JP2001059336A - スリップフォーム装置 - Google Patents

スリップフォーム装置

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JP2001059336A JP11237351A JP23735199A JP2001059336A JP 2001059336 A JP2001059336 A JP 2001059336A JP 11237351 A JP11237351 A JP 11237351A JP 23735199 A JP23735199 A JP 23735199A JP 2001059336 A JP2001059336 A JP 2001059336A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】クライミングジャッキの駆動力を利用して作業
始め時にスライディング型枠の剥離を行えるスリップフ
ォーム装置の提供。 【解決手段】スライディング型枠11の背面又はヨーク
10の型枠背面対向部に突設したブラケット18に、ガ
イド用長孔19を備えるとともに、他方側に前記長孔1
9内に摺動自在に嵌合したガイド軸17を固定し、スラ
イディング型枠11とヨーク10の型枠背面対向部間
に、一対のリンク31a,31bの端部をリンク間枢着
軸にて互いに枢着したトグルリンク30を、上下方向に
回動自在に枢支させ、このトグルリンク30のリンク間
枢着軸中心をトグルリンクの両端枢支軸中心間を結ぶ直
線aを境にして両側に往復動作させるリンク回動手段を
備え、リンク間枢着軸位置が中心間直線aを境にして何
れか片側の位置で動作が規制されるストッパー35を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙突やケーソン等
のコンクリート構造物の構築をスリップフォーム工法で
行う際に用いるスリップフォーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、煙突等の塔状建物をコンクリート
により構築するスリップフォーム工法は、図5に示すよ
うに、型枠間のコンクリート成形部の両側及び上部にま
たがったヨーク1の両垂下部1a,1aの対向面にスラ
イディング型枠2,2を固定し、両垂下部1a,1aの
上端を一体に連結する連結部1bに設けたクライミング
ジャッキ3と、コンクリート成形部に立設したクライミ
ングロッド4とからなるクライミング機構5によってヨ
ーク1とともにスライディング型枠2,2を上昇させつ
つ、コンクリートの打設作業を連続して行うようにして
いる。
【0003】尚、図中6はヨーク1に吊り下げたガイド
パイプである、このガイドパイプ6内にクライミングロ
ッド4が挿通されている。
【0004】このような従来のスリップフォーム工法は
24時間連続施工が基本であるが、日本国内では現場周
辺の住民に配慮して昼間のみしか施工できないことが多
い。
【0005】この場合、夜間はスリップフォームの上昇
をとめるため、打設したばかりの躯体コンクリートとス
ライディング型枠が付着し、翌朝施工を再開する際、そ
のままでは装置の上昇が不可能になる。
【0006】このため、一つの対策として、打設したコ
ンクリートが硬化するまでの夜間の数時間、縁切り運転
と称する小刻みな上下動を繰り返す作業を行うことがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この作
業は、深夜においても作業者を現場に拘束するするとと
もに、夜間作業の禁止された状況ではこの作用を行うこ
とにも問題がある。
【0008】本発明の目的は、スライディング型枠を剥
離させるための新たな駆動装置を必要とせず、クライミ
ングジャッキの駆動力を利用して作業始め時にスライデ
ィン型枠の剥離を行えるスリップフォーム装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明のスリップ
フォーム装置の特徴は、互いに対向するスライディング
型枠と、該両スライディング型枠の背面を支持するヨー
クと、該ヨークを上下移動させるクライミング機構とを
備えてなるスリップフォーム装置において、前記スライ
ディング型枠の背面と前記ヨークの型枠背面対向部との
何れか一方側に突設したブラケットに、前記ヨーク側を
低く傾斜させたガイド用長孔を備えるとともに、他方側
に前記長孔内に摺動自在に嵌合したガイド軸を固定し、
かつ前記スライディング型枠とヨークの型枠背面対向部
間に、一対のリンクの端部をリンク間枢着軸にて互いに
枢着したトグルリンクを、ヨーク側を下向きにしてその
両端を前記型枠とヨークに上下方向に回動自在に枢支さ
せ、該トグルリンクのリンク間枢着軸中心を該トグルリ
ンクの両端枢支軸中心間を結ぶ直線を境にして両側に往
復動作させるリンク回動手段を備えるとともに、前記リ
ンク間枢着軸位置が前記中心間直線を境にして何れか片
側の位置で動作が規制されるストッパーを備え、前記ト
グルリンクが前記ストッパーによる動作規制位置にある
時、前記スライディング型枠が所定の成形位置にあるよ
うにしたことにある。
【0010】尚、スライディング型枠の背面の上下部分
にそれぞれガイド用長孔とこれに勘合したガイド軸とを
備え、その上下のガイド用長孔の傾斜角度を違えるこ
と、スライディング型枠の背面とヨークとの間に、該型
枠の荷重の一部を支える押し上げスプリングを介在させ
ること、及びリンク回動手段がトグルリンクを構成する
一方のリンクと一体化させた手動のハンドルであること
が好ましい。
【0011】また、各スライディング型枠の背面の上下
にそれぞれ水平方向に向けた腹起しを備え、その各腹起
しにブラケットを突設し、該ブラケットにガイド用長孔
を備えることが好ましく、また、ヨークは、コンクリー
ト成形部の両側に垂下される一対の垂下部と、両垂下部
の上端側を互いに連結する連結部とからなり、前記連結
部にクライミング機構を支持させ、両垂下部の対向面側
にそれぞれスライディング型枠を各リンクをもって支持
させるとともに、及び両垂下部の下端部には、先に成形
されたコンクリート躯体表面に接する水平荷重受け部材
を備えることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
【0013】図1〜図4は、断面が正方形の筒状をした
コンクリート構造物を構築するためのスリップフォーム
装置を示しており、図において、10はヨーク、11,
11は互いに対向配置に設置され、その間がコンクリー
ト打設部となっている内外のスライディング型枠であ
る。
【0014】ヨーク10は、図1に示すように、方形の
筒型に組み立てられた内外の型枠11,11を方形状の
各辺部において1若しくは複数使用し、両型枠を支持し
ている。この各ヨーク10は、H型鋼を組み合わせて成
形されており、両型枠11,11の上方に、これと直交
する方向に向けた連結部10aと両連結部10aから両
型枠11,11の背面対向部に垂下させた一対の垂下部
10b,10bとから構成されている。
【0015】ヨーク10の連結部10aにはクライミン
グジャッキ12が設置されている。このクライミングジ
ャッキ12は、コンクリート打設部を通して垂直に立設
したクライミングロッド13を保持し、これに反力を取
って上下に移動できるようになっており、このクライミ
ングジャッキ12とクライミングロッド13とでクライ
ミング機構を構成している。尚、このクライミングジャ
ッキ12は図には示してないが、一例として中心のクラ
イミングロッド13を挿通するセンターホールを有する
チャックを有し、上下のチャックによる挾持を交互に行
いつつジャッキの伸縮をを繰り返すことにより、上昇が
なされるものを使用している。また、下降の動作は上下
のチャックの挾持機能を一時的に解除することにより可
能である。
【0016】ヨーク10の両垂下部10b,10bの下
端は、先に打設成形されたコンクリート壁Aの表面側に
向けて湾曲され、その先端にコンクリート躯体Aの表面
に転接するローラ14からなる水平荷重受け部材が取り
付けられている。ヨーク10の両垂下部10b,10b
の中間高さ位置に、内外のスライディング型枠11,1
1が、後述するガイド用長孔及びガイド軸を介して支持
されている。各スライディング型枠11,11には背面
の上下にH型鋼による腹起し15a,15bが水平配置
に固定されており、それぞれの腹起しの背面に図3に示
すように、ブラケット16,16が突設され、該ブラケ
ットにそれぞれガイド軸17,17が水平に突設されて
いる。
【0017】一方ヨークの垂下部10bからは前記ブラ
ケット16,16と水平方向に重なる配置にそれぞれブ
ラケット18,18が突設され、該ブラケットにそれぞ
れ上下のガイド用長孔19a,19bが開口され、該長
孔に前記ガイド軸17,17が摺動自在に勘合されてい
る。この両長孔19a,19bは、ヨーク側を下側に向
けて傾斜されており、上側の長孔19aの傾斜角度を下
側の傾斜角度より急傾斜にしている。そして、両ガイド
軸17,17が各長孔の最上部近くに位置した状態の
時、型枠11が所定のコンクリート躯体成形位置になる
ようになっている。
【0018】上下の腹起し15a,15bの下側にはそ
れぞれブラケット20a,20bが突設され、その上側
の腹起し15aの下側のブラケット20bと型枠背面に
突設したブラケット21aとの間に型枠11の荷重のほ
とんどを受ける押し上げスプリング22が介在されてい
る。
【0019】更に下側の腹起し15bの下側のブラケッ
ト20bと型枠背面に突設したブラケット21bとの間
には、型枠側を下向きにしたトグルリンク30が介在さ
れている。
【0020】トグルリンク30は、一対のリンク31
a,31bの端部間を水平方向のリンク間枢着軸32を
もって枢着し、両リンクの他端側をブラケット20b,
21bに対し、水平方向の軸33a,33bをもって枢
着されており、リンク間枢着軸32の位置がトグルリン
ク端部の軸33a,33bの中心間を結ぶ直線(以下中
心間直線と記す)aを境にして左右に往復回動されるよ
うに構成されている。そして、リンク間枢着軸32が中
心間直線aより型枠11側の位置で、該型枠側への移動
を阻止するストッパー35がヨーク10の垂下部10b
に固着され、このストッパー35にリンク31bが当接
した状態の時、型枠11が所定のコンクリート成形位置
となるように、トグルリンク30及び前記各リンク28
a,28bの長さ決定されている。
【0021】また、軸33aは、リンク31aに固定さ
れており、この軸33aにリンク回動手段である手動の
ハンドル34が固定され、このハンドル34をヨーク1
0のH型鋼からなる骨組みの間から回動させることによ
り、トグルリンク30が操作されるようになっている。
【0022】尚、図中36はヨーク10に吊り下げたガ
イドパイプである。
【0023】このように構成されるスリップフォーム
は、図4に示すように、トグルリンク30のリンク間枢
着軸32を型枠側に位置させ、ストッパー35にリンク
31bを当接させた状態で型枠11が所定の成形位置に
位置決めされ、型枠11に下向きの荷重が作用しても、
ヨーク10に対する相対動作が生じない。
【0024】この状態で、ヨーク10をクライミング機
構によって上昇させることにより、この状態が維持され
て所定のコンクリート表面の成形が順次なされる。
【0025】一方、夜間等、一定時間以上作業を中止す
ると躯体コンクリートの型枠表面への付着力によって再
度の上昇方向の移動に大きな力を要することになるが、
その際には、ハンドル34を手動で操作し、図4中左半
分に示すように、トグルリンク30のリンク間枢着軸3
2の位置を中心間直線aを越えて型枠11側に移動させ
る。これによって型枠11のヨーク10に対する下向き
の相対移動が可能になり、この状態でヨーク10をクラ
イミング機構によって上昇させることにより、コンクリ
ート躯体表面に付着状態にある型枠11は、上昇されず
にヨーク10のみが上昇することとなる。
【0026】このとき、型枠11とヨーク10とは、ガ
イド用長孔とこれに勘合したガイド軸を介して連結され
ているため、ガイド軸がガイド用長孔沿って下側に移動
されることとなり、これによって型枠11をヨーク10
側に引き寄せる水平力が作用し、型枠11がコンクリー
ト躯体Aの表面から剥離される。
【0027】また、上下のガイド用長孔の内上側を急傾
斜としているため、型枠11の剥離は、下側から先にな
されることとなり、小さい水平力で剥離が可能となる。
【0028】このようにして剥離動作がなされた後、ハ
ンドル34を逆向きに操作して、リンク間枢着軸32の
位置を元に戻すことにより、型枠11を所定のコンクリ
ート成形位置に戻し、ヨーク10に対する下向き移動を
阻止させる。
【0029】この時、スプリング22によって押し上げ
方向の力が型枠11に作用しているため、ハンドル34
は小さい回動力のよっても操作できる。
【0030】尚、上述の例では、トグルリンクのリンク
回動手段として、手動のハンドルを使用しているが、こ
の他、油圧シリンダー等の油圧その他の動力による手段
を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスリップフ
ォーム装置においては、スライディング型枠の背面とヨ
ークの型枠背面対向部との何れか一方側に突設したブラ
ケットに、前記ヨーク側を低く傾斜させたガイド用長孔
を備えるとともに、他方側に前記長孔内を摺動するガイ
ド軸を固定し、かつ前記スライディング型枠とヨークの
型枠背面対向部間に、一対のリンクの端部を互いに枢着
したトグルリンクを、ヨーク側を下向きにしてその両端
を前記型枠とヨークに上下方向に回動自在に枢支させ、
該トグルリンクのリンク間枢着軸中心を該トグルリンク
の両端枢支軸中心間直線を境にして両側に往復動作させ
るリンク回動手段を備えるとともに、前記リンク間枢着
軸位置が前記中心間直線を境にして何れか片側の位置で
動作が規制されるストッパーを備え、前記トグルリンク
が前記ストッパーによる動作規制位置にある時、前記ス
ライディング型枠が所定の成形位置にあるようにしたこ
とにより、一定時間作業を中止し、躯体コンクリートと
型枠とが付着した状態で作業を開始する際には、トグル
リンクのリンク間枢着軸位置を移動させた状態で、ヨー
クをわずかに降下させるのみで、型枠と躯体コンクリー
トとが剥離することとなり、従来のように型枠動作を継
続させておく必要がなくなり、大幅な省力化がなされ
る。
【0032】また、スライディング型枠の背面の上下部
分にそれぞれガイド用長孔とこれに勘合したガイド軸と
を備え、その上下のガイド用長孔の傾斜角度を違えたこ
とにより、型枠の剥離操作時に上側若しくは下側のいず
れか一方側からの剥離が可能となり、小さい力によって
剥離がなされる。
【0033】また、スライディング型枠の背面とヨーク
との間に、該型枠の荷重の一部を支える押し上げスプリ
ングを介在させることにより、剥離後の型枠復帰動作が
小さい力で可能となり、リンク回動手段がトグルリンク
を構成する一方のリンクと一体化させた手動のハンドル
ででも充分に操作が可能となる。
【0034】更に、ヨークは、コンクリート成形部の両
側に垂下される一対の垂下部と、両垂下部の上端側を互
いに連結する連結部とからなり、前記連結部にクライミ
ング機構を支持させるとともに、両垂下部の対向面側に
各リンクを支持させ、両垂下部の下端部には、先に成形
されたコンクリート躯体表面に接する水平荷重受け部材
を備えたことにより、剥離動作時にヨークの撓みが少な
くなり、的確な剥離が簡単に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスリップフォーム装置の全体を示
す平面図である。
【図2】同上の1つのヨーク部分を示す拡大断面図であ
る。
【図3】同上のヨークと型枠との連結部分の構造を示す
側面図である。
【図4】同上の型枠が剥離位置にある状態を示す断面図
である。
【図5】従来のスリップフォーム装置の1ヨーク部分を
示す断面図である。
【符号の説明】
A コンクリート躯体 a 中心線 10 ヨーク 10a 連結部 10b 垂下部 11 スライディング型枠 12 クライミングジャッキ 13 クライミングロッド 14 ローラ 15a,15b 腹起し 16 ブラケット 17 ガイド軸 18 ブラケット 19a,19b ガイド用長孔 20a,20b ブラケット 21a,21b ブラケット 22 スプリング 30 トグルリンク 31a,31b リンク 32 リンク間枢着軸 33a,33b 軸 34 ハンドル 35 ストッパー 36 ガイドパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 良成 栃木県那須郡西那須野町四区町1534番1号 五洋建設株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 2E177 FA01 FB00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向するスライディング型枠と、該
    両スライディング型枠の背面を支持するヨークと、該ヨ
    ークを上下移動させるクライミング機構とを備えてなる
    スリップフォーム装置において、 前記スライディング型枠の背面と前記ヨークの型枠背面
    対向部との何れか一方側に突設したブラケットに、前記
    ヨーク側を低く傾斜させたガイド用長孔を備えるととも
    に、他方側に前記長孔内に摺動自在に嵌合したガイド軸
    を固定し、かつ前記スライディング型枠とヨークの型枠
    背面対向部間に、一対のリンクの端部をリンク間枢着軸
    にて互いに枢着したトグルリンクを、ヨーク側を下向き
    にしてその両端を前記型枠とヨークに上下方向に回動自
    在に枢支させ、該トグルリンクのリンク間枢着軸中心を
    該トグルリンクの両端枢支軸中心間を結ぶ直線を境にし
    て両側に往復動作させるリンク回動手段を備えるととも
    に、前記リンク間枢着軸位置が前記中心間直線を境にし
    て何れか片側の位置で動作が規制されるストッパーを備
    え、前記トグルリンクが前記ストッパーによる動作規制
    位置にある時、前記スライディング型枠が所定の成形位
    置にあるようにしたことを特徴としてなるスリップフォ
    ーム装置。
  2. 【請求項2】スライディング型枠の背面の上下部分にそ
    れぞれガイド用長孔とこれに勘合したガイド軸とを備
    え、その上下のガイド用長孔の傾斜角度を違えた請求項
    1に記載のスリップフォーム装置。
  3. 【請求項3】スライディング型枠の背面とヨークとの間
    に、該型枠の荷重の一部を支える押し上げスプリングを
    介在させてなる請求項1若しくは2に記載のスリップフ
    ォーム装置。
  4. 【請求項4】リンク回動手段がトグルリンクを構成する
    一方のリンクと一体化させた手動のハンドルである請求
    項1、2若しくは3に記載のスリップフォーム装置。
  5. 【請求項5】各スライディング型枠の背面の上下にそれ
    ぞれ水平方向に向けた腹起しを備え、その各腹起しにブ
    ラケットを突設し、該ブラケットにガイド用長孔を備え
    てなる請求項1〜3若しくは4に記載のスリップフォー
    ム装置。
  6. 【請求項6】ヨークは、コンクリート成形部の両側に垂
    下される一対の垂下部と、両垂下部の上端側を互いに連
    結する連結部とからなり、前記連結部にクライミング機
    構を支持させ、両垂下部の対向面側に各リンクを支持さ
    せてなるとともに、前記両垂下部の下端部には、先に成
    形されたコンクリート躯体表面に接する水平荷重受け部
    材を備えてなる請求項1〜4若しくは5に記載のスリッ
    プフォーム装置。
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