JP2001066144A - ナビゲーション装置並びにナビデータ処理装置及びマンマシンインタフェース装置 - Google Patents

ナビゲーション装置並びにナビデータ処理装置及びマンマシンインタフェース装置

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JP2001066144A
JP2001066144A JP24300399A JP24300399A JP2001066144A JP 2001066144 A JP2001066144 A JP 2001066144A JP 24300399 A JP24300399 A JP 24300399A JP 24300399 A JP24300399 A JP 24300399A JP 2001066144 A JP2001066144 A JP 2001066144A
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Mitsuki Morimoto
恭己 森本
Junzo Matsuba
純三 松葉
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナビ本体とMMIとを分離しても地図表示の
ためのデータ通信を効率よく行い、地図のスクロールや
回転を円滑に行えるようにする。 【解決手段】 地図を表示して地点入力や現在位置追跡
を行うナビゲーション装置において、地図データを記憶
する記憶手段3と、表示メモリ及び表示データを展開、
描画する描画手段を有し、表示データを取得し表示メモ
リに描画して表示範囲を設定し表示するマンマシンイン
タフェース手段6と、記憶手段3から地図データを読み
出して地点入力や現在位置追跡を行いマンマシンインタ
フェース手段6に対して表示メモリに展開、描画するた
めの表示データを送出するナビデータ処理手段4とを備
え、ナビデータ処理手段4より地図の表示データと表示
範囲の指示をマンマシンインタフェース手段6に出力し
表示データを表示メモリに展開、描画し地図を表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、地図を表示して地
点入力や現在位置追跡を行うナビゲーション装置並びに
ナビデータ処理装置及びマンマシンインタフェース装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ナビゲ
ーション装置は、例えば特開平2−28688号公報に
示されるように車両を追跡し、現在位置の属するエリア
の地図を表示したり、経路上の案内の必要な交差点の手
前で案内情報として交差点図を表示することにより、目
的地までの経路に沿って車両を誘導するものである。
【0003】このように地図情報や案内情報を表示装置
に表示するナビゲーション装置は、地図データからデー
タを読み出し、描画手段で図を描画処理して表示手段へ
ビデオ信号やRGB信号により出力している。また、車
両には他の装置を搭載していることが多く、それぞれを
ネットワークで接続することにより、重複する装置を共
有化することが考えられる。特に、表示装置は共有化さ
れることが多く、例えばテレビ画面を表示したり、オー
ディオ画面を表示したりすることが知られている。さら
に、搭載されている装置の中には描画手段を有している
場合もある。
【0004】このようなナビゲーション装置以外にも、
接続する装置が描画手段を有していると、その分、シス
テム全体がコスト高になってしまう。さらに、ナビゲー
ション装置からビットマップデータを使って、MMI
(マンマシンインターフェース)とのデータ通信を行う
と、データの転送速度が遅くなってしまい、出力手段へ
の表示のタイミングが遅れてしまう。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためのもの
で、ナビ本体とMMI(マンマシンインターフェース)
とを分離しても地図表示のためのデータ通信を効率よく
行い、地図のスクロールや回転を円滑に行えるようにす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、地
図を表示して地点入力や現在位置追跡を行うナビゲーシ
ョン装置において、地図データを記憶する記憶手段と、
表示メモリ及び表示データを展開、描画する描画手段を
有し、前記表示データを取得し前記表示メモリに描画し
て表示範囲を設定し表示するマンマシンインタフェース
手段と、前記記憶手段から地図データを読み出して地点
入力や現在位置追跡を行い前記マンマシンインタフェー
ス手段に対して前記表示メモリに展開、描画するための
表示データを送出するナビデータ処理手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0007】さらに、前記マンマシンインタフェース手
段は、前記表示データの描画範囲と表示範囲を管理し、
該表示範囲が前記描画範囲から外れる前に前記ナビデー
タ処理手段に対して表示データの送出要求を行い、前記
ナビデータ処理手段は、表示データの描画範囲と表示範
囲を管理し、該表示範囲が前記描画範囲から外れる前に
前記マンマシンインタフェース手段に対し書き替えのた
めの表示データを送出し、前記マンマシンインタフェー
ス手段は、表示範囲の移動、指定入力を行う入力手段を
有し、該入力手段の入力により前記表示範囲を設定し、
前記ナビデータ処理手段は、前記地点入力や現在位置追
跡に基づき前記マンマシンインタフェース手段に対して
表示範囲の指示を送出することを特徴とする。
【0008】また、ナビゲーションのデータ処理を行う
ナビデータ処理装置と表示を行うマンマシンインタフェ
ース装置とを独立して構成するナビゲーション装置にお
けるナビデータ処理装置としては、記憶装置から地図デ
ータを読み出して地点入力や現在位置追跡を行い前記マ
ンマシンインタフェース装置に対して表示メモリに展
開、描画する表示データを送出するように構成したこと
を特徴とし、マンマシンインタフェース装置としては、
表示メモリ及び表示データを展開、描画する描画手段を
有し、前記ナビデータ処理装置から前記表示データを取
得し前記表示メモリに描画して表示範囲を設定し表示す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るナビゲーシ
ョン装置の構成例を示す図である。経路案内に関する情
報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情
報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要な
ナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/音声
の案内データとプログラム(アプリケーション及び/又
はOS)等が記録されている情報記憶装置3、ナビデー
タ処理手段として経路探索処理や経路案内に必要な表示
/音声案内処理、さらにシステム全体の制御を行う中央
処理装置4、車両の走行に関する情報である、例えば道
路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関
する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報を
送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する
情報を出力する出力装置6から構成されている。
【0010】入力装置1は、目的地を入力したり、運転
者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に
指示する機能を備えている。その機能を実現するための
手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて
入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチス
イッチやジョグダイアル等のリモートコントローラ等を
用いることができる。また、本発明では音声入力による
対話を行うための装置を備えており、音声入力装置とし
て機能する。また、ICカードや磁気カードに記録され
たデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付
加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデ
ータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して情
報提供する情報センターや、地図データや目的地デー
タ、簡易地図、建造物形状地図などのデータを有する携
帯型の電子装置等の情報源との間でデータのやりとりを
行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
【0011】現在位置検出装置2は、衛星航法システム
(GPS)を利用して車両の現在位置、走行速度または
絶対方位等を計算するGPS受信装置、現在位置情報、
車線情報等の情報を受信するビーコン受信装置、セルラ
フォーン(自動車電話)やFM多重信号等を利用してG
PSの補正信号を受信するデータ受信装置、例えば地磁
気を利用することにより絶対方位で車両の進行方位を検
出する絶対方位センサ、例えばステアリングセンサやジ
ャイロセンサを利用することにより相対方位で車両の進
行方位を検出する相対方位センサ、例えば車輪の回転数
から走行距離を検出する距離センサ等から構成されてい
る。
【0012】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプ
ログラム及びデータを記憶した記憶装置で、例えばCD
−ROM、DVD−ROM、フロッピィディスク、メモ
リカード等の外部記憶装置からなっている。なお、本体
内のROM、フラッシュメモリ等の内部記憶装置でもよ
い。プログラムは、経路探索などの処理を行うためのプ
ログラム、音声入力制御により対話的に案内を行うため
のプログラム、経路案内に必要な表示/音声出力制御を
行うためのプログラム、地点や施設を検索するためのプ
ログラム等であり,記憶されているデータとしては、地
図データ、探索データ、案内データ、マップマッチング
データ、目的地データ、登録地点データ、道路データ、
交差点等分岐点の画像データ、ジャンル別データ、ラン
ドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション
装置に必要なすべてのデータが記憶されている。なお、
CD−ROMにはデータのみ格納し、プログラムは中央
処理装置に格納するタイプのもの、或いはデータやプロ
グラムを外部から通信によって取得するもの等にも適用
可能である。
【0013】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行
するCPU、情報記憶装置3のCD−ROMからプログ
ラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ、フラッシ
ュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログ
ラム(プログラム読み込み手段)を格納したROM、設
定された目的地の地点座標、道路名コードNo.等の探
索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に
格納するRAMからなっている。また、この他にも図示
は省略するが、入力装置1からの音声入力による対話処
理を行ったり、CPUからの音声出力制御信号に基づい
て情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つ
にまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換
してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入
出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび
現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセン
サ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間
を記入するための時計などを備えている。なお、前記し
た更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納して
おいてもよい。
【0014】本発明に係るプログラム、その他ナビゲー
ションを実行するためのプログラムは全て外部記憶媒体
であるCD−ROMに格納されてもよいし、それらプロ
グラムの一部または全てが本体側のROM42に格納さ
れていてもよい。この外部記憶媒体に記憶されたデータ
やプログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体
の中央処理装置に入力されて演算処理されることによ
り、種々のナビゲーション機能が実現される。
【0015】本発明のナビゲーション装置は、上記のよ
うに外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを読み
込むための比較的大容量のフラッシュメモリ、CDの立
ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み込み手
段)を格納した小容量のROMを内蔵する。フラッシュ
メモリは、電源が切断しても記憶情報が保持される、つ
まり不揮発性の記憶手段である。そして、CDの立ち上
げ処理として、プログラム読み込み手段であるROMの
プログラムを起動してフラッシュメモリに格納したプロ
グラムチェックを行い、情報記憶装置3のCD−ROM
のディスク管理情報等を読み込む。プログラムのローデ
ィング処理(更新処理)は、この情報とフラッシュメモ
リの状態から判断して行われる。
【0016】情報送受信装置5は、衛星航法システム
(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、
FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して
情報を入手するためのVICS情報受信装置、携帯電
話、パソコン等を利用することにより、情報センター
(例えばATIS)や他車両と情報を双方向に通信する
ためのデータ送受信装置等から構成される。
【0017】出力装置6は、運転者が必要な時に案内情
報を音声および/または画面により出力したり、中央処
理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリ
ント出力する機能を備えている。そのための手段とし
て、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3
に格納されたデータを画面表示するために、図形や部品
のデータからなる表示データをイメージ展開、描画する
機能、そのためのメモリ、メモリに描画したイメージデ
ータを表示するディスプレイ、中央処理装置4で処理し
たデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリン
ト出力するプリンタ、経路案内を音声で出力するスピー
カなどを備えている。
【0018】ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等に
より構成されており、中央処理装置4が処理する地図デ
ータや案内データに基づく交差点拡大図画面、目的地
名、時刻、距離、進行方向を示す矢印等を表示する。デ
ィスプレイへ画像データをビットマップデータとして送
ることにより、専用の画像信号線を介してではなく、シ
リアル通信等で使用する通信線を使用し、また、他の通
信線を兼用することもできる。なお、ディスプレイに
は、ビットマップデータを一時的に保持するメモリをそ
なえていてもよい。
【0019】このディスプレイは、運転席近傍のインス
トルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを
見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれ
からの経路についての情報を得ることができる。また、
図示は省略するが、ディスプレイの表示画面にタッチパ
ネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、
画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入
力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0020】本実施例では、マンマシンインタフェース
(MMI)として、出力装置6及び入力装置1により構
成されたものを用いて説明しており、出力装置6に表示
出力される画像を描画するための描画装置及び描画され
た画像を格納する画像メモリを有している。なお、図1
の構成図はナビゲーション装置が中心になっているが、
出力装置、入力装置、ナビゲーション装置などのいろい
ろな装置を接続可能である他の装置が中心であってもよ
い。このように構成することにより、出力装置が描画装
置を有していなくても、ナビゲーション装置を接続して
ネットワーク上の他の装置が描画装置を有していれば、
その描画装置を制御して画像を描画することができる。
【0021】図2は本発明に係るナビゲーション装置の
全体の流れを説明するための図である。中央処理装置4
に情報記憶装置3からプログラムが読み込まれて経路案
内のプログラムが起動されると、現在位置検出装置2に
より現在位置を検出して現在位置を中心としてその周辺
地図を表示すると共に、現在位置の名称等を表示する
(ステップS1)。次に、地名や施設名称等の目標名、
電話番号や住所、登録地点、道路名等を用いて目的地を
設定し(ステップS2)、現在位置から目的地までの経
路探索を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在
位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的
地に到着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステ
ップS4)。目的地に到着する前に寄り道設定の入力が
あった場合には、探索エリアを設定してその探索エリア
での再探索を行い、同様に目的地に到着するまで経路案
内を繰り返し行う。
【0022】ナビゲーション装置は、上記のように所望
の地点を設定するモード、経路を探索するモード、案内
情報を出力するモード、地図を表示するモードなど複数
の機能を有しており、それそれの機能をモード管理手段
により必要に応じて制御している。このようなナビゲー
ション装置を、他の装置とネットワークで接続して使用
する場合の制御方法を説明する。ここで、ネットワーク
上に描画手段を有する装置がある場合には、ナビゲーシ
ョン処理部は、表示コマンドとデータを送信することに
より、この外部にある描画手段を使って画像を描画する
ように制御すると、ナビゲーション装置から描画手段や
描画されたデータを格納する描画メモリを省くことがで
きる。
【0023】なお、出力手段への表示出力について、地
図を表示する例を用いて説明する。まず、ナビゲーショ
ン処理部は、車両現在位置を含む地図領域を判断し、情
報記憶手段から地図データを読み出す。次に、読み出し
たデータを描画する図形毎に決められたフォーマット
に、位置、色、線の太さ等の情報を付加して送信用の表
示データを作成する。次に、描画手段は、送信されたデ
ータに基づいて描画し、描画メモリに格納する。なお、
MMIにナビゲーション処理部から出力された表示デー
タを格納するメモリを備えることにより、地図の回転や
ズームをスムースに行うことができる。そして、出力手
段は、描画メモリのデータにより表示領域のデータを格
納するためのメモリを用意してもよい。なお、描画メモ
リとは別に表示領域のデータを格納するためのメモリを
用意してもよい。次に、現在位置の移動に伴い地図がス
クロールされた場合、MMI部は、表示領域が描画メモ
リに格納されている領域内か判断し、領域を越えると
き、次の地図情報をナビゲーション装置に要求する。な
お、領域の判断は、表示領域よりも大き目に設定した読
み込み基準領域で判断してもよいし、描画メモリの領域
より小さい読み込み領域で判断してもよい。次に、ナビ
ゲーション処理部は、MMIからの地図情報の要求を検
出し、新たな地図データを読み込む処理を継続する。こ
のようなナビゲーション処理部にモード管理部を備える
ことにより、MMI側からの要求を判断し、要求に応じ
て必要なモードを選択し、表示データを作成するように
制御することができるので、車両の位置を算出したり、
経路情報を算出したり、案内情報を報知したりする処理
を実行するナビゲーション処理部と、画像を描画する描
画処理部とを切り離すことができる。
【0024】図3はナビデータ処理装置の表示制御処理
の例を説明するための図、図4はマンマシンインタフェ
ース装置の表示処理の例を説明するための図である。
【0025】本発明に係るナビゲーション装置は、中央
処理装置4を含み構成されるナビデータ処理装置からマ
ンマシンインタフェース(MMI)装置に対し、例えば
表示する地図の表示データと表示コマンドを送信するこ
とにより、MMI装置で表示データを展開、描画し、表
示コマンドにしたがって所定のエリアを表示範囲として
画面に表示するものである。ここで、表示データは、図
を描画するために地図情報や案内情報等に基づいて作成
されたデータであり、描画する図形毎に決められたフォ
ーマットに、位置、色、線の太さなどの情報が付加され
ている。さらに、データサイズや図形タイプなどの情報
を付加してもよい。また、表示コマンドには、展開、描
画された地図のうち中心と大きさ(サイズ)、左下と右
上の座標などによりどの範囲を表示するかを指示するコ
マンド、進行方向を上向きに現在位置を中心とする地図
を表示する場合のような地図の表示の向きを指示するコ
マンド、ズーミングする場合の倍率や縮尺を指示するコ
マンドなどがある。表示コマンドとして、進行方向を上
にして現在位置を追跡表示する場合には、向きが指示さ
れると、その向きの指示にしたがって表示データが展
開、描画され、現在位置が指示されると、その現在位置
を中心として進行方向が上向きの地図が表示される。
【0026】ナビデータ処理装置で表示データと表示範
囲を管理する場合には、一定のエリアの表示データを送
信して、そのエリアで表示コマンドにしたがって表示範
囲を移動させてスクロールを行い、表示範囲が送信した
表示データのエリアから外れそうになると、新たなエリ
アの表示データを送信する。これに対し、MMI装置で
表示データと表示範囲を管理する場合には、ナビデータ
処理装置から受信した表示データを展開、描画し、表示
コマンドにしたがって表示範囲を移動させてスクロール
を行い、表示範囲が表示データを展開、描画したエリア
から外れそうになると、要求コマンドをナビデータ処理
装置に送り、表示データを取得する。また、現在位置追
跡等では、ナビデータ処理装置側で現在位置検出を行う
ので、現在位置を中心とする表示範囲を表示コマンドで
MMI装置に指示する。これに対し、地点入力等の際に
地図のスクロール、縮小/拡大をユーザの指示入力によ
り行う場合には、ユーザの指示入力を行うリモコンやタ
ッチスイッチ等の入力部をMMI装置側に含め、MMI
装置側でユーザの指示入力により表示メモリに描画され
た範囲で地図のスクロール、縮小/拡大を行い、必要に
応じて新たなエリアの表示データの送信をナビデータ処
理装置に要求するように構成することもできる。
【0027】次に、具体的な処理の例を説明する。ま
ず、ナビデータ処理装置では、図3に示すように表示指
示に基づき表示データを選択し読み出して(ステップS
11)、その表示データを編集して送信し(ステップS
12)、さらに表示コマンドを送信する(ステップS1
3)。表示指示は、例えば現在位置を追跡し経路案内を
行うために地図を表示する場合、現在位置を検出して現
在位置を中心とする表示範囲の表示コマンドが発行さ
れ、目的地や通過点等の地点設定を行うために地図を表
示する場合、住所やジャンル、電話番号等の入力にした
がって指定された地点を中心とする表示範囲の表示コマ
ンドが発行される。そして、現在位置の移動やスクロー
ル、縮小/拡大の指示と共に、表示範囲の中心を移動さ
せたり、表示範囲を縮小/拡大する表示コマンドが発行
される。
【0028】送信した表示データの描画範囲と表示コマ
ンドで指示した表示範囲とを比較して(ステップS1
4)、新たなエリアの表示データの送信が必要かどうか
を判断する(ステップS15)。例えばスクロール方向
に描画範囲の残りが少ない、縮小表示により描画範囲か
らはみ出しそうな場合にはデータの送信が必要である
(YES)と判断し、表示データを選択して読み出し
(ステップS16)、その表示データを編集して送信す
る(ステップS17)。ステップS14、S15は、ナ
ビデータ処理装置で表示データと表示範囲を管理する場
合の処理である。MMI装置で表示データと表示範囲を
管理する場合には、MMI装置から表示データの要求コ
マンドを受信したか否かを判断し、要求コマンドにした
がって表示データを選択して読み出し(ステップS1
6)、その表示データを編集して送信する(ステップS
17)。
【0029】しかし、描画範囲内で表示範囲を移動して
も縮小してもまだ余裕がある場合にはデータの送信が必
要ない(NO)と判断して、引続き表示コマンドを送信
する(ステップS18)。以下同様にステップS14に
戻って必要なデータの送信、表示コマンドの送信を繰り
返し実行し、MMI装置に表示される地図のスクロール
や回転、縮小/拡大を制御する。
【0030】一方、MMI装置では、図4に示すように
表示のスタートにより表示データをナビデータ処理装置
から表示データを受信したか(ステップS21)、表示
コマンドを受信したか(ステップS23)を判断する。
そして、表示データを受信すると、その表示データを展
開し描画メモリに描画し(ステップS22)、表示コマ
ンドを受信すると、その表示コマンドにしたがって表示
範囲のイメージを表示メモリにコピーして(ステップS
24)、表示範囲のイメージを画面に表示する。つま
り、この場合には、表示データの描画メモリと画面の表
示メモリとを用いている。
【0031】さらに表示データを展開し描画した描画範
囲と表示コマンドで指示された表示範囲とを比較して
(ステップS26)、新たなエリアの表示データの送信
が必要かどうかを判断し(ステップS27)、必要と判
断された場合には、表示データを追加する要求コマンド
をナビデータ処理装置へ送信する(ステップS28)。
ステップS26〜S28は、MMI装置で表示データと
表示範囲を管理する場合であり、ナビデータ処理装置で
表示データと表示範囲を管理する場合には、ステップS
21〜S24の処理を繰り返すことになる。
【0032】次に、地図スクロールの際の処理について
説明する。図5は画面に表示する地図の表示データの管
理をMMI装置で行う場合の処理の例を示す図、図6は
画面に表示する地図の表示データの管理をナビデータ処
理装置で行う場合の処理の例を示す図である。
【0033】画面に表示する地図の表示データの管理を
出力装置(MMI)で行う場合には、例えば図5に示す
処理を行う。まず、MMIでは、図5(A)に示すよう
にユーザのスクロール操作を検出する(ステップS3
1)、次に、表示領域と描画されているデータ領域を比
較し、表示領域がデータ領域に設定された読み替え領域
に達したか否かを判断し(ステップS32)、表示領域
が読み替え領域に達していないときには、直ちに地図の
スクロール処理を行う(ステップS34)。しかし、表
示領域が読み替え領域に達したときには、ナビデータ処
理装置に地図の表示データを要求してから(ステップS
33)、地図のスクロール処理を行う(ステップS3
4)。
【0034】ステップS33でMMIからナビデータ処
理装置に地図要求があったとき、ナビデータ処理装置で
は図5(C)の処理を行う。MMI側からの地図データ
要求を認識し、例えばカーソル位置や現在位置周辺の地
図の道路データを記憶手段から読み込み(ステップS5
1)、読み込まれた地図データから表示データに作成す
る。例えばそれぞれの道路の位置座標、長さ、形状を抽
出するとともに、道路の属性、車線数、道路幅などに基
づいて表示色、線の太さなどを決定し、図形フォーマッ
ト、位置、色、太さ、データサイズ等で構成する送信デ
ータを作る。次に、作成した送信データをMMIへ送信
するとともに、地図を描画するための表示コマンドを送
信し、地図の書き替えを要求する(ステップS52)。
なお、ステップS51でカーソル位置周辺の地図の道路
データを記憶手段から読み込む場合には、地図のスクロ
ールの方向や速度に基づいて、その先に進ませた地点を
基準に読み込んでもよい。
【0035】ステップS52でナビデータ処理装置から
MMIに地図の書き替え要求があったとき、MMIでは
図5(B)の処理を行う。表示されていない方のメモリ
に受信した表示データを描画し(ステップS41)、表
示位置(表示範囲)を合わせて(ステップS42)、カ
ーソル位置や現在位置を中心に地図を表示する(ステッ
プS43)。
【0036】したがって、上記の処理は、MMI装置に
2つのメモリを用意し、いずれか一方を表示メモリ、他
方を非表示メモリとして切り換え表示する。つまり、表
示メモリに描画した地図を表示し、その描画範囲から表
示範囲が外れる場合に、他方の非表示メモリに移動した
領域の地図を描画して非表示メモリを表示メモリに切り
換え表示する。したがって、それまで表示メモリであっ
たものは非表示メモリとなる。
【0037】画面に表示する地図の表示データの管理を
ナビデータ処理装置で行う場合には、図6に示す処理を
行う。まず、MMI装置では、図6(A)に示すように
ユーザのスクロール操作を検出する(ステップS6
1)。次に、ナビデータ処理装置に地図の移動量を通知
して(ステップS62)、地図のスクロール処理を行う
(ステップS63)。
【0038】ステップS62でMMIからナビデータ処
理装置に地図の移動量の通知があったとき、ナビデータ
処理装置では図6(C)の処理を行う。地図の移動量を
取得し(ステップS81)、表示領域と描画されている
データ領域を比較し、表示領域がデータ領域に設定され
た読み替え領域に達したか否かを判断し(ステップS8
2)。表示領域が読み替え領域に達したときには、例え
ばカーソル位置や現在位置周辺の地図の道路データを記
憶手段から読み込み(ステップS83)、地図データを
表示データに変換してMMIに対して送信し地図の書き
替えを要求する(ステップS84)。
【0039】ステップS84でナビデータ処理装置から
MMIに地図の書き替え要求があったとき、MMIでは
図6(B)の処理を行う。表示されていない方のメモリ
に受信した表示データを描画し(ステップS71)、表
示位置(表示範囲)を合わせて(ステップS72)、カ
ーソル位置や現在位置を中心に地図を表示する(ステッ
プS73)。
【0040】図7はナビデータ処理装置とMMI装置の
表示制御系のブロック構成例を示す図、図8は送信デー
タの構成例を示す図、図9はナビデータ処理装置におけ
る地図の表示データの送信処理の例を示す図、図10は
ナビデータ処理装置とMMI装置との間の通信手順の例
を示す図である。
【0041】上記のようにして表示データで授受を行う
ナビデータ処理装置とMMI装置の表示制御系は、例え
ば図7に示すように通信制御部13、22間で例えば通
信ラインを介して接続される。そして、ナビデータ制御
装置11のナビデータ処理装置部12で入力デバイスか
らの入力指示にしたがって地点入力、地点設定、経路探
索、現在位置の検出、追跡、経路案内等の処理を行い、
それらの処理結果に基づき通信制御部13に表示データ
や表示コマンドを渡す。通信制御部13は、ナビデータ
処理装置部12から渡された表示データや表示コマンド
を通信ラインを介して通信制御部22へ送信する。ま
た、通信制御部22から要求コマンドを受信した場合に
はそれをナビデータ処理装置部12へ渡す。
【0042】一方、MMI装置21では、通信制御部2
2で通信ラインを介して通信制御部13から表示データ
や表示コマンドを取得すると、表示制御部23では、表
示データを展開してメモリ25に描画し、表示コマンド
にしたがって表示範囲の画像を表示画面24にMMIす
る。メモリ25は、表示制御部23で表示データを取得
すると同時に展開して描画し、表示コマンドにしたがっ
た所定のアドレス範囲で表示を行うようにしてもよい
し、表示データや表示コマンドを格納する表示メモリ、
それを展開して描画する描画メモリを用意し、また、先
に説明したように表示用と非表示用の切り換えを行い、
さらに地図とその地図に上書きする経路案内の矢印を描
画するためなどに複数の描画メモリを用意してもよい。
表示制御部23で表示データと表示範囲を管理する場合
には、新たな表示データが必要になったとき要求コマン
ドを通信制御部22に渡すことにより、通信制御部22
から通信ラインを介してナビデータ制御装置11の通信
制御部13に送信する。
【0043】ナビデータ制御装置11からMMI装置2
1へ送信する表示データは、例えば図8(A)に示すよ
うに図形データ(graphic data)の頭に、
その図形データのサイズ(size)、Line、Re
ctangleなどの図形の型(type)、次のデー
タの存在(next)を付加して、例えば偶数バイトの
データ長とする。図形データとして、直線(Line)
のデータの構成例を示したのが図8(B)であり、矩形
(Rectangle)のデータの構成例を示したのが
図8(C)であり、円弧(Arch)のデータの構成例
を示したのが図8(D)であり、ポリゴン(Polig
onn)のデータの構成例を示したのが図8(E)であ
り、テキスト(Text)のデータの構成例を示したの
が図8(F)である。それぞれのデータは、座標や角
度、幅、高さ、長さなどの位置の情報(形状情報)と、
色、線の太さなどの表示属性に関する情報を有する。
【0044】ナビデータ処理装置の通信制御部では、図
9に示すように地図データの読み込みがあると(ステッ
プS91)、描画図形毎に上記図8に示すような送信デ
ータフォーマットに変更し(ステップS92)、MMI
装置へ送る。ナビデータ処理装置とMMI装置との間の
通信手順は、例えば図10に示すように実行される。ま
ず、ナビデータ処理装置(Navigation)から
出力装置(MMI)との接続要求を発行すると、出力装
置からDisplay IDを発行することにより、相
互の接続を確立する。その後、ディスプレイの表示領域
の設定、描画メモリの設定、パレット情報の取得を行っ
た後、図形等をまとめて送信し、イメージの表示を指示
する。
【0045】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、地図を描くための処理を行うMMI
装置をナビデータ処理装置と独立して構成した装置で説
明したが、メニュー操作のためのコマンド処理にも同様
に適用可能であり、これらの処理をユーザー指示、車両
信号入力により前者はMMI装置側で、後者はナビデー
タ処理装置で処理を行うように使い分けることができ
る。
【0046】送信データは、バッチ処理してまとめて送
るようにすることにより、レスポンスアップを図ること
ができる。そして、色、道路幅の指定は、ナビ本体に予
め記憶されたテーブルに基づいて決定してもよいし、M
M1に予め記憶されたテーブルに基づいて決定してもよ
いし、或いはユーザにより入力、設定されたデータに基
づいて決定してもよい。また、メニュー処理は、目的地
検索がどんなデータ構造になっているかわからず、例え
ば地図画面で、どんなスイッチ(広域、詳細、再探索な
ど)を出していいかわからないので、各モードで使える
スイッチ(機能)をナビデータ処理装置がMMIに通知
し、MMIがスイッチを任意の形、色、場所に表示す
る。あるいは、あるスイッチが選ばれると、それをナビ
データ処理装置に通知し、次の画面に遷移する、という
ように、ナビデータ処理装置でモード管理をしながら、
場面場面での機能をMMIに通知するように構成しても
よい。
【0047】また、ナビデータ処理部とMMI部とを別
体にして通信を行う装置で説明したが、一体のハードで
ソフトモジュールとしてナビデータ処理部とMMI部が
分かれている装置にも同様に適用できることはいうまで
もない。地図のスクロールとして、現在位置追跡を行い
現在地を中心として地図を移動する場合だけでなく、地
点入力に基づき経路を計算した結果に基づき経路に沿っ
て車両をデモ走行させて地図を移動する場合、地点入力
などの際にカーソル等の操作により地図を移動する場合
は勿論、地図の縮小/拡大を行う場合にも同様に本発明
は適用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地図を表
示して地点入力や現在位置追跡を行うナビゲーション装
置において、地図データを記憶する記憶手段と、表示メ
モリ及び表示データを展開、描画する描画手段を有し、
表示データを取得し表示メモリに描画して表示範囲を設
定し表示するマンマシンインタフェース手段と、記憶手
段から地図データを読み出して地点入力や現在位置追跡
を行いマンマシンインタフェース手段に対して表示メモ
リに展開、描画するための表示データを送出するナビデ
ータ処理手段とを備えたので、ナビデータ処理手段とマ
ンマシンインタフェース手段とをハードウエアあるいは
ソフトウエマア上で分離しても、表示メモリに展開、描
画するための表示データ、つまり描画前の地図の表示デ
ータでの通信となり、画像データ(描画データ)に比べ
てデータ量を大幅に少なくして通信処理を行うことがで
きる。したがって、データ通信を効率よく行い、地図の
スクロールや回転を円滑に行うことができる。
【0049】また、ナビデータ処理手段を変えることな
く、マンマシンインタフェース手段をユーザや車に合わ
せたデザインで設計することも、逆にマンマシンインタ
フェース手段を変えることなく、ナビデータ処理手段の
設計変更を行うことも容易になる。さらに、ナビデータ
処理手段で表示のための描画手段、表示データを描画す
る表示メモリが必要ないので、ナビデータ処理手段のコ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るナビゲーション装置の実施の形
態を示す図である。
【図2】 本発明に係るナビゲーション装置の全体の流
れを説明するための図である。
【図3】 ナビデータ処理装置の表示制御処理の例を説
明するための図である。
【図4】 マンマシンインタフェース装置の表示処理の
例を説明するための図である。
【図5】 画面に表示する地図の表示データの管理をマ
ンマシンインタフェース装置で行う場合の処理の例を示
す図である。
【図6】 画面に表示する地図の表示データの管理をナ
ビデータ処理装置で行う場合の処理の例を示す図であ
る。
【図7】 ナビデータ処理装置とマンマシンインタフェ
ース装置の表示制御系のブロック構成例を示す図であ
る。
【図8】 送信データの構成例を示す図である。
【図9】 ナビデータ処理装置における地図の表示デー
タの送信処理の例を示す図である。
【図10】 ナビデータ処理装置とマンマシンインタフ
ェース装置との間の通信手順の例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装
置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/36 510 G09G 5/36 510B Fターム(参考) 2C032 HB05 HC01 HC13 HC24 HC25 HD03 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC02 AC04 AC14 AC18 5B069 AA12 BB04 BC02 CA07 DD01 LA07 5C082 AA02 AA21 AA31 AA37 AA39 BA12 BB13 BB15 BD02 CA02 CA33 CA34 CA42 CA72 CA76 CB01 CB05 DA53 DA86 DA87 MM02 MM08 5H180 AA01 BB02 BB04 BB05 BB12 BB13 EE01 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF24 FF25 FF27 FF33

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図を表示して地点入力や現在位置追跡
    を行うナビゲーション装置において、地図データを記憶
    する記憶手段と、表示メモリ及び表示データを展開、描
    画する描画手段を有し、前記表示データを取得し前記表
    示メモリに描画して表示範囲を設定し表示するマンマシ
    ンインタフェース手段と、前記記憶手段から地図データ
    を読み出して地点入力や現在位置追跡を行い前記マンマ
    シンインタフェース手段に対して前記表示メモリに展
    開、描画するための表示データを送出するナビデータ処
    理手段とを備えたことを特徴とするナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 前記マンマシンインタフェース手段は、
    前記表示データの描画範囲と表示範囲を管理し、該表示
    範囲が前記描画範囲から外れる前に前記ナビデータ処理
    手段に対して表示データの送出要求を行うことを特徴と
    する請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記ナビデータ処理手段は、表示データ
    の描画範囲と表示範囲を管理し、該表示範囲が前記描画
    範囲から外れる前に前記マンマシンインタフェース手段
    に対し書き替えのための表示データを送出することを特
    徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記マンマシンインタフェース手段は、
    表示範囲の移動、指定入力を行う入力手段を有し、該入
    力手段の入力により前記表示範囲を設定することを特徴
    とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記ナビデータ処理手段は、前記地点入
    力や現在位置追跡に基づき前記マンマシンインタフェー
    ス手段に対して表示範囲の指示を送出することを特徴と
    する請求項1記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 ナビゲーションのデータ処理を行うナビ
    データ処理装置と表示を行うマンマシンインタフェース
    装置とを独立して構成するナビゲーション装置における
    ナビデータ処理装置であって、記憶装置から地図データ
    を読み出して地点入力や現在位置追跡を行い前記マンマ
    シンインタフェース装置に対して表示メモリに展開、描
    画する表示データを送出するように構成したことを特徴
    とするナビデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 表示データを描画範囲と表示範囲を管理
    し、該表示範囲が前記描画範囲から外れる前に書き替え
    のための表示データを送出することを特徴とする請求項
    6記載のナビデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記地点入力や現在位置追跡に基づき表
    示範囲の指示を前記マンマシンインタフェース装置に対
    して送出することを特徴とする請求項6記載のナビデー
    タ処理装置。
  9. 【請求項9】 ナビゲーションのデータ処理を行うナビ
    データ処理装置と表示を行うマンマシンインタフェース
    装置とを独立して構成するナビゲーション装置における
    マンマシンインタフェース装置であって、表示メモリ及
    び表示データを展開、描画する描画手段を有し、前記ナ
    ビデータ処理装置から前記表示データを取得し前記表示
    メモリに描画して表示範囲を設定し表示するように構成
    したことを特徴とするマンマシンインタフェース装置。
  10. 【請求項10】 前記表示データの描画範囲と表示範囲
    を管理し、該表示範囲が前記描画範囲から外れる前に前
    記ナビデータ処理装置に対して表示データの送出要求を
    行うことを特徴とする請求項9記載のマンマシンインタ
    フェース装置。
  11. 【請求項11】 表示範囲の移動、指定入力を行う入力
    手段を有し、該入力手段の入力により前記表示範囲を設
    定することを特徴とする請求項9記載のマンマシンイン
    タフェース装置。
  12. 【請求項12】 前記表示メモリとして2つのメモリを
    有し、一方のメモリを表示用とし、他方のメモリを非表
    示用として切り換え使用することを特徴とする請求項9
    記載のマンマシンインタフェース装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006069042A2 (en) * 2004-12-21 2006-06-29 Checkpoint Systems, Inc. System and method for monitoring security systems
JP2014153331A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用位置表示装置
JP2020027082A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 株式会社ゼンリンデータコム ナビゲーション装置、プログラム

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