JP2001061858A - 内視鏡用高周波スネア - Google Patents
内視鏡用高周波スネアInfo
- Publication number
- JP2001061858A JP2001061858A JP24064199A JP24064199A JP2001061858A JP 2001061858 A JP2001061858 A JP 2001061858A JP 24064199 A JP24064199 A JP 24064199A JP 24064199 A JP24064199 A JP 24064199A JP 2001061858 A JP2001061858 A JP 2001061858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- snare
- snare loop
- loop
- polyp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
術後に出血しないようにポリープを切断することができ
る内視鏡用高周波スネアを提供すること。 【解決手段】スネアループ3の先端部分3aが、外方か
らシース1の先端に接近した位置ではシース1の先端の
正面から偏位し、且つ操作ワイヤ2を牽引することによ
りシース1内に引き込まれる程度に、スネアループ3の
先端と基端との間の左右両側の弾性ワイヤの長さを相違
させた。
Description
挿通チャンネルに通されてポリープを切除するために用
いられる内視鏡用高周波スネアに関する。
シース内に軸線方向に進退自在に操作ワイヤを挿通配置
して、その操作ワイヤの先端に弾性ワイヤからなるスネ
アループを連結し、操作ワイヤを軸線方向に進退操作す
ることによりスネアループが可撓性シースの先端内に出
入りして、スネアループが可撓性シース外では自己の弾
性によって膨らみ、可撓性シース内に引き込まれること
によって窄まるようになっている。
プを囲んだ状態にしてから操作ワイヤを牽引することに
より、図5に示されるようにスネアループ3でポリープ
100を緊縛し、スネアループ3に高周波電流を通電し
てポリープ100を焼灼切断するようになっている。
3がそのループの先端で一本の弾性ワイヤを略U字状に
曲げ戻して形成されたものでは、例えば図6に示される
ように、スネアループ3でポリープ100を緊縛したと
き、ポリープ100内を通っている血管101とスネア
ループ3の先端部分3aとの間が遠く、血管101が焼
灼切断されるのは最後の一瞬の間になってしまうので、
血管101の焼灼が不十分になって術後に出血を起こす
場合があった。
血管を確実に焼灼して術後に出血しないようにポリープ
を切断することができる内視鏡用高周波スネアを提供す
ることを目的とする。
め、本発明の内視鏡用高周波スネアは、シース内に軸線
方向に進退自在に操作ワイヤを挿通配置し、高周波電流
を通電可能なスネアループをそのループの先端で略U字
状に曲げ戻した一本の弾性ワイヤにより形成して操作ワ
イヤの先端に連結し、操作ワイヤを軸線方向に進退操作
することによりスネアループが可撓性シースの先端内に
出入りして、スネアループが可撓性シース外では自己の
弾性によって膨らみ、可撓性シース内に引き込まれるこ
とによって窄まるようにした内視鏡用高周波スネアにお
いて、スネアループの先端部分が、外方からシースの先
端に接近した位置ではシースの先端の正面から偏位し、
且つ操作ワイヤを牽引することによりシース内に引き込
まれる程度に、スネアループの先端と基端との間の左右
両側の弾性ワイヤの長さを相違させたものである。
態を説明する。図1は、本発明の実施の形態の内視鏡用
高周波スネアを示しており、1は、例えば電気絶縁性の
四フッ化エチレン樹脂製チューブ等からなる可撓性シー
スであり、図示されていない内視鏡の処置具挿通チャン
ネルに挿脱される。
性金属製の操作ワイヤ2が全長にわたって軸線方向に進
退自在に挿通されており、図示されていない操作部によ
って基端側から任意に進退操作される。
性の弾性ワイヤを曲げて形成されたスネアループ3が接
続パイプ4を介して連結されており、操作ワイヤ2を介
してスネアループ3に高周波電流を通電することができ
る。ただし、スネアループ3を延長して操作ワイヤ2を
形成してもよい。
例えばステンレス鋼線の撚り線によって形成されてお
り、外力が加えられていない状態では、図1に示される
ように数センチメートルの広がりの略卵形のループを形
成する。
とによって弾性変形させて窄ませることができ、操作ワ
イヤ2を手元側に牽引して可撓性シース1内に引き込む
ことによって窄まる。
の弾性ワイヤを略U字状に曲げ戻して形成されており、
スネアループ3の先端と基端との間の左右両側の弾性ワ
イヤの長さが相違している。即ち、図1においてL>R
である。
イヤ2が手元側に牽引されてスネアループ3の大半の部
分が可撓性シース1内に引き込まれ、スネアループ3の
先端部分3aが外方から可撓性シース1の先端に接近し
た状態では、スネアループ3の長い方の弾性ワイヤが撓
んで、スネアループ3の先端部分3aが可撓性シース1
の先端の正面から偏位した状態になる。
イヤの左右両側の長さL,Rの相違が大きすぎると、図
2に2点鎖線で示されるように、長い方の弾性ワイヤが
大きく弛んで可撓性シース1の入口に引っ掛かり、スネ
アループ3を可撓性シース1内に完全に引き込むことが
できなくなる。
イヤの左右両側の長さL,Rの差は、操作ワイヤ2が手
元側に牽引されたときに、図3に示されるように、スネ
アループ3が先端部分3aまで完全に可撓性シース1内
に引き込まれる範囲内に設定されている。
用高周波スネアでポリープ100を切断する際には、ス
ネアループ3でポリープ100を囲んだ状態にしてから
操作ワイヤ2を牽引することにより、図5に示されるよ
うにスネアループ3でポリープ100を緊縛する。
ープ3の先端部分3aが可撓性シース1の先端の正面か
ら偏位していることから、ポリープ100の茎部分の中
心付近を通っている血管101に対してスネアループ3
の長い方の弾性ワイヤが早めに接触するので、血管10
1が出血を起こさない程度に焼灼されてからポリープ1
00が完全に切断される。
るものではなく、例えばスネアループ3の形状は、卵形
に限らず多角形状その他どのような形状であっても差し
支えない。
たスネアループの先端部分が、外方からシースの先端に
接近した位置ではシースの先端の正面から偏位するよう
に、スネアループの先端と基端との間の左右両側の弾性
ワイヤの長さを相違させたことにより、ポリープ内を通
っている血管に早めにスネアループを接触させて血管を
確実に焼灼し、術後に出血が起きないようにポリープを
安全に切断することができる。
先端部分の平面断面図である。
スネアループの大半の部分が可撓性シース内に引き込ま
れた状態の平面断面図である。
スネアループが完全に可撓性シース内に引き込まれた状
態の平面断面図である。
よりポリープが切断される状態の平面断面図である。
れる状態の斜視図である。
切断される状態の平面断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】シース内に軸線方向に進退自在に操作ワイ
ヤを挿通配置し、高周波電流を通電可能なスネアループ
をそのループの先端で略U字状に曲げ戻した一本の弾性
ワイヤにより形成して上記操作ワイヤの先端に連結し、
上記操作ワイヤを軸線方向に進退操作することにより上
記スネアループが上記可撓性シースの先端内に出入りし
て、上記スネアループが上記可撓性シース外では自己の
弾性によって膨らみ、上記可撓性シース内に引き込まれ
ることによって窄まるようにした内視鏡用高周波スネア
において、 上記スネアループの先端部分が、外方から上記シースの
先端に接近した位置では上記シースの先端の正面から偏
位し、且つ上記操作ワイヤを牽引することにより上記シ
ース内に引き込まれる程度に、上記スネアループの先端
と基端との間の左右両側の弾性ワイヤの長さを相違させ
たことを特徴とする内視鏡用高周波スネア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24064199A JP4761597B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 内視鏡用高周波スネア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24064199A JP4761597B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 内視鏡用高周波スネア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001061858A true JP2001061858A (ja) | 2001-03-13 |
JP4761597B2 JP4761597B2 (ja) | 2011-08-31 |
Family
ID=17062530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24064199A Expired - Fee Related JP4761597B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 内視鏡用高周波スネア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4761597B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6888084B2 (ja) | 2017-05-19 | 2021-06-16 | オリンパス株式会社 | 組織切除器具 |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24064199A patent/JP4761597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4761597B2 (ja) | 2011-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6224611B1 (en) | Snare for endoscope | |
JP4471125B2 (ja) | 高周波処置具 | |
US4311143A (en) | Apparatus for resecting tissue inside the body cavity utilizing high-frequency currents | |
JPH11285502A (ja) | 内視鏡用高周波処置具 | |
US20170224365A1 (en) | Treatment instrument | |
KR20070110787A (ko) | 고주파 처치구 | |
JP3814084B2 (ja) | 内視鏡用スネア | |
JP2000342600A (ja) | 内視鏡用スネア | |
JP5186346B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP2001061858A (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP4589511B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP2002253559A (ja) | 内視鏡用ワイヤループ型処置具 | |
JP2009095451A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP4634619B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP4554797B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP2001252280A (ja) | 内視鏡用スネア | |
JP2000083964A (ja) | 内視鏡用ワイヤループ型処置具 | |
JP3983904B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP4388344B2 (ja) | 内視鏡用スネア | |
JP2604081B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP4321853B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP4554796B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP2000237198A (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP4441044B2 (ja) | 内視鏡用スネア | |
JP2002102245A (ja) | 内視鏡用高周波スネア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060706 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090421 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090903 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091020 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20091210 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20100108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110607 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |