JP2001065143A - 防水材 - Google Patents

防水材

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JP2001065143A
JP2001065143A JP23995799A JP23995799A JP2001065143A JP 2001065143 A JP2001065143 A JP 2001065143A JP 23995799 A JP23995799 A JP 23995799A JP 23995799 A JP23995799 A JP 23995799A JP 2001065143 A JP2001065143 A JP 2001065143A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦目地部裏面側の水滴が横走りして室内側に
侵入することを防止できる防水材を提供するにある。 【解決手段】 外壁パネル3やサッシが水平方向に並列
する外壁2の縦目地部4に沿い外壁2裏面側に設けられ
る下地材5と、外壁下縁部21に沿って設けられる水切
り材6の外壁2裏面側で上方に延びる上延部62とに跨
がって貼設されるシート状の防水材1であって、上辺に
V字形状の切り込み11が形成されていることを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁縦目地部の下
地材と水切り材とに跨がって貼設される防水材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、実公平4−1267号公報にサッ
シ枠と外壁の防水構造が記載されている。上記公報記載
のサッシ枠と外壁の防水構造は、窓枠と外壁との間に配
置される水切り材と水密材とを具備したものである。ま
た、図3に示すように、従来の外壁縦目地部4の防水構
造は、外壁パネル3のフレーム31がリベット固定によ
り下地材5に貼設された発泡ポリエチレンシート51を
圧縮することで成り立っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の外壁縦目地部4の防水構造に、図4(イ)図に示す
ようなサッシ枠7と水切り材6が設置された場合、図4
(ロ)図に示すように、外壁パネル3と下地材5の発泡
ポリエチレンシート51との間に水切り材6が挟み込ま
れた仕様となり、ピンホールPが発生し、不完全な防水
構造となる。
【0004】上記ピンホールPによる防水構造の不具合
をなくすために、図5に示すように、下地材5と水切り
材6とに跨がって四角形の防水材1Aを貼設すると、縦
目地部裏面側の水滴Wが、防水材1Aの上辺に溜まり、
横走りして室内側に侵入するという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の防水材におけ
る問題点に着目してなされたものであり、その目的とす
るところは、従来の防水材における問題点を解決し、縦
目地部裏面側の水滴が横走りして室内側に侵入すること
を防止できる防水材を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、外壁パネルやサッシが水平
方向に並列する外壁の縦目地部に沿い外壁裏面側に設け
られる下地材と、外壁下縁部に沿って設けられる水切り
材の外壁裏面側で上方に延びる上延部とに跨がって貼設
されるシート状の防水材であって、上辺にV字形状の切
り込みが形成されていることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の防水材において、裏面が粘着材付きになされている
ことを特徴としている。
【0008】(作用)請求項1記載の本発明の防水材に
おいては、上辺にV字形状の切り込みが形成されている
ので、縦目地部裏面側の水滴がV字状切り込みの真ん中
に集まり、水切り材の屋外側面を伝わって屋外に排出さ
れる。従って、縦目地部裏面側の水滴が横走りして室内
側に侵入することを防止できる。
【0009】請求項2記載の本発明の防水材において
は、さらに、裏面が粘着材付きになされているので、こ
の粘着材で防水材が水切り材とくっつき、外壁施工時に
水切り材が下方に下がっても、防水材も水切り材と一体
で下がり、防水材と水切り材の相対位置がずれることは
ない。従って、防水材を所定の位置に貼設でき、確実な
防水性を確保できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1と図2は本発明の一実施
例であって、図1は外壁を取り外した状態で示す防水材
を具備する外壁防水構造の斜視図、図2は防水材であっ
て、(イ)図は正面図、(ロ)図は底面図である。図に
おいて、1は防水材、2は外壁である。
【0011】本実施例の防水材1は、図1に示すよう
に、外壁2の縦目地部4に沿って外壁2の裏面側に設け
られた下地材5(スタッド)と、この下地材5と直交す
る水切り材6とに跨がって貼設されるものである。上記
防水材1は、図2に示すように、厚さが約3mmのシー
ト状であって、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエ
ン−ターポリマー)発泡体やポリウレタン発泡体等の柔
軟性を備えた材料で形成されている。防水材1の上辺に
は、V字形状の切り込み11が形成され、裏面がブチル
ゴム系の粘着材12付きになされている。
【0012】上記外壁2は、水平方向に並列しフレーム
31付きになされた外壁パネル3、3で構成されている
が、外壁パネル3とサッシ(不図示)とが並列するもの
であってもよい。上記外壁2の下方には、サッシ上枠7
を備えたサッシが設けられ、この外壁2の下縁部21と
サッシ上枠7との間に水切り材6が配設されている。
【0013】上記外壁の縦目地部4に沿って外壁2裏面
側に設けられている下地材5は、断面コ字形状の型鋼で
あって、外壁パネル3の取付け面には発泡ポリエチレン
シート51が貼設されている。
【0014】また、上記水切り材6は、外壁2の下縁部
21とサッシ上枠7との間に配置され屋外方向に下り勾
配にされた傾斜部61と、この傾斜部61の屋外側端部
から下方に延びる下延部63と、傾斜部61の屋内側端
部から外壁2の裏面側で上方に延びる上延部62とを有
している。そして、傾斜部61の裏面側に水密材64が
設けられ、上延部にはブチルテープ65が貼設されてい
る。
【0015】つぎに、上記防水材1を使用した水切り材
6と外壁2の施工方法について説明する。まず、サッシ
上枠7の上に水切り材6を載せ、上延部62を下地材5
に貼設された発泡ポリエチレンシート51と密着させ、
下延部63をサッシ上枠7の屋外側面に被せる。そし
て、防水材1を下地材5と水切り材6の外壁2裏面側で
上方に延びる上延部62とに跨がって貼設する。この段
階では、まだ傾斜部61の裏面側に設けられている水密
材64は押し潰されていない。
【0016】ついで、上記水切り材6の傾斜部61の上
に外壁パネル3、3を並列してセットする。この際、外
壁パネル3の自重によって水切り材6が下方に下がり、
傾斜部61の裏面側の水密材64が押し潰され、サッシ
上枠7と水切り材との間を水密にする。その後、外壁パ
ネル3のフレーム31と下地材5とをリベット等で固着
し、下地材5に貼設された発泡ポリエチレンシート51
を圧縮することで外壁パネル3と下地材5との間を水密
にする。
【0017】(実施例の作用)本実施例の防水材1によ
ると、上辺にV字形状の切り込み11が形成されている
ので、図1に示すように、縦目地部4裏面側の水滴Wが
V字状切り込み11の真ん中に集まり、水切り材6の屋
外側面を伝わって矢印Yの方向に屋外に排出される。従
って、縦目地部4裏面側の水滴Wが横走りして室内側に
侵入することを防止できる。
【0018】さらに、本実施例の防水材1の裏面が粘着
材12付きになされているので、この粘着材12で防水
材1が水切り材6とくっつく。そこで、外壁2の施工時
に水切り材6が下方に下がっても、防水材1も水切り材
6と一体で下がり、防水材1と水切り材6の相対位置が
ずれることはない。従って、防水材1を所定の位置に貼
設でき、確実に防水性を確保できる。なお、下地材5の
取付け面には、非接着性である発泡ポリエチレンシート
51が貼設されているので、防水材1裏面が粘着材12
付きになされていても、防水材1が下地材5の表面に固
着されることはない。従って、水切り材6の下方への下
がりを妨げない。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の防水材による
と、縦目地部裏面側の水滴が横走りして室内側に侵入す
ることを防止できる。
【0020】請求項2記載の本発明の防水材において
は、さらに、防水材を所定の位置に貼設でき、確実な防
水性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、外壁を取り外した
状態で示す防水材を具備する外壁防水構造の斜視図であ
る。
【図2】防水材であって、(イ)図は正面図、(ロ)図
は底面図である。
【図3】従来の外壁縦目地部の防水構造を示す斜視図で
ある。
【図4】サッシが取り付けられた従来の外壁目地部の防
水構造の一例であって、(イ)図は斜視図、(ロ)図は
断面図である。
【図5】サッシが取り付けられた従来の防水構造の他例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 防水材 2 外壁 3 外壁パネル 4 縦目地部 5 下地材 6 水切り材 62 上延部 7 サッシ上枠 11 V字状切り込み 12 粘着材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁パネルやサッシが水平方向に並列す
    る外壁の縦目地部に沿い外壁裏面側に設けられる下地材
    と、外壁下縁部に沿って設けられる水切り材の外壁裏面
    側で上方に延びる上延部とに跨がって貼設されるシート
    状の防水材であって、 上辺にV字形状の切り込みが形成されていることを特徴
    とする防水材。
  2. 【請求項2】 裏面が粘着材付きになされていることを
    特徴とする請求項1記載の防水材。
JP23995799A 1999-08-26 1999-08-26 防水材 Expired - Lifetime JP4101984B2 (ja)

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