JPH0214540Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214540Y2 JPH0214540Y2 JP1984045074U JP4507484U JPH0214540Y2 JP H0214540 Y2 JPH0214540 Y2 JP H0214540Y2 JP 1984045074 U JP1984045074 U JP 1984045074U JP 4507484 U JP4507484 U JP 4507484U JP H0214540 Y2 JPH0214540 Y2 JP H0214540Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- hub hole
- plate
- hanger
- disc wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 16
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、スペアタイヤを吊持するハンガー
において、タイヤのデイスクホイールに容易に、
かつ、正確に位置づけのできる吊板部の構成に関
する。
において、タイヤのデイスクホイールに容易に、
かつ、正確に位置づけのできる吊板部の構成に関
する。
一般に、スペアタイヤハンガーにスペアタイヤ
を塔載するに当り、スペアイヤのデイスクホイー
ルのハブ穴に吊板を通し、これを引上げることに
より吊板上にデイスクホイールを位置させ、収納
位置を定着するものであるが、スペアタイヤを外
部より見える箇所に塔載できる車種においては、
デイスクホイールにハンガーの吊板が正確に当接
しているのを確認しながらチエーンを巻上げるこ
とができるのであるが、宅配車などスペアタイヤ
がリヤステツプの陰に隠されている車種にあつて
は、その確認が困難である。従来、この種のハン
ガーとして提案されている例えば、実開昭53−
36263、実開昭55−92577実公昭56−30540に記載
されているものは、いずれも上記確認の困難な場
合にスペアタイヤのデイスクホイールのハブ穴に
対して、吊板を常に正確に位置させることができ
ない。それは、吊持杆を引上げるに際して、デイ
スクホイールのハブ穴に対して、常に吊板を正確
に位置させるものではないからであり、そのため
に、スペアタイヤが横にずれた状態で不安定に保
持され、スペアタイヤに損傷を生じたり、脱落す
るおそれもあるものである。
を塔載するに当り、スペアイヤのデイスクホイー
ルのハブ穴に吊板を通し、これを引上げることに
より吊板上にデイスクホイールを位置させ、収納
位置を定着するものであるが、スペアタイヤを外
部より見える箇所に塔載できる車種においては、
デイスクホイールにハンガーの吊板が正確に当接
しているのを確認しながらチエーンを巻上げるこ
とができるのであるが、宅配車などスペアタイヤ
がリヤステツプの陰に隠されている車種にあつて
は、その確認が困難である。従来、この種のハン
ガーとして提案されている例えば、実開昭53−
36263、実開昭55−92577実公昭56−30540に記載
されているものは、いずれも上記確認の困難な場
合にスペアタイヤのデイスクホイールのハブ穴に
対して、吊板を常に正確に位置させることができ
ない。それは、吊持杆を引上げるに際して、デイ
スクホイールのハブ穴に対して、常に吊板を正確
に位置させるものではないからであり、そのため
に、スペアタイヤが横にずれた状態で不安定に保
持され、スペアタイヤに損傷を生じたり、脱落す
るおそれもあるものである。
この考案は、上記従来のものの欠点を改良する
ものであつて、吊板上に案内体を固定し、この案
内体の上面を、吊持杆を中心としこれに近接する
錐状面を含むような斜面として形成し、この案内
体の案内により、案内体を固定する吊板を常に正
確にデイスクホイールの中央位置、すなわち、デ
イスクホイールのハブ穴の位置に誘導し、正確、
容易にデイスクホイールを保持することを目的と
するものである。
ものであつて、吊板上に案内体を固定し、この案
内体の上面を、吊持杆を中心としこれに近接する
錐状面を含むような斜面として形成し、この案内
体の案内により、案内体を固定する吊板を常に正
確にデイスクホイールの中央位置、すなわち、デ
イスクホイールのハブ穴の位置に誘導し、正確、
容易にデイスクホイールを保持することを目的と
するものである。
これを図面に示す実施例により説明するに、１
は案内体であり、吊板２の側面に側部を固定し、
吊板２の上面を跨ぐように、吊持杆３を挾んで対
向して一対設けられており、案内体１の各上面
は、吊持杆３を中心としこれに近接して形成され
る同一錐状面に含まれる斜面９を構成する。吊持
杆３は、吊板２を貫通し下端を座板５に結合固定
され、上端はハンガー本体６の巻上げ軸７に連結
するチエーン８に結合される。上記座板５上には
コイルばね４が吊持杆３を囲繞するように載置さ
れ、コイルばね４の上端は吊板２の頂部裏面に当
接する。したがつて、ハンガー本体６のチエーン
８の巻上げにより、チエーン８を介して吊持杆３
が上昇し、この吊持杆３下端に固定される座板５
と座板５上に載置されるコイルばね４により弾撥
的に吊板２が支承されてデイスクホイール１０を
支持するものである。
は案内体であり、吊板２の側面に側部を固定し、
吊板２の上面を跨ぐように、吊持杆３を挾んで対
向して一対設けられており、案内体１の各上面
は、吊持杆３を中心としこれに近接して形成され
る同一錐状面に含まれる斜面９を構成する。吊持
杆３は、吊板２を貫通し下端を座板５に結合固定
され、上端はハンガー本体６の巻上げ軸７に連結
するチエーン８に結合される。上記座板５上には
コイルばね４が吊持杆３を囲繞するように載置さ
れ、コイルばね４の上端は吊板２の頂部裏面に当
接する。したがつて、ハンガー本体６のチエーン
８の巻上げにより、チエーン８を介して吊持杆３
が上昇し、この吊持杆３下端に固定される座板５
と座板５上に載置されるコイルばね４により弾撥
的に吊板２が支承されてデイスクホイール１０を
支持するものである。
この考案は以上のとおり構成されるので、第４
図ａ〜ｃに示すように、まず、チエーン８をハン
ガー本体６より引出してスペアタイヤのデイスク
ホイール１０のハブ穴１１より吊板２を挿入した
上、チエーン８を巻上げ軸７の回転により、ハン
ガー本体６に巻込んで行くと、前記のように、チ
エーン８を介して吊板２が上昇し（第４図ｂ，ｃ
の矢印方向）、ハブ穴１１の内面に必ず吊板２に
固定する案内体１の上面が当接するに至る（第４
図ｂ）。そして、上記デイスクホイール１０のハ
ブ穴１１の内縁ｐに案内体１の斜面９の中間部分
が当接した状態で更に吊板２が上昇すると、ハブ
穴１１の内縁ｐは斜面９に沿い斜面９の下方に案
内され、これと同時に吊持杆３がハブ穴１１の中
心に移動し、他方の案内体１を上記ホイール１０
のハブ穴１１に嵌合するように誘導する。この場
合に他方の案内体１の斜面９が上記ハブ穴１１の
内縁に接することがあつても、その斜面９に案内
されて、案内体１はハブ穴１１に嵌合するもので
ある。
図ａ〜ｃに示すように、まず、チエーン８をハン
ガー本体６より引出してスペアタイヤのデイスク
ホイール１０のハブ穴１１より吊板２を挿入した
上、チエーン８を巻上げ軸７の回転により、ハン
ガー本体６に巻込んで行くと、前記のように、チ
エーン８を介して吊板２が上昇し（第４図ｂ，ｃ
の矢印方向）、ハブ穴１１の内面に必ず吊板２に
固定する案内体１の上面が当接するに至る（第４
図ｂ）。そして、上記デイスクホイール１０のハ
ブ穴１１の内縁ｐに案内体１の斜面９の中間部分
が当接した状態で更に吊板２が上昇すると、ハブ
穴１１の内縁ｐは斜面９に沿い斜面９の下方に案
内され、これと同時に吊持杆３がハブ穴１１の中
心に移動し、他方の案内体１を上記ホイール１０
のハブ穴１１に嵌合するように誘導する。この場
合に他方の案内体１の斜面９が上記ハブ穴１１の
内縁に接することがあつても、その斜面９に案内
されて、案内体１はハブ穴１１に嵌合するもので
ある。
このようにして、いずれかの斜面９が必ずハブ
穴１１の内周縁に当接するから、案内体１が操作
者の監視を必要とせずに自動的に正確にハブ穴１
１内に案内され、吊板２の上面が上記スペアタイ
ヤのデイスクホイール１０の内面に弾撥的に当接
し、しかも、案内体１が上記デイスクホイール１
０のハブ穴１１内に嵌合するものであるから、上
記ホイール１０の横方向のずれがなく、スペアタ
イヤの支持位置の確認が困難な車種であつても確
認の必要なく正確に支持することができる優れた
効果を具えるものである。
穴１１の内周縁に当接するから、案内体１が操作
者の監視を必要とせずに自動的に正確にハブ穴１
１内に案内され、吊板２の上面が上記スペアタイ
ヤのデイスクホイール１０の内面に弾撥的に当接
し、しかも、案内体１が上記デイスクホイール１
０のハブ穴１１内に嵌合するものであるから、上
記ホイール１０の横方向のずれがなく、スペアタ
イヤの支持位置の確認が困難な車種であつても確
認の必要なく正確に支持することができる優れた
効果を具えるものである。
第１図は、この考案の吊板部を具えるスペヤタ
イヤハンガーの立面図、第２図はその側方より見
た図であり、第３図は吊板部の斜視図、第４図ａ
〜ｃはハンガーにスペアタイヤを装着する状態を
示す。 １……案内体、２……吊板、３……吊持杆、４
……コイルばね、５……座板、６……ハンガー本
体、７……巻上げ軸、８……チエーン、９……斜
面、１０……デイスクホイール、１１……ハブ
穴。
イヤハンガーの立面図、第２図はその側方より見
た図であり、第３図は吊板部の斜視図、第４図ａ
〜ｃはハンガーにスペアタイヤを装着する状態を
示す。 １……案内体、２……吊板、３……吊持杆、４
……コイルばね、５……座板、６……ハンガー本
体、７……巻上げ軸、８……チエーン、９……斜
面、１０……デイスクホイール、１１……ハブ
穴。
Claims (1)
- 吊板中央部に吊持杆を設け、吊持杆を中心とし
これに近接して錐状面に形成される斜面を上面に
有し、かつ、上記斜面がスペアタイヤのデイスク
ホイールのハブ穴に嵌合する案内体を吊板に固定
するとともに、吊持杆をチエーンに連結してなる
スペアタイヤハンガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4507484U JPS60157491U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | スペアタイヤハンガ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4507484U JPS60157491U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | スペアタイヤハンガ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60157491U JPS60157491U (ja) | 1985-10-19 |
| JPH0214540Y2 true JPH0214540Y2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=30558243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4507484U Granted JPS60157491U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | スペアタイヤハンガ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60157491U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174134A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Nissan Motor Co Ltd | スペアタイヤハンガー |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITTO20070287A1 (it) * | 2007-04-27 | 2008-10-28 | Otelli Riccardo Di Otelli Carlo | Dispositivo per sollevare ed abbassare una ruota di scorta di un veicolo |
| JP4639303B2 (ja) * | 2007-09-19 | 2011-02-23 | タカラ産業株式会社 | スペアタイヤキャリア |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139964U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-25 | ||
| JPS5630540U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-24 | ||
| JPS5759192B2 (ja) * | 1977-07-01 | 1982-12-13 | Hitachi Ltd |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5759192U (ja) * | 1980-09-26 | 1982-04-07 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4507484U patent/JPS60157491U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139964U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-25 | ||
| JPS5759192B2 (ja) * | 1977-07-01 | 1982-12-13 | Hitachi Ltd | |
| JPS5630540U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-24 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174134A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Nissan Motor Co Ltd | スペアタイヤハンガー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60157491U (ja) | 1985-10-19 |
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