JP2001059372A - 折れ戸等の制止装置 - Google Patents

折れ戸等の制止装置

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JP2001059372A
JP2001059372A JP2000228038A JP2000228038A JP2001059372A JP 2001059372 A JP2001059372 A JP 2001059372A JP 2000228038 A JP2000228038 A JP 2000228038A JP 2000228038 A JP2000228038 A JP 2000228038A JP 2001059372 A JP2001059372 A JP 2001059372A
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door
locking
locking body
opening
closed
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JP2000228038A
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Inventor
Keiichiro Matsuda
桂一郎 松田
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Olis Group
Original Assignee
Olis Group
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開き戸や折れ戸等の戸本体を閉じ位置で位置
決めする制止装置であって、固定の突起状戸当たりが不
要で、戸本体側から常時突出する部材等も存在しない制
止装置を提供すること。 【解決手段】 戸本体4の上端部に取り付けられた係止
手段11は、上下出退移動自在な係止体14と、当該係
止体14の上端に取り付けられたマグネット15と、当
該マグネット15を含む係止体14全体の重量と平衡す
るよりも若干小さい押し上げ力で係止体14を上昇方向
に付勢するスプリング16とから成るもので、前記係止
体14は下降退入位置に保持されており、開閉対象開口
部2の上側で戸本体4を閉じたときに前記係止手段11
が対向する位置に取り付けられた被係止具12は、前記
マグネット15との間の磁気吸着力で前記係止体14を
引き上げる磁性板から構成されたもので、引き上げられ
た係止体14の先端が嵌入する凹入段部20を備えた構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蝶番で開閉自在に
枢着された開き戸や折れ戸等の、開閉対象開口部に対し
内外方向に移動する戸本体を、当該開閉対象開口部を閉
じた位置で位置決めする制止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のように開き戸や折れ戸等の戸本体
を閉じ位置で位置決めする制止装置であって、戸本体の
上端部に作用するものとしては、戸本体の上端部に当接
する戸当たりを前記開閉対象開口部の天井側内側に下向
きに突設するのが一般的であるが、このような突起状の
戸当たりを使用する構成では、開閉対象開口部を狭める
ことになったり、物品の出し入れの邪魔になったりする
欠点がある。
【0003】又、2枚の戸本体を蝶番で折り畳み自在に
連結した折れ戸の場合、その両端の位置が、開閉対象開
口部の側枠に連結する蝶番やガイドレールに係合するロ
ーラーユニットによって決まっているので、折れ戸が展
開した閉じ状態における折れ戸中間折曲部の位置を特に
決めなくとも良いように思われるが、当該閉じ状態の折
れ戸の中間折曲部に外側から人がもたれたり、手をつい
たりしたとき、当該折れ戸の中間折曲部が内側に撓ん
で、見た目も不安定で好ましくないばかりでなく、両戸
本体を連結する蝶番等に無理がかかり、壊れてしまう恐
れもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る折れ戸等の制止装置を提供する
ことを目的とするものであって、その手段を後述する実
施形態の参照符号を付して示すと、開閉対象開口部2に
対し内外方向に移動する戸本体4の上端部に取り付けら
れた係止手段11と、開閉対象開口部2の上側で戸本体
4を閉じたときに前記係止手段11が対向する位置に取
り付けられた被係止具12とから成り、係止手段11
は、上下出退移動自在な係止体14と、当該係止体14
の上端に取り付けられたマグネット15と、当該マグネ
ット15を含む係止体14全体の重量と平衡するよりも
若干小さい押し上げ力で係止体14を上昇方向に付勢す
るスプリング16とから成るもので、前記係止体14は
下降退入位置に保持されており、被係止具12は、前記
マグネット15との間の磁気吸着力で前記係止体14を
引き上げる磁性板から構成されたもので、引き上げられ
た係止体14の先端が嵌入して戸本体4が閉じ位置を越
えて内側へ移動するのを阻止するが戸本体4が外側へ移
動するときは前記係止体14を下降方向へ押し出す凹入
段部20を備えた構成となっている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1において、1は開閉対
象開口部2を開閉する折れ戸であって、2枚の戸本体
3,4を折り畳み自在に蝶番5により連結したもので、
その一端(戸本体3の外端)は蝶番6により前記開口部
2の側枠7に枢着され、他端(戸本体4の外端)には、
前記開口部2に沿って当該開口部2の内側に敷設された
ガイドレール8に係合するローラーユニット9が蝶番1
0により枢着されている。前記ガイドレール8は、従来
の各種折れ戸装置において周知のように、前記開口部2
の下側床板面又は上側天板面もしくはその両者(図15
参照)、あるいは中間棚板の前縁下側に敷設される。
【0006】本発明の制止装置は、係止手段11と被係
止具12とから構成されている。係止手段11は、折れ
戸1の中間折曲部に隣接する位置で戸本体4(又は戸本
体3)の上端部内側に、図2及び図3に示すように埋め
込み状に取り付けられ、被係止具12は、折れ戸1を図
1に実線で示すように展開して開口部2を閉じた状態に
したときに、図2Bに示すように前記係止手段11の真
上に対向するように、開口部2の上側天板面13に埋め
込み状に取り付けられている。
【0007】図2、図3、及び図5に示すように、係止
手段11は、係止体14、マグネット15、及びスプリ
ング16を有する。係止体14は、戸本体4に埋め込ま
れて木ねじ17により固着されるケーシング18内に、
その上端係止部14aが戸本体4の上端面より下方に突
出する上昇突出位置(図2B及び図3参照)と上端係止
部14aが戸本体4の上端面より突出しない下降退入位
置(図2A参照)との間で昇降自在に内装され、裏側に
凹入溝部14bを有する。係止体14の上端係止部14
aは、縦断側面形状が鋸刃状で、その垂直面部分が戸本
体4の閉じ方向に面するように構成されている。
【0008】マグネット15は、係止体14の上端係止
部14a内に、その斜面と面一に埋設されている。スプ
リング16は、前記ケーシング18の裏板18aから突
設されて前記係止体14の凹入溝部14b内に遊嵌する
突出片19と前記凹入溝部14bの上端との間に介装さ
れて前記係止体14を上向きに付勢するものであるが、
その押し上げ力は、マグネット15を含む係止体14の
全重量と平衡するよりも若干小さい。従って係止体14
は、図2Aに示すように下降退入位置に保持されてい
る。
【0009】被係止具12は、図2B〜図4に示すよう
に、係止体14の上端係止部14aが嵌合する凹入段部
20と、その手前の天板面13上に重なる偏平板状の操
作部21とから成るもので、全体が前記マグネット15
が吸着する磁性板から構成され、凹入段部20が天板面
13に形成した凹部22に嵌合する状態で、図4に示す
ように木ねじ23により天板面13に固着されている。
前記凹入段部20は、係止体14の上端係止部14aの
断面形状と略合致する断面形状に形成され、係止体14
の上端係止部14aが嵌合した状態においては、当該上
端係止部14aの垂直面部に対面する垂直部20aによ
り、戸本体4が閉じ位置を越えて内側へ移動するのを阻
止し、戸本体4が外側へ移動するときは、前記上端係止
部14aを斜面部20bにより押し下げるものである。
【0010】以上のように構成された制止装置によれ
ば、図1に仮想線で示す折り畳み開き状態にある折れ戸
1の戸本体4の遊端部(ローラーユニット9が連結され
ている端部)をガイドレール8に沿って閉じ方向に移動
させることにより、折れ戸1は図1に実線で示すように
開閉対象開口部2を閉じる展開閉じ姿勢になる。この最
終段階において、図2Aに示すように当該折れ戸1の戸
本体4の上端部に取り付けられている係止手段11が天
板面13側の被係止具12に接近移動することになり、
下降退入位置にある係止体14の上端係止部14aが被
係止具12の操作部21の真下に対面したとき、磁性板
から構成されている被係止具12の当該操作部21と前
記上端係止部14aに埋設されているマグネット15と
の間の磁気吸着力により係止体14が引き上げられて上
昇し、上端係止部14aの先端と操作部21とが当接し
た状態で戸本体4が開口部2の内側に向かって移動する
ことになる。
【0011】しかして、折れ戸1が展開閉じ姿勢となっ
て、戸本体4が閉じ位置に達したとき、図2B及び図3
に示すように、係止体14の上端係止部14aは前記磁
気吸着力により被係止具12の凹入段部20内に引き込
まれ、両者が嵌合する。係る状態では、戸本体4が前記
閉じ位置を越えて開口部2の内側へさらに入り込むこと
は、係止体14の上端係止部14aにおける垂直面部と
凹入段部20における垂直部20aとによって完全に阻
止される。
【0012】図1に実線で示す展開閉じ姿勢にある折れ
戸1を仮想線で示す折り畳み開き姿勢にする場合、折れ
戸1の両戸本体3,4が隣接する折曲連結部又はこれに
近い箇所を外側に引き出すように操作するのであるが、
このとき、図2Bに示すように被係止具12の凹入段部
20内に嵌合していた係止手段11の係止体14は、そ
の上端係止部14aの斜面と凹入段部20における斜面
部20bとの摺接により押し下げられ、戸本体4の外側
への移動に伴って凹入段部20内から操作部21上へ抜
け出す。そして係止体14の上端係止部14aが被係止
具12の操作部21から外側へ離れたとき、係止体14
は重力で下降し、図2Aに示すようにケーシング18内
に退入することになる。
【0013】尚、本発明の制止装置は、上記実施形態に
示した折れ戸にではなく、基部を蝶番で枢着された1枚
の戸本体から成る開き戸にも適用実施し得ることは勿論
である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の折れ戸等の制止装
置によれば、開閉対象開口部に対し内外方向に移動する
戸本体を閉じ位置まで閉じたとき、当該戸本体側の係止
手段の係止体が前記開閉対象開口部の上側に取り付けら
れた被係止具との間の磁気吸着力により引き上げられ、
下降退入位置より上昇して前記被係止具の凹入段部に自
動的に嵌合し、前記戸本体が閉じ位置を越えて内側へ移
動するのを阻止するので、当該戸本体を内側へ押圧する
ような外力が作用しても、当該戸本体を内側に撓ませる
ことなく確実に閉じ位置に保持することが出来る。
【0015】しかも、開閉対象開口部の上側に取り付け
られる被係止具には、当該開口部側へ突出する突起物を
設ける必要はなく、凹入段部を設ければ良いので、開閉
対象開口部の上側を実質的にフラットに構成することが
出来るし、当該開口部の周辺に戸本体を受け止める張出
部を設ける必要もなくなる。従って、前記戸本体が開閉
される開口部の大きさを最大限に確保することが出来、
出し入れされる物品が戸当たりに引っ掛かるような不都
合もなくなり、見栄えも良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 折れ戸装置全体を説明する概略平面図であ
る。
【図2】 A図は戸本体が閉じ位置に到達する直前の状
態での制止装置を示す縦断側面図であり、B図は戸本体
が閉じ位置に達したときの制止装置を示す縦断側面図で
ある。
【図3】 図2Bの一部縦断背面図である。
【図4】 被係止具の底面図である。
【図5】 係止手段の拡大横断平面図である。
【符号の説明】
1 折れ戸 2 開閉対象開口部 3 戸本体 4 戸本体 11 係止手段 12 被係止具 13 天板面 14 係止体 14a 上端係止部 15 マグネット 16 スプリング 20 被係止具の凹入段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉対象開口部に対し内外方向に移動する
    戸本体の上端部に取り付けられた係止手段と、開閉対象
    開口部の上側で戸本体を閉じたときに前記係止手段が対
    向する位置に取り付けられた被係止具とから成り、 係止手段は、上下出退移動自在な係止体と、当該係止体
    の上端に取り付けられたマグネットと、当該マグネット
    を含む係止体全体の重量と平衡するよりも若干小さい押
    し上げ力で係止体を上昇方向に付勢するスプリングとか
    ら成るもので、前記係止体は下降退入位置に保持されて
    おり、 被係止具は、前記マグネットとの間の磁気吸着力で前記
    係止体を引き上げる磁性板から構成されたもので、引き
    上げられた係止体の先端が嵌入して戸本体が閉じ位置を
    越えて内側へ移動するのを阻止するが戸本体が外側へ移
    動するときは前記係止体を下降方向へ押し出す凹入段部
    を備えている折れ戸等の制止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1584782A2 (de) 2004-04-07 2005-10-12 Gollnast System-Anlagen GmbH Verfahren, Verriegelungssystem sowie Verriegelungsvorrichtung zur automatischen Verriegelung von Rolläden
JP2013167102A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018174999A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 飛騨産業株式会社 家具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018174999A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 飛騨産業株式会社 家具
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Effective date: 20020619