JP2001061232A - 二次電池の保護回路装置 - Google Patents

二次電池の保護回路装置

Info

Publication number
JP2001061232A
JP2001061232A JP11234034A JP23403499A JP2001061232A JP 2001061232 A JP2001061232 A JP 2001061232A JP 11234034 A JP11234034 A JP 11234034A JP 23403499 A JP23403499 A JP 23403499A JP 2001061232 A JP2001061232 A JP 2001061232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charge
charging
abnormal
circuit
secondary battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11234034A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Morishita
和弥 森下
Koichi Hikita
浩一 疋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
A&T Battery Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
AT Battery KK
Original Assignee
A&T Battery Corp
AT Battery KK
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by A&T Battery Corp, AT Battery KK, Toshiba Electronic Engineering Co Ltd filed Critical A&T Battery Corp
Priority to JP11234034A priority Critical patent/JP2001061232A/ja
Publication of JP2001061232A publication Critical patent/JP2001061232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】充電電圧・充電電流が極端に大きい充電用電源
によって二次電池の誤充電を行った場合でも、大電流に
よる連続充電や高速チャタリングを防止して充電制御用
スイッチ素子の過熱を回避できる二次電池の保護回路装
置を提供する。 【解決手段】二次電池4と充電用電源との間の充電路に
充電制御用FET11を挿入し、電池電圧を充電禁止基
準電圧と比較する異常充電検出用電圧比較器14の出力
に従って、電池電圧が充電禁止基準電圧より高い場合に
充電制御用FET11をオフ状態にする保護回路装置に
おいて、異常充電電流による長時間充電やチャタリング
を防止するために、異常充電検出用電圧比較器14が異
常充電検出状態から非異常充電検出状態に移行したと
き、立ち下がり遅延回路15によって所定の遅延時間経
過後に極性反転回路16およびFET駆動回路17を介
して充電制御用FET11をオン状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウムイオン電
池などの二次電池の保護回路装置に係り、特に異常充電
保護機能に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二次電池を使用した電池パック
では、二次電池を異常充電(過充電)や異常放電(過放
電)から保護する保護回路装置が内蔵されている。この
保護回路装置は、具体的には二次電池の充放電路、すな
わち二次電池と充電器や負荷が接続される外部接続端子
との間に、MOS−FETからなる充電制御用スイッチ
素子と放電制御用スイッチ素子を直列に挿入し、異常充
電時に充電制御用スイッチ素子をオフ状態にして充電を
停止し、異常放電時に放電制御用スイッチ素子をオフ状
態にして放電を停止させるように構成される。
【0003】異常充電保護についてより具体的に説明す
ると、電池電圧を過充電の限界電圧に相当する基準電圧
(以下、充電禁止基準電圧という)と比較する電圧比較
器(異常充電検出用電圧比較器)を設け、この電圧比較
器の出力によって電池電圧が充電禁止基準電圧に達して
異常充電と検出されると、予め設定した充電禁止不感応
時間または充電禁止遅延時間の経過後に充電制御用スイ
ッチ素子をオフ状態にして充電電流を遮断する。
【0004】また、この異常充電検出用電圧比較器にヒ
ステリシスを持たせ、電池電圧が充電禁止基準電圧より
所定のヒステリシス電圧だけ低い充電禁止解除電圧まで
低下した場合に、この電圧比較器の出力によって充電制
御用スイッチ素子を再度オン状態にして充電を開始させ
るようにしている。
【0005】異常充電検出用電圧比較器にヒステリシス
を持たせない場合は、電池電圧が充電禁止基準電圧に達
して充電制御用スイッチ素子がオフ状態になり、電池電
圧が充電禁止基準電圧より低くなると充電制御用スイッ
チ素子がオン状態となって充電が再開するという充電制
御用スイッチ素子のオン/オフ動作が短時間で繰り返さ
れ、異常充電禁止動作のチャタリングが起こる。異常充
電検出用電圧比較器にヒステリシスを持たせれば、充電
制御用スイッチ素子が一旦オフ状態になると、充電禁止
解除電圧まで低下しない限りオフ状態を保持するので、
このような充電禁止動作のチャタリングが防止される。
【0006】二次電池がリチウムイオン電池の場合を例
にとると、例えば充電禁止基準電圧は4.35V、異常
充電検出用電圧比較器のヒステリシス(充電禁止基準電
圧と充電解除電圧との差)は通常、数mV〜300mV
程度にそれぞれ設定される。しかし、現実にはこのヒス
テリシスが有効でない条件が存在し、そのような条件で
は異常充電禁止動作のチャタリングを避けることができ
ない。
【0007】通常、携帯電話機などの機器の電源として
使用される二次電池は専用の充電器によって充電され
る。このような二次電池に対して、例えば自動車用鉛蓄
電池(カーバッテリ)や、鉛蓄電池用の大型充電器を充
電用電源として用いて、通常の充電器による充電電圧・
充電電流の2倍以上の高電圧・大電流で著しい誤充電を
行うと、電池電圧が急激に上昇して、瞬時に充電禁止基
準電圧に達し、充電禁止不感応時間または充電禁止遅延
時間の経過後に充電制御用スイッチ素子がオフ状態とな
り、充電が停止される。
【0008】このように高電圧・大電流の充電用電源を
二次電池に接続すると、充電開始後に瞬時に充電電流が
遮断されるため、実際の積算充電量は非常に僅かであ
り、充電電流が遮断されると電池電圧は瞬時に元の値に
戻ってしまう。電池電圧が元の値に戻ると、つまり充電
禁止解除電圧以下になると、充電が再開されることにな
るが、再び瞬時に電池電圧が充電禁止基準電圧に達し、
充電禁止不感応時間または充電禁止遅延時間を経て再び
充電電流が遮断されるという動作が繰り返されることに
なる。
【0009】ここで、充電禁止不感応時間または充電禁
止遅延時間が比較的長い場合には、図3に示すように充
電制御用スイッチ素子に長い時間にわたり大電流が流れ
続けることになり、充電制御用スイッチ素子が過熱して
しまう。また、充電禁止不感応時間または充電禁止遅延
時間が比較的短い場合には、異常充電検出用電圧比較器
にヒステリシスを持たせたとしても、図4に示すように
大電流による異常充電と充電電流の遮断が高速で起こる
チャタリングのために、やはり充電制御用スイッチ素子
が過熱する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の二次電池の保護回路装置では、通常の充電器より充電
電圧・充電電流が極端に大きい充電用電源によって二次
電池の誤充電を行った場合には、充電制御用スイッチ素
子に長い時間にわたり大電流が流れ続けたり、あるいは
充電制御用スイッチ素子が大電流で高速のスイッチ素子
ング動作を強いられるために過熱し、条件によってはス
イッチ素子が破壊されたり、発火に至る可能性があっ
た。
【0011】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、通常の充電器より充電電圧
・充電電流が極端に大きい電源によって二次電池の誤充
電を行った場合でも、大電流による連続充電や大電流で
の高速チャタリングを防止して、充電制御用スイッチ素
子の過熱を回避できる二次電池の保護回路装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は充電電流の遮断動作の解除時、つまり充電
制御用スイッチ素子がオフ状態からオン状態に移行する
際に、予め設定した遅延時間を持たせることで、異常充
電による大電流が充電制御用スイッチ素子に長時間流れ
続けたり、大電流の下での高速なチャタリングが起こる
ことを防止するようにしたことを骨子としている。
【0013】すなわち、本発明に係る二次電池の保護回
路装置は、二次電池の充電路に挿入された充電制御用ス
イッチ素子と、二次電池の異常充電を検出する異常充電
検出回路と、この異常充電検出回路の検出出力に基づい
て充電制御用スイッチ素子を制御する制御回路とを有
し、この制御回路は異常充電検出回路が異常充電検出状
態から非異常充電検出状態に移行したとき、所定の遅延
時間経過後に充電制御用スイッチ素子をオン状態にする
ことを特徴とする。
【0014】異常充電検出回路は、二次電池の異常充電
を検出できれば、どのような構成であってもよく、例え
ば(a)二次電池の電圧を充電禁止基準電圧と比較し、
二次電池の電圧が充電禁止基準電圧を越えたとき異常充
電と検出する、(b)二次電池の充電電流を充電遮断基
準電流と比較し、充電電流が充電遮断基準電流を越えた
とき異常充電と検出する、(c)充電制御用スイッチ素
子および二次電池の少なくとも一方の温度を設定温度と
比較し、充電制御用スイッチ素子または二次電池の温度
が設定温度を越えたとき異常充電と検出する、など種々
の構成が可能である。
【0015】また、制御回路は一つの態様によると、異
常充電検出回路が非異常充電検出状態から異常充電検出
状態に移行した後に、異常充電検出状態が所定の不感応
時間を越えて連続したとき出力が第1のレベル(例えば
“L”レベル)から第2のレベル(例えば“H”レベ
ル)に転じ、異常充電検出回路が異常充電検出状態から
非異常充電検出状態に移行したときは直ちに出力が第2
のレベルから第1のレベルに転じる限時不感応回路と、
この限時不感応回路の出力が第1のレベルから第2のレ
ベルに転じたときは直ちに出力が第1のレベルから第2
のレベルに転じ、限時不感応回路の出力が第2のレベル
から第1のレベルに転じたときは所定の遅延時間経過後
に出力が第2のレベルから第1のレベルに転じる遅延回
路と、この遅延回路の出力が第1のレベルのとき充電制
御用スイッチ素子をオン状態とし、遅延回路の出力が第
2のレベルのとき充電制御用スイッチ素子をオフ状態と
する駆動回路とにより構成される。
【0016】このような構成の制御回路によれば、限時
不感応回路によってノイズ等による誤動作を防止でき
る。また、異常充電検出回路が異常充電検出状態から非
異常充電検出状態に移行したとき、遅延回路によって所
定の遅延時間の間は充電制御用スイッチ素子をオフ状態
に保ち、遅延時間経過後に充電制御用スイッチ素子をオ
ン状態にすることによって、所期の課題を解決できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る二次電池の保護回路装置の構成を示す図である。図
1において、保護回路装置1Aは電池接続端子2a,2
bと外部接続端子3a,3bを有し、電池接続端子2
a,2b間に二次電池4が接続され、外部接続端子3
a,3b間に外部装置5が接続される。二次電池4は例
えばリチウムイオン電池であり、その定格電圧は例えば
3.8Vである。外部装置5としては、二次電池4の充
電時には充電用電源として専用の充電器が接続され、放
電時には負荷、つまり二次電池4を電源として使用する
各種の電子機器がそれぞれ接続される。
【0018】次に、保護回路装置1Aの詳細な構成につ
いて説明する。まず、二次電池4のマイナス側の充放電
路である外部接続端子3bと電池接続端子2bとの間
に、充電制御用スイッチ素子であるFET(以下、充電
制御用FETという)11と、放電制御用スイッチ素子
であるFET(以下、放電制御用FETという)12が
直列に接続されている。この例では充電制御用FET1
1および放電制御用FET12として、NチャネルMO
S−FETを用いている。すなわち、充電制御用FET
11のソースはマイナス側の外部接続端子3bに接続さ
れ、ドレインは放電制御用FET12のドレインに接続
され、放電制御用FET12のソースはマイナス側の電
池接続端子2bに接続される。
【0019】D11,D12はそれぞれ充電制御用FE
T11、放電制御用FET12のドレイン・ソース間の
寄生ダイオードであり、充電制御用FET11および放
電制御用FET12は、二次電池4からの放電電流の方
向が寄生ダイオードD11の順方向となり、二次電池4
への充電電流の方向が寄生ダイオードD12の順方向と
なるように接続される。
【0020】異常充電検出用電圧比較器13は、二次電
池4の異常充電を検出するための異常充電検出回路とし
て用いられており、二次電池4の電圧(以下、電池電圧
という)Vbと二次電池4に対して予め定められた充電
禁止基準電圧V1(例えば、V1=4.35V)を比較
し、電池電圧Vbが充電禁止基準電圧V1以上になる
と、二次電池4が異常充電状態(過充電状態)になった
と判断し、出力が“L”レベルから“H”レベルに転じ
るように構成されている。
【0021】また、異常充電検出用電圧比較器13はい
わゆるヒステリシス特性を有し、電池電圧Vbが充電禁
止基準電圧V1に達して、その出力が“L”レベルから
“H”レベルに転じた後、充電禁止基準電圧V1より低
い充電禁止解除電圧(例えば、4.05V)まで低下し
たとき、出力が“H”レベルから“L”レベルに反転す
るように構成されている。
【0022】この異常充電検出用電圧比較器13の出力
は、限時不感応回路14、立ち下がり遅延回路15およ
び極性反転回路16を順次介してFET駆動回路17に
入力される。限時不感応回路14、立ち下がり遅延回路
15および極性反転回路16は、FET駆動回路17を
介して充電制御用FET11の制御を行う制御回路を構
成している。FET駆動回路17は、その出力端子が抵
抗18を介して充電制御用FET11のゲートに接続さ
れており、極性反転回路16の出力が“L”レベルにな
ると出力端子が“H”レベルから“L”レベルに反転す
ることにより、充電制御用FET11をオフ状態にす
る。
【0023】限時不感応回路14は、異常充電検出用電
圧比較器13の出力に含まれるノイズ等による誤動作を
防止するために、異常充電検出用電圧比較器13が非異
常充電検出状態から異常充電検出状態に移行したとき、
この異常充電検出状態が所定の時間Δt(不感応時間)
連続すると、異常充電検出用電圧比較器13の出力に応
じてその出力が変化する回路である。すなわち、二次電
池4の異常充電によって異常充電検出用電圧比較器13
の出力が“H”レベルとなり、不感応時間Δtの間連続
して“H”レベルを維持すると、限時不感応回路14の
出力も“H”レベルとなる。不感応時間Δtは、例えば
100msec程度に選ばれる。
【0024】限時不感応回路14の出力は、立ち下がり
遅延回路15に入力される。立ち下がり遅延回路15
は、限時不感応回路14の出力の立ち下がりを遅延する
回路であり、これによって限時不感応回路14の出力が
“L”レベルになってから充電制御用FET11がオン
状態になるまでに所定の遅延時間τが与えられる。この
立ち下がり遅延回路15の遅延時間τは、例えば1.0
sec程度に選ばれる。立ち下がり遅延回路15の出力
は、極性反転回路16によって極性が反転された後、充
電制御用FET11を駆動するFET駆動回路17に入
力される。
【0025】なお、立ち下がり遅延回路15の遅延時間
τの設定には、例えばキャパシタと抵抗によるCR時定
数回路を用いたり、一定周期のクロック信号をカウント
するカウンタなどを用いることができる。また、立ち下
がり遅延回路15として単安定マルチバイブレータを使
用してもよい。
【0026】一方、異常放電検出用電圧比較器19は、
電池電圧Vbと二次電池4に対して予め定められた放電
禁止基準電圧V2(例えば、V2=2.3V)を比較
し、電池電圧Vbが放電禁止基準電圧V2以下になると
出力が“L”レベルから“H”レベルに反転するように
構成されている。FET駆動回路20は、その出力端子
が抵抗21を介して放電制御用FET12のゲートに接
続され、異常放電検出用電圧比較器19の出力が“H”
レベルになると出力端子が“H”レベルから“L”レベ
ルに反転することにより、放電制御用FET12をオフ
状態にする。
【0027】次に、本実施形態における保護回路装置1
の動作を説明する。 [通常の異常充電保護動作]二次電池4の充電時には、
二次電池4が定格電圧3.7Vのリチウムイオン電池の
場合、外部接続端子3a,3b間に外部装置5として例
えば出力電圧4.2V、充電電流0.5A程度の充電器
が接続される。充電時、充電制御用FET11および放
電制御用FET12はオン状態であり、「充電器の+側
出力端子→端子3a→端子2a→二次電池4→端子2b
→放電制御用FET12→充電制御用FET11→充電
器の−側出力端子」の経路で充電電流が流れる。
【0028】この充電中に充電器が故障して、出力電圧
が例えば4.4Vとなった場合、電池電圧Vbが上昇
し、充電禁止基準電圧V1に達すると、異常充電検出用
電圧比較器13の出力が“H”レベルとなる。この異常
充電検出用電圧比較器13の出力がΔt=100mse
c以上の時間連続して“H”レベルを維持すると、限時
不感応回路14の出力が“H”レベルとなる。
【0029】限時不感応回路14の出力は立ち下がり遅
延回路15に入力されるが、立ち下がり遅延回路15は
入力の立ち下がりのみを遅延させ、立ち上がりは遅延さ
せないので、限時不感応回路14の出力が“H”レベル
になると、その出力は直ちに“H”レベルとなる。立ち
下がり遅延回路15の出力が“H”レベルになると、極
性反転回路16の出力が“L”レベルとなり、これに伴
いFET駆動回路17の出力も“L”レベルとなるた
め、充電制御用FET11がオフ状態となって充電電流
が遮断され、二次電池4の異常充電保護が行われる。
【0030】また、異常充電検出用電圧比較器13はヒ
ステリシス特性を持っており、電池電圧Vbがいったん
充電禁止基準電圧V1に達すると、この充電禁止基準電
圧V1より低い充電禁止解除電圧まで低下しない限り出
力が反転しないため、電池電圧Vbが充電禁止基準電圧
V1の前後で充電制御用FET11がオン・オフを繰り
返す現象、すなわち充電禁止動作のチャタリングが防止
される。
【0031】一方、放電などにより電池電圧Vbが充電
禁止解除電圧まで低下すると、異常充電検出用電圧比較
器13の出力が“L”レベルとなり、限時不感応回路1
4を介して立ち下がり遅延回路15に入力され、τ=
1.0sec後に立ち下がり遅延回路15の出力も
“L”レベルとなる。立ち下がり遅延回路15の出力は
極性反転回路16により“H”レベルに反転され、これ
によりFET駆動回路16の出力も“H”レベルとなる
ため、充電制御用FET11はオン状態となり、再び充
電が可能となる。
【0032】[異常放電保護動作]二次電池4の放電時
には、外部接続端子3a,3b間に外部装置5として負
荷が接続される。この場合、充電制御用FET11およ
び放電制御用FET12は通常オン状態であり、「二次
電池4の+側電極→端子2a→端子3a→負荷→端子3
b→充電制御用FET11→放電制御用FET12→二
次電池4の−側電極」の経路で放電電流が流れる。
【0033】この放電中に電池電圧Vbが低下し、放電
禁止基準電圧V2に達すると、異常放電検出用電圧比較
器19の出力が“H”レベルとなり、FET駆動回路2
0の出力が“L”レベルとなるため、放電制御用FET
12がオフ状態となって、放電電流が遮断され、二次電
池4の異常放電保護が行われる。
【0034】[著しい誤充電に対する異常充電保護動
作]次に、外部接続端子3a,3b間に外部装置5とし
て、二次電池4であるリチウムイオン電池用の充電器に
比較して充電電圧・充電電流の大きい充電用電源、例え
ば自動車用鉛蓄電池(出力電圧12V)を誤って接続し
て異常充電を行った場合を考える。
【0035】外部接続端子3a,3bに自動車用鉛蓄電
池を接続すると、二次電池4には例えば10A程度とい
うような大電流が充電電流として流れる。このとき、電
池電圧Vbは直ちに充電禁止基準電圧V1に達し、異常
充電検出用電圧比較器14の出力が“H”レベルにな
る。
【0036】この場合、先に説明した充電器故障による
異常充電時と同様に、異常充電検出用電圧比較器13の
出力がΔt=100msec以上の時間連続して“H”
レベルを維持すると、限時不感応回路14の出力が
“H”レベルとなり、立ち下がり遅延回路15の出力も
直ちに“H”レベルになるため、極性反転回路16の出
力が“L”レベル、FET駆動回路17の出力も“L”
レベルとなって、充電制御用FET11がオフ状態とな
り、充電電流が遮断される。従って、この場合には限時
不感応回路14の不感応時間Δtの間だけ、大電流によ
る異常充電が行われることになる。
【0037】このように大電流で異常充電を行うと、異
常充電開始後直ぐに充電電流が遮断され、二次電池4は
極めて僅かな充電量しか充電されないため、電池電圧V
bは瞬時にほぼ充電前の値に戻って充電禁止基準電圧V
1より低くなり、さらに充電禁止解除電圧よりも低くな
るため、異常充電検出用電圧比較器14の出力が“L”
レベルとなる。異常充電検出用電圧比較器14の出力は
限時不感応回路15に入力されるが、異常充電検出用電
圧比較器14の出力変化は“H”レベルから“L”レベ
ルへの変化なので、限時不感応回路15で変化を受ける
ことなく立ち下がり遅延回路16に入力される。
【0038】立ち下がり遅延回路16の出力は、上述の
ように異常充電検出用電圧比較器14の出力が“H”レ
ベルから“L”レベルに変化した時点からτ=1.0s
ec後に“L”レベルとなる。立ち下がり遅延回路15
の出力は極性反転回路16により“H”レベルに反転さ
れ、FET駆動回路17の出力も“H”レベルとなるた
め、充電制御用FET11はオン状態となり、異常充電
が再開される。異常充電が再開すると、電池電圧Vbは
直ちに充電禁止基準電圧V1に達するので、充電電流が
遮断される。以下、同様の動作が繰り返される。
【0039】このように外部装置5として自動車用鉛蓄
電池のような高電圧・大電流の充電用電源を誤って接続
した場合には、Δt=100msecの異常充電状態と
τ=1.0secの充電遮断状態が交互に繰り返され
る。従って、充電制御用FET11に大電流が長時間流
れたり、大電流による異常充電と充電電流の遮断が高速
で繰り返されるチャタリング現象が起こったりすること
がなくなり、充電制御用スイッチ素子11の過熱を防止
できる。
【0040】次に、図2〜図4を用いて本発明の効果に
ついて説明する。図2は、本実施形態で説明した保護回
路装置1Aを用いた場合の異常充電時の充電電流の時間
波形を示す図である。図3および図4は、いずれも従来
の保護回路装置を用いた場合の異常充電時の充電電流の
時間波形を示す図であり、図3は充電禁止不感応時間ま
たは充電禁止遅延時間が比較的長い場合、図4は充電禁
止不感応時間または充電禁止遅延時間が比較的短い場合
である。測定条件は、二次電池としてリチウムイオン電
池を2本直列にして使用し、充電用電源には12Vの自
動車用鉛蓄電池を使用した。
【0041】自動車用鉛蓄電池を充電用電源として接続
すると、通常の充電器を用いた場合と異なり充電電流は
正しく制御されないため、図2〜図4のいずれの場合も
10数Aもの大電流が流れる。
【0042】ここで、図3では充電禁止不感応時間また
は充電禁止遅延時間が長いため、異常充電による大電流
が連続して流れ、充電制御用FETが過熱してしまう。
一方、図4では充電禁止不感応時間または充電禁止遅延
時間が短いため、異常充電による大電流が連続して流れ
ることはないが、充電禁止不感応時間または充電禁止遅
延時間の周期で高速に異常充電と大電流の遮断が繰り返
されるため、やはり充電制御用FETが過熱する。
【0043】これに対し、本実施形態によると図2に示
すように、異常充電による大電流が流れるのは限時不感
応回路14による不感応時間Δtの間だけであり、この
後は立ち下がり遅延回路15の遅延時間τにわたり充電
電流が遮断される。従って、充電禁止不感応時間または
充電禁止遅延時間を比較的長くとった場合でも、遅延時
間τを充電時間(不感応時間Δt)より十分に長く設定
することにより、充電電流の遮断中に充電制御用FET
11の温度を低下させて、FET11の過熱を避けるこ
とができる。
【0044】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態に係る二次電池の保護回路装置の構成を示す
図である。図1に示した第1の実施形態との相違点を説
明すると、本実施形態の保護回路装置1Bにおいては、
二次電池4のプラス側の充放電路である外部接続端子3
aと電池接続端子2aとの間に充電電流を検出するため
の電流検出用抵抗31が挿入されると共に、この電流検
出用抵抗31での電圧降下を検出するための差動増幅器
32が設けられている。
【0045】そして、差動増幅器32の出力が充電電流
検出電圧として異常充電検出用電圧比較器13に入力さ
れ、充電遮断基準電圧V3と比較される。この充電遮断
基準電圧V3は、充電遮断基準電流(充電電流を遮断す
る際の限界の充電電流)に相当する電圧である。従っ
て、本実施形態の場合、異常充電検出用電圧比較器13
は実質的に充電電流を充電遮断基準電流と比較し、充電
電流が充電遮断基準電流を越えたとき異常充電と検出す
ることになる。これ以外の構成および動作は、第1の実
施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0046】(第3の実施形態)図6は、本発明の第3
の実施形態に係る二次電池の保護回路装置の構成を示す
図である。図1に示した第1の実施形態との相違点を説
明すると、本実施形態の保護回路装置1Cでは、充電制
御用FET11の近傍に温度センサ41、例えばサーミ
スタが設置される。そして、温度センサ41の抵抗値変
化が温度検出回路42により電圧に変換されて異常充電
検出用電圧比較器13に入力され、設定温度基準電圧V
4と比較される。設定温度基準電圧V4は、充電電流を
遮断する際の限界の温度に相当する電圧である。
【0047】従って、本実施形態では異常充電検出用電
圧比較器13は実質的に充電制御用FET11の温度を
設定温度と比較し、FET11の温度が設定温度を越え
たとき異常充電と検出することになる。これ以外の構成
および動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明
を省略する。
【0048】ここでは、充電制御用FET11の温度を
検出するようにしたが、破線で示すように二次電池4の
近傍に温度センサ43を設置し、二次電池4の温度が設
定温度を越えたとき異常充電と検出するようにしても同
様である。勿論、充電制御用FET11の温度および二
次電池4の温度の両方から異常充電を検出するようにし
てもよい。
【0049】なお、上記各実施形態では立ち下がり遅延
回路15とFET駆動回路17との間に極性反転回路1
6を挿入したが、FET駆動回路17に極性反転回路1
6の機能を持たせてもよい。
【0050】また、上記各実施形態では充電制御用FE
T11と放電制御用FET12を二次電池4のマイナス
側の充放電路に挿入したが、プラス側の充放電路に挿入
しても構わない。
【0051】さらに、上記各実施形態では異常充電保護
と異常放電保護の両方の機能を有する保護回路装置につ
いて述べたが、異常充電保護の機能のみを有する保護回
路装置にも本発明を適用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では充電電
流の遮断動作解除時、つまり異常充電検出回路が異常充
電検出状態から非異常充電検出状態に移行して、充電制
御用スイッチ素子をオフ状態からオン状態に移行させる
際に、直ぐにはスイッチ素子をオン状態とせず、所定の
遅延時間を持たせからオン状態にすることにより、異常
充電による大電流が充電制御用スイッチ素子に長時間流
れ続けたり、大電流に対する高速なチャタリングが起こ
ることを防止できる。
【0053】従って、本発明によると、例えば自動車用
鉛蓄電池や、鉛蓄電池用の大型充電器のような高電圧・
大電流の電源を間違えてリチウムイオン電池などの二次
電池に充電用電源として接続した場合でも、充電制御用
スイッチ素子が過熱するのを避けることができ、保護回
路装置としての信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る二次電池の保護
回路装置の構成を示す図
【図2】同実施形態に係る二次電池の保護回路装置にお
ける異常充電時の充電電流波形を示す図
【図3】充電禁止不感応時間または充電禁止遅延時間が
比較的長い従来の二次電池の保護回路装置における異常
充電痔の充電電流波形を示す図
【図4】充電禁止不感応時間または充電禁止遅延時間が
比較的短い従来の二次電池の保護回路装置における異常
充電時の充電電流波形を示す図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る二次電池の保護
回路装置の構成を示す図
【図6】本発明の第3の実施形態に係る二次電池の保護
回路装置の構成を示す図
【符号の説明】
1A,1B,1C…保護回路装置 2a,2b…電池接続端子 3a,3b…外部接続端子 4…二次電池 5…外部装置(充電用電源または負荷) 11…充電制御用FET 12…放電制御用FET 13…異常充電検出用電圧比較器(異常充電検出回路) 14…限時不感応回路 15…立ち下がり遅延回路 16…極性反転回路 17…充電制御用FETの駆動回路 19…異常放電検出用電圧比較器 20…放電制御用FETの駆動回路 31…電流検出用抵抗 32…差動増幅器 41,43…温度センサ 42…温度検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/10 H02J 7/10 N (72)発明者 疋田 浩一 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社エイ・ティーバッテリー内 Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 CA01 CA11 CB01 CB02 CC02 DA04 DA13 EA06 FA04 GA01 GC02 5H030 AA06 AA10 AS06 AS14 FF22 FF42 FF43 FF52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池の充電路に挿入された充電制御用
    スイッチ素子と、 前記二次電池の異常充電を検出する異常充電検出回路
    と、 前記異常充電検出回路の検出出力に基づいて前記充電制
    御用スイッチ素子を制御する制御回路とを有し、 前記制御回路は、前記異常充電検出回路が異常充電検出
    状態から非異常充電検出状態に移行したとき、所定の遅
    延時間経過後に前記充電制御用スイッチ素子をオン状態
    にすることを特徴とする二次電池の保護回路装置。
  2. 【請求項2】前記異常充電検出回路は、前記二次電池の
    電圧を充電禁止基準電圧と比較し、二次電池の電圧が充
    電禁止基準電圧を越えたとき異常充電と検出することを
    特徴とする請求項1記載の二次電池の保護回路装置。
  3. 【請求項3】前記異常充電検出回路は、前記二次電池の
    充電電流を充電遮断基準電流と比較し、充電電流が充電
    遮断基準電流を越えたとき異常充電と検出することを特
    徴とする請求項1記載の二次電池の保護回路装置。
  4. 【請求項4】前記異常充電検出回路は、前記充電制御用
    スイッチ素子または前記二次電池の少なくとも一方の温
    度を設定温度と比較し、充電制御用スイッチ素子または
    二次電池の温度が設定温度を越えたとき異常充電と検出
    することを特徴とする請求項1記載の二次電池の保護回
    路装置。
  5. 【請求項5】前記制御回路は、 前記異常充電検出回路が非異常充電検出状態から異常充
    電検出状態に移行した後に、異常充電検出状態が所定の
    不感応時間を越えて連続したとき出力が第1のレベルか
    ら第2のレベルに転じ、前記異常充電検出回路が異常充
    電検出状態から非異常充電検出状態に移行したときは直
    ちに出力が第2のレベルから第1のレベルに転じる限時
    不感応回路と、 前記限時不感応回路の出力が第1のレベルから第2のレ
    ベルに転じたときは直ちに出力が第1のレベルから第2
    のレベルに転じ、前記限時不感応回路の出力が第2のレ
    ベルから第1のレベルに転じたときは所定の遅延時間経
    過後に出力が第2のレベルから第1のレベルに転じる遅
    延回路と、 前記遅延回路の出力が第1のレベルのとき前記充電制御
    用スイッチ素子をオン状態とし、前記遅延回路の出力が
    第2のレベルのとき前記充電制御用スイッチ素子をオフ
    状態とする駆動回路とを有することを特徴とする請求項
    1記載の二次電池の保護回路装置。
JP11234034A 1999-08-20 1999-08-20 二次電池の保護回路装置 Pending JP2001061232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11234034A JP2001061232A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 二次電池の保護回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11234034A JP2001061232A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 二次電池の保護回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001061232A true JP2001061232A (ja) 2001-03-06

Family

ID=16964538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11234034A Pending JP2001061232A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 二次電池の保護回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001061232A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028745A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Ricoh Co Ltd 2次電池の充電方法
JP2009055761A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Seiko Instruments Inc 充放電制御回路および充電式電源装置
JP2010088159A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置及び電動車輌
KR100962497B1 (ko) 2008-11-10 2010-06-14 넥스콘 테크놀러지 주식회사 지연회로를 이용한 배터리팩의 2차 보호회로 안정화 장치
US7759950B2 (en) 2005-07-26 2010-07-20 Ricoh Company Ltd. Electronic component device testing apparatus
US7781089B2 (en) 2005-05-11 2010-08-24 Ricoh Company, Ltd. Protection circuit module for a secondary battery and a battery package using same
JP2010212166A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Eruteru:Kk リチウムイオン二次電池システム
WO2012014289A1 (ja) * 2010-07-28 2012-02-02 株式会社エルテル リチウムイオン二次電池システム
WO2012137597A1 (ja) * 2011-04-01 2012-10-11 三洋電機株式会社 保護回路モジュールおよび電池パック
JP2012254016A (ja) * 2007-12-21 2012-12-20 Mitsumi Electric Co Ltd 過充電検出回路、電池パック及び集積回路
JP2013247746A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Semiconductor Components Industries Llc 充電制御回路、充電回路
JP2015104217A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 ミツミ電機株式会社 二次電池の保護回路、電池保護モジュール、電池パック及び処理方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7781089B2 (en) 2005-05-11 2010-08-24 Ricoh Company, Ltd. Protection circuit module for a secondary battery and a battery package using same
JP2007028745A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Ricoh Co Ltd 2次電池の充電方法
US7759950B2 (en) 2005-07-26 2010-07-20 Ricoh Company Ltd. Electronic component device testing apparatus
JP2009055761A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Seiko Instruments Inc 充放電制御回路および充電式電源装置
JP2012254016A (ja) * 2007-12-21 2012-12-20 Mitsumi Electric Co Ltd 過充電検出回路、電池パック及び集積回路
US9438050B2 (en) 2007-12-21 2016-09-06 Mitsumi Electric Co., Ltd. Overcharge detecting circuit and integrated circuit
JP2010088159A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置及び電動車輌
KR100962497B1 (ko) 2008-11-10 2010-06-14 넥스콘 테크놀러지 주식회사 지연회로를 이용한 배터리팩의 2차 보호회로 안정화 장치
JP2010212166A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Eruteru:Kk リチウムイオン二次電池システム
WO2012014289A1 (ja) * 2010-07-28 2012-02-02 株式会社エルテル リチウムイオン二次電池システム
WO2012137597A1 (ja) * 2011-04-01 2012-10-11 三洋電機株式会社 保護回路モジュールおよび電池パック
JP2013247746A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Semiconductor Components Industries Llc 充電制御回路、充電回路
JP2015104217A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 ミツミ電機株式会社 二次電池の保護回路、電池保護モジュール、電池パック及び処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5061935B2 (ja) 電池パック
EP3657626B1 (en) Protection circuit for battery and power supply device provided with said protection circuit
US6307353B1 (en) Secondary battery apparatus
US5847538A (en) Control circuit for protecting an excess discharge of a battery
US7816889B2 (en) Method of charging rechargeable battery and protection circuit for rechargeable battery
JP4936227B2 (ja) 電池パックおよび電池パックを用いた電動工具
JP3439035B2 (ja) 電池の過放電を防止するパック電池
JP3665574B2 (ja) 充放電制御回路と充電式電源装置
JP3863031B2 (ja) バッテリー状態監視回路
JP2001061232A (ja) 二次電池の保護回路装置
US20200067326A1 (en) Rechargeable battery protection integrated circuit, rechargeable battery protection device, and battery pack
JPH0837737A (ja) 二次電池保護装置
JP3219524B2 (ja) 二次電池の過放電保護回路
KR100468018B1 (ko) 충방전제어회로
JP3294754B2 (ja) 二次電池の保護回路
JP5064776B2 (ja) パック電池
KR100328888B1 (ko) 충방전 제어회로
JP3940508B2 (ja) 二次電池の保護回路装置
JP5505678B2 (ja) 電池パックおよび電池パックを用いた電動工具
JPH10117443A (ja) 二次電池の過充電及び過放電防止装置
CN112313874A (zh) 控制开关的系统、开关臂和电气装置
JPH10290530A (ja) 二次電池の保護回路
JP3420672B2 (ja) 二次電池の保護回路
JP2002044871A (ja) 電池用保護回路
JP2001145271A (ja) 二次電池の保護方法及び保護回路