JP2001061271A - 直流電圧変換回路とこれを用いた集積回路 - Google Patents

直流電圧変換回路とこれを用いた集積回路

Info

Publication number
JP2001061271A
JP2001061271A JP11235717A JP23571799A JP2001061271A JP 2001061271 A JP2001061271 A JP 2001061271A JP 11235717 A JP11235717 A JP 11235717A JP 23571799 A JP23571799 A JP 23571799A JP 2001061271 A JP2001061271 A JP 2001061271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
terminal
power supply
inverter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11235717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3474809B2 (ja
Inventor
Tsuneaki Fuse
常明 布施
Atsushi Kameyama
敦 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23571799A priority Critical patent/JP3474809B2/ja
Publication of JP2001061271A publication Critical patent/JP2001061271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3474809B2 publication Critical patent/JP3474809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細化された素子を用いても素子にかかる電
圧を外部電圧より下げることができ、且つ最小限の回路
規模で2種類の変換出力を出力できる。 【解決手段】 電源電圧からそれよりも低い電圧を生成
するための直流電圧変換回路において、電源端VDDH
(3V)と中間電位端VM(1.5V)との間に接続さ
れた第1のインバータ回路11と、接地端VSS(0
V)と中間電位端VMとの間に接続された第2のインバ
ータ回路12と、第1のインバータ回路11の出力端に
接続された第1のローパスフィルタ回路21と、第2の
インバータ回路12の出力端に接続された第2のローパ
スフィルタ回路22と、第1のインバータ回路11の入
力端に第1の駆動信号PU,NUを入力し、第2のイン
バータ回路12の入力端に第1の駆動信号とは逆相の関
係にある第2の駆動信号PD,NDを入力するためのプ
リバッファ回路30とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源電圧からそれ
よりも低い電圧を生成するための直流電圧変換回路と、
これを用いた半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の集積度の向上は
著しく、ギガビット級の半導体メモリでは1チップに数
億個の半導体素子が、64ビットのマイクロプロセッサ
では1チップに数百万から1千万個の半導体素子が集積
されるようになっている。集積度の向上は素子の微細化
によって達成され、1GビットDRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)においては0.15μmのゲート長
のMOSトランジスタが用いられ、さらに集積度が高ま
ると0.1μm以下のゲート長のMOSトランジタが用
いられるようになる。
【0003】このような微細MOSトランジスタにおい
ては、ホットキャリア生成によるトランジスタ特性の劣
化やTDDB(Time Dependent Die1ectric Breakdow
n)による絶縁膜破壊が起きる。また、チャネル長が短
くなることによるしきい値電圧の低下を抑えるため、基
板領域やチャネル領域の不純物濃度が高められると、ソ
ース,ドレインの接合耐圧が低下する。
【0004】これら微細素子の信頼性を維持するために
は、電源電圧を下げることが有効である。即ち、ソース
・ドレイン間の横方向電界を弱めることによってホット
キャリアの発生を防ぎ、ゲート・バルク間の縦方向電界
を弱めることによってTDDBを防ぐ。さらに、電源電
圧を下げることによって、ソース・バルク間,ドレイン
・バルク間の接合に加わる逆バイアスを低下させ、耐圧
の低下に対応させる。
【0005】一方、近年の市場の拡大が著しい携帯情報
機器においては、リチウムイオン電池に代表される軽量
でかつエネルギー密度の高い電源が主に使われている。
しかしながら、リチウムイオン電池は電圧が3〜3.6
V程度あり、上記微細MOSトランジスタの耐圧より高
く、このような微細トランジスタを用いた回路に適用す
る場合、直流電圧変換回路で降圧する必要がある。携帯
情報機器の使用時間は電源システムと構成部品の消費電
力によって決まり、より長時間使うためには、高エネル
ギー密度の電池、高効率の直流電圧変換回路、低消費電
力な集積回路が要求されている。降圧した電源電圧を特
に消費電力の大きいベースバンドLSIに用いること
は、LSIの低消費電力化の観点からも望ましい。
【0006】図8に、半導体チップ内に集積形成された
直流電圧変換回路の従来例を示す。これは、任意のデュ
ーティ比を持つクロックパルスPU,NUをpチャネル
MOSトランジスタM101とnチャネルMOSトラン
ジスタM102からなるメインバッファ回路100に加
え、その出力OUTをインダクタL3とキャパシタC3
からなるローパスフィルタ回路を通して電源電圧より低
い電圧VDDを高効率で出力するものである。バッファ
回路100の電源電圧をVDDH、クロックパルスP
U,NUのデューティ比をRとすると、VDD=(1−
R)VDDHとなる。
【0007】いま、VDDH=3V,R=2/3、VD
Dの負荷回路に流れる電流を300mAと仮定すると、
VDD=1V,変換効率90%の場合、バッファ回路1
00に流れる電流は111mAとなる。従って、バッフ
ァ回路100のMOSトランジスタM101とM102
において数mmのゲート幅が必要となるため、これを駆
動するためにはプリバッファ回路が必要となる。200
はこのようなプリバッファ回路を示し、M101を駆動
するためにM201〜M210で構成された信号INU
が入力する5段のインバータ回路と、M102を駆動す
るためにM211〜M220で構成された信号INDが
入力する5段のインバータ回路とからなる。
【0008】以上のように、半導体チップ内に集積され
た直流電圧変換回路を用いることにより、低コストで、
半導体チップ内の集積回路を構成する素子の信頼性を向
上させ、さらには集積回路の低消費電力化を図ることが
できる。しかしながら、この種の変換回路においては、
変換回路を構成する素子に加わる電圧が外部電圧に等し
くなるため、耐圧の関係で微細な素子が用いられないと
いう問題がある。その結果、耐圧は高いが駆動能力の低
い素子を用いる必要があり、損失が増加し、高効率の直
流電圧変換回路が実現し難いという問題がある。
【0009】一方、携帯情報機器においては、動作時の
低消費電力化だけではなく、待機時の低消費電力化も求
められている。集積回路の低消費電力化のため、駆動電
圧を下げると素子の動作速度が低下したり動作しなくな
るという問題があり、これを解決するため、MOSトラ
ンジスタのしきい値電圧は電源電圧の低下と共に下げら
れている。しかしながら、しきい値電圧を下げるとオフ
リーク電流が増加し、機器が待機状態にあるときの消費
電力が増加するという問題がある。これを解決するた
め、動作時と待機時とでMOSトランジスタが形成され
ているウェルの電圧を変化させ、待機時のMOSトラン
ジスタのしきい値電圧を高くする方式が提案されてい
る。
【0010】この方式においては、集積回路を駆動する
ための電源電圧の他、pウェルとnウェルに与える2つ
の電圧が必要である。システムに負担をかけないために
はオンチップでこれらの電圧を発生させる必要がある。
これら2つの電圧を異なる直流電圧変換回路で作った場
合、駆動電圧を含め、計3種類の直流電圧変換回路が必
要となり、これらを制御する回路まで含めて考えると回
路規模が大きくなり、チップコストの増大を招く。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、微細
素子を用いた半導体集積回路において、信頼性を保ち低
消費電力化を図るために直流電圧変換回路を用いていた
が、低コスト化のため変換回路をオンチップにしようと
すると変換回路を構成するMOSトランジスタの耐圧が
持たないという問題があった。さらに、耐圧を持たせる
ために駆動能力の低い微細化されていない素子を用いる
と、効率が低下するという問題があった。また、動作時
と待機時とでウェル電位を変化させ、低電圧での動作と
待機時の低消費電力化を図ったシステムにおいて、リチ
ウムイオン電池からの3〜3.6Vの電圧から降圧した
電源電圧と2つのウェル電圧を発生させるために、3種
類のオンチップ直流電圧変換回路を用いると、回路規模
が増大しチップコストが増大するという問題があった。
【0012】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、微細化された素子を用
いても素子にかかる電圧を外部電圧より下げることがで
き、且つ最小限の回路規模で2種類の変換出力を出力す
ることのできる直流電圧変換回路を提供することにあ
る。
【0013】また、本発明の他の目的は、上記直流電圧
変換回路を用いて低消費電力化,低コスト化をはかった
半導体集積回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】(構成)上記課題を解決
するために本発明は次のような構成を採用している。
【0015】即ち本発明は、電源電圧からそれよりも低
い電圧を生成するための直流電圧変換回路において、第
1の電源端と中間電位端との間に接続された第1のイン
バータ回路と、第1の電源端よりも電位の低い第2の電
源端と前記中間電位端との間に接続された第2のインバ
ータ回路と、第1のインバータ回路の出力端に接続され
た第1のローパスフィルタ回路と、第2のインバータ回
路の出力端に接続された第2のローパスフィルタ回路
と、第1のインバータ回路の入力端に所定のデューティ
比の第1の駆動信号を入力する手段と、第2のインバー
タ回路の入力端に第1の駆動信号とは逆相の関係にある
第2の駆動信号を入力する手段とを具備してなることを
特徴とする。
【0016】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は次のものがあげられる。 (1) 第1の駆動信号は第1の電源端電位から中間電位ま
で振幅する矩形波であり、第2の駆動信号は第2の電源
端電位から中間電位まで振幅する矩形波であること。 (2) 第1の駆動信号を生成するためのインバータ群が第
1の電源端と中間電位端との間に接続され、第2の駆動
信号を生成するためのインバータ群が中間電位端と第2
の電源端との間に接続されていること。
【0017】(3) インバータ回路を構成するpチャネル
MOSトランジスタのゲートとnチャネルMOSトラン
ジスタのゲートは共通接続されておらず、第1のインバ
ータ回路のpチャネルMOSトランジスタのゲートには
第1のp側駆動信号が入力され、第1のインバータ回路
のnチャネルMOSトランジスタのゲートには第1のn
側駆動信号が入力され、第2のインバータ回路のpチャ
ネルMOSトランジスタのゲートには第2のp側駆動信
号が入力され、第2のインバータ回路のnチャネルMO
Sトランジスタのゲートには第2のn側駆動信号が入力
されること。
【0018】(4) 第1のp側駆動信号は第1の電源端電
位から中間電位まで振幅する矩形波であり、第1のn側
駆動信号は第2の電源端電位から中間電位まで振幅する
矩形波であり、第2のp側駆動信号は第1の電源端電位
から中間電位まで振幅する矩形波であり、第2のp側駆
動信号は第2の電源端電位から中間電位まで振幅する矩
形波であること。
【0019】また本発明は、半導体集積回路において、
上記構成の直流電圧変換回路と、第1のローパスフィル
タを介した第1の整流出力端と第2のローパスフィルタ
を介した第2の整流出力端との間に接続され、第1の整
流出力端を電源端とし第2の整流出力端を接地端とする
論理回路と、この論理回路を構成するpチャネルMOS
トランジスタのボディ領域を第1の電源端又は第1の整
流出力端に接続するための第1の切り換え回路と、前記
論理回路を構成するnチャネルMOSトランジスタのボ
ディ領域を第2の電源端又は第2の整流出力端に接続す
るための第2の切り換え回路とを具備してなることを特
徴とする。
【0020】(作用)本発明によれば、第1のインバー
タ回路と第2のインバータ回路が縦積みにされているの
で、これらの回路を構成する素子にかかる電圧は外部電
圧の1/2になる。また、降圧された2つの出力におい
て、外部電圧と高電圧側出力の差と低電圧側出力と接地
電圧の差とが等しくなる。従って、微細化された素子を
用いても素子にかかる電圧を外部電圧より下げることが
でき、且つ最小限の回路規模で2種類の変換出力を出力
することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。
【0022】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる直流電圧変換回路を示す回路構成図
である。図中の10はpチャネルMOSトランジスタM
1,M3及びnチャネルMOSトランジスタM2,M4
からなるメインバッファ回路である。即ち、M1のソー
スは電源電圧VDDHに接続され、ゲートは信号PUに
接続され、ドレインは出力端子OUTUに接続され、M
2のソースはノードMに接続され、ゲートは信号NUに
接続され、ドレインは出力端子OUTUに接続されてい
る。また、M3のソースはノードMに接続され、ゲート
は信号PDに接続され、ドレインは出力端子OUTDに
接続され、M4のソースは接地電位VSSに接続され、
ゲートは信号NDに接続され、ドレインは出力端子OU
TDに接続されている。
【0023】ここで、M1,M2で第1のインバータ回
路11が構成され、M3,M4で第2のインバータ回路
12が構成されている。第1のインバータ回路11にお
いて、M1,M2のゲートは共通接続されていないが、
各々のゲートには後述するように同相の駆動信号が入力
されることから、インバータとして機能するものとなっ
ている。第2のインバータ回路12においても同様であ
る。
【0024】メインバッファ回路10において、信号P
UとNUは同相で等デューティ比、信号PDとNDは同
相で等デューティ比、さらに信号PDはPUと逆相の関
係にあり、信号NDはNUと逆相の関係にある。信号P
Uがローレベルのとき、信号NUはローレベル、信号P
DとNDはハイレベルであるから、M1とM4はオン
し、M2とM3はオフする。従って、出力OUTUはV
DDHまで充電され、出力OUTDはVSSまで放電さ
れる。
【0025】信号PUがハイレベルのとき、信号NUは
ハイレベル、信号PDとNDはローレベルであるから、
M1とM4はオフし、M2とM3はオンする。従って、
ノードMの電圧はVDDHをM2とM3のオン抵抗によ
り抵抗分割した値VMになる。その結果、出力OUTU
はVMまで放電され、出力OUTDはVMまで充電され
る。
【0026】出力OUTUにはインダクタL1とキャパ
シタC1からなる第1のローパスフィルタ回路21、出
力OUTDにはインダクタL2とキャパシタC2からな
る第2のローパスフィルタ回路22がそれぞれ接続され
ている。これらのフィルタ回路20(21,22)によ
り、信号PUのデューティ比で決定される一定電圧がフ
ィルタの出力VDDUとVDDDに現れる。
【0027】30はメインバッファ回路10を駆動する
ためのプリバッファ回路である。この例では、電源電圧
VDDHと接地電位VSSとの間にインバータが2段積
みされた縦積みインバータ回路3つから構成されてい
る。即ち、MOSトランジスタM21〜M24からなる
縦積みインバータ回路において、M21のソースは電源
電圧VDDHに接続され、ゲートは信号BINU1に接
続され、ドレインはノードINU3に接続され、M22
のソースはノードMに接続され、ゲートは信号BINU
1に接続され、ドレインはノードINU3に接続されて
いる。
【0028】また、M23のソースはノードMに接続さ
れ、ゲートは信号BINDに接続され、ドレインはノー
ドIND3に接続され、M24のソースは接地電位VS
Sに接続され、ゲートは信号BINDに接続され、ドレ
インはノードIND3に接続されている。
【0029】ノードINU3とIND3はMOSトラン
ジスタM25〜M28からなる縦積みインバータ回路に
それぞれ入力され、各々のインバータ回路の出力NUと
PDはプリバッファ回路30の出力となる。また、ノー
ドINU3とIND3はMOSトランジスタM29〜M
32からなる縦積みインバータ回路にそれぞれ入力さ
れ、各々のインバータ回路の出力PUとNDはプリバッ
ファ回路30の出力となる。
【0030】プリバッファ回路30の入力から出力まで
の縦積みインバータ回路の段数は2段に限定されるもの
ではない。段数はメインバッファ回路10の駆動電流で
決まるゲート幅に応じて決定される。また、ノードMは
メインバッファ回路10と共通でなくてもよい。さら
に、ノードMは全ての縦積みインバータ回路で共通にし
なくてもよい。
【0031】25はノードMに接続された安定化回路で
ある。この安定化回路25は、2つの抵抗或いはノーマ
リオンのMOSトランジスタを用いて構成される。ま
た、さらに安定にするためにキャパシタを接続してもよ
い。これらの回路はオンチップにしてもよいし、外部か
ら個別素子で構成してもよい。
【0032】40は2つのインバータ回路とレベルシフ
タからなるバッファ付きのレベルシフト回路である。即
ち、入力信号INUはMOSトランジスタM41,M4
2からなるインバータ回路に入力され、その出力BIN
Uがレベルシフタに入力される。また、入力信号IND
はMOSトランジスタM43,M44からなるインバー
タ回路に入力され、このインバータ回路からBINDが
出力される。これらのインバータ回路の電源端子は、V
DDHよりも低い電源電圧VDDLに接続されている。
【0033】レベルシフタは、pチャネルMOSトラン
ジスタM45,M46とnチャネルMOSトランジスタ
M47,M48,M49からなり、M48のゲートに入
力する参照電位VREF及びM49のゲート電圧VGG
で制御される。このレベルシフタの電源端子は電源電圧
VDDHに接続され、M41,M42からなるインバー
タ回路によりVDDLからVSSの間でスイングする信
号BINUを、論理振幅を変えずにハイレベルがほぼV
DDHの信号BINU1,BINU2に変換することが
できる。
【0034】具体的な例として、VDDL=1.5V,
VDDH=3V、入力信号INU,INDのデューティ
比TH/T=2/3(THはハイレベルの時間,Tは周
期)、M2とM3のオン抵抗は等しいと仮定した場合の
動作波形を図2に示す。このとき、BINUのハイレベ
ルは1.5V、ローレベルは0Vである。参照電位VR
EFはこれらの中間電圧、例えば0.75Vに設定され
ている。また、ゲート電圧VGGはMOSトランジスタ
M49が飽和領域で動作する電圧に設定されている。
【0035】BINUが0Vのとき、これはVREFよ
り低いので、MOSトランジスタM47はカットオフ状
態、M48はオン状態にあるため、レベルシフトタの出
力BINU1は充電、BINU2は放電される。BIN
Uが1.5Vのとき、これはVREFより高いので、M
OSトランジスタM47はオン状態、M48はカットオ
フ状態になり、BINU1は放電、BINU2は充電さ
れる。
【0036】MOSトランジスタのゲート幅を適当に選
ぶことにより、BINU1のハイレベルを約3V、ロー
レベルを約1.5Vにすることができる。従って、レベ
ルシフト回路40によって0〜1.5Vの間でスイング
する入力電圧は1.5V〜3Vの間のスイングに変換さ
れる。
【0037】プリバッファ回路30ヘの入力BINU
1,BINDに対し、出力PUのハイレベルは3V、ロ
ーレベルは1.5VでTH=(2/3)T、NUはPU
と同一波形である。さらに、出力PDのハイレベルは
1.5V、ローレベルは0VでTH=T/3、NDはP
Dと同一波形である。
【0038】また、VM=VDDH/2=1.5Vとな
るため、OUTUのハイレベルは3V,ローレベルは
1.5V、OUTDのハイレベルは1.5V,ローレベ
ルは0V、そしてVDDU=2V,VDDD=1Vとな
る。従って、VDDHとVDDUの差は1V、VDDD
とVSSの差も1Vとなり、2つの差は等しくなる。
【0039】この動作において、MOSトランジスタM
1〜M4,M21〜M32,M41〜M49のドレイン
・ソース間電圧はいずれも0〜1.5Vとなり、ドレイ
ン耐圧が3Vより下がった場合でも信頼性の問題は生じ
ない。
【0040】なお、この回路はCMOS構成となってい
るため、バルク基板を用いて集積する場合、特に縦積み
インバータ回路において、上側のインバータを構成する
MOSトランジスタと下側のインバータを構成するMO
Sトランジスタのウェルを分離する必要がある。この場
合、3重ウェル構成にすることでウェルを分離すること
ができる。また、ウェル分離の不要なSOI基板上に形
成されたMOSトランジスタで構成することで、より簡
単な製造工程でこの回路を集積化することができる。
【0041】また、フィルタ回路20は個別素子を用い
てチップ外に与えることもできるし、同一チップ上に集
積形成してもよい。バッファ付きのレベルシフト回路4
0において、上側と下側で位相を反転させるために、レ
ベルシフタのBINU1から出力を取り出したが、BI
NU1の代わりにBINU2から出力を取り出し、下側
に新たに1つのインバータを挿入してもよい。
【0042】また、バッファ付きのレベルシフト回路4
0において、2つのインバータ回路の電源端には外部電
源電圧VDDHよりも低いVDDLを供給したが、これ
らのインバータ回路に流れる電流は極めて少ないため、
VDDLは抵抗分割等によりVDDHから容易に作り出
すことができる。
【0043】また、本実施形態ではレベルシフト回路を
用いることにより、バッファ回路における上側のインバ
ータ回路にVDDHからVMまで振幅する駆動信号を、
下側のインバータ回路にVSSからVMまで振幅する信
号を入力したが、双方のインバータ回路の入力端にVD
DHからVSSまで振幅する信号を入力するようにして
もよい。この場合は、レベルシフト回路は不要となる。
【0044】このように本実施形態によれば、直流電圧
変換回路を構成するバッファ回路10,30を電源端V
DDHと接地端VSSの間に2つ縦積みに接続すること
で、各々のバッファ回路10,30を構成する素子にか
かる電圧を外部電圧の1/2にすることができる。その
結果、耐圧は低いが騒動能力の高い微細素子を用いるこ
とができ、信頼性が高くより高効率の直流電圧変換回路
を実現することが可能である。
【0045】また、縦積みされた各々のバッファ回路1
0から2つの出力電圧VDDU,VDDDを取り出すこ
とで、外部電圧VDDHと高電圧側出力VDDUの差を
低電圧側出力VDDDと接地電圧VSSの差と等しくす
ることができる。その結果、動作時と待機時とでウェル
電位を変化させ、低電圧での動作と待機時の抵消費電力
化を図ったシステムにおいて、リチウムイオン電池から
の3〜3.6Vの電圧を降圧した電源電圧と2つのウェ
ル電圧を容易に発生させることができ、低コストなオン
チップ直流電圧変換回路を実現できる。
【0046】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態に係わる直流電圧変換回路を示す回路構成図
である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、
その詳しい説明は省略する。
【0047】この実施形態が先に説明した第1の実施形
態と異なる点は、プリバッファ回路の構成にある。本実
施形態のプリバッファ回路50は、電源電圧VDDHと
接地電位VSSとの間にインバータが2段積みされた縦
積みインバータ回路4つから構成されている。
【0048】即ち、レベルシフト回路40の出力BIN
U1とBINDはMOSトランジスタM51〜54から
なる縦積みインバータ回路に入力され、この出力がMO
SトランジスタM55〜M58からなる縦積みインバー
タ回路に入力され、この出力がMOSトランジスタM5
9〜M62からなる縦積みインバータ回路に入力され、
この出力がMOSトランジスタM63〜M66からなる
縦積みインバータ回路に入力され、この出力がPU,P
Dとなる。また、出力NUとNDは、それぞれPUとP
Dと同一となっている。
【0049】プリバッファ回路50の入力から出力まで
の縦積みインバータ回路の段数は、4段に限定されるも
のではない。段数はメインバッファ回路10の駆動電流
で決まるゲート幅に応じて決定される。また、ノードM
はメインバッファ回路10と共通でなくてもよい。さら
に、ノードMは全ての縦積みインバータ回路で共通にし
なくてもよい。
【0050】本実施形態においても、前記図2に示した
動作を実現することができ、MOSトランジスタM1〜
M4,M41〜M49,M51〜M66のドレイン・ソ
ース間電圧はいずれも0〜1.5Vとなり、ドレイン耐
圧が3Vより下がった場合でも信頼性の問題は生じな
い。従って、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0051】(第3の実施形態)図4は、本発明の第3
の実施形態に係わる直流電圧変換回路を示す回路構成図
である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、
その詳しい説明は省略する。
【0052】この実施形態が先の第1の実施形態と異な
る点は、プリバッファ回路の構成にある。本実施形態の
プリバッファ回路60は、電源電圧VDDHと接地電位
VSSとの間にインバータが2段積みされた縦積みイン
バータ回路4つから構成されている。
【0053】即ち、レベルシフト回路40の出力BIN
U2とBINDはMOSトランジスタM51〜M54か
らなる縦積みインバータ回路に入力され、この出力がM
OSトランジスタM55〜M58からなる縦積みインバ
ータ回路に入力され、この出力がMOSトランジスタM
59〜M62からなる縦積みインバータ回路に入力され
る。
【0054】そして、MOSトランジスタM59〜M6
2からなる縦積みインバータ回路の出力がPDとNDと
なって、メインバッファ回路10の下側のMOSトラン
ジスタM3とM4を駆動する。また、PDとNDはMO
SトランジスタM63〜M66からなる縦積みインバー
タ回路に入力され、この出力がPU,PDとなって、メ
インバッファ回路10の上側のMOSトランジスタM1
とM2を駆動する。
【0055】具体的な例として、VDDL=1.5V,
VDDH=3V、入力信号INU,INDのデューティ
比TH/T=2/3、M2とM3のオン抵抗は等しいと
仮定した場合の動作波形を、図5に示す。PUのハイレ
ベルは3V,ローレベルは1.5VでTH=(2/3)
T、NUのハイレベルは1.5V,ローレベルはOVで
TH=(2/3)T、PDのハイレベルは3V,ローレ
ベルは1.5VでTH=T/3、NDのハイレベルは
1.5V,ローレベルは0VでTH=T/3である。
【0056】PUがローレベルである1.5Vのとき、
NUは0V,PDは3V,NDは1.5Vであるため、
メインバッファ回路10のM1とM4がオン状態、M2
とM3はオフ状態である。従って、OUTUは3Vのハ
イレベルとなり、OUTDは0Vのローレベルとなる。
PUがハイレベルである3Vのとき、NUは1.5V,
PDは1.5V,NDは0Vであるため、メインバッフ
ァ回路10のM1とM4はオフ状態となる。
【0057】このとき、インダクタL1への電流供給が
なくなるため、インダクタの性質によってOUTUは
1.5Vより電圧が下がり約1Vになり、M2はオン状
態となる。また、インダクタL2からの電流引き抜きが
なくなるため、インダクタの性質によって0UTDは
1.5Vより電圧が上がり約2Vになり、M3はオン状
態となる。その結果、ノードMの電圧VMは安定する。
【0058】その後、フィルタ回路21,22の共振動
作によってOUTUは1.5Vよりやや高い電圧まで上
昇、OUTDは1.5Vよりやや低い電圧まで下降す
る。この結果、フィルタ回路21,22を通した電圧V
DDUは約2Vに、VDDDは約1Vになる。従って、
VDDHとVDDUの差は1V、VDDDとVSSとの
差も1Vとなり、2つの差は等しくなる。
【0059】本実施形態においては、MOSトランジス
タM1〜M4のドレイン・ソース間電圧は0〜2Vとな
り、M41〜M49,M51〜M66のドレイン・ソー
ス間電圧はいずれも0〜1.5Vとなり、ドレイン耐圧
が3Vより下がった場合でも信頼性の問題は生じない。
そして、VDDH(3V)とVSS(0V)の電源電圧
からVDDU(2V)とVDDD(2V)の電圧を作り
出すことができ、第1の実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0060】なお、プリバッファ回路60において、縦
積みインバータ回路の3段目の出力がMOSトランジス
タM1とM4を駆動し、4段目の出力がMOSトランジ
スタM2とM3を駆動するように構成してもよい。ま
た、プリバッファ回路60の入力から出力までの縦積み
インバータ回路の段数は、4段に限定されるものではな
い。段数はメインバッファ回路10の駆動電流で決まる
ゲート幅に応じて決定される。また、ノードMはメイン
バッファと共通でなくてもよい。さらに、ノードMは全
ての縦積みインバータ回路で共通にしなくてもよい。
【0061】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態に係わる半導体集積回路を示す回路構成図で
ある。
【0062】図中の70は直流電圧変換回路であり、こ
れは例えば前記図1に示した第1の実施形態の直流電圧
変換回路でローパスフィルタ回路21,22を除いたも
のであり、INU,INDの入力によりOUTU,OU
TDを出力する。また、入力信号INU,INDを入力
する代わりに、任意のデューティ比を生成するパルス生
成回路を内蔵してもよい。
【0063】20は第1の実施形態のようなローパスフ
ィルタ回路21,22からなるフィルタ回路で、入力O
UTUに対しVDDUを出力、入力OUTDに対しVD
DDを出力する。80はpチャネルMOSトランジスタ
及びnチャネルMOSトランジスタを有する論理回路で
あり、電源電圧VDDUを電源電圧としVDDDを接地
電圧として動作する。また、論理回路80を構成するM
OSトランジスタのボディ領域はVDDU,VDDDと
別々になっている。
【0064】論理回路80を構成するpチャネルMOS
トランジスタのボディ領域の電圧VNとしては、MOS
トランジスタM91とM92によって、VDDH或いは
VDDUが与えられる。即ち、M91のソースはVDD
Uに接続され、ゲートは信号SLに接続され、ドレイン
はVNに接続され、M92のソースはVDDHに接続さ
れ、ゲートは信号SLの反転信号BSLに接続され、ド
レインはVNに接続されている。
【0065】また、論理回路80を構成するnチャネル
MOSトランジスタのボディ領域の電圧VPとしては、
MOSトランジスタM93とM94によって、VDDD
或いはVSSが与えられる。即ち、M93のソースはV
SSに接続され、ゲートは信号SLに接続され、ドレイ
ンはVPに接続され、M94のソースはVDDDに接続
され、ゲートは信号BSLに接続され、ドレインはVP
に接続されている。
【0066】論理回路80が動作状態のときSLをロー
レベルにする。このとき、M91とM94がオン状態と
なり、M92とM93はオフ状態となるため、VN=V
DDU,VP=VDDDとなり、論理回路80を構成す
るMOSトランジスタのしきい値電圧は基板バイアスが
かからないときのしきい値電圧VT0となる。論理回路
80が非動作状態のとき、SLをハイレベルにする。こ
のとき、M91とM94がオフ状態となり、M92とM
93はオン状態となるため、VN=VDDH,VP=V
SSとなり、論理回路80を構成するMOSトランジス
タのしきい値電圧は基板バイアスがかかったときのしき
い値電圧VTとなる。
【0067】ここで、|VT|>|VT0|なので、論
理回路80が動作するときはしきい値電圧の絶対値は小
さくなりより低電圧での高速動作が可能となり、論理回
路80が非動作状態のときはしきい値電圧の絶対値は大
きくなり無駄なリーク電流を減らすことができる。
【0068】図7に、論理回路80の具体例を示す。こ
の図では、複数のpチャネルMOSトランジスタのうち
M81とM82の2つだけを示し、複数のnチャネルM
OSトランジスタのうちM83とM84の2つだけを示
している。M81,M82のソースはVDDUに接続さ
れ、ボディはVNに接続され、M83,M84のソース
はVDDDに接続され、ボディはVPに接続されてい
る。論理回路80をバルク基板上に形成した場合、VN
はnウェル電圧であり、VPはpウェル電圧である。
【0069】また、論理回路80をSOI基板上に形成
しボディ電位をとる場合、VNはpチャネルMOSトラ
ンジスタのボディ電位、VPはnチャネルMOSトラン
ジスタのボディ電位である。また、SOIでボディ電位
を取らない場合、支持基板にnウェルとpウェルを形成
し、VNはnウェル電圧とし、VPはpウェル電圧とす
る。この場合、nウェルの範囲内の絶縁膜上にpチャネ
ルMOSトランジスタを形成し、pウェルの範囲内の絶
縁膜上にnチャネルMOSトランジスタを形成する。
【0070】また、本実施形態における直流電圧変換回
路70は論理回路80と同一チップ上に構成してもよ
い。さらに、フィルタ回路20を同一チップ上に構成し
た場合も本発明は有効である。
【0071】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形して実施することができる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1のインバータ回路と第2のインバータ回路を縦積みに
しているので、これらの回路を構成する素子にかかる電
圧を外部電圧の1/2と小さくすることができる。しか
も、降圧された2つの出力において、外部電圧と高電圧
側出力の差を低電圧側出力と接地電圧の差に等しくする
ことができる。従って、微細化された素子を用いても素
子にかかる電圧を外部電圧より下げることができ、且つ
最小限の回路規模で2種類の変換出力を出力することが
可能となる。また、この直流電圧変換回路を用いて半導
体集積回路を構成することにより、低消費電力化,低コ
スト化をはかることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる直流電圧変換回路を示
す回路構成図。
【図2】第1の実施形態における動作を説明するための
タイミング図。
【図3】第2の実施形態に係わる直流電圧変換回路を示
す回路構成図。
【図4】第3の実施形態に係わる直流電圧変換回路を示
す回路構成図。
【図5】第3の実施形態における動作を説明するための
タイミング図。
【図6】第4の実施形態に係わる半導体集積回路を示す
回路構成図。
【図7】第4の実施形態に用いた論理回路の具体例を示
す回路構成図。
【図8】従来の直流電圧変換回路を示す回路構成図。
【符号の説明】
10,100…メインバッファ回路 20…ローパスフィルタ回路 25…安定化回路 30,50,60,110…プリバッファ回路 40…バッファ付きレベルシフト回路 70…直流電圧変換回路 80…論理回路 M1〜M94…MOSトランジスタ C1〜C3…キャパシタ L1,L3…インダクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源端と中間電位端との間に接続さ
    れた第1のインバータ回路と、第1の電源端よりも電位
    の低い第2の電源端と前記中間電位端との間に接続され
    た第2のインバータ回路と、第1のインバータ回路の出
    力端に接続された第1のローパスフィルタ回路と、第2
    のインバータ回路の出力端に接続された第2のローパス
    フィルタ回路と、第1のインバータ回路の入力端に所定
    のデューティ比の第1の駆動信号を入力する手段と、第
    2のインバータ回路の入力端に第1の駆動信号とは逆相
    の関係にある第2の駆動信号を入力する手段とを具備し
    てなることを特徴とする直流電圧変換回路。
  2. 【請求項2】第1の駆動信号は、第1の電源端電位から
    中間電位まで振幅する矩形波であり、第2の駆動信号
    は、第2の電源端電位から中間電位まで振幅する矩形波
    であることを特徴とする請求項1記載の直流電圧変換回
    路。
  3. 【請求項3】第1の駆動信号を生成するためのインバー
    タ群が第1の電源端と前記中間電位端との間に接続さ
    れ、第2の駆動信号を生成するためのインバータ群が前
    記中間電位端と第2の電源端との間に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の直流電圧変換回路。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかに記載の直流電圧変
    換回路と、第1のローパスフィルタを介した第1の整流
    出力端と第2のローパスフィルタを介した第2の整流出
    力端との間に接続され、第1の整流出力端を電源入力端
    とし第2の整流出力端を接地端とする論理回路と、この
    論理回路を構成するpチャネルMOSトランジスタのボ
    ディ領域を第1の電源端又は第1の整流出力端に接続す
    るための第1の切り換え回路と、前記論理回路を構成す
    るnチャネルMOSトランジスタのボディ領域を第2の
    電源端又は第2の整流出力端に接続するための第2の切
    り換え回路とを具備してなることを特徴とする半導体集
    積回路。
JP23571799A 1999-08-23 1999-08-23 直流電圧変換回路とこれを用いた集積回路 Expired - Fee Related JP3474809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23571799A JP3474809B2 (ja) 1999-08-23 1999-08-23 直流電圧変換回路とこれを用いた集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23571799A JP3474809B2 (ja) 1999-08-23 1999-08-23 直流電圧変換回路とこれを用いた集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001061271A true JP2001061271A (ja) 2001-03-06
JP3474809B2 JP3474809B2 (ja) 2003-12-08

Family

ID=16990196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23571799A Expired - Fee Related JP3474809B2 (ja) 1999-08-23 1999-08-23 直流電圧変換回路とこれを用いた集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3474809B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315311A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータ
US9263935B2 (en) 2013-11-07 2016-02-16 Fujitsu Limited Charge and discharge signal circuit and DC-DC converter
US9337732B2 (en) 2013-04-10 2016-05-10 Fujitsu Limited Charge and discharge signal circuit and DC-DC converter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315311A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータ
JP4705264B2 (ja) * 2001-04-18 2011-06-22 ローム株式会社 スイッチングレギュレータ
US9337732B2 (en) 2013-04-10 2016-05-10 Fujitsu Limited Charge and discharge signal circuit and DC-DC converter
US9263935B2 (en) 2013-11-07 2016-02-16 Fujitsu Limited Charge and discharge signal circuit and DC-DC converter

Also Published As

Publication number Publication date
JP3474809B2 (ja) 2003-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3505467B2 (ja) 半導体集積回路
US7830203B2 (en) System-on-a-chip and power gating circuit thereof
US6677797B2 (en) Semiconductor integrated circuit
US8754672B2 (en) Voltage conversion and integrated circuits with stacked voltage domains
US9197199B2 (en) Level shifter for high density integrated circuits
US6177826B1 (en) Silicon-on-insulator circuit having series connected PMOS transistors each having connected body and gate
EP2965425B1 (en) Voltage level shifter with a low-latency voltage boost circuit
US7554361B2 (en) Level shifter and method thereof
Hazucha et al. High voltage tolerant linear regulator with fast digital control for biasing of integrated DC-DC converters
Trescases et al. GaN power ICs: Reviewing strengths, gaps, and future directions
JPH11214962A (ja) 半導体集積回路装置
US6466054B2 (en) Level converter circuit
US6806761B1 (en) Integrated charge pump circuit with low power voltage regulation
JP2002290230A (ja) Cmosインバータ
JPH10163826A (ja) Cmosインバータの駆動方法及びシュミットトリガ回路
JP3474809B2 (ja) 直流電圧変換回路とこれを用いた集積回路
JP2001127615A (ja) 分割レベル論理回路
Varma et al. Sub Threshold Level Shifters and Level Shifter with LEC for LSI’s
JP3411025B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH04357710A (ja) 論理回路
JP2002135106A (ja) レベル変換回路及び半導体集積回路
JP3699878B2 (ja) 半導体集積回路
JP3195146B2 (ja) 半導体集積回路
Rylov et al. Static bipolar 11 GHz SiGe divider with 1V power supply
KR100363769B1 (ko) 반도체 집적회로 장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees