JP2001060036A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

Info

Publication number
JP2001060036A
JP2001060036A JP2000216194A JP2000216194A JP2001060036A JP 2001060036 A JP2001060036 A JP 2001060036A JP 2000216194 A JP2000216194 A JP 2000216194A JP 2000216194 A JP2000216194 A JP 2000216194A JP 2001060036 A JP2001060036 A JP 2001060036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developer
carrier
latent image
electrostatic latent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000216194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3761772B2 (ja
Inventor
Susumu Yoshino
進 吉野
Ishi Kin
石 金
Takashi Imai
孝史 今井
Kazuhiko Yanagida
和彦 柳田
Koichi Takashima
紘一 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP31198395A external-priority patent/JPH09152777A/ja
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2000216194A priority Critical patent/JP3761772B2/ja
Publication of JP2001060036A publication Critical patent/JP2001060036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3761772B2 publication Critical patent/JP3761772B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤へのダメージが小さく、且つ、複写機
の反復使用においてトナ−の帯電量の適正化や安定化に
優れた、画像形成方法を提供する。 【解決手段】 層形成部材により形成され、現像剤担持
体1の上に担持される現像剤層2を用いて、静電潜像担
持体3上の静電潜像4を現像して画像5を形成する方法
であって、現像剤の移動方向が静電潜像担持体3の回転
方向と同方向である。かつ現像剤担持体1と静電潜像担
持体3との周速比が0.8ないし1.8であり、現像剤
層2が、キャリアとトナーとからなり、該トナ−が導電
性無機微粉末およびシリカを含有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成方法に関
する。より詳しくは、現像剤担持体上に担持された現像
剤を用いて、静電潜像担持体上に形成された静電潜像を
現像する画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレーザービームプリンタ
等において画像を形成する場合、一般にカールソン法が
用いられている。従来の画像形成方法では、光学的手段
によって感光体上に形成された静電潜像は現像工程で現
像された後、転写工程で記録紙等の記録媒体に転写さ
れ、次に定着工程で一般に熱と圧力で記録紙等の記録媒
体に定着される。そして、上記感光体は繰り返し使用す
る為、転写後に感光体上に残る残存トナーを取り除く為
にクリーニング装置が設置されている。
【0003】この静電潜像の現像に用いられる現像方式
は、現像剤に着目すると、トナーだけを用いる一成分現
像法と、トナー及びキャリアを用いる二成分現像法とに
分類できる。このうち、二成分現像法の二成分現像剤で
はトナーとキャリアを撹ハンすることによってトナーを
摩擦帯電せしめるので、キャリアの特性、撹ハン条件を
選定することによって、トナーの摩擦帯電量を相当程度
制御できる。したがって、二成分現像法は、画像品質の
信頼性が高く優れている。
【0004】また、現像方式は、現像時に利用する現象
の観点からは、磁気ブラシ現像法、カスケード法などが
知られ、このうち磁気ブラシ現像法が好ましく用いられ
ている。この磁気ブラシ現像法とは、現像剤担持ロール
上の磁気力により、現像剤を現像領域に搬送せしめて、
静電潜像にトナーを付着せしめて現像を行う方法であ
る。
【0005】現像のための機器は、上記現像剤担持ロー
ルと、このロール上の現像剤層の厚みを規制し、現像領
域に搬送される現像剤量を制御する層規制部材と、現像
剤の撹ハン用のオーガーとで主に構成されている。この
ような現像機で利用される現像剤、更には、適宜追加さ
れるトナーは、このオーガーによって撹ハンされて、静
電潜像を現像するために必要な摩擦帯電がなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは詳細な調
査をした結果、以下に記載するように、現像機内の層規
制部材上流側(プレニップ部)と、層規制部材と現像剤
担持ロール間の空隙(ニップ部)を通過後の現像剤担持
ロール上でも、トナーの摩擦帯電がなされていることが
判明した。
【0007】プレニップ部には少なくともニップ部を通
過する現像剤量より多量の現像剤が、現像剤担持ロール
により搬送され、その現像剤はニップ部を通過する現像
剤と通過できない現像剤とに分かれる。このニップ部を
通過できない現像剤はプレニップ部に『溜まり』として
やや滞在する。この挙動を示している間現像剤は、撹ハ
ンされ、また、プレニップ部に新たに搬送されてくる現
像剤の為に圧力を受けてしまう。よって、これらの現象
からトナーの摩擦帯電がここでなされている。
【0008】一方、ニップ部を通過した現像剤は磁気力
によりブラシ状に起立した磁気ブラシを形成し、この磁
気ブラシを潜像担持体の表面に摺擦させ、静電潜像にト
ナーを付着せしめて現像を行う。この『摺擦』の部分で
トナーの摩擦帯電がなされている。
【0009】しかしながら、この『摩擦帯電』は物理的
外力による、トナー、キャリア間の接触、衝突をともな
ってなされる為、必然的にトナー、キャリア双方にダメ
ージを与えてしまう。例えば、トナーでは表面に添加さ
れた外添剤のトナー中への埋まりこみや、トナー成分の
脱落等である。キャリアでは表面への外添剤を含むトナ
ー構成成分による汚染が生じる。また、そのキャリアが
樹脂コートキャリアならば、キャリアコート成分の磨
耗、破壊等が起きる。これらのことが生じると、現像剤
としての初期的特性が繰り返し使用により発揮されなく
なり、地カブリ、機内汚れ画像濃度の変動などを引き起
こすことになる。
【0010】このように、繰り返し使用によっても、安
定した品質を保持するには、できるかぎりトナー、キャ
リアにダメージを与えないように、それらの接触、衝突
を低減せねばならない。
【0011】しかしながら、このような現像法を想定し
た場合、トナ−には適正な帯電量が付与されないことが
予想される。
【0012】かくして、トナー、キャリアに機械的ダメ
ージを与えない工夫とともに、現像剤として、弱い接触
や衝突でも適正な帯電量をすばやく得られるような、ト
ナーなり、キャリアなりの工夫が必要不可欠であると考
えられる。
【0013】本発明は、かかる検討に基づきなされたも
のである。したがって本発明の目的は、現像剤へのダメ
ージが小さく、且つ、複写機の反復使用においてトナ−
の帯電量の適正化や安定化に優れた、画像形成方法を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の本
発明によって達成できる。
【0015】即ち、本発明は、層形成部材により形成さ
れ、現像剤担持体の上に担持される現像剤層を用いて、
静電潜像担持体上の静電潜像を現像する画像形成方法で
あって、現像剤の移動方向が静電潜像担持体の回転方向
と同方向であり、かつ現像剤担持体と静電潜像担持体と
の周速比が0.8ないし1.8であり、現像剤が、キャ
リアとトナーとからなり、該トナ−が導電性無機微粉末
およびシリカを含有している。
【0016】本発明では、主に、現像剤担持体と静電潜
像担持体との周速比が0.8ないし1.8とされること
によって、現像剤への機械的圧力がかかりにくくなる。
従って、トナーやキャリアの接触、衝突が低減し、それ
らはダメージを受けにくくなる。
【0017】また、主に、トナ−が導電性無機微粉末を
含有していることによって、トナ−の帯電量の適正化や
安定化が図られる。
【0018】なお、本発明にいう、「層形成部材」と
は、現像剤担持体(例えば、ドラム)に、現像のために
ふさわしい厚みの現像剤層を形成する部材である。従っ
て、前記した層規制部材を含む概念である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、その実施の形態
によって詳細に説明する。
【0020】本発明の画像形成方法では、図1に概略的
に示されるように、層形成部材により形成され、現像剤
担持体1の上に担持される磁気ブラシによる現像剤層2
を用いて、静電潜像担持体3上の静電潜像4を現像し、
画像5を形成する。その現像剤の移動方向と静電潜像担
持体との回転方向は、同じとする。この場合が、回転方
向が逆の場合より高画質が得られる。
【0021】本発明では、現像剤担持体と静電潜像担持
体と回転の周速比は、0.8〜1,8である。この周速
比が、0.8未満であると、トナーの搬送量が少なくな
り、現像濃度が低下しやすい。その周速比が、1.8を
越えると、トナーやキャリアの過度の衝突ひいてはそれ
らのダメージを引き起こす機械的な圧力が、現像剤に加
わりやすくなる。またトナー搬送量が多くなり、逆に被
りが発生しやすくなる。上記周速比は、好ましくは、
1.0〜1.6の範囲である。
【0022】本発明では、トナーの搬送量を補いたい場
合には、直流バイアスに加えて交流バイアス、通常1k
〜4kボルト、好ましくは1.4〜2.5kボルトを現
像領域に向けて、印加することが好ましい。このときの
周波数は、1〜10kHzの範囲で用いられる。
【0023】本発明において、現像剤は、キャリアとト
ナーとからなる二成分現像剤を利用する。そのトナーに
は、導電性無機微粉末が含有される。この作用は以下の
通りである。
【0024】現像剤担持ロールの感光体に対する周速比
が0.8〜1.8の範囲にあって、機械力の減少と、ト
ナー、キャリア間の接触/電荷交換の減少とが生じ、例
えば現像機内に追加されたトナーの帯電スピードが遅く
なる。しかし、導電性無機微粉末を含有することによっ
て、電荷交換を促し、トナー帯電量を早期に適正な帯電
量レベルにすることができ、またその帯電量を安定化す
る。従って、その導電性無機微粉末は、このような機能
を果たす程度の導電性を有する必要がある。通常、その
固有抵抗値は、1012Ω・cm以下、好ましくは、10
10Ω・cm以下である。
【0025】導電性無機微粉末の例としては、金、銀、
銅といった金属やカーボンブラック、更に酸化チタン、
酸化亜鉛といった酸化物、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸
バリウム、ホウ酸アルミニウム、チタン酸カリウム粉末
等の表面を酸化スズやカーボンブラック、金属で覆った
もの等が挙げられる。
【0026】価格、カラー画像形成適応性(色を濁らせ
ない性質等)の観点からは、酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化錫が好ましい。
【0027】この導電性無機微粉末はトナー内部に含有
しても、トナー表面に添加しても上記の作用を果たすこ
とができる。
【0028】導電性無機微粉末の平均粒径は、通常、5
〜1000nm、好ましくは5〜400nmのものを利
用する。1000nmを越えた場合には、トナーからの
脱離が生じやすくなり、かえって、キャリア表面の汚
染、機内汚れの発生、さらに感光体表面の汚染や傷が発
生が発生しやすくなる。また、5nm未満では、凝集性
が強く、均一な分散が困難となり、電荷交換性が低下す
る。
【0029】この導電性無機微粉末にはトナーへの分散
性、密着性等を勘案して、また前記電荷交換に関する性
質をより精密に制御するために、必要に応じて表面処理
を施してもよい。
【0030】導電性無機微粉末が、酸化物のようなもの
で、水酸基を表面に有し得る場合には、水酸基と反応す
るカップリング剤が、表面処理に好ましく使用される。
【0031】例えば、そのカップリング剤として、下記
式で示されるシランカップリング剤やチタン系カップリ
ング剤、アルミニウム系カップリング剤、ジルコニウム
系カップリング剤を使用することができる。しかし、好
適にはシランカップリング剤が用いられる。
【0032】R4-x Si(NCO)x R4-x Si(OR1 )x R4-x SiCl x (xは1〜3の整数、Rは、C1 〜16の、アルキル基ま
たはパーフルオロアルキル基、R1 は、炭素数1ないし
3のアルキル基(メチル基またはエチル基等)を示す) 具体的には、(CH3 )2Si(NCO)2 、CH3Si
(NCO)3、C102 1Si(OCH33、CF3 Si
(OCH33などがあげられるが、x=3のものが分散
性の向上という点で好ましい。
【0033】また、各種の導電性無機微粉末の表面処理
に、シリコーンオイルも好ましく使用できる。シリコー
ンオイルとしては、ジメチル、メチルフェニル、メチル
水素の各シリコーンオイルの他に変性シリコーンオイル
が挙げられる。
【0034】ここで、表面処理はこれらカップリング剤
やシリコーンオイルを単独に用いても複数を用いても良
い。この導電性無機微粉末への表面処理量は2〜50
%、好ましくは5〜30%である。
【0035】本発明に使用されるトナーにおいて、上記
導電性無機微粉末はトナー粒子に対して内部に含有する
場合、好ましくは2〜20重量%、より好ましくは3〜
10重量%の配合量になるように添加される。トナー表
面に添加する場合、好ましくは0.5〜4重量%、より
好ましくは0.5〜3重量%の配合量になるように添加
される。
【0036】また、上記導電性無機微粉末は、アルミナ
といった添加剤と同時に用いてもよい。
【0037】本発明において、上記導電性無機微粉末が
添加されるトナー粒子は、少なくとも着色剤と結着樹脂
とからなり、当業界で使用し得る任意の種類から選択す
ればよい。
【0038】その結着樹脂としては、スチレン、クロロ
スチレン等のスチレン類、エチレン、プロピレン、ブチ
レン、イソプレン等のモノオレフィン、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酢酸ビニル等のビ
ニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オ
クチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
ドデシル等のa−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステ
ル、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビ
ニルブチルエーテル等のビニルエーテル、ビニルメチル
ケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニル
ケトン等のビニルケトン等の単独重合体あるいは共重合
体を例示することができ、特に代表的な結着樹脂として
は、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共重
合体、スチレン−メタクリル酸アルキル共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリ
エチレン、ポリプロピレンをあげることができる。
【0039】更に、ポリエステル、ポリウレタン、エポ
キシ樹脂、シリコン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、パ
ラフィン、ワックス類をあげることができる。この中で
も、特にポリエステルを結着樹脂とした場合に有効であ
る。例えば、ビスフェノールAと多価芳香族カルボン酸
とを主単量体成分とした重縮合物よりなる線状ポリエス
テル樹脂が好ましく使用できる。
【0040】上記ポリエステルは、多価アルコールと多
塩基性カルボン酸との反応によって製造することができ
る。
【0041】ポリエステルを構成する多価アルコールと
して、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレング
リコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール等のジオール
類、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA、ポ
リオキシエチレン化ビスフェノールA、ポリオキシプロ
ピレン化ビスフェノールA等のビスフェノールAアルキ
レンオキサイド付加物、その他の2価のアルコールをあ
げることができるが、トリメチロールプロパン、1,
3,5−トリヒドロキシメチルベンゼン、その他の多価
アルコールも使用することができる。また、ポリエステ
ルを構成する多塩基性カルボン酸としては、例えばマレ
イン酸、フマール酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタ
コン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバ
シン酸、マロン酸類或るいはアルキルコハク酸、これら
の酸無水物、アルキルエステル、その他の2塩基性カル
ボン酸をあげることができる。
【0042】これらカルボン酸に加えてポリマーをテト
ラヒドロフラン不溶分が発生しない程度に非線状化する
ために3価以上の多価アルコールおよび/または3塩基
性以上の多塩基性カルボン酸を加えることができる。3
価以上の多価アルコールの例としては、例えばソルビト
ール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,4−
ソルビタン、ペンタエリスリトール、1,2,4−ブタ
ントリオール、1,2,5−ペンタントリオール、グリ
セロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル
−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリヒドロ
キシメチルベンゼン、その他をあげることができる。3
塩基性以上の多塩基性カルボン酸としては、例えば1,
2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼ
ントリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカ
ルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、
1,2,4−ブタントリカルボン酸、その他をあげるこ
とができる。
【0043】また、結着樹脂として、軟化点90〜15
0°C、ガラス転移点50〜70°C、数平均分子量2
000〜6000、重量平均分子量8000〜1500
00、酸価5〜30、水酸基価5〜40を示す樹脂が特
に好ましく使用できる。
【0044】トナー粒子の着色剤としては、カーボンブ
ラック、ニグロシン、アニリンブルー、カルコイルブル
ー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポン
オイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロ
リド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーン・オ
キサレート、ランプブラック、ローズベンガル、C.
I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント
・レッド122、C.I.ピグメント・レッド57:
1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグ
メント・イエロー12、C.I.ピグメント・ブルー1
5:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3などを代
表的なものとして例示することができる。
【0045】これ等トナー粒子には、所望により公知の
帯電制御剤、定着助剤等の添加剤を含有させてもよい。
【0046】本発明において、トナー粒子は、通常、約
30μmより小さく、好ましくは4〜20μmの平均粒
径を有するものを用いることができる。
【0047】キャリアは、当業界で使用し得るキャリア
であれば特にその種類に制限はなく、鉄粉系キャリア、
フェライト系キャリア、表面被覆フェライトキャリア、
磁性粉末分散型キャリア等が使用できる。電荷付与能力
や耐久性の向上等の観点から、特に表面を樹脂で被覆し
たキャリアが好ましい。
【0048】本発明に使用されるトナーにおいて、導電
性無機微粉末を含む各種添加剤をトナー粒子内部に添加
するのは混練処理で行うことができる。このときの混練
としては公知の加熱混練機を用いて行うことができる。
加熱混練機としては、三本ロール型、一軸スクリュー
型、二軸スクリュー型、バンバリーミキサー型がある。
また、上記添加剤をトナー粒子表面に付着させるには、
公知の手段、例えば高速混合機によって行うことができ
る。具体的には、ヘンシェルミキサーやV型ブレンダー
等であり、より強く付着させるにはハイブリダイゼーシ
ョンシステム(奈良機械製作所製)、メカノフュージョ
ンシステム(ホソカワミクロン社製)、クリプトロンシ
ステム(川崎重工業社製)等をあげることができる。
【0049】本発明に使用されるトナーにおいて、その
形状は不定形でも、球形でもよい。球形にするにはハイ
ブリダイゼーションシステム(奈良機械製作所製)、メ
カノフージョンシステム(ホソカワミクロン社製)、ク
リプトロンシステム(川崎重工業社製)等を用いた機械
的衝撃力、熱風による方法がある。
【0050】
【実施例】以下、本発明を実施例によって、更に具体的
に説明する。 実施例1添加剤a(無機微粒子粉末)1021Si(OCH33 1.0gを,メタノール
95部と水5部よりなる混合溶媒に溶解した後、TiO
2 系無機微粉末(商品名TTO−55、石原産業社製)
10gを加え、超音波分散してTTO−55表面を表面
処理して、表面にアルキル基を形成させた。エバポレー
ターでメタノール等を飛ばした後、乾燥し、120°C
に設定された乾燥機で熱処理し、自動乳鉢で粉砕して添
加剤aを得た。その固有抵抗値は1.0×109 Ω・c
mであり、平均粒径は、20nmであった。トナー粒子の製造 トナーA 線状ポリエステル樹脂 100重量% (テレフタル酸/ビスフェノールA エチレンオキサイド付加物/シクロ ヘキサンジメタノールから得られた線状ポリエステル;Tg=62℃、 Mn=4,000、Mw=35,000、酸価=12、水酸価=25) マゼンタ顔料(C.I.ピグメント レッド57) 3重量% 上記混合物をエクストルーダーで混練し、ジェットミル
で粉砕した後、風力式分級機で分散してd50=8μm
のマゼンタトナー粒子を得た。トナー組成物の製造 トナー組成物1 トナーA100重量部に、シリカ(商品名R972、日
本アエロジル社製)を1.0重量部、SnO2 系導電性
無機微粉末(商品名S−1、三菱マテリアル社製、固有
抵抗値1.0×107 Ω・cm、平均粒径20nm)を
1.0重量部加え、高速混合機によって混合し、トナー
組成物1を得た。 トナー組成物2 トナーA100重量部に、シリカ(商品名R812、日
本アエロジル社製)を1.0重量部、TiO2 系導電性
無機微粉末(商品名MT500B、テイカ社製、固有抵
抗値1.0×109 Ω・cm、平均粒径35nm)を
0.8重量部加え、高速混合機によって混合し、トナー
組成物2を得た。 トナー組成物3 トナーA100重量部に、シリカ(商品名R812、日
本アエロジル社製)を1.0重量部、TiO2 系導電性
無機微粉末(商品名TTO−55、石原産業社製、固有
抵抗値1.0×109 Ω・cm、平均粒径20nm)を
0.6重量部加え、高速混合機によって混合し、トナー
組成物3を得た。 トナー組成物4 トナーA100重量部に、シリカ(商品名R812、日
本アエロジル社製)を1.0重量部、SnO2 コートB
aSO4 系導電性無機微粉末(商品名パストラン−タイ
プIV、三井金属社製、固有抵抗値1.0×105 Ω・
cm、平均粒径200nm)を0.6重量部加え、高速
混合機によって混合し、トナー組成物4を得た。 トナー組成物5 トナーA100重量部に、シリカ(商品名R972,日
本アエロジル社製)を1.0重量部、ZnO系導電性無
機微粉末(商品名ZnO−100、住友セメント社製、
固有抵抗値1.0×108 Ω・cm、平均粒径9nm)
を0.8重量部加え、高速混合機によって混合し、トナ
ー組成物5を得た。 トナー組成物6 トナーA100重量部に、シリカ(商品名R972,日
本アエロジル社製)を0.5重量部、添加剤aを1.8
重量部加え、高速混合機によって混合し、トナー組成物
6を得た。 現像剤の調製 上記のトナー組成物1〜6と、メチルメタクリレートー
スチレン共重合体で被覆した粒径約50μmのフェライ
トよりなるキャリアとを用い、キャリア100重量部に
対して、上記各トナー組成物7重量部を添加し、タンブ
ラーシェーカーミキサーで混合して、評価のための現像
剤とした。
【0051】これらの現像剤を使用して、電子写真複写
機(A−Color630、富士ゼロックス(株)製)
の改造機(現像剤担持ロールの感光体に対する周速比が
0.8、交流バイアス電圧1.5kV、周波数6kH
z)によってコピーテストを行った。中温中湿(22°
C、55%RH)の環境下でこれらのトナー組成物を用
いて10.000枚のコピーテストを行ったところ、総
じて画像濃度の変動や地汚れがなく、安定な画像が得ら
れた。帯電量の初期と100枚後、10,000枚後の
帯電量を測定した。
【0052】これらの現像剤を使用して、電子写真複写
機(A−Color630、富士ゼロックス(株)製)
の改造機(現像剤担持ロールの感光体に対する周速比が
1.4、交流バイアス電圧1.5kV,周波数6kH
z)によってもコピーテストを行った。中温中湿(22
°C、55%RH)の環境下でこれらのトナー組成物を
用いて10,000枚のコピーテストを行ったところ、
総じて画像濃度の変動や地汚れがなく、安定な画像が得
られた。帯電量の初期と100枚後、10,000枚後
の帯電量を測定した。
【0053】なお、帯電量は、CSG (チャージ・ス
ペクトログラフ法)の画像解析による値である。
【0054】得られた結果を後記表1、表2に示す。本
発明のトナー組成物を使用した場合は、周速比が0.
8、1.4においても、帯電量が殆ど変化しなかった。 比較例1 トナー組成物の製造 トナー組成物7 トナー組成物1において、SnO2 系導電性無機微粉末
S−1を除いた他は同様にしてトナー組成物7を得た。 トナー組成物8 トナー組成物6において、添加物aを除いた他は同様に
してトナー組成物8を得た。
【0055】これらのトナー組成物と実施例1と同様の
キャリアとを用い、実施例1と同様にして評価を行っ
た。その結果を後記表1、表2に示す。
【0056】導電性無機微粉末を外添しない場合には、
現像機内に追加したトナーの帯電スピードが遅く、地カ
ブリが大きく悪かった(コピー100枚後帯電量よ
り)。 実施例2 スチレン−n−ブチルメタクリレート 97重量% (70/30)共重合体(Mn=約7,000、Mw=約40,000) シアン顔料(β型フタロシアニン:C.I.ピグメント・ブルー15:3) 3重量% 上記混合物を溶融混練した後、微粉砕し、分級して、d
50=8μmのシアントナー粒子を得た。
【0057】このシアントナー粒子100重量部に対し
て、実施例1で使用した添加剤a0.9重量部、シリカ
(商品名R972、日本アエロジル社製)0.9重量部
を、高速混合機によって混合して、シアン組成物を得
た。粒径約50μmのフェライトに、メチルメタクリレ
ート−スチレン共重合体を被覆したキャリア100重量
部に対して、上記シアントナー組成物6重量部を混合
し、現像剤を得た。
【0058】この現像剤を用い、電子写真複写機(A−
Color630、富士ゼロックス(株)製)の改造機
(現像剤担持ロールの感光体に対する周速比が1、交流
バイアス電圧1.5kV、6kHz)によってコピーテ
ストを行った。地カブリもなく、初期から高濃度で良質
な画像が得られた。更に8,000枚の連続複写を行っ
たところ、画質の変化は殆ど認められなかった。 実施例3及び4 実施例2のシアン顔料3重量部を、マゼンタ顔料(ブリ
リアントカーミン6BC:C.I.ピグメント・レッド
57)3重量部、及びイエロー顔料(ジスアゾイエロ
ー:C.I.ピグメント・イエロー12)3重量部に置
換し、同様の方法で平均粒径8μmのマゼンタトナー粒
子及びイエロートナー粒子を得た。
【0059】上記マゼンタトナー粒子及びイエロートナ
ー粒子100重量部に、それぞれ実施例1で使用した添
加剤a1.0重量部、シリカ(商品名R972、日本ア
エロジル社製)1.1重量部を加え、高速混合機によっ
て混合して、マゼンタトナー組成物及びイエロートナー
組成物を得た。
【0060】実施例2と同様にして現像剤を作成し、同
様にコピーテストを行った。地カブリもなく、初期から
高濃度で良質な画像が得られた。更に8,000枚の連
続複写を行ったところ、画質の変化は殆ど認められなか
った。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】比較例2 トナー組成物1〜8を用いた現像剤を使用して、電子写
真複写機(A−Color630,富士ゼロックス
(株)製)の改造機(現像剤担持ロールの感光体に対す
る周速比が0.5)によってコピーテストを行った。中
温中湿(22℃、55%RH)の環境下でこれらのトナ
ー組成物を用いて10,000枚のコピーテストを行っ
たことろ、帯電量は安定していたが、総じて画像濃度が
低く、品質の悪い画像が得られた。また、帯電量の初期
と100枚後、10,000枚後の帯電量を測定した。
【0064】得られた結果を後記表3に示す。更に、ト
ナー組成物1〜8を用いた現像剤を使用して、電子写真
複写機(A−Color630,富士ゼロックス(株)
製)の改造機(現像剤担持ロールの感光体に対する周速
比が2.4)によってコピーテストを行った。中温中湿
(22℃、55%RH)の環境下でこれらのトナー組成
物を用いて10,000枚のコピーテストを行ったこと
ろ、帯電量が徐々に低下して地汚れがあり、品質の悪い
画像が得られた。また、帯電量の初期と100枚後、1
0,000枚後の帯電量を測定した。
【0065】得られた結果を後記表4に示す。
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【発明の効果】本発明の画像形成方法は、現像剤担持体
と静電潜像担持体との周速比が0.8ないし1.8とさ
れているので、現像剤への機械的圧力がかかりにくく、
トナーやキャリアの接触、衝突が低減する。したがっ
て、それらは損傷しにくい。
【0069】また、二成分現像剤を構成するトナーは少
なくとも導電性無機微粉末を含有したものを用いるの
で、トナー粒子の帯電スピードが改善され、電荷分布範
囲が狭く、長時間連続的に使用しても、安定した帯電量
を維持し、安定した画質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成方法の一過程を概略的に示
す図である。
【符号の説明】
1 現像剤担持体 2 現像剤層 3 静電潜像担持体 4 静電潜像 5 画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 9/08 374 G03G 15/01 J 375 113Z 15/01 9/08 361 113 15/08 507L (72)発明者 今井 孝史 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 柳田 和彦 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高島 紘一 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層形成部材により形成され、現像剤担持
    体の上に担持されるキャリアとトナーとからなる現像剤
    の磁気ブラシ層を静電潜像担持体の表面に摺擦させ、静
    電潜像担持体上の静電潜像にトナーを付着せしめて現像
    を行う画像形成方法であって、現像剤の移動方向が静電
    潜像担持体の回転方向と同方向であり、現像剤担持体と
    静電潜像担持体との周速比が0.8ないし1.8であ
    り、かつトナ−が導電性無機微粉末およびシリカを含有
    している画像形成方法。
  2. 【請求項2】 交流バイアスが、静電潜像担持体の現像
    領域に向けて印加されている請求項1に記載の画像形成
    方法。
  3. 【請求項3】 導電性無機微粉末が、処理剤で表面処理
    されてなる請求項1に記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 トナーがカラートナーである請求項1に
    記載の画像形成方法。
JP2000216194A 1995-11-30 2000-07-17 画像形成方法 Expired - Lifetime JP3761772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000216194A JP3761772B2 (ja) 1995-11-30 2000-07-17 画像形成方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31198395A JPH09152777A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 画像形成方法
JP2000216194A JP3761772B2 (ja) 1995-11-30 2000-07-17 画像形成方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31198395A Division JPH09152777A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001060036A true JP2001060036A (ja) 2001-03-06
JP3761772B2 JP3761772B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=18711494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000216194A Expired - Lifetime JP3761772B2 (ja) 1995-11-30 2000-07-17 画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3761772B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181439A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び、画像形成装置
US7846632B2 (en) 2003-09-03 2010-12-07 Zeon Corporation Toner

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7846632B2 (en) 2003-09-03 2010-12-07 Zeon Corporation Toner
US8158322B2 (en) 2003-09-03 2012-04-17 Zeon Corporation Toner
JP2010181439A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び、画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3761772B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3018858B2 (ja) 電子写真用トナー組成物および画像形成方法
JP2623919B2 (ja) 電子写真用トナー組成物
JPH06242628A (ja) 電子写真用トナー組成物
JP2623938B2 (ja) 電子写真用トナー
JPH10221879A (ja) 現像剤及びこれを用いた現像装置
JPH03110569A (ja) 乾式現像剤
JPH11202560A (ja) 静電潜像現像剤用キャリア、静電潜像現像剤および画像形成方法
JP3008838B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2001265051A (ja) 静電荷現像用トナー
JP2001117285A (ja) 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法
JP3598439B2 (ja) 静電荷像現像用のトナー及び画像形成方法
JPH09152777A (ja) 画像形成方法
JP3761772B2 (ja) 画像形成方法
JP2754600B2 (ja) 電子写真カラートナー
JP2003186236A (ja) 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成方法及び画像形成装置
JP2002365847A (ja) 電子写真用トナーおよび画像形成方法
JP4035040B2 (ja) トナー及び二成分現像剤
JPH05119513A (ja) 静電荷像現像用乾式トナー
JP3327121B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2787896B2 (ja) 電子写真用トナー組成物、電子写真用現像剤および画像形成方法
JP3741469B2 (ja) 静電荷像現像剤及び画像形成方法
JPH08194328A (ja) 静電荷像現像用トナー組成物および画像形成方法
JPH07306544A (ja) 静電荷像現像用現像剤および画像形成方法
JP2855852B2 (ja) 電子写真法
JP3356164B2 (ja) 非磁性一成分トナー

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term