、リードスイッチの固定が確実となり品質
を向上させたリードスイッチユニットを提供することが
できる。
【0038】なお、上述してきたユニット本体96のタ
ーミナル100において、支持片102側において下方
に向けて突出するようにリード部98を収納可能な凹部
が形成されていてもよい(図示せず)。この場合には、
リードスイッチ90の位置決めを、リード部98を押え
つつ固定片104をかしめるようなことをしなくともよ
くリード部98を凹部内に載置するだけで簡単且つ確実
にヒュージング時の位置決めができるのである。さら
に、図5から図8に示したように固定片と本体の両方に
凹部が形成されているターミナルを採用してもよい。ま
た、収容凹部116を、ヒュージング時にターミナル1
00の凸部109が内壁面に接触しないように形成すれ
ば、ヒュージング時にリード部98をつぶさないように
することができる。
【0039】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るターミナルによれば、支持
片および/または固定片には、挟みこむリード線を収納
するように支持片と固定片との接合面に凹部が形成され
ているので、ヒュージングによりターミナルとリード線
を固定する際には、電極を接近させて固定片と支持片と
を加圧してもリード線の両側から電流が流れるため、曲
げコーナーへ電流を集中させず、曲げコーナーの爆発を
防止する。さらに、ヒュージングの際にリード線が凹部
に収納され、リード線の固定時の径方向の位置決めを確
実に行うことができる。また、凹部前記ターミナルの支
持片および/または固定片の一方の端部と他方の端部と
の間の略中心に形成されているため、たとえ曲げコーナ
ーで爆発がおきたとしても、曲げコーナーよりもリード
線側において溶着がされているので、リード線を確実に
挟持できる。
【0041】また、本発明にかかるヒュージング方法に
よれば、請求項1または請求項2記載のターミナルにリ
ード線を挟んでターミナルの接合面の凹部にリード線を
位置合わせし、ターミナルを挟んで互いに対向する位置
で接離動可能に配置されている2つの電極を互いに接近
させて固定片および支持片を加圧し、加圧する際に、各
電極のうち一方から他方に向けて電流を流して、ターミ
ナルの凹部に収納したリード線の両側の支持片および固
定片を同時に溶着する用にするために、リード線の両側
を同時に溶着できるために曲げコーナーへ電流を集中さ
せず、曲げコーナーの爆発を防止する。また、電極の凹
部内にターミナルの凹部が収納されるので、加圧時にリ
ード線をつぶしてしまうようなことがなく、しかもター
ミナルの厚さが部分的に薄くなってしまうようなことを
防止することができる。さらに、支持片および/または
固定片の凹部が形成された部位を接合面と反対方向へ突
出させて凸部を形成している請求項1または請求項2記
載のターミナルを溶着する際に、凸部が挿入され、ヒュ
ージング時に凸部が内面に接触しない収容凹部が、凸部
に対向する側に形成されている電極を用いることによっ
て、ヒュージング時にリード線をつぶすことなく、確実
にヒュージングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るターミナルの第1の実施形態を示
す説明図である。
【図2】図1に示したターミナルに電極を接触させたと
ころを示す説明図である。
【図3】図1に示したターミナルに電極から電流を流し
ているところを示す説明図である。
【図4】ヒュージングが終了して固定されたターミナル
およびリード線を示す説明図である。
【図5】ターミナルの第2の実施形態を示す説明図であ
る。
【図6】図5に示したターミナルに電極を接触させたと
ころを示す説明図である。
【図7】図5に示したターミナルに電極から電流を流し
ているところを示す説明図である。
【図8】ヒュージングが終了して固定されたターミナル
およびリード線を示す説明図である
【図9】リザーバタンクを正面からみた場合の断面図で
ある。
【図10】図9のリザーバタンクを側面からみた場合の
断面図である。
【図11】リードスイッチユニットの平面図である。
【図12】図11のリードスイッチユニットの側面図で
ある。
【図13】図11のリードスイッチユニットの正面図で
ある。
【図14】従来のヒュージングのターミナル形状と、タ
ーミナルに電極から電流を流しているところを示す説明
図である。
【図15】図14に示したターミナルに電流を流したと
ころを示す説明図である。
【符号の説明】
30,50,100 ターミナル 32,52,102 支持片 34,54,104 固定片 35,55,105 曲げコーナー 36,56 リード線 37,39 接合面 38,60,61,106 凹部 41,65,69,109 凸部 42,44,62,64,112,114 電極 43 下面 45 上面 46,66,68 収容凹部 70 リザーバタンク 71 開口部 72 ブレーキ液 73 ゴムパッキン 74 蓋体 75 固定穴 76 フロート 77 フロート収納部 78 磁石 80 収納穴 82 リードスイッチユニット 90 リードスイッチ 92 ガラス管 94 接点部 96 ユニット本体 98 リード部 101 接続リード線 107 開口部 110 ストッパ壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード線を挟み、ヒュージング方法によ
    って溶着する支持片と固定片とを有するターミナルにお
    いて、 前記支持片および/または前記固定片には、挟みこむリ
    ード線を収納するように支持片と固定片との接合面に凹
    部が形成されていることを特徴とするターミナル。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、前記ターミナルの支持片お
    よび/または固定片の一方の端部と他方の端部との間の
    略中央に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のターミナル。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のターミナ
    ルにリード線を挟んでターミナルの接合面の凹部にリー
    ド線を位置合わせし、 前記ターミナルを挟んで互いに対向する位置で接離動可
    能に配置されている2つの電極を互いに接近させて前記
    固定片および前記支持片を加圧し、 該加圧する際に、前記各電極のうち一方から他方に向け
    て電流を流して、前記ターミナルの凹部に収納したリー
    ド線の両側の前記支持片および前記固定片を同時に溶着
    することを特徴とするヒュージング方法。
  4. 【請求項4】 前記支持片および/または前記固定片の
    前記凹部が形成された部位を前記接合面と反対方向へ突
    出させて凸部を形成している請求項1または請求項2記
    載のターミナルを溶着する際に、 前記凸部が挿入され、ヒュージング時に前記凸部が内面
    に接触しない収容凹部が、前記凸部に対向する側に形成
    されている電極を用いることを特徴とする請求項3記載
    のヒュージング方法。
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