JP3794875B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、移動する車両を追跡し、設定された目的地まで誘導するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ナビゲーション装置は、例えば特開平2−28688号公報に示されるように車両を追跡し、現在位置の属するエリアの地図を表示したり、経路上の案内の必要な交差点の手前で案内情報として交差点図を表示することにより、目的地までの経路に沿って車両を誘導するものである。
【0003】
このように地図情報や案内情報を表示装置に表示するナビゲーション装置は、地図データからデータを読み出し、描画手段で図を描画処理して表示手段へビデオ信号やRGB信号により出力している。また、車両には他の装置を搭載していることが多く、それぞれをネットワークで接続することにより、重複する装置を共有化することが考えられる。特に、表示装置は共有化されることが多く、例えばテレビ画面を表示したり、オーディオ画面を表示したりすることが知られている。さらに、搭載されている装置の中には描画手段を有している場合もある。
【0004】
このようなナビゲーション装置以外にも、接続する装置が描画手段を有していると、その分、システム全体がコスト高になってしまう。さらに、ナビゲーション装置からビットマップデータを使って、MMI(マンマシンインターフェース)とのデータ通信を行うと、データの転送速度が遅くなってしまい、出力手段への表示のタイミングが遅れてしまう。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、ナビ本体とMMI(マンマシンインターフェース)とを分離しても地図表示のためのデータ通信を効率よく行い、地図のスクロールや回転を円滑に行えるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、移動する車両を追跡し、設定された目的地まで誘導するナビゲーション装置において、地図データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から地図データを読み出し移動する車両を追跡し、設定された目的地まで誘導するための表示データ及び表示コマンドを出力するナビデータ処理手段と、表示データを描画するメモリを有し前記ナビデータ処理手段の出力する表示データ及び表示コマンドを取得して前記メモリに展開、描画し指示された範囲を表示するマンマシンインタフェース手段とを備え、前記記憶手段に記憶されている地図データは、位置座標、長さ、形状のデータであり、前記マンマシンインタフェース手段は、前記ナビデータ処理手段に地図の表示データの要求を行い、前記ナビデータ処理手段は、前記マンマシンインタフェース手段からの表示データの要求コマンドにしたがって、前記地図データを前記記憶手段から読み出して、描画する図形毎に決められたフォーマット、位置、色で構成される表示データに変換することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るナビゲーション装置の構成例を示す図である。経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内データとプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、ナビデータ処理手段として経路探索処理や経路案内に必要な表示/音声案内処理、さらにシステム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である、例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力する出力装置6から構成されている。
【0009】
入力装置1は、目的地を入力したり、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に指示する機能を備えている。その機能を実現するための手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチスイッチやジョグダイアル等のリモートコントローラ等を用いることができる。また、本実施形態では音声入力による対話を行うための装置を備えており、音声入力装置として機能する。また、ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して情報提供する情報センターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建造物形状地図などのデータを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
【0010】
現在位置検出装置2は、衛星航法システム(GPS)を利用して車両の現在位置、走行速度または絶対方位等を計算するGPS受信装置、現在位置情報、車線情報等の情報を受信するビーコン受信装置、セルラフォーン(自動車電話)やFM多重信号等を利用してGPSの補正信号を受信するデータ受信装置、例えば地磁気を利用することにより絶対方位で車両の進行方位を検出する絶対方位センサ、例えばステアリングセンサやジャイロセンサを利用することにより相対方位で車両の進行方位を検出する相対方位センサ、例えば車輪の回転数から走行距離を検出する距離センサ等から構成されている。
【0011】
情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプログラム及びデータを記憶した記憶装置で、例えばCD−ROM、DVD−ROM、フロッピィディスク、メモリカード等の外部記憶装置からなっている。なお、本体内のROM、フラッシュメモリ等の内部記憶装置でもよい。プログラムは、経路探索などの処理を行うためのプログラム、音声入力制御により対話的に案内を行うためのプログラム、経路案内に必要な表示/音声出力制御を行うためのプログラム、地点や施設を検索するためのプログラム等であり,記憶されているデータとしては、地図データ、探索データ、案内データ、マップマッチングデータ、目的地データ、登録地点データ、道路データ、交差点等分岐点の画像データ、ジャンル別データ、ランドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されている。なお、CD−ROMにはデータのみ格納し、プログラムは中央処理装置に格納するタイプのもの、或いはデータやプログラムを外部から通信によって取得するもの等にも適用可能である。
【0012】
中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU、情報記憶装置3のCD−ROMからプログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ、フラッシュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納したROM、設定された目的地の地点座標、道路名コードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAMからなっている。また、この他にも図示は省略するが、入力装置1からの音声入力による対話処理を行ったり、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよい。
【0013】
本実施形態に係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに格納されてもよいし、それらプログラムの一部または全てが本体側のROM42に格納されていてもよい。この外部記憶媒体に記憶されたデータやプログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種々のナビゲーション機能が実現される。
【0014】
本実施形態のナビゲーション装置は、上記のように外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを読み込むための比較的大容量のフラッシュメモリ、CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納した小容量のROMを内蔵する。フラッシュメモリは、電源が切断しても記憶情報が保持される、つまり不揮発性の記憶手段である。そして、CDの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手段であるROMのプログラムを起動してフラッシュメモリに格納したプログラムチェックを行い、情報記憶装置3のCD−ROMのディスク管理情報等を読み込む。プログラムのローディング処理(更新処理)は、この情報とフラッシュメモリの状態から判断して行われる。
【0015】
情報送受信装置5は、衛星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS情報受信装置、携帯電話、パソコン等を利用することにより、情報センター(例えばATIS)や他車両と情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置等から構成される。
【0016】
出力装置6は、運転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面により出力したり、中央処理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリント出力する機能を備えている。そのための手段として、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータを画面表示するために、図形や部品のデータからなる表示データをイメージ展開、描画する機能、そのためのメモリ、メモリに描画したイメージデータを表示するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備えている。
【0017】
ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等により構成されており、中央処理装置4が処理する地図データや案内データに基づく交差点拡大図画面、目的地名、時刻、距離、進行方向を示す矢印等を表示する。ディスプレイへ画像データをビットマップデータとして送ることにより、専用の画像信号線を介してではなく、シリアル通信等で使用する通信線を使用し、また、他の通信線を兼用することもできる。なお、ディスプレイには、ビットマップデータを一時的に保持するメモリをそなえていてもよい。
【0018】
このディスプレイは、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、図示は省略するが、ディスプレイの表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0019】
本実施例では、マンマシンインタフェース(MMI)として、出力装置6及び入力装置1により構成されたものを用いて説明しており、出力装置6に表示出力される画像を描画するための描画装置及び描画された画像を格納する画像メモリを有している。なお、図1の構成図はナビゲーション装置が中心になっているが、出力装置、入力装置、ナビゲーション装置などのいろいろな装置を接続可能である他の装置が中心であってもよい。このように構成することにより、出力装置が描画装置を有していなくても、ナビゲーション装置を接続してネットワーク上の他の装置が描画装置を有していれば、その描画装置を制御して画像を描画することができる。
【0020】
図2は本実施形態に係るナビゲーション装置の全体の流れを説明するための図である。中央処理装置4に情報記憶装置3からプログラムが読み込まれて経路案内のプログラムが起動されると、現在位置検出装置2により現在位置を検出して現在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称等を表示する(ステップS1)。次に、地名や施設名称等の目標名、電話番号や住所、登録地点、道路名等を用いて目的地を設定し(ステップS2)、現在位置から目的地までの経路探索を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステップS4)。目的地に到着する前に寄り道設定の入力があった場合には、探索エリアを設定してその探索エリアでの再探索を行い、同様に目的地に到着するまで経路案内を繰り返し行う。
【0021】
ナビゲーション装置は、上記のように所望の地点を設定するモード、経路を探索するモード、案内情報を出力するモード、地図を表示するモードなど複数の機能を有しており、それそれの機能をモード管理手段により必要に応じて制御している。このようなナビゲーション装置を、他の装置とネットワークで接続して使用する場合の制御方法を説明する。ここで、ネットワーク上に描画手段を有する装置がある場合には、ナビゲーション処理部は、表示コマンドとデータを送信することにより、この外部にある描画手段を使って画像を描画するように制御すると、ナビゲーション装置から描画手段や描画されたデータを格納する描画メモリを省くことができる。
【0022】
なお、出力手段への表示出力について、地図を表示する例を用いて説明する。まず、ナビゲーション処理部は、車両現在位置を含む地図領域を判断し、情報記憶手段から地図データを読み出す。次に、読み出したデータを描画する図形毎に決められたフォーマットに、位置、色、線の太さ等の情報を付加して送信用の表示データを作成する。次に、描画手段は、送信されたデータに基づいて描画し、描画メモリに格納する。なお、MMIにナビゲーション処理部から出力された表示データを格納するメモリを備えることにより、地図の回転やズームをスムースに行うことができる。そして、出力手段は、描画メモリのデータにより表示領域のデータを格納するためのメモリを用意してもよい。なお、描画メモリとは別に表示領域のデータを格納するためのメモリを用意してもよい。次に、現在位置の移動に伴い地図がスクロールされた場合、MMI部は、表示領域が描画メモリに格納されている領域内か判断し、領域を越えるとき、次の地図情報をナビゲーション装置に要求する。なお、領域の判断は、表示領域よりも大き目に設定した読み込み基準領域で判断してもよいし、描画メモリの領域より小さい読み込み領域で判断してもよい。次に、ナビゲーション処理部は、MMIからの地図情報の要求を検出し、新たな地図データを読み込む処理を継続する。このようなナビゲーション処理部にモード管理部を備えることにより、MMI側からの要求を判断し、要求に応じて必要なモードを選択し、表示データを作成するように制御することができるので、車両の位置を算出したり、経路情報を算出したり、案内情報を報知したりする処理を実行するナビゲーション処理部と、画像を描画する描画処理部とを切り離すことができる。
【0023】
図3はナビデータ処理装置の表示制御処理の例を説明するための図、図4はマンマシンインタフェース装置の表示処理の例を説明するための図である。
【0024】
本実施形態に係るナビゲーション装置は、中央処理装置4を含み構成されるナビデータ処理装置からマンマシンインタフェース(MMI)装置に対し、例えば表示する地図の表示データと表示コマンドを送信することにより、MMI装置で表示データを展開、描画し、表示コマンドにしたがって所定のエリアを表示範囲として画面に表示するものである。ここで、表示データは、図を描画するために地図情報や案内情報等に基づいて作成されたデータであり、描画する図形毎に決められたフォーマットに、位置、色、線の太さなどの情報が付加されている。さらに、データサイズや図形タイプなどの情報を付加してもよい。また、表示コマンドには、展開、描画された地図のうち中心と大きさ(サイズ)、左下と右上の座標などによりどの範囲を表示するかを指示するコマンド、進行方向を上向きに現在位置を中心とする地図を表示する場合のような地図の表示の向きを指示するコマンド、ズーミングする場合の倍率や縮尺を指示するコマンドなどがある。表示コマンドとして、進行方向を上にして現在位置を追跡表示する場合には、向きが指示されると、その向きの指示にしたがって表示データが展開、描画され、現在位置が指示されると、その現在位置を中心として進行方向が上向きの地図が表示される。
【0025】
ナビデータ処理装置で表示データと表示範囲を管理する場合には、一定のエリアの表示データを送信して、そのエリアで表示コマンドにしたがって表示範囲を移動させてスクロールを行い、表示範囲が送信した表示データのエリアから外れそうになると、新たなエリアの表示データを送信する。これに対し、MMI装置で表示データと表示範囲を管理する場合には、ナビデータ処理装置から受信した表示データを展開、描画し、表示コマンドにしたがって表示範囲を移動させてスクロールを行い、表示範囲が表示データを展開、描画したエリアから外れそうになると、要求コマンドをナビデータ処理装置に送り、表示データを取得する。また、現在位置追跡等では、ナビデータ処理装置側で現在位置検出を行うので、現在位置を中心とする表示範囲を表示コマンドでMMI装置に指示する。これに対し、地点入力等の際に地図のスクロール、縮小/拡大をユーザの指示入力により行う場合には、ユーザの指示入力を行うリモコンやタッチスイッチ等の入力部をMMI装置側に含め、MMI装置側でユーザの指示入力により表示メモリに描画された範囲で地図のスクロール、縮小/拡大を行い、必要に応じて新たなエリアの表示データの送信をナビデータ処理装置に要求するように構成することもできる。
【0026】
次に、具体的な処理の例を説明する。まず、ナビデータ処理装置では、図3に示すように表示指示に基づき表示データを選択し読み出して(ステップS11)、その表示データを編集して送信し(ステップS12)、さらに表示コマンドを送信する(ステップS13)。表示指示は、例えば現在位置を追跡し経路案内を行うために地図を表示する場合、現在位置を検出して現在位置を中心とする表示範囲の表示コマンドが発行され、目的地や通過点等の地点設定を行うために地図を表示する場合、住所やジャンル、電話番号等の入力にしたがって指定された地点を中心とする表示範囲の表示コマンドが発行される。そして、現在位置の移動やスクロール、縮小/拡大の指示と共に、表示範囲の中心を移動させたり、表示範囲を縮小/拡大する表示コマンドが発行される。
【0027】
送信した表示データの描画範囲と表示コマンドで指示した表示範囲とを比較して(ステップS14)、新たなエリアの表示データの送信が必要かどうかを判断する(ステップS15)。例えばスクロール方向に描画範囲の残りが少ない、縮小表示により描画範囲からはみ出しそうな場合にはデータの送信が必要である(YES)と判断し、表示データを選択して読み出し(ステップS16)、その表示データを編集して送信する(ステップS17)。ステップS14、S15は、ナビデータ処理装置で表示データと表示範囲を管理する場合の処理である。MMI装置で表示データと表示範囲を管理する場合には、MMI装置から表示データの要求コマンドを受信したか否かを判断し、要求コマンドにしたがって表示データを選択して読み出し(ステップS16)、その表示データを編集して送信する(ステップS17)。
【0028】
しかし、描画範囲内で表示範囲を移動しても縮小してもまだ余裕がある場合にはデータの送信が必要ない(NO)と判断して、引続き表示コマンドを送信する(ステップS18)。以下同様にステップS14に戻って必要なデータの送信、表示コマンドの送信を繰り返し実行し、MMI装置に表示される地図のスクロールや回転、縮小/拡大を制御する。
【0029】
一方、MMI装置では、図4に示すように表示のスタートにより表示データをナビデータ処理装置から表示データを受信したか(ステップS21)、表示コマンドを受信したか(ステップS23)を判断する。そして、表示データを受信すると、その表示データを展開し描画メモリに描画し(ステップS22)、表示コマンドを受信すると、その表示コマンドにしたがって表示範囲のイメージを表示メモリにコピーして(ステップS24)、表示範囲のイメージを画面に表示する。つまり、この場合には、表示データの描画メモリと画面の表示メモリとを用いている。
【0030】
さらに表示データを展開し描画した描画範囲と表示コマンドで指示された表示範囲とを比較して(ステップS26)、新たなエリアの表示データの送信が必要かどうかを判断し(ステップS27)、必要と判断された場合には、表示データを追加する要求コマンドをナビデータ処理装置へ送信する(ステップS28)。ステップS26〜S28は、MMI装置で表示データと表示範囲を管理する場合であり、ナビデータ処理装置で表示データと表示範囲を管理する場合には、ステップS21〜S24の処理を繰り返すことになる。
【0031】
次に、地図スクロールの際の処理について説明する。図5は画面に表示する地図の表示データの管理をMMI装置で行う場合の処理の例を示す図、図6は画面に表示する地図の表示データの管理をナビデータ処理装置で行う場合の処理の例を示す図である。
【0032】
画面に表示する地図の表示データの管理を出力装置(MMI)で行う場合には、例えば図5に示す処理を行う。まず、MMIでは、図5(A)に示すようにユーザのスクロール操作を検出する(ステップS31)、次に、表示領域と描画されているデータ領域を比較し、表示領域がデータ領域に設定された読み替え領域に達したか否かを判断し(ステップS32)、表示領域が読み替え領域に達していないときには、直ちに地図のスクロール処理を行う(ステップS34)。しかし、表示領域が読み替え領域に達したときには、ナビデータ処理装置に地図の表示データを要求してから(ステップS33)、地図のスクロール処理を行う(ステップS34)。
【0033】
ステップS33でMMIからナビデータ処理装置に地図要求があったとき、ナビデータ処理装置では図5(C)の処理を行う。MMI側からの地図データ要求を認識し、例えばカーソル位置や現在位置周辺の地図の道路データを記憶手段から読み込み(ステップS51)、読み込まれた地図データから表示データに作成する。例えばそれぞれの道路の位置座標、長さ、形状を抽出するとともに、道路の属性、車線数、道路幅などに基づいて表示色、線の太さなどを決定し、図形フォーマット、位置、色、太さ、データサイズ等で構成する送信データを作る。次に、作成した送信データをMMIへ送信するとともに、地図を描画するための表示コマンドを送信し、地図の書き替えを要求する(ステップS52)。なお、ステップS51でカーソル位置周辺の地図の道路データを記憶手段から読み込む場合には、地図のスクロールの方向や速度に基づいて、その先に進ませた地点を基準に読み込んでもよい。
【0034】
ステップS52でナビデータ処理装置からMMIに地図の書き替え要求があったとき、MMIでは図5(B)の処理を行う。表示されていない方のメモリに受信した表示データを描画し(ステップS41)、表示位置(表示範囲)を合わせて(ステップS42)、カーソル位置や現在位置を中心に地図を表示する(ステップS43)。
【0035】
したがって、上記の処理は、MMI装置に2つのメモリを用意し、いずれか一方を表示メモリ、他方を非表示メモリとして切り換え表示する。つまり、表示メモリに描画した地図を表示し、その描画範囲から表示範囲が外れる場合に、他方の非表示メモリに移動した領域の地図を描画して非表示メモリを表示メモリに切り換え表示する。したがって、それまで表示メモリであったものは非表示メモリとなる。
【0036】
画面に表示する地図の表示データの管理をナビデータ処理装置で行う場合には、図6に示す処理を行う。まず、MMI装置では、図6(A)に示すようにユーザのスクロール操作を検出する(ステップS61)。次に、ナビデータ処理装置に地図の移動量を通知して(ステップS62)、地図のスクロール処理を行う(ステップS63)。
【0037】
ステップS62でMMIからナビデータ処理装置に地図の移動量の通知があったとき、ナビデータ処理装置では図6(C)の処理を行う。地図の移動量を取得し(ステップS81)、表示領域と描画されているデータ領域を比較し、表示領域がデータ領域に設定された読み替え領域に達したか否かを判断し(ステップS82)。表示領域が読み替え領域に達したときには、例えばカーソル位置や現在位置周辺の地図の道路データを記憶手段から読み込み(ステップS83)、地図データを表示データに変換してMMIに対して送信し地図の書き替えを要求する(ステップS84)。
【0038】
ステップS84でナビデータ処理装置からMMIに地図の書き替え要求があったとき、MMIでは図6(B)の処理を行う。表示されていない方のメモリに受信した表示データを描画し(ステップS71)、表示位置(表示範囲)を合わせて(ステップS72)、カーソル位置や現在位置を中心に地図を表示する(ステップS73)。
【0039】
図7はナビデータ処理装置とMMI装置の表示制御系のブロック構成例を示す図、図8は送信データの構成例を示す図、図9はナビデータ処理装置における地図の表示データの送信処理の例を示す図、図10はナビデータ処理装置とMMI装置との間の通信手順の例を示す図である。
【0040】
上記のようにして表示データで授受を行うナビデータ処理装置とMMI装置の表示制御系は、例えば図7に示すように通信制御部13、22間で例えば通信ラインを介して接続される。そして、ナビデータ制御装置11のナビデータ処理装置部12で入力デバイスからの入力指示にしたがって地点入力、地点設定、経路探索、現在位置の検出、追跡、経路案内等の処理を行い、それらの処理結果に基づき通信制御部13に表示データや表示コマンドを渡す。通信制御部13は、ナビデータ処理装置部12から渡された表示データや表示コマンドを通信ラインを介して通信制御部22へ送信する。また、通信制御部22から要求コマンドを受信した場合にはそれをナビデータ処理装置部12へ渡す。
【0041】
一方、MMI装置21では、通信制御部22で通信ラインを介して通信制御部13から表示データや表示コマンドを取得すると、表示制御部23では、表示データを展開してメモリ25に描画し、表示コマンドにしたがって表示範囲の画像を表示画面24にMMIする。メモリ25は、表示制御部23で表示データを取得すると同時に展開して描画し、表示コマンドにしたがった所定のアドレス範囲で表示を行うようにしてもよいし、表示データや表示コマンドを格納する表示メモリ、それを展開して描画する描画メモリを用意し、また、先に説明したように表示用と非表示用の切り換えを行い、さらに地図とその地図に上書きする経路案内の矢印を描画するためなどに複数の描画メモリを用意してもよい。表示制御部23で表示データと表示範囲を管理する場合には、新たな表示データが必要になったとき要求コマンドを通信制御部22に渡すことにより、通信制御部22から通信ラインを介してナビデータ制御装置11の通信制御部13に送信する。
【0042】
ナビデータ制御装置11からMMI装置21へ送信する表示データは、例えば図8(A)に示すように図形データ(graphic data)の頭に、その図形データのサイズ(size)、Line、Rectangleなどの図形の型(type)、次のデータの存在(next)を付加して、例えば偶数バイトのデータ長とする。図形データとして、直線(Line)のデータの構成例を示したのが図8(B)であり、矩形(Rectangle)のデータの構成例を示したのが図8(C)であり、円弧(Arch)のデータの構成例を示したのが図8(D)であり、ポリゴン(Poligonn)のデータの構成例を示したのが図8(E)であり、テキスト(Text)のデータの構成例を示したのが図8(F)である。それぞれのデータは、座標や角度、幅、高さ、長さなどの位置の情報(形状情報)と、色、線の太さなどの表示属性に関する情報を有する。
【0043】
ナビデータ処理装置の通信制御部では、図9に示すように地図データの読み込みがあると(ステップS91)、描画図形毎に上記図8に示すような送信データフォーマットに変更し(ステップS92)、MMI装置へ送る。ナビデータ処理装置とMMI装置との間の通信手順は、例えば図10に示すように実行される。まず、ナビデータ処理装置(Navigation)から出力装置(MMI)との接続要求を発行すると、出力装置からDisplay IDを発行することにより、相互の接続を確立する。その後、ディスプレイの表示領域の設定、描画メモリの設定、パレット情報の取得を行った後、図形等をまとめて送信し、イメージの表示を指示する。
【0044】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、地図を描くための処理を行うMMI装置をナビデータ処理装置と独立して構成した装置で説明したが、メニュー操作のためのコマンド処理にも同様に適用可能であり、これらの処理をユーザー指示、車両信号入力により前者はMMI装置側で、後者はナビデータ処理装置で処理を行うように使い分けることができる。
【0045】
送信データは、バッチ処理してまとめて送るようにすることにより、レスポンスアップを図ることができる。そして、色、道路幅の指定は、ナビ本体に予め記憶されたテーブルに基づいて決定してもよいし、MM1に予め記憶されたテーブルに基づいて決定してもよいし、或いはユーザにより入力、設定されたデータに基づいて決定してもよい。また、メニュー処理は、目的地検索がどんなデータ構造になっているかわからず、例えば地図画面で、どんなスイッチ(広域、詳細、再探索など)を出していいかわからないので、各モードで使えるスイッチ(機能)をナビデータ処理装置がMMIに通知し、MMIがスイッチを任意の形、色、場所に表示する。あるいは、あるスイッチが選ばれると、それをナビデータ処理装置に通知し、次の画面に遷移する、というように、ナビデータ処理装置でモード管理をしながら、場面場面での機能をMMIに通知するように構成してもよい。
【0046】
また、ナビデータ処理部とMMI部とを別体にして通信を行う装置で説明したが、一体のハードでソフトモジュールとしてナビデータ処理部とMMI部が分かれている装置にも同様に適用できることはいうまでもない。地図のスクロールとして、現在位置追跡を行い現在地を中心として地図を移動する場合だけでなく、地点入力に基づき経路を計算した結果に基づき経路に沿って車両をデモ走行させて地図を移動する場合、地点入力などの際にカーソル等の操作により地図を移動する場合は勿論、地図の縮小/拡大を行う場合にも同様に本発明は適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、移動する車両を追跡し、設定された目的地まで誘導するナビゲーション装置において、ナビデータ処理手段とマンマシンインタフェース手段とを分離しても、データの通信量を画像データに比べて少なくすることができ、データ転送速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を示す図である。
【図2】 本実施形態に係るナビゲーション装置の全体の流れを説明するための図である。
【図3】 ナビデータ処理装置の表示制御処理の例を説明するための図である。
【図4】 マンマシンインタフェース装置の表示処理の例を説明するための図である。
【図5】 画面に表示する地図の表示データの管理をマンマシンインタフェース装置で行う場合の処理の例を示す図である。
【図6】 画面に表示する地図の表示データの管理をナビデータ処理装置で行う場合の処理の例を示す図である。
【図7】 ナビデータ処理装置とマンマシンインタフェース装置の表示制御系のブロック構成例を示す図である。
【図8】 送信データの構成例を示す図である。
【図9】 ナビデータ処理装置における地図の表示データの送信処理の例を示す図である。
【図10】 ナビデータ処理装置とマンマシンインタフェース装置との間の通信手順の例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力装置。
Claims (1)
- 移動する車両を追跡し、設定された目的地まで誘導するナビゲーション装置において、
地図データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から地図データを読み出し移動する車両を追跡し、設定された目的地まで誘導するための表示データ及び表示コマンドを出力するナビデータ処理手段と、
表示データを描画するメモリを有し前記ナビデータ処理手段の出力する表示データ及び表示コマンドを取得して前記メモリに展開、描画し指示された範囲を表示するマンマシンインタフェース手段と
を備え、前記記憶手段に記憶されている地図データは、位置座標、長さ、形状のデータであり、前記マンマシンインタフェース手段は、前記ナビデータ処理手段に地図の表示データの要求を行い、前記ナビデータ処理手段は、前記マンマシンインタフェース手段からの表示データの要求コマンドにしたがって、前記地図データを前記記憶手段から読み出して、描画する図形毎に決められたフォーマット、位置、色で構成される表示データに変換することを特徴とするナビゲーション装置。
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