JP2001060411A - 面光源装置,面光源装置を備えた画像表示装置及び面光源装置の反射部材 - Google Patents

面光源装置,面光源装置を備えた画像表示装置及び面光源装置の反射部材

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JP2001060411A
JP2001060411A JP11235147A JP23514799A JP2001060411A JP 2001060411 A JP2001060411 A JP 2001060411A JP 11235147 A JP11235147 A JP 11235147A JP 23514799 A JP23514799 A JP 23514799A JP 2001060411 A JP2001060411 A JP 2001060411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝線の発生を防止して均一照明を可能にする
と共に、出射面有効利用領域を広くして面光源装置の小
型化・軽量化を図る。 【解決手段】 リフレクター10の段部42がせん断加
工で形成されており、リフレクター10の段部42のコ
ーナー部が鋭利に形成され、リフレクター10の段部4
2が導光板4のエッジ41を覆うように確実に係合す
る。そして、導光板4の他方の側面11とフレーム2と
の隙間12に配置されたゴム片13が導光板4をリフレ
クター10の段部42に押圧する。その結果、導光板4
の入射面7がリフレクター10の段部42に密接し、蛍
光ランプ8の光がリフレクター10の段部42によって
遮られ、導光板4のエッジ41から導光板4の内部に光
が入射することがなくなる。従って、導光板4のエッジ
41から入射した光に起因する輝線の発生を防止するこ
とができ、出射面有効利用領域を広げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型パソコン
やナビゲーション装置等に使用される液晶表示パネル等
の画像表示部を照明する面光源装置やこの面光源装置を
備えた画像表示装置及び面光源装置の反射部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像表示装置としての液晶表示
装置は、携帯型パソコン等に使用され、面光源装置から
出射される面状の照明光を液晶表示パネル(画像表示
部)に照射し、液晶表示パネルの表面上に画像を表示さ
せるようになっている。
【0003】図21は、このような液晶表示装置100
に使用される面光源装置101の一例を示すものであ
る。この図17に示す面光源装置101は、導光板10
2と、この導光板102の一方の側面(入射面)103
に対向するように配置された蛍光ランプ(光源)104
と、導光板102の下面102a側に配置された反射シ
ート105と、導光板102の上面102b側に配置さ
れたプリズムシート106と、蛍光ランプ104を囲む
ように配置されたリフレクター(反射部材)107と、
を備えている。
【0004】このように構成された面光源装置101
は、蛍光ランプ104から発せられた光が導光板102
の入射面103から導光板102の内部に入射し、この
導光板102の内部に入射した光が導光板102の上面
102bと下面102aで反射されながら導光板102
の内部を伝搬されるうちに、導光板102の上面102
bや下面102aに対して臨界角以下になった光が導光
板102の上面102b又は下面102aから導光板1
02の外部に出射する。この出射光のうちで導光板10
2の下面102a側から出射する光は、反射シート10
5で反射されて導光板102の内部に再度入射し、その
後直接又は上記の如き振舞を繰り返して導光板102の
上面102bから導光板102の外部に出射する。そし
て、導光板102の上面102bから出射した光は、プ
リズムシート106を通過することによりその進行方向
が液晶表示パネル108側に補正され、液晶表示パネル
108を効率的に照射する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
に示すような面光源装置101は、導光板102の入射
面側エッジ(光源側端縁)110からも蛍光ランプ10
4の光Hが導光板102の内部に入射する。この導光板
102の入射面側エッジ110から入射した光Hは、図
22に示すように、プリズムシート106の入射面10
3近傍側の出射面(上面)106aに入射面103と平
行の明るい筋状の輝線111を生じる(図22
(b))。この輝線111は、輝度ムラの発生原因とな
るものであるため、出射光の品位が著しく低下する。従
って、このような面光源装置101で液晶表示パネル1
08を照明しても、液晶表示パネル108の画像は見に
くいものとなる。そのため、面光源装置101の出射面
102b(106a)のうちで液晶表示パネル108を
照射するために使用される領域(出射面有効利用領域)
は、上記のような輝線111の発生する部位から蛍光ラ
ンプ104側の部分を除いた出射面である。
【0006】ところで、近年、特に携帯型パソコンの可
搬性を向上するため、その軽量化を図ることが求められ
ており、携帯型パソコンの液晶表示パネル108を照明
する面光源装置101の軽量化も要請されている。この
ような要請に応えるためには、上記のような出射面有効
利用領域を広くし、この出射面有効利用領域が広がった
分だけ面光源装置101を小型化すればよい。
【0007】そこで、本発明は、輝線の発生を防止し、
出射面有効利用領域を広くすることができる面光源装置
やこの面光源装置を備えた画像表示装置及び面光源装置
に使用される反射部材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一方
の側面から入射した光を前記一方の側面に対して略直交
する出射面から面状に出射する導光板と、この導光板の
前記一方の側面に対向するように配置される光源と、こ
の光源の光を反射して前記導光板の前記一方の側面に導
く反射部材と、を備えた面光源装置である。そして、前
記反射部材は、金属製部材の内面側に光源の光を反射す
る反射層が形成され、この反射層及び前記金属製部材の
一部をせん断することにより、少なくとも前記導光板の
前記一方の側面と前記出射面との交差部のエッジに係合
する段部が形成されたことを特徴としている。
【0009】このような構成の本発明によれば、反射部
材の段部がせん断加工で形成されているため、反射部材
の段部がプレスによる曲げ加工で形成される場合に比較
して、反射部材の段部のコーナー部が鋭利に形成され、
反射部材の段部が導光板のエッジを覆うように係合し、
段部が導光板の一方の側面(入射面)に密接する。その
結果、光源の光が反射部材の段部によって遮られ、導光
板のエッジから導光板の内部に光が入射することがなく
なり、導光板のエッジから入射した光に起因する輝線の
発生を防止することが可能になる。
【0010】請求項2の発明は、一方の側面から入射し
た光を前記一方の側面に対して略直交する出射面から面
状に出射する導光板と、この導光板の前記一方の側面に
対向するように配置される光源と、この光源の光を反射
して前記導光板の前記一方の側面に導く反射部材と、こ
れら導光板,光源,及び反射部材を収容するフレーム
と、を備えた面光源装置である。そして、前記反射部材
は、金属製部材の内面側に光源の光を反射する反射層が
形成され、この反射層及び前記金属製部材の一部をせん
断することにより、少なくとも前記導光板の前記一方の
側面と前記出射面との交差部のエッジに係合する段部が
形成されている。また、前記導光板の前記一方の側面に
対して反対側に位置する他方の側面とフレームとの間に
は、前記導光板の熱膨張を許容する隙間が形成されてい
る。そして、この隙間には、前記段部に前記導光板の前
記エッジを押圧すると共に、前記導光板の熱膨張を許容
する付勢手段が配置されたことを特徴としている。
【0011】このような構成の本発明によれば、反射部
材の段部がせん断加工で形成されているため、反射部材
の段部がプレスによる曲げ加工で形成される場合に比較
して、反射部材の段部のコーナー部が鋭利に形成され、
反射部材の段部が導光板のエッジを覆うように確実に係
合する。しかも、導光板の一方の側面(入射面)が付勢
手段により反射部材の段部に弾性的に押圧されているた
め、面光源装置に作用する振動や面光源装置の姿勢の変
化等により導光板と反射部材の段部との間に隙間が生じ
るようなことがなく、導光板のエッジが反射部材の段部
により確実に遮光される。従って、導光板のエッジから
導光板の内部に入射する光に起因する輝線の発生を防止
することが可能になる。更に、導光板とフレームの間に
は、導光板の熱膨張を許容する隙間が形成されると共
に、その隙間に配置される付勢手段が導光板の熱膨張を
許容できるようになっているため、導光板の熱膨張に起
因する反り等の不具合を招来するようなことがない。加
えて、本発明は、反射部材の段部の金属製部材で導光板
に作用する付勢手段の付勢力を受けることができる。
【0012】請求項3の発明は、一方の側面から入射し
た光を前記一方の側面に対して略直交する出射面から面
状に出射する導光板と、この導光板の前記一方の側面に
対向するように配置される光源と、この光源の光を反射
して前記導光板の前記一方の側面に導く反射部材と、こ
れら導光板,光源,及び反射部材を収容するフレーム
と、を備えた面光源装置である。そして、前記反射部材
には、少なくとも前記導光板の前記一方の側面と前記出
射面との交差部のエッジに係合する段部が形成されてい
る。また、前記導光板の前記一方の側面に対して反対側
に位置する他方の側面とフレームとの間には、前記導光
板の熱膨張を許容する隙間が形成されている。そして、
この隙間には、前記段部に前記導光板の前記エッジを押
圧すると共に、前記導光板の熱膨張を許容する付勢手段
が配置されたことを特徴としている。
【0013】このような構成の本発明によれば、導光板
の一方の側面(入射面)が付勢手段により反射部材の段
部に弾性的に押圧されているため、面光源装置に作用す
る振動や面光源装置の姿勢の変化等により導光板と反射
部材の段部との間に隙間が生じるようなことがなく、導
光板のエッジが反射部材の段部により確実に覆われる。
従って、導光板のエッジから導光板の内部に入射する光
に起因する輝線の発生を防止することが可能になる。更
に、導光板とフレームの間には、導光板の熱膨張を許容
する隙間が形成されると共に、その隙間に配置される付
勢手段が導光板の熱膨張を許容できるようになっている
ため、導光板の熱膨張に起因する反り等の不具合を招来
するようなことがない。尚、本発明は、反射層を特に設
けずに、金属製部材単体で反射部材を形成する態様や、
反射部材の段部がエッチング等のせん断加工を除く他の
加工方法で形成される態様を含むものである。又、例え
ば、図14〜図17に示されるような段部も含むもので
ある。
【0014】請求項4の発明は、前記請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の面光源装置において、前記導光板の
前記出射面に対して反対側に位置する平面に対向させて
反射シートが配置され、この反射シートの前記光源側端
部が前記導光板の一方の側面よりも光源側へ突出させら
れたことを特徴としている。
【0015】このような構成の本発明によれば、導光板
の一方の側面と出射面との交差部分のエッジから導光板
の内部に入射する光が反射部材の段部で遮断されると共
に、導光板の出射面に対して反対側の平面と一方の側面
との交差部のエッジから導光板の内部に入射する光が反
射シートによって遮断されることになる。その結果、導
光板の前記両エッジからの光の入射に起因する輝線の発
生を効果的に防止することが可能になる。
【0016】請求項5の発明は、前記請求項2〜4のい
ずれか1項に記載の面光源装置において、前記導光板の
他方の側面に対向する付勢手段及びフレームの表面が黒
又は灰色に着色されたことを特徴としている。
【0017】このような構成の本発明によれば、導光板
の他方の側面から出射した光が付勢手段とフレームの黒
又は灰色に着色された部分で吸収されるため、導光板の
付勢手段が密接する部分と付勢手段が密接しない部分と
で出射光の輝度に差が生じにくくなる。
【0018】請求項6の発明は、前記請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の面光源装置において、前記反射部材
の段部のコーナー部が、曲率半径10ミクロンメートル
以下の略円弧形状に形成されたことを特徴としている。
【0019】このような構成の本発明によれば、反射部
材の段部と導光板の一方の側面(入射面)との間に隙間
を生じることがなく、反射部材の段部と導光板の一方の
側面との間から光が導光板のエッジに侵入するようなこ
とがなくなる。尚、導光板を射出成形すると、一般的に
は導光板のエッジが曲率半径10ミクロンメートル以上
の略円弧形状になる。従って、導光板のエッジに係合す
る反射部材の段部のコーナー部が10ミクロンメートル
以下であれば、反射部材の段部を確実に導光板の一方の
側面に密接させることが可能になる。
【0020】請求項7の発明は、前記請求項2〜6のい
ずれか1項に記載の面光源装置において、前記フレーム
には、前記付勢手段の一部に係合する付勢手段収容部が
形成されたことを特徴としている。
【0021】このような構成の本発明によれば、付勢手
段が脱落するようなことがない。
【0022】請求項8の発明は、前記請求項2〜6のい
ずれか1項に記載の面光源装置におて、前記フレームの
一部を前記導光板の他方の側面側へ突出させることによ
り前記付勢手段が形成されたことを特徴としている。
【0023】このような構成の本発明によれば、フレー
ム自体が付勢手段として機能するので、付勢手段を別途
配置する場合に比較して部品点数の削減を図ることがで
きる。
【0024】請求項9の発明は、前記請求項1〜8のい
ずれか1項に記載の面光源装置と、この面光源装置から
の面状の出射光で照明される画像表示部と、を備えたこ
とを特徴とする画像表示装置である。
【0025】このような構成の本発明は、出射面有効利
用領域が広い面光源装置を構成要素としているため、画
像表示装置自体の小型化・軽量化を図ることができ、画
像表示装置の可搬性を向上することが可能になる。
【0026】請求項10の発明は、光源を囲むように配
置され、平板状の導光板の出射面及びこの出射面と反対
側の平面に当接する端部を備え、前記光源から出射され
た光を反射して、その反射光を前記導光板の一方の側面
に導く面光源装置の反射部材である。そして、この面光
源装置の反射部材は、金属製部材の内面側に光源の光を
反射する反射層が形成されてなり、この反射層及び前記
金属製部材の一部をせん断することにより、少なくとも
前記導光板の前記一方の側面と前記出射面との交差部の
エッジに係合する段部が形成されたことを特徴としてい
る。
【0027】このような構成の本発明によれば、段部
は、せん断により鋭利に形成されるため、エッジを覆う
ように導光板に係合すると共に、導光板の一方の側面
(入射面)に密接し、導光板のエッジに光源の光が侵入
するのを防止する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0029】[第1の実施の形態]図1〜図3は、本発
明の実施の形態に係る面光源装置1に関するものであ
る。このうち、図1は、本発明の実施の形態に係る面光
源装置1の分解斜視図である。又、図2は、図1のA−
A線に沿って切断して示す断面図である。又、図3は、
図2の一部拡大図である。これらの図において、略矩形
状に形作られたフレーム2内には、反射シート3,導光
板4,プリズムシート5及び保護シート6が順次重ねて
収容されている。そして、導光板4の一方の側面(入射
面)7側に対向するように蛍光ランプ(光源)8が配置
されており、この蛍光ランプ8がフレーム2に固定され
る金属製のリフレクター(反射部材)10内に収容され
ている。また、導光板4の入射面7に対して反対側の他
方の側面11とフレーム2との隙間12には、導光板4
を蛍光ランプ8側に付勢する一対のゴム片(付勢手段)
13,13が収容されている。
【0030】フレーム2は、白色の合成樹脂を射出成形
することにより略矩形状に形成されており、その一方の
端部E1に上記金属製のリフレクター10が固定されて
おり、その他方の端部E2にリフレクター10と対向す
るように金属製の支持板14が固定されている。
【0031】ここで、フレーム2は、リフレクター10
が固定される第1の辺15と、この第1の辺15の一方
の端部に略直交する第2の辺16と、前記第1の辺15
の他方の端部に略直交する第3の辺17と、これら第2
の辺16及び第3の辺17に略直交する第4の辺18と
を備え、第2の辺16と第3の辺17の内側に反射シー
ト3の下面3aを支持する舌片20,20が形成されて
いる。そして、第1の辺15の両端部には、リフレクタ
ー固定部21が一対形成されている。又、第4の辺18
の両端部には、支持板固定部22が一対形成されてい
る。そして、このフレーム2の上部周縁には、液晶表示
パネル(画像表示部)23を収容するためのパネル係合
部24が形成されている。尚、フレーム2の下面側に
は、リフレクター10に係合する第1の係合部25と支
持板14に係合する第2の係合部26がそれぞれ形成さ
れている。
【0032】リフレクター10は、図1〜図4に詳細を
示すように、ステンレスやアルミ合金等の金属製部材2
7で形成されており、その内面全域に接着剤28,銀3
0及び合成樹脂被膜(例えば、PET)31を順次重ね
られた反射層32が形成されている(図4(b)参
照)。このリフレクター10は、フレーム2の第1の辺
15側のリフレクター固定部21,21にねじ33,3
3で固定される基部34と、この基部34から起立する
起立壁部35と、この起立壁部35から基部34と略平
行になるように導光板4側へ折り曲げられた鍔部36
と、からなっている。そして、下方の基部34は、上方
の鍔部36よりも長く形成されており、反射シート3の
下面3a側に密接し、反射シート3,導光板4,プリズ
ムシート5及び保護シート6の一端側を安定して支持で
きるようになっている。又、上方の鍔部36は、液晶表
示パネル23の裏面側を支持するパネル支持面部分37
と、このパネル支持面部分37から折り曲げ形成された
導光板押さえ部分38とを備えており、この導光板押さ
え部分38が導光板4の上面(出射面)40側に位置し
ている。
【0033】又、リフレクター10の導光板押さえ部分
38には、導光板4の一方の側面(入射面)7と出射面
40との交差部分のエッジ41に係合する段部42が形
成されている。この段部42は、リフレクター10の反
射層32及び金属製部材27の一部をせん断することに
より形成されており、導光板4のエッジ41に係合し且
つ入射面7に密接するように鋭利に形成されている。即
ち、リフレクター10の段部42のコーナー部R1は、
図6(a)に詳細を示すように、導光板4の略円弧形状
のエッジ41と同一形状か又はエッジ41に当接しない
程度の寸法にせん断加工により形成される。尚、導光板
4のエッジ41は、射出成形によるものであるためアー
ルがついてしまい、一般的には曲率半径10ミクロンメ
ートル以上の大きさの略円弧形状に形成される。これに
対し、段部42のコーナー部R1は、10ミクロンメー
トル以下の大きさの略円弧形状に形成されるようになっ
ている。このように形成されたリフレクター10の段部
42は、導光板4の入射面7との間に隙間を生じること
がなく、導光板4の入射面7に密接する。従って、導光
板4のエッジ41がリフレクター10の段部42で完全
に遮蔽され、蛍光ランプ8の光が導光板4のエッジ41
から導光板4の内部に入射することがない。これによ
り、導光板4のエッジ41から導光板4の内部に入射す
る光に起因する輝線の発生が防止される。一方、図6
(b)に示すように、リフレクター10の段部42のコ
ーナー部R1が導光板4のエッジ42の形状よりも大き
な円弧形状に形成されていると、段部42と導光板4の
入射面7との間に隙間が生じ、この隙間から蛍光ランプ
8の光が導光板4のエッジ41に侵入することになり、
輝線の発生を防止することができない。
【0034】又、図1〜図3及び図5に示すように、リ
フレクター10の段部42には、導光板4の入射面7が
前記したゴム片13の弾性力(F)で押し付けられてい
る。これにより、面光源装置1に振動が作用したり、ま
た面光源装置1の姿勢が変化しても、リフレクター10
の段部42が導光板4の入射面7に密接し、導光板4の
エッジ41がリフレクター10の段部42によって常時
遮光されることになり、導光板4のエッジ41から入射
する光に起因して生じる輝線が確実に防止される。尚、
フレーム2は、導光板4の他方の側面11との間に、導
光板4の熱膨張を吸収し得る隙間12が形成されてお
り、この隙間12に一対のゴム片13,13が収容され
ている。そして、このゴム片13は、断面が略L字形状
であり、その係合用突起部43がフレーム2に形成され
た収容部(付勢手段収容部)44に係合されることによ
り、フレーム2から抜け出ないように固定され、常時導
光板4をリフレクター10の段部42に押し付けるよう
になっている。一方、ゴム片13は、導光板4が熱膨張
した際に、弾性変形して導光板4の変形を吸収し、導光
板4に反りが生じるのを防止できるようになっている。
【0035】又、リフレクター10は、フレーム2に固
定されることにより、基部34がフレーム2の梁部材と
して機能すると共に、反射シート3,導光板4及びプリ
ズムシート5を支持する支持板部材として機能して、フ
レーム2を補強することができる。従って、フレーム2
は、リフレクター10で補強される分だけ、薄肉化・小
型化することができる。又、リフレクター10は、基部
34と鍔部36で反射シート3及び導光板4を挟持する
ことができるため、フレーム2側に反射シート3及び導
光板4を挟持する部分を形成する必要がなくなる。従っ
て、この点においても、フレーム2の薄肉化・小型化が
可能になる。
【0036】支持板14は、リフレクター10と同様に
ステンレスやアルミ合金等の金属板で断面略L字形状に
形成されており(図1参照)、フレーム2の第4の辺1
8側の支持板固定部22,22にねじ45,45で固定
されるようになっている。ここで、支持板14は、支持
板固定部22に固定されて、反射シート3の下面3a側
を支持する基部46と、この基部46から起立して第4
の辺18の外側に係合する背板部47とを備えており、
フレーム2の第4の辺18と一体化してフレーム2を補
強するようになっているため、前記リフレクター10の
機能と相俟ってフレーム2の薄型化・小型化を図ること
が可能になる。
【0037】反射シート3は、優れた反射性を有する白
色PETシートで形成されており、導光板4の出射面4
0と反対側の平面(下面)48から出射した光を導光板
4側へ反射するようになっている。尚、反射シート3の
導光板4の下面48に対向する面3bには、必要に応じ
て光拡散用のドット状ペイント層やシボ面等を形成する
ようにしてもよい。
【0038】導光板4は、アクリル樹脂等の合成樹脂を
射出成形することにより、上面(出射面)40が略矩形
状であり、且つ断面形状が略楔形形状に形成されてお
り、蛍光ランプ8から遠ざかるにしたがって板厚が薄く
なるように形成されている。尚、導光板4の入射面7を
粗面化し、入射面7近傍の出射光量を調整し、出射光の
明暗が繰り返し生じる現象(写り込み現象)を抑えるよ
うにしてもよい。又、導光板4の上面40や下面(一方
の平面)48には、光拡散性のインク(例えば、炭酸マ
グネシウム、酸化チタン等を顔料とするインク)を選択
的に付着させたり、梨地面(シボ面)を部分的に形成
し、光を拡散させることにより出射光量を調整するよう
にしてもよい。
【0039】プリズムシート5は、ポリカーボネート等
の透光性のシート材で形成されており、導光板4に対向
する面(下面)に断面略三角形状のプリズム面50が多
数連続して形成されている。尚、このプリズムシート5
のプリズム面50は、導光板4の入射面7と略平行する
方向へ延びており、導光板4から出射した光の進行方向
を補正し、液晶表示パネル23を面状に効率的に照射で
きるように工夫されている。
【0040】保護シート6は、ポリカーボネート等の透
光性のシート材で形成されており、プリズムシート5の
出射面を保護するために使用されるが、光拡散用のシボ
面等を形成し、出射光を拡散させるようにしてもよい。
【0041】以上のように構成された本実施の形態の面
光源装置1において、蛍光ランプ8から発せられた光
は、直接又はリフレクター10で反射されて導光板4の
入射面7に導かれ、導光板4の入射面7から導光板4の
内部に入射した後、導光板4内を伝播し、出射面40に
対して臨界角以下になると出射面40から出射する。そ
して、導光板4から出射した光は、プリズムシート5で
進行方向を補正され、保護シートを透過した後、液晶表
示パネル23を面状に照明する。
【0042】ここで、本実施の形態の面光源装置1は、
リフレクター10の段部42が導光板4のエッジ41に
係合し且つ入射面7に密接するため、導光板4のエッジ
41に向かう蛍光ランプ8の光がリフレクター10の段
部42によって遮蔽される。その結果、導光板4のエッ
ジ41から入射する光に起因する輝線の発生を防止する
ことができ、均一な面照明を可能にする。
【0043】又、本実施の形態の面光源装置1は、上記
のように導光板4のエッジ41から入射する光に起因す
る輝線の発生を防止できるため、出射面有効利用領域を
広げることができ、この出射面有効利用領域を広げるこ
とができた分だけ導光板4やフレーム2等の小型化を図
ることができ、装置全体を小型化・軽量化することがで
きる。
【0044】又、本実施の形態の面光源装置1は、リフ
レクター10の反射層32と金属製部材27の一部がせ
ん断されて段部42が形成され、この段部42に導光板
4のエッジ41近傍の入射面7がゴム片13の弾性力で
押圧されるようになっているため、その導光板4に作用
するゴム片13の弾性力を段部42の金属製部材27で
受けることができる。従って、本実施の形態の面光源装
置1は、反射層32が導光板4で擦られて剥がれるのを
防止することができる。
【0045】尚、ここで、本実施の形態の面光源装置1
において、フレーム2のパネル係合部24に液晶表示パ
ネル(画像表示部)23を収容し、この液晶表示パネル
23をフレーム2に組み付けることにより、面光源装置
1から出射される面状の照明光で液晶表示パネル23上
の画像を表示する画像表示装置51が構成される。従っ
て、画像表示装置51は、液晶表示パネル23が輝線が
ない出射光で均一に照明されることになり、高品位の画
像表示が可能になる。又、本実施の形態の小型化・軽量
化された面光源装置1を備えた画像表示装置51は、装
置の全体構造を小型化・軽量化することができるため、
可搬性が向上する。
【0046】[第2の実施の形態]図7〜図9は、本発
明の第2の実施の形態に係る面光源装置61に関するも
のである。このうち、図7は、本発明の実施の形態に係
る面光源装置61の分解斜視図である。又、図8は、図
7のC−C線に沿って切断して示す断面図である。又、
図9は、図8の一部を拡大して示す断面図である。尚、
本実施の形態において、前記第1の実施の形態の構成と
共通する構成については同一符号を付し、重複する説明
を省略して詳述する。
【0047】これらの図において、略矩形状に形作られ
たフレーム62内には、反射シート3,導光板4,プリ
ズムシート5及び保護シート6が順次重ねて収容されて
いる。そして、導光板4の一方の側面(入射面)7側に
対向するように蛍光ランプ(光源)8が配置されてお
り、この蛍光ランプ8の両端部がフレーム62の枠体6
3に着脱可能な状態で固定されている。又、蛍光ランプ
8の周囲をリフレクター64で覆ってあり、蛍光ランプ
8の光をリフレクター64で反射し、その反射光を導光
板4の入射面7に導くようになっている。そして、導光
板4の入射面7と反対側に位置する他方の側面11とフ
レーム62との隙間65には、導光板4を蛍光ランプ8
側に付勢する付勢手段としてのゴム片66が一対配置さ
れている。
【0048】フレーム62は、白色の合成樹脂を射出成
形することにより形成されており、略矩形状の合成樹脂
製の枠体63と、反射シート3等を下方から支持する張
り出し部67,68と、枠体63の上面側切り欠き部7
0にねじ71,71で固定される板部材72と、を備え
ている。そして、枠体63及び板部材72の上面側に
は、液晶表示パネル(画像表示部)23を係合するため
のパネル係合部73,74が形成されている。
【0049】リフレクター64は、図7〜図10に示す
ように、蛍光ランプ8を取り囲むように、ステンレスや
アルミ合金等の金属製部材27で略U字形状に形成され
たものであり、内面に接着剤28,銀30及び合成樹脂
被膜31からなる反射層32が形成されており、フレー
ム62内に蛍光ランプ8と共に収容されるようになって
いる(図4(b)参照)。そして、リフレクター64の
開口部の上端部75が導光板4の出射面40に当接し、
リフレクター64の開口部の下端部76が導光板4の下
面48に当接するようになっている。尚、リフレクター
64の下端部76は、フレーム62の張り出し部68で
支持されている。
【0050】リフレクター64の上端部75には、導光
板4の入射面7と出射面40が交差する部分のエッジ4
1に係合し且つ入射面7に密接する段部78が形成され
ている。又、リフレクター64の下端部76には、導光
板4の入射面7と下面48が交差する部分のエッジ80
に係合し且つ入射面7に密接する段部81が形成されて
いる。両段部78,81は、前記第1の実施の形態と同
様に、反射層32及び金属部材27の一部がせん断さ
れ、導光板4のエッジ41,80に係合し且つ入射面7
に密接するように鋭利に形成されている。
【0051】又、図7,8,11に示すように、リフレ
クター64の両段部78,81には、導光板4の入射面
7が前記したゴム片66の弾性力で押し付けられてい
る。これにより、面光源装置61が振動したり、また面
光源装置61の姿勢が変化しても、リフレクター64の
段部78,81が導光板4の入射面7に密接し、導光板
4の上下の両エッジ41,80がリフレクター64の段
部78,81で常時遮光されることになり、導光板4の
上下の両エッジ41,80から入射する光に起因して生
じる輝線が確実に防止される。
【0052】ここで、ゴム片66は、背面側に丸棒状の
係合用突起82が形成されており、この係合用突起82
がフレーム62に形成された収容部83に係合されるこ
とにより、フレーム62から抜け出ないように固定され
る。そして、このゴム片66は、導光板4が熱膨張した
際には弾性変形して、導光板4の変形を許容する。
【0053】このように構成された本実施の形態の面光
源装置61は、導光板4の上下のエッジ41,80がリ
フレクター64の段部78,81で遮光されるため、導
光板4の上下のエッジ41,80から入射する光に起因
する輝線の発生を防止することができる。その結果、本
実施の形態の面光源装置61は、導光板4の上部のエッ
ジ41のみが遮光される前記第1の実施の形態に比較し
て、より一層効果的に輝線の発生を防止することがで
き、前記第1の実施の形態よりも出射面有効利用領域を
広げることができる。従って、本実施の形態の面光源装
置61は、出射面有効利用領域を広げることができた分
だけ小型化・軽量化することができ、可搬性を向上する
ことができる。
【0054】又、本実施の形態の面光源装置61におい
て、フレーム62のパネル係合部73,74に液晶表示
パネル(画像表示部)23を収容し、この液晶表示パネ
ル23をフレーム62に組み付けることにより、面光源
装置61から出射される面状の照明光で液晶表示パネル
23上の画像を表示する画像表示装置84が構成され
る。従って、画像表示装置84は、前記第1の実施の形
態よりも小型化・軽量化された面光源装置61を備える
結果、前記第1の実施の形態の画像表示装置51よりも
全体形状の小型化・軽量化を図ることができ、前記第1
の実施の形態よりも可搬性が向上する。
【0055】[第3の実施の形態]図12〜図13は、
本発明の第3の実施の形態に係る面光源装置91を示す
ものである。尚、本実施の形態において、前記第1の実
施の形態の構成と共通する構成については同一符号を付
し、重複する説明を省略して詳述する。
【0056】本実施の形態の面光源装置91は、前記第
1の実施の形態の応用例を示すものであり、反射シート
92の端部92aを導光板4の入射面7よりも蛍光ラン
プ8側(図中左側)に突出させてある。このように構成
された本実施の形態の面光源装置は、導光板4の上側の
エッジ41がリフレクター10の段部42で遮光され、
導光板4の下側のエッジ80が反射シート92で遮光さ
れることになり、導光板4の上部のエッジ41のみが遮
光される前記第1の実施の形態に比較して、より一層効
果的に輝線の発生を防止することができ、前記第1の実
施の形態よりも出射面有効利用領域を広げることができ
る。従って、本実施の形態の面光源装置91は、出射面
有効利用領域を広げることができた分だけ小型化・軽量
化することができ、可搬性を向上することができる。
【0057】[第4の実施の形態]図14〜図15は、
本発明の第4の実施の形態に係る面光源装置を示すもの
である。このうち、図14は、本発明に第1の実施の形
態の変形例を示す面光源装置201である。又、図15
は、本発明の第2の実施の形態の変形例を示す面光源装
置211である。
【0058】本実施の形態の面光源装置201は、図1
4に示すように、リフレクター10の導光板押さえ部分
38が第1部分38aと第2部分38bとからなってい
る。このうち、第1部分38aは、リフレクター10の
パネル支持面部分37から折り曲げられ、その先端面3
9全域又は少なくとも先端面39の下端縁39aが導光
板4の入射面7に密接するように形成されている。又、
第2部分38bは、第1部分38aの上面に溶接や接着
等により固定され、導光板4の出射面40に当接するよ
うになっている。そして、第1部分38aの先端面39
と第2部分38bとで形成される段部42に導光板4の
エッジ41が係合するようになっている。
【0059】このような構成の本実施の形態によれば、
導光板4の入射面7に当接する第1部分38aの先端面
39によって導光板4のエッジ41に入射する光を遮断
することができるため、エッジ41から入射する光に起
因する輝線の発生を防止することができ、前記第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0060】又、本実施の形態は、図14(b)に詳細
を示すように、第1部分38aと第2部分38bによっ
て形成される段部42のコーナー部分R1が略直角でシ
ャープエッジになっており、コーナー部分R1が図6
(a),(b)に示すようなR面(曲面)になっていな
いため、図6(b)に示すような不具合を生じることが
ない。
【0061】尚、上記図14に示す技術は、図15に示
すように、第2の実施の形態に適用することができる。
即ち、リフレクター64は、上端部75が第1部分75
aと第2部分75bとからなっており、下端部76が第
1部分76aと第2部分76bとからなっている。そし
て、第1部分75aの先端面79の全域又は少なくとも
先端面79の下端縁79aが導光板4の入射面7に密接
し、第1部分76aの先端面79の全域又は少なくとも
先端面79の上端縁79bが導光板4の入射面7に密接
し、光が導光板4のエッジ41,80に入射するのを遮
断することができる。そのため、第2の実施の形態と同
様の効果を得ることができる。又、図15に示すよう
に、上端部75の第2部分75bが導光板4の出射面4
0に当接し、下端部76の第2部分76bが導光板4の
下面48に当接している。そして、第1部分75aの先
端面79と第2部分75bにより段部78が形成され、
第1部分76aの先端面79と第2部分76bにより段
部81が形成されている。
【0062】[第5の実施の形態]図16〜図17は、
本発明の第5の実施の形態に係る面光源装置を示すもの
である。このうち、図16は、第1の実施の形態の他の
変形例に係る面光源装置221を示すものである。又、
図17は、第2の実施の形態の他の変形例に係る面光源
装置231を示すものである。
【0063】本実施の形態の面光源装置221は、図1
6に示すように、リフレクター10の導光板押さえ部分
38が第1部分38aと第2部分38bとからなってお
り、第2部分38bの段部38cが第1部分38aの先
端に係合された状態で溶接や接着等により固定されてい
る。そして、第1部分38aの先端面39(段部42)
を導光板4の入射面7に面接触させるか、又は少なくと
も先端面39(段部42)の下端縁39aを導光板の入
射面7に線接触させることにより、光が導光板4のエッ
ジ41に入射するのを遮断するようになっている。尚、
第2部分38bが導光板4の出射面40に当接するよう
になっている。
【0064】このような構成の本実施の形態によれば、
導光板4の入射面7に当接する第1部分38aの先端面
39によって導光板4のエッジ41に入射する光を遮断
することができるため、エッジ41から入射する光に起
因する輝線の発生を防止することができ、前記第1及び
第4の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0065】又、本実施の形態は、第2部分38bの段
部38cを第1部分38aの先端に係合し、第1部分3
8aと第2部分38bの相対位置を位置決めした状態で
溶接や接着等ができるため、第1部分38aと第2部分
38bの固定作業が容易化する。
【0066】尚、上記図16に示す技術は、図17に示
すように、第2の実施の形態に適用することができる。
即ち、リフレクター64は、上端部75が第1部分75
aと第2部分75bとからなっており、下端部76が第
1部分76aと第2部分76bとからなっている。そし
て、第1部分75aの先端に第2部分75bの段部75
cを係合した状態において、第1部分75aと第2部分
75bが溶接等で固定される。又、第1部分76aの先
端に第2部分76bの段部76cを係合した状態におい
て、第1部分76aと第2部分76bが溶接等で固定さ
れている。
【0067】そして、第1部分75aの先端面79が導
光板4の入射面7に面状に接触するか、又は第1部分7
5aの先端面79の下端縁79aが導光板4の入射面7
に線接触する。又、第1部分76aの先端面79が導光
板4の入射面7に面状に接触するか、又は第1部分76
aの先端面79の下端縁79bが導光板4の入射面7に
線接触する。その結果、導光板4のエッジ41,80に
入射する光は第1部分75a,76aの先端面79で遮
断されることになる。そのため、第2の実施の形態と同
様の効果を得ることができる。尚、上端部75の第2部
分75bが導光板4の出射面40に当接し、下端部76
の第2部分76bが導光板4の下面48に当接してい
る。そして、第1部分75aの先端面79と第2部分7
5bにより段部78が形成され、第1部分76aの先端
面79と第2部分76bにより段部81が形成されてい
る。
【0068】[その他の実施の形態]尚、上記各実施の
形態において、付勢手段としてゴム片13,66を一対
配置する態様を示したが、これに限られず、図18に示
すように、フレーム2,62のうちで導光板4の他方の
側面11に対向する辺を導光板4の側面11側へ湾曲さ
せて、その湾曲させた辺の弾性力で導光板4の他方の側
面11を蛍光ランプ側(図中左側)に付勢するようにし
てもよい。
【0069】又、付勢手段としてのゴム片13,66の
形状は、前記第1及び第2の実施の形態の形状に限られ
ず、導光板4を蛍光ランプ8側へ付勢することができ、
しかも導光板4の熱膨張を吸収できるものであればよ
く、例えば、図19に示すような角棒状に形成してもよ
い。そして、このような角棒状のゴム片93の一部をフ
レーム94に形成したバネ収容部95に圧入することに
より、ゴム片93をフレーム94に固定するようにして
もよい。
【0070】又、付勢手段として、図20に示すよう
に、フレーム96の収容部97に収容され、導光板4の
他方の側面11側に円弧状に湾曲する金属又は樹脂製の
板状バネ部材98を使用するようにしてもよい。
【0071】又、上記の各実施の形態において、断面が
略楔形形状の導光板4を例に採って説明したが、これに
限られず、導光板4の上面(出射面)40と下面48が
平行に形成されたものや、その他の適宜形状の導光板4
が使用される。
【0072】又、上記各実施の形態は、光源として蛍光
ランプ7を例に採って説明したが、これに限られず、多
数の発光ダイオードを一列に並べたものを光源として使
用するようにしてもよい。
【0073】又、上記各実施の形態は、導光板4の出射
面40に1枚のプリズムシート5のみを配置する態様を
示したが、これに限られず、導光板4の出射面40に拡
散シートや、プリズム面が略直交するように組み合わさ
れた2枚のプリズムシート等を適宜配置するようにして
もよい。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の面光源装置は、反射部材の段部がせん断加工で形成さ
れており、反射部材の段部のコーナー部が鋭利に形成さ
れ、反射部材の段部が導光板のエッジを覆うように確実
に係合する。その結果、本発明の面光源装置は、光源の
光が反射部材の段部によって遮られ、導光板のエッジか
ら導光板の内部に光が入射することがなくなり、導光板
のエッジから入射した光に起因する輝線の発生を防止す
ることが可能になる。従って、本発明の面光源装置は、
出射面有効利用領域を広げることができ、この出射面有
効利用領域を広げた分だけ小型化・軽量化を図ることが
できる。
【0075】又、本発明の画像表示装置は、上記のよう
な輝線の発生を防止でき且つ小型化・軽量化することが
できる面光源装置を備えているため、画像表示部を均一
な面状光で照明することができ、画像表示品位を高める
ことができることはもちろんのこと、全体構造の小型化
・軽量化を図ることができ、可搬性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る面光源装置の
分解斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断して示す面光源装
置の断面図である。
【図3】図2に示す面光源装置の光源側を拡大して示す
断面図である。
【図4】リフレクターの詳細図である。図4(a)はリ
フレクターの正面図であり、図4(b)は図4(a)の
B部拡大図である。
【図5】面光源装置のゴム片の使用状態を示す図であ
る。図5(a)は図2の面光源装置の右側端部拡大図で
あり、図5(b)はゴム片の斜視図である。
【図6】段部と導光板の係合状態を示す図である。図6
(a)は本発明の段部と導光板の係合状態図であり、図
6(b)は段部と導光板の不良係合状態図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る面光源装置の
分解斜視図である。
【図8】図4のC−C線に沿って切断して示す面光源装
置の断面図である。
【図9】図8に示す面光源装置の光源側を拡大して示す
図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るリフレクタ
ーの正面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る面光源装置
のゴム片の使用状態を示す図である。図11(a)は図
8の面光源装置の右側端部拡大図であり、図11(b)
はゴム片の斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る面光源装置
の正面側断面図である。
【図13】図12の左側端部の拡大図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態の変形例に係る面
光源装置を示す図である。図14(a)同面光源装置の
要部拡大断面図であり、図14(b)はリフレクターの
一部拡大図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態の変形例を示す面
光源装置の要部拡大断面図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態の他の変形例を示
す面光源装置の要部拡大図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態の他の変形例を示
す面光源装置231の要部拡大断面図である。
【図18】付勢手段の第1の応用例を示す平面図であ
る。
【図19】付勢手段の第2の応用例を示す図である。図
19(a)は図19(b)のD−D線に沿って切断して
示す図であり、図19(b)は付勢手段としてのゴム片
の取付状態を示す断面図である。
【図20】付勢手段の第3の応用例を示す図である。図
20(a)は図20(b)のE−E線に沿って切断して
示す図であり、図20(b)は付勢手段としてのゴム片
の取付状態を示す断面図である。
【図21】従来の面光源装置の光源に直交する線に沿っ
て切断して示す断面図である。
【図22】従来例の不具合発生状態を示す図である。図
22(a)は従来の面光源装置の不具合発生状態を示す
正面側断面図(図21の光源側を拡大して示す断面図)
であり、図22(b)は、同面光源装置の不具合発生状
態を示す平面図(図22(a)のG方向矢視図)であ
る。
【符号の説明】
1,61,91,201,211,221,231……
面光源装置、2,62,94,96……フレーム、3,
92……反射シート、4……導光板、7……入射面(一
方の側面)、8……蛍光ランプ(光源)、10,64…
…リフレクター、11……他方の側面、12,65……
隙間、13,66,93……ゴム片(付勢手段)、23
……液晶表示パネル(画像表示部)、27……金属製部
材、32……反射層、40……上面(出射面)、41,
80……エッジ、42,78,81……段部、44,8
3,95,97……収容部(付勢手段収容部)、51,
84……画像表示装置、92a……端部、98……板状
バネ部材(付勢手段)、R1……コーナー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 350 G02F 1/1335 530 // F21Y 103:00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側面から入射した光を前記一方の
    側面に対して略直交する出射面から面状に出射する導光
    板と、 この導光板の前記一方の側面に対向するように配置され
    る光源と、 この光源の光を反射して前記導光板の前記一方の側面に
    導く反射部材と、 を備えた面光源装置において、 前記反射部材は、金属製部材の内面側に光源の光を反射
    する反射層が形成され、この反射層及び前記金属製部材
    の一部をせん断することにより、少なくとも前記導光板
    の前記一方の側面と前記出射面との交差部のエッジに係
    合する段部が形成されたことを特徴とする面光源装置。
  2. 【請求項2】 一方の側面から入射した光を前記一方の
    側面に対して略直交する出射面から面状に出射する導光
    板と、 この導光板の前記一方の側面に対向するように配置され
    る光源と、 この光源の光を反射して前記導光板の前記一方の側面に
    導く反射部材と、 これら導光板,光源,及び反射部材を収容するフレーム
    と、 を備えた面光源装置において、 前記反射部材は、金属製部材の内面側に光源の光を反射
    する反射層が形成され、この反射層及び前記金属製部材
    の一部をせん断することにより、少なくとも前記導光板
    の前記一方の側面と前記出射面との交差部のエッジに係
    合する段部が形成され、 前記導光板の前記一方の側面に対して反対側に位置する
    他方の側面とフレームとの間には、前記導光板の熱膨張
    を許容する隙間が形成され、 この隙間には、前記段部に前記導光板を押圧すると共
    に、前記導光板の熱膨張を許容する付勢手段が配置され
    たことを特徴とする面光源装置。
  3. 【請求項3】 一方の側面から入射した光を前記一方の
    側面に対して略直交する出射面から面状に出射する導光
    板と、 この導光板の前記一方の側面に対向するように配置され
    る光源と、 この光源の光を反射して前記導光板の前記一方の側面に
    導く反射部材と、 これら導光板,光源,及び反射部材を収容するフレーム
    と、 を備えた面光源装置において、 前記反射部材には、少なくとも前記導光板の前記一方の
    側面と前記出射面との交差部のエッジに係合する段部が
    形成され、 前記導光板の前記一方の側面に対して反対側に位置する
    他方の側面とフレームとの間には、前記導光板の熱膨張
    を許容する隙間が形成され、 この隙間には、前記段部に前記導光板を押圧すると共
    に、前記導光板の熱膨張を許容する付勢手段が配置され
    たことを特徴とする面光源装置。
  4. 【請求項4】 前記導光板の前記出射面に対して反対側
    に位置する平面に対向させて反射シートが配置され、こ
    の反射シートの前記光源側端部が前記導光板の一方の側
    面よりも光源側へ突出させられたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の面光源装置。
  5. 【請求項5】 前記導光板の他方の側面に対向する付勢
    手段及びフレームの表面が黒又は灰色に着色されたこと
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の面光
    源装置。
  6. 【請求項6】 前記反射部材の段部のコーナー部が、曲
    率半径10ミクロンメートル以下の略円弧形状に形成さ
    れたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の面光源装置。
  7. 【請求項7】 前記フレームには、前記付勢手段の一部
    に係合する付勢手段収容部が形成されたことを特徴とす
    る請求項2〜6のいずれか1項に記載の面光源装置。
  8. 【請求項8】 前記フレームの一部を前記導光板の他方
    の側面側へ突出させることにより前記付勢手段が形成さ
    れたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記
    載の面光源装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれか1項に記載
    の面光源装置と、この面光源装置からの面状の出射光で
    照明される画像表示部と、を備えたことを特徴とする画
    像表示装置。
  10. 【請求項10】 光源を囲むように配置され、導光板の
    出射面及びこの出射面と反対側の平面に当接する端部を
    備え、前記光源から出射された光を反射して、その反射
    光を前記導光板の一方の側面に導く面光源装置の反射部
    材において、 金属製部材の内面側に光源の光を反射する反射層が形成
    されてなり、この反射層及び前記金属製部材の一部をせ
    ん断することにより、少なくとも前記導光板の前記一方
    の側面と前記出射面との交差部のエッジに係合する段部
    が形成されたことを特徴とする面光源装置の反射部材。
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