JP2001066898A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2001066898A JP24347899A JP24347899A JP2001066898A JP 2001066898 A JP2001066898 A JP 2001066898A JP 24347899 A JP24347899 A JP 24347899A JP 24347899 A JP24347899 A JP 24347899A JP 2001066898 A JP2001066898 A JP 2001066898A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成の高速化に対しても現像スリーブの
高速化を抑制でき、小粒径トナー等を使用した場合に
も、帯電が良好な磁性トナーを安定してコートして、現
像に供することを可能とした現像装置である。 【解決手段】 磁性トナーを収容した現像容器10内
に、感光ドラム100の回転方向に沿って第1の現像ス
リーブ1と、その上流側の第2の現像スリーブ2を配置
し、スリーブ1、2の感光ドラムに対する回転方向を順
方向、互いの回転方向を対向部が反対方向に移動する向
きの逆方向とする。またスリーブ1、2内の磁石1a、
1bによる対向部間の磁界の磁束密度をスリーブ2方向
で高くして、対向部間で磁性トナーにスリーブ2方向の
磁気力を作用させるようにした。これによりスリーブ1
上に帯電が高いトナーを塗布し、感光ドラム上の潜像を
スリーブ2上のトナーで現像後、スリーブ1上のトナー
で再度現像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置や静
電記録装置等の画像形成装置に用いられる現像装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報、および特公昭43−24748号公報等に記載
されているように、多数の方法が知られているが、一般
には光導電物質による感光体上に種々の手段により電気
的潜像を形成し、ついでトナーを用いて潜像を現像し、
得られたトナー像を必要に応じて紙等の転写材に転写
し、加熱あるいは溶剤蒸気等により定着して、複写物を
得るものである。
【0003】現像法としては、トナーと磁性キャリアを
主体とした2成分現像剤を用いて電気的潜像を可視化す
る方法が種々知られている。たとえば米国特許第2,8
74,063号明細書に記載されいてる磁気ブラシ現像
法、米国特許第221,776号明細書に記載されてい
るパウダークラウド法およびファーブラシ現像法、液体
現像法等、多数の現像法がある。
【0004】この2成分現像剤を用いる磁気ブラシ法、
液体現像法等は、比較的安定に良好な画像が得られるの
で、広く実用化されている。しかし、いずれも、トナー
とキャリアを混合した現像剤を使用するので、キャリア
の劣化、トナーとキャリアの混合比の変動、装置の複雑
化、トナーの飛散、キャリアによるすじむら等の欠点を
有する。
【0005】このような欠点を回避するために、トナー
のみからなる1成分現像剤(1成分トナー)を用いる現
像方法が各種提案されている。たとえば米国特許第3,
909,258号明細書には、電気的に導電性を有する
磁性トナーを用いて現像する方法が提案されている。こ
れは、内部に磁石を有する導電性の円筒状の現像スリー
ブに導電性の磁性トナーを担持し、これを潜像に接触さ
せて現像するものである。この現像の際、現像スリーブ
と感光体とが対向した現像部において、トナー粒子によ
り感光体と現像スリーブの表面間に導電路が形成され、
この導電路を経て現像スリーブからトナー粒子に電荷が
導かれ、潜像の画像部との間のクーロン力によりトナー
粒子が画像部に付着して、潜像を現像する。
【0006】この導電性の磁性トナーを用いる現像方法
は、従来の2成分現像方にまつわる問題点を回避した優
れた方法であるが、その反面、トナーが導電性であるた
め、現像した画像を感光体から普通紙等の最終的な支持
部材へ静電的に転写することが困難であるという欠点が
あった。
【0007】この問題を解決するために、静電的に転写
することが可能な高抵抗の磁性トナーを用いる現像法
が、特開昭52−94140号公報に、トナー粒子の誘
電分極を利用した現像法として開示されている。しか
し、この方法は、本質的に現像速度が遅く、現像画像の
濃度が十分に得られない等の欠点を有しており、実用上
困難であった。
【0008】高抵抗の磁性トナーを用いるその他の方法
としては、トナー粒子相互の摩擦、トナー粒子と現像ス
リーブとの摩擦等により、トナー粒子を摩擦帯電し、こ
れを感光体に接触して現像する方法が知られている。し
かし、この方法は、トナー粒子と摩擦部材との接触回数
が少なく、摩擦帯電が不十分になりやすい、あるいは帯
電したトナー粒子と現像スリーブとのクーロン力が強い
ときには、トナー粒子が現像スリーブ上で凝集しやすい
等の欠点を有しており、実用上困難な点が多いことが指
摘される。
【0009】これに対し、特開昭54−43036号公
報に、上述の欠点を除去した新規な現像方法が提案され
ている。これは、現像スリーブ上に磁性トナーを極めて
薄く塗布(コーティング)して摩擦帯電し、ついでこれ
を潜像に接触させることなく極めて近接させ、磁界の作
用下で潜像を現像するものである。
【0010】この方法によれば、磁性トナーを極めて薄
く塗布することにより、磁性トナーと現像スリーブとの
接触の機械を増加させ、現像に必要な摩擦帯電電荷をト
ナーに付与することが可能となる。
【0011】図5に、磁性1成分現像装置の一例を示
す。図5に示すように、現像装置は、現像剤として磁性
1成分トナーを収容した現像容器10に、現像スリーブ
1、永久磁石1a、大小2つのトナー搬送部材4、およ
び磁性ブレード11を備えてなっている。現像スリーブ
1は非磁性部材からなり、像担持体の感光ドラム100
と対向した開口部に、図中矢印B2の方向に回転可能に
設置され、永久磁石1aはローラ状に形成され、現像ス
リーブ1内に非回転に配置されている。
【0012】現像容器10内の磁性トナーは、搬送部材
4により現像スリーブ1に搬送され、磁石1aの磁力に
より現像スリーブ1の表面に担持され、現像スリーブ1
の回転により感光ドラム100と対向した現像部へ搬送
される。その搬送途上で、現像スリーブ1と距離Wの間
隔を開けて配置された磁性ブレード11により規制され
て、現像スリーブ1上にトナー薄層に塗布される。距離
Wは一般に100μm〜1mmの範囲に設定されること
が多い。
【0013】現像スリーブ1上に塗布されたトナー層の
層厚は、図7に示すカットラインLの位置によって決定
される。本発明者らの検討によると、現像スリーブ1と
磁性ブレード11との間を磁性トナーが通過する際、磁
性トナーの挙動はつぎのようであることが分かった。
【0014】図6に示すように、現像スリーブ1と磁性
ブレード11とを結ぶ直線に垂直な平面を考え、磁性ブ
レード11に近い面をS1、現像スリーブ1に近い面を
S2とすると、一般に磁性ブレード11の幅は磁石1b
の幅に比べて狭くしてあるので、面S1、S2でのそれ
ぞれの磁束密度を考えると、面S1での磁束密度の方が
大きくなる。したがって、現像スリーブ1上の磁性トナ
ーは、現像スリーブ2と磁性ブレード11との間で、図
6の矢印方向の力、すなわち磁性ブレード11方向への
磁力を受け、図7に示すように、現像スリーブ1と規制
ブレード9との間で磁性トナーtが連なって、図に符号
Bで示すように、チェーン(穂)を形成する。
【0015】磁性トナーtへの電荷付与は、現像スリー
ブ9から見てのチェーンBの先端のトナーt1と現像ス
リーブ1とが接触することにより、先端のトナーt1に
ついて行われる。またトナーチェーンBの先端のトナー
t1に電荷が付与されるので、このトナーt1には鏡映
力による現像スリーブ1方向への力が働き、現像スリー
ブ1との摩擦力により現像スリーブ1の回転方向への搬
送力が与えられる。
【0016】またトナーt同士には互いにある程度の凝
集力が働いているので、トナーt1に接しているトナー
t2にも、凝集力を介在した搬送力が生じる。同様にそ
の上層部のトナーt3にも、凝集力を介して搬送力が生
じる。
【0017】しかし、現像スリーブ1と磁性ブレード1
1との間のトナーtには、磁性ブレード11方向への磁
力も作用している。したがって、トナーに作用する搬送
力が磁力に打ち勝つところ、すなわち図7のカットライ
ンLのところでトナーの穂Bがちぎれ、現像スリーブ1
上に残ったトナーが現像スリーブ1の回転方向に搬送さ
れる。
【0018】したがって、凝集度が高い磁性トナーや、
必要な摩擦帯電電荷量を得るのに多い接触回数を要する
磁性トナーを用いる場合には、現像スリーブ1に接触し
ていない帯電が不十分なトナーが現像領域に搬送され、
現像で帯電不良にともなう画像不良が生じやすいという
問題があった。
【0019】この問題を解決するために、本発明者ら
は、図8に示すように、現像スリーブ1に対し現像剤規
制部材として、磁石5aを非回転に配置した規制スリー
ブ5を設置し、この磁石5aの磁極S21を現像スリー
ブ1内の磁石1aの磁極N11とを対向させ、また規制
スリーブ5を対向部で現像スリーブ1と逆方向に移動す
る向きに回転するようにした。
【0020】これにより、現像スリーブ1と規制スリー
ブ5とが対向したトナー規制部で、現像スリーブ1上の
磁性トナーに、主としてトナーの帯電電荷量に依存した
現像スリーブ1の回転方向の搬送力と、主として磁力に
より依存した規制スリーブ5の回転方向の搬送力とを与
えて、十分に帯電したトナーのみを現像スリーブ1の表
面に残存させて均一にコートし、感光ドラム100と対
向した現像領域へ搬送することが可能となった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図8に示
した現像装置は、現像スリーブ1上に塗布されるトナー
量が、先の図5に示した現像装置の1/3〜1/2程度
であるため、図5の現像装置と同等の画像濃度を得るた
めには、現像スリーブの回転速度を速くしなければなら
ない。
【0022】この場合、図8の現像装置は現像効率が高
いために、トナーコート量が図5の現像装置の約半分で
も、感光ドラムに対する現像スリーブの周速比(現像ス
リーブの回転速度/感光ドラムの回転速度)を倍にする
必要はなく、図5の現像装置で多く設定されるスリーブ
周速比1.2〜1.5の条件での画像と同等の濃度を得
るのに、スリーブ周速比を2〜2.5にする程度でよ
い。しかしながら、依然としてスリーブ周速比を高くし
なければならないことに変わりはない。
【0023】したがって、昨今の電子写真装置の画像形
成の高速化にともない、感光ドラムが高速化すると、現
像スリーブが益々高速化し、このため小粒径のトナーや
磁性体量を減らしたトナー等を使用した場合に、現像ス
リーブ上のトナーコートを安定して行うことに困難を招
くことがあった。
【0024】本発明の目的は、画像形成の高速化に対し
ても、現像スリーブの高速化を抑制することができ、小
粒径トナーや磁性体量を減らしたトナーを使用した場合
にも、現像スリーブ上に帯電が良好な磁性トナーを安定
してコートして、現像に供することを可能とした現像装
置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置にて達成される。要約すれば、本発明は、磁性
トナーを収容した現像容器内に、像担持体の回転方向に
沿って配置された第1の現像剤担持体と、その上流側の
第2の現像剤担持体と、前記第1、第2の現像剤担持体
内に非回転に配置された第1、第2の磁石と、前記第2
の現像剤担持体に配置された現像剤規制部材とを備え、
前記第1、第2の現像剤担持体の前記像担持体に対する
回転方向は、対向部が同方向に移動する向きの順方向で
あり、前記第1、第2の現像剤担持体の互いの回転方向
は、対向部が反対方向に移動する向きの逆方向であり、
前記第1、第2の磁石による前記第1、第2の現像剤担
持体の対向部間の磁界の磁束密度は、前記第2の現像剤
担持体方向で高くなっており、前記像担持体上に形成し
た静電潜像を、前記第2の現像剤担持体上に担持した磁
性トナーによって、前記像担持体と第2の現像剤担持体
とが対向した第2現像領域で現像し、ついで前記第2の
現像剤担持体上に担持した磁性トナーによって、前記像
担持体と第1の現像剤担持体とが対向した第1現像領域
で現像することを特徴とする現像装置である。
【0026】本発明によれば、前記第1の現像剤担持体
上の磁性トナーは、前記第1、第2の現像剤担持体の対
向部間の磁界により規制されて、帯電電荷量の高いトナ
ーのみが第1の像担持体上に残存し、前記第1の現像剤
担持体により前記第1の現像領域へ搬送されて現像に供
され、前記第1の現像剤担持体上の残りの磁性トナーは
前記第2の現像剤担持体に引き付けられて、前記第2の
現像剤担持体上の磁性トナーとともに、前記第2の現像
剤担持体により前記現像剤規制部材に搬送され、前記現
像剤規制部材により規制された後、前記第2の現像領域
に搬送されて現像に供される。
【0027】また、前記現像剤規制部材は、前記第1、
第2の現像剤担持体の対向部よりも第2の現像剤担持体
の回転方向下流側に、前記第2の現像剤担持体に対し非
接触に配置された磁性ブレードからなり、前記第2の磁
石による前記第2の現像剤担持体と前記磁性ブレードと
の間の磁界により、前記第2の現像剤担持体上の磁性ト
ナーおよび前記引き付けられた磁性トナーを磁気的に規
制する。もしくは、前記現像剤規制部材は、前記第1、
第2の現像剤担持体の対向部よりも第2の現像剤担持体
の回転方向下流側に、前記第2の現像剤担持体に対し当
接して配置された弾性ブレードからなり、前記弾性ブレ
ードにより、前記第2の現像剤担持体上の磁性トナーお
よび前記引き付けられた磁性トナーを機械的に規制す
る。
【0028】あるいは、前記現像剤規制部材は、前記第
1、第2の現像剤担持体の対向部よりも第2の現像剤担
持体の回転方向下流側に、前記第2の現像剤担持体に対
し非接触に配置された回転する規制スリーブと、前記規
制スリーブ内に非回転に配置された第3の磁石とからな
り、前記規制スリーブの前記第2の現像剤担持体に対す
る回転方向は、対向部が反対方向に移動する向きの逆方
向であり、前記第2、第3の磁石による前記第2の現像
剤担持体と規制スリーブの間の磁界の磁束密度は、前記
規制スリーブの方向で高くなっており、前記第2の現像
剤担持体上の磁性トナーおよび前記引き付けられた磁性
トナーは、前記第2の現像剤担持体と規制スリーブの対
向部間の磁界により規制されて、帯電電荷量の高いトナ
ーのみが第2の像担持体上に残存し、前記第2の現像剤
担持体により前記第2の現像領域へ搬送されて現像に供
され、前記第2の現像剤担持体上の残りの磁性トナーは
前記規制スリーブに引き付けられて、前記規制スリーブ
により搬送される。
【0029】この場合、前記第2の現像剤担持体と規制
スリーブの対向部よりも規制スリーブの回転方向下流側
に、前記規制スリーブに対し当接されたスクレーパを有
し、前記スクレーパにより、前記規制スリーブ上の磁性
トナーおよび前記引き付けられた磁性トナーを機械的に
除去する。もしくは、前記第2の現像剤担持体と規制ス
リーブの対向部よりも規制スリーブの回転方向下流側
に、前記規制スリーブに対し非接触に配置された非磁性
金属からなる剥ぎ取り電極を有し、前記剥ぎ取り電極に
トナーと逆極性の電圧を印加することにより、前記規制
スリーブ上の磁性トナーおよび前記引き付けられた磁性
トナーを電気的に除去する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本は明の実施例を図面に即
して詳述する。
【0031】実施例1 図1は、本発明の現像装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【0032】本実施例では、現像装置は、現像スリーブ
1の他に第2の現像スリーブ2を備えたことが大きな特
徴である。
【0033】現像装置は、磁性トナーを収容した現像容
器10内に、感光ドラム100の回転方向に沿って、第
1の現像スリーブ1とその上流側の第2の現像スリーブ
2とを有し、この現像スリーブ1、2内には、それぞれ
磁石1a、1bが非回転に配置されている。第2の現像
スリーブには、現像剤規制部材として磁性ブレード6が
設置されている。この現像スリーブ1、2の感光ドラム
100に対する回転方向は、対向部が同方向に移動する
矢印b1、b2の向きの順方向であり、現像スリーブ
1、2の互いの回転方向は、対向部が反対方向に移動す
る向きの逆方向である。
【0034】現像スリーブ1、2は非磁性金属部材の円
筒からなり、本実施例によれば、外径20mmに形成さ
れている。また現像スリーブ1、2の感光ドラム100
との最近接部の距離W1、W2はそれぞれ200μm、
300μmに、また現像スリーブ1と2の最近接部の距
離Wは300μmに設定されている。磁性ブレード6
は、現像スリーブ1、2の対向部よりも現像スリーブ2
の回転方向下流側の、現像スリーブ2内磁石2aの磁極
N21近傍に配置され、現像スリーブ2との距離W3が
200μmに設定されている。
【0035】本実施例によれば、現像スリーブ1、2内
の磁石1a、2aは、対向位置に磁極N11、S21を
有し、この磁極N11の磁束密度を900ガウス、磁極
S21の磁束密度を800ガウスとし、かつ、これらの
磁束密度のピーク値に対して50%以上の値を示す領域
の幅(便宜上、以後50%値と称す)の比を、磁極S2
1の50%値/磁極N11の50%値≦1.0好ましく
は、磁極S21の50%値/磁極N11の50%値≦
0.8とした。本実施例では、磁極S21の50%値/
磁極N11の50%値≒0.8とした。
【0036】これにより、磁極S21と磁極N11との
間で形成される磁界の磁束密度の変化を、現像スリーブ
1から現像スリーブ2に行くほど磁束密度が高くして、
現像スリーブ1、2間でトナーに現像スリーブ2方向へ
の磁気力が作用するようにした。
【0037】本実施例では、磁性トナーは、重量平均粒
径が5μm以上、含有する磁性体量が10重量%以上の
負帯電性トナーを使用した。
【0038】上記構成の現像装置によれば、現像スリー
ブ1と現像スリーブ2との対向部間は、現像スリーブ1
上に担持された磁性トナーの規制部として作用する。
【0039】現像容器10内の磁性トナーは、搬送部材
4により現像スリーブ1方向へ搬送され、回転する現像
スリーブ1の表面上に内側の磁石1aにより保持され
る。現像スリーブ1上に保持された磁性トナーは、現像
スリーブ1と2との対向部間に搬送され、現像スリーブ
1と2の間の磁界により規制を受ける。このとき現像ス
リーブ1上の磁性トナーのうち、現像スリーブ1の表面
近傍に存在する磁性トナーは、搬送過程で現像スリーブ
1表面との摩擦により高い帯電量に帯電されるので、電
荷による鏡映力により現像スリーブ1の表面に引き付け
られ、現像スリーブ1と2の対向部間の磁界中を潜り抜
けて、現像スリーブ1の表面に残存しコートされるとと
もに、回転する現像スリーブ1の表面の摩擦力により、
感光ドラム100と現像スリーブ1とが対向した現像領
域(第1の現像領域)方向への搬送力を得る。
【0040】一方、現像スリーブ1上の残りの帯電が不
十分な磁性トナーは、現像スリーブ1、2間の磁束密度
を現像スリーブ2側にいくほど高くして、現像スリーブ
1から現像スリーブ2側へ磁気力が働くようにしている
ので、磁気的に現像スリーブ2に引き付けられ、現像ス
リーブ2上に保持された磁性トナーとともに、回転する
現像スリーブ2の表面との摩擦力により、現像容器10
の内方向への搬送力が与えられる。
【0041】上記の現像スリーブ2上の磁性トナーおよ
びこれに引き付けられた磁性トナーは、磁性ブレード6
のところに搬送され、先の図7に示すように、現像スリ
ーブ2上でトナーチェーンを形成してちぎれ、現像スリ
ーブ2上にコートされた後、現像スリーブ2と感光ドラ
ム1とが対向した現像領域(第2の現像領域)に搬送さ
れる。
【0042】現像の手順は、感光ドラム100上の潜像
が現像スリーブ2との現像領域に達し、まず、現像スリ
ーブ2上の磁性トナーによって現像される。現像スリー
ブ2上のトナーには、帯電が不十分なトナーが存在する
ため、この現像で可視化された感光ドラム100上のト
ナー像は、かぶり、尾引き等の画像不良が発生し、また
濃度も十分でない。つぎに現像されたトナー像が現像ス
リーブ1との現像領域に達し、ここで、現像スリーブ1
と感光ドラム100との間で印加されている現像バイア
スのAC電圧により、感光ドラム100と現像スリーブ
1との間で往復動を繰り返し、帯電が不十分なトナーは
現像スリーブ1に回収されつつ、感光ドラム100上の
帯電が十分なトナーと現像スリーブ1からの帯電が十分
なトナーにより潜像が再度現像される。
【0043】その結果、画像形成装置の画像形成の高速
化により感光ドラム100の回転速度が高くなっても、
現像スリーブ1、2の回転速度をそう高くせずに1.5
倍程度に抑えて、十分な濃度の画像を得ることが可能と
なった。また小粒径のトナーや磁性体量を減らしたトナ
ー等を使用した場合にも、現像スリーブ上のトナーコー
トを安定して実施して、現像することができる。
【0044】実施例2 図2は、本発明の現像装置の他の実施例を示す断面図で
ある。
【0045】本実施例では、第2現像スリーブ2用の現
像剤規制部材として弾性ブレード7を設置したことが特
徴である。本実施例のその他の構成は、図1に示した実
施例1と同様で、図2において図1に付した符号と同一
の符号は同一の部材を示す。
【0046】弾性ブレード7は、現像スリーブ1、2の
対向部よりも現像スリーブ2の回転方向下流側、具体的
には現像スリーブ2内磁石2aの磁極N21のところの
現像スリーブ2の表面に、現像スリーブ2の回転方向と
カウンター方向に当接している。したがって、現像スリ
ーブ2上の磁性トナーは、弾性ブレード7で押し付けら
れることにより摩擦帯電され、かつトナー層厚を規制さ
れて、現像スリーブ2上にコートされる。
【0047】本実施例によっても、感光ドラム100上
の潜像を、現像スリーブ2上の磁性トナーによって現像
し、ついで現像スリーブ1上の帯電が十分な磁性トナー
によって現像しているので、画像形成装置の高速化によ
り感光ドラム100の回転速度が高くなっても、現像ス
リーブ1、2の回転速度をそう高くせずに1.5倍程度
に抑えて、十分な濃度の画像を得ることが可能となっ
た。また小粒径のトナーや磁性体量を減らしたトナー等
を使用した場合にも、現像スリーブ上のトナーコートを
安定して実施して、現像することができる。
【0048】実施例3 図3は、本発明の現像装置のさらに他の実施例を示す断
面図である。
【0049】図1、2に示した実施例1、2では、現像
スリーブ1は十分に帯電したトナーのみがコートされて
いるが、現像スリーブ2は帯電が不十分なトナーもコー
トされている。このようであっても、現像スリーブ1上
のトナーで再度現像する際、感光ドラム1上のトナー像
のトナー構成を再配置するので、トナーの帯電不良によ
る画像不良は起こりにくい。
【0050】しかしながら、トナーの磁性体量が少ない
場合や凝集度が高い場合などには、現像スリーブ1によ
る現像で得られたトナー像を、現像スリーブ2による現
像で再配置して、帯電が不十分なトナーを感光ドラム1
00から現像スリーブ1に引き戻すことができないこと
があった。
【0051】そこで、本実施例では、図1に示した実施
例1の現像装置において、第2の現像スリーブ2に対し
磁性ブレード6の代わりに、図3に示すように、磁石5
aを非回転に配置した回転するトナー規制スリーブ5を
設置したことが大きな特徴である。この規制スリーブ5
にはスクレーパ8を設置した。本実施例のその他の構成
は実施例1と基本的に同じで、図3において図1に付し
た符号と同一の符号は同一の部材を示す。
【0052】規制スリーブ5は非磁性金属材料の外径1
5mmの円筒からなり、現像スリーブ2に対し実施例1
の磁性ブレード6と同様、W3=300μmの間隔で配
置され、対向部で反対方向に移動する矢印b3の向きの
逆方向に回転される。規制スリーブ5内の磁石5aと現
像スリーブ2内の磁石2aは、対向位置に磁極S5、N
21を有し、この磁極S5の磁束密度を800ガウス、
磁極N21の磁束密度を900ガウスとし、かつ、これ
らの磁束密度のピーク値に対して50%以上の値を示す
領域の幅(50%値)の比を、磁極S5の50%値/磁
極N21の50%値≦1.0好ましくは、磁極S5の5
0%値/磁極N21の50%値≦0.8とした。本実施
例では、磁極S5の50%値/磁極N21の50%値≒
0.8とした。
【0053】これにより、磁極S25と磁極N21との
間で形成される磁界の磁束密度の変化を、現像スリーブ
2から規制スリーブ5に行くほど磁束密度が高くして、
現像スリーブ2、規制スリーブ5間でトナーに規制スリ
ー5方向への磁気力が作用するようにした。
【0054】さて、現像スリーブ2上に保持された磁性
トナー、およびこれに引き付けられた現像スリーブ1か
らの磁性トナーは、帯電が不十分なトナーを含んだ状態
で、現像スリーブ2と規制スリーブ5との対向部間に搬
送されて、現像スリーブ2と規制スリーブ3の間の磁界
により規制を受ける。このとき現像スリーブ2上の磁性
トナーのうち、現像スリーブ2の表面近傍に存在する磁
性トナーは、搬送過程で現像スリーブ2表面との摩擦に
より高い帯電量に帯電されるので、電荷による鏡映力に
より現像スリーブ2の表面に引き付けられ、現像スリー
ブ2と規制スリーブ5の対向部間の磁界中を潜り抜け
て、現像スリーブ2の表面に残存しコートされるととも
に、回転する現像スリーブ2の表面の摩擦力により、感
光ドラム100と現像スリーブ2とが対向した現像領域
(第1の現像領域)方向への搬送力を得る。
【0055】一方、現像スリーブ2上の残りの帯電が不
十分な磁性トナーは、現像スリーブ2、規制スリーブ5
間の磁束密度を規制スリーブ5側にいくほど高くして、
現像スリーブ2から規制スリーブ5側へ磁気力が働くよ
うにしているので、磁気的に規制スリー5に引き付けら
れ、規制スリーブ5の回転によりスクレーパ8のところ
に搬送されて、規制スリーブ5から剥ぎ取られ、現像容
器10に内に回収される。
【0056】本実施例によれば、このように、現像スリ
ーブ1、2上の帯電が不十分なトナーは、現像容器10
の内方に戻され、十分に帯電したトナーのみが現像スリ
ーブ1、2に塗布され、両スリーブ1、2から感光ドラ
ム100に対して現像が行われる。したがって、帯電不
十分なトナーによる現像での画像不良は発生しない。
【0057】その結果、画像形成装置の高速化により感
光ドラム100の回転速度が高くなっても、現像スリー
ブ1、2の回転速度をそう高くせず1.5倍程度に抑え
ても、十分な濃度の画像を得ることが可能となった。ま
た小粒径のトナーや磁性体量を減らしたトナー等を使用
した場合にも、現像スリーブ上のトナーコートを安定し
て実施して、現像することができる。
【0058】実施例4 図4は、本発明の現像装置のさらに他の実施例を示す断
面図である。本実施例では、トナー規制スリーブ5のト
ナー回収部材として、非磁性金属の中実円筒からなる回
収ローラ(トナー剥ぎ取り電極)9を使用した。それ以
外は図3に示した実施例3と同様である。図4において
図3に示した部材と同一の部材は同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0059】トナー回収ローラ9は、規制スリーブ5内
の磁石の磁極S5の近傍に、規制スリーブ5との距離W
4を200μm開けて矢印b4方向に回転可能に配置さ
れ、規制スリーブ5上のトナーを回収するために、規制
スリーブ5よりも500V電位が高くなるように、規制
スリーブ5との間にDCバイアスが印加されている。
【0060】この回収のメカニズムは以下のようであ
る。規制スリーブ5の表面に保持されて搬送されたきた
トナーは、規制スリーブ5内の磁石5aの磁極N5の近
傍に至ると、磁力によりトナーチェーンを形成する。そ
のチェーンを形成したトナーに、規制スリーブ5と回収
ローラ9間に印加されたバイアスにより、回収ローラ9
方向への力がかかる。規制スリーブ5上のトナーチェー
ンは、チェーンになっていることにより規制スリーブ5
との表面との接触部が少なくないので、回収ローラ9方
向への力により容易に規制スリーブ5から剥ぎ取られ
る。
【0061】本実施例によっても、現像スリーブ1、2
上の帯電が不十分なトナーは、現像容器10の内方に戻
され、十分に帯電したトナーのみが現像スリーブ1、2
に塗布され、両スリーブ1、2から感光ドラム100に
対して現像が行われる。したがって、帯電不十分なトナ
ーによる現像での画像不良は発生しない。
【0062】その結果、画像形成装置の高速化により感
光ドラム100の回転速度が高くなっても、現像スリー
ブ1、2の回転速度をそう高くせずに1.5倍程度に抑
えて、十分な濃度の画像を得ることが可能となった。ま
た小粒径のトナーや磁性体量を減らしたトナー等を使用
した場合にも、現像スリーブ上のトナーコートを安定し
て実施して、現像することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁性トナーを収容した現像容器内に、像担持体の回転方
向に沿って第1の現像剤担持体と、その上流側の第2の
現像剤担持体とを配置し、その第1、第2の現像剤担持
体の像担持体に対する回転方向を順方向、第1、第2の
現像剤担持体の互いの回転方向を対向部が反対方向に移
動する向きの逆方向とするとともに、第1、第2の現像
剤担持体内の磁石による第1、第2の現像剤担持体の対
向部間の磁界の磁束密度を、第2の現像剤担持体方向で
高くして、対向部間の磁性トナーに第2の現像剤担持体
方向の磁気力を作用させるように構成した。
【0064】これにより、第1の現像剤担持体上の磁性
トナーのうち帯電電荷量の高いトナーのみを残存して、
第1の現像剤担持体と像担持体との第1の現像領域へ搬
送し、第1の現像剤担持体上の残りの磁性トナーを第2
の現像剤担持体に引き付けて、第2の現像剤担持体上の
磁性トナーとともに、現像剤規制部材により規制した
後、第2の現像剤担持体と像担持体との第2の現像領域
に搬送して、像担持体上の潜像を第2の現像領域で現像
するとともに、第1の現像領域で帯電量の十分な磁性ト
ナーで再度現像するようにできるので、画像形成の高速
化に対しても、現像剤担持体の高速化を抑制して、濃度
が十分な画像を得ることができ、小粒径トナーや磁性体
量を減らしたトナーを使用した場合にも、現像剤担持体
上に帯電が良好な磁性トナーを安定してコートして、現
像に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の現像装置の他の一実施例を示す断面図
である。
【図3】本発明の現像装置のさらに他の一実施例を示す
断面図である。
【図4】本発明の現像装置のさらに他の一実施例を示す
断面図である。
【図5】従来の現像装置を示す断面図である。
【図6】図5の現像装置の現像スリーブ上の磁性トナー
の磁性ブレードによる規制部を示す説明図である。
【図7】図6の規制部での磁性トナーの挙動を示す説明
図である。
【図8】従来の現像装置の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1の現像スリーブ 1a、2a、5a 磁石 2 第2の現像スリーブ 5 規制スリーブ 6 磁性ブレード 7 弾性ブレード 8 スクレーパ 9 トナー回収ローラ 100 感光ドラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性トナーを収容した現像容器内に、像
    担持体の回転方向に沿って配置された第1の現像剤担持
    体と、その上流側の第2の現像剤担持体と、前記第1、
    第2の現像剤担持体内に非回転に配置された第1、第2
    の磁石と、前記第2の現像剤担持体に配置された現像剤
    規制部材とを備え、前記第1、第2の現像剤担持体の前
    記像担持体に対する回転方向は、対向部が同方向に移動
    する向きの順方向であり、前記第1、第2の現像剤担持
    体の互いの回転方向は、対向部が反対方向に移動する向
    きの逆方向であり、前記第1、第2の磁石による前記第
    1、第2の現像剤担持体の対向部間の磁界の磁束密度
    は、前記第2の現像剤担持体方向で高くなっており、前
    記像担持体上に形成した静電潜像を、前記第2の現像剤
    担持体上に担持した磁性トナーによって、前記像担持体
    と第2の現像剤担持体とが対向した第2現像領域で現像
    し、ついで前記第2の現像剤担持体上に担持した磁性ト
    ナーによって、前記像担持体と第1の現像剤担持体とが
    対向した第1現像領域で現像することを特徴とする現像
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の現像剤担持体上の磁性トナー
    は、前記第1、第2の現像剤担持体の対向部間の磁界に
    より規制されて、帯電電荷量の高いトナーのみが第1の
    像担持体上に残存し、前記第1の現像剤担持体により前
    記第1の現像領域へ搬送されて現像に供され、前記第1
    の現像剤担持体上の残りの磁性トナーは前記第2の現像
    剤担持体に引き付けられて、前記第2の現像剤担持体上
    の磁性トナーとともに、前記第2の現像剤担持体により
    前記現像剤規制部材に搬送され、前記現像剤規制部材に
    より規制された後、前記第2の現像領域に搬送されて現
    像に供される請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤規制部材は、前記第1、第2
    の現像剤担持体の対向部よりも第2の現像剤担持体の回
    転方向下流側に、前記第2の現像剤担持体に対し非接触
    に配置された磁性ブレードからなり、前記第2の磁石に
    よる前記第2の現像剤担持体と前記磁性ブレードとの間
    の磁界により、前記第2の現像剤担持体上の磁性トナー
    および前記引き付けられた磁性トナーを磁気的に規制す
    る請求項2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤規制部材は、前記第1、第2
    の現像剤担持体の対向部よりも第2の現像剤担持体の回
    転方向下流側に、前記第2の現像剤担持体に対し当接し
    て配置された弾性ブレードからなり、前記弾性ブレード
    により、前記第2の現像剤担持体上の磁性トナーおよび
    前記引き付けられた磁性トナーを機械的に規制する請求
    項2の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤規制部材は、前記第1、第2
    の現像剤担持体の対向部よりも第2の現像剤担持体の回
    転方向下流側に、前記第2の現像剤担持体に対し非接触
    に配置された回転する規制スリーブと、前記規制スリー
    ブ内に非回転に配置された第3の磁石とからなり、前記
    規制スリーブの前記第2の現像剤担持体に対する回転方
    向は、対向部が反対方向に移動する向きの逆方向であ
    り、前記第2、第3の磁石による前記第2の現像剤担持
    体と規制スリーブの間の磁界の磁束密度は、前記規制ス
    リーブの方向で高くなっており、前記第2の現像剤担持
    体上の磁性トナーおよび前記引き付けられた磁性トナー
    は、前記第2の現像剤担持体と規制スリーブの対向部間
    の磁界により規制されて、帯電電荷量の高いトナーのみ
    が第2の像担持体上に残存し、前記第2の現像剤担持体
    により前記第2の現像領域へ搬送されて現像に供され、
    前記第2の現像剤担持体上の残りの磁性トナーは前記規
    制スリーブに引き付けられて、前記規制スリーブにより
    搬送される請求項2の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の現像剤担持体と規制スリーブ
    の対向部よりも規制スリーブの回転方向下流側に、前記
    規制スリーブに対し当接されたスクレーパを有し、前記
    スクレーパにより、前記規制スリーブ上の磁性トナーお
    よび前記引き付けられた磁性トナーを機械的に除去する
    請求項5の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の現像剤担持体と規制スリーブ
    の対向部よりも規制スリーブの回転方向下流側に、前記
    規制スリーブに対し非接触に配置された非磁性金属から
    なる剥ぎ取り電極を有し、前記剥ぎ取り電極にトナーと
    逆極性の電圧を印加することにより、前記規制スリーブ
    上の磁性トナーおよび前記引き付けられた磁性トナーを
    電気的に除去する請求項5の現像装置。
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