JP2001067938A - 導電性薄膜及び導電性記録材料 - Google Patents
導電性薄膜及び導電性記録材料Info
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Abstract
びそれを用いた導電性記録材料の更なる改善技術を提供
する。 【解決手段】導電性微粒子を分散したコロイド状溶液と
1012Ωcm以上の絶縁性高分子を分散した固形分濃
度10〜40wt%ラテックスとを混合し、表面比抵抗
が1011Ωcm以下の導電性薄膜を形成する際、導電
性微粒子を分散した溶液の粘度が1.2cp以上3cp
以下の導電性微粒子分散コロイド状溶液を用いてあり、
該導電性微粒子を15vol%から30vol%含むこ
とを特徴とする導電性薄膜である。
Description
性記録材料に関する。
は高い導電性を示さないが、異原子をドープすることに
より高い導電性を得ることが知られている。また、透明
性、物理的化学的安定性に優れた材料であり、電気電子
的用途に期待される材料である。
ジウムとの複合による透明導電性酸化皮膜が有名であり
多くの用途を有するが、高純度の酸化スズもしくは非晶
質酸化スズについては導電性が低いためにあまり検討さ
れていない。
の無機材質研究所研究報告書第35号「酸化スズに関す
る研究」に述べられているように、ある特定の金属化合
物のドープもしくは複合化以外では、高い導電性を示さ
ない。純度が高くなると半導体領域になり、その導電性
は106Ωcm以上まで達する。従って、透明導電材料
の用途へ用いるためには、これまで導電性を高める多く
の努力が成されてきた。
法、真空蒸着法、反応性イオンプレーティング法、スパ
ッタ法、イオンビームスパッタ法等の膜形成法により基
板に被覆され用いられる。
価・複雑・大型であるだけでなく、膜形成速度が小さ
く、且つ大面積の膜を得ることができないという欠点を
も有している。さらに複雑形状の膜を形成する場合、不
均一となり易く、利用上の制約が多かった。
プして塗布する方法、或いはスプレーして塗布する方
法、エアードクター、バーコーター等を用いて塗布する
方法等は、比較的容易に大面積の膜が得られると共に、
複雑形状の部位にも比較的容易に適用でき、工業的に有
望な方法である。酸化スズ系の材料においても、このよ
うな塗布方法は幅広く検討されている。
は、主としてスズ及びアンチモンを共にイオンとして含
有する有機或いは無機化合物の塩溶液である。従って、
有機化合物の塩溶液の使用時には、有機物の残存がない
ように注意深く熱分解を行わなければならず、スズ及び
アンチモンが有機塩として気散したり、溶液の極性が低
くガラス等の基板とのなじみがなく均一な膜を得ること
ができなかった。
化材を多く必要とする結果、薄い膜厚のものしか得られ
ず、且つ有機物含量が多いために乾燥後に多層ディップ
を行っても焼成時に剥離する等の問題があった。
チモンは一般に粒子径が粗く、特に均一微細性が要求さ
れる分野への適用については問題があった。かかる問題
を解決する技術として、特開昭62−223019号及
び同62−278705号には、製造方法の工夫により
製造された結晶質酸化スズゾルを用いる方法が開示され
ている。
していたり、結晶質であるためにゾルを塗布した時の表
面の平滑性が損なわれたり、また一度焼成しなければ高
い導電性を発現しない等の問題点を有していた。
29319号によって、導電性が105Ω未満の非晶質
酸化スズ粒子を含む非晶質酸化スズゾルを提案した。本
発明者等はかかる先提案技術についての研究を続け、本
発明に至った。
が無く、導電性が良好である導電性薄膜及びそれを用い
た導電性記録材料の更なる改善技術を提供することにあ
る。
記構成によって達成される。 1.導電性微粒子を分散したコロイド状溶液と1012
Ωcm以上の絶縁性高分子を分散した固形分濃度10〜
40wt%ラテックスとを混合し、表面比抵抗が10
11Ωcm以下の導電性薄膜を形成する際、導電性微粒
子を分散した溶液の粘度が1.2cp以上3cp以下の
導電性微粒子分散コロイド状溶液を用いてあり、該導電
性微粒子を15vol%から30vol%含むことを特
徴とする導電性薄膜。
した導電性記録材料において、該導電性薄膜が、導電性
微粒子を分散したコロイド状溶液と1012Ωcm以上
の絶縁性高分子を分散した固形分濃度10〜40wt%
ラテックスとを混合し、表面比抵抗が1011Ωcm以
下の導電性薄膜を形成する際、導電性微粒子を分散した
溶液の粘度が1.2cp以上3cp以下の導電性微粒子
分散コロイド状溶液を用いてあり、該導電性微粒子を1
5vol%から30vol%含む導電性薄膜であること
を特徴とする導電性記録材料。
する。本発明は帯電防止剤としてコロイド状酸化スズゾ
ルを採用するものである。ここで、例えば10−5〜1
0−7cmの直径の酸化スズ微粒子の分散状態が安定で
あることから、この大きさをコロイド次元と言い、コロ
イド次元の大きさの粒子をコロイド粒子として、このコ
ロイド粒子が分散している状態を本発明におけるコロイ
ド状と言う。
法は、酸化スズ微粒子を適当な溶媒に分散して製造する
方法、溶媒に可溶なスズ化合物の溶媒中における分解反
応から製造する方法等、いずれの方法も採用できる。
は、特に温度条件が重要で、高温の熱処理に伴う方法
は、一次粒子の成長や、結晶性が出現する等の理由で好
ましくはないが、熱処理を行う場合は、300℃以下、
好ましくは200℃以下、更には150℃以下とする。
電気炉中に噴霧する方法や、有機スズ化合物の高温熱分
解法等、酸化スズだけを単離する製造プロセスに引き続
き、酸化スズを溶媒中に再分散する方法は、再分散が大
変困難であったり、凝集粒子の発生を伴ったりして、写
真用帯電防止剤として用いるにはあまり適さない。
護コロイドバインダーとの相溶性が悪い時は、バインダ
ーに分散するのに好適な溶媒に置換するために、製造溶
媒と相溶性の良好な、又は酸化スズゾルを安定に分散せ
しめる化合物を適宜添加し、300℃以下、好ましくは
200℃以下、更には150℃以下に加温して添加した
化合物とともに酸化スズ微粒子を乾燥分離して水中もし
くは他の溶媒を混合した水中に再分散する。
分解反応から製造する方法に用いるスズ化合物として
は、K2SnO3・3H2Oの様なオキソ陰イオンを含
む化合物、SnCl4の様な水溶性ハロゲン化物、R′
2SnR2、R3SnX,R2SnX2の構造を有する
(CH3)3SnCl・(ピリジン)、(C4H9)2
Sn(OCC2H5)2等の有機金属化合物、Sn(S
O4)2・2H2O等のオキソ塩を挙げることができ
る。
に溶解後、加熱、加圧等の物理的方法、酸化、還元、加
水分解等の化学的方法、等により酸化スズゾルを製造す
るか、若しくは中間体を経て酸化スズゾルを製造する。
タノール、イソプロパノール等のアルコール溶媒、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル等のエ
ーテル溶媒、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族有機溶媒、
ベンゼン、ピリジン等の芳香族有機溶媒、等スズ化合物
に応じて様々な溶媒を用いることができるが、好ましく
は水及びアルコール類である。
なスズ化合物以外の元素を含む化合物の添加も可能であ
り、例えばフッ素含有化合物や3価若しくは5価の配位
数をとり得る金属化合物を導入できる。
数をとり得る金属化合物としては、Al、Ca、In、
Tl等のIII族元素若しくはP、As、Sb、Bi等
のV族元素、3価若しくは5価の配位数をとり得るN
b、V、Ti、Cr、Mo、Fe、Co、Ni等の遷移
金属を含む化合物群である。
られる導電性微粒子について説明する。本発明に特に好
ましく用いられる導電性微粒子は非晶質酸化スズ粒子で
ある。ここで非晶質とは、結晶質とは異なる物質を意味
する。結晶質とは、電気・電子工学大系72巻、結晶の
評価(伊藤 次、犬塚直夫、コロナ社、1982年)第
4頁に記載されているように、原子の配列に長距離秩序
があり、その物質に固相の融点があることが特徴であ
る。例えば、高純度で無色透明な結晶性の酸化スズであ
れば、正方晶系ルチル型構造であり、屈折率1.996
8、電気伝導性は室温で106Ωcm以上の高抵抗を示
すことが知られている。また融点は1127℃であり、
結晶性酸化スズであればこの温度まで熱的に安定であ
る。故に、一般に非晶質酸化スズとは、以上の性質を示
さない物質であり、 原子の配列に長距離秩序がない、 結晶性酸化スズの融点以下に、物質の変化を示す温度
領域が存在する、酸化スズといえる。
同定することが可能であり、新版カリティX線回折要論
(松村源太郎訳、アグネ社、1977年)に記載された
結晶子サイズの測定から長距離秩序のおおよその値を知
ることができる。例えば、酸化スズの(110)面の面
間隔はおおよそ0.33nmであり、結晶性酸化スズな
らば数10個以上の繰り返し単位がなければならず、結
晶子測定を行えば、10数nmの値が観測される。従っ
て、結晶子測定において10nm未満であれば、もはや
長距離秩序があるとはいえず、非晶質と思われる。5n
m未満であれば、もはや繰り返し単位を仮定すれば10
個以下となり結晶ではない。
に明らかとなり、測定条件の影響、試料サイズの影響を
考慮しても1000℃未満で熱的な変化が生じるならば
結晶とは言い難い。熱的な変化で容易に観測できるのは
熱重量分析であり、200℃での重量を測定開始重量と
して重量減少を融点よりはるかに低い500℃までの温
度領域で0.1wt%以上生じるならば単結晶酸化スズ
ではない。以上のように上記もしくはを満たす酸化
スズの場合には明らかに非晶質である。
電性を意味し、その測定方法については、正確に導電性
が評価できる限りいかなる方法でもよい。以下に測定例
を示すが、本発明に制限を加えるものではない。
空気中で処理を行う。室温25℃で薄膜の膜厚を測定
後、四端子法にて抵抗を測定し、この抵抗値と膜厚から
体積固有抵抗を求める。このような方法で求めた体積固
有抵抗が10−2Ωcm以上105Ωcm未満を示す酸
化スズ粒子を含むゾルが本発明に好ましく用いられる酸
化スズゾルである。
に用いられる熱重量分析で測定した値を意味する。昇温
速度は30℃/分以下が好ましく、さらに好ましくは1
0℃/分以下で測定し、200℃から500℃の範囲で
重量減少を0.1wt%以上30wt%未満生じる酸化
スズを含むゾルである。
くは、N2やArなどの非酸化性雰囲気で加熱すると、
非晶質酸化スズとなる。結晶性酸化スズであれば、続い
て行う200℃以上の処理で熱的な変化を伴わない。非
晶質酸化スズであれば0.1wt%以上の重量減少を示
す。この重量減少量と導電性の関係は、明らかではない
が、本発明者らは重量減少を示す酸化スズ粒子が導電性
を有することを発見し、本発明に至った。
オン、水素イオンなどの陽イオンや次に述べる陰イオン
など存在していると良好な結果を示す。
しないが、有機イオン、無機イオンなんでも存在してい
た方が高い導電性を示す。特に好ましいのは、カルボン
酸基もしくはスルホン酸基、アミノ基、水酸基を含むイ
オン、炭酸イオンとハロゲンイオンである。これらのイ
オンは、非晶質酸化スズ粒子の内部に存在していても、
外部もしくは内部と外部の両者に存在していてもいずれ
でもよい。但し、存在する量については、表面等の外部
については、粒子に対して30wt%以上存在するとゾ
ルの安定性に問題が生じるので好ましくなく、30wt
%未満が好ましく、より好ましくは10wt%未満、特
に好ましくは6wt%未満がゾルにした時の安定性がよ
いことから選ばれる。粒子内部に存在する陰イオンにつ
いては、ゾルの安定性に影響がないのでその量を規定し
ないが、好ましくは0.001wt%以上6wt%未満
である。
は、特に制限はなく、加水分解性スズ化合物を加水分解
処理し洗浄後、得られたハロゲン濃度が0.001%以
上3%以下の原料をアンモニア水に溶解して加熱処理を
行う方法、加水分解性スズ化合物とフッ素を含む化合物
とを用いて加水分解処理し洗浄後、得られたハロゲン濃
度が0.001%以上3%以下の原料をアンモニア水に
溶解して加熱処理を行う方法、等のいずれの方法でもよ
い。
程でSnを含む化合物にかかる温度条件が重要であり、
高温度の熱処理を伴う方法は、一次粒子の成長や、結晶
性が高くなる現象を生じるので好ましくなく、熱処理を
行う必要がある時には、450℃以下、特に300℃以
下、好ましくは200℃以下、より好ましくは150℃
以下とする。しかし、25℃から150℃までの加温
は、好適に選ばれる手段である。
を加水分解処理する工程と、得られた沈殿物の洗浄工程
を経てゾル化する工程の3工程からなる。各工程がさら
に細分化された工程をとることに本発明は制限を加えな
い。例えば、加水分解工程は、原料を計量する工程と投
入する工程、加水分解するために加えられる成分との混
合工程、加熱工程等で構成されるが、どのような構成を
とっても加水分解工程ならばこれを制限しない。また洗
浄工程では、固液分離工程を伴うが、その方法もデカン
テーション、限外濾過等、適当な濾過器を用いる方法
等、いかなる方法でもよい。ゾル化も同様であり、粒子
を安定に分散するために加えられる添加剤、溶媒等は制
限されないが、アンモニア水によるゾルの安定化が経済
性の点で好ましい。
以下に述べる。加水分解性スズ化合物とは、K2SnO
3・3H2Oのようなオキソ陰イオンを含む化合物、S
nCl4、SnCl4・5H2Oのような水溶性ハロゲ
ン化物、R′2SnR2、R3SnX、R2SnX
2[R′は脂肪族もしくは芳香族有機化合物、Rは脂肪
族もしくは芳香族有機化合物、Xはハロゲンを示す。]
の構造を有する化合物、例えば(CH3)3SnCl・
(ピリジン)、(C4H9) 2Sn(O2CC2H5)
2等の有機金属化合物、Sn(SO4)2・2H2O等
のオキソ塩を挙げることができる。
解反応から製造する方法においては、プロセスの途中で
溶媒に可溶なSn以外の元素を含む化合物の添加も可能
である。例えば、溶媒に可溶なフッ素含有化合物の添加
や、炭酸塩の添加である。溶媒に可溶なフッ素含有化合
物とは、イオン性フッ化物もしくは共有性フッ化物のい
ずれでもよく、例えば、HFもしくはKHF2、SbF
3、MoF6等の金属フッ化物、NH4MnF3、NH
4BiF4等のフルオロ錯陰イオンを生成する化合物、
BrF3、SF4、SF6等の無機分子性フッ化物、C
F3I、CF3OOH、P(CF3)3等の有機フッ素
化合物を挙げることができるが、溶媒が水の場合にはC
aF2と硫酸との組み合わせのようにフッ素含有化合物
と不揮発性酸との組み合わせも用いることができる。
途中に用いてもよい。洗浄プロセスを用いることによ
り、ゾルに含まれるイオンの量を制御することが可能で
ある。洗浄方法は、特に限定されないが、例えば、デカ
ンテーションによる方法、限外濾過膜による方法などが
挙げられる。
度について以下に説明する。本発明に用いられる導電性
微粒子分散コロイド状溶液の粘度は、1.2cp以上3
cp以下である。この範囲外であると、導電性薄膜を疎
水性支持体、特に透明なプラスチックフィルム上に、均
一膜厚に塗設することが困難である。
30vol%含むのが本発明の導電性薄膜である。15
vol%未満では、導電性効果が不充分であるし、30
vol%を超えても効果の向上はみられない。
について説明する。本発明に用いられる1012Ωcm
以上の絶縁性高分子は、膜形成能力のある高分子であれ
ば何でも良いが、好ましい例としては水に分散した高分
子が挙げられ、1012Ωcm以上の絶縁性高分子を分
散したラテックスとしては、スチレン−ブタジエン共重
合体、メチル、エチル又はブチル−アクリレート−ブタ
ジエン共重合体、メチル、エチル又はブチル−メタクリ
レート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系重合体ラ
テックス、アクリル系重合体ラテックス、ビニル系重合
体ラテックス等が挙げられる。
天然水溶性ポリマーとがあるが、本発明ではいずれも用
いることができる。
分子構造中に、例えば、ノニオン性基を有するもの、ア
ニオン性基を有するもの、並びにノニオン性基及びアニ
オン性基を有するものが挙げられる。ノニオン性基とし
ては、例えば、エーテル基、エチレンオキサイド基、ヒ
ドロキシ基等が挙げられ、アニオン性基としては、例え
ば、スルホン酸基或いはその塩、カルボン酸基或いはそ
の塩、リン酸基或いはその塩、等が挙げられる。
造中に、例えば、ノニオン性基を有するもの、アニオン
性基を有するもの並びにノニオン性基及びアニオン性基
を有するものが挙げられる。
溶性ポリマー、天然水溶性ポリマーのいずれの場合に
も、アニオン性基を有するもの並びにノニオン性基及び
アニオン性基を有するものが好ましく用いることができ
る。本発明では、親水性ポリマーとは、20℃における
水100gに対し、0.05g以上溶解すればよく、好
ましくは0.1g以上のものである。
ン、リグニン、澱粉、プルラン、セルロース、アルギン
酸、デキストラン、デキストリン、グァーガム、アラビ
アゴム、グリコーゲン、ラミナラン、リケニン、ニゲラ
ン等、及びその誘導体を挙げることができる。
は、特にスルホン化、カルボキシル化、リン酸化、スル
ホアルキレン化、又はカルボキシアルキレン化、アルキ
ルリン酸化したもの、及びその塩が挙げられ、特にデキ
ストラン、及びその誘導体が好ましい。本発明におい
て、親水性高分子は2種以上併用して用いてもよい。
ノマー単位ユニットとして有する高分子の例を以下に挙
げる。
いられ、その濃度は10〜40wt%である。10wt
%未満及び40wt%を超えると、本発明の課題を解決
することが困難となる。用いられる溶媒としては、前記
導電性微粒子を分散したコロイド状溶液のところで述べ
た溶媒を挙げることができる。
はハロゲン化銀写真感光材料である。以下、この点につ
いて説明する。
ロゲン組成は任意であり、臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化
銀、塩臭化銀、塩化銀、塩沃化銀、沃化銀のいずれであ
ってもよい。本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は、
立方体、14面体、8面体のような正常晶粒子でもよ
く、球状の粒子、板状の粒子あるいはアスペクト比が2
未満の双晶粒子から成っていてもよく、じゃがいも状な
どの変則的な結晶形を有するものでもよい。本発明にお
いて球状であるとは、ハロゲン化銀粒子の外形を形作る
多角形のうち最大面積を有する面に着目したときの長さ
Lに対し1/10L〜1/2Lに相当する曲率半径の丸
みを球型化前の多角形の稜部分に有していることと定義
される。粒子の丸みは電子顕微鏡によるハロゲン化銀粒
子の観察から求めることができる。
とは、平均粒径dを中心に±20%の粒径範囲内に含ま
れるハロゲン化銀重量が全ハロゲン化銀重量の60%以
上であるものを言い、好ましくは70%以上、更に好ま
しくは80%以上である。ここに平均粒径dは、粒径d
iを有する粒子の頻度niとdi3との積ni×di3
が最大になるときの粒径diと定義する。(有効数字3
桁、最小桁数字は4捨5入する)ここで言う粒径とは、
球状のハロゲン化銀粒子の場合は、その直径、また球状
以外の形状の粒子の場合は、その投影像を同面積の円像
に換算したときの直径である。
倍から5万倍に拡大して撮影し、そのプリント上の粒子
直径又は撮影時の面積を実測することによって得ること
ができる(測定粒子個数は無差別に1000個以上ある
とする。)。単分散性ハロゲン化銀粒子は、分布の広さ
が20%以下のものであり、更に好ましくは15%以下
のものである。ここに粒径測定方法は前述の測定方法に
従うものとし、平均粒径は単純平均とする。
/シェル型ハロゲン化銀粒子は、沃化銀含有率の異なる
2層以上の層から構成されている粒子構造のハロゲン化
銀粒子から成るものであり、コア(内部層)と該コアを
被覆するシェルとから構成される粒子であり、シェルは
一層或いはそれ以上の層によって形成される。コアとシ
ェルとのヨ−ド含有率は、それぞれ異なることが好まし
く、特にコア部のヨ−ド含有率を最高にして形成される
のが好ましい。上記コアのヨ−ド含有率は5モル%以上
固溶限界以下であることが好ましいが、7モル%以上固
溶限界以下のものがより好ましい。また、コアのヨ−ド
含有率がシェルのヨ−ド含有率より少なくとも3モル%
以上であることが好ましい。コアのヨ−ド分布は通常は
均一であるが、分布をもっていてもよい。例えば、中心
部から外部に向かうにつれ、高濃度となっていても、中
間領域に極大又は極小濃度を有していてもよい。
は、反応容器に予め保護コロイドを含む水溶液及び種粒
子を存在させ、必要に応じて銀イオン、ハロゲンイオ
ン、或いはハロゲン化銀微粒子を供給して種粒子を結晶
成長させて得るものが好ましい。この場合、粒子中心部
には、コアとは異なるハロゲン組成領域をもつことがで
きる。前記種粒子のハロゲン組成は任意であり、臭化
銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀、塩臭化銀、塩化銀、塩沃化
銀、沃化銀のいずれであってもよい。
8734号に記載されているアンモニア、チオエーテ
ル、チオ尿素、チオシアネート等の公知のハロゲン化銀
溶剤を存在させ、前述の定義の如く実質的に丸みを有す
るようにすることができる。また、ハロゲン化銀粒子形
成工程において、少なくともハロゲン化銀乳剤の粒子形
成に用いる水溶性銀塩の70%が添加された以降のpA
gを水溶性銀塩の70%添加される以前のpAgより1
以上大きくすることにより、前述の定義の如く実質的に
丸みを有するようにしてもよい。
いて、ハロゲン化銀粒子が形成されたときから化学熟成
開始時までの任意の時点で乳剤にハロゲン化溶剤の適量
を適宜の時間に添加して均一に混合し、実質的に丸みを
有するようにしてもよい。尚、ハロゲン化銀乳剤が形成
された後、溶剤処理する前のハロゲン化銀乳剤を脱塩処
理(水洗も含む)してもよい。
酸性法、中性法、アンモニア法のいずれの方法で製造す
ることができる。また、アンモニア性硝酸銀水溶液を用
い、pH7.5以下で製造してもよい。
び平均沃化銀含有率はEPMA法(Electron
Probe Micro Analyzer法)を用い
ることにより求めることができる。この方法は乳剤粒子
を互いに接触しないようによく分散したサンプルを作製
し、電子ビームを照射し、電子線励起によるX線分析を
行うもので極微小な部分の元素分析を行える。この方法
により、各粒子から放射される銀及び沃度の特性X線強
度を求めることにより、個々の粒子のハロゲン化銀組成
を決定できる。少なくとも50個の粒子についてEPM
A法により沃化銀含有率を求めれば、それらの平均から
平均沃化銀含有率が求められる。
は粒子を超薄切片に前処理した後、冷却しながら透過電
子顕微鏡で観察、分析を行うことにより求められる。具
体的には乳剤からハロゲン化銀粒子を取り出した後、樹
脂中に包埋し、これをダイヤモンドナイフで切削するこ
とにより厚さ60nmの切片を作製する。この切片を液
体窒素で冷却しながら、エネルギー分散型X線分析装置
を装着した透過電子顕微鏡により観察と点分析を行い、
定量計算することにより求められる(井上、長澤:写真
学会昭和62年年次大会講演要旨集p62)。
とは、XPS法(X−ray Photoelectr
on Spectroscopy:X線光電子分光法)
によって分析される深さ50Åまでの部分の沃化銀含有
率を言い、以下のようにして求めることができる。
空中で−110℃以下まで冷却し、プローブ用X線とし
てMgKαをX線源電圧15kv、X線源電流40mA
で照射し、Ag3d5/2、Br3d、I3d3/2電
子について測定する。測定されたピークの積分強度を感
度因子(Sensitivity Factor)で補
正し、これらの強度比から最表面のハライド組成を求め
る。
よる試料の破壊(ハロゲン化銀の分解とハライド(特に
沃素)の拡散)で生じる測定誤差をなくし、測定精度を
高めるためである。−110℃まで冷却すれば、試料破
壊は測定上支障のないレベルに抑えることができる。
平面に互いに平行な双晶面を2枚有した平板状ハロゲン
化銀粒子でもよく、2つの平行する(100)面を主平
面とする平板状ハロゲン化銀粒子でもよい。双晶とは、
一つの粒子内に一つ以上の双晶面を有するハロゲン化銀
結晶であるが、双晶の形態の分類はクラインとモイザー
による報文ホトグラフィッシェ・コレスポンデンツ〔P
hotographishe Korresponde
nz〕99巻99頁、同100巻57頁に詳しく述べら
れている。
ることができる。具体的な方法は次のとおりである。ま
ず、含有されるハロゲン化銀粒子が支持体上に配向する
様にハロゲン化銀写真乳剤を塗布し、試料を作製する。
これをダイヤモンド・カッターを用いて切削し、厚さ
0.1μm程度の薄切片を得る。この切片を透過型電子
顕微鏡で観察することにより双晶面の存在を確認するこ
とができる。
は、種結晶上にハロゲン化銀を析出させる方法を用いて
もよく、平板状ハロゲン化銀乳剤を得るための、水溶性
銀塩溶液と水溶性ハロゲン化物溶液を保護コロイドの存
在化に供給して行うハロゲン化銀写真乳剤の製造方法に
おいて、 (イ)分散媒体中に銀塩及びハロゲン化物塩を導入し平
板状の核形成を行う工程 (ロ)核形成に引き続き、平板状粒子の(100)また
は(111)主面を維持する条件でオストワルド熟成を
行う工程 (ハ)次いで、水溶性銀塩溶液と水溶性ハロゲン化物溶
液及び/又はハロゲン化微粒子を加えて種粒子を肥大さ
せ、所望の粒径、ハロゲン組成になるように粒子成長を
行う工程(粒子形成工程)を設ける方法を用いてもよ
い。
する平行な主平面を有する粒子をいい、アスペクト比は
粒子厚さに対する粒径の比で表される。ここで粒径とは
平均投影面積径(以下粒径と記す)のことで、該平板状
ハロゲン化銀粒子の投影面積の円相当直径(該ハロゲン
化銀粒子と同じ投影面積を有する円の直径)で示され、
厚さとは平板状ハロゲン化銀粒子を形成する2つの平行
な主平面間の距離をいう。平板状ハロゲン化銀粒子のア
スペクト比の平均値は2以上が好ましい。
含まれる乳剤層には全投影面積の50%以上が平板状ハ
ロゲン化銀粒子からなり、好ましくは70%以上、更に
好ましくは90%以上である。
15〜5.0μmであることが好ましくは0.4〜3.
0μmであることが更に好ましく、最も好ましく、0.
4〜2.0μmである。平板状ハロゲン化銀粒子の平均
厚さは0.15〜0.3μmであることが好ましく、粒
径及び厚さは、感度、その他写真特性を最良にするよう
に最適化することができる。感度、その他写真特性に影
響する感光材料を構成する他の因子(親水性コロイド層
の厚さ、硬膜度、化学熟成条件、感光材料の設定感度、
銀付量等)によって最適粒径、最適厚さは異なる。ハロ
ゲン化銀粒子は粒子間のハロゲン組成比率がより均一に
なっていることが好ましい。例えば、EPMA法により
粒子間の沃度含有量の分布を測定したとき、相対標準偏
差が35%以下、更に20%以下であることが好まし
い。
てもよい。転位は例えばJ.F.Hamilton,P
hot.Sci.Eng,57(1967)や、T.S
hiozawa,J.Soc.Phot.Sci.Ja
pan,35,213(1972)に記載の低温での透
過型電子顕微鏡を用いた直接的な方法により観察するこ
とができる。即ち、乳剤から粒子に転位が発生する程の
圧力をかけないよう注意して取りだしたハロゲン化銀粒
子を電子顕微鏡観察用のメッシュに載せ、電子線による
損傷(プリントアウト等)を防ぐように試料を冷却した
状態で透過法により観察を行う。このとき、粒子の厚み
が厚いほど電子線が透過しにくくなるので、高圧型
(0.25μmの厚さの粒子に対して200kv以上)
の電子顕微鏡を用いた方がより鮮明に観察することがで
きる。
単分散乳剤が好ましく、具体的には(粒径の標準偏差/
平均粒径)×100=粒径分布の広さ(%)によって分
布の広さを定義したとき25%以下のものが好ましく、
更に好ましくは20%以下のものである。
さいことが好ましい。具体的には、 (厚さの標準偏差/平均厚さ)×100=厚さ分布の広
さ(%) によって分布の広さを定義したとき25%以下のものが
好ましく、更に好ましくは20%以下のものである。
た種粒子を肥大させる条件としては、特開昭51−39
027号、同55−142329号、同58−1139
28号、同54−48521号及び同58−49938
号にも見られるように、水溶性銀塩溶液と水溶性ハライ
ド溶液をダブルジェット法によって添加し、添加速度を
粒子の肥大に応じて新核形成が起こらず、オストワルド
熟成が起こらない範囲で徐々に変化させるが挙げられ
る。種粒子を肥大させる別の条件として、日本写真学会
昭和58年年次大会要旨集88項に見られるように、ハ
ロゲン化銀微粒子を加え溶解、再結晶することにより肥
大させる方法も用い得る。
化物水溶液をダブルジェット添加すことができるが、沃
度は沃化銀として系内に供給することもできる。添加速
度は、新しい核が発生しないような速度で、かつオスト
ワルド熟成によるサイズ分布の広がりがない速度、即ち
新しい核が発生する速度の30〜100%の範囲で添加
することが好ましい。
造に当たっては、製造時の撹拌条件が極めて重要であ
る。撹拌装置としては特開昭62−160128号に示
される、添加液ノズルを撹拌機の母液吸入口に近く液中
に設置した装置が特に好ましく用いられる。又、この
際、撹拌回転数は100〜1200rpmにすることが
好ましい。また、乳剤の調整に当たって、種粒子形成工
程及び種粒子の成長時にアンモニア、チオエ−テル、チ
オ尿素等の公知のハロゲン化銀溶剤を存在させることが
できる。
は銀塩溶液とハライド溶液をダブルジェット法によって
添加し、添加速度を粒子の成長に応じて、新核形成が起
こらず、かつオストワルド熟成によるサイズ分布の広が
りがない速度、即ち、新しい核が発生する速度の30〜
100%の範囲で徐々に変化させる方法により所望の粒
径、分布を有する粒子を得ることができる。
いわゆるハロゲン変換型(コンバージョン型)の粒子で
あっても構わない。ハロゲン変換量は銀量に対して0.
2モル%〜0.5モル%が好ましく、変換の時期は物理
熟成中でも物理熟成終了後でも良い。ハロゲン変換の方
法としては、通常ハロゲン変換前の粒子表面のハロゲン
組成よりも銀との溶解度積の小さいハロゲン水溶液また
はハロゲン化銀微粒子を添加する。このときの微粒子サ
イズとしては0.2μm以下が好ましく、より好ましく
は0.02〜0.1μmである。
させる場合、その方法としては、基盤となるハロゲン化
銀粒子を含有する乳剤に硝酸銀溶液とヨードイオンを含
有する溶液を同時添加する方法、沃化銀,沃臭化銀また
は塩沃臭化銀等のハロゲン化銀微粒子を添加する方法、
沃化カリウムまたは沃化カリウムと臭化カリウムの混合
物等の添加法などが適用できる。これらのうち好ましい
のはハロゲン化銀微粒子を添加する方法である。特に好
ましいのは沃化銀微粒子の添加である。
期は、ハロゲン化銀結晶の製造工程の最終的過程から化
学熟成工程、更にハロゲン化銀乳剤の塗布直前の調液工
程終了までの間に選ぶことができるが、化学熟成工程終
了までに調整することが好ましい。ここで言う化学熟成
工程とは、本発明のハロゲン化銀乳剤の物理熟成及び脱
塩操作が終了した時点から、化学増感剤を添加し、その
後化学熟成を停止するための操作を施した時点までの間
を指す。又、ハロゲン化銀微粒子の添加は時間間隔をと
って数回に分けて行ってもよいし、該微粒子の添加後
に、更に別の化学熟成済み乳剤を加えてもよい。
の乳剤液の温度は、30〜80℃の範囲が好ましく、更
には40〜65℃の範囲が特に好ましい。又、本発明は
添加するハロゲン化銀微粒子が、添加後塗布直前までの
間に一部もしくは全部が消失する条件で実施されること
が好ましく、更に好ましい条件は添加したハロゲン化銀
微粒子の20%以上が塗布直前において消失しているこ
とである。
脱塩工程前にハロゲン化銀溶剤を添加することも好まし
い。例えば、チオシアン酸化合物(チオシアン酸カリウ
ム、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウ
ム等)を銀1モル当たり1×10−3モル以上、3×1
0−2モル以下加えることが好ましい。
コロイド用分散媒としてはゼラチンを用いることが好ま
しく、ゼラチンとしてはアルカリ処理ゼラチン、酸処理
ゼラチン、低分子量ゼラチン(分子量が1000〜5
万)、フタル化ゼラチン等の修飾ゼラチンが用いられ
る。また、これ以外の親水性コロイドも使用できる。具
体的にはリサーチ・ディスクロージャー誌(Resea
rch Disclosure.以下RDと略す)第1
76巻No.17643(1978年12月)の項に記
載されているものが挙げられる。
ン化銀粒子の成長時に不要な可溶性塩類を除去してもよ
いし、或いは含有させたままでもよい。該塩類を除去す
る場合にはRD第176巻No.17643のII項に
記載の方法に基づいて行うことができる。
は、粒子を形成する過程及び/又は成長する過程で、カ
ドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩
(錯塩を含む)、ロジウム塩(錯塩を含む)及び鉄塩
(錯塩を含む)から選ばれる少なくとも1種の金属イオ
ンを添加し、粒子内部に及び/又は粒子表面層にこれら
の金属元素を含有させることができ、また適当な還元的
雰囲気におくことにより、粒子内部及び/又は粒子表面
に還元増感核を付与できる。
元剤の作用を過酸化水素(水)及びその付加物、ペルオ
キソ酸塩、オゾン、I2等の酸化剤を所望の時点で添加
することによって失活させ、還元剤を抑制又は停止する
ことが好ましい。酸化剤の添加時期は、ハロゲン化銀粒
子形成時から化学増感工程の金増感剤(金増感剤を用い
ない場合には、化学増感剤)添加前までならば任意であ
る。
子の成長の終了時に不要な可溶性塩類を除去してもよい
し、あるいは含有させたままでもよい。該塩類を除去す
る場合には、RD−17643号II項に記載の方法に
基づいて行うことができ、本発明のハロゲン化銀粒子は
化学増感を施すことができる。化学熟成即ち化学増感の
工程の条件、例えばpH、pAg、温度、時間等につい
ては特に制限がなく、当業界で一般に行われている条件
で行うことができる。化学増感のためには銀イオンと反
応しうる硫黄を含む化合物や活性ゼラチンを用いる硫黄
増感法、セレン化合物を用いるセレン増感法、テルル化
合物を用いるテルル増感法、還元性物質を用いる還元増
感法、金その他、貴金属を用いる貴金属増感法等を単独
または組み合わせて用いることができる。
化合物、ハロゲン化銀粒子、化学熟成条件等により変わ
るが一般にハロゲン化銀1モル当たり10−8〜10
−4モル程度を用いる。添加方法は使用するセレン化合
物の性質に応じて水またはメタノール、エタノールなど
の有機溶媒の単独または混合溶媒に溶解して添加する方
法でもよい。またゼラチン溶液と予め混合して添加する
方法、或いは特開平4−140739号に開示されてい
る方法で有機溶媒可溶性の重合体との混合溶液の乳化分
散物の形態で添加する方法でもよい。
0〜90℃の範囲が好ましく、より好ましくは45℃以
上、80℃以下である。またpHは4〜9、pAgは6
〜9.5の範囲が好ましい。テルル増感剤の使用技術
は、セレン増感剤の使用技術に準じる。また適当な還元
的雰囲気におくことにより、粒子表面にいわゆる還元増
感を行うことも好ましい。
尿素およびアスコルビン酸およびそれらの誘導体が挙げ
られる。また別の好ましい還元剤としては、ヒドラジ
ン,ジエチレントリアミンのごときポリアミン類、ジメ
チルアミンボラン類、亜硫酸塩類等が挙げられる。
ロゲン化銀粒子の粒径、組成及び晶癖、反応系の温度、
pH、pAgなどの環境条件によって変化させることが
好ましいが、例えば二酸化チオ尿素の場合は、大凡の目
安としてハロゲン化銀1モル当たり約0.01〜2mg
を用いると好ましい結果が得られる。アスコルビン酸の
場合はハロゲン化銀1モル当たり約50mg〜2gの範
囲が好ましい。還元増感の条件としては温度が約40〜
70℃、時間は約10〜200分、pHは約5〜11、
pAgは約1〜10の範囲が好ましい(尚、ここでpA
g値はAg+イオン濃度の逆数である)。
溶性銀塩の添加により還元増感技術の1種であるいわゆ
る銀熟成が行われる。銀熟成時のpAgは1〜6が適当
であり、好ましくは2〜4である。温度、pH、時間な
どの条件は上記の還元増感条件範囲が好ましい。
ン色素類その他によって分光増感されてもよい。用いら
れる色素は、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シ
アニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラーシア
ニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素及びヘミオ
キソノール色素が包含される。特に有用な色素はシアニ
ン色素、メロシアニン色素及び複合メロシアニン色素に
属する色素である。
いずれをも適用できる。即ち、ピロリン核、オキサゾリ
ン核、チアゾリン核、ピロール核、オキサゾール核、チ
アゾール核、セレナゾール核、イミダゾール核、テトラ
ゾール核、ピリジン核などで、これらの核に脂肪式炭化
水素環が融合した核、即ちインドレニン核、ベンズイン
ドレニン核、インドール核、ベンズオキサゾール核、ナ
フトオキサゾール核、ベンゾチアゾール核、ナフトチア
ゾール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイミダゾール
核、キノリン核などが適用できる。これらの核は炭素原
子上に置換基を有していてもよい。
素にはケトメチン構造を有する核として、ピラゾリン−
5−オン核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリ
ジン−2,4−ジオン核、チアゾリン−2,4−ジオン
核、ローダニン核、チオバルビツール酸核などの5〜6
員異節環核を適用することができる。
用いてもよく、組み合わせは特に強色増感の目的でしば
しば用いられる。また、増感色素とともにそれ自身、分
光増感性を持たない色素或いは可視光を実質的に吸収し
ない物質であって、強色増感作用を示す物質を乳剤層中
に含有してもよい。例えば含窒素異節環核基であって置
換されたアミノスチルベン化合物、芳香族有機酸ホルム
アルデヒド縮合物、カドミウム塩、アザインデン化合物
などを含有してもよい。なお増感色素は核形成、成長、
脱塩、化学増感の各工程中または工程の間、或いは化学
増感後のいずれに添加してもよい。
ように、該感材の塗布工程において、予め適量の硬膜剤
を添加しておき、現像−定着−水洗工程での水膨潤率を
調整することで乾燥開始前の感光材料中の含水量を少な
くしておくことが好ましい。
処理中の膨潤率が150〜250%が好ましく、膨張後
の膜厚が70μm以下が好ましい。水膨潤率が250%
を越えると乾燥不良を生じ、例えば自動現像機処理、特
に迅速処理において搬送不良も併発する。
た際に現像ムラや残色が増加する悪い傾向がある。ここ
で言う水膨潤率とは、各処理液中で膨潤した後の膜厚と
現像処理前の膜厚との差を求め、これを処理前の膜厚で
除して100倍したものを言う。
(例えば医療用感材、印刷用感材、一般撮影用ネガ感材
等)、カラー写真感光材料(例えば、カラーネガ感材、
カラーリバーサル感材、カラープリント用感材等)、拡
散転写用感光材料、熱現像感光材料等に適用できるが、
黒白ハロゲン化銀写真感光材料、特にX線用ハロゲン化
銀写真感光材料により好ましく適用することできる。
用いられる現像液には、多くの場合、現像主薬としてハ
イドロキノン類が使用されているが、本発明は作業上の
安全性改善及び環境保全の観点から実質的にハイドロキ
ノン類を含まない、例えば米国特許第5236816号
に記載されているアスコルビン酸を用いた現像液を使用
しても良い。本発明の黒白写真感光材料の現像時間は、
一般に3〜90秒で、より好ましくは5〜60秒であ
り、処理時間は、一般にDry to Dryで15〜
210秒で、より好ましは15〜90秒である。
ゲン化銀乳剤に更に目的に応じて種々の添加剤を添加す
ることができる。使用される添加剤その他としては例え
ばRD−17643(1978年12月)、同1871
6(1979年11月)及び同308119(1989
年12月)に記載されたものが挙げられる。それらの記
載箇所を以下に掲載した。
ることのできる支持体としては、例えば前述のRD−1
7643の28頁及びRD−308119の1009頁
に記載されている疎水性支持体が挙げられる。適当な支
持体としてはプラスチックフィルムなどで、これら支持
体はコロナ放電、紫外線照射などの親水性処理を施され
ていてもよい。
ず、導電性微粒子の合成例を挙げる。 合成例1 塩化第二スズ45gを炭酸ガスを含んでいる30℃の水
2000mlに溶解し均一溶液を得た。次いでこれを2
時間煮沸し共沈殿物を得た。生成した沈殿物をデカンテ
ーションにより取り出し、蒸留水にて沈殿を10回水洗
する。蒸留水1000ml添加し、全量を2000ml
とする。さらに20%アンモニア水を60ml加え、水
浴中で100℃に加温し、無色透明なゾル溶液を得た。
SnO2ゾルの粘度は、1.5cp(25℃、E型粘度
計)であった。
する。この操作を100回繰り返し石英板上に酸化スズ
薄膜を形成した。この石英板を空気中150℃2時間処
理した試料について四端子法にて体積固有抵抗を測定し
たところ、7×104Ωcmであった。ゾル溶液をスプ
レードライ装置を用いて乾燥しゾル溶液から粉末を取り
出した。この粉末を用いて粉末X線回折により(10
0)面の結晶子測定を行ったところ、2.1nmと求め
られ非晶質粉末であることを確認した。また、この粉末
の熱重量分析を10℃/分の昇温速度で行ったところ、
200℃まで緩やかに重量減少を1.0wt%示した
後、200℃から500℃までに2.5wt%の重量減
少を示した。
cp以上の粘度)合成方法) 合成例1で合成された酸化スズゾルを加熱しながら濃度
を10%まで濃縮したところ水飴状のゾルが得られた。
このゾルへ5%アンモニア水を加え、固形分濃度8.5
%まで希釈した。25℃の条件でE型粘度計で測定した
ところ、4.5cpから6cpまで不安定な粘度を示し
た。このゾルへ純水を加え8%まで希釈し、同様の方法
で粘度測定を行ったところ4.5cpで安定した。
号明細書に示されている混合撹拌機中のA1液に、B1
液の684mlとC1液の全量を1分間かけて添加し
た。EAgを149mVに調整し、20分間オストワル
ド熟成した後にB1液の残り全量とD5液の全量を40
分かけて添加した。その間、EAgを149mVに制御
した。
剤EM−Aとした。このように作成した種乳剤Aは、ハ
ロゲン化銀粒子の全投影面積の60%以上が(100)
面を主平面とするアスペクト比2以上の平板状粒子から
なり、平均厚さ0.07μm、平均直径0.5μm、変
動係数が25%であることが電子顕微鏡観察により判明
した。
号明細書に示されている混合撹拌機を用いて、A2液
に、B2液及びC2液の全量を同時混合法(ダブルジェ
ット法)により添加終了後の流速が添加開始時の流速の
3倍になるようにし、110分間の時間を要して添加成
長を行った。この間のEAgは、D2液を用いて120
mVに制御した。添加終了後、過剰な塩類を除去するた
め、直ちに沈澱脱塩、水洗を行った。
鏡観察により観察・測定し、形状を分析したところ、全
投影面積の80%以上が(100)面を主平面とするア
スペクト比2以上の平均直径1.17μm、平均厚さ
0.12μmの平板状粒子であり、変動係数は25%で
あった。
しながら、B3液とC3液を同時混合法により30分間
かけて低速で添加した。添加中のPAgは常法のPAg
制御手段で13.5に保った。生成した沃化銀は平均粒
径0.06μmであった。この乳剤を沃化銀微粒子と呼
ぶ。
製)5,5′−ジクロロ−9−エチル−3,3′−ジ−
(3−スルホプロピル)オキサカルボシアニン塩無水物
(増感色素A)及び5,5′−ジ−(ブトキシカルボニ
ル)−1,1′−ジエチル−3,3′−ジ−(4−スル
ホブチル)ゼンゾイミダロカルボシアニン−ナトリウム
塩無水物(増感色素B)を100:1の比率で予め27
℃に調温した水に加え、高速撹拌機(ディゾルバ−)で
3500r.p.m.にて30〜120分間にわたって
撹拌することによって、分光増感色素の固体微粒子状の
分散物を得た。このとき増感色素Aの濃度が2重量%に
なるように調製した。
感及び化学増感を施すことによって、化学増感乳剤を得
た。乳剤を60℃にした後、増感色素Aが460mg/
AgX1モルになるように、上記固体微粒子分散物を加
えた後に、チオシアン酸アンモニウム塩を7×10 −4
モル/AgX1モルを加え、塩化金酸カリウムとチオ硫
酸ナトリウム及びトリフェニルフォスフィンセレナイド
を3×10−6モル/AgX1モル添加して最適に化学
増感を行い、上記沃化銀微粒子乳剤を3×10−3モル
/AgX1モル添加後、4−ヒドロキシ−6−メチル−
1,3,3a,7−テトラザインデン1×10−2モル
/AgX1モルで安定化した。次にこの様にして増感を
施した乳剤に、後記する添加剤を加え乳剤層塗布液とし
た。また、同時に保護層塗布液も調製した。
に、濃度O.170に青色着色したX線用のポリエチレ
ンテレフタレートフィルムベース(厚み175μm)の
両側に、0.5kV・A・min/m2のコロナ放電処
理を施した後、下記(L−2)で示す下塗りラテックス
(1012Ωcm以上の絶縁性高分子のラテックス)を
乾燥後の膜厚が0.2μmになるように、下記(L−
1)を乾燥後の膜厚が0.053μmになるように下引
層を順次塗布して123℃で2分間乾燥した。この支持
体を支持体1とする。
量%、t−ブチルアクリレート35重量%、スチレン2
7重量%及び2−ヒドロキシエチルアクリレート28重
量%の共重合体ラテックス(固形分30重量%)。
成)上記と同じベースの一方の側には支持体1と同様の
下引層を設け、もう一方の側には、合成例1で合成した
SnO2ゾル、前記(L−2)ラテックス及び10 12
Ωcm以上の絶縁性高分子を分散した下記(L−3)ラ
テックスをSnO2ゾル含有量が表1記載のvol%と
なるように混合した塗布液を、乾燥後の膜厚0.2μ
m、SnO2ゾル成分の付き量が表1記載となるように
塗布し、120℃で1分間乾燥した。尚、塗布前には、
ベースに0.5kV・A・min/m2のコロナ放電処
理をした。この支持体を支持体2、3とする。合成例2
で合成したSnO2ゾルを用いた以外は同様の方法で作
製した支持体を4〜6とする。
量%、スチレン20重量%、グリシジルメタクリレート
40重量%の共重合体ラテックス(固形分30重量
%)。
6の両面に下記の横断光遮断層塗布液と乳剤層塗布液と
保護層塗布液を下記の所定の塗布量になるように同時重
層塗布、乾燥し、試料1〜6を作製した。
10mg/m2尚、素材の付量は片面分であり、塗布
銀量は片面分として1.5g/m2になるように調整し
た。
(A,B)に従って現像補充用錠剤を作成した。 操作(A) 現像主薬のハイドロキノン3000gを市販のバンダン
ミル中で平均粒径10μmになるまで粉砕する。この粉
砕に、亜硫酸ナトリウム3000g、亜硫酸カリウム2
000g、ジメゾンS1000gを加え、ミル中で30
分間混合して市販の撹拌造粒機中で室温にて約10分
間、30mlの水を添加することにより造粒した後、造
粒物を流動層乾燥機で40℃にて2時間乾燥して造粒物
の水分をほぼ完全に除去する。このようにして調製した
造粒物にポリエチレングリコ−ル6000 100gを
25℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合機を用
いて10分間均一に混合した後、得られた混合物を菊水
製作所社製タフプレストコレクト1527HUを改造し
た打錠機により1錠当たりの充填量を3.84gにして
圧縮打錠を行い、2500個の現像補充用錠剤A剤を作
製した。
ルベンゾトリアゾ−ル10g、1−フェニル−5−メル
カプトテトラゾ−ル7g、2ーメルカプトヒポキサンチ
ン5g、KOH200g、N−アセチル−D,L−ペニ
シラミン10gを操作(A)と同様、粉砕、造粒する。
水の添加量は、30mlとし、造粒後、50℃で30分
間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このよ
うにして得られた混合物を上記打錠機により1錠当たり
の充填量を1.73gにして圧縮打錠を行い、2500
個の現像補充用錠剤B剤を作製した。
定着用補充用錠剤を作製した。 操作(C) チオ硫酸アンモニウム/チオ硫酸ナトリウム(70/3
0重量比)14000g、亜硫酸ナトリウム1500g
を操作(A)と同様粉砕した後、市販の混合機で均一に
混合する。次に操作(A)と同様にして、水の添加量を
500mlにして造粒を行う。造粒後、造粒物を60℃
で30分間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。このようにして、調製した造粒物にN−ラウロイル
アラニンナトリウム4gを添加し、25℃、40%RH
以下に調湿された部屋で混合機を用いて3分間混合す
る。次に得られた混合物を上記打錠機により1錠当たり
の充填量を6.202gにして圧縮打錠を行い、250
0個の定着用補充用錠剤C剤を作製した。
0g、酢酸水素ナトリウム(氷酢酸と酢酸ナトリウムを
等モル混ぜ乾燥させたもの)3000g、酒石酸200
gを操作(A)と同様、粉砕、造粒する。水の添加量を
100mlとし、造粒後、造粒物を50℃で30分間乾
燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このように
して、調製した造粒物にN−ラウロイルアラニンナトリ
ウム4gを添加し、3分間混合した後、得られた混合物
を上記打錠機により1錠当たりの充填量を4.562g
にして圧縮打錠を行い、1250個の定着用補充用錠剤
D剤を作製した。
は現像用錠剤を希釈水で希釈調製した現像液16.5リ
ットルに対しスタ−タ−330mlを添加した液をスタ
−ト液として現像槽を満たして処理を開始した。尚、ス
タ−タ−を添加した現像液のpHは10.45であっ
た。試料の現像処理後の光学濃度が1.0となるように
露光を施し、ランニングを行った。ランニングにはコニ
カ社製自動現像機SRX−502に固体処理剤の投入部
材をつけ、処理速度が25秒で処理できるように改造し
たものを用いた。
2m2当たり上記A,B剤が各々2個と水を76mlを
添加して行った。A,B剤を各38mlの水に溶解した
ときのpHは10.70であった。定着液には感光材料
0.62m2当たり上記C剤を2個とD剤を1個及び水
を74mlを添加した。各処理剤1個に対して水の添加
速度は処理剤の添加とほぼ同時に開始し、処理剤の溶解
速度におよそ比例して10分間等速で添加した。
試料を温度25℃、湿度20%RHで2時間調湿し、ネ
オプレンゴムロ−ラ、ナイロンロ−ラでそれぞれ独立に
こすった後、前述の現像処理を行って、以下の基準で評
価した。 A:全くスタチックマ−クの発生がない B:僅かにスタチックマ−クが発生 C:かなりスタチックマ−クが発生 D:全体にスタチックマ−クが発生
は、帯電防止性能に優れていることがわかる。
導電性薄膜及び導電性記録材料を提供することができ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】導電性微粒子を分散したコロイド状溶液と
1012Ωcm以上の絶縁性高分子を分散した固形分濃
度10〜40wt%ラテックスとを混合し、表面比抵抗
が1011Ωcm以下の導電性薄膜を形成する際、導電
性微粒子を分散した溶液の粘度が1.2cp以上3cp
以下の導電性微粒子分散コロイド状溶液を用いてあり、
該導電性微粒子を15vol%から30vol%含むこ
とを特徴とする導電性薄膜。 - 【請求項2】疎水性支持体の上に導電性薄膜を形成した
導電性記録材料において、該導電性薄膜が、導電性微粒
子を分散したコロイド状溶液と1012Ωcm以上の絶
縁性高分子を分散した固形分濃度10〜40wt%ラテ
ックスとを混合し、表面比抵抗が1011Ωcm以下の
導電性薄膜を形成する際、導電性微粒子を分散した溶液
の粘度が1.2cp以上3cp以下の導電性微粒子分散
コロイド状溶液を用いてあり、該導電性微粒子を15v
ol%から30vol%含む導電性薄膜であることを特
徴とする導電性記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24523299A JP2001067938A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 導電性薄膜及び導電性記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24523299A JP2001067938A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 導電性薄膜及び導電性記録材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001067938A true JP2001067938A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17130634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24523299A Pending JP2001067938A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 導電性薄膜及び導電性記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001067938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126739A1 (en) * | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Fujifilm Corporation | Photosensitive material, method of manufacturing conductive metal film, conductive metal film and light-transmitting film shielding electromagnetic wave for plasma display panel |
JP2010165659A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-07-29 | Fujifilm Corp | 導電膜形成用感光材料及び導電性材料 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24523299A patent/JP2001067938A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101185143B (zh) * | 2005-05-27 | 2012-01-11 | 富士胶片株式会社 | 感光材料、导电金属膜的制备方法、导电金属膜和等离子体显示面板用透光性电磁波屏蔽膜 |
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