JP2001063639A - 積載物締付け固定器具 - Google Patents

積載物締付け固定器具

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JP2001063639A
JP2001063639A JP2000212873A JP2000212873A JP2001063639A JP 2001063639 A JP2001063639 A JP 2001063639A JP 2000212873 A JP2000212873 A JP 2000212873A JP 2000212873 A JP2000212873 A JP 2000212873A JP 2001063639 A JP2001063639 A JP 2001063639A
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bracket
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JP2000212873A
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Dan Raz
ラッツ ダン
Michael Goldstein
ゴールドシュタイン ミハエル
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Mag EH Ltd
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Mag EH Ltd
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D43/00Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements
    • B62D43/02Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body
    • B62D43/04Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body
    • B62D43/045Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body the wheel or its cradle being attached to one or more chains or cables for handling

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  • Amplifiers (AREA)
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 昇降可能な積載物、例えば車両のスペア・タ
イヤをシャーシー構成部材の下側に取り付ける器具であ
って、昇降用に搭載されている巻上げ機のケーブルが破
断しても積載物の地上への落下を阻止する器具を提供す
る。 【解決手段】 この器具は巻上げ機側端部と積載物側端
部とを有するケーブル18と、シャーシー構成部材に固
定され且つ水平面に開口を有するブラケット2と、上記
ケーブルの上記積載物側端部により支承され且つ該積載
物を担持するハウジング32であって、上記ハウジング
の下方部分に軸支されており、捕捉部50とカム部52
とを備えたレバー46と、該レバーに作用して該レバー
を第2限度位置に向けて賦勢するスプリング60とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は昇降可能な積載物,
殊に車両用スペア・タイヤを締付け固定する器具に係
る。
【0002】
【従来の技術】車両用のスペア・タイヤは可成りの重量
を有し且つ嵩高な物体であり、多くの車両においては車
体の下に収容され且つ車両の底部又はシャーシーにおけ
るエレメントにより担持された構造体に締付け固定され
ている。重量と寸法に起因して、車両用スペア・タイヤ
が手で地面に降ろされることは稀れであり、収納のため
に持ち上げることはない。このために、重量級の車両は
ウインチのような巻上げ装置を備えており,スチール・
ケーブルを使用してスペア・タイヤの上げ下ろしを行っ
ている。
【0003】しかしながら、スチール・ケーブルは、上
記の目的での使用に関連する種々の原因で、即ち保守の
欠如、環境に曝されることによる腐食、振動により高ま
るストレスによる疲労等により折れたり破断が生じるの
を免れ得ない。巻上げケーブルの故障はスペア・タイヤ
を固定状態から緩んだ状態になし、この故障が走行中に
生じたならば、当該車両のみならず後方を又は並んで走
行している他の道路使用者にとっても極めて危険であ
る。
【0004】このような事故を防止する安全器具は米国
特許第4254939号明細書により公知であり、この
特許発明は昇降されるべき積載物を支承するケーブル操
作キャリッジを各々動かす2つの中空直立体からなる器
具を提供している。ケーブルが故障した場合には、スプ
リングが複数のレバーからなるシステムを作動化させ、
各キャリッジの本体と直立体の内壁との間の傾斜してい
る隙間にローラーの楔を打ち込むようになされている。
従って、生じる制動力は純粋に摩擦力である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題乃至発明の目的】従っ
て、本発明の目的の1つは、ケーブル故障の場合に、積
載物が搭載部位から離れるのを、摩擦力に頼るよりも積
極的な作用により阻止する器具を提供することにある。
【0006】本発明の更なる目的は、上方休止位置迄一
旦上昇したならば積載物が自動的に締付けられ且つ該上
方休止位置から制御状態で下降せしめられたならば積載
物の締付け状態が自動的に開放されるのを保障すること
にある。
【0007】
【課題を解決し目的を達成する手段】本発明によれば、
上記の課題は、巻き上げ側端部と積載物側端部とを有す
るケーブル手段と; 実質的に水平面に形成されている開
口を有する固定ブラケットと; 上記ケーブル手段の上記
積載物側端部により支承され且つ該積載物を担持するハ
ウジングであって、下方部分と上記開口を少なくとも通
過する形状になされた上方部分と、該上方部分の頂部に
形成された第1開口と、上記下方部分の底部に形成され
ており上記ケーブルが上記ハウジングを通過するのを容
易にする第2開口と、対向配置されていて上記上方部分
の少なくとも1部に沿って延在している2つの細長スロ
ットとを有しているハウジングと; 上記ハウジングの内
側に配置され且つ該ハウジングの実質的な部分に亘って
延在しているレバー手段であって上記ハウジングの下方
部分に軸支されており、捕捉手段とカム手段とを備え,
上記カム手段が上記細長スロットの一方を経て突出する
第1限度位置と上記捕捉手段が上記細長スロットの他方
を経て突出する第2限度位置とを有しているレバー手段
と; 該レバー手段に作用して該レバー手段を上記第2限
度位置に向けて賦勢するスプリング手段とを備えている
ことを特徴とする、昇降可能積載物を締付ける器具を提
供することにより解決されると共に、上記の目的が達成
される。
【0008】本発明は、更に、巻き上げ側端部と物体側
端部とを有するケーブル手段と;後壁と2つの横壁とを
有し、軸受け手段を備えている固定ブラケットと; 上記
ブラケットの2つの横壁間に位置せしめられ且つ上部位
置に軸首を備えているレバー手段であり、斯くて該レバ
ー手段が上記ブラケットの軸受け手段に軸支されて傾斜
度が異なる第1及び第2限度位置をとり得るようになさ
れており、更に下方部分に把持手段を備えているレバー
手段と; 上記物体を担持し、上記ケーブル手段と運動学
的に結び付けられており、上記ケーブル手段が通る中央
孔腔を有しているプランジャー手段と; 上記固定ブラケ
ットに取り付けられており、上記レバー手段を上記第2
限度位置に向かって賦勢する第1スプリング手段とを備
えており、上記レバー手段が第1限度位置に存在する場
合には、ケーブル手段の張力がブラケットの後壁に向か
ってレバー手段を傾斜させ、斯くて上記レバー手段と上
記後壁とにより形成されるスペースに上記プランジャー
手段が入るのを許容し、上記レバー手段の把持手段が上
記プランジャー手段頭部の実質的に真下に位置するよう
になる上記第2限度位置に上記レバー手段を強制移動さ
せ、斯くてケーブルが破断した場合には、上記第1スプ
リング手段が上記レバー手段をその第2限度位置に留
め、上記把持手段によりプランジャー手段の頭部が捉え
られ且つ保持されることを特徴とする、昇降可能積載物
を締付け固定する器具を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照しつつ説明するに、図
1には、本発明における第1の好ましい実施形において
積載物が上昇又は下降せしめられる操作の第1段階が示
されている。より明確に図2に示されているブラケット
2は、ほぼ矩形断面を有する筒状部材乃至本体6に好ま
しくは溶接されたラグ4により車両のシャーシー構成部
材に固着されている。切抜き部8(図2)は上記シャー
シー部材への取り付け用の余地をもたらす。下方に向か
って広がっている開口12を有している板体10は、本
体6の端部に固着されている。本体6において両切抜き
部8と対向する面には垂直スロット14が形成されてお
り、巻上げ装置(図示せず)から導かれ且つ係留金具1
9において終結するスチール・ケーブル18を収容して
いる案内チューブ16が曲げられ上記スロット14を経
て導入される。案内チューブ16は拡径端部20を有し
ており、該端部は逆U字状断面を有する本体6の側壁に
形成されている一対の窓状開口24を経て挿入されたク
ロスビーム22に衝合休置している。開口24の高さは
クロスビーム22の厚みよりも高く、この操作段階にお
いて且つ積載物の重量に依存して、2つの圧縮スプリン
グ26によりクロスビームは開口24の上縁に衝合乃至
それに近い位置に保持されており、一方スプリング26
の下端は本体6の側壁に固着された2つのラグ28に衝
合して定置保持されている。該スプリング26が装着さ
れている目的については後に詳述する。
【0010】ケーブル18は本発明による器具における
積載物担持支承部材であり、この場合に積載物とはスペ
ア・タイヤのホィール・ディスクWDにより代表され
る。案内チューブ16から垂下しているケーブル18は
開口12を通過し、第1開口34を経て分割式のハウジ
ング32(半部のみが示されている) 内に入り、第2
開口36を経てハウジング32から離れる。
【0011】ハウジング32はボルト(図示せず)によ
り合体されて互いに保持される分割式のものであり、図
4に斜視図にて示されている。ハウジング32は壜様の
形状を有しており、上部の首状部分38と、両側が広が
った下部の球根状部分44とを備えている。上部38の
一部には凹窩42が形成されており、該凹窩は分割式ハ
ウジング32の第2半部との関連において窓状スロット
44を形成しているが、このスロットの目的については
下記の記載から明かとなる。
【0012】分割式ハウジング32(空)の側面が図5
に示されており、該図から、分割式ハウジング32の2
つの半部が完全には同一ではないこと、即ち凹窩はハウ
ジングの左半部にのみ形成されており、2つのハウジン
グ半部が合体された場合に窓状スロット44が形成さ
れ、従って該スロットはハウジング32の中心面に存在
しないことが判る。
【0013】ハウジング32の内側には、該ハウジング
の下方端部においてピボット軸48に関してピボット運
動が可能であり且つ実質的にハウジングの全長部分に亘
って延在しているレバー46が存在している。該レバー
46は扁平なスチール製であるのが有利であり、その両
縁部の一方には鼻状の捕捉部50が形成され且つ他方の
縁部にはカム面54及び56を有するカム突起52が形
成されている。レバー46は傾斜角度に関して2つの限
度位置、即ち図1に示されているようにカム突起52が
ハウジング32から突出している第1位置と、捕捉部5
0が突出する第2位置をとることができる。
【0014】更に、レバー46の中央部には突起58が
設けられており、その形状は図3において更に明確にさ
れている。図1に示されているように、レバー46の表
面に単に触れているに過ぎないケーブル18は突起58
と接触しており、該ケーブルの張力はレバー46を上記
の第1位置に、即ち扁平スプリング60の賦勢力に抗し
てハウジング32からカム突起52が突出する位置にレ
バー46を維持する。
【0015】ホィール・ディスクWDはホィール保持部
材62により支承されており、該ホィール保持部材はホ
ィール・ディスク孔腔に滑り込むような形状になされて
おり且つホィール・ディスクWDの下に位置している。
全荷重はケーブル用の係留金具19に掛かる。
【0016】次の操作段階は図6に示されている。該図
において、ハウジングは最上部迄揚挙され固定された位
置にて示されており、この場合にスペア・タイヤ(図示
せず)は完全に揚挙されて本発明による器具の構造部材
と衝合した状態となる。ハウジングが図1に示されてい
る位置から上昇する途中で、レバー46の傾斜カム面
54は開口12の広がった面部分と遭遇し、これにより
レバー46は、捕捉部50が今やハウジング32から突
出する第2限度位置に強制的に向かわされる。ハウジン
グを更に上昇運動させることは、レバー46の垂直カム
面56が開口12のリム部と接触しているので、レバー
46の位置を安定化する。同時に、突起58はケーブル
18を図1に示されている直線状の状態から逸れさせて
追加的な張力をケーブルにもたらし、後にスペア・タイ
ヤが下降せしめられる場合に、カム面54及び56が開
口12の下方に至った際にケーブル18及びスプリング
60が第1限度位置にレバー46を戻すように作用する
のを保証する。
【0017】スプリング26は殆ど完全に圧縮された状
態で図6に示されている。これは巻上げ装置を操作し、
これによって揚挙されたタイヤが車両の底部又は車両に
取り付けられるべき構造体と接触するに至ることにより
達成される。このことはケーブル18に追加的な張力を
もたらし、該追加的張力は案内チューブ16の湾曲端部
に作用して比較的長い案内チューブを下方に曲げ、その
広がり端部20によりクロスビーム22に圧力を及ぼし
てスプリング26を圧縮する。このようにしてスプリン
グ26に蓄えられたエネルギーは、空気のロスに場合に
より生じるタイヤ幅の減少を補償し、タイヤと衝合構造
体との間の摩擦が常に充分に高く維持され、これによっ
てタイヤの保持状態が緩んでしまうのを阻止するために
使用される。
【0018】ケーブルが故障乃至破断してしまった状態
が図7に示されている。この場合には、カム面54は開
口12を通過し、レバー46は最早破断しているケーブ
ル18とは対向状態になっていないスプリング60によ
り第2限度位置に維持され、レバーの捕捉部50は開口
12のリム部により受け止められ、従って勿論のことな
がらハウジング32が地上に落下することはない。
【0019】ケーブルが破損してもスペア・タイヤが車
両に安全に取り付けられている間に、巻上げ装置を修理
するために該タイヤの取り外しが行われるが、この作業
はホィール・ディスクWDからホィール保持部材62を
取り外すに充分な高さにタイヤを揚挙する設備を有する
サービス・ステーションにおいてのみ行うことができ
る。ハウジング32は、該ハウジングに形成されている
孔にネジ回しのような工具を挿入し、レバー46に形成
されている切欠き66部分に当てて、開口12のリム部
から捕捉部50が外れる迄レバー46を回転させること
により、筒状部材乃至本体6から容易に取り出すことが
できる。
【0020】図8はタイヤを伴わずにハウジング32が
揚挙された状態並びに該ハウジングが如何にして筒状部
材6により侵入を阻止されるのか及び開口12のリム部
により如何にして捕捉されるのかを示している。積載物
を搭載していないハウジング32を上昇させる場合に、
ケーブル18は現実的には張力を有さず、扁平スプリン
グ60がレバー46を捕捉部50がハウジング32から
突出する第2位置にもたらす。ハウジング32が筒状部
材6に達する際に、捕捉部50の上面68が板体10の
底面と衝合し、ハウジング32の更なる上昇運動を阻止
する。
【0021】図9は本発明による第2実施形であって、
積載物を上昇又は下降せしめる操作の第1段階を示して
いる。車両におけるシャーシーの構成部材に固着された
ブラケット(図示せず)の筒状部材70の端部は内側に
折り曲げられてリム74を形成しており、該リムにより
円形状開口72が形成されている。
【0022】ケーブル76は本発明による器具の積載物
担持支承部材であり、この場合に積載物はホィール・デ
ィスクWDにより代表されている。巻上げ装置(図示せ
ず)を使用して下降させる途中で、ケーブル76は円形
状開口72を通過し、ブシュ80を経て2部品からなる
ハウジング78内に入り頭付き係留金具82内で終結
し、該係留金具により固定されている。頭部83を有す
る係留金具82は2部品からなるハウジング78の下方
部品84において摺動可能に着座している。ハウジング
78の下方部品84における肩部86の形状は、図1に
示されている設計の場合と同様にホィール保持部材89
を担持支承するのに適しているようになされている。
【0023】2部品からなるハウジング78は図10及
び11(上方部品)並びに図12(下方部品) に更に明
確に示されている。ハウジングの上方部品88は金属シ
ートのプレス打ち抜き成形により製作されるのが有利で
あり、これはタブ98及び98’に至る迄折り畳まれる
バルジにより剛性が付与され、上記のタブはフォーク状
端部100及び100’の一部であり、斯くてハウジン
グ部品88の表面部を画定形成している。上記の折り畳
み操作により2つの対向配置された細長い窓状スロット
102が形成され、その1つは図10に示されている。
これらのスロットの機能については後述する。ピボット
94(図9参照)を収容するようになされた孔108も
示されている。図11はハウジング部品88の高さが約
半分の部分において切断して示した平面図である。
【0024】図12はハウジング78の下方部品を示し
ている。リム10は図10の裾部106の内径にほぼ相
当する直径を有し、ポスト112はフォーク状端部10
0と100’との間隙に相当する幅を有している。ポス
ト112における凹窩114はレバーシステムの関連端
部により満たされる。中央孔116は図9に示されてい
るケーブル用の係留金具82を収容する。ハウジング7
8が組み立てられる場合に、孔118はハウジング上方
部品88に形成されている孔108と斉合する。
【0025】本発明による器具の本実施形における中心
的なエレメントはハウジング内に軸支されたツインレバ
ーシステムである。該システムはカム面92を有するカ
ムレバー90と鼻状の捕捉部96を備えた捕捉レバー9
5とを具備している。両レバーはほぼU字状を呈してお
り、カムレバーは捕捉レバーよりも幅が広く図13に示
されているように支えるような形状になされている。
【0026】ツインレバーシステムは螺旋状圧縮スプリ
ング120を更に包含しており、該スプリングの一端は
カムレバー90から隆起している舌状突起122に着座
しており、他端は捕捉レバーから隆起している同様の突
起124に着座している。図9に示されており、スペア
・タイヤが上昇又は下降せしめられる操作段階におい
て、カムレバー90はハウジング78から完全に突出
し、捕捉レバー88は圧縮状態にあるスプリング120
と共にハウジング78の内側に完全に引き込まれてい
る。
【0027】種々の部材の相互作用機構について以下に
述べる。
【0028】図14はカムレバー90の斜視図である。
下方ハウジング部品84のポスト112における凹窩1
14(図12参照)と斉合する形状になされた2つの翼
状突起126を除いて、カムレバーはほぼU字状を呈し
ていることが明らかである。孔128はピボット94
(図9参照)と斉合する。対をなしている第2及び第3
カム面130及び131の目的については追って明かと
なろう。
【0029】図15はカムレバー90の内部を示す図面
であり、スプリング120(図9参照)が着座する舌状
突起122を示している。明確に示されている傾斜部1
32は本発明による器具の作用機構において、後述する
ように、重要な機能を有している。切欠き134はケー
ブル76の通路をもたらす。ケーブル76に負荷が掛か
る際に、傾斜部132は係留金具82の頭部と常に接触
した状態になる。
【0030】図16捕捉レバー95の立面図であり、捕
捉部96とスプリング 120の他端が着座する突起1
24とを示している。組み立てられ、即ち組込みツイン
レバーシステムになされた場合にカムレバー90の傾斜
面に乗置状態となる1対のピン状カム従動部材136を
有しており、斯くて圧縮スプリング120の弾性力に抗
して捕捉レバーはハウジング78内に引き込まれる。
【0031】図17は図16における矢印Aの向きから
見た捕捉レバー95を示している。1対のカム従動部材
136は、折り曲げられてU字状になされる前のブラン
ク板から突き出ているのが有利であり、舌状突起124
は圧縮スプリング120の座部として役立つ。
【0032】次に、本実施形に関する別の操作段階につ
いて簡単に述べる。図18は積載物が搭載されていない
状態の本発明による器具を示している。ホィール保持部
材89上には荷重が作用せず、従ってハウジング78に
は力が作用しないので、ハウジング78に関するカムレ
バー90の位置を制御する傾斜部132はケーブル用留
金具82の頭部83による作用を受けず、斯くて圧縮ス
プリング120が捕捉レバー95を時針方向に傾斜させ
るのを許容し、従って捕捉部96はハウジング78から
突出し、一方カム面92はその大部分がハウジング78
の内部に存在する状態となっている。これがレバーシス
テムの両限度位置の一方である。この配置状態は、突出
している捕捉部96が入口開口を経てハウジング78の
ブラケット70内への侵入を阻止するので、積載物を搭
載していない器具が誤ってブラケット70内に巻上げら
れる可能性を排除していることも理解されよう。
【0033】スペア・タイヤ巻上げの第1段階は図9に
例示されている。ホィール・ディスクWD上にタイヤが
装着され且つ巻上げ装置が作動してタイヤが地面を離れ
る場合には、タイヤの総重量がハウジング78に作用
し、ケーブル用留金具82の頭部83により傾斜部13
2に及ぼされる反力が生じる。これは、次に、カムレバ
ー90のピボット軸94(図9参照)に関してモーメン
トを生じてカムレバー90を反時針方向に傾斜させ、斯
くてカム面130によりカム従動部材136を引きずり
下げ、これにより捕捉部96をハウジング78内に撤収
する。この段階で、巻上げ装置によるハウジング78の
揚挙は、捕捉部96が該ハウジング内に撤収されていて
開口72による妨害を最早受けないので、継続して行う
ことができる。
【0034】図19には、ハウジング78の上端部がブ
ラケット70内に侵入し、該ハウジング内に撤収された
捕捉部96がブラケットのリム74を既に越えた状態で
示されている。この場合に、カム面92は開口72のエ
ッジ部に衝合し、ケーブルの巻上げによるハウジングの
上昇は継続しているので、カムレバー90は右方に押圧
され、その結果捕捉レバー95の捕捉部96は再びハウ
ジングから突出する状態に戻る。
【0035】図20には、ハウジング78の揚挙が完了
し、カム面92がハウジング内に存在し、捕捉部がハウ
ジングから完全に突出している状態が示されている。図
21に示されているケーブル故障の場合には、捕捉部9
6がリム74により受け止められる迄の短い距離だけ積
載物を搭載したハウジングは落下するが、勿論のことな
がら積載物搭載ハウジングが地面に落下することはな
い。
【0036】本発明による器具の第3実施形が図22−
26に示されている。図22において、図23に更に詳
細に示されているブラケット138は頂部部材140
と、後壁142と、2つの横壁144とを有している。
スチール製シートからなる1枚のブランクをプレス成型
して製作するのが有利であるブラケット138は車両の
シャーシー構成部材に固着される。図23に示されてい
るように、翼状横壁144は図24に示されているジャ
ーナル148用の軸受け手段146を備えている。図2
2に示されている断面図にはジャーナル148の軸15
0のみにマークが付されている。ジャーナル148は射
出成型合成樹脂製レバー152(図24をも参照) の部
品と一体的であることが有利であり、一方該レバーの上
方部分にはケーブル156が通る溝が形成されている。
レバー152の下方部分は2つの腕部158の形状を呈
しており、該腕部のそれぞれの端部は把持用突起160
を備えている。更に、図22に示されているように、プ
ランジャー162はオリーブ状の頭部164と、比較的
細いステム166と、ホィール保持部材170が自在に
着座し得るように (但し、ホィール保持部材の自由運動
はカラー172に より制限される) ほぼ球面を呈して
いる比較的厚手の肩部168とを有している。ケーブル
156は孔腔173を介してプランジャー162を通過
する。
【0037】ケーブル156の端部は係留金具174に
堅固に連結されており、螺旋状圧縮スプリング176は
ショック・アブソーバとして及び場合によりあり得るタ
イヤ幅の変化を補償するために役立つ。更に、ケーブル
案内チューブ178及びレバーに時針方向運動をもたら
す扁平スプリング180が示されている。
【0038】図示されている操作段階において、即ちス
ペア・タイヤが揚挙されることにより、ケーブル156
の張力はレバー152に反時針方向モーメントを生じさ
せ、スプリング180によりもたらされる時針方向モー
メントを凌駕し、図22に示されている第1限度位置
(ブラケット138における後壁142の端部182に
より受け止められた際の傾斜位置)にレバー152を傾
斜させる。この位置にレバー152が存在する場合に、
プランジャー162の頭部164はレバー152と後壁
142とにより画定形成されるスペースに把持突起16
0の背後から侵入することができる。この場合に(図2
5参照)、プランジャー頭部164はレバー152をス
ペア・タイヤが完全に揚挙され且つ車両におけるシャー
シーの構造部材に衝合する第2限度位置に向かって時針
方向に強制的に傾斜させる。
【0039】ケーブル故障乃至破断した場合の状況が図
26に示されている。ケーブル156が破断した場合に
は、ケーブル張力は零に低下し、ケーブル張力により生
じていた半時針方向モーメントは消滅し、スプリング1
80がレバー152を完全に傾斜させて第2限度位置に
至らしめるのを許容し、レバーが第2限度位置にある場
合に把持突起160はプランジャー頭部164の下でほ
ぼ垂直状態となる。支持を失えば頭部164は落下する
が、把持突起160により受け止められ且つ保持され
る。
【0040】スプリング26及び176は螺旋状圧縮ス
プリングであるが、スプリングの利用形式を適宜改変す
れば、引張りスプリングを使用することもできる。
【0041】本発明による器具により締付け固定される
積載物としてスペア・タイヤについて説明してきたが、
該器具に関する機構的及び構造的観念に照らして昇降可
能な他の物体に適用し得ることは明かである。
【0042】本発明が既述の例示された実施形の細部に
限定されないこと及び本発明はその精神乃至特質を逸脱
することなしに他の種々の特定の形態において実施可能
であることは当該分野の技術者にとって明白であろう。
従って、既述の実施形は例示的なものであって、発明を
限定するものと考えられるべきものではなく、本発明の
範囲は「発明の詳細な説明」の部分ではなく「特許請求
の範囲」の部分に記載されており、該特許請求の範囲に
規定されている範囲内における全ての変更乃至改変は本
発明に包含されるものである。
【0043】
【発明の効果】本発明による積載物締付け器具は積載
物、例えば車両用スペア・タイヤを保持部材上に載置
し、車両に搭載した巻上げ装置によりケーブルを介して
上記の保持部材を揚挙して該保持部材と車両におけるシ
ャーシーの構成部材とによりスペア・タイヤを締付け固
定する。何等かの原因でケーブルが破断した場合には、
上記保持部材に関連して設けられたハウジング内のレバ
ー部材における突起部と筒状部材とが、又はレバー部材
とプランジャーとが協働してスペア・タイヤを担持して
いる上記保持部材が地上に落下するのを阻止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による器具の第1実施形であって、操作
の第1段階を示す縦断面図である。
【図2】図1に示されている器具におけるブラケットを
示す斜視図である。
【図3】図1中の III - III 面に沿う断面図である。
【図4】図1に示されている器具におけるハウジングを
揚挙用ケーブルと共に示す斜視図である。
【図5】図1に示されている器具におけるハウジングを
示す側面図である。
【図6】図1に示された器具に関する操作の第2段階を
示す縦断面図である。
【図7】図1に示された器具であって、揚挙用ケーブル
が破断した場合の状況を示す縦断面図である。
【図8】図1に示された器具に関して積載物無搭載の状
態でハウジングをケーブルにより揚挙した場合の状況を
示す縦断面図である。
【図9】本発明による器具の第2実施形であって、操作
の第1段階を示す縦断面図である。
【図10】図9に示されている器具におけるハウジング
の上方部品を示す斜視図である。
【図11】図10に示されているハウジング上方部品の
ほぼ中央部を切断した横断面図である。
【図12】図9に示されている器具におけるハウジング
の下方部品を示す斜視図である。
【図13】図9に示されている器具におけるハウジング
内に組込まれた1対のレバーを強調して示す拡大尺側面
図である。
【図14】図13に示されている1対のレバーの内のカ
ムレバーを示す斜視図である。
【図15】図14に示されているカムレバーの内部を示
す斜視図である。
【図16】図13に示されている1対のレバーの内の捕
捉レバーを示す側面図である。
【図17】図16に示されている捕捉レバーを該図にお
ける矢印Aの向きに見た図面である。
【図18】図9に示されている器具であって、積載物無
搭載状態の場合をしめす縦断面図である。
【図19】図9に示されている器具であって、ケーブル
を巻き上げることにより積載物を揚挙する途次であり、
ハウジングを兼ねる1対のレバーの上方端部がブラケッ
ト内に侵入しつつある状態を示す縦断面図である。
【図20】図9に示されている器具であって、ケーブル
の巻上げ処理完了時の状態を示す縦断面図である。
【図21】図9に示されている器具であって、揚挙用ケ
ーブルが破断した場合の状況を示す縦断面図である。
【図22】本発明による器具の第3実施形であって、操
作の第1段階を示す縦断面図である。
【図23】図22に示されている器具におけるブラケッ
トを示す斜視図である。
【図24】図22に示されている器具におけるレバーを
示す斜視図である。
【図25】図22に示されている器具に関する操作の第
2段階を示す断面図である。
【図26】図22に示されている器具であって、揚挙用
ケーブルが破断した場合の状況を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 : ブラケット 4 : ラグ 6 : 筒状部材乃至本体 10 : 板体 12 : (板体における) 開口 16 : 案内チューブ 18 : (スチール) ケーブル 19 : (ケーブルの) 係留金具 32 : (分割式の) ハウジング 42 : (ハウジングにおける) 開口 46 : レバー 48 : (レバーの) ピボット軸 50 : (レバーにおける) 捕捉部 52 : (レバーにおける) カム突起 54 : (カム突起の) カム面 56 : (カム突起の) カム面 58 : (レバーに取り付けられた) 突起 62 : ホィール保持部材 WD : ホィール・ディスク 70 : 筒状部材 72 : (筒状部材における) リム 72 : (筒状部材における) 開口 76 : ケーブル 78 : ハウジング 82 : (ケーブルの) 係留金具 83 : (係留金具の) 頭部 84 : (ハウジングの) 下方部品 86 : (下方部品の) 肩部 88 : (ハウジングの) 上方部品 89 : ホィール保持部材 90 : カムレバー 92 : (カムレバーの) カム面 94 : カムレバー及び捕捉レバーのピボット軸 95 : 捕捉レバー 96 : (捕捉レバーの鼻状) 捕捉部 120 : (螺旋状) 圧縮スプリング 130 : (カムレバーの) カム面 131 : (カムレバーの) カム面 136 : (捕捉レバーに取り付けられた) カム従動部材
(突起) 138 : ブラケット 152 : レバー 156 : ケーブル 158 : (レバーの) 腕部 160 : (腕部の) 把持用突起 162 : プランジャー 170 : ホィール保持部材 173 : (プランジャーに形成されている) 孔腔 174 : (ケーブルの) 係留金具 178 : (ケーブル用の) 案内チューブ
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月28日(2000.7.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図11】
【図12】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図23】
【図24】
【図22】
【図25】
【図26】
フロントページの続き (71)出願人 500332032 Kibbutz Ein Hashofe t, Mobile Post Ein Hashofet 19237, Israe l (72)発明者 ミハエル ゴールドシュタイン イスラエル国、バット−ヤム 59655、ア プト. #1、アンナ フランク ストリ ート、4

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き上げ側端部と積載物側端部とを有す
    るケーブル手段と、 実質的に水平面に形成されている開口を有する固定ブラ
    ケットと、 上記ケーブル手段の上記積載物側端部により支承され且
    つ該積載物を担持するハウジングであって、下方部分と
    上記開口を少なくとも通過する形状になされた上方部分
    と、該上方部分の頂部に形成された第1開口と、上記下
    方部分の底部に形成されており上記ケーブルが上記ハウ
    ジングを通過するのを容易にする第2開口と、対向配置
    されていて上記上方部分の少なくとも1部に沿って延在
    している2つの細長スロットとを有しているハウジング
    と、 上記ハウジングの内側に配置され且つ該ハウジングの実
    質的な部分に亘って延在しているレバー手段であって上
    記ハウジングの下方部分に軸支されており、捕捉手段と
    カム手段とを備え,上記カム手段が上記細長スロットの
    一方を経て突出する第1限度位置と上記捕捉手段が上記
    細長スロットの他方を経て突出する第2限度位置とを有
    しているレバー手段と、該レバー手段に作用して該レバ
    ー手段を上記第2限度位置に向けて賦勢するスプリング
    手段とを備えていることを特徴とする、昇降可能積載物
    を締付け固定する器具。
  2. 【請求項2】 下降又は上昇せしめられる上記積載物が
    車両のスペア・タイヤであることを特徴とする、請求項
    1に記載の積載物の締付け固定器具。
  3. 【請求項3】 上記ブラケットが車両のシャーシー構成
    部材に装着可能であることを特徴とする、請求項1又は
    2に記載の積載物の締付け固定器具。
  4. 【請求項4】 上記ハウジングの下方部分の上方面に乗
    置しており且つ下降又は上昇せしめられる積載物の下に
    滑り込み該積載物を支承するような形状になされたホイ
    ール保持部材を更に備えていることを特徴とする、請求
    項1に記載の積載物の締付け固定器具。
  5. 【請求項5】 上記レバー手段が組込み式ツイン・レバ
    ーであって、その半部が上記捕捉手段を構成し、他の半
    部が上記カム手段を構成していることを特徴とする、請
    求項1-4の何れか1つに記載の積載物の締付け固定器
    具。
  6. 【請求項6】 上記レバー手段が突起を備えており、上
    記第1限度位置において、上記ハウジングの上記第1開
    口から第2開口迄直線に沿い上記の突起に隣接して上記
    ケーブル手段が通過でき且つ上記第2限度位置におい
    て、上記突起により上記直線から逸れるような形状及び
    配置に上記突起がなされていることを特徴とする、請求
    項1-5の何れか 1 つに記載の積載物の締付け固定器
    具。
  7. 【請求項7】 上記レバー手段が少なくとも2つのカム
    手段を備えていることを特徴とする、請求項1-6の何
    れか1つに記載の積載物の締付け固定器具。
  8. 【請求項8】 捕捉手段をも構成している上記レバー手
    段に装着され且つ上記の少なくとも2つのカム手段の少
    なくとも1つと相互作用するカム従動部材を更に備えて
    いることを特徴とする、請求項7に記載の積載物の締付
    け固定器具。
  9. 【請求項9】 下端が上記固定ブラケットの構成部材と
    衝合しており且つ上端が上記ブラケットのクロス部材と
    衝合している1つ又はそれ以上の第2スプリングを更に
    備えており、上記のクロス部材が上記ブラケットに関す
    る平行移動において自由度1を有していることを特徴と
    する、請求項1に記載の積載物の締付け固定器具。
  10. 【請求項10】 上記スプリング手段が上記クロス部材
    の平行運動により圧縮されるようになされた螺旋状圧縮
    スプリングであることを特徴とする、請求項9に記載の
    積載物の締付け固定器具。
  11. 【請求項11】 一端が上記クロス部材の少なくとも近
    接して位置している上記ケーブル手段用の案内チューブ
    を更に備えており、上記ケーブル手段に高い張力が掛か
    る場合に上記案内チューブが撓み該案内チューブの上記
    一端が上記クロス部材に圧力を及ぼし、その結果上記ス
    プリング手段に圧縮が生じることを特徴とする、請求項
    1に記載の積載物の締付け固定器具。
  12. 【請求項12】 巻き上げ側端部と物体側端部とを有す
    るケーブル手段と、 後壁と2つの横壁とを有し、軸受け手段を備えている固
    定ブラケットと、 上記ブラケットの2つの横壁間に位置せしめられ且つ上
    部位置に軸首を備えているレバー手段であり、斯くて該
    レバー手段が上記ブラケットの軸受け手段に軸支されて
    傾斜度が異なる第1及び第2限度位置をとり得るように
    なされており、更に下方部分に把持手段を備えているレ
    バー手段と,上記物体を担持し、上記ケーブル手段と運
    動学的に結び付けられており、上記ケーブル手段が通る
    中央孔腔を有しているプランジャー手段と、 上記固定ブラケットに取り付けられており、上記レバー
    手段を上記第2限度位置に向かって賦勢する第1スプリ
    ング手段とを備えており、 上記レバー手段が第1限度位置に存在する場合には、ケ
    ーブル手段の張力がブラケットの後壁に向かってレバー
    手段を傾斜させ、斯くて上記レバー手段と上記後壁とに
    より形成されるスペースに上記プランジャー手段が入る
    のを許容し、上記レバー手段の把持手段が上記プランジ
    ャー手段頭部の実質的に真下に位置するようになる上記
    第2限度位置に上記レバー手段を強制移動させ、 斯くて、ケーブルが切断した場合には、上記第1スプリ
    ング手段が上記レバー手段をその第2限度位置に留め、
    上記把持手段によりプランジャー手段の頭部が捕捉され
    且つ保持されることを特徴とする、昇降可能積載物を締
    付け固定する器具。
  13. 【請求項13】 上記ケーブル手段の物体側端部を上記
    プランジャー手段に運動学的に結び付ける第2スプリン
    グ手段を更に備えていることを特徴とする、請求項12
    に記載の積載物の締付け固定器具。
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