JP2001063345A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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Abstract
タの寿命を長くすることができるようにする。 【解決手段】外気に含まれる第1のガス成分の含有値を
検出する外気センサ11と、内気に含まれる第2のガス
成分の含有値を検出する内気センサ13と、前記第1、
第2のガス成分以外の他の要素の情報を検出する他要素
検出手段51と、前記第1、第2のガス成分の各含有
値、及び他の要素の情報に基づいて、外気導入モード及
び内気循環モードのうちの一方を自動的に選択するモー
ド選択手段52とを有する。この場合、前記第1、第2
のガス成分の各含有値、及び他の要素の情報に基づい
て、外気導入モード及び内気循環モードのうちの一方が
自動的に選択される。したがって、内気を常時清浄に維
持することができる。
Description
関するものである。
たりするために車両用空調装置が提供されている。該車
両用空調装置は、エンジンの冷却水を循環させることに
よって空気を加熱するヒータ、コンプレッサによって圧
縮され、冷却された冷媒を循環させることにより空気を
冷却する熱交換器、空気を清浄にする空気清浄機、室内
の空気、すなわち、内気の循環と、室外の空気、すなわ
ち、外気の導入とを切り換えるインテークドア、前記ヒ
ータ及び熱交換器を通過した空気を混合させるミックス
ドア等を備える。そして、運転者が操作パネル等を操作
することによって室内の温度を設定すると、インテーク
ドア、ミックスドア等が切り換えられ、室内を冷暖房し
たり換気したりすることができる。
切った状態で長時間内気を循環させたりしていると、内
気に含まれる二酸化炭素(CO2 )の濃度が高くなり、
乗員に不快感を与えてしまう。また、外気を導入してい
る間に外気が汚染されると、汚染された外気がそのまま
導入されてしまう。
検出する排気ガスセンサ、及び内気に含まれる二酸化炭
素の濃度を検出する二酸化炭素センサを備えた車両用空
調装置が提供されている。該車両用空調装置において
は、排気ガスセンサによって検出された排気ガスの濃度
が高い場合に、外気を導入するのが停止させられ、内気
が循環させられるようになっている。また、二酸化炭素
センサによって検出された二酸化炭素の濃度が高い場合
に、内気を循環させるのが停止させられ、外気が導入さ
れる(特開平5−124422号公報参照)。
来の車両用空調装置においては、外気に含まれる排気ガ
スの濃度が高い場合に外気が導入されるのが停止させら
れ、内気に含まれる二酸化炭素の濃度が高い場合に外気
が導入されるようになっているだけであるので、必ずし
も内気を清浄に維持することができない。
高い場合には、外気が導入されるのが停止させられるの
で、内気に含まれる二酸化炭素の濃度が高くなってしま
う。また、一般に、空気清浄機は活性炭を主成分とする
フィルタを備え、前記活性炭によって、空気中の炭化水
素(HC)、窒素酸化物(NOX )等が吸着されて除去
される。ところが、前記活性炭は二酸化炭素を除去する
ことができない。したがって、外気の導入が長時間停止
されると、内気に含まれる二酸化炭素の濃度が高くなっ
てしまう。さらに、効率的に内気の循環と外気の導入と
を切り換えることができないので、フィルタの寿命を短
くしてしまう。
題点を解決して、内気を常時清浄に維持することがで
き、フィルタの寿命を長くすることができる車両用空調
装置を提供することを目的とする。
両用空調装置においては、外気に含まれる第1のガス成
分の含有値を検出する外気センサと、内気に含まれる第
2のガス成分の含有値を検出する内気センサと、前記第
1、第2のガス成分以外の他の要素の情報を検出する他
要素検出手段と、前記第1、第2のガス成分の各含有
値、及び他の要素の情報に基づいて、外気導入モード及
び内気循環モードのうちの一方を自動的に選択するモー
ド選択手段とを有する。
さらに、空気を清浄にする空気清浄機を有する。
第1のガス成分を除去し、内気に含まれる第2のガス成
分を除去しない。
は、さらに、前記空気清浄機は主として活性炭を主成分
とするフィルタを備える。
は、さらに、前記空気清浄機は導入された外気及び循環
させられた内気を清浄にする。
は、さらに、前記第1のガス成分は炭化水素及び窒素酸
化物である。
は、さらに、前記第1のガス成分の含有値に基づいて外
気が清浄であるかどうかを判断する外気判断手段と、前
記第2のガス成分の含有値に基づいて内気が清浄である
かどうかを判断する内気判断手段とを有する。
内気のうちの少なくとも内気が清浄でない場合に外気導
入モードを選択し、外気が清浄でなく、内気が清浄であ
る場合に内気循環モードを選択する。
は、さらに、前記モード選択手段は、前記他の要素の情
報に基づいて外気導入モード及び内気循環モードのうち
の一方を選択する。
は、さらに、前記他の要素の情報は、内気の温度と外気
の温度との温度差である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
車両用空調装置の機能ブロック図である。
ガス成分としての排気ガスの含有値、例えば、濃度を検
出する外気センサ、13は内気に含まれる第2のガス成
分としての二酸化炭素の含有値、例えば、濃度を検出す
る内気センサ、51は前記排気ガス及び二酸化炭素以外
の他の要素の情報としての、内気の温度と外気の温度と
の温度差を検出する他要素検出手段、52は排気ガスの
濃度、二酸化炭素の濃度及び前記温度差に基づいて、外
気導入モード及び内気循環モードのうちの一方を自動的
に選択するモード選択手段である。
内気循環モードが選択されたときの車両の概念図、図3
は本発明の第1の実施の形態における外気導入モードが
選択されたときの車両の概念図である。
まれる第1のガス成分としての排気ガス、例えば、炭化
水素、窒素酸化物等の含有値、例えば、濃度を検出する
外気検出手段としての外気センサ、12は外気の温度を
検出する外気温度検出手段としての外気温度センサ、1
3は内気に含まれる第2のガス成分としての二酸化炭素
の含有値、例えば、濃度を検出する内気検出手段として
の内気センサ、14は内気の温度を検出する内気温度検
出手段としての内気温度センサである。なお、外気セン
サ11及び外気温度センサ12は車両10の室外に、内
気センサ13及び内気温度センサ14は車両10の室内
に配設される。
設されたモード切換部材としてのインテークドアであ
り、該インテークドア15を、図2に示される状態に置
くことによって内気循環モードを選択し、内気を矢印B
方向に循環させたり、図3に示される状態に置くことに
よって外気導入モードを選択し、外気を矢印C方向に導
入したりすることができる。なお、前記車両10は、ナ
ビゲーション装置16、通信装置17等を備える。
れる空調システム、及び車両用空調装置の制御回路につ
いて説明する。
空調システムの概念図、図5は本発明の第1の実施の形
態における車両用空調装置の制御回路図である。
に配設されたインテークドアであり、該インテークドア
15を、図4に示される状態に置くことによって、外気
を矢印C方向に導入したり、他の位置に置くことによっ
て、内気を矢印B方向に循環させたりすることができ
る。また、21は空気清浄機であり、該空気清浄機21
は活性炭を主成分とする図示されないフィルタを備え、
前記活性炭によって、空気中の炭化水素、窒素酸化物等
が吸着されて除去される。なお、前記活性炭は二酸化炭
素を除去することができない。前記空気清浄機21は、
インテークドア15と対向させて配設され、導入された
外気又は循環させられた内気を清浄にする。
駆動することによって回転させられるファン、23は冷
却された図示されない冷媒を循環させることによって空
気を冷却する熱交換器、25は図示されないラジエータ
と連結され、図示されないエンジンの冷却水を循環させ
ることによって空気を加熱するヒータである。前記熱交
換器23は蒸発器によって形成され、該蒸発器、図示さ
れない圧縮機、図示されない凝縮器等によって冷凍サイ
クルが構成される。
によって冷却された空気と、ヒータ25によって加熱さ
れた空気とを混合するミックスドアである。該ミックス
ドア26の位置を変更すると、低温の空気と高温の空気
との混合割合が変更され、所期の温度の空気が発生させ
られる。また、27は空気を図示されないフロントパネ
ルに選択的に吹きつけるためのデフロストドア、28は
空気を選択的に室内に供給するためのベントドア(レジ
スタドア)、29は空気を選択的に運転者の足元に供給
するためのフットドアである。なお、デフロストドア2
7、ベントドア28及びフットドア29はいずれも揺動
自在に配設される。
は、外気センサ11によって検出された外気に含まれる
排気ガスの濃度、外気温度センサ12によって検出され
た外気の温度、内気センサ13によって検出された内気
に含まれる二酸化炭素の濃度、及び内気温度センサ14
によって検出された内気の温度を受けるとともに、運転
者が設定温度スイッチ31を操作することによって設定
された温度、及び運転者がデフスイッチ32を操作する
ことによって設定されたデフ指示を受ける。
路33を介してモータ34を駆動するとともに、インテ
ークドアアクチュエータ35を駆動してインテークドア
15を回動させたり、ミックスドアアクチュエータ36
を駆動してミックスドア26を回動させたり、デフロス
トドアアクチュエータ37を駆動してデフロストドア2
7を回動させたり、ベントドアアクチュエータ38を駆
動してベントドア28を回動させたり、フットドアアク
チュエータ39を駆動してフットドア29を回動させた
りする。
ついて説明する。
車両用空調装置の動作を示すフローチャートである。
を始動すると、CPU40(図5)の図示されない内気
判断手段は、内気センサ13によって検出された二酸化
炭素の濃度を読み込み、前記二酸化炭素の濃度が第1の
閾(しきい)値以下であるかどうか、すなわち、内気が
清浄であるかどうかを判断する。そして、内気が清浄で
ある場合、CPU40の図示されない外気判断手段は、
外気センサ11によって検出された排気ガスの濃度を読
み込み、前記排気ガスの濃度が第2の閾値以下であるか
どうか、すなわち、外気が清浄であるかどうかを判断す
る。外気が清浄である場合、CPU40の他要素検出手
段51(図1)は、外気温度センサ12によって検出さ
れた外気の温度TO 、及び内気温度センサ14によって
検出された内気の温度TI を読み込み、内気の温度TI
と外気の温度TO との温度差ΔT ΔT=TI −TO を検出する。
る場合、CPU40は、温度差ΔTが設定値、例えば、
5〔℃〕以上であるかどうかを判断し、温度差ΔTが5
〔℃〕以上である場合、CPU40は、モード選択手段
52によって外気導入モードを選択し、インテークドア
アクチュエータ35を駆動してインテークドア15を回
動させ、外気を導入する。また、温度差ΔTが5〔℃〕
より小さい場合、CPU40は、モード選択手段52に
よって内気循環モードを選択し、インテークドアアクチ
ュエータ35を駆動してインテークドア15を回動さ
せ、内気を循環させる。
であるかどうか、及び温度差ΔTが5〔℃〕以上である
かどうかに関係なく、CPU40は、モード選択手段5
2によって外気導入モードを選択し、インテークドアア
クチュエータ35を駆動してインテークドア15を回動
させ、外気を導入する。また、内気が清浄であり、外気
が清浄でない場合、温度差ΔTが5〔℃〕以上であるか
どうかに関係なく、CPU40は、モード選択手段52
によって内気循環モードを選択し、インテークドアアク
チュエータ35を駆動してインテークドア15を回動さ
せ、内気を循環させる。
場合、さらに、車両用空調装置自体の効率、インフルエ
ンザ等が流行していること、車外に花粉が飛んでいるこ
と等の他の要素の情報を検出し、検出結果に基づいて外
気導入モード及び内気循環モードのうちの一方を選択す
ることもできる。
基づいて内気が清浄であるかどうかを判断し、外気セン
サ11の検出結果に基づいて外気が清浄であるかどうか
を判断し、外気温度センサ12及び内気温度センサ14
の検出結果に基づいて室内外の温度差が大きいかどうか
を判断するとともに、各判断結果に基づいて外気導入モ
ードと内気循環モードとを自動的に切り換えるようにし
ているので、内気を常時清浄に維持することができる。
が第1の閾値を超えると、外気に含まれる排気ガスの濃
度に関係なく外気が導入されるので、内気に含まれる二
酸化炭素の濃度が第1の閾値より高くなることはない。
そして、空気清浄機21(図4)は活性炭を主成分とす
るフィルタを備えるので、前記活性炭によって、空気中
の炭化水素、窒素酸化物等が吸着されて除去される。し
たがって、外気の導入に伴って内気が清浄でなくなるこ
とはない。さらに、外気導入モードと内気循環モードと
を効率的に切り換えることができるので、フィルタの寿
命を長くすることができる。
内気が清浄である場合はステップS4に、清浄でない場
合はステップS3に進む。 ステップS3 外気導入モードを選択し、ステップS2
に戻る。 ステップS4 外気が清浄であるかどうかを判断する。
外気が清浄である場合はステップS6に、清浄でない場
合はステップS5に進む。 ステップS5 内気循環モードを選択し、ステップS2
に戻る。 ステップS6 温度差ΔTが5〔℃〕以上であるかどう
かを判断する。温度差ΔTが5〔℃〕以上である場合は
ステップS7に、温度差ΔTが5〔℃〕より小さい場合
はステップS8に進む。 ステップS7 外気導入モードを選択し、ステップS2
に戻る。 ステップS8 内気循環モードを選択し、ステップS2
に戻る。
説明する。
車両用空調装置の動作を示すフローチャートである。
ス成分の含有値のほかに、外気の温度、内気の温度及び
大気汚染情報を他の要素の情報として検出する。そし
て、大気汚染情報は、第1の他要素検出手段としての通
信装置17(図3)によって受信される。
を始動すると、CPU40(図5)の図示されない内気
判断手段は、内気センサ13によって検出された二酸化
炭素の濃度を読み込み、内気が清浄であるかどうかを判
断する。そして、内気が清浄である場合、CPU40の
図示されない外気判断手段は、外気センサ11によって
検出された排気ガスの濃度を読み込み、外気が清浄であ
るかどうかを判断する。また、外気が清浄である場合、
CPU40は、通信装置17が大気汚染情報を受信した
かどうかを判断する。さらに、通信装置17が大気汚染
情報を受信していない場合、CPU40の図示されない
第2の他要素検出手段は、外気温度センサ12によって
検出された外気の温度TO 、及び内気温度センサ14に
よって検出された内気の温度TI を読み込み、内気の温
度TI と外気の温度TO との温度差ΔT ΔT=TI −TO を検出する。
り、通信装置17が大気汚染情報を受信していない場
合、CPU40は、温度差ΔTが設定値、例えば、5
〔℃〕以上であるかどうかを判断し、温度差ΔTが5
〔℃〕以上である場合、CPU40は、モード選択手段
52(図1)によって外気導入モードを選択し、インテ
ークドアアクチュエータ35を駆動してインテークドア
15を回動させ、外気を導入する。また、温度差ΔTが
5〔℃〕より小さい場合、前記CPU40は処理をリタ
ーンする。
であるかどうか、通信装置17が大気汚染情報を受信し
たかどうか、及び温度差ΔTが5〔℃〕以上であるかど
うかに関係なく、CPU40は、モード選択手段52に
よって外気導入モードを選択し、インテークドアアクチ
ュエータ35を駆動してインテークドア15を回動さ
せ、外気を導入する。また、内気が清浄であり、外気が
清浄でない場合、通信装置17が大気汚染情報を受信し
たかどうか、及び温度差ΔTが5〔℃〕以上であるかど
うかに関係なく、CPU40は、前記モード選択手段5
2によって内気循環モードを選択し、インテークドアア
クチュエータ35を駆動してインテークドア15を回動
させ、内気を循環させる。
り、通信装置17が大気汚染情報を受信した場合、温度
差ΔTが5〔℃〕以上であるかどうかに関係なく、CP
U40は、前記モード選択手段52によって内気循環モ
ードを選択し、インテークドアアクチュエータ35を駆
動してインテークドア15を回動させ、内気を循環させ
る。
基づいて内気が清浄であるかどうかを判断し、外気セン
サ11の検出結果に基づいて外気が清浄であるかどうか
を判断し、通信装置17が大気汚染情報を受信したかど
うかを判断し、外気温度センサ12及び内気温度センサ
14の検出結果に基づいて室内外の温度差が大きいかど
うかを判断するとともに、各判断結果に基づいて外気導
入モードと内気循環モードとを自動的に切り換えるよう
にしているので、内気を常時清浄に維持することができ
る。
を効率的に切り換えることができるので、フィルタの寿
命を長くすることができる。
る。内気が清浄である場合はステップS14に、清浄で
ない場合はステップS13に進む。 ステップS13 外気導入モードを選択し、ステップS
12に戻る。 ステップS14 外気が清浄であるかどうかを判断す
る。外気が清浄である場合はステップS16に、清浄で
ない場合はステップS15に進む。 ステップS15 内気循環モードを選択し、ステップS
12に戻る。 ステップS16 通信装置17が大気汚染情報を受信し
たかどうかを判断する。大気汚染情報を受信した場合は
ステップS17に、受信していない場合はステップS1
8に進む。 ステップS17 内気循環モードを選択し、ステップS
12に戻る。 ステップS18 温度差ΔTが5〔℃〕以上であるかど
うかを判断する。温度差ΔTが5〔℃〕以上である場合
はステップS19に進み、温度差ΔTが5〔℃〕より小
さい場合はステップS12に戻る。 ステップS19 外気導入モードを選択し、ステップS
12に戻る。
情報として外気の温度、内気の温度及び大気汚染情報を
検出するようにしているが、ナビゲーション装置16に
よって得られた道路状況を検出したり、該道路状況に基
づいて汚染エリアに進入することの予測情報を検出した
り、渋滞情報を検出したりすることもできる。
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
空調システムの概念図である。
と対向させて配設され、インテークドア15を介して導
入され、ファン22によって送られた外気、又は循環さ
せられ、ファン22によって送られた内気を清浄にす
る。
れば、車両用空調装置においては、外気に含まれる第1
のガス成分の含有値を検出する外気センサと、内気に含
まれる第2のガス成分の含有値を検出する内気センサ
と、前記第1、第2のガス成分以外の他の要素の情報を
検出する他要素検出手段と、前記第1、第2のガス成分
の各含有値、及び他の要素の情報に基づいて、外気導入
モード及び内気循環モードのうちの一方を自動的に選択
するモード選択手段とを有する。
の含有値が外気センサによって検出され、内気に含まれ
る第2のガス成分の含有値が内気センサによって検出さ
れ、前記第1、第2のガス成分以外の他の要素の情報が
他要素検出手段によって検出される。そして、前記第
1、第2のガス成分の各含有値、及び他の要素の情報に
基づいて、外気導入モード及び内気循環モードのうちの
一方が自動的に選択される。したがって、内気を常時清
浄に維持することができる。
さらに、空気を清浄にする空気清浄機を有する。
第1のガス成分を除去し、内気に含まれる第2のガス成
分を除去しない。
内に進入する第1のガス成分を空気清浄機によって除去
することができる。そして、外気導入モードと内気循環
モードとを効率的に切り換えることができるので、空気
清浄機に配設されるフィルタの寿命を長くすることがで
きる。
は、さらに、前記空気清浄機は主として活性炭を主成分
とするフィルタを備える。
するフィルタを備えるので、前記活性炭によって、空気
中の炭化水素、窒素酸化物等が吸着されて除去される。
したがって、外気の導入に伴って内気が清浄でなくなる
ことはない。
は、さらに、前記第1のガス成分の含有値に基づいて外
気が清浄であるかどうかを判断する外気判断手段と、前
記第2のガス成分の含有値に基づいて内気が清浄である
かどうかを判断する内気判断手段とを有する。
内気のうちの少なくとも内気が清浄でない場合に外気導
入モードを選択し、外気が清浄でなく、内気が清浄であ
る場合に内気循環モードを選択する。
炭素の濃度が閾値を超えると、外気に含まれる排気ガス
の濃度に関係なく外気が導入されるので、内気に含まれ
る二酸化炭素の濃度が閾値より高くなることはない。
装置の機能ブロック図である。
ードが選択されたときの車両の概念図である。
ードが選択されたときの車両の概念図である。
ムの概念図である。
装置の制御回路図である。
装置の動作を示すフローチャートである。
装置の動作を示すフローチャートである。
ムの概念図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 外気に含まれる第1のガス成分の含有値
を検出する外気センサと、内気に含まれる第2のガス成
分の含有値を検出する内気センサと、前記第1、第2の
ガス成分以外の他の要素の情報を検出する他要素検出手
段と、前記第1、第2のガス成分の各含有値、及び他の
要素の情報に基づいて、外気導入モード及び内気循環モ
ードのうちの一方を自動的に選択するモード選択手段と
を有することを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】 空気を清浄にする空気清浄機を有すると
ともに、該空気清浄機は、外気に含まれる第1のガス成
分を除去し、内気に含まれる第2のガス成分を除去しな
い請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記空気清浄機は主として活性炭を主成
分とするフィルタを備える請求項2に記載の車両用空調
装置。 - 【請求項4】 前記空気清浄機は導入された外気及び循
環させられた内気を清浄にする請求項2に記載の車両用
空調装置。 - 【請求項5】 前記第1のガス成分は炭化水素及び窒素
酸化物である請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項6】 前記第1のガス成分の含有値に基づいて
外気が清浄であるかどうかを判断する外気判断手段と、
前記第2のガス成分の含有値に基づいて内気が清浄であ
るかどうかを判断する内気判断手段とを有するととも
に、前記モード選択手段は、外気及び内気のうちの少な
くとも内気が清浄でない場合に外気導入モードを選択
し、外気が清浄でなく、内気が清浄である場合に内気循
環モードを選択する請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項7】 前記モード選択手段は、前記他の要素の
情報に基づいて外気導入モード及び内気循環モードのう
ちの一方を選択する請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項8】 前記他の要素の情報は、内気の温度と外
気の温度との温度差である請求項1に記載の車両用空調
装置。
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JP23827399A JP4457436B2 (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 車両用空調装置 |
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JP23827399A JP4457436B2 (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 車両用空調装置 |
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- 1999-08-25 JP JP23827399A patent/JP4457436B2/ja not_active Expired - Fee Related
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