JP2001059436A - エンジンの自動始動停止制御装置 - Google Patents

エンジンの自動始動停止制御装置

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JP2001059436A
JP2001059436A JP11232159A JP23215999A JP2001059436A JP 2001059436 A JP2001059436 A JP 2001059436A JP 11232159 A JP11232159 A JP 11232159A JP 23215999 A JP23215999 A JP 23215999A JP 2001059436 A JP2001059436 A JP 2001059436A
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JP
Japan
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engine
negative pressure
brake pedal
pedal position
brake
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11232159A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hashiguchi
雅幸 橋口
Akira Maeda
朗 前田
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Regulating Braking Force (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でブレーキ倍力装置の負圧維持を
可能としたエンジンの自動始動停止制御装置を提供す
る。 【解決手段】 エンジンの自動始動停止制御装置は、エ
ンジンコントローラ1及びブレーキペダル位置保持機構
2を備える。エンジンコントローラ1は、各種の信号を
入力し、これらの信号が所定の条件を満たしたときにエ
ンジンに対して自動停止あるいは再始動のための制御信
号を出力する。ブレーキペダル位置保持機構2は、エン
ジン負圧を利用してブレーキの倍力機能をなす負圧ブー
スタ3の踏み込み状態を保持するものであり、エンジン
コントローラ1からエンジンに出力される制御信号に応
じて作動し、ブレーキペダル位置を保持し又はそれを解
除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にブレーキ倍力
装置の倍力機能の維持を可能としたエンジンの自動始動
停止制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの自動始動停止制御装置は、車
両の運転状態に応じてエンジンを自動的に停止又は再始
動させるものである。例えば、自動始動停止制御装置を
搭載した車両が市街地走行中に赤信号で停車しアイドル
状態にある場合、車両のエンジンは所定の条件下で自動
始動停止制御装置からの指令により自動的に停止され
る。そして信号が青信号に変わったときは、例えば、運
転者がクラッチペダルあるいはアクセルペダルを踏み込
むことによりエンジンが再始動され、車両は再び走行す
ることとなる。このようにエンジンの自動始動停止制御
装置は、車両停車中に行われるアイドル運転の期間を短
縮することにより、環境保護の観点から排ガスの低減と
燃料消費の抑制を図ろうとするものである。
【0003】一方、車両のブレーキに用いられるブレー
キ倍力装置は、ドライバーのブレーキペダルの踏力を倍
加することにより、軽い踏力でブレーキを効くようにし
たものである。この装置では、エンジンの吸気管内負圧
が負圧ブースタに導かれるように構成される。内燃式の
エンジンでは、吸気工程にポンプの作用をまかなわせる
ことができるので、簡単にブレーキ倍力装置のための負
圧を発生することができる。この負圧と大気の圧力差に
よりブレーキペダルの踏力が軽減される。この負圧ブー
スタの負圧源の構成については、例えば特開昭62−2
14245号公報に記載されている。
【0004】ところで、通常、この負圧は、エンジン外
に設けた負圧タンクに蓄えるようにしている。これによ
り倍力装置は、ドライバーがブレーキ操作を数回程度連
続して行っても、倍力を続けて発生することができる。
ところが、エンジンの自動始動停止制御装置を搭載した
車両では、エンジンが停止するとエンジンの吸気管内の
負圧が途絶えてしまうため、ポンピングブレーキのよう
に倍力のエネルギーを頻繁に使う操作が行われると、負
圧ブースタ内の負圧が低下し倍力が次第に効かなくな
る。そこで、例えば実開昭59−91443号公報記載
の装置では、ブースタ内の負圧が所定以下であることを
検知したときは、バキュームポンプより負圧を供給する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、エンジン吸入負圧の経路とは別個に、バキュ
ームポンプより負圧を供給する経路を設ける必要がある
ので、ブレーキ装置及びその周辺の構造が複雑化すると
いう問題がある。また、このような構造の複雑化に伴っ
て装置重量が増大し、しかもコスト高になるという問題
が生じてくる。
【0006】従って本発明の目的は、簡単な構成でブレ
ーキ倍力装置の負圧維持を可能としたエンジンの自動始
動停止制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、車両の運転
状態に応じてエンジンを自動的に停止または再始動させ
るエンジンの自動始動停止制御装置において、前記エン
ジンからの負圧を利用してブレーキの倍力機能をなす負
圧ブースタの踏み込み状態を保持するブレーキペダル位
置保持機構を備え、所定の条件を満たしたときに行われ
る前記エンジンの自動停止または再始動の制御と前記ブ
レーキペダル位置保持機構の作動とを連動して行うよう
にすることにより、達成される。
【0008】ここで、ブレーキペダル位置保持機構は、
エンジンの自動停止に応じてブレーキペダル位置を保持
するように作動し、またエンジンの再始動に応じてブレ
ーキペダル位置の保持を解除するように作動する。この
ように本発明では、エンジン停止状態における制動力が
保持されるとともにブレーキ倍力装置におけるエンジン
負圧の使用が禁止されるので、負圧ブースタ内の負圧は
低下せず、倍力が効かなくなることはない。しかも、ブ
レーキペダル位置保持機構を追加するという簡単な構成
でブレーキ倍力装置の負圧維持を可能とすることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るエンジンの
自動始動停止制御装置の一実施例を示す図である。図の
ように、エンジンコントローラ1は、ストップランプス
イッチ(SW)及びアクセルペダルSWからの信号、並
びにその他の信号を入力し、これらの信号が所定の条件
を満たしたときにエンジンに対して自動停止あるいは再
始動のための制御信号を出力する。ここで、エンジンの
自動停止又は再始動の一般的な制御については、例えば
特開昭58−18556号公報に開示された技術を用い
ることができる。
【0010】ブレーキペダル位置保持機構2は、エンジ
ンからの負圧を利用して、ブレーキの倍力機能をなす負
圧ブースタ3の踏み込み状態を保持するものであり、エ
ンジンコントローラ1からエンジンに出力される制御信
号に応じて作動するように構成される。ブレーキペダル
位置保持機構2は、具体的には、例えば実開昭60−1
3854号公報に記載されているように構成することが
できるが、これに限定されない。
【0011】負圧ブースタ3は車体に固定されており、
エンジンの吸気ポートに接続されたチェック弁4を介し
てエンジン負圧を導入する。負圧ブースタ3の内部は負
圧室と制御気圧室とに分けられており、負圧室には上述
したエンジン負圧が導入される。一方、制御気圧室は大
気または負圧室に連通されるか遮断される(通常は負圧
室に連通)。そして、ブレーキペダル5が踏み込まれる
と、ストップランプSW6がオンとなるとともに制御気
圧室は大気に連通されマスタシリンダ7が作動して油圧
を出力し、図示しない車輪ブレーキを作動させることに
なる。次に、動作を説明する。
【0012】図2は、本発明に係るエンジンの自動始動
停止制御装置の動作の一例を示すフローチャートであ
る。始めに、エンジン運転中、ストップランプSWがオ
ンかどうかを判断する(ステップ21)。ストップラン
プSWがオンでないときは、ステップ21を繰り返す。
また、ストップランプSWがオンのときは、車速がゼロ
かどうかを判断する(ステップ22)。車速がゼロでな
いときは、ステップ21に戻る。これに対して、車速が
ゼロのときは、アクセルペダルSWがオフかどうかを判
断する(ステップ23)。アクセルペダルSWがオフで
ないときは、ステップ21に戻る。
【0013】そして、アクセルペダルSWがオフのとき
は、ブレーキペダル位置保持機構2がブレーキペダル位
置を保持するように作動する(ステップ24)。これと
同時に又は相前後して、エンジンは所定の条件を満足す
ることによって自動停止する。このように、エンジンの
停止とブレーキペダル位置の保持作動が連動しているた
め、エンジンの停止後は制動力が保持されるとともにド
ライバによるブレーキペダルの操作ができなくなる。こ
れによりエンジン負圧は消費されないので、制動倍力作
用が失われることはない。
【0014】一方、ブレーキペダル位置の保持の解除は
次のようにしてなされる。すなわち、エンジンの停止状
態において、アクセルペダルSWがオンとされたかどう
かが判断される(ステップ25)。アクセルペダルSW
がオンでないときは、ステップ25を繰り返す。一方、
ドライバがアクセルペダルを踏み込むことによりアクセ
ルペダルSWがオンとされたときは、ブレーキペダル位
置保持機構2がブレーキペダル位置の保持を解除するよ
うに作動する(ステップ26)。これと同時に又は相前
後して、エンジンは所定の条件を満足することによって
再始動され、運転状態となる。
【0015】このように本発明では、ブレーキペダル位
置保持機構を備えることにより、エンジン停止状態での
制動力を保持するとともにブレーキ倍力装置の負圧の使
用を禁止しているので、倍力のエネルギーを頻繁に使う
ようなブレーキ操作が不能となり、エンジン負圧は消費
されない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成でブレーキ
倍力装置の負圧維持を可能としたエンジンの自動始動停
止制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの自動始動停止制御装置
の一実施例を示す図である。
【図2】本発明に係るエンジンの自動始動停止制御装置
の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジンコントローラ 2 ブレーキペダル位置保持機構 3 負圧ブースタ 4 チェック弁 5 ブレーキペダル 6 ストップランプSW 7 マスタシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D041 AA00 AB01 AC27 AD10 AD41 AE02 AE41 3D046 BB02 CC02 EE01 GG02 HH17 LL10 LL22 3G093 BA21 BA22 CA01 CB01 DA06 DB06 DB15 EB04 EC01 EC05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転状態に応じてエンジンを自動
    的に停止または再始動させるエンジンの自動始動停止制
    御装置において、前記エンジンからの負圧を利用してブ
    レーキの倍力機能をなす負圧ブースタの踏み込み状態を
    保持するブレーキペダル位置保持機構を備え、所定の条
    件を満たしたときに行われる前記エンジンの自動停止ま
    たは再始動の制御と前記ブレーキペダル位置保持機構の
    作動とを連動して行うようにしたことを特徴とするエン
    ジンの自動始動停止制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキペダル位置保持機構が、前
    記エンジンの自動停止に応じてブレーキペダル位置を保
    持するように作動することを特徴とする請求項1記載の
    エンジンの自動始動停止制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキペダル位置保持機構が、前
    記エンジンの再始動に応じてブレーキペダル位置の保持
    を解除するように作動することを特徴とする請求項1又
    は2記載のエンジンの自動始動停止制御装置。
JP11232159A 1999-08-19 1999-08-19 エンジンの自動始動停止制御装置 Withdrawn JP2001059436A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103244290A (zh) * 2012-02-02 2013-08-14 株式会社电装 发动机控制设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103244290A (zh) * 2012-02-02 2013-08-14 株式会社电装 发动机控制设备
CN103244290B (zh) * 2012-02-02 2016-01-06 株式会社电装 发动机控制设备

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