JP2001059960A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JP2001059960A
JP2001059960A JP11235188A JP23518899A JP2001059960A JP 2001059960 A JP2001059960 A JP 2001059960A JP 11235188 A JP11235188 A JP 11235188A JP 23518899 A JP23518899 A JP 23518899A JP 2001059960 A JP2001059960 A JP 2001059960A
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JP
Japan
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liquid crystal
electrode
sealing material
pair
substrates
Prior art date
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Pending
Application number
JP11235188A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takahashi
政之 高橋
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶の使用量を最小限に抑えて液晶を節約す
ることができ、かつギャップ材を用いずに液晶の層厚を
均一に形成できるようにする。 【解決手段】 互いに対向する一対のガラス基板11、
12のコモン電極20とセグメント電極14とが互いに
対向し合う電極対向領域の近傍を取り囲む電極シール材
24を設け、一対のガラス基板11、12の電極シール
材24で囲われた領域に液晶30を封入し表示部とし
た。従って、表示に必要な箇所のみに液晶30を封入す
ることができ、これにより液晶30の使用量を最小限に
抑えることができ、また電極シール材24がギャップ材
の機能をも果たすので、従来のようなギャップ材を用い
ずに、液晶30の層厚を均一に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子においては、互いに
対向する一対の透明基板のうち、一方の透明基板にセグ
メント電極を形成し、他方の透明基板にコモン電極を形
成し、これらセグメント電極とコモン電極を対向させ、
この状態で一対の透明基板間に液晶を封入したセグメン
ト表示タイプの液晶表示素子がある。
【0003】図7はその一例を示した図である。この液
晶表示素子は、上下に対向する一対の透明なガラス基板
1、2を備えている。この場合、下側のガラス基板2の
上面には、ITOなどからなる透明な複数のセグメント
電極3が形成されており、これらセグメント電極3を除
く下側のガラス基板2の上面には、セグメント電極3以
外からの光の漏れを防ぐための遮光膜4が形成されてい
る。これらセグメント電極3および遮光膜4の上面に
は、配向膜5が形成されている。また、上側のガラス基
板1の下面には、ITOなどからなる透明なコモン電極
6が形成されており、このコモン電極6の下面には、配
向膜7が形成されている。そして、一対のガラス基板
1、2は、コモン電極6とセグメント電極3とを対向さ
せた状態で上下に対向して配置されており、これらの間
には、その周囲を囲む枠状シール材8が設けられてい
る。この枠状シール材8と一対のガラス基板1、2とで
囲われた領域内には、液晶9が封入されているととも
に、この液晶9の層厚を均一にするためのビーズ状のギ
ャップ材10が散在されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな液晶表示素子では、一対のガラス基板1、2の周囲
に枠状シール材8が設けられ、この枠状シール材8と一
対のガラス基板1、2とで囲われた領域内に液晶9を封
入しているので、表示に関与しない遮光膜4などに対応
する箇所にも液晶9が存在することになり、その分、液
晶9の使用量が多くなり、コストが高くなるという問題
がある。また、この液晶表示素子では、液晶9の層厚を
均一にするために、ビーズ状のギャップ材10を散在さ
せているが、ビーズ状のギャップ材10は団子状態にな
りやすく不安定であるため、ギャップ材10を一様で均
一に散在させることが難しく、ギャップ材10の散布作
業が煩雑で面倒であるという問題もある。
【0005】この発明の課題は、液晶の使用量を最小限
に抑えて液晶を節約することができ、かつギャップ材を
用いずに液晶の層厚を均一に形成できるようにすること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、互いに対向
する一対の透明な基板と、これら一対の基板の各対向面
に形成された透明な電極と、これら電極が互いに対向す
る電極対向領域の近傍を取り囲む電極シール材と、前記
一対の基板間の前記電極シール材に囲われた領域に封入
された液晶とを備え、前記一対の基板の前記電極シール
材で囲われた領域により表示部と、この表示部の外側に
液晶を挾持しない背景部とを形成したことを特徴とす
る。この発明によれば、一対の基板の電極同士が互いに
対向し合う電極対向領域の近傍を電極シール材で囲み、
この電極シール材と一対の基板とで囲われた領域内に液
晶を封入したので、表示に必要な箇所のみに液晶を封入
することができ、これにより液晶の使用量を最小限に抑
えることができ、使用する液晶を節約することができ、
また表示部の周囲に電極シール材を設けたことにより、
電極シール材がギャップ材の機能をも果たすので、従来
のようなギャップ材を用いずに液晶の層厚を均一に形成
することができる。
【0007】この場合、請求項3に記載のごとく、一対
の基板間には、電極が互いに対向する電極対向領域の近
傍を取り囲む電極シール材の外側に枠状シール材が設け
られていることにより、液晶表示素子全体を補強するこ
とができ、これにより十分な強度を確保することができ
るとともに、一対の基板間に塵埃などの異物が侵入する
のを確実に防ぐことができ、これにより品質の良いもの
を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して、こ
の発明の液晶表示素子の一実施形態について説明する。
図1は液晶表示素子の正面図、図2はそのA−A矢視に
おける拡大断面図、図3は上側のガラス基板の正面図、
図4はそのB−B矢視における拡大断面図、図5は下側
のガラス基板の正面図、図6はそのC−C矢視における
拡大断面図である。この液晶表示素子は、図1および図
2に示すように、上下に対向する一対の透明なガラス基
板11、12を備えている。
【0009】下側のガラス基板12の上面には、図3お
よび図4に示すように、2つのセグメント電極部13が
形成されている。これら2つのセグメント電極部13
は、それぞれ複数のセグメント電極14をほぼロの字形
状に配列した構成になっている。これら複数のセグメン
ト電極14は、ITOなどからなる透明な導電材料から
なり、図3に示すように、それぞれガラス基板12の上
面に形成された接続配線15により、そのガラス基板1
2の上面における上辺側に形成された複数の接続電極1
6と電気的に接続されている。また、これらセグメント
電極14を除くガラス基板12の上面には、図4に示す
ように、セグメント電極14以外からの光の漏れを防ぐ
ための遮光膜17が形成されており、各セグメント電極
14の表面には、配向膜18が形成されている。
【0010】一方、上側のガラス基板11の下面には、
図5および図6に示すように、2つのコモン電極20が
下側のガラス基板12の2つのセグメント電極部13に
対向して形成されている。この2つのコモン電極20
は、図5に示すように、それぞれセグメント電極部13
の各外形に対応する四角形状に形成されている。また、
これら2つのコモン電極20は、セグメント電極14と
同様、ITOなどからなる透明な導電材料からなり、図
5に示すように、それぞれ下側のガラス基板11の下面
に形成された接続配線21により、そのガラス基板11
の下面における右辺側に形成された接続電極22と電気
的に接続されている。これらコモン電極20の下面に
は、図6に示すように、配向膜23が下側のガラス基板
12の2つのセグメント電極部13に対応して形成され
ている。
【0011】また、上側のガラス基板11および各コモ
ン電極20の下面には、図5および図6に示すように、
電極シール材24および枠状シール材25が形成されて
いる。電極シール材24は、図1および図2に示すよう
に、セグメント電極部13とコモン電極20とが互いに
対向する電極対向領域の近傍を囲むように形成されてい
る。電極シール材24により囲われた領域が、セグメン
ト電極部13とコモン電極20およびその間に挾持され
た液晶30とにより、表示部2を形成している。すなわ
ち、2つの電極シール材24は、それぞれ、セグメント
電極部13の外周縁に対応する外壁部24aと、セグメ
ント電極部13の内周縁に対応する内壁部24bとから
なり、これら外壁部24aと内壁部24bと一対のガラ
ス基板11、12間の領域に液晶30が封入されて表示
部26が形成されている。この場合、上側のガラス基板
11の下面には、図1および図5に示すように、これら
の表示部26に液晶30を封入するために、2つの電極
シール材24で囲われた領域に連続する連続路27がガ
ラス基板11の下辺部に沿って形成されており、この連
続路27の中間部には、液晶注入口28がガラス基板1
1の下辺側に露出して形成されている。枠状シール25
は、電極シール材24の外側に、この電極シール材24
の全体を取り囲むように配置され、液晶注入口28を除
いてガラス基板11の下面の周囲に沿って形成されてい
る。
【0012】これら一対のガラス基板11、12は、図
1および図2に示すように、コモン電極20とセグメン
ト電極部13とを対向させた状態で、電極シール材24
および枠状シール材25を介して所定間隔で貼り合わさ
れている。これにより、コモン電極20とセグメント電
極部13とが対向する電極対向領域の近傍を取り囲む2
つの電極シール材24と一対のガラス基板11、12と
で囲われた領域がその内側に液晶30を備えた表示部2
6となり、液晶30は液晶注入口28から連続路27を
経て注入されている。なお、液晶注入口28は、液晶3
0の注入後に封止材29によって封止されている。これ
により、各表示部26は液晶30が挾持されて電圧の印
加時に表示が光学的に変化し、各表示部26や連続路2
7を除いた液晶30を挾持しない領域は光学的な変化を
示さない背景部となる液晶表示素子が構成されている。
【0013】このような液晶表示素子では、一対のガラ
ス基板11、12のコモン電極20とセグメント電極部
13とが互いに対向し合う電極対向領域を取り囲む電極
シール材24と一対のガラス基板11、12との内側に
液晶30を封入したので、液晶30を注入するための連
続路27を除いて、情報を表示するのに必要な箇所のみ
に液晶30を封入することができ、不必要な背景部に液
晶30を封入することがない。このため液晶30の使用
量を最小限に抑えることができ、使用する液晶30を大
幅に節約することができ、これにより低価格なものを得
ることができるとともに、液晶30を注入するのに要す
る時間をも短縮することができるので、生産性の向上を
図ることもできる。
【0014】また、この液晶表示素子では、一対のガラ
ス基板11、12のコモン電極20とセグメント電極部
13とが互いに対向し合う電極対向領域の近傍を取り囲
む電極シール材24を設けたことにより、電極シール材
24がギャップ材の機能をも果たすので、これら電極シ
ール材24により液晶30の層厚を均一にすることがで
き、このため従来のようなギャップ材を用いずに、液晶
30の層厚を均一に形成することができる。さらに、こ
の液晶表示素子では、一対のガラス基板11、12間に
それぞれの電極シール材24の外側を囲む枠状シール材
25が設けられているので、液晶表示素子全体を補強す
ることができ、これにより十分な強度を確保することが
できるとともに、一対のガラス基板11、12間に塵埃
などの異物が侵入するのを確実に防ぐことができ、これ
により品質の良いものを得ることができる。
【0015】なお、上記実施形態では、一対のガラス基
板11、12間に2つの表示部26を形成した場合につ
いて述べたが、これに限らず、3つ以上の表示部を形成
しても良く、また表示部26の形状は、ほぼロの字形状
である必要はなく、日の字形状など、何のような形状で
も良い。また、上記実施形態では、セグメント表示タイ
プの液晶表示素子について述べたが、これに限らず、単
純マトリクスタイプやアクティブタイプの液晶表示素子
において、1つの画面を複数の表示部に分割した場合に
も適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、互いに対向する一対の透明な基板と、これら一対の
基板の各対向面に形成された透明な電極と、これら電極
が互いに対向する電極対向領域の近傍を取り囲む電極シ
ール材と、一対の基板間の電極シール材に囲われた領域
に封入された液晶とを備え、一対の基板の電極シール材
で囲われた領域により表示部と、この表示部の外側に液
晶を挾持しない背景部とを形成したので、表示に必要な
箇所のみに液晶を封入することができ、これにより液晶
の使用量を最小限に抑えて、使用する液晶を節約するこ
とができ、また表示部の周囲に電極シール材を設けたこ
とにより、電極シール材がギャップ材の機能をも果たす
ので、従来のようなギャップ材を用いずに液晶の層厚を
均一に形成することができる。この場合、一対の基板間
にその周囲を囲む枠状シール材を設けることにより、液
晶表示素子全体を補強することができ、これにより十分
な強度を確保することができるとともに、一対の基板間
に塵埃などの異物が侵入するのを確実に防ぐことがで
き、これにより品質の良いものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の液晶表示素子の一実施形態の正面
図。
【図2】図1のA−A矢視における拡大断面図。
【図3】図1の上側のガラス基板の正面図。
【図4】図3のB−B矢視における拡大断面図。
【図5】図1の下側のガラス基板の正面図。
【図6】図5のC−C矢視における拡大断面図。
【図7】従来の液晶表示素子の拡大断面図。
【符号の説明】
11、12 ガラス基板 13 セグメント電極部 14 セグメント電極 20 コモン電極 24 電極シール材 24a 外壁部 24b 内壁部 25 枠状シール材 26 表示部 30 液晶

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する一対の透明な基板と、これ
    ら一対の基板の各対向面に形成された透明な電極と、こ
    れら電極が互いに対向する電極対向領域の近傍を取り囲
    む電極シール材と、前記一対の基板間の前記電極シール
    材に囲われた領域に封入された液晶とを備え、 前記一対の基板の前記電極シール材で囲われた領域によ
    り表示部と、この表示部の外側に液晶を挾持しない背景
    部とを形成したことを特徴とする液晶表示素子。
  2. 【請求項2】電極シール材で囲われた領域よりなる表示
    部が、一対の基板間に複数箇所設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示素子。
  3. 【請求項3】一対の基板間には、電極が互いに対向する
    電極対向領域の近傍を取り囲む電極シール材の外側を囲
    む枠状シール材が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の液晶表示素子。
JP11235188A 1999-08-23 1999-08-23 液晶表示素子 Pending JP2001059960A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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