JP2001067161A - 情報提示システムおよび情報提示方法、ならびに情報提示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報提示システムおよび情報提示方法、ならびに情報提示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001067161A
JP2001067161A JP24173599A JP24173599A JP2001067161A JP 2001067161 A JP2001067161 A JP 2001067161A JP 24173599 A JP24173599 A JP 24173599A JP 24173599 A JP24173599 A JP 24173599A JP 2001067161 A JP2001067161 A JP 2001067161A
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Tadashi Kodera
忠志 小寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションソフトウェアのヘルプ情報
をユーザが「ヘルプ」コマンドを入力することなく自動
的に提示する。 【解決手段】 第1に、入力監視部51aにより、描画
エディタ等の対象アプリケーション52へのコマンド入
力を監視する。第2に、対象アプリケーション52の状
態の遷移が検出されれば、状態判別部51bにより、対
象アプリケーション52の状態を判別する。第3に、検
索表示部51cにより、対象アプリケーション52の状
態に対応するヘルプ情報を、ドキュメント記憶部51d
のHTMLドキュメントから検索し、ヘルプウィンドウ
(ヘルプ情報表示領域)に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
の操作に関連した情報を自動的に提示する情報提示シス
テムおよび情報提示方法、ならびに情報提示プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワープロや作画等のアプリケーシ
ョンソフトウェアでは、ユーザが要求したときのみヘル
プ情報を表示していた。具体的には、ユーザは作業途中
で操作方法や用語について疑問が生じると、ヘルプ機能
を呼び出し、キーワード等を入力することによって、必
要なヘルプ情報を取得していた。このように、従来のヘ
ルプ機能は、問題が発生したときにのみ呼び出される受
動的なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヘルプ機能では、操作途中で疑問が生じた際、ユー
ザは作業を中断して、ヘルプ機能を呼び出さなければな
らなかった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、アプリケーションソフト
ウェアのヘルプ情報をユーザの操作を必要とせずに提示
することができる情報提示システムおよび情報提示方
法、ならびに情報提示プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提示システ
ムは、上記の課題を解決するために、アプリケーション
への入力を監視する入力監視手段と、アプリケーション
への入力からアプリケーションの状態を判別する状態判
別手段と、アプリケーションの状態に対応する関連情報
を提示する情報提示手段とを具備することを特徴として
いる。
【0006】また、本発明の情報提示方法は、上記の課
題を解決するために、アプリケーションへの入力を監視
する第1のステップと、アプリケーションへの入力から
アプリケーションの状態を判別する第2のステップと、
アプリケーションの状態に対応する関連情報を提示する
第3のステップとを含むことを特徴としている。
【0007】また、本発明の情報提示プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の課
題を解決するために、アプリケーションへの入力を監視
する第1の処理と、アプリケーションへの入力からアプ
リケーションの状態を判別する第2の処理と、アプリケ
ーションの状態に対応する関連情報を提示する第3の処
理とを、コンピュータに実行させるための情報提示プロ
グラムを記録していることを特徴としている。
【0008】上記の構成により、入力監視手段(第1の
処理、第1のステップ)で描画エディタ等のアプリケー
ションへのコマンド入力を監視し、アプリケーションの
状態の遷移が検出されれば、状態判別手段(第2の処
理、第2のステップ)でアプリケーションの状態を判別
して、情報提示手段(第3の処理、第3のステップ)で
アプリケーションの状態に対応する関連情報を提示する
ことができる。
【0009】したがって、アプリケーションの状態に対
応した関連情報を、ユーザの操作に応じてリアルタイム
で自動的に変更しながら、画面の一部領域に常に表示す
ることが可能となる。
【0010】例えば、上記関連情報を操作のヘルプ情報
とすれば、ユーザがこれから行おうとする操作のヘルプ
情報をユーザが「ヘルプ」コマンドを入力することなく
自動的に提示することが可能となる。すなわち、アプリ
ケーション上でユーザの操作を先取りして、専用のウィ
ンドウにヘルプ情報を能動的にリアルタイムで表示する
ことができる。それゆえ、ユーザが操作上の疑問の解決
方法を直ちに得ることができるため、作業効率が向上す
る。
【0011】さらに、本発明の情報提示システムは、上
記の課題を解決するために、上記関連情報は、アプリケ
ーションの状態の遷移に対応するリンクが設定されたハ
イパーテキストに編成されていることを特徴としてい
る。
【0012】上記の構成により、さらに、リンクをたど
ることによって、アプリケーションの状態に対応した関
連情報の提示やプログラムの実行を容易に行うことがで
きる。したがって、ユーザの作業を能動的に支援するこ
とが容易に可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1から図4に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0014】本実施の形態に係る情報提示システムは、
ワープロや作画エディタなどのアプリケーションソフト
ウェア上でユーザの操作を先取りして、操作に対応した
ヘルプ情報(関連情報)を専用のウィンドウに能動的に
表示するものである。
【0015】図1に示すように、本実施の形態に係る情
報提示システムは、CPU1、メモリ部2、入力部3、
表示部4およびアプリケーション部5を備えて構成され
ている。なお、以下の説明では、上記のCPU1、メモ
リ部2、入力部3、表示部4およびアプリケーション部
5が、情報提示システムと対象アプリケーションとによ
って共用されるものとする。
【0016】上記CPU1は、メモリ部2に記憶された
システムプログラムにしたがって、システム全体を制御
するほか、アプリケーション部5のプログラムおよびデ
ータにしたがってヘルプ情報提示処理(後述)を行うよ
うになっている。
【0017】上記メモリ部2は、上記システムプログラ
ムを格納するROM(read only memory)、ヘルプ情報
提示処理に必要なデータを一時的に格納するためのメモ
リ(RAM(random access memory)など)といったメ
モリ装置を含んでいる。
【0018】上記入力部3は、ヘルプ情報提示処理に必
要なデータ入力を始めとする各種の操作を行うために利
用できるマウス、キーボードなどの入力装置である。
【0019】上記表示部4は、描画図形を表示するため
のCRT(cathode-ray tube)、LCD(liquid cryst
al display)などの表示装置である。
【0020】上記アプリケーション部5は、上記CPU
1によって実行されるヘルプ情報提示機能を実現するた
めのソフトウェアの集合体であって、ハードディスクド
ライブ(図示せず)などの記憶装置に格納されている。
このアプリケーション部5は、対象アプリケーション
(アプリケーション)52と、ヘルプ情報提示部51を
含んでいる。なお、本実施の形態に係るヘルプ情報提示
機能を実現するヘルプ情報提示部51は、上記対象アプ
リケーション52の一部として組み込まれていてもよ
い。
【0021】ここで、上記対象アプリケーション52
は、描画に必要な境界線(外形線)、塗り込み色、塗り
込み開始座標などのデータを入力する作画エディタであ
ってもよい。そして、この作画エディタとしては、既存
の描画ソフトウェア(描画ソフト)のエディタ機能を利
用してもよい。また、この作画エディタとしては、FA
(factory automation)の分野などで幅広く活用されて
いるプログラマブル表示器用の画面作成ソフトウェア
(作画ソフト)が備えるエディタ機能や、作画ソフトに
あらかじめ用意されている基本図形を利用してもよい。
【0022】プログラマブル表示器は、ドット表示画
面、操作用入力スイッチ、ホストコントローラとのイン
タフェース、画面上での操作入力のような制御のための
プログラムメモリなどを備えた操作用表示器である。一
般に、プログラマブル表示器は、グラフィック表示を行
うので、操作盤、スイッチ、表示灯などの機能を備える
ことができるほか、制御対象機器の稼働状況や作業指示
のような管理のための各種のモニタ、機器に対する設定
値を入力する端末としての機能を備えている。
【0023】このようなプログラマブル表示器で表示さ
れる画面は、上記の作画ソフトを用いてユーザ独自で作
成できるようになっている。画面作成に際しては、ユー
ザが、作画ソフトによって提供されるスイッチ、テンキ
ー、メータ表示器、グラフ表示器等の部品、描画機能な
どを用いて所望の画面を構成する。そして、その描画機
能を作画エディタとして利用できる。
【0024】つづいて、上記アプリケーション部5のヘ
ルプ情報提示部51について説明する。なお、対象アプ
リケーション52は、ワープロや作画エディタ等のアプ
リケーションソフトウェアである。以下では、対象アプ
リケーション52を作画エディタとして説明する。
【0025】上記ヘルプ情報提示部51は、入力監視部
(入力監視手段)51a、状態判別部(状態判別手段)
51b、検索表示部(情報提示部)51c、ドキュメン
ト記憶部51dを備えて構成されている。
【0026】まず、上記ドキュメント記憶部51dは、
ヘルプ情報を対象アプリケーション52の状態に対応し
て検索表示部51cで提示できるように記憶している。
本実施の形態では、このヘルプ情報は、対象アプリケー
ション52の状態の遷移に対応するリンクが設定された
HTML(hyper text markup language)ドキュメント
に編成されている。
【0027】また、上記入力監視部51aは、対象アプ
リケーション52への入力を監視する。すなわち、入力
監視部51aは、コマンドを含むユーザの入力操作を監
視し、トリガとしてあらかじめ設定されているアイコン
の選択やメニューの選択等の操作を検出する。
【0028】具体的には、入力監視部51aは、対象ア
プリケーション52のウィンドウ内におけるマウスクリ
ック等によるポインティングの位置(座標)を検出し、
あらかじめ設定されている操作のリストと対照して、状
態の遷移を伴うコマンドの座標に該当するか否かを確認
する。
【0029】また、上記状態判別部51bは、対象アプ
リケーション52への入力から対象アプリケーション5
2の状態を判別する。すなわち、状態判別部51bは、
入力監視部51aで検出された状態遷移のトリガとなる
操作に基づいて、対象アプリケーション52の状態を判
別する。
【0030】なお、対象アプリケーション52の状態が
遷移した時点で、対象アプリケーション52からヘルプ
情報提示部51へ新たな状態を特定できる情報(各状態
に固有の番号等)を通知すれば、状態判別部51bによ
る状態の判別結果を確認し、補正することができる。す
なわち、上記の入力監視部51aおよび状態判別部51
bは、ユーザの操作をフィードバックして対象アプリケ
ーション52の状態を特定できるものであれば種々の方
法が可能である。
【0031】また、上記検索表示部51cは、対象アプ
リケーション52の状態に対応するヘルプ情報(関連情
報)を提示する。すなわち、検索表示部51cは、状態
判別部51bで対象アプリケーション52の状態が遷移
したと判別された場合、新たな状態に対応するヘルプ情
報(操作説明や作業上のヒント等)を、ドキュメント記
憶部51dに記憶ているHTMLドキュメントから検索
し、ヘルプウィンドウ45(図3)に表示する。
【0032】ここで、前記のようにヘルプ情報がHTM
Lの形式であるため、検索表示部51cはHTMLブラ
ウザである。よって、ドキュメント記憶部51dの基本
部分には一般のHTMLブラウザを利用することができ
る。
【0033】また、上記ヘルプ情報は、対象アプリケー
ション52の状態の遷移に対応するリンクが設定された
HTMLドキュメントにあらかじめ編成されている。こ
のHTMLドキュメントには、対象アプリケーション5
2におけるアイコンやメニューの選択等のトリガとなる
操作があらかじめ設定されている。
【0034】このように、ヘルプ情報をHTMLドキュ
メントに編成することにより、リンクを利用して新たな
メッセージの表示あるいはプログラムの実行を容易に行
うことができる。また、ヘルプ情報ドキュメントを作成
するために、専用の作成ツールではなく、一般のHTM
Lドキュメント作成ツール(ホームページ作成ツール)
を利用することができる。
【0035】なお、本発明に係る情報提示システムで
は、ヘルプ情報が対象アプリケーション52の状態の遷
移に対応するリンクが設定されたハイパーテキストであ
れば、HTML形式に限らず、他の形式で編成されてい
てもよい。
【0036】つづいて、図2のフローチャートおよび図
3,図4の説明図を参照しながら、本実施の形態に係る
情報提示システムの動作について説明する。
【0037】上記情報提示システムの動作の概略は、図
2のフローチャートに示すとおりである。なお、ステッ
プS1,S2が第1のステップ(第1の処理)に、ステ
ップS3が第2のステップ(第2の処理)に、ステップ
S4,S5が第3のステップ(第3の処理)にそれぞれ
相当する。
【0038】まず、ステップS1では、対象アプリケー
ション52である作画エディタウィンドウ41へのユー
ザによるコマンド入力を監視する。ステップS2では、
対象アプリケーション52の状態が遷移したか否かを判
定し、状態遷移がなければ(NO)、ステップS1へ戻
って入力の監視を継続する。一方、状態遷移が検出され
れば(YES)、ステップS3へ進む。ステップS3で
は、対象アプリケーション52の状態を判別する。ステ
ップS4では、対象アプリケーション52の状態に対応
するヘルプ情報をHTMLドキュメントから検索する。
ステップS5では、検索されたヘルプ情報をヘルプウィ
ンドウ45に表示した後、ステップS1に戻る。なお、
対象アプリケーション52の状態遷移が検出されないと
きには、ヘルプウィンドウ45内で、HTMLのリンク
をたどってヘルプ情報のブラウジングが可能である。
【0039】ここで、図3および図4を参照しながら、
ヘルプ情報提示部51の動作を具体的に説明する。
【0040】例えば、ユーザが作画ソフトウェアを起動
すると、作画エディタウィンドウ41と、作画エディタ
を補助するツールウィンドウ42・43・44と、ヘル
プウィンドウ45が配置される。そして、例えばユーザ
が線を描きたい場合、ユーザは作画エディタウィンドウ
41のメニューバーのメニュー41a…から「編集」,
「モード選択」,「線描画(モード)」と順に選択する
か、アイコンバーのアイコン41b…から「線描画(モ
ード)」のアイコンを選択する。このとき、ヘルプウィ
ンドウ45には、「線描画(モード)」の基本的な操作
方法の説明(線の描き方、属性の変更の仕方など)が表
示される(表1)。
【0041】
【表1】
【0042】そして、ユーザが線を描くために、作画エ
ディタウィンドウ41内で線の始点の位置を指定(クリ
ック)すると、この操作に合わせてヘルプウィンドウ4
5に、線の描画を完結するためにはどうすればよいか、
すなわち線の終点位置の指定方法の説明が表示される
(表2)。
【0043】
【表2】
【0044】このように、作画エディタで可能な状態ご
とに、呼び出すページとのリンクが設定されたヘルプ情
報があらかじめ用意されている。もちろん、メニューや
アイコンを選択する操作に対して、ヘルプ情報はただ1
つ対応している。よって、「線描画」を選べば、直前の
状態にかかわらず「線描画」についてのヘルプ情報が表
示される。
【0045】ここで、表1に示したように、メッセージ
中でリンクが設定されてる箇所には下線が施されてい
る。そして、これらの箇所を指定することによって、さ
らに関連するヘルプ情報を提示することができる。特
に、検索表示部51cは、HTMLのリンクをトリガと
して、プログラムを起動することができる。
【0046】例えば、図4に示すように、ヘルプウィン
ドウ45に表示されたヘルプ情報のメッセージ中の下線
部45a(「プロパティインスペクタ」)のクリックに
対して、下線部45aからプロパティインスペクタであ
るツール43まで誘導する矢印46のアニメーションを
表示することもできる。
【0047】なお、ヘルプウィンドウ45には、作画エ
ディタウィンドウ41への操作だけではなく、ツールウ
ィンドウ42・43・44への操作についても、ヘルプ
情報を表示することもできる。この場合、状態に対応し
たヘルプ情報をリンクとともに設定しておく。
【0048】前記のように、ヘルプウィンドウ45には
操作と一対一に対応したヘルプ情報が表示される。その
ため、操作に慣れたユーザには不要なヘルプ情報が表示
されることもある。そこで、検索表示部51cは、ヘル
プ情報の表示/非表示の設定をツールごとや表示項目ご
とに設定できるようになっている。例えば、ヘルプウィ
ンドウ45に表示される項目ごとに表示/非表示の設定
するチェックボックスを配置してもよい。なお、各ウィ
ンドウ41〜45の位置やオン/オフなどもユーザが任
意に設定することができる。
【0049】以上のように、上記情報提示システムで
は、対象アプリケーション52の表示画面領域(作画エ
ディタウィンドウ41、ツールウィンドウ42〜44)
上のメニュー41aやアイコン41b等のアンカーへの
入力を検出し、リンクを介してヘルプウィンドウ45へ
のヘルプ情報の表示およびプログラムの実行が可能であ
る。
【0050】よって、上記情報提示システムでは、対象
アプリケーション52の状態に対応したヘルプ情報を、
画面の一部領域である専用のヘルプウィンドウ45に常
に表示することができる。そして、ヘルプウィンドウ4
5の表示内容は、対象アプリケーション52の状態、す
なわちユーザの操作に応じて変化する。したがって、ア
イコンが押された、メニューから選択されたという入力
を検知して、状態を判別し、ヘルプ情報を提示すること
ができる。
【0051】その結果、ユーザは疑問や問題が生じたと
きに、これから行おうとする操作について、対象アプリ
ケーション52の操作(作画エディタでの描画操作)を
中断することなく、直ちにヘルプ情報を確認することが
可能となる。
【0052】最後に、上記の実施の形態は本発明の範囲
を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更
が可能であり、例えば、以下のように構成することがで
きる。
【0053】本発明は、複数の機器(例えば、ホストコ
ンピュータ、端末コンピュータ、インタフェース機器、
ネットワーク機器、リーダ、プリンタなど)から構成さ
れるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置
(例えば、携帯型コンピュータ、ワープロ装置など)に
適用してもよい。
【0054】加えて、本発明の目的は、上述した機能を
実現するソフトウエアである情報提示プログラムのプロ
グラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログ
ラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可
能に記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラ
ムコードを読み出し実行することによっても、達成可能
である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラ
ムコード自体が上述した機能を実現することになり、そ
のプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成
することになる。
【0055】上記プログラムコードを供給するための記
録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成する
ことができる。また、上記記録媒体は、プログラムコー
ドを供給可能であるように固定的に担持する媒体であっ
てもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラ
ムコードをコンピュータが直接読み取ることができるよ
うにシステムあるいは装置に装着されるものであって
も、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続さ
れたプログラム読み取り装置を介して読み取ることがで
きるように装着されるものであってもよい。
【0056】例えば、上記記録媒体としては、磁気テー
プやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスク
/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/M
O/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディ
スク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード
等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/E
EPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系など
を用いることができる。
【0057】また、上記プログラムコードは、コンピュ
ータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記
録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラ
ム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読
み出して実行できるように記録されていてもよい。
【0058】さらに、上記記録媒体は、通信ネットワー
ク等を介してプログラムコードを供給可能であるように
流動的に担持する媒体であってもよい。この場合、シス
テムあるいは装置を通信ネットワーク(インターネット
等を含む)と接続可能に構成し、上記プログラムコード
を通信ネットワークからダウンロードすることにより供
給することができる。
【0059】なお、プログラムコードを記録媒体から読
み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、
通信ネットワークからプログラムコードをダウンロード
するためのプログラムは、コンピュータによって実行可
能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されている
ものとする。
【0060】上述した機能は、コンピュータが読み出し
た上記プログラムコードを実行することによって実現さ
れるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0061】さらに、上述した機能は、上記記録媒体か
ら読み出された上記プログラムコードが、コンピュータ
に装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0062】
【発明の効果】本発明の情報提示システムは、以上のよ
うに、アプリケーションへの入力を監視する入力監視手
段と、アプリケーションへの入力からアプリケーション
の状態を判別する状態判別手段と、アプリケーションの
状態に対応する関連情報を提示する情報提示手段とを具
備する構成である。
【0063】また、本発明の情報提示方法は、以上のよ
うに、アプリケーションへの入力を監視する第1のステ
ップと、アプリケーションへの入力からアプリケーショ
ンの状態を判別する第2のステップと、アプリケーショ
ンの状態に対応する関連情報を提示する第3のステップ
とを含む構成である。
【0064】また、本発明の情報提示プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、以上のよ
うに、アプリケーションへの入力を監視する第1の処理
と、アプリケーションへの入力からアプリケーションの
状態を判別する第2の処理と、アプリケーションの状態
に対応する関連情報を提示する第3の処理とを、コンピ
ュータに実行させるための情報提示プログラムを記録し
ている構成である。
【0065】そえゆえ、アプリケーションの状態に対応
した関連情報を、ユーザの操作に応じてリアルタイムで
自動的に変更しながら、画面の一部領域に常に表示する
ことが可能となるという効果を奏する。
【0066】例えば、上記関連情報を操作のヘルプ情報
とすれば、ユーザがこれから行おうとする操作のヘルプ
情報をユーザが「ヘルプ」コマンドを入力することなく
自動的に提示することが可能となる。すなわち、アプリ
ケーション上でユーザの操作を先取りして、専用のウィ
ンドウにヘルプ情報を能動的にリアルタイムで表示する
ことができる。それゆえ、ユーザが操作上の疑問の解決
方法を直ちに得ることができるため、作業効率が向上す
るという効果を奏する。
【0067】さらに、本発明の情報提示システムは、以
上のように、上記関連情報が、アプリケーションの状態
の遷移に対応するリンクが設定されたハイパーテキスト
に編成されている構成である。
【0068】そえゆえ、さらに、リンクをたどることに
よって、アプリケーションの状態に対応した関連情報の
提示やプログラムの実行を容易に行うことができる。し
たがって、ユーザの作業を能動的に支援することが容易
に可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報提示システム
の構成の概略を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示す情報提示システムの動作の概略を示
すフローチャートである。
【図3】図1に示す情報提示システムの画面の表示例で
ある。
【図4】図1に示す情報提示システムの画面の表示例で
ある。
【符号の説明】
51a 入力監視部(入力監視手段) 51b 状態判別部(状態判別手段) 51c 検索表示部(情報提示手段) 52 対象アプリケーション(アプリケーション) S1,S2 (第1のステップ、第1の処理) S3 (第2のステップ、第2の処理) S4,S5 (第3のステップ、第3の処理)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションへの入力を監視する入力
    監視手段と、 アプリケーションへの入力からアプリケーションの状態
    を判別する状態判別手段と、 アプリケーションの状態に対応する関連情報を提示する
    情報提示手段とを具備することを特徴とする情報提示シ
    ステム。
  2. 【請求項2】上記関連情報は、アプリケーションの状態
    の遷移に対応するリンクが設定されたハイパーテキスト
    に編成されていることを特徴とする請求項1に記載の情
    報提示システム。
  3. 【請求項3】アプリケーションへの入力を監視する第1
    のステップと、 アプリケーションへの入力からアプリケーションの状態
    を判別する第2のステップと、 アプリケーションの状態に対応する関連情報を提示する
    第3のステップとを含むことを特徴とする情報提示方
    法。
  4. 【請求項4】アプリケーションへの入力を監視する第1
    の処理と、 アプリケーションへの入力からアプリケーションの状態
    を判別する第2の処理と、 アプリケーションの状態に対応する関連情報を提示する
    第3の処理とを、コンピュータに実行させるための情報
    提示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
JP24173599A 1999-08-27 1999-08-27 情報提示システムおよび情報提示方法、ならびに情報提示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2001067161A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244106A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Advance A:Kk 情報処理装置及びその処理方法
JP2008027039A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Ricoh Co Ltd 説明表示制御システム、説明表示制御方法及び説明表示制御プログラム

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