JP2001059737A - 道案内システムおよび方法、標識、ならびに携帯情報端末 - Google Patents

道案内システムおよび方法、標識、ならびに携帯情報端末

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JP2001059737A
JP2001059737A JP11236089A JP23608999A JP2001059737A JP 2001059737 A JP2001059737 A JP 2001059737A JP 11236089 A JP11236089 A JP 11236089A JP 23608999 A JP23608999 A JP 23608999A JP 2001059737 A JP2001059737 A JP 2001059737A
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Mamoru Saito
守 斎藤
Shinji Fujioka
伸二 藤岡
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Osaka City
Sharp Energy Solutions Corp
Original Assignee
Osaka City
Sharp Amenity Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標識と携帯情報端末とを用い、現在位置と方
位を高い精度で特定し、分かりやすく報知して道案内を
行う。 【解決手段】 標識2は位置および方位を含むエリアデ
ータS1を送信し、携帯情報端末3は該データS1を受
信して道案内する。端末3において案内対象地域に出発
および目的位置A,Bを設定し、各位置A,Bに近接す
る標識間の経路を決定する。出発位置Aを特定した後、
受信したデータS1に基づいて、出発位置Aから標識P
n=0まで、標識Pn=0からPn=mまで、および標識Pn=m
ら目的位置Bまでの道案内をする。標識2と端末3との
間で通信を行って端末3の現在位置や方位を特定し、出
発位置Aから目的位置Bまでの経路や距離を含む具体的
な行動指示をその経路上にある標識2の位置を中継位置
として視覚または音声出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路標識などの案
内のための標識と携帯情報端末とを用い、携帯情報端末
を携帯する利用者を出発位置から目的位置まで道案内す
る道案内システムおよび道案内方法に関する。また、こ
のような道案内システムに用いられる道路標識などの案
内のための標識および携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の道案内システムとして、車両
に対するナビゲーションシステムとしてすでに実用化さ
れているGPS(クローバル・ポジショニング・システ
ム)を用いたシステムがある。このシステムでは、人工
衛星からの電波測位に基づいて利用者の現在位置を特定
し、目的位置への方位を表示したり、地図上に経路を表
示したりしている。
【0003】また、最近、PHS(パーソナル・ハンデ
ィホン・システム)を利用した歩行者向けのナビゲーシ
ョンシステムが提案されている。このシステムでは、地
上に設けられた複数の基地局からの電波測位に基づいて
電話機を携帯する利用者の現在位置を提供するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】GPSやPHSを用い
たシステムでは、人工衛星や地上基地局からの電波を受
信する必要があり、また位置特定精度は半径数十m程度
であるが、特に、市街地、ショッピング街およびテーマ
パークなどの限られた範囲に多くの店舗や設備が密集す
る地域では、電波の受信条件の不良な場所が多く、また
数m以内の位置特定精度が必要な場合が多い。したがっ
て、利用者に対して充分な道案内機能を発揮することが
できない。
【0005】本発明の目的は、標識と携帯情報端末とを
用いて携帯情報端末の現在位置や方位を高い精度で特定
し、行先を分かりやすく報知して道案内を行う道案内シ
ステムおよび道案内方法を提供することである。また本
発明の他の目的は、このような道案内システムに用いら
れる標識および携帯情報端末を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定められ
る地域に固定的に設けられる複数の標識と携帯情報端末
とを備え、標識と携帯情報端末との間のデータ授受によ
って道案内を行う道案内システムであって、標識は、標
識の設置位置を示す位置データを含むエリアデータを送
信する送信手段を備え、携帯情報端末は、予め定められ
る地域に出発位置Aと目的位置Bとを設定する設定手段
と、出発位置Aに近接する標識Pn=0と目的位置Bに近
接する標識Pn=mとを決定して、標識Pn=0から標識P
n=mまでの経路を決定する経路決定手段と、エリアデー
タを受信する受信手段と、受信したエリアデータに基づ
いて現在位置Qを特定しながら出発位置Aから目的位置
Bまでの道案内をする道案内手段とを備えることを特徴
とする道案内システムである。
【0007】本発明に従えば、標識と携帯情報端末との
間で通信を行って少なくとも携帯情報端末の現在位置、
さらには方位を特定し、出発位置から目的位置までの経
路や距離を含む具体的な行動指示を表す道案内情報を、
その経路上にある標識の位置を中継位置として、視覚的
にまたは音声的に出力して道案内する道案内システムを
提供することができる。この道案内システムによれば、
携帯端末装置を携帯する利用者を目的位置に確実に案内
することができ、また利用者は直感的に容易に道案内情
報を理解することができる。
【0008】本発明の道案内システムに用いられる標識
とは、道路標識などを含む目印となる案内のための標識
を指し、この標識は送信手段を備える。送信手段から
は、固有のエリアデータが送信される。また、本発明の
道案内システムに用いられる携帯情報端末は、エリアデ
ータを受信する受信手段を備え、受信したエリアデータ
に基づいて道案内をする。具体的には、携帯情報端末が
備える設定手段によって予め定められる地域に出発位置
Aと目的位置Bとが設定され、経路決定手段によって出
発位置Aに近接する標識Pn=0と目的位置Bに近接する
標識Pn=mとが決定されて、標識Pn=0から標識Pn=m
での経路が決定され、道案内手段によって、受信された
エリアデータに基づく道案内が行われる。
【0009】道案内手段は、現在位置Qを特定する。な
お、道案内の初期では現在位置Qは出発位置Aに等し
い。次に、受信したエリアデータに基づいて、出発位置
Aから標識Pn=0までの道案内、標識Pn=0から標識P
n=mまでの道案内、および標識Pn=mから目的位置Bまで
の道案内を順次的に行う。道案内手段は、具体的に、受
信したエリアデータに基づいて、携帯情報端末の現在位
置Qを、さらには方位を特定し、出発位置Aから目的位
置Bまでの経路や距離を含む具体的な行動指示を表す道
案内情報を、その経路上にある標識の位置を中継位置と
して、視覚的にまたは音声的に出力する。
【0010】本発明の道案内システムは、現在位置や方
位の特定をGPSやPHSを用いたシステムのように電
波測位によって行うのではなく、標識と携帯情報端末と
の間の局所的な通信、たとえば赤外線通信によって行
う。標識は、GPSにおける人工衛星やPHSにおける
基地局よりも多く設置することが容易である。したがっ
て、市街地、ショッピング街およびテーマパークなどの
限られた範囲に多くの店舗や設備が密集する地域であっ
ても、受信条件は比較的良好で、また数m以内の位置で
あっても特定可能であり、高精度に現在位置や方位を特
定することができる。
【0011】また本発明は、前記標識は携帯情報端末を
検出する検出手段をさらに含み、携帯情報端末の検出に
応答してエリアデータが送信されることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、標識の検出手段が携帯情
報端末を検出すると、これに応答して標識の送信手段が
エリアデータを送信する。たとえば、標識の検出手段に
よる携帯情報端末の検出範囲は、標識の送信手段のエリ
アデータの送信範囲と同程度に選ばれる。したがって、
標識は、該標識の近傍にある携帯情報端末を検出するこ
とができ、また携帯情報端末を検出したときだけにエリ
アデータを送信するように構成することができる。デー
タ送出のために標識の送信手段には電源供給を行う必要
があるが、本発明によれば標識の送信手段への電源供給
を常に行う必要がなくなり、標識において消費電力を低
減することができる。なお、携帯情報端末を携帯する利
用者を検出することによって、携帯情報端末を検出する
ようにしても構わない。
【0013】また本発明は、前記携帯情報端末はエリア
データの送信を要求する要求信号を送信する送信手段を
さらに含み、前記標識は携帯情報端末からの要求信号を
受信する受信手段をさらに含み、要求信号の受信に応答
してエリアデータが送信されることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、携帯情報端末の送信手段
によって送信された要求信号は、標識の受信手段によっ
て受信される。標識の送信手段は、要求信号の受信に応
答してエリアデータを送信する。したがって、標識は、
要求があったときだけにエリアデータを送信するように
構成することができる。これによって、標識の送信手段
への電源供給を常に行う必要がなくなり、標識において
消費電力を低減することができる。
【0015】なお、携帯情報端末からの要求信号に該携
帯情報端末を識別する識別データを含めることによっ
て、標識からのエリアデータのセキュリティ性を向上す
ることができる。すなわち、標識に基準データを予め記
憶しておき、携帯情報端末からの要求信号に含まれる識
別データが基準データと一致したときのみにエリアデー
タを送信することで、セキュリティ性を向上することが
できる。
【0016】また本発明は、前記道案内システムは標識
との間でデータ授受を行う管理装置をさらに含み、管理
装置はエリアデータを標識に向けて送信する送信手段を
備え、標識は管理装置からのエリアデータを受信する受
信手段をさらに含み、また、携帯情報端末が送信する要
求信号には該携帯情報端末を識別する識別データが含ま
れ、標識は携帯情報端末から受信した要求信号に含まれ
る識別データを管理装置に向けて送信する送信手段をさ
らに含み、管理装置は標識からの識別データを受信する
受信手段をさらに含むことを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、エリアデータは管理装置
で一括して管理され、たとえば更新されたエリアデータ
が管理装置から標識に与えられる。エリアデータを管理
装置で一括して管理することによって、上述したような
エリアデータの更新時だけでなく、たとえば新たな標識
の設置時や標識の設置場所の変更時においても、管理装
置からエリアデータを送信して本発明の道案内システム
を柔軟に構築することができる。
【0018】また、携帯情報端末からの要求信号には識
別データが含まれ、標識は該識別データを管理装置に与
える。これによって、管理装置において携帯情報端末の
現在位置、方位および移動経路などを確認し管理するこ
とができる。
【0019】また本発明は、設置位置を示す位置データ
とデータ送信方向を示す方位データとを含むエリアデー
タを送信する送信手段であって、データ送信方向が互い
に異なるように配置された複数の送信素子を含む送信手
段を備えることを特徴とする標識である。
【0020】本発明に従えば、たとえば赤外線を送信す
る複数の送信素子によって位置データと方位データとを
含むエリアデータを異なる方向に送信することができ
る。このような標識からのエリアデータを、たとえば上
述の携帯情報端末で受信することによって、標識に対す
る携帯情報端末の現在位置だけでなく方位をも特定する
ことができ、目的位置までの進路の指示を具体的かつ正
確に行うことができる。
【0021】また本発明は、設置位置を示す位置データ
とデータ送信方向を示す方位データとを含むエリアデー
タを送信する送信手段であって、単一の送信素子と、該
送信素子からのデータ送信方向を変更する変更手段とを
含む送信手段を備えることを特徴とする標識である。
【0022】本発明に従えば、たとえば赤外線を送信す
る単一の送信素子からのデータの送信方向を変更手段に
よって変更させて、位置データと方位データとを含むエ
リアデータを異なる方向に送信することができる。この
ような標識からのエリアデータを、たとえば上述の携帯
情報端末で受信することによって、標識に対する携帯情
報端末の現在位置だけでなく方位をも特定することがで
き、目的位置までの進路の指示を具体的かつ正確に行う
ことができる。
【0023】また本発明は、予め定められる地域に固定
的に設けられる複数の標識と携帯情報端末との間のデー
タ授受によって道案内を行う道案内方法であって、
(a)携帯情報端末において、予め定められる地域の現
在位置Qを出発位置Aとして設定し、指定された目的位
置Bを地図データ中から検索して設定する位置設定ステ
ップと、(b)出発位置Aから目的位置Bまでの経路上
にある出発位置Aに近接する標識Pn=0までの道案内を
する第1の道案内ステップと、(c)標識Pn=0から設
置位置を示す位置データとデータ送信方向を示す方位デ
ータとを含むエリアデータを受信して現在位置Qを更新
する現在位置更新ステップと、(d)出発位置Aから目
的位置Bまでの経路上にある、現在位置Qに近接する標
識Pn=nから次の標識Pn=n+1までの道案内をする第2の
道案内ステップと、(e)標識Pn=n+1からエリアデー
タを受信して現在位置Qを更新する現在位置更新ステッ
プと、(f)前記ステップ(d)および(e)を繰返し
て目的位置Bに近接する標識Pn=mまでの道案内が終了
すると、標識Pn=mから目的位置Bまでの道案内をする
第3の道案内ステップと、を備えることを特徴とする道
案内方法である。
【0024】本発明に従えば、標識と携帯情報端末との
間で通信を行って少なくとも携帯情報端末の現在位置
を、さらには方位を特定し、出発位置から目的位置まで
の経路や距離を含む具体的な行動指示を表す道案内情報
を、その経路上にある標識の位置を中継位置として、視
覚的にまたは音声的に出力して道案内する方法を提供す
ることができる。この方法によれば、携帯端末装置を携
帯する利用者を目的位置に確実に案内することができ、
また利用者は容易に直感的に道案内情報を理解すること
ができる。
【0025】本発明の道案内方法では、まず位置設定ス
テップ(a)で、携帯情報端末において、予め定められ
る地域の現在位置Qが出発位置Aとして設定され、利用
者などによって指定された目的位置Bが地図データ中か
ら検索されて設定される。次の第1の道案内ステップ
(b)では、出発位置Aから、出発位置Aから目的位置
Bまでの経路上にある出発位置Aに近接する標識Pn=0
までの道案内が行われる。続く現在位置更新ステップ
(c)では、標識Pn=0から設置位置を示す位置データ
とデータ送信方向を示す方位データとを含むエリアデー
タを受信して現在位置Qが更新される。次の第2の道案
内ステップ(d)では、出発位置Aから目的位置Bまで
の経路上にある、現在位置Qに近接する標識Pn=nから
次の標識Pn=n+1までの道案内が行われる。続く現在位
置更新ステップ(e)では、標識Pn=n+1からエリアデ
ータを受信して現在位置Qが更新される。次の第3の道
案内ステップ(f)では、前記ステップ(d)および
(e)を繰返して目的位置Bに近接する標識Pn=mまで
の道案内が終了すると、標識Pn=mから目的位置Bまで
の道案内が行われる。
【0026】ここで、第1〜第3の道案内ステップ
(b)、(d)および(f)における道案内は、具体的
に、標識から受信したエリアデータに基づいて、携帯情
報端末の現在位置Qを、さらには方位を特定し、出発位
置Aから目的位置Bまでの経路や距離を含む具体的な行
動指示を表す道案内情報を、その経路上にある標識の位
置を中継位置として、視覚的にまたは音声的に出力する
ものである。
【0027】本発明の方法は、現在位置や方位の特定を
GPSやPHSを用いた方法のように電波測位によって
行うのではなく、標識と携帯情報端末との間の局所的な
通信、たとえば赤外線通信によって行う。標識は、GP
Sにおける人工衛星やPHSにおける基地局よりも多く
設置することが容易である。したがって、市街地、ショ
ッピング街およびテーマパークなどの限られた範囲に多
くの店舗や設備が密集する地域であっても、受信条件は
比較的良好で、また数m以内の位置であっても特定可能
であり、高精度に現在位置や方位を特定することができ
る。
【0028】また本発明は、前記道案内のステップ
(b)、(d)および(f)において、携帯情報端末の
移動方向が案内した方向とは異なるときに、携帯情報端
末の移動方向が間違っていることを報知することを特徴
とする。
【0029】本発明に従えば、道案内中において、携帯
情報端末の移動方向が検出され、検出された移動方向が
案内方向と異なっていたときに、移動方向が間違ってい
ることが報知される。したがって、携帯端末装置を携帯
する利用者は、移動方向の間違いを把握することがで
き、移動方向を修正し、このようにして利用者を確実に
案内することができる。
【0030】本発明は、予め定められる地域に固定的に
設けられる複数の標識との間のデータ授受によって道案
内を行うための携帯情報端末であって、予め定められる
地域に出発位置Aと目的位置Bとを設定する設定手段
と、出発位置Aに近接する標識Pn=0と目的位置Bに近
接する標識Pn=mとを決定して、標識Pn=0から標識P
n=mまでの経路を決定する経路決定手段と、標識からの
エリアデータであって、標識の設置位置を示す位置デー
タを含むエリアデータを受信する受信手段と、受信した
エリアデータに基づいて現在位置Qを特定しながら出発
位置Aから目的位置Bまでの道案内をする道案内手段と
を備えることを特徴とする携帯情報端末である。
【0031】本発明に従えば、上述したような標識から
送信されたエリアデータを携帯情報端末は受信して、該
エリアデータに基づいて道案内することができる。具体
的には、携帯情報端末が備える設定手段によって予め定
められる地域に出発位置Aと目的位置Bとが設定され、
経路決定手段によって出発位置Aに近接する標識Pn=0
と目的位置Bに近接する標識Pn=mとが決定されて、標
識Pn=0から標識Pn=mまでの経路が決定され、道案内手
段によって、受信されたエリアデータに基づく道案内が
行われる。
【0032】道案内手段は、現在位置Qを特定する。な
お、道案内の初期では現在位置Qは出発位置Aに等し
い。次に、受信したエリアデータに基づいて、出発位置
Aから標識Pn=0までの道案内、標識Pn=0から標識P
n=mまでの道案内、および標識Pn=mから目的位置Bまで
の道案内を順次的に行う。道案内手段は、具体的に、受
信したエリアデータに基づいて、携帯情報端末の現在位
置Qを、さらには方位を特定し、出発位置Aから目的位
置Bまでの経路や距離を含む具体的な行動指示を表す道
案内情報を、その経路上にある標識の位置を中継位置と
して、視覚的にまたは音声的に出力する。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある道案内システム1を示す図である。道案内システム
1は、複数(ここでは3つ)の標識2a〜2c(以降の
説明において、総称するときには「標識2」という)
と、携帯情報端末3とを少なくとも備え、本形態ではさ
らに管理装置4を含んで構成される。
【0034】標識2は予め定められる案内対象となる地
域の分岐路や交差点などに固定的に設けられ、各標識2
a〜2cと携帯情報端末3とは赤外線通信によってデー
タの授受を個別的に行い、道案内システム1ではこのデ
ータ授受によって道案内を行う。すなわち、標識2と携
帯情報端末3との間で赤外線通信を行って携帯情報端末
3の現在位置を、さらには方位をも特定し、出発位置か
ら目的位置までの経路や距離を含む具体的な行動指示を
表す道案内情報を、その経路上にある標識2を中継位置
として、視覚的にまたは音声的に出力する。
【0035】なお、本形態では、赤外線通信を用いる例
について説明するが、指向性の高い他の通信方法を用い
るようにしても構わない。
【0036】出発位置Aでは、現在位置Qが出発位置A
として設定され、また目的位置Bが設定される。出発位
置Aと目的位置Bとの間にある各標識Pnの位置では、
地図上へのメッセージなどの表示や音声出力によって携
帯情報端末3を携帯する利用者に対して行動が指示され
る。また、目的位置Bに近接する標識Pn=mの位置で
は、目的位置Bへの最終の行動が指示される。
【0037】携帯情報端末3は、赤外線通信によって標
識2からエリアデータS1が受信可能であり、受信した
エリアデータS1に基づいて道案内をする。エリアデー
タS1は、少なくとも標識2の設置位置を示す位置デー
タを含み、本形態ではさらにデータの送信方向を示す方
位データを含む。エリアデータS1の送受信に関して、
携帯情報端末3がエリアデータS1の送信を要求する要
求信号S0を送信し、要求信号S0の受信に応答して標
識2がエリアデータS1を送信するように構成しても構
わない。また、標識2が携帯情報端末3を検出してエリ
アデータS1を送信するように構成しても構わない。な
お、携帯情報端末3を携帯する利用者を検出することに
よって、携帯情報端末3を検出するようにしても構わな
い。
【0038】また、各標識2a〜2cと管理装置4との
間は通信網5によって接続され、道案内システム1では
標識2と管理装置4との間でデータ授受を行う。管理装
置4はエリアデータS1を標識2に向けて送信し、標識
2は該エリアデータS1を受信する。携帯情報端末3か
ら要求信号S0が送信される場合、該要求信号S0には
携帯情報端末3を識別する識別データS2が含まれる。
標識2は携帯情報端末3から受信した要求信号S0に含
まれる識別データS2を管理装置4に向けて送信し、管
理装置4は標識2からの識別データS2を受信する。
【0039】図2は、標識2、携帯情報端末3および管
理装置4のブロック図である。標識2は、制御部11、
送受信IF(インターフェイス)12、赤外線LED
(発光ダイオード)13、赤外線センサ14および通信
IF15を含んで構成される。送受信IF12、赤外線
LED13および赤外線センサ14によって、携帯情報
端末3との間でデータS0,S1の授受を行う。具体的
には、赤外線LED13からエリアデータS1を送信
し、赤外線センサ14で要求信号S0を受信する。ま
た、通信IF15によって管理装置4との間でデータS
1,S2の授受を行う。制御部11は、送受信IF12
および通信IF15の動作を統括的に制御する。
【0040】携帯情報端末3は、制御部21、送受信I
F22、入出力IF23、道案内データベース24、赤
外線LED25、赤外線センサ26、スピーカ27、L
CD(液晶表示装置)などで実現される表示部28およ
び入力部29を含んで構成される。送受信IF22、赤
外線LED25および赤外線センサ26によって、標識
2との間でデータS0,S1の授受を行う。具体的に
は、赤外線LED25から要求信号S0を送信し、赤外
線センサ26でエリアデータS1を受信する。なお、前
記赤外線センサ14によって携帯情報端末3を検出する
場合、赤外線LED25は不要である。この場合、赤外
線センサ14は携帯情報端末3の利用者を検出する人体
検出センサであっても構わない。
【0041】道案内データベース24には、目的位置B
の設定時において用いられ、各施設の情報をリスト化し
た地図データである目的地検索データとともに、所定の
2つの標識2の間の最短経路に関するデータをリスト化
したルート検索データと、標識2から目的位置Bとなる
各施設への移動に関するデータをリスト化したアクセス
情報データとが予め記憶されている。道案内時におい
て、これらのルート検索およびアクセス情報データは制
御部21によって読出されて利用される。案内対象地域
内の標識2の間で移動可能な経路を結ぶ経路ネットワー
クデータをデータベースとして記憶することによって、
買物や食事のための経路選択など、利用者の目的に応じ
た合理的な道案内を行うことができる。
【0042】なお、本形態の携帯情報端末3では、道案
内データベース24を該端末3の主記憶装置に記憶する
ように構成したが、たとえば携帯情報端末3内の増設メ
モリあるいは磁気や光学式の記録媒体を含む携帯情報端
末3の補助記憶装置に記憶するよう構成しても構わな
い。
【0043】入出力IF23は、道案内情報をスピーカ
27から音声的に出力し、表示部28から視覚的に出力
する。また、後述する各種データを入力するためのボタ
ンを含んで構成される入力部29から入力されたデータ
は、入出力IF23によって制御部21に与えられる。
入力部29としては、後述するタッチパネルの他、キー
ボートを用いても構わない。また携帯情報端末3に接続
可能なユーザインターフェイスを利用しても構わない。
制御部21は、送受信IF22、入出力IF23および
道案内データベース24の動作を統括的に制御する。
【0044】管理装置4は、制御部31および通信IF
32を含んで構成される。通信IF32によって標識2
との間でデータS1,S2の授受を行う。制御部31
は、通信IF32の動作を統括的に制御する。
【0045】図3は、標識2の具体例である標識41,
45の平面図である。また図4は、標識41,45の側
面図である。標識2では、赤外線LED13によって、
標識2の設置位置を示す位置データとデータ送信方向を
示す方位データとを含むエリアデータS1が送信される
けれども、標識41は赤外線LED13を複数備えるこ
とを特徴とする。複数の赤外線LED13は、各LED
13のデータ送信方向が互いに異なるようにして配置さ
れる。具体的には、図3(A)および図4(A)に示さ
れるように、円柱状の基体43の下部に先端が下方とな
るようにして配置される円錐状の基体42に対して、そ
の先端部に赤外線センサ14が取付けられる。また、円
錐状の基体42の側面に、赤外線センサ14を中心とし
てその周囲を囲むようにして複数の赤外線LED13が
配置される。
【0046】標識41によれば、上述のように配置され
た複数の赤外線LED13によって、位置データと方位
データとを含むエリアデータS1を異なる方向に送信す
ることができる。
【0047】また、標識45は、単一の赤外線LED1
3と、該LED13からのデータ送信方向を変更する変
更手段46とを備え、変更手段46は偏光ミラー47お
よびモータ48を含んで構成されることを特徴とする。
単一の赤外線LED13からのエリアデータS1は、変
更手段46によって様々な方向に送信される。具体的に
は、図3(B)および図4(B)に示されるように、円
柱状の基体43の下部に先端が下方となるようにして配
置される円錐状の基体42に対して、その先端部に赤外
線センサ14が取付けられる。また、基体42の内部で
あって、赤外線センサ14の直上には、上方に向けて光
を発するようにして、単一の赤外線LED13が配置さ
れる。基体42の内部であって、赤外線LED13の上
方には、偏光ミラー47が配置される。偏光ミラー47
は、その上方に配置されたモータ48によって回転され
る。
【0048】標識45によれば、単一の赤外線LED1
3からのデータの送信方向を偏光ミラー47およびモー
タ48を含んで構成される変更手段46によって変更し
て、位置データと方位データとを含むエリアデータS1
を異なる方向に送信することができる。
【0049】図5は、エリアデータS1に含まれる方位
データを説明するための図である。方位データは、方位
を所定の送信方向の数に分割し、各方位毎に識別番号を
与えたものである。図5では、0〜9およびA〜Fの1
6個に分割している。標識41では、各方位毎に赤外線
LED13をそれぞれ配置している。
【0050】なお、標識2の設置場所に応じて赤外線L
ED13を配置してもよく、たとえば直進路に設置され
た標識2では2方位に配置し、4差路に設置された標識
2では4方位に配置するようにしても構わない。また、
携帯情報端末3における受信データの混信を避けるため
に、各方向へのデータの送信タイミングを所定の期間だ
けずらすようにしても構わない。これによって、標識2
に対する携帯情報端末3の相対的な現在位置を確実に把
握することができる。
【0051】図6は、携帯情報端末3の平面図である。
携帯情報端末3は、携帯情報端末本体51と赤外線通信
ユニット58とで構成される。赤外線通信ユニット58
には、前記送受信IF22、赤外線LED25および赤
外線センサ26を含んで構成される。なお、ここでは本
体51と赤外線通信ユニット58とを分離して構成して
いるけれども、一体的に構成しても構わない。
【0052】本体51の上面には、前記表示部28およ
び入力部29によって構成される入力表示面52が配置
される。また本体51の、たとえば側面にはスピーカ2
7が配置される。たとえば、表示部28はLCDで構成
されるのに対して入力部29は透光性を有する入力面を
備えるタッチパネルで構成され、表示部28の表示面と
入力部29の入力面とを重畳し一体化して、入力表示面
52が構成される。このような入力表示面52は、携帯
情報端末3の利用者が目的位置Bを指定するために用い
られ、また利用者への道案内情報を表示するために用い
られる。さらに、表示出力された道案内情報を音声出力
するよう指示するために用いられる。
【0053】入力表示面52には、利用者の進路を示す
簡易地図が表示され、さらに該地図上に道案内情報とし
て、道案内メッセージ53、音声出力ボタン54、現在
位置マーク55、標識位置マーク56および方向指示の
ための矢印57などが表示される。たとえば、道案内メ
ッセージ53は、移動方向、移動距離および移動手段な
どを示すものである。なお、移動手段とは階段、エレベ
ータおよび目標となる施設などである。また、表示され
た音声出力ボタン54を指定すると、表示された視覚的
な道案内メッセージ53が、スピーカ27から音声的に
出力される。矢印57は、携帯端末装置3の利用者が移
動すべき方向を示す。このような道案内情報によって、
利用者は直感的に容易に道案内情報を理解することがで
きる。
【0054】次に、道案内データベース24に記憶され
るルート検索データ61およびアクセス情報データ71
について説明するが、ここでは図7に示されるような地
図60を例に説明する。図7は、ある地域の地図60を
示す図である。この地域では、5つの標識2が離散設置
され、各標識Pnを、それぞれP0,P1,P2,P3およ
びP4とする。また、標識P0,P1間の経路、標識P0
2間の経路、標識P2,P3間の経路、標識P1,P3
の経路、標識P3,P4間の経路および標識P1,P4間の
経路を、それぞれL0,L1,L2,L3,L4およびL5
する。さらに、設置される各施設を、それぞれd1およ
びdnとする。また、目的位置Bである施設をdmとす
る。
【0055】図8は、ルート検索データ61を示す図で
ある。ルート検索データ61は、所定の2つの標識2の
間の最短経路をリスト化したものである。図8(A)に
示されるように、変数Xには標識としてP0,P1,P2
およびP3が、また変数Yには標識としてP1,P2,P3
およびP4が代入される。変数Xの標識P0,P1,P2
よびP3と、変数Yの標識P1,P2,P3およびP4との
間の最短経路に関して、位置データD1,D2、方位デ
ータD3および距離データD4が記憶される。各データ
D1〜D4は、たとえば8ビットのデータである。
【0056】位置データD1は、変数Xの標識から変数
Yの標識へ向かうときの次の中継位置となる標識、すな
わち変数Yの標識を示す。位置データD2は、変数Yの
標識から変数Xの標識へ向かうときの次の中継位置とな
る標識、すなわち変数Xの標識を示す。方位データD3
は、変数Xの標識から変数Yの標識へ向かうときの次の
中継となる標識への方位と、変数Yの標識から変数Xの
標識へ向かうときの次の中継となる標識への方位とを示
す。各方位を表す4ビットずつのデータによって方位デ
ータD3が構成される。距離データD4は、変数Xの標
識と変数Yの標識との間の距離を示す。
【0057】図9は、アクセス情報データ71を示す図
である。アクセス情報データ71は、標識2から目的位
置Bとなる各施設への移動に関するデータをリスト化し
たものである。具体的には、目的位置Bとなる各施設デ
ータ72、該施設に近接する標識2の位置データ73、
標識2から該施設への方向データ74、該施設と標識2
との間の距離データ75および行動指示メッセージ76
を互いに対応付けて記憶して構成される。
【0058】携帯情報端末3では、利用者の道案内は、
受信したエリアデータS1に基づいて実施され、このと
き道案内データベース24に記憶された各データが参照
される。すなわち、予め定められる案内対象となる地域
に出発位置Aと目的位置Bとが設定される。目的位置B
の設定のために目的地検索データが参照される。次に、
出発位置Aに近接する標識Pn=0と目的位置Bに近接す
る標識Pn=mとが決定される。そして、ルート検索デー
タ61が参照されて、決定された標識Pn=0と標識Pn=m
までの経路、たとえば最短距離でつなぐ経路が決定され
る。また、進むべき方向および距離が得られる。端末3
では、ルート検索データ61を参照するだけで経路を容
易に決定することができる。
【0059】さらに、受信したエリアデータS1に基づ
いて、現在位置Qが特定される。なお、道案内の初期で
は現在位置Qは出発位置Aに等しい。次に、エリアデー
タS1に基づいて、出発位置Aから標識Pn=0までの道
案内をし、標識Pn=0から標識Pn=mまでの決定された経
路上に存在する標識に沿って、標識Pn=0から標識Pn=m
までの道案内をする。最後に、エリアデータS1に基づ
いて、標識Pn=mから目的位置Bまでの道案内をする。
このとき、アクセス情報データ71が参照される。
【0060】図10は、道案内時の過程を説明するため
の図である。図10では、現在の位置である出発位置か
ら目的位置である施設82までの道案内の過程を示して
いる。
【0061】なお、図10は、道案内の過程を示す図で
あり、実際に携帯情報端末3の表示部28に表示される
画像ではないが、このような画像81を表示部28に表
示するようにしても構わない。その場合、設定された出
発位置Aに対応して現在位置マーク55が表示され、設
定された目的位置Bの施設82はその表示が、たとえば
白黒反転して表示される。標識Pnには、その位置に対
応して標識位置マーク56がそれぞれ表示される。出発
位置Aから目的位置Bまでの経路上には、移動すべき方
向を示す矢印57がそれぞれ表示される。各標識P0
2,P3には、その位置に対応して道案内メッセージ5
3がそれぞれ表示される。
【0062】図11は、携帯情報端末3の道案内動作を
説明するためのフローチャートである。以降、図10と
併せて道案内動作を説明する。入力部29は図示しない
行先再設定ボタンを備え、ステップa1で該行先再設定
ボタンが指定されるとステップa2に進んで、入力表示
面52で指定された目的位置Bが道案内データベース2
4に記憶された目的地検索データの中から検索されて設
定される。また入力された現在位置Qが出発位置Aとし
て設定される。位置設定が終了するとステップa3に進
む。
【0063】なお、ステップa1の動作を実行すること
なく直ちにステップa2の動作を実行しても構わない。
ステップa2の出発位置Aの設定においては、現在位置
Qを利用者が入力することによって設定してもよいし、
端末3が自動的に入力することによって設定しても構わ
ない。
【0064】次のステップa3では、入力された現在位
置Qが目的位置Bに近接する標識Pn=m(図10では
3)の位置と同じであるか否かを判断する。同じであ
るときにはステップa15に進み、アクセス情報データ
71を参照して、標識Pn=mから目的位置Bへの道案内
情報を含む簡易地図を入力表示面52に表示してステッ
プa5に進む。同じでないときにはステップa4に進
む。
【0065】ステップa4では、出発位置Aの最寄りの
標識2の設置位置を示す簡易地図を入力表示面52に表
示してステップa5に進む。たとえば図10に示される
ような画像81が入力表示面52に表示される。ステッ
プa5では、利用者とともに携帯情報端末3が移動され
る。次のステップa6では、標識2からのエリアデータ
S1の受信があったか否かを判断する。受信があったと
きにはステップa8に進む。受信がなかったときにはス
テップa7に進み、後述の図13で説明するルート確認
処理を行ってステップa5に戻る。
【0066】ステップa8では、携帯情報端末3が備え
るタイマをリセットして時間の計測をスタートする。次
のステップa9では、受信したエリアデータS1に含ま
れる位置データが前回受信時の位置データと同じである
か否かを判断する。すなわち、現在位置Qの確認を行
う。同じであったときにはステップa10に進み、現在
位置マーク55の表示を新しい位置に更新してステップ
a5に戻る。同じでなかったときにはステップa11に
進む。
【0067】ステップa11では、エリアデータの受信
によって、携帯情報端末3のスピーカ27からBEEP
音を発生する。次のステップa12では、受信したエリ
アデータS1に含まれる位置データが目的位置Bに近接
する標識Pn=m(図10ではP3)の位置と同じであるか
否かを判断する。同じであったときにはステップa15
に進む。同じでなかったときにはステップa13に進
み、後述の図12で説明するルート参照処理を行ってス
テップa14に進む。ステップa14では、次の標識2
の最寄りの道案内情報を含む簡易地図を入力表示面52
に表示してステップa5に戻る。
【0068】図12は、図11のステップa13のルー
ト参照処理動作を示すフローチャートである。ステップ
b1では、道案内データベース24に記憶されたアクセ
ス情報データ71から、入力された目的位置Bに相当す
る施設データ72を検索し、これに対応する位置データ
73を読出して参照する。次のステップb2では、読出
された位置データ73が複数であるか否かを判断する。
複数であるときにはステップb3に進んでからステップ
b4に進み、単一であるときには直ちにステップb4に
進む。ステップb3では、道案内データベース24に記
憶されたルート検索データ61を参照して最適ルートが
決定される。最適ルートは、たとえば目的位置Bまでの
距離が最短となる位置データ73が選ばれて決定され
る。ステップb4では、選ばれた位置データ73が次の
中継位置とされ、対応付けられた方向データ74がアク
セス情報データ71から読出される。このようにして動
作を終了し、ステップa14に進む。
【0069】図13は、図11のステップa7のルート
確認処理動作を示すフローチャートである。ステップc
1では、タイマの計測値tと予め設定された制限時間T
とを比較し、t>Tであるか否かを判断する。t>Tで
あったときにはステップc2に進み、t>Tでなかった
ときには動作を終了してステップa5に戻る。ステップ
c2では、受信したエリアデータS1に含まれる方位デ
ータが次の中継位置への方向と一致しているか否を判断
する。一致しているときには直接ステップc4に進み、
一致していないときにはステップc3に進んでスピーカ
27からBEEP音を発生して移動方向が間違っている
ことを報知してからステップc4に進む。ステップc4
では、タイマをリセットする。このようにして動作を終
了し、ステップa5に戻る。なお、移動方向の間違いの
報知は、表示によって行っても構わない。
【0070】以上のように本形態の道案内システム1に
よれば、標識2と携帯情報端末3との間で赤外線通信を
行って携帯情報端末3の現在位置Qや方位を特定し、出
発位置Aから目的位置Bまでの経路や距離を含む具体的
な行動指示を表す道案内情報を、その経路上にある標識
2の位置を中継位置として、視覚または音声出力して道
案内することができ、携帯端末装置3を携帯する利用者
を目的位置Bに確実に案内することができ、また利用者
は直感的に容易に道案内を理解することができる。
【0071】この道案内システム1は、現在位置Qや方
位の特定をGPSやPHSを用いたシステムのように電
波測位によって行うのではなく、標識2と携帯情報端末
3との間の局所的な赤外線通信によって行うものであ
る。標識2は、GPSにおける人工衛星やPHSにおけ
る基地局よりも多く設置することが容易である。したが
って、市街地、ショッピング街およびテーマパークなど
の限られた範囲に多くの店舗や設備が密集する地域であ
っても、受信条件は比較的良好で、また数m以内の位置
であっても特定可能であり、高精度に現在位置Qや方位
を特定することができる。
【0072】また、標識2は携帯情報端末3を検出する
検出手段としてセンサ14を含み、センサ14による携
帯情報端末3の検出に応答して、標識2からエリアデー
タS1を送信することができる。ここで、標識2のセン
サ14による携帯情報端末3の検出範囲を標識2から送
信されるエリアデータS1の送信範囲と同程度とするこ
とによって、標識2は、該標識2の近傍にある携帯情報
端末3を検出することができ、また携帯情報端末3を検
出したときだけにエリアデータS1を送信するように構
成することができる。これによって、標識2のエリアデ
ータS1の送信にかかわる手段、すなわち送受信IF1
2および赤外線LED13への電源供給を常に行う必要
がなくなり、標識2において消費電力の低減を図ること
ができる。
【0073】また、携帯情報端末3はエリアデータS1
の送信を要求する要求信号S0を赤外線LED13から
送信し、標識2は携帯情報端末3からの要求信号S0を
センサ14で受信することができ、標識2はセンサ14
での要求信号S0の受信に応答してエリアデータS1を
送信することができる。したがって、標識2は、携帯情
報端末3から要求があったときだけにエリアデータS1
を送信するように構成することができる。これによっ
て、標識2の送信にかかわる手段、すなわち送受信IF
12および赤外線LED13への電源供給を常に行う必
要がなくなり、標識2において消費電力の低減を図るこ
とができる。
【0074】なお、携帯情報端末3からの要求信号S0
に該携帯情報端末3を識別する識別データS2を含める
ことによって、標識2からのエリアデータS1のセキュ
リティ性を向上することができる。すなわち、標識2に
基準データを予め記憶しておき、携帯情報端末3からの
要求信号S0に含まれる識別データS2と一致したとき
のみに、エリアデータS1を送信することで、セキュリ
ティ性を向上することができる。
【0075】また、道案内システム1は標識2との間で
データ授受を行う管理装置4を含む。管理装置4は、エ
リアデータS1を標識2に向けて送信する。標識2は管
理装置4からのエリアデータS1を受信する。また、携
帯情報端末3が送信する要求信号S0には該携帯情報端
末3を識別する前記識別データS2が含まれ、標識2は
携帯情報端末3から受信した要求信号S0に含まれる識
別データS2を管理装置4に向けて送信する。管理装置
4は携帯情報端末3からの識別データS2を受信する。
このような通信は、管理装置4の通信IF32および標
識2の通信IF15を介して実施される。
【0076】したがって、エリアデータS1は管理装置
4で一括して管理され、たとえば更新されたエリアデー
タS1が管理装置4から標識2に与えられる。エリアデ
ータS1を管理装置4で一括して管理することによっ
て、上述したようなエリアデータS1の更新時だけでな
く、新たな標識2の設置時や標識2の設置場所の変更時
においても、管理装置4からエリアデータS1を送信し
て道案内システム1を柔軟に構築することができる。
【0077】また、携帯情報端末3からの要求信号S0
には識別データS2が含まれ、標識2は、該識別データ
S2を管理装置4に与える。これによって、管理装置4
において携帯情報端末3の現在位置Q、方位および移動
経路などを確認し管理することができる。
【0078】また、上述したような道案内システム1だ
けでなく、図3および図4に示した標識41,45も本
発明の範囲に属するものである。標識41,45は、設
置位置を示す位置データとデータ送信方向を示す方位デ
ータとを含むエリアデータS1を送信する。標識41が
備える送信手段は、データ送信方向が互いに異なるよう
に配置された複数の送信素子である赤外線LED13を
含む。したがって、エリアデータS1を異なる方向に送
信することができる。また、標識45が備える送信手段
は、単一の送信素子である赤外線LED13と、該LE
D13からのデータ送信方向を変更する変更手段46と
を含む。したがって、単一の赤外線LED13からのデ
ータの送信方向を変更手段46によって変更して、エリ
アデータS1を異なる方向に送信することができる。こ
のような標識41,45からのエリアデータS1を、た
とえば上述の携帯情報端末3で受信することによって、
携帯情報端末3の現在位置Qだけでなく方位をも特定す
ることができる。
【0079】また、標識2と携帯情報端末3との間のデ
ータ授受によって道案内を行う道案内方法も本発明の範
囲に属するものである。該道案内方法は、(a)携帯情
報端末3において、予め定められる地域の現在位置Qを
出発位置Aとして設定し、指定された目的位置Bを目的
地検索データのなかから検索して設定する位置設定ステ
ップ、(b)出発位置Aから、出発位置Aから目的位置
Bまでの経路上にある出発位置Aに近接する標識Pn=0
までの道案内をする第1の道案内ステップ、(c)標識
n=0から設置位置を示す位置データとデータ送信方向
を示す方位データとを含むエリアデータS1を受信して
現在位置Qを更新する現在位置更新ステップ、(d)出
発位置Aから目的位置Bまでの経路上にある、現在位置
Qに近接する標識Pn=nから次の標識Pn=n+1までの道案
内をする第2の道案内ステップ、(e)標識Pn=n+1
らエリアデータを受信して現在位置Qを更新する現在位
置更新ステップ、(f)前記ステップ(d)および
(e)を繰返して目的位置Bに近接する標識Pn=mまで
の道案内が終了すると、標識Pn=mから目的位置Bまで
の道案内をする第3の道案内ステップを備える。
【0080】また、道案内のステップ(b)、(d)お
よび(f)において、携帯情報端末3の移動方向を検出
し、検出された移動方向が案内した方向とは異なるとき
に、携帯情報端末3の移動方向が間違っていることを報
知するようにした道案内方法も本発明の範囲に属するも
のである。これによって、携帯情報端末3を携帯する利
用者は、移動方向の間違いを把握することができ、移動
方向を修正し、このようにして利用者を確実に目的位置
Bに案内することができる。
【0081】さらに、図6に示した携帯情報端末3も本
発明の範囲に属するものである。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、標識と携
帯情報端末との間で通信を行って携帯情報端末の現在位
置や方位を特定し、出発位置から目的位置までの経路や
距離を含む具体的な行動指示を表す道案内情報を、その
経路上にある標識の位置を中継位置として、視覚または
音声的に出力して道案内する道案内システムを提供する
ことができる。この道案内システムによれば、携帯端末
装置を携帯する利用者を目的位置に確実に案内すること
ができ、また利用者は直感的に容易に道案内情報を理解
することができる。本発明の道案内システムでは、標識
は、GPSにおける人工衛星やPHSにおける基地局よ
りも多く設置することが容易である。したがって、市街
地、ショッピング街およびテーマパークなどの限られた
範囲に多くの店舗や設備が密集する地域であっても、受
信条件は比較的良好で、また数m以内の位置であっても
特定可能であり、高精度に現在位置や方位を特定するこ
とができる。
【0083】また本発明によれば、標識による携帯情報
端末の検出に応答して、標識からエリアデータが送信さ
れる。したがって、標識は、該標識の近傍にある携帯情
報端末を検出し、また携帯情報端末を検出したときだけ
にエリアデータを送信して、標識において消費電力を低
減することができる。
【0084】また本発明によれば、携帯情報端末からの
要求信号の受信に応答して、標識からエリアデータが送
信される。したがって、標識は、携帯情報端末から要求
があったときだけにエリアデータを送信して、標識にお
いて消費電力を低減することができる。
【0085】また本発明によれば、エリアデータを管理
装置で一括して管理するようにしたので、エリアデータ
の更新時、新たな標識の設置時および標識の設置場所の
変更時などにおいて、管理装置からエリアデータを送信
して本発明の道案内システムを柔軟に構築することがで
きる。
【0086】また本発明によれば、標識は複数の送信素
子によってエリアデータを異なる方向に送信することが
できる。このような標識からのエリアデータを、たとえ
ば上述の携帯情報端末で受信することによって、標識に
対する携帯情報端末の現在位置だけでなく方位をも特定
することができる。
【0087】また本発明によれば、標識は単一の送信素
子からのデータの送信方向を変更手段によって変更して
エリアデータを異なる方向に送信することができる。こ
のような標識からのエリアデータを、たとえば上述の携
帯情報端末で受信することによって、標識に対する携帯
情報端末の現在位置だけでなく方位をも特定することが
できる。
【0088】また本発明によれば、標識と携帯情報端末
との間で通信を行って携帯情報端末の現在位置や方位を
特定し、出発位置から目的位置までの経路や距離を含む
具体的な行動指示を表す道案内情報を、その経路上にあ
る標識の位置を中継位置として、視覚または音声的に出
力して道案内する方法を提供することができる。
【0089】また本発明によれば、前記道案内方法にお
いては、道案内中に携帯情報端末の移動方向が検出さ
れ、検出された移動方向が案内方向と異なっていたとき
に、移動方向が間違っていることが報知されるので、携
帯端末装置を携帯する利用者は、移動方向の間違いを把
握することができ、移動方向を修正し、このようにして
利用者を確実に案内することができる。
【0090】また本発明によれば、標識からのエリアデ
ータを受信して道案内する携帯情報端末を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である道案内システム1
を示す図である。
【図2】標識2、携帯情報端末3および管理装置4のブ
ロック図である。
【図3】標識2の具体例である標識41,45の平面図
である。
【図4】標識41,45の側面図である。
【図5】エリアデータS1に含まれる方位データを説明
するための図である。
【図6】携帯情報端末3の平面図である。
【図7】ある地域の地図60を示す図である。
【図8】ルート検索データ61を示す図である。
【図9】アクセス情報データ71を示す図である。
【図10】道案内時の過程を説明するための図である。
【図11】携帯情報端末3の道案内動作を説明するため
のフローチャートである。
【図12】図11のステップa13のルート参照処理動
作を示すフローチャートである。
【図13】図11のステップa7のルート確認処理動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 道案内システム 2,2a〜2c,41,45 標識 3 携帯情報端末 4 管理装置 5 通信網 11,21,31 制御部 12,22 送受信インターフェイス(IF) 13,25 赤外線発光ダイオード(LED) 14,26 赤外線センサ 15,32 通信インターフェイス(IF) 23 入出力インターフェイス(IF) 24 道案内データベース 27 スピーカ 28 表示部 29 入力部 46 変更手段 47 偏光ミラー 48 モータ 51 携帯情報端末本体 52 入力表示面 53 道案内メッセージ 54 音声出力ボタン 55 現在位置マーク 56 標識位置マーク 57 矢印 58 赤外線通信ユニット 61 ルート検索データ 71 アクセス情報データ 72 施設データ 73 位置データ 74 方向データ 75 距離データ 76 行動指示メッセージ A 出発位置 B 目的位置 D1,D2 位置データ D3 方位データ D4 距離データ Pn 標識 S0 要求信号 S1 エリアデータ S2 識別データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 伸二 大阪府大阪市平野区加美南4丁目3番41号 シャープアメニティシステム株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA07 AB05 AC02 AC14 AC18 5H180 AA21 BB02 CC02 FF05 FF22 FF25 GG08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められる地域に固定的に設けられ
    る複数の標識と携帯情報端末とを備え、標識と携帯情報
    端末との間のデータ授受によって道案内を行う道案内シ
    ステムであって、 標識は、 標識の設置位置を示す位置データを含むエリアデータを
    送信する送信手段を備え、 携帯情報端末は、 予め定められる地域に出発位置Aと目的位置Bとを設定
    する設定手段と、 出発位置Aに近接する標識Pn=0と目的位置Bに近接す
    る標識Pn=mとを決定して、標識Pn=0から標識Pn=m
    での経路を決定する経路決定手段と、 エリアデータを受信する受信手段と、 受信したエリアデータに基づいて現在位置Qを特定しな
    がら出発位置Aから目的位置Bまでの道案内をする道案
    内手段とを備えることを特徴とする道案内システム。
  2. 【請求項2】 前記標識は携帯情報端末を検出する検出
    手段をさらに含み、携帯情報端末の検出に応答してエリ
    アデータが送信されることを特徴とする請求項1記載の
    道案内システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯情報端末はエリアデータの送信
    を要求する要求信号を送信する送信手段をさらに含み、 前記標識は携帯情報端末からの要求信号を受信する受信
    手段をさらに含み、 要求信号の受信に応答してエリアデータが送信されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の道案内システム。
  4. 【請求項4】 前記道案内システムは標識との間でデー
    タ授受を行う管理装置をさらに含み、 管理装置はエリアデータを標識に向けて送信する送信手
    段を備え、標識は管理装置からのエリアデータを受信す
    る受信手段をさらに含み、 また、携帯情報端末が送信する要求信号には該携帯情報
    端末を識別する識別データが含まれ、標識は携帯情報端
    末から受信した要求信号に含まれる識別データを管理装
    置に向けて送信する送信手段をさらに含み、管理装置は
    標識からの識別データを受信する受信手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項3記載の道案内システム。
  5. 【請求項5】 設置位置を示す位置データとデータ送信
    方向を示す方位データとを含むエリアデータを送信する
    送信手段であって、データ送信方向が互いに異なるよう
    に配置された複数の送信素子を含む送信手段を備えるこ
    とを特徴とする標識。
  6. 【請求項6】 設置位置を示す位置データとデータ送信
    方向を示す方位データとを含むエリアデータを送信する
    送信手段であって、単一の送信素子と、該送信素子から
    のデータ送信方向を変更する変更手段とを含む送信手段
    を備えることを特徴とする標識。
  7. 【請求項7】 予め定められる地域に固定的に設けられ
    る複数の標識と携帯情報端末との間のデータ授受によっ
    て道案内を行う道案内方法であって、 (a)携帯情報端末において、予め定められる地域の現
    在位置Qを出発位置Aとして設定し、指定された目的位
    置Bを地図データ中から検索して設定する位置設定ステ
    ップと、 (b)出発位置Aから目的位置Bまでの経路上にある出
    発位置Aに近接する標識Pn=0までの道案内をする第1
    の道案内ステップと、 (c)標識Pn=0から設置位置を示す位置データとデー
    タ送信方向を示す方位データとを含むエリアデータを受
    信して現在位置Qを更新する現在位置更新ステップと、 (d)出発位置Aから目的位置Bまでの経路上にある、
    現在位置Qに近接する標識Pn=nから次の標識Pn=n+1
    での道案内をする第2の道案内ステップと、 (e)標識Pn=n+1からエリアデータを受信して現在位
    置Qを更新する現在位置更新ステップと、 (f)前記ステップ(d)および(e)を繰返して目的
    位置Bに近接する標識Pn=mまでの道案内が終了する
    と、標識Pn=mから目的位置Bまでの道案内をする第3
    の道案内ステップと、を備えることを特徴とする道案内
    方法。
  8. 【請求項8】 前記道案内のステップ(b)、(d)お
    よび(f)において、携帯情報端末の移動方向が案内し
    た方向とは異なるときに、携帯情報端末の移動方向が間
    違っていることを報知することを特徴とする請求項7記
    載の道案内方法。
  9. 【請求項9】 予め定められる地域に固定的に設けられ
    る複数の標識との間のデータ授受によって道案内を行う
    ための携帯情報端末であって、 予め定められる地域に出発位置Aと目的位置Bとを設定
    する設定手段と、 出発位置Aに近接する標識Pn=0と目的位置Bに近接す
    る標識Pn=mとを決定して、標識Pn=0から標識Pn=m
    での経路を決定する経路決定手段と、 標識からのエリアデータであって、標識の設置位置を示
    す位置データを含むエリアデータを受信する受信手段
    と、 受信したエリアデータに基づいて現在位置Qを特定しな
    がら出発位置Aから目的位置Bまでの道案内をする道案
    内手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末。
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