JP2001058300A - センタリング装置 - Google Patents
センタリング装置Info
- Publication number
- JP2001058300A JP2001058300A JP11233022A JP23302299A JP2001058300A JP 2001058300 A JP2001058300 A JP 2001058300A JP 11233022 A JP11233022 A JP 11233022A JP 23302299 A JP23302299 A JP 23302299A JP 2001058300 A JP2001058300 A JP 2001058300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide means
- centering device
- guide
- stock
- centering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレス機等の加工機に対する素材の振分け精
度を向上するセンタリング装置を提供する。 【解決手段】 帯状素材１００が給送される際そのセン
タリングを行う。素材１００の両側縁部に当接可能な複
数のガイド手段を有し、ガイド手段が同一半径軌道に沿
って同期して回動するように構成する。各ガイド手段
は、中心軸１０のまわりに回動可能な回動アーム１１，
１２上に中心軸１０から等距離の位置に支持される。ガ
イド手段は、回動アーム１１，１２に回転可能に支持し
たガイドローラ１３である。回動アーム１１，１２は、
帯状素材１００の幅方向に伸縮可能なＸリンクを構成す
る。
度を向上するセンタリング装置を提供する。 【解決手段】 帯状素材１００が給送される際そのセン
タリングを行う。素材１００の両側縁部に当接可能な複
数のガイド手段を有し、ガイド手段が同一半径軌道に沿
って同期して回動するように構成する。各ガイド手段
は、中心軸１０のまわりに回動可能な回動アーム１１，
１２上に中心軸１０から等距離の位置に支持される。ガ
イド手段は、回動アーム１１，１２に回転可能に支持し
たガイドローラ１３である。回動アーム１１，１２は、
帯状素材１００の幅方向に伸縮可能なＸリンクを構成す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種機械部品等
の製造ラインにおいて、たとえば特にプレス機へ素材を
給送する際にその素材をセンタリングするための装置に
関する。
の製造ラインにおいて、たとえば特にプレス機へ素材を
給送する際にその素材をセンタリングするための装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】プレス機によるプレス加工等の順送工程
では、コイル状に巻かれた帯状の素材が順次、プレス機
のプレス型へ給送される。この場合、素材は給送ライン
に沿ってガイドされながら、プレス型内へ送られてい
く。
では、コイル状に巻かれた帯状の素材が順次、プレス機
のプレス型へ給送される。この場合、素材は給送ライン
に沿ってガイドされながら、プレス型内へ送られてい
く。
【０００３】図４は従来の素材給送ラインの概略構成を
示している。図において、プレス機のプレス型（図示せ
ず）の手前にはガイドの部材としてガイドローラ１やサ
イドゲージ２が配置される。素材１００は、図示のよう
にこれらのガイドによってガイドされながら、プレス型
内へ送られる。プレス機によるプレス加工で、たとえば
この例のように左右２等分され、打抜き加工品１０１，
１０２が得られる。
示している。図において、プレス機のプレス型（図示せ
ず）の手前にはガイドの部材としてガイドローラ１やサ
イドゲージ２が配置される。素材１００は、図示のよう
にこれらのガイドによってガイドされながら、プレス型
内へ送られる。プレス機によるプレス加工で、たとえば
この例のように左右２等分され、打抜き加工品１０１，
１０２が得られる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように素材１００を左右２等分する場合、素材１００の
コイル幅Ｗのばらつきや設備精度等のため打抜き加工品
１０１，１０２の形状が相違することがあった。特に、
打抜き加工品１０１，１０２のそれぞれ幅ｗ1 ，ｗ2 が
相違する。
ように素材１００を左右２等分する場合、素材１００の
コイル幅Ｗのばらつきや設備精度等のため打抜き加工品
１０１，１０２の形状が相違することがあった。特に、
打抜き加工品１０１，１０２のそれぞれ幅ｗ1 ，ｗ2 が
相違する。
【０００５】この発明は以上の点に鑑み、プレス機等の
加工機に対する素材の振分け精度を向上するセンタリン
グ装置を提供することを目的とする。
加工機に対する素材の振分け精度を向上するセンタリン
グ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題が解決するための手段】この発明のセンタリング
装置は、帯状素材が給送される際そのセンタリングを行
うための装置であって、帯状素材の両側縁部に当接可能
な複数のガイド手段を有し、これらのガイド手段が同一
半径軌道に沿って同期して回動するように構成されてい
ることを特徴とする。
装置は、帯状素材が給送される際そのセンタリングを行
うための装置であって、帯状素材の両側縁部に当接可能
な複数のガイド手段を有し、これらのガイド手段が同一
半径軌道に沿って同期して回動するように構成されてい
ることを特徴とする。
【０００７】また、この発明のセンタリング装置におい
て、各ガイド手段は、好ましくは、中心軸のまわりに回
動可能な回動アーム上にその中心軸から等距離の位置に
支持される。
て、各ガイド手段は、好ましくは、中心軸のまわりに回
動可能な回動アーム上にその中心軸から等距離の位置に
支持される。
【０００８】また、この発明のセンタリング装置におい
て、回動アームは、好ましくは、帯状素材の幅方向に伸
縮可能なＸリンクを構成する。また、この発明のセンタ
リング装置において、Ｘリンクを伸縮駆動する流体シリ
ンダを備えることを特徴とする。
て、回動アームは、好ましくは、帯状素材の幅方向に伸
縮可能なＸリンクを構成する。また、この発明のセンタ
リング装置において、Ｘリンクを伸縮駆動する流体シリ
ンダを備えることを特徴とする。
【０００９】また、この発明のセンタリング装置におい
て、ガイド手段は、好ましくは、回動アームに回転可能
に支持されるガイドローラで成る。さらに、この発明の
センタリング装置において、ガイド手段は、さらに好ま
しくは、回動アームに支持されるガイド板もしくはガイ
ドブロックである。
て、ガイド手段は、好ましくは、回動アームに回転可能
に支持されるガイドローラで成る。さらに、この発明の
センタリング装置において、ガイド手段は、さらに好ま
しくは、回動アームに支持されるガイド板もしくはガイ
ドブロックである。
【００１０】この発明によれば、帯状素材を給送する
際、複数のガイド手段が、帯状素材の両側で同一半径軌
道に沿って同期して回動する。各ガイド手段は、中心軸
のまわりに回動可能な回動アーム上にその中心軸から等
距離の位置に支持されている。回動アームを回動させる
と、ガイド手段は、帯状素材の両側縁部に対称配置され
るかたちで当接し、これにより的確かつ迅速に帯状素材
をセンタリングすることができる。
際、複数のガイド手段が、帯状素材の両側で同一半径軌
道に沿って同期して回動する。各ガイド手段は、中心軸
のまわりに回動可能な回動アーム上にその中心軸から等
距離の位置に支持されている。回動アームを回動させる
と、ガイド手段は、帯状素材の両側縁部に対称配置され
るかたちで当接し、これにより的確かつ迅速に帯状素材
をセンタリングすることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図１〜図３に基づき、従来
例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用
いて、この発明によるセンタリング装置の好適な実施の
形態を説明する。
例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用
いて、この発明によるセンタリング装置の好適な実施の
形態を説明する。
【００１２】図１および図２は、この実施形態における
センタリング装置の概略構成例を示している。この例に
おいて、プレス機のプレス型の手前にはサイドゲージ２
が配置され、素材１００はサイドゲージ２によってガイ
ドされながら、プレス型内へ送られるものとする。そし
て、プレス機によるプレス加工で左右２等分され、打抜
き加工品１０１，１０２が得られる。
センタリング装置の概略構成例を示している。この例に
おいて、プレス機のプレス型の手前にはサイドゲージ２
が配置され、素材１００はサイドゲージ２によってガイ
ドされながら、プレス型内へ送られるものとする。そし
て、プレス機によるプレス加工で左右２等分され、打抜
き加工品１０１，１０２が得られる。
【００１３】本発明のセンタリング装置は、帯状素材１
００の両側縁部に当接可能な複数のガイド手段を有し、
これらのガイド手段が同一半径軌道に沿って同期して回
動するように構成されている。各ガイド手段は、中心軸
１０のまわりに回動可能な回動アーム１１，１２上に該
中心軸１０から等距離の位置に支持される。この例では
ガイド手段は、回動アーム１１，１２に回転可能に支持
される複数のガイドローラ１３であり、図示例では素材
１００の両側に４つのガイドローラ１３が配置される。
００の両側縁部に当接可能な複数のガイド手段を有し、
これらのガイド手段が同一半径軌道に沿って同期して回
動するように構成されている。各ガイド手段は、中心軸
１０のまわりに回動可能な回動アーム１１，１２上に該
中心軸１０から等距離の位置に支持される。この例では
ガイド手段は、回動アーム１１，１２に回転可能に支持
される複数のガイドローラ１３であり、図示例では素材
１００の両側に４つのガイドローラ１３が配置される。
【００１４】また、回動アーム１１，１２は、帯状素材
１００の幅方向に伸縮可能なＸリンクを構成している。
回動アーム１１，１２の同一側の端部はエアシリンダ１
４によって連結され、このエアシリンダ１４がＸリンク
を伸縮駆動するようになっている。
１００の幅方向に伸縮可能なＸリンクを構成している。
回動アーム１１，１２の同一側の端部はエアシリンダ１
４によって連結され、このエアシリンダ１４がＸリンク
を伸縮駆動するようになっている。
【００１５】上記中心軸１０、回動アーム１１，１２お
よびエアシリンダ１４等の機能部品は、図２に示したよ
うにベース１５上に支持される。また、ベース１５上に
回動アーム１１，１２が回動作動するのを支持するため
の受けゴマ１６等を設けてもよい。
よびエアシリンダ１４等の機能部品は、図２に示したよ
うにベース１５上に支持される。また、ベース１５上に
回動アーム１１，１２が回動作動するのを支持するため
の受けゴマ１６等を設けてもよい。
【００１６】上記構成において、素材１００のコイル幅
Ｗのばらつきを想定して、サイドゲージ２およびガイド
ローラ１３は、図３の実線で示すように素材１００の最
大幅Ｗmax に合わせて配置されている。最大幅Ｗmax の
素材１００に対しては図示のように、サイドゲージ２お
よびガイドローラ１３によって素材１００を適正にガイ
ドし、センタリングすることができる。
Ｗのばらつきを想定して、サイドゲージ２およびガイド
ローラ１３は、図３の実線で示すように素材１００の最
大幅Ｗmax に合わせて配置されている。最大幅Ｗmax の
素材１００に対しては図示のように、サイドゲージ２お
よびガイドローラ１３によって素材１００を適正にガイ
ドし、センタリングすることができる。
【００１７】また、最大幅Ｗmax よりも狭い素材１００
に対してはエアシリンダ１４が作動することにより、回
動アーム１１，１２が拡がるように回動し、すなわち幅
方向に収縮し、これによりガイドローラ１３が点線で示
すように帯状素材１００の両側縁部に対称配置されるか
たちで当接する。これにより幅狭の素材１００を的確か
つ迅速にセンタリングすることができる。
に対してはエアシリンダ１４が作動することにより、回
動アーム１１，１２が拡がるように回動し、すなわち幅
方向に収縮し、これによりガイドローラ１３が点線で示
すように帯状素材１００の両側縁部に対称配置されるか
たちで当接する。これにより幅狭の素材１００を的確か
つ迅速にセンタリングすることができる。
【００１８】このようにガイドローラ１３をつねに素材
１００の両側縁部に当接可能に設けることで、広狭いず
れの素材１００に対しても適正にセンタリングすること
ができる。これにより素材１００を、後工程のプレス機
のプレス型へ左右正確に振り分けて給送することができ
るため、左右２等分された打抜き加工品１０１，１０２
を得ることができる。
１００の両側縁部に当接可能に設けることで、広狭いず
れの素材１００に対しても適正にセンタリングすること
ができる。これにより素材１００を、後工程のプレス機
のプレス型へ左右正確に振り分けて給送することができ
るため、左右２等分された打抜き加工品１０１，１０２
を得ることができる。
【００１９】なお、ここで上記実施形態において、ガイ
ド手段が、ガイドローラ１３である例を説明したが、回
動アーム１１，１２に支持されるガイド板もしくはガイ
ドブロックであってもよく、上記実施形態と同様な作用
効果を得ることができる。また、本発明のセンタリング
装置は、プレス機のプレス型へ素材を供給する場合の
他、各種の加工機に対しても適用可能である。また、素
材もコイル状に巻かれた帯状の素材ばかりでなく、その
他の素材に対しても適用可能である。
ド手段が、ガイドローラ１３である例を説明したが、回
動アーム１１，１２に支持されるガイド板もしくはガイ
ドブロックであってもよく、上記実施形態と同様な作用
効果を得ることができる。また、本発明のセンタリング
装置は、プレス機のプレス型へ素材を供給する場合の
他、各種の加工機に対しても適用可能である。また、素
材もコイル状に巻かれた帯状の素材ばかりでなく、その
他の素材に対しても適用可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ンタリング装置により素材の振分け精度が向上し、これ
によってラインストップをなくすることができる。ま
た、プレス機の場合にあっては、絞り加工の成形性を安
定させ、歩留まりを格段に構成させる等の利点を有して
いる。
ンタリング装置により素材の振分け精度が向上し、これ
によってラインストップをなくすることができる。ま
た、プレス機の場合にあっては、絞り加工の成形性を安
定させ、歩留まりを格段に構成させる等の利点を有して
いる。
【図１】この発明の実施形態におけるセンタリング装置
の概略構成例を示す平面図である。
の概略構成例を示す平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】この発明の実施形態におけるセンタリング装置
の作用を説明する図である。
の作用を説明する図である。
【図４】従来装置を示す平面図である。
１０ 中心軸 １１，１２ 回動アーム １３ ガイドローラ １４ エアシリンダ １５ ベース １６ 受けゴマ １００ 素材 １０１，１０２ 打抜き加工品
Claims (6)
- 【請求項１】 帯状素材が給送される際そのセンタリン
グを行うための装置であって、 帯状素材の両側縁部に当接可能な複数のガイド手段を有
し、これらのガイド手段が同一半径軌道に沿って同期し
て回動するように構成されていることを特徴とするセン
タリング装置。 - 【請求項２】 各ガイド手段は、中心軸のまわりに回動
可能な回動アーム上に該中心軸から等距離の位置に支持
されることを特徴とする、請求項１に記載のセンタリン
グ装置。 - 【請求項３】 回動アームは、帯状素材の幅方向に伸縮
可能なＸリンクを構成することを特徴とする、請求項２
に記載のセンタリング装置。 - 【請求項４】 Ｘリンクを伸縮駆動する流体シリンダを
備えることを特徴とする、請求項３に記載のセンタリン
グ装置。 - 【請求項５】 ガイド手段は、回動アームに回転可能に
支持されるガイドローラであることを特徴とする、請求
項２〜４のいずれか１項に記載のセンタリング装置。 - 【請求項６】 ガイド手段は、回動アームに支持される
ガイド板もしくはガイドブロックであることを特徴とす
る、請求項２〜４のいずれか１項に記載のセンタリング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11233022A JP2001058300A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | センタリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11233022A JP2001058300A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | センタリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001058300A true JP2001058300A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=16948589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11233022A Pending JP2001058300A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | センタリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001058300A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2983756A1 (fr) * | 2011-12-08 | 2013-06-14 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de controle du positionnement transversal d'un element semi-rigide et rectangulaire a traiter, et installation de traitement associee |
-
1999
- 1999-08-19 JP JP11233022A patent/JP2001058300A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2983756A1 (fr) * | 2011-12-08 | 2013-06-14 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de controle du positionnement transversal d'un element semi-rigide et rectangulaire a traiter, et installation de traitement associee |
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