JP2001065552A - 動圧軸受装置 - Google Patents

動圧軸受装置

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JP2001065552A JP23914099A JP23914099A JP2001065552A JP 2001065552 A JP2001065552 A JP 2001065552A JP 23914099 A JP23914099 A JP 23914099A JP 23914099 A JP23914099 A JP 23914099A JP 2001065552 A JP2001065552 A JP 2001065552A
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Masato Gomyo
五明  正人
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各構成部材間の接合長さを十分長く確保する
ことによって、接合強度および曲げ強度、さらには動圧
軸受の剛性を確保するとともに、潤滑流体の漏れを防止
するためのシール装置を、空間的な余裕をもって配置す
ることができる動圧軸受装置を得る。 【解決手段】 相対回転する軸部材1とスリーブ2とを
有する。スリーブ2は、ラジアル動圧軸受部3を形成す
る円筒部21とこの円筒部21の外周側に形成されたス
ラスト動圧軸受部形成用の突出部22とを有し、軸部材
1は、スリーブ2の円筒部21内に挿入される中心軸1
1とスリーブ2の突出部22を取り囲む外周部26,2
7とを有し、中心軸11の外周面とスリーブ2の円筒部
21内周面との間にラジアル動圧軸受部4,5が形成さ
れ、スリーブ2の突出部22と軸部材1との軸方向対向
面間にスラスト動圧軸受部4,5が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸部材とスリーブ
を備え、軸部材とスリーブとが互いに非接触で相対回転
することができる動圧軸受装置に関するもので、たとえ
ば磁気ディスク、光ディスク等のディスク駆動装置用軸
受装置として、その他、高い回転精度が要求される各種
装置の軸受装置として用いることができるものである。
【0002】
【従来の技術】高い回転精度が要求される各種装置の軸
受装置として動圧軸受装置が用いられている。たとえ
ば、ハードディスク駆動装置においては、ハードディス
クの記録密度が月日を追って高くなっており、これに伴
って、ディスクの回転速度および回転精度がますます高
くなっている。ディスクの高回転速度化および高回転精
度化の要求に応えるためには、動圧軸受装置を用いるこ
とが適している。
【0003】従来一般的なディスク駆動装置用動圧軸受
装置の構成は次のようになっている。ディスクを載置す
るハブの中央部に軸部材の一端部を接合固定してなるハ
ブ組の上記軸部材を、ラジアル動圧発生用のグルーブ加
工を施したスリーブに挿入し、スラスト動圧発生用のグ
ルーブ加工を施したスラストプレートを上記軸部材の他
端部に固定し、カウンタープレートと上記スリーブとに
よってスラストプレートを挟み込み、カウンタープレー
トはステータ等に固定し、軸部材の他端部とスリーブと
の間の隙間を接着剤などで封止して、軸受組を構成す
る。
【0004】次に、上記軸部材とスリーブとの間のラジ
アル動圧軸受部およびスラストプレートとカウンタープ
レートおよびスリーブとの間のスラスト動圧軸受部には
潤滑流体を充填し、ハブの周壁内周面側にローターマグ
ネットを固着してローター組を構成する。さらに、ベー
スフレームに絶縁紙およびフレキシブル配線基板を貼り
付けたベース組を構成し、絶縁塗料を塗布した積層コア
に導線を巻き回してこれを駆動コイルとしてなるコア巻
線組を、上記ベース組に組み付けてステータ組を構成す
る。このステータ組に上記ローター組を組み付けること
によって、ディスク駆動用流体動圧軸受モータを得てい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、動圧軸受装置を
用いた各種機器、たとえばディスク駆動装置では、高速
回転化、高回転精度化の要求とともに、薄型化の要求も
厳しくなっており、それに伴って動圧軸受装置の薄型化
も要求されている。しかしながら、従来の動圧軸受装置
の構造では、薄型化の要求に対して十分に応えていな
い。動圧軸受装置の薄型化を阻害する要因として次の項
目を挙げることができる。
【0006】衝撃等の外部応力で軸受装置が破損しない
ように、各構成部材間の接合強度を高くする必要があ
る。たとえば、ハブと軸部材との接合強度、軸部材とス
ラストプレートとの接合強度、カウンタープレートとス
リーブとの接合強度を所定の強度以上に高める必要があ
る。しかし、例えば軸部材とスラストプレートとを圧入
によって接合すると、静摩擦係数が0.2程度であり、十
分大きな接合強度を得るには、接合長さを長くする必要
がある。この接合長さを長くすると、動圧軸受装置の薄
型化に対する阻害要因となる。また、外部応力で軸受装
置が破損しないように、各構成部材を厚くして曲げ強度
を高める必要がある。例えば、スラストプレートの厚み、
カウンタープレートの厚みなどを厚くする必要がある。
これらの部材の厚みを厚くすると、動圧軸受装置の薄型
化に対する阻害要因となる。
【0007】ラジアル動圧軸受の剛性を高めるために
は、軸受部の軸方向長さを長くする必要があり、薄型化の
阻害要因となる。さらに、潤滑流体の漏れを防止するた
めのシール装置を、動圧軸受装置の軸方向端部に設置す
る必要がある。例えば、毛細管シールの場合、潤滑流体の
蒸発に起因する不具合を解消して信頼性を高めるため
に、毛細管シールの深さ寸法を長くして十分な量の潤滑
流体を確保する必要があり、そのために動圧軸受装置の
薄型化に対する阻害要因となる。また、毛細管シールに
変え、あるいは毛細管シールとともに磁性流体シールを
用いることもあるが、磁性流体シールは、マグネットやポ
ールピースが必要であり、それらの厚みが動圧軸受装置
の薄型化に対する阻害要因となる。
【0008】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、各構成部材間の接合長
さを十分長く確保することによって、接合強度および曲
げ強度、さらには動圧軸受の剛性を確保することができ
る動圧軸受装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
相対回転する軸部材とスリーブとを備え、軸部材とスリ
ーブとの間にラジアル動圧軸受部およびスラスト動圧軸
受部とが形成され、この動圧軸受部に潤滑流体が介在す
る動圧軸受装置において、上記スリーブは、ラジアル動
圧軸受部を形成するための円筒部とこの円筒部の外周側
に形成されたスラスト動圧軸受部形成用の突出部とを有
し、上記軸部材は、スリーブの円筒部内に挿入される中
心軸とスリーブの上記突出部を取り囲む外周部とを有
し、上記中心軸の外周面と上記スリーブの円筒部内周面
との間にラジアル動圧軸受部が形成され、上記スリーブ
の突出部と軸部材との軸方向対向面間にスラスト動圧軸
受部が形成されていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記軸部材は、中心軸とこの中心軸に固定
された回転体を有してなり、スリーブのスラスト動圧軸
受部形成用の突出部は、円筒部に一体に設けられた鍔部
であり、上記回転体によりスリーブの突出部を取り囲む
外周部を形成していることを特徴とする。請求項3記載
の発明は、請求項2記載の発明において、上記スリーブ
に設けられる鍔部は、スリーブとは別の部材であるか、
またはスリーブと一体成形されていることを特徴とす
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記回転体に、鍔部を挟むようにしてスラ
スト受け部材が取り付けられ、上記鍔部の回転体との対
向面間およびスラスト受け部材との対向面間がそれぞれ
スラスト軸受部となっていることを特徴とする。請求項
5記載の発明は、請求項4記載の発明において、上記鍔
部とスラスト受け部材との対向面間に形成されるスラス
ト軸受部は、前記円筒部に形成されるラジアル軸受部よ
りも径方向外側に形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、ラジアル動圧軸受部とスラスト動圧軸受部
には潤滑オイルが充填されており、スリーブ外周面とス
ラスト受け部材の内周面との間隔が軸受部外部方向側に
徐々に拡大するテーパー部が上記スラスト動圧軸受部よ
り軸方向外側に設けられ、このテーパー部により潤滑オ
イルの漏れ防止用の毛細管シール部が構成されているこ
とを特徴とする。請求項7記載の発明は、請求項2記載
の発明において、動圧軸受装置はディスク駆動装置の動
圧軸受装置であって、上記回転体は、ディスク載置用ハ
ブであることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる動圧軸受装置の実施の形態について、組み立て
手順に従って説明する。この実施の形態は、ハードディ
スク等のディスクを回転駆動するディスク駆動装置とし
て構成されているが、本発明にかかる動圧軸受装置は、デ
ィスク駆動装置以外の各種機器の動圧軸受装置として適
用可能なものである。
【0014】図1、図2において、符号1は軸部材を、符
号2はスリーブをそれぞれ示している。軸部材1は中心
軸11と、この中心軸11の一端部(図において上端
部)に圧入等によって接合された回転体25とを有して
なる。この実施の形態では、回転体25はディスクを載
置して回転するハブである。上記中心軸11と回転体2
5との接合部には、あとで説明する潤滑流体が外部に漏
れないように、その全周が溶接され、またはシール材によ
ってシールされている。
【0015】上記スリーブ2は、ラジアル動圧軸受部
3,3を形成するための円筒部21とこの円筒部21の
外周側に形成されたスラスト動圧軸受部4,5形成用の
突出部22とを有してなる。この突出部22は、上記円
筒部21の一端部(図において上端部)に、円筒部21
の鍔部として形成されている。上記突出部22は、図示
の例ではスリーブ2の円筒部21と一体成形されている
が、スリーブ2とは別部材とし、これをスリーブ2の円筒
部21に圧入等によって一体に設けてもよい。上記突出
部22はスラスト軸受用のスラストプレートとなるもの
である。この突出部22がスリーブ2の円筒部21に一
体に設けられた状態で、スリーブ2の上記円筒部21の
内周面に、ラジアル動圧発生用溝が形成され、上記突出部
22の上下面に、スラスト動圧発生用溝が形成されてい
る。上記ラジアル動圧発生用溝は、円筒部21の内周面
の上下2箇所に、通常のように全周にわたって形成され
ている。上記スラスト動圧発生用溝も、突出部22の上
下面の全周にわたって形成されている。
【0016】上記スリーブ2の円筒部21に、上側から
上記軸部材1の中心軸11を挿入する。次に、リング状
のスラスト受け部材27を、外周に沿い下側から挿入し、
回転体25の下面に形成された円形の突堤23の内周面
に接合する。さらに、後述の潤滑流体が漏れないよう
に、上記突堤23とスラスト受け部材27との接合部を
接着剤等で封止する。次に、キャップ状のカバー28を
中心軸11の下端部に被せ、カバー28の外周部を上記
円筒部21の下端周溝に落とし込んで接合し、接着剤2
9等で封止する。
【0017】図1に示すように、スラスト受け部材27
の内周面とこれに対向する上記スリーブ2の外周面との
間、スラスト受け部材27の上面とこれに対向する上記
突出部22の下面との間、上記突出部22の外周面とこ
れに対向する上記回転体25の周壁面との間、回転体2
5の庇状内周部26とこれに対向する上記突出部22の
上面との間、上記スリーブ2の内周面と中心軸11の外
周面との間、および上記カバー28と中心軸11の下端
部との間には隙間が形成されている。これらの隙間は互
いに上記の順に連通していて、スラスト受け部材27の
内周面とこれに対向する上記スリーブ2の外周面との間
の隙間が下に向かって開放している。また、このスラス
ト受け部材27の内周面に対向する上記スリーブ2の外
周面は、下に向かって外径が小さくなる向きのテーパー
部となっていて、上記スラスト受け部材27の内周面と
スリーブ2の外周面との間の隙間は、その間隔が下に向
かって徐々に拡大する毛細管シール部45となってい
る。この毛細管シール部45に、後述する潤滑流体(オ
イル)の液面Aが位置するように設ける。
【0018】上記毛細管シール部45から上記隙間に潤
滑流体(オイル)を注入する。この注入方法は任意で、
例えば、上記隙間を真空状態ないしは負圧状態にして注
入するとよい。上記スラスト受け部材27の上面とこれ
に対向する上記突出部22の下面との間には下側スラス
ト動圧軸受5が形成され、回転体25の庇状内周部26
とこれに対向する上記突出部22の上面との間には上側
スラスト動圧軸受部4が形成され、スリーブ2の内周面
と中心軸11の外周面との間の上下2箇所にはラジアル
動圧軸受部3、3が形成されている。これら上下のスラ
スト動圧軸受部4,5およびラジアル動圧軸受部3、3
に、上記潤滑流体が介在している。
【0019】次に、液面Aで示す潤滑流体が外部に漏れ
るのを防止するために、スラスト受け部材27の下面に、
油吸収布30を、カバープレート31で押さえて固定す
る。カバープレート31は断面がL字状で、かつ、全体
はリング状の部材で、その立ち上がり部分を、前記回転体
25の突堤23の外周面に接合させて固定する。油吸収
布30の内周面は、上記毛細管シール部45の開口部に
対向している。次に、回転体25の外周壁41の内周面
に、ロータマグネット40を接着固着する。これによっ
て軸受組が完成する。
【0020】別工程においてステータコア35にワイヤ
を巻いてこれを駆動コイル36とし、コア巻線組を作成
しておく。さらに別の工程で、ベースプレート33の凹
部334の底面に絶縁紙38を接着する。ベースプレー
ト33は中心孔を有し、この中心孔の周囲に突堤333
を有し、この突堤333の外周側に周溝状の上記凹部3
34を有している。ベースプレート33にはまた、その
底面に沿って、図2に示すようにフレキシブル回路基板
42を接着する。
【0021】上記コア巻線組を上記ベースプレート33
に接着固定する。ここでは、上記突堤333の外周面に
沿ってステータコア35の中心孔を嵌め、また、上記突
堤333の外周側に段部が形成されているので、この段
部に上記ステータコア35を載せて接着する。次に、駆
動コイル36の端末をフレキシブル回路基板42の所定
の回路パターンに半田付けする。これによってステータ
組が完成する。さらに、このステータ組に前記軸受組を
接合する。より詳細には、軸受組の一部を構成するスリ
ーブ2の円筒部21下端部を、ステータ組の一部を構成
するベースプレート33の中心孔にその上側から圧入し
て固定する。これによって、ディスク回転駆動用の動圧
軸受モータが完成する。ベースプレート33には、フレ
キシブル回路基板42を引き出すための孔および上記半
田付け部分から逃げるための孔が形成されていて、これ
らの孔は接着剤その他適宜のシール材43で封止され
る。
【0022】上記動圧軸受モータの駆動コイル36への
通電を切り替え制御することにより、ステータコア35
の突極とロータマグネット40との磁気的吸引反発力
で、ロータマグネット40、回転体25と中心軸11を含
む軸部材1およびスラスト受け部材27が回転駆動され
る。この回転によって、スラスト動圧軸受部4,5に存
在する潤滑流体にスラスト動圧力が発生し、また、ラジ
アル動圧軸受部3,3に存在する潤滑流体にラジアル動
圧力が発生し、上記軸部材1がスリーブ2に対し非接触
状態を保持したままで相対回転する。
【0023】このようにして、軸部材1の一部を構成す
る回転体25の前記庇状内周部26とスラスト受け部材
27は、軸部材1の一部を構成する中心軸11よりも外
周側にあるため、スリーブ2の突出部22を取り囲む外
周部を構成している。そして、中心軸11の外周面とス
リーブ2の円筒部21内周面との間にラジアル動圧軸受
部3が形成されるとともに、スリーブ2の突出部22と
上記軸部材1との軸方向対向面間にスラスト動圧軸受部
4,5が形成されている。
【0024】以上説明した実施の形態によれば、スラス
トプレートに相当するスリーブ2の突出部22、カウン
タープレートに相当するスラスト受け部材27、毛細管
シール部45が、ラジアル軸受部3よりも半径方向外側
に配置されているため、次のような効果を得ることがで
きる。ラジアル軸受部3の軸方向の幅を十分に広く確保
することができるため、軸受剛性を上げることができ、よ
り高精度で、かつ、外乱に対する回転性能の劣化が少ない
動圧軸受装置を得ることができる。毛細管シール部45
の軸方向の長さを十分に長く確保することができるた
め、蒸発による潤滑流体の枯渇を防止することができ、寿
命が長く、信頼性の高い動圧軸受装置を得ることができ
る。各部材間の必要な接合強度を得るのに十分な部品の
軸方向寸法を確保することができるため、衝撃などの外
力による軸受の破損を防止することができる。潤滑流体
吸収部材30を設置するためのスペースを確保すること
ができるため、潤滑流体の漏れによる汚染を防止するこ
とができる。
【0025】スラスト軸受をラジアル軸受と一体にした
部材、具体的には、スラスト動圧軸受部4,5を形成する
ための突出部22と、内周面にラジアル動圧軸受部3を
構成するための円筒部21とを一体にしたスリーブ2を
用い、このスリーブ2にスラスト動圧発生用溝およびラ
ジアル動圧発生用溝を形成するようにしたため、スラス
ト動圧発生用の上記突出部22の軸方向寸法および直径
を小さくすることができ、軸受のロストルクを低減して
小電力化を測ることができる。また、スリーブ2にスラ
スト動圧発生用溝およびラジアル動圧発生用溝を形成す
ることができるため、ラジアル軸受面に対するスラスト
軸受面の直角度を精度よく仕上げることができ、回転性
能が向上する。
【0026】毛細管シール部45が、スラスト受け部材
27の内周面とスリーブ2の円筒部21外周面との間
に、軸線方向に長く形成されているため、潤滑流体が遠心
力の影響で飛散しにくい構造となっており、潤滑流体に
よる汚染が防止される。また、軸方向のスペースに余裕
が生まれ、潤滑流体吸収部材を配置するための空間を容
易に確保することができ、潤滑流体の漏れを防止して周
辺の汚染を防止することができる。スリーブ2の突出部
22とスラスト受け部材との対向面間に形成されるスラ
スト軸受部5は、スリーブ2の円筒部21に形成されて
いるラジアル軸受部3,3よりも軸方向内側に形成され
ているため、スラスト軸受部5を形成することに起因す
る動圧軸受装置の軸方向寸法の増大を防止することがで
きる。
【0027】本発明にかかる動圧軸受装置は、これまで
説明してきたようなアウターロータ型モータに限らず、
インナーロータ型モータにも適用することができる。図
3はインナーロータ型モータに本発明にかかる動圧軸受
装置を適用した実施の形態を示す。前記実施の形態と同
様の構成部分ないしは対応する構成部分には共通の符号
を付し、前記実施の形態と異なる構成部分を重点的に説
明する。
【0028】図3に示す実施の形態が、前記実施の形態
と大きく異なる点は、ロータマグネット40を取り付け
るための回転体25の円筒状周壁50が、回転体25の
半径方向中間部にあり、この円筒状周壁50の外周側の
面にロータマグネット40が固着され、このロータマグ
ネット40の外周面にステータコア35の内周面が適宜
の間隙をおいて対向していることである。ステータコア
35はその外周側がベースプレート33の段部に固定さ
れ、内方に向いた各突極に駆動コイル36が巻き回され
ている。
【0029】その他の構成はほぼ前記実施の形態と同じ
で、符号1は軸部材、2はスリーブ、3はラジアル動圧軸
受、4および5はスラスト動圧軸受、11は中心軸、21
は円筒部、22は突出部、27はスラスト受け部材、30
は油吸収布、45は毛細管シール部をそれぞれ示してい
る。円筒部21の下端にはカバー48が嵌められて封止
され、潤滑オイルの漏れ防止が図られている。図3に示す
ように、インナーロータ型モータに本発明にかかる動圧
軸受装置を適用したものにおいても、前記実施の形態と
同様の効果を得ることができる。
【0030】なお、何れの実施の形態においても、油吸収
布30は、ベースプレート33側に取り付けてもよい。
本発明にかかる動圧軸受装置は、ディスク駆動モータだ
けでなく、各種回転体の軸受装置として用いることがで
きる。
【0031】
【発明の効果】請求項1ないし4記載の発明によれば、
スリーブは、ラジアル動圧軸受部を形成するための円筒
部とこの円筒部の外周側に形成されたスラスト動圧軸受
部形成用の突出部とを有し、軸部材は、上記スリーブの
円筒部内に挿入される中心軸と上記スリーブの上記突出
部を取り囲む外周部とを有し、上記中心軸の外周面と上
記スリーブの円筒部内周面との間にラジアル動圧軸受部
が形成されるとともに、スリーブの突出部と軸部材との
軸方向対向面間にスラスト動圧軸受部が形成されている
ため、ラジアル軸受部の軸方向の幅を十分に広く確保す
ることができる。これによって、軸受剛性を上げること
ができ、より高精度で、かつ、外乱に対する回転性能の劣
化が少ない動圧軸受装置を得ることができる。各部材間
の必要な接合強度を得るのに十分な部品の軸方向寸法を
確保することができるため、衝撃などの外力による軸受
の破損を防止することができる。
【0032】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、鍔部とスラスト受け部材との対向面
間に形成されるスラスト軸受部は、円筒部に形成される
ラジアル軸受部よりも軸方向内側に形成されているた
め、スラスト軸受部5を形成することに起因する動圧軸
受装置の軸方向寸法の増大を防止することができる。
【0033】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明において、スラスト軸受部には潤滑流体が充填
されており、スリーブ外周面とスラスト受け部材の内周
面との間隔が徐々に拡大するテーパー部が上記スラスト
動圧軸受部より軸方向外側に設けられ、このテーパー部
により潤滑流体の漏れ防止用の毛細管シール部が構成さ
れているため、スラスト軸受部を形成することに起因す
る動圧軸受装置の軸方向寸法の増大を防止することがで
きる。また、毛細管シール部の軸方向長さを十分に長く
確保することができるため、蒸発による潤滑流体の枯渇
を防止することができ、寿命が長く、信頼性の高い動圧軸
受装置を得ることができる。
【0034】請求項7記載の発明によれば、請求項2記
載の発明において、動圧軸受装置はディスク駆動装置の
動圧軸受装置であって、回転体は、ディスク載置用ハブ
であるため、上記のような利点を有するディスク駆動装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる動圧軸受装置の実施の形態を示
す主要部の拡大正面断面図である。
【図2】上記実施の形態を示す正面断面図である。
【図3】本発明にかかる動圧軸受装置の、別の実施の形
態を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 軸部材 2 スリーブ 3 ラジアル動圧軸受部 4 スラスト動圧軸受部 5 スラスト動圧軸受部 11 中心軸 21 円筒部 22 突出部 25 回転体 27 外周部としてのスラスト受け部材 45 毛細管シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J011 AA01 AA07 AA11 AA12 BA06 CA02 JA02 KA02 KA03 MA12 MA24 3J016 AA02 AA03 AA06 BB17 5D109 BA13 BA17 BA20 BB02 BB12 BB18 BB21 BB22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転する軸部材とスリーブとを備
    え、上記軸部材と上記スリーブとの間にラジアル動圧軸
    受部およびスラスト動圧軸受部とが形成され、この動圧
    軸受部に介在する潤滑流体の動圧作用により上記軸部材
    とスリーブとが相対回転する動圧軸受装置において、 上記スリーブは、上記ラジアル動圧軸受部を形成するた
    めの円筒部とこの円筒部の外周側に形成されたスラスト
    動圧軸受部形成用の突出部とを有し、 上記軸部材は、上記スリーブの円筒部内に挿入される中
    心軸と上記スリーブの上記突出部を取り囲む外周部とを
    有し、 上記中心軸の外周面と上記スリーブの円筒部内周面との
    間に上記ラジアル動圧軸受部が形成されるとともに、上
    記スリーブの突出部と上記軸部材との軸方向対向面間に
    スラスト動圧軸受部が形成されていることを特徴とする
    動圧軸受装置。
  2. 【請求項2】 軸部材は、中心軸とこの中心軸に固定さ
    れた回転体を有してなり、スリーブのスラスト動圧軸受
    部形成用の突出部は、円筒部に一体に設けられた鍔部で
    あり、上記回転体により上記スリーブの突出部を取り囲
    む外周部を形成している請求項1記載の動圧軸受装置。
  3. 【請求項3】 スリーブに設けられる鍔部は、スリーブ
    とは別の部材であるか、またはスリーブと一体成形され
    ている請求項2記載の動圧軸受装置。
  4. 【請求項4】 回転体に、鍔部を挟むようにしてスラス
    ト受け部材が取り付けられ、上記鍔部の上記回転体との
    対向面間および上記スラスト受け部材との対向面間がそ
    れぞれスラスト軸受部となっている請求項2記載の動圧
    軸受装置。
  5. 【請求項5】 鍔部とスラスト受け部材との対向面間に
    形成されるスラスト軸受部は、前記円筒部に形成される
    ラジアル軸受部よりも径方向外側に形成されている請求
    項4記載の動圧軸受装置。
  6. 【請求項6】 ラジアル動圧軸受部とスラスト動圧軸受
    部には潤滑オイルが充填されており、スリーブ外周面と
    スラスト受け部材の内周面との間隔が軸受部外部方向側
    に徐々に拡大するテーパー部が上記スラスト動圧軸受部
    より軸方向外側に設けられ、このテーパー部により潤滑
    オイルの漏れ防止用の毛細管シール部が構成されている
    請求項5記載の動圧軸受装置。
  7. 【請求項7】 動圧軸受装置はディスク駆動装置の動圧
    軸受装置であって、回転体は、ディスク載置用ハブであ
    る請求項2記載の動圧軸受装置。
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