JP2001059437A - エンジンの自動停止再始動装置 - Google Patents

エンジンの自動停止再始動装置

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JP2001059437A
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    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
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    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン自動停止車両において、エンジン再
始動時にアクセルペダルが踏み込まれた場合、エンジン
トルクの発生に同期してモータジェネレータのトルクを
吸収側に制御(発電制御)することで過剰なトルクを吸収
しようとすると、バッテリの種類によってはこのような
過剰トルク分の電力を吸収しきれず、発熱して耐久性が
低下するおそれがある。 【解決手段】 エンジンの再始動時にアクセルをオンし
た際には、モータジェネレータの回転数制御における目
標回転数をアイドル回転数もしくはアイドル回転数近傍
にしたまま、モータジェネレータの回生トルクを制限す
る回生トルクリミッタを設定する回生トルクリミッタ設
定手段と、アクセル操作に応じてエンジン出力を制御す
る出力制御装置の作動を、エンジンの再始動時にはアク
セルのオン操作に対して遅れて作動させる遅延手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の停止時にエ
ンジンを自動停止させ、発進する際にエンジンを自動再
始動させるエンジンの自動停止再始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】自動変速機を搭載した
車両のエンジン自動停止再始動装置として、例えば特開
平8ー291725号公報のものがあり、この装置で
は、以下のようにエンジンの自動停止、再始動が行われ
る。即ち、セレクトレバーの位置を検出するセレクト位
置センサ、車速を検出する車速センサ、エンジンの回転
数を検出する回転数センサ、およびブレーキペダルが踏
み込まれているかどうかを検出するブレーキセンサ等を
備え、セレクトレバーがニュートラルレンジにあるこ
と、車速がゼロであること、エンジンの回転数がアイド
ル回転数であること、およびブレーキペダルが踏み込ま
れていることを検出したときに、エンジンを一時的に停
止させる。また、この停止状態で、セレクトレバーがド
ライブレンジにあること、車速がゼロであること、エン
ジンの回転数がゼロであること、およびブレーキペダル
が踏み込まれていないことを検出したときに、自動変速
機を電気的にニュートラルレンジにホールドしてエンジ
ンを再始動させ、エンジンがアイドル回転数になるとそ
のニュートラルレンジのホールドを解除する。
【0003】ところで、エンジンの再始動直後は吸気管
負圧が発達しておらず、シリンダに吸入される空気の量
が多いのでアイドリング状態からアクセルペダルを踏み
込んだ場合よりも発生するエンジントルクが大きくな
る。そのため、ブレーキの解放に前後してアクセルが踏
み込まれるとエンジントルクが大きくなりすぎ、これが
駆動系に伝達されるとショックが発生して好ましくな
い。また、このことはエンジンが停止されないアイドル
状態から発進する場合と、エンジン停止状態からエンジ
ンを再始動して発進する場合とで同等の加速力が得られ
ず、乗員に違和感を与えることとなる。
【0004】このような問題に対して、エンジントルク
の発生に同期して、モータジェネレータのトルクを吸収
側に制御(発電制御)することで、過剰なトルクを吸収す
ることも考えられるが、バッテリの種類によってはエン
ジン再始動時に発生する過剰トルク分の電力を吸収しき
れず、バッテリの電圧が急激に高くなり、周辺の機器に
影響を与えたり、発熱して劣化を促進させたりするおそ
れを生じる。これを回避するためにエンジン再始動の機
会つまりアイドルストップの回数を制限すると燃費改善
効果がそれだけ損なわれてしまう。また、点火時期の遅
角や空燃比リーン化をすることでトルクを落とすことも
考えられるが、その場合には燃焼が不安定になるおそれ
もある。
【0005】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、再始動時にアクセルペダルが踏み込ま
れたときのエンジン出力の増加を一時的に抑制すること
によりモータジェネレータによる余剰な発電を回避する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1の発明では、エンジンにモータジェネレー
タを連結し、前記モータジェネレータと車輪駆動軸との
間にトルクコンバータもしくは発進クラッチ付きの自動
変速機を介装し、車両停止時にエンジンを自動停止する
と共に、発進する際にエンジン回転力もしくはエンジン
軸出力を車輪駆動軸に伝える状態でモータジェネレータ
によってエンジンを再始動可能であり、エンジン軸出力
や車両制動時の慣性力を受けてモータジェネレータが回
生発電を可能となっている車両用エンジンにおいて、エ
ンジンまたはモータジェネレータの回転数を検出する回
転数検出手段と、アクセルペダルの操作量を検出する手
段と、エンジンの再始動時にアイドル回転数を目標回転
数としてモータジェネレータの回転数制御を行うモータ
ジェネレータ回転数制御手段と、エンジンの再始動時に
アクセルをオンした際には、モータジェネレータの回転
数制御における目標回転数をアイドル回転数もしくはア
イドル回転数近傍にしたまま、モータジェネレータの回
生トルクを制限する回生トルクリミッタを設定する回生
トルクリミッタ設定手段と、アクセル操作に応じてエン
ジン出力を制御する出力制御装置の作動を、エンジンの
再始動時にはアクセルのオン操作に対して遅れて作動さ
せる遅延手段とを備える。
【0007】請求項2の発明は、上記請求項1の発明の
遅延手段を、アクセル開度が小であるほど遅れ期間を長
くする特性に設定したものとする。
【0008】請求項3の発明は、上記請求項1または請
求項2の発明の遅延手段を、回生トルクリミッタ設定手
段により設定されたリミッタトルク初期値が大であるほ
ど遅れ期間を長くする特性に設定したものとする。
【0009】
【作用・効果】上記各発明において、エンジンの再始動
時にアクセルペダルが踏み込み操作(アクセルオン)さ
れるのに伴いエンジンが燃焼トルクを発生すると、アイ
ドル回転数を目標回転数とするモータジェネレータの回
転数制御によって、モータジェネレータが駆動側から回
生側に動作を変化してトルクを吸収すると共に、回生ト
ルクリミッタによってトルクの吸収が制限され、過剰に
発生する分のトルクのみが吸収される。そのため、エン
ジン回転数はスムーズに目標となる回転数に上昇し、エ
ンストも防止される。したがって、アクセルペダルの踏
み込み操作によって駆動力をスムーズに立ち上がらせる
ことができ、エンジンが停止されないアイドル状態から
発進する場合と、エンジン停止状態からエンジンを始動
して発進する場合とで、同等の加速力、加速感を得るこ
とができ、運転性を向上できる。
【0010】ただし、本発明では、アクセルペダルの踏
み込み操作に対して所定の遅れ期間が経過してからエン
ジン出力が立ち上がるようにしている。すなわち、例え
ばガソリンエンジンのスロットルバルブやディーゼルエ
ンジンの燃料噴射コントロールレバーなど、エンジンの
出力制御装置の作動がアクセルペダルの操作に対して遅
れるようにしている。このため、エンジン再始動時の回
生トルクリミッタによるトルクの吸収量はそれだけ少量
で済み、これにより充電負担が軽減されるためバッテリ
の劣化を防止してその耐久性をより高めることが可能に
なる。
【0011】また、吸収すべきトルクの絶対量が低減す
るので、回生トルクリミッタの設定値に誤差が生じたと
してもその影響は少なく、したがってより滑らかな駆動
力特性および運転性が得られる。
【0012】さらに、請求項2の発明のようにアクセル
ペダルの開度が小であるほど、または請求項3の発明の
ように回生トルクリミッタによって設定されたリミッタ
トルク初期値が大であるほど、出力制御装置の遅れ期間
を大とすることにより、実際のエンジン吸気量変化に応
じてより適切なタイミングでエンジン出力を立ち上がら
せることができるので、よりいっそう良好な運転性が得
られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明が前提とする、トル
クリミッタにより再始動時の回生トルク吸収を行う自動
停止再始動装置について説明する。
【0014】図1に示すように、エンジン1と無段自動
変速機3との間に発電機および電動機の両機能を併せ持
つモータジェネレータ2が配設される。
【0015】モータジェネレータ2は、エンジン1のク
ランクシャフトに直結されている。無段自動変速機3
は、トルクコンバータ4と、前後進切替えクラッチ5
と、ベルト式の無段変速機6とから構成され、エンジン
1の駆動トルクをこれらを介してドライブシャフト7お
よびタイヤ8に伝える。
【0016】なお、モータジェネレータ2はエンジン1
のクランクシャフトにベルトやチェーンを介して連結し
ても機能的には同等である。また、無段自動変速機3の
代わりに有段自動変速機を用いた構成とすることもでき
る。また、トルクコンバータ4の代わりにエンジン1の
再始動時にエンジン1側のトルクを伝える発進クラッチ
を備えたものとすることもできる。
【0017】電力コントロールユニット12により、モ
ータジェネレータ2が駆動、被駆動されると共に、その
電力はバッテリ13から供給またはバッテリ13に充電
される。
【0018】9はエンジン1ならびにモータジェネレー
タ2の回転数、およびエンジン1のクランク角を検出す
る回転数センサ、11は車両のブレーキペダル16(図
2参照)の踏み込み量を検出するブレーキセンサ、15
はアクセルペダル17(図2参照)の操作量を検出する
アクセルセンサを示す。
【0019】始動制御コントロールユニット10は、こ
れらのセンサ信号ならびに後述するエンジンコントロー
ルユニット20(図2参照)からの信号に基づき、電力
コントロールユニット12にモータジェネレータ2の目
標トルク、目標回転数を出力して、電力コントロールユ
ニット12を介して、モータジェネレータ2の制御を行
う。
【0020】なお、始動制御コントロールユニット10
は、エンジンコントロールユニット20内に設けられる
が、車両のパワートレイン全体の制御を統括する統合コ
ントローラ(図示しない)内に設けた構成とすることもで
きる。
【0021】図2は、エンジンの制御システムを示して
おり、11はブレーキセンサ、15はアクセルセンサ、
9は回転数センサ、21はエンジンの冷却水温を検出す
る水温センサ、22は自動変速機3のセレクトレバーの
位置を検出するセレクト位置センサ、23は車速を検出
する車速センサを示す。
【0022】エンジンコントロールユニット20は、こ
れらのセンサ信号に基づいて、エンジン1の自動停止
(アイドルストップ)および始動(再始動)を制御する。ま
た、エアフローメータ24で計測されるエンジン1の吸
入空気量と回転数センサ9で計測されるエンジン回転数
およびエンジン回転の位相(クランク角)とに基づいて、
吸入空気量に見合った燃料量とエンジン負荷およびエン
ジン回転数に見合った点火時期とを演算し、演算した燃
料量を供給すべく各気筒の吸気ポートに設けた燃料イン
ジェクタ25を駆動すると共に、演算した点火時期に合
わせて各気筒の点火プラグ26の点火を制御する。
【0023】また、吸気系には開度を電子制御可能な電
制スロットルバルブ27が備えられ、図示しない統合コ
ントローラから入力される目標エンジントルクに応じて
エンジン1の吸入空気量を制御する。
【0024】なお、エンジン1はガソリンエンジンを示
すが、ディーゼルエンジンを用いた構成とすることも可
能であり、その場合は燃料噴射ポンプのコントロールレ
バー開度に応じて燃料噴射量を制御することによりトル
クが制御される。
【0025】次に、エンジンの自動停止および再始動制
御の内容を、図3、図4のフローチャートに基づいて説
明する。
【0026】図3に示すように、ステップ1〜5では、
暖機運転が終了していること、ブレーキペダル16が踏
み込まれている(オン)こと、車速がほぼ0km/hであ
ること、アクセルペダル17が踏み込まれていない(オ
フ)こと、エンジン1の回転数がアイドル回転数(例え
ば、800rpm)以下であることを判断する。
【0027】ステップ6では、これらの条件が全て成立
したのが初めて(フラグFCOND=0)かどうかを判別
し、初めてであれば、ステップ7にてディレイ時間およ
びフラグFCOND=1を設定する。
【0028】ステップ8では、セレクトレバーの位置を
見る。リバースレンジにないときは、ステップ9以降に
進む。
【0029】リバースレンジのときは、エンジン1の自
動停止を行わず、エンジン1が停止中にある場合、ステ
ップ29〜32よりステップ22以降に進んで、エンジ
ン1を再始動(後述する)する。
【0030】リバースレンジにないとき、つまりドライ
ブレンジもしくはニュートラルレンジもしくはパーキン
グレンジのときは、ステップ9にてリバースレンジにな
いことを示すフラグFRFST=0をセットし、ステッ
プ10にてエンジン1が停止中かどうかを見る。
【0031】エンジン1が停止中でなければ、ステップ
11からステップ7で設定したディレイ時間が経過した
ときに、ステップ12〜17のエンジン停止モードに入
る。
【0032】ステップ12〜14では、モータジェネレ
ータ2のモータトルク=0とし、エンジン1の燃料噴射
を停止する。ステップ15〜17では、エンジン停止シ
ーケンスが初めて(フラグFISTPFST=0)かどう
かを判別し、初めてであれば、アイドルストップ(I/
S)許可時間およびフラグFISTPFST=1の設定
後、エンジン1の停止を示すフラグFENGSTRT=
0をセットする。
【0033】このように、車両を一時停止する場合、エ
ンジン1を一時的に自動停止する。なお、このエンジン
1の自動停止はドライブレンジにあるときにのみ行うよ
うにしても良い。
【0034】一方、ステップ1〜4の条件が外れた場
合、すなわちエンジンが自動停止中にある場合、ブレー
キペダル16が解放される(オフ)と、あるいはアクセル
ペダル17が踏み込まれる(オン)と、ステップ18にて
フラグFCONDをクリア(=0)し、ステップ19より
ステップ22以降のエンジン再始動モードに入る。
【0035】ステップ22〜24では、始動制御コント
ロールユニット10に目標起動トルクを与え、モータジ
ェネレータ2の駆動を開始すると共に、初めに、吸気管
負圧(Boost)の発達時間に相当するディレイ時間お
よびエンジン1の始動を示すフラグFENGSTRT=
1を設定する。
【0036】Boostの発達時間に相当するディレイ
時間は、エンジン1の起動(大気圧状態)からアクセルを
オフのままBoostがマイナス500mmHg相当に
なるまでの時間で、例えば1.5秒程度に設定してい
る。
【0037】ステップ25では、アクセルペダル17が
踏み込まれているかどうかを判定する。アクセルペダル
17が踏み込まれていない始動時は、ステップ26〜2
8にて始動制御コントロールユニット10にアイドル回
転数を目標回転数に設定してモータジェネレータ2の回
転数制御に移行すると共に、ステップ24で設定したB
oostの発達時間に相当するディレイ時間が経過した
後、燃料噴射を開始する。エンジン1が完爆すれば、モ
ータジェネレータ2のトルク=0のトルク制御に入り、
再始動制御を終了する。
【0038】アクセルペダル17が踏み込まれていると
きは、ステップ33〜35にて始動制御コントロールユ
ニット10にアイドル回転数を目標回転数に設定してモ
ータジェネレータ2の回転数制御に移行(ステップ26
にて回転数制御に入った後、アクセルペダル17が踏み
込まれた場合は継続)すると共に、燃料噴射を開始す
る。エンジン1が完爆すれば、後述の回生トルクリミッ
タの解除と共に、ステップ36にてモータジェネレータ
2のトルク=0のトルク制御に入り、再始動制御を終了
する。
【0039】そして、このエンジン1の再始動時に再始
動制御に並行して、モータジェネレータ2の回生トルク
を制限する回生トルクリミッタ制御(回生トルクリミッ
タの設定)を行う。
【0040】図4に示すように、ステップ101では、
フラグFCYLBRNを見て、次に点火タイミングがく
る気筒が燃焼するかどうかを判定する。これは、後述す
るフラグがセットされないうちは、フラグFCYLBR
N=0によりステップ109に進む。
【0041】ステップ109では、エンジン1のクラン
ク角を基に、現在のクランク角位置がどの気筒の圧縮行
程にあるかを示すフラグCYLCSと、該気筒に燃料が
噴射されたかどうかを示すフラグFHINJEX(CY
LCS)とにより、次に点火タイミングがくる気筒に燃
料が噴射された(フラグFHINJEX(CYLCS)=
1)かどうかを判定する。
【0042】燃料が噴射されていないときは、ステップ
110にて所定のディレイ時間TFCBNDECを設定
すると共に、フローの実行周期(10ms)毎に、ステッ
プ111にて回生トルクリミッタTRQLMTSTの初
期値の演算(更新)を繰り返す。
【0043】燃料が噴射されると、ステップ102にて
次に点火タイミングがくる気筒が燃焼すると推定するフ
ラグFCYLBRNをセット(=1)する。以降は、ステ
ップ101からも同じルーチンを進む。
【0044】ステップ103では、ステップ110で設
定したディレイ時間TFCBNDECが0になったかど
うかを見、0でない場合は、フローの実行周期(10m
s)毎に、ステップ112にて回生トルクリミッタTR
QLMTSTの初期値の演算(更新)を繰り返し、ステッ
プ113にてディレイ時間TFCBNDECを減算す
る。
【0045】回生トルクリミッタTRQLMTSTの初
期値は、エンジンの停止時間(燃料カット開始からの時
間)TISTPONと、エンジンの起動後経過時間TI
STPOFとの関数で与え、これらを基に、図5のよう
な特性に設定したマップを検索して求める。図6はマッ
プの例を示す。
【0046】エンジンの起動直後は、Boostが発達
しておらず、余剰空気を吸い込む分、発生するエンジン
トルクが大きくなり、時間が経過するのにしたがい、B
oostが発達して、余剰空気がなくなる。また、エン
ジンの停止後、起動するまでの時間が長いと、停止前の
Boostはなくなり大気圧になるが、短いほど、Bo
ostは残る。したがって、エンジンの停止時間TIS
TPONが長く、エンジンの起動後経過時間TISTP
OFが短かいときほど、回生トルクリミッタTRQLM
TSTの初期値は、大きな余剰空気に相当する分のトル
クを吸収するように大きな値に設定し、エンジンの停止
時間TISTPONが短く、エンジンの起動後経過時間
TISTPOFが長くなるほど、回生トルクリミッタT
RQLMTSTの初期値を小さくするように設定してい
る。
【0047】図7にエンジンの起動とほぼ同時にアクセ
ルを踏み込んだとき(エンジンの起動後経過時間TIS
TPOFがほぼ0秒)と、エンジンの起動後、例えば0.
8秒経過してからアクセルを踏み込んだときの、アクセ
ル踏み込み時点からの余剰空気と、吸収すべきトルク要
求値の特性を示す。エンジンの起動とほぼ同時にアクセ
ルを踏み込んだときは、余剰空気が大きい分、吸収すべ
きトルクは大きく、時間の経過と共に余剰空気が減少し
て、例えば0.7秒後(エンジン負荷による)はトルクの
吸収は不要となる。また、エンジンの起動後、例えば
0.8秒経過してからアクセルを踏み込んだときは、余
剰空気はほとんどなく、吸収すべきトルクは極めて小さ
くなる。ただし、図7は起動時の吸気管圧力を大気圧と
している。
【0048】なお、回生トルクリミッタTRQLMTS
Tの初期値は、エンジンの起動後経過時間TISTPO
Fのみの関数として与えても良い。
【0049】ステップ103にて、ステップ110で設
定したディレイ時間TFCBNDECが0になったこと
が判定されると、ステップ104以降に入る。
【0050】ディレイ時間TFCBNDECは、次に圧
縮行程がくる気筒の、その圧縮行程から点火タイミング
までの時間に設定している。したがって、エンジンが燃
焼トルクを発生したときにステップ104以降に入る。
このディレイ時間TFCBNDECは、燃焼のピークに
合うように、点火タイミングより所定時間長くしても良
い。
【0051】ステップ104では、モータジェネレータ
2のトルク(回生トルク)が所定値以下(0もしくは0近
傍)の状態を所定時間継続したかどうかを判定する。
【0052】モータジェネレータ2の回生トルクが所定
値以下になっていないとき(吸収すべきトルクが大きい
とき)は、ステップ106にて回生トルクリミッタTR
QLMTST(初期値)の減算を行う。これは、フローの
実行周期(10ms)毎に、前回値から所定値DTTRQ
LMTを、目標値TGTRQLMT(0もしくは0近傍)
を下回らない範囲において、減算する。
【0053】モータジェネレータ2の回生トルクが所定
値以下(0もしくは0近傍)の状態を所定時間継続する
と、エンジンの完爆と判定して、ステップ107にてフ
ラグfKANBAKU=1をセットすると共に、ステッ
プ108にて回生トルクリミッタTRQLMTSTの加
算(解除)を行う。これは、フローの実行周期(10ms)
毎に、前回値に所定値DLTLMTPを、最大値TGT
RQMAXを上回らない範囲において、加算する。
【0054】即ち、図8のように、エンジンの起動と同
時に回生トルクリミッタTRQLMTSTの初期値の演
算を始め、エンジンが燃焼トルクを発生するタイミング
を起点に、その回生トルクリミッタTRQLMTSTを
所定の傾き(所定値DLTLMTP/10ms)で0もし
くは0近傍に減算していく。完爆後は、回生トルクリミ
ッタTRQLMTSTを解除するように加算する。
【0055】ステップ111,112での回生トルクリ
ミッタTRQLMTSTの初期値の演算値およびステッ
プ106,108での回生トルクリミッタTRQLMT
STの減算値、加算値は、その演算毎に、アクセルペダ
ル17が踏み込まれているときにのみ、始動制御コント
ロールユニット10に送信する。
【0056】なお、これらの演算は簡単のため正の値で
行っているが、回生トルクはマイナスの値であるため、
回生トルクリミッタTRQLMTSTはマイナス値に変
換して送信する。
【0057】このように構成したため、エンジン1が自
動停止している状態からブレーキペダル16を解放した
場合(アクセルペダル17は踏み込んでいない場合)、モ
ータジェネレータ2が駆動され、エンジン1が再始動さ
れる。
【0058】アイドル回転数を目標回転数としてモータ
ジェネレータ2の回転数制御が行われ、Boostの発
達時間に相当するディレイ時間の経過後(アイドル回転
数に到達)に燃料噴射が開始されると共に、エンジント
ルクが発生すると、回転数制御によるモータジェネレー
タ2のトルクの減少、回生が行われる。
【0059】このため、図9のようにエンジン回転数は
スムーズに立ち上げられ、アイドル回転数に維持され
る。
【0060】モータジェネレータ2のトルクが所定値以
下の状態が所定時間続くと、完爆と判定され、再始動が
終了されるが、くすぶり、失火等でエンジントルクが出
ない場合は、回転数制御によりモータジェネレータ2が
駆動される。したがって、エンジントルクの発生が遅れ
ても、エンストに陥ることはなく、クリープトルクは確
実に維持される。
【0061】一方、エンジン1が自動停止している状態
からブレーキペダル16を解放して、アクセルペダル1
7を踏み込んだ場合、モータジェネレータ2が駆動さ
れ、アイドル回転数を目標回転数としてモータジェネレ
ータ2の回転数制御が行われ、アクセルペダル17の踏
み込みと同時に燃料噴射が開始されると共に、モータジ
ェネレータ2の回生トルクリミッタが設定される。
【0062】この回生トルクリミッタは、エンジンの停
止時間とエンジンの起動後経過時間とを基に、停止時間
が長く、起動後経過時間が短かいときほど、過剰に発生
するエンジントルクを吸収するように、初期値が演算設
定される。停止時間が長く、起動後経過時間が短かいつ
まりブレーキペダル16を解放してすぐにアクセルペダ
ル17を踏み込んだときほど、Boostが発達してお
らず、余剰空気が大きく、過剰にエンジントルクが発生
するのであるが、その過剰なエンジントルクを吸収する
ように、初期値が演算設定される。
【0063】即ち、アクセルペダル17の踏み込みによ
り燃料噴射が開始され、エンジンが燃焼トルクを発生す
ると、アイドル回転数を目標回転数とするモータジェネ
レータ2の回転数制御によって、図10のようにモータ
ジェネレータ2が駆動側から回生側に動作を変化してト
ルクを吸収すると共に、その回生トルクリミッタによっ
て設定値(初期値)にトルクの吸収が制限される。
【0064】この場合、エンジンが燃焼トルクを発生す
る前は、モータジェネレータ2はトルクが回生トルクリ
ミッタに張り付くことなく力行駆動されるが、エンジン
が燃焼トルクを発生すると、モータジェネレータ2はト
ルクが回生トルクリミッタに張り付き(モータジェネレ
ータ2の回生トルクが回生トルクリミッタに一致する)
回生動作される。
【0065】そして、この初期値の設定後、回生トルク
リミッタは所定の傾きで0もしくは0近傍に減算、即
ち、図10のようにモータジェネレータ2によるトルク
の吸収を減少させるように制御される。
【0066】回生トルクリミッタがない場合は、モータ
ジェネレータ2がアイドル回転数維持分の燃焼トルク以
外の全てのトルクを吸収するように動作してしまうが、
その回生トルクリミッタの初期設定および減算設定によ
って過剰分のトルクのみが吸収される。
【0067】モータジェネレータ2のトルクは回生トル
クリミッタに張り付いたままとなり、したがってアイド
ル回転数を目標回転数とするモータジェネレータ2の回
転数制御のまま、エンジン回転数はアイドル回転数から
目標となる回転数にスムーズに上昇される。もちろん、
そのモータジェネレータ2の回転数制御によって、くす
ぶり、失火等でエンジントルクの発生が遅れても、エン
ストに陥ることは防止される。
【0068】そして、モータジェネレータ2のトルクが
所定値以下(0もしくは0近傍)の状態が所定時間続く
と、完爆と判定され、再始動が終了される。ただし、図
10では表していないが、完爆後、回生トルクリミッタ
は解除されると共に、モータジェネレータ2の回転数制
御からトルク制御に移行される。
【0069】このように、Boostの発達状態を基
に、過剰なエンジントルクを吸収するべく回生トルクリ
ミッタを設定するので、ブレーキペダル16を解放し
て、アクセルペダル17を踏み込んだ場合に、オーバー
シュートトルクを的確に吸収でき、車両発進時の駆動力
をスムーズに立ち上がらせることができる。
【0070】したがって、エンジンが停止されないアイ
ドル状態から発進する場合と、エンジン停止状態からエ
ンジンを始動して発進する場合とで、同等の加速力、加
速感を得ることができ、運転性を向上できる。
【0071】なお、回生トルクリミッタの初期値は、エ
ンジンの停止時間とエンジンの起動後経過時間とを基に
設定しているが、エンジンの起動後経過時間のみの関数
として与えれば、制御を簡略化できる。また、吸気管負
圧を検出する吸気圧センサを設け、その検出値を基に回
生トルクリミッタの初期値の設定を行えば、設定を一層
的確に行える。
【0072】また、回生トルクリミッタは、初期値の設
定後、所定の傾き(所定値DTTRQLMT/10ms)
で0もしくは0近傍に変化させているが、吸気管負圧に
応じて可変つまり吸気管負圧が大きいときは傾きを小さ
くし、小さくなるにしたがい傾きを大きくするように変
化させても良い。このようにすれば、エンジンの燃焼ト
ルクの発生後、過剰分のトルクを一層的確に吸収でき
る。
【0073】また、モータジェネレータ2のトルクが所
定値以下(0もしくは0近傍)の状態が所定時間、つまり
回生トルクリミッタが0もしくは0近傍となった状態が
所定時間続くと、エンジンの完爆と判定しているが、モ
ータジェネレータ2の回生トルクが回生トルクリミッタ
に張り付いた状態(エンジンが燃焼トルクを発生してい
る状態)が所定時間継続した時点、もしくは、燃焼トル
クを発生するエンジンの燃焼サイクルが所定サイクル数
に達した時点で、完爆と判定しても良い。
【0074】また、この例では、回生トルクリミッタの
設定を小さめにして、アイドルストップ後の加速力を従
来より大きめにすることも可能であり、このようにする
ことで、発進性能の向上を図ることができる。
【0075】ところで、上述のようにして、再始動時に
ブレーキペダル16が解放され、アクセルペダル17が
踏み込まれた場合に、オーバーシュートトルクを的確に
吸収し、車両発進時の駆動力をスムーズに立ち上がらせ
るためには、オーバーシュートトルク分の回収電力を十
分に吸収できるだけのバッテリ能力が無ければならな
い。鉛酸バッテリなど、バッテリの種類によっては大き
なオーバーシュートトルクの吸収に適さず、発熱を起こ
して劣化が進んでしまう場合がある。このような場合に
は何らかの方法により吸収すべきオーバーシュートトル
クの発生を抑えてやる必要がある。
【0076】これに対して、図7について説明したよう
に、エンジンの起動後、ある程度の時間遅れてアクセル
ペダルが踏み込まれたときは、余剰空気はほとんどな
く、吸収すべきトルクは極めて小さくなる。本発明はこ
のような点に着目して、アクセルペダルの踏み込み操作
に対して、実際のスロットル開度が遅れて変化するよう
に構成している。以下、このような制御を行うための制
御内容につき、図11に示した流れ図に沿って説明す
る。
【0077】この制御は、基本的にはアクセルペダル1
7の操作量(アクセル開度とも言う。)に応じてスロッ
トルバルブ27(図2参照)の開度を制御するものであ
り、図3に示したエンジン自動停止・再始動の制御と並
行して周期的に実行される。この制御の当初にはまずエ
ンジンの完爆判定を行う(ステップ301)。完爆判定
が成立つまり完爆していればそれ以後はスロットル開度
の遅延制御は行わず、遅延開始フラグDLYSETを0
にクリヤし、アクセルセンサ15から読み込んだアクセ
ル開度に応じて設定した目標スロットル開度TVOと一
致するようにエンジンのスロットル開度を遅滞なく制御
する(ステップ302〜304)。
【0078】ステップ301において完爆判定が成立し
ていない再始動条件のときには、次にアイドルスイッチ
(図示せず)の状態を検知する。アイドルスイッチは、
アクセルペダル17が踏み込まれていないときにオン、
踏み込まれたときにオフとなるアイドル検出用のスイッ
チである。これがオンのときはアイドル状態でありスロ
ットル開度を遅延制御する必要がないので上述したステ
ップ303以下の処理により通常のスロットル開度制御
を行う。
【0079】これに対して、アイドルスイッチがオフつ
まりアクセルペダル17が踏み込まれているときには、
アクセルセンサ15からの開度読み込み結果とこれに基
づく目標スロットル開度TVOの設定を行い、ついで遅
延開始フラグDLYSETの状態を判定する(ステップ
306〜308)。この流れの当初にはDLYSET=
0となっているので、次のステップ309の処理により
スロットル開度制御のディレイ時間Tを設定すると共に
DLYSETを1にセットする。一度DLYSET=1
にセットされると次回の処理からはディレイ時間Tの設
定は迂回する。つまり、この場合アクセルペダル17が
踏み込まれた当初にのみその量を検出し、ディレイ時間
Tの設定を行う。
【0080】ディレイ時間Tは、例えば図12に示した
ようにアクセル開度が小であるほど、または上述したリ
ミッタトルクの初期値が大であるほど長くなるようにマ
ップ検索等により設定し、これにより実際の吸入空気量
変化によりよく対応した適切なディレイ時間を設定する
ようにしている。そして、以後のステップ310〜31
2の処理により、前述のようにして設定したディレイ時
間だけ遅れてスロットル開度が変化するように目標スロ
ットル開度TVOの指令を遅らせる。
【0081】なお、この場合上述したようにアクセルペ
ダル17が踏み込まれた当初のアクセル開度によってデ
ィレイ時間Tを設定しているが、アクセル開度の時々刻
々の変化量に応じてディレイ時間Tを可変設定するよう
に構成してもよい。
【0082】図13にこのような遅延制御時のトルク吸
収量の変化を示す。図10との比較から明らかなよう
に、エンジン再始動時にアクセルペダルが踏み込まれた
ときのトルク吸収量を遅延制御を行わないときよりも十
分に抑制することができる。これによりトルク吸収のた
めのバッテリの負担を相応に軽減できるため、その発熱
等に原因する劣化を回避して耐久性を改善できるととも
に、アイドルストップ条件では確実にエンジンを自動停
止させて燃費向上効果を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成図。
【図2】エンジンの制御系統の実施形態の構成図。
【図3】上記実施形態の基本的な制御内容を示す流れ
図。
【図4】上記実施形態の基本的な制御内容を示す流れ
図。
【図5】回生トルクリミッタの初期値の特性図。
【図6】回生トルクリミッタのマップ図。
【図7】アクセル踏み込み時点からの余剰空気と吸収す
べきトルク要求値の特性図。
【図8】回生トルクリミッタのタイミングチャート。
【図9】エンジン再始動時(アクセルオフ)のタイミング
チャート。
【図10】エンジン再始動時(アクセルオン・遅延制御
なし)のタイミングチャート。
【図11】上記実施形態の遅延制御の制御内容を示す流
れ図。
【図12】遅延時間(ディレイ時間)のマップ図。
【図13】エンジン再始動時(アクセルオン・遅延制御
あり)のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータジェネレータ 3 無段自動変速機 4 トルクコンバータ 7 ドライブシャフト 8 タイヤ 9 回転数センサ(回転数検出手段) 10 始動制御コントロールユニット(遅延手段の機能
を含む) 11 ブレーキセンサ 12 電力コントロールユニット 13 バッテリ 15 アクセルセンサ(アクセル操作量を検出する手
段) 20 エンジンコントロールユニット 21 水温センサ 22 セレクト位置センサ 23 車速センサ 24 エアフローメータ 25 燃料インジェクタ 26 点火プラグ 27 電制スロットルバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02N 11/08 B60K 9/00 C Fターム(参考) 3G093 AA06 AA07 AA16 BA21 BA22 CA02 DA01 DA03 DA05 DA06 DA07 DB01 DB05 DB11 DB15 EA02 FA11 FB04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにモータジェネレータを連結
    し、前記モータジェネレータと車輪駆動軸との間にトル
    クコンバータもしくは発進クラッチ付きの自動変速機を
    介装し、車両停止時にエンジンを自動停止すると共に、
    発進する際にエンジン回転力もしくはエンジン軸出力を
    車輪駆動軸に伝える状態でモータジェネレータによって
    エンジンを再始動可能であり、エンジン軸出力や車両制
    動時の慣性力を受けてモータジェネレータが回生発電を
    可能となっている車両用エンジンにおいて、 エンジンまたはモータジェネレータの回転数を検出する
    回転数検出手段と、 アクセルペダルの操作量を検出する手段と、 エンジンの再始動時にアイドル回転数を目標回転数とし
    てモータジェネレータの回転数制御を行うモータジェネ
    レータ回転数制御手段と、 エンジンの再始動時にアクセルをオンした際には、モー
    タジェネレータの回転数制御における目標回転数をアイ
    ドル回転数もしくはアイドル回転数近傍にしたまま、モ
    ータジェネレータの回生トルクを制限する回生トルクリ
    ミッタを設定する回生トルクリミッタ設定手段と、 アクセルペダル操作量に応じてエンジン出力を制御する
    出力制御装置の作動を、エンジンの再始動時にはアクセ
    ルのオン操作に対して遅れて作動させる遅延手段とを備
    えることを特徴とするエンジンの自動停止再始動装置。
  2. 【請求項2】 遅延手段は、アクセル開度が小であるほ
    ど遅れ期間を長くする特性に設定されている請求項1に
    記載のエンジンの自動停止再始動装置。
  3. 【請求項3】 遅延手段は、回生トルクリミッタ設定手
    段により設定されたリミッタトルク初期値が大であるほ
    ど遅れ期間を長くする特性に設定されている請求項1ま
    たは請求項2の何れかに記載のエンジンの自動停止再始
    動装置。
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