JP2001058025A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
と次回の遊技における報知とを関連付けて行うことが出
来ず、報知の面白みに欠ける面があった。 【解決手段】 ステップ108の確率抽選処理に引き続
き、次回報知態様決定手段によって次回遊技における遊
技音1〜5が決定される(ステップ109)。この次回
遊技音の決定処理は、現在の遊技音および現在の遊技状
態に基づき、乱数抽選によって変動幅が抽選され、次回
遊技の遊技音1〜5が決定される。次に、今回遊技第2
報知態様決定手段によって今回遊技における遊技開始音
の出音とリールバックランプ(1)〜(9)の演出動作
パターンとの組合せが決定される(ステップ110)。
この動作パターン決定処理は、次回遊技音決定の際に使
用された変動幅および現在の遊技音に基づき、「1〜2
6」のうちの1つのグループ番号が選択されて行われ
る。
Description
によって遊技の入賞態様を決定する遊技機に関するもの
である。
ロットマシンがある。一般的なスロットマシンでは、前
面パネルの背後に3個のリールが3列に並設されてい
る。各リールの外周には種々の図柄が描かれており、こ
れら図柄は、各リール毎に設けられた図示しない内蔵光
源(バックライト)によって背後から照明され、前面パ
ネルに形成された各窓を介して観察される。この窓には
5本の入賞ラインが記されており、スロットマシン遊技
は、いずれかのこの入賞ライン上に所定の図柄の組み合
わせが揃うか否かによって行われる。
入されることによって開始される。このメダル投入に続
いてスタートレバーが操作されると、各リールは回転を
開始し、各窓には図柄が列方向に回転移動表示される。
各リールが一定速度に達すると各リールに対応して設け
られた各ストップボタンの操作は有効となる。
トップボタンを操作し、各リールの回転を停止させ、所
望の図柄をいずれかの入賞ライン上に停止表示させよう
とする。各リールは各ストップボタンの操作タイミング
に応じてその回転が停止する。この停止時にいずれかの
入賞ライン上に所定の図柄組み合わせが表示されると、
その図柄組み合わせに応じた入賞が得られる。
賞,小当たり入賞等があり、大当たり入賞や中当たり入
賞は図柄「7」や所定のキャラクタ図柄が入賞ライン上
に3個揃うと発生する。大当たり入賞ではビッグ・ボー
ナス・ゲーム(BBゲーム)、中当たり入賞ではレギュ
ラー・ボーナス・ゲーム(RBゲーム)といった特別遊
技が行え、大量のコインを獲得することが出来る。ま
た、小当たり入賞は「プラム」や「ベル」といった図柄
が入賞ライン上に所定個揃うと発生し、この小当たり入
賞では数枚のメダルを獲得することが出来る。
操作された直後に行われる乱数抽選によって決定され、
各リールが遊技者によって停止操作される前には既に定
まっている。この乱数抽選は遊技機内部に構成された入
賞態様決定手段で実施される。その後、遊技者の停止ボ
タン操作に応じて各リールの回転が停止制御され、乱数
抽選によって決定された入賞の図柄組合せが入賞ライン
上に停止表示されると、入賞を実際に体験できる。
定され、大当たり入賞の当選フラグが立てられると、報
知フラグが所定確率で立てられる。報知フラグが立てら
れると、機器前面パネルに設けられた告知ランプといっ
た表示器が点灯し、機械の内部抽選によって大当たり入
賞が発生したことが遊技者に告知される。大当たり入賞
の内部当たり状態を示す当選フラグは、今回の遊技で大
当たり入賞の図柄組合せが入賞ライン上に停止表示され
ない場合には、次回の遊技に持ち越される。すなわち、
この告知ランプは、大当たり入賞の図柄組合せが入賞ラ
イン上に停止表示されるまで点灯し続ける。
来の遊技機では、内部抽選によって大当たり入賞が発生
したことを告知するための報知フラグは、100%の確
率で内部抽選結果が遊技者に告知される場合にだけ、次
回の遊技に持ち越される構成になっている。つまり、大
当たり入賞当選フラグは立ったが、この内部抽選結果が
遊技者に100%の確率で報知されない場合には、報知
フラグは次回の遊技に持ち越されない。
遊技における報知と、次回の遊技における報知とを関連
付けて行うことが出来なかった。このため、今回の遊技
における報知は、その回の遊技で単発で完結してしま
い、次回以降の遊技との間で報知内容に関連性が無く細
切れで、面白みに欠ける面があった。
よって大当たり入賞が発生したことは遊技者に報知され
るが、大当たり自体の発生頻度がもともと少なく、発生
した場合の報知は告知ランプがそのまま機械的に単に点
灯することだけによってなされるため、何ら遊技上の面
白味はない。
目」と呼ばれる所定の図柄組合せが各リールの回転停止
時に表示されることにより、内部抽選によって大当たり
入賞が発生する状況にあることが遊技者に報知される。
しかし、リール停止時の図柄組合せが、大当たり成立の
報知方法の1つである「リーチ目」であることを読める
のは遊技に慣れた熟練者であり、遊技の初心者はこの
「リーチ目」をリールの出目から読むことは難しかっ
た。
を解決するためになされたもので、複数の図柄を複数列
に可変表示する可変表示手段と、遊技毎に乱数抽選によ
って遊技の入賞態様を決定する入賞態様決定手段と、こ
の入賞態様決定手段で決定された入賞態様に基づいて可
変表示手段の可変表示動作を各列毎に停止制御する停止
制御手段と、所定の報知情報を遊技者に報知する報知手
段とを備えて構成される遊技機において、上記報知手段
によって今回の遊技で報知される報知態様に基づいて、
次回以降の遊技において上記報知手段によって報知され
る報知態様を、今回の遊技において予め選択する次回報
知態様決定手段を備えたことを特徴とする。
段により、次回以降の遊技において報知される報知態様
が、今回の遊技で報知される報知態様に基づいて、今回
の遊技において予め選択されるため、今回の遊技におけ
る報知と、次回の遊技における報知との間に関連付けが
行われる。従って、今回の遊技における報知は、その回
の遊技で単発で完結することなく、次回以降の遊技との
間で報知内容に関連性が持たされる。
2の報知手段を備え、この第2の報知手段による今回の
遊技における報知態様を、上記の次回報知態様決定手段
によって決定された次回以降の遊技において報知される
報知態様に基づいて、決定する今回遊技第2報知態様決
定手段を備えたことを特徴とする。
様決定手段により、第2の報知手段による今回の遊技に
おける報知態様が、次回以降の遊技において報知される
報知態様に基づいて決定される。従って、今回の遊技に
おける報知は、次回以降の遊技における既に決定された
報知と関連する報知態様で、第2の報知手段によっても
行われ、その報知内容は多様になり、また、今回の遊技
における報知と、次回以降の遊技における報知との関連
性が一層深まる。
知される所定の報知情報が、入賞態様決定手段で決定さ
れた特定の入賞態様、例えば、大当たり内部入賞態様ま
たは中当たり内部入賞態様に対応した報知情報であるこ
とを特徴とする。
れた特定の入賞態様が上記報知手段によっても遊技者に
報知される。従って、遊技者は、特定の入賞態様の発生
を様々な形態で容易に知ることが出来る。
入賞態様に対応した報知情報を所定確率で遊技者に報知
することを特徴とする。
に報知される場合もあり、報知されない場合もある。こ
のため、遊技者によって特定の入賞態様の報知が期待さ
れるようになり、報知があった場合にはその喜びも増
す。
ットマシンに適用した一実施形態について説明する。
の正面図である。
は可変表示装置を構成する3個のリール3,4,5が回
転自在に設けられている。各リール3,4,5の外周面
には複数種類の図柄(以下、シンボルという)から成る
シンボル列が描かれている。これらシンボルはスロット
マシン1の正面の表示窓6,7,8を通してそれぞれ3
個ずつ観察される。また、表示窓6,7,8の下方右側
には、遊技者がメダルを入れるための投入口9が設けら
れている。
ニットとして構成されており、フレーム51にブラケッ
ト52を介して取り付けられている。各リール3〜5は
リールドラム53の外周にリール帯54が貼られて構成
されている。リール帯54の外周面には上記のシンボル
列が描かれている。また、各ブラケット52にはステッ
ピングモータ55が設けられており、各リール3〜5は
これらモータ55が駆動されて回転する。
れる。なお、同図において図2と同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。リール帯54の背後のリ
ールドラム53内部にはランプケース56が設けられて
おり、このランプケース56の3個の各部屋にはそれぞ
れバックランプ57a,57b,57cが取り付けられ
ている。これらバックランプ57a〜57cは図3
(b)に示すように基板58に実装されており、この基
板58がランプケース56の背後に取り付けられてい
る。また、ブラケット52にはホトセンサ59が取り付
けられている。このホトセンサ59は、リールドラム5
3に設けられた遮蔽板60がリールドラム53の回転に
伴ってホトセンサ59を通過するのを検出する。
ランプ駆動回路48によって個別に点灯制御される。各
バックランプ57a〜57cの点灯により、リール帯5
4に描かれたシンボルの内、各バックランプ57の前部
に位置する3個のシンボルが背後から個別に照らし出さ
れ、各表示窓6〜8にそれぞれ3個ずつのシンボルが映
し出される。
本(中央L1および上下L2A,L2B)および斜め2
本(斜め右下がりL3A,斜め右上がりL3B)の入賞
ラインが記されている。ゲーム開始に先立ち、遊技者が
メダル投入口9に1枚のメダルを投入したときは、各リ
ール3〜5上にある中央の入賞ラインL1だけが図4
(a)に示すように有効化される。また、2枚のメダル
を投入口9に投入したときはこれに上下の入賞ラインL
2A,L2Bが加わり、横3本の入賞ラインL1,L2
AおよびL2Bが同図(b)に示すように有効化され
る。また、3枚のメダルを投入口9に投入したときは全
ての入賞ラインL1,L2A,L2B,L3AおよびL
3Bが同図(c)に示すように有効化される。このよう
な入賞ラインの有効化は、各入賞ラインの端部に配置さ
れた有効化ライン表示ランプ23(図1参照)が点灯す
ることにより、遊技者に表示される。
に内蔵されたバックランプ57a〜57cを表してい
る。同図(a),(b)に示すように、リール3,4,
5の上段の各バックランプ57aはそれぞれ符号
(1),(2),(3)で示される丸印で表され、リー
ル3,4,5の中段の各バックランプ57bはそれぞれ
符号(4),(5),(6)で示される丸印、リール
3,4,5の下段の各バックランプ57cはそれぞれ符
号(7),(8),(9)で示される丸印で表されてい
る。
ETスイッチ10,2BETスイッチ11およびマック
スBETスイッチ12が設けられている。クレジット数
表示部13にメダルがクレジットされている場合には、
メダル投入口9へのメダル投入に代え、これら1BET
スイッチ10,2BETスイッチ11およびマックスB
ETスイッチ12の各押ボタン操作により、1回のゲー
ムにそれぞれ1枚,2枚および3枚のメダルが賭けられ
る。クレジット数表示部13は、表示する数値の桁数に
応じた個数の7セグメントLED(発光ダイオード)で
構成されており、現在クレジットされているメダル数を
表示する。
はクレジット/精算切換スイッチ(C/Pスイッチ)1
4およびスタートレバー15が設けられており、スター
トレバー15の右方の機器中央部には停止ボタン16,
17,18が設けられている。C/Pスイッチ14の押
しボタン操作により、メダルのクレジット/払い出し
(PLAY CREDIT/PAY OUT)を切り換えることが出来る。
転表示を開始させる可変表示開始手段を構成しており、
スタートレバー15のレバー操作により、リール3,
4,5の回転が一斉に開始する。停止ボタン16,1
7,18は、入賞態様決定手段で決定された入賞態様に
基づいて各リール3,4,5の回転表示を各列毎に停止
させる停止制御手段を構成しており、各リール3,4,
5に対応して配置されている。各リール3〜5の回転速
度が一定速度に達したときに各停止ボタン16〜18の
操作が有効化され、各停止ボタン16〜18は遊技者の
押しボタン操作に応じて各リール3〜5の回転を停止さ
せる。
音孔19およびメダル受皿20が設けられている。透音
孔19は、機器内部に収納されたスピーカから発生した
音を外部へ出すものである。メダル受皿20はメダル払
出口21から払い出されるメダルを貯めるものである。
また、スロットマシン1の正面上部には、各入賞に対し
てどれだけのメダルが払い出されるかが示されている配
当表示部22が設けられている。
ネル2には当たり表示ランプ24が設けられている。こ
の当たり表示ランプ24は、点灯することによって現在
の遊技状態が後述する大当たり入賞遊技状態または中当
たり入賞遊技状態であること遊技者に示すランプであ
り、これらのボーナス遊技状態が決定された後、抽選に
より(所定確率で)点灯される。
表示LED25が設けられており、この遊技状態表示L
ED25は5区画25a,25b,25c,25d,2
5eに分けられている。中央の区画25cを除く各区画
25a,25b,25d,25e内にはそれぞれ1つの
LED(A),(B),(G),(H)が内蔵されてお
り、中央の区画25cには4つのLED(C),
(D),(E),(F)が内蔵されている。
おける遊技処理動作を制御する制御部と、これに電気的
に接続された周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路
構成を示している。
イコンという)30を主な構成要素とし、これに乱数サ
ンプリングのための回路を加えて構成されている。マイ
コン30は、予め設定されたプログラムに従って制御動
作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32およ
びRAM33を含んで構成されている。CPU31に
は、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生
回路34および分周器35と、一定範囲の乱数を発生さ
せる乱数発生手段である乱数発生器36および発生した
乱数の中から任意の乱数を抽出する乱数抽出手段である
乱数サンプリング回路37が接続されている。
制御される主要なアクチュエータとしては、リール3,
4,5を回転駆動する各ステッピングモータ55、メダ
ルを収納するホッパ38、遊技状態表示LED25、ス
ピーカ39、バックランプ57a〜57cおよび当たり
表示ランプ24がある。これらはそれぞれモータ駆動回
路40、ホッパ駆動回路41、LED駆動回路42、ス
ピーカ駆動回路43およびランプ駆動回路48によって
駆動される。これら駆動回路40〜43,48は、マイ
コン30のI/Oポートを介してCPU31に接続され
ている。各ステッピングモータ55はモータ駆動回路4
0によって1−2相励磁されており、400パルスの駆
動信号が供給されるとそれぞれ1回転する。
ために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段
としては、スタートレバー15の操作を検出するスター
トスイッチ15Sと、メダル投入口9から投入されたメ
ダルを検出する投入メダルセンサ9Sと、前述したC/
Pスイッチ14とがある。また、ホトセンサ59、およ
びこのホトセンサ59からの出力パルス信号を受けて各
リール3,4,5の回転位置を検出するリール位置検出
回路44もある。
回転する毎に遮蔽板60を検出してリセットパルスを発
生する。このリセットパルスはリール位置検出回路44
を介してCPU31に与えられる。RAM33内には、
各リール3〜5について、一回転の範囲内における回転
位置に対応した計数値が格納されており、CPU31は
リセットパルスを受け取ると、RAM33内に形成され
たこの計数値を“0”にクリアする。このクリア処理に
より、各シンボルの移動表示と各ステッピングモータ5
5の回転との間に生じるずれが、一回転毎に解消されて
いる。
リール停止信号回路45と、払出し完了信号発生回路4
6とがある。リール停止信号回路45は、停止ボタン1
6,17,18が押された時に、対応するリール3,
4,5を停止させる信号を発生する。また、メダル検出
部47はホッパ38から払い出されるメダル数を計数
し、払出し完了信号発生回路46は、このメダル検出部
47から入力した実際に払い出しのあったメダル計数値
が所定の配当枚数データに達した時に、メダル払い出し
の完了を知らせる信号をCPU31へ出力する。
ン1で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログ
ラムとして記憶されている他、入賞確率テーブル,シン
ボルテーブル、および入賞シンボル組合せテーブル等が
それぞれ区分されて格納されている。
7で抽出された乱数を各入賞態様に区分けする乱数区分
手段を構成しており、乱数発生器36で発生する一定範
囲の乱数を各入賞態様に区画するデータを記憶してい
る。このような入賞確率テーブルは例えば図6に示すよ
うに構成される。同図におけるa1〜a3,b1〜b
3,c1〜c3,d1〜d3,e1〜e3は予め設定さ
れた数値データであり、サンプリング回路37で抽出さ
れた乱数を各入賞態様に区画する際に用いられる。この
データは、投入メダル枚数が1枚の場合には「a1〜e
1」、2枚の場合には「a2〜e2」、3枚の場合には
「a3〜e3」の各数値の組合せが用いられる。
の大小関係に設定され、抽出された乱数値がa未満であ
れば大当たり入賞(大ヒット)となって「BB」当選フ
ラグが立つ。また、抽出された乱数値がa以上b未満で
あれば中当たり入賞(中ヒット)となって「RB」当選
フラグが立つ。また、抽出された乱数値がb以上d未満
であれば小当たり入賞(小ヒット)となり、この場合、
b以上c未満の場合には「プラム」当選フラグが立ち、
c以上d未満の場合には「ベル」当選フラグが立つ。ま
た、抽出された乱数値がd以上e未満であれば「再遊
技」当選フラグが立ち、e以上であれば入賞なしの「ハ
ズレ」当選フラグが立つ。
1つの乱数値がこのテーブル中のどの数値範囲に属する
かによって決定され、「ハズレ」および「再遊技」を含
めて合計6種類の当選フラグによって表される。ここ
で、乱数発生器36,サンプリング回路37,入賞確率
テーブルおよびマイコン30は入賞態様決定手段を構成
している。各種のヒットはこのような入賞確率テーブル
のデータ設定に応じた確率の下で発生するため、遊技者
の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業
時間内でのトータル的なメダル支払い率がほぼ一定に維
持されている。
B作動中」,「BB作動中の一般遊技」,「一般遊
技」,「RB内部当たり中の一般遊技」および「BB内
部当たり中の一般遊技」の5種類がある。
ームを意味しており、このRBゲームでは複数回の高配
当ゲームが一組となったボーナスゲームが1回行える。
「RB作動中」はこのRBゲーム中の遊技状態を表して
おり、ハズレまたはJAC当選のいずれかが生じる。ま
た、BBは前述したビッグ・ボーナス・ゲームを意味し
ており、このBBゲームでは一般遊技および上記のボー
ナスゲームのセットを複数回行うことが出来る。「BB
作動中の一般遊技」はBBゲーム中のこの一般遊技のこ
とを意味しており、この一般遊技では小当たり入賞が高
確率で発生する。また、「一般遊技」はRBまたはBB
のいずれのボーナスゲームも生じておらず、かつ、RB
またはBBのいずれのボーナスフラグも成立していない
遊技状態である。「RB内部当たり中の一般遊技」,
「BB内部当たり中の一般遊技」は、RB当選フラグ,
BB当選フラグは立っているが、各リール3〜5に所定
の入賞シンボル組合せが停止表示されず、未だRBゲー
ム,BBゲームに突入していない一般遊技状態のことを
表している。
示される。このシンボルテーブルは各リール3〜5の回
転位置とシンボルとを対応づけるものであり、シンボル
列を記号で表したものである。このシンボルテーブルに
はコードナンバに対応したシンボルコードが各リール3
〜5毎に記憶されている。コードナンバは、前述したリ
セットパルスが発生する回転位置を基準として各リール
3〜5の一定の回転ピッチ毎に順次付与されている。シ
ンボルコードはそれぞれのコードナンバ毎に対応して設
けられたシンボルを示している。
配当表示部22に示される各入賞シンボル組合せのシン
ボルコードや、特定ゲーム発生のフラグが成立している
ことを遊技者に示唆する「リーチ目」を構成するシンボ
ル組合せのシンボルコード、各入賞を表す入賞判定コー
ド、入賞メダル配当枚数等が記憶されている。この入賞
シンボル組合せテーブルは、第1リール3,第2リール
4、第3リール5の停止制御時、および全リール停止後
の入賞確認を行うときに参照される。
ピーカ駆動回路43およびマイコン30は、スタートレ
バー15によって各リール3〜5の回転表示が開始され
るときに、効果音としての2種類の遊技開始音1,2の
うちのいずれか一方の音1または2を発生させる音発生
手段を構成している。この音発生手段によって発生させ
られる遊技開始音の種類は、後述するように選択され
る。
は図8(a)に示され、同図(e)に示す入賞態様抽選
タイミング直後から時間t1の間出力される。スタート
レバー15は時間t2例えば4.1秒の時間間隔をおい
て操作する必要があり、同図(d)に示すように前回の
スタートレバー操作から時間t2以内に次のレバー操作
をすると、リール回転不可音が同図(b)に示すタイミ
ングでスピーカ39から出力される。同図(c)は前回
の遊技において最後に停止するリールの回転状態を示し
ており、このリールは前回遊技の回転開始時から時間t
2経過後に回転し出す。このような場合には、次の遊技
の遊技開始音も同図(a)に示すように時間t2経過後
から出力される。
を遊技者に報知する報知手段を構成しており、本実施形
態では、5種類の遊技音1,遊技音2,遊技音3,遊技
音4および遊技音5の中のいずれか1つの遊技音を一般
遊技中に出音する。遊技音1〜5は、図9(d)に示す
スタートレバー15の入力タイミング後に毎遊技行われ
る抽選によっていずれか1つの遊技音が選択され、同図
(a)に示すように出音される。この遊技音の選択は、
次回報知態様決定手段によって後述するように行われ、
今回の遊技で出音される遊技音に基づいて、次回の遊技
において出音される遊技音が、今回の遊技において予め
選択されることによって行われる。次回報知態様決定手
段はマイコン30によって構成される。
れ続ける。1遊技は、X回目の遊技における1枚目のメ
ダル投入時に開始し、(X+1)回目の遊技における1
枚目のメダル投入時に終了する。毎遊技抽選される遊技
音の種類はRAM33に格納され、音発生手段は、同図
(c)に示すメダル投入タイミングに、RAM33に格
納された値に応じて出音を行う。また、リールランプ
(1)〜(9)も同図(b)に示すようにこのメダル投
入タイミングに一斉に点灯する。また、リール3〜5は
同図(e)に示すようにスタートレバーの入力タイミン
グから一斉に回転を開始する。
イミングにいずれかが出音されるが、メダル投入タイミ
ングt2のように遊技音の出音に変化が有る場合に、遊
技音1〜5のいずれかが出音される。メダル投入タイミ
ングt1のように遊技音の出音に変化が無い場合、つま
り、今回の遊技で出音される遊技音と、次回の遊技にお
いて出音される遊技音とが同じである場合、この遊技音
は遊技間で中断することなく連続して出音され続ける。
また、メダル投入タイミングに遊技音が消音している場
合、遊技音1〜5のいずれかが出音される。
示すタイミングチャートである。同図(c)に示すメダ
ル投入タイミングt1,t3に、遊技音1〜5は同図
(a)に示すように出音が開始され、リールランプ
(1)〜(9)は同図(b)に示すように点灯する。そ
して、スタートレバー15が同図(d)に示すタイミン
グで操作され、リール3〜5が同図(e)に示すように
回転を停止してから約30秒経過後のタイミングt2
に、リールランプ(1)〜(9)は同図(b)に示すよ
うに消灯する。現在出音中のいずれかの遊技音1〜5は
この消灯タイミングに同図(a)に示すように消音す
る。
うに、現在の遊技における遊技音に応じて次回の遊技に
おける遊技音を抽選して選択する。この抽選・選択によ
り、今回遊技の遊技音と、次回遊技にて出音可能性のあ
る遊技音との組合せは同図に示す組合せになる。ここ
で、変動幅は、次回の遊技音の番号から現在の遊技音の
番号を差し引いた減算結果である。
「RB内部当たり中の一般遊技」および「BB内部当た
り中の一般遊技」の3つの遊技状態において、毎遊技の
抽選により遊技音1〜5を選択する。「RB作動中」お
よび「BB作動中の一般遊技」の2つの遊技状態におい
ては、一般遊技の遊技音と異なる作動音を出音し、遊技
音1〜5の出音は行わない。
の選択は、現在の遊技状態(A)および現在出音中の遊
技音(B)により、次回遊技音算出用データである変動
幅(C)を抽選によって求め、現在出音中の遊技音の番
号とこの変動幅とを加算することによって行われる。従
って、同一の遊技音が数遊技継続する場合がある。
の抽選は、入賞態様決定手段によってその回の入賞態様
が決定される確率抽選処理後に行われる。この抽選は0
〜127の数を計数するレジスタの出力を任意のタイミ
ングに抽出することによって行われ、抽出した計数値が
図13に示す遊技音選択確率テーブルのどの区分に属す
るかによって次回の遊技音が決定される。
時に次回の遊技音を選択するための遊技音選択確率テー
ブルであり、同図(b),(c),(d),(e)は、
それぞれ現在の遊技音が遊技音2,3,4,5の時に次
回の遊技音を選択するための遊技音選択確率テーブルで
ある。これら確率テーブルに示される各数値は、確率の
合計128を分母とする分数の分子である。例えば、同
図(a)に示す現在の遊技音が遊技音1の時の確率テー
ブルにおいて、現在の遊技状態が「一般遊技」である場
合、次回の遊技音として遊技音1が選択される確率は8
0/128になる。また、現在の遊技状態が「BB内部
当たり中の一般遊技」である場合、次回の遊技音として
遊技音5が選択される確率は5/128になる。
遊技音4は「RB内部当たり中の一般遊技」および「B
B内部当たり中の一般遊技」にのみ次回の遊技音として
出音されるので、遊技音4が出音されると、遊技者はR
BまたはBBの内部当たりが確定していることを知るこ
とが出来る。同様に、遊技音5は「BB内部当たり中の
一般遊技」にのみ次回の遊技音として出音されるので、
遊技音5が出音されると、遊技者はBBの内部当たりが
確定していることを知ることが出来る。
段で決定された入賞態様に対応した報知情報、ここでは
RBまたはBBの内部当たり確定を遊技者に報知する報
知手段を構成している。同図に示す遊技音選択確率テー
ブルでは、RBまたはBBの内部当たり確定状態が発生
していても、必ずしも遊技音4または遊技音5が次回の
遊技音として出音されるとは限らず、遊技音1〜3が次
回の遊技音として出音されることもある。従って、この
内部当たり確定は、所定確率で遊技者に報知されること
になる。
り中の一般遊技」であって現在の遊技音が1の時には、
同図(a)に示す確率テーブルから、遊技音5が次回の
遊技で報知される確率は上記のように5/128にな
る。また、現在の遊技状態が「RB内部当たり中の一般
遊技」であって現在の遊技音が4の時には、同図(d)
に示す確率テーブルから、遊技音4が100%の確率
(128/128)で次回の遊技で報知される。また、
現在の遊技状態が「BB内部当たり中の一般遊技」であ
って現在の遊技音が5の時には、同図(e)に示す確率
テーブルから、遊技音5が100%の確率(128/1
28)で次回の遊技で報知される。
た変動幅を用いて、遊技音1〜5を報知する上記の報知
手段とは別に設けられた第2の報知手段の報知態様が決
定される。2種類の遊技開始音1,2を出音する前述し
た音発生手段、リールバックランプ57a〜57c,ラ
ンプ駆動回路48,遊技状態表示LED25,LED駆
動回路42およびマイコン30は、この第2の報知手段
を構成している。
報知態様は、次回報知態様決定手段によって決定された
次回の遊技において報知される報知態様に基づいて、今
回遊技第2報知態様決定手段によって決定される。つま
り、次回遊技で出音される遊技音1〜5の抽選で得られ
た変動幅、つまり次回の報知態様に基づき、今回の遊技
における、遊技開始音,リールバックランプ57および
遊技状態表示LED25による演出が選択される。この
演出の選択は、遊技開始音、第1リール3用演出、第2
リール4用演出、および第3リール5用演出の4種類が
一括して選択される。
グループ番号の選択テーブルを示している。遊技開始音
・リールランプ動作の演出パターンを抽選するため、変
動幅,現在の遊技音,および6種類の当選フラグの種類
から、同テーブルに示される「1〜26」のグループ番
号が選択される。
動幅「−2」が決定され、現在の遊技音が3のときに
は、次回遊技音は遊技音1になるが、現在の遊技におけ
る入賞態様抽選結果「ベル」当選フラグが成立している
場合には、グループ番号2が選択される。また、次回報
知態様決定手段によって変動幅「+1」が決定され、現
在の遊技音が1のときには、次回遊技音は遊技音2にな
るが、現在の遊技における入賞態様抽選結果「BB」当
選フラグが成立している場合には、グループ番号18が
選択される。
号選択により得られた「1〜26」のグループ番号よ
り、図15〜図24に示す、遊技開始音・リールランプ
動作グループ1〜26が選択される。そして、選択され
た遊技開始音・リールランプ動作グループ1〜26にお
いて、0〜255の数を計数するレジスタの出力が任意
のタイミングに抽出され、抽出された計数値が抽選確率
欄のどの区分に属するかにより、今回遊技における遊技
開始音・リールランプ動作パターンが決定される。抽選
確率欄の各数値は、確率の合計256を分母とする分数
の分子である。
および「ベル」当選フラグから遊技開始音・リールラン
プ動作グループ番号2が選択された場合には、図15
(b)に示す遊技開始音・リールランプ動作グループ2
のテーブルが使用される。そして、乱数値として「7
1」が抽出された場合には、この抽出乱数値「71」
が、1段目および2段目の各抽選確率値の和(25+2
5)である「50」以上で、3段目までの各抽選確率値
の和(25+25+50)である「100」以下である
ため、上から3段目の遊技開始音・リールランプ動作パ
ターンが選択される。つまり、遊技開始音1、第1リー
ル停止時リールランプ動作パターン2、第2リール停止
時リールランプ動作パターン1、第3リール停止時リー
ルランプ動作パターン1が選択される。
よび「BB」当選フラグから遊技開始音・リールランプ
動作グループ番号18が選択された場合には、図19
(r)に示す遊技開始音・リールランプ動作グループ1
8のテーブルが使用される。そして、乱数値として「1
23」が抽出された場合には、この抽出乱数値「12
3」が、1段目および2段目の各抽選確率値の和(50
+50)である「100」以上で、3段目までの各抽選
確率値の和(50+50+50)である「150」以下
であるため、上から3段目の遊技開始音・リールランプ
動作パターンが選択される。つまり、遊技開始音1、第
1リール停止時リールランプ動作パターン1、第2リー
ル停止時リールランプ動作パターン3、第3リール停止
時リールランプ動作パターン3が選択される。
れかで、これらリールランプ動作パターン0〜4は図2
5〜図28に示される。なお、これら各図の「点滅パタ
ーン」欄における(1),(2),(3)は前述したよ
うにリール3,4,5の上段の各バックランプ57aを
それぞれ示しており、(4),(5),(6)はリール
3,4,5の中段の各バックランプ57b、(7),
(8),(9)はリール3,4,5の下段の各バックラ
ンプ57cをそれぞれ示している。また、これらのうち
の斜線が付された部分はランプ点灯状態を示しており、
斜線が付されていない部分はランプ消灯状態を示してい
る。また、これら各図の「段階」欄は時間の経過段階を
示しており、各バックランプ57a〜57cはこれら各
段階毎に例えば75.2[msec]ずつ図示するように点灯
または消灯する。
に示すリールランプ動作パターン表の動作パターン0に
示すように、第1リール3の各バックランプ57a〜5
7cの点灯が2回下降動作を行う。また、図26に示す
動作パターン1では、図29に示すリールランプ動作パ
ターン表の動作パターン1に示すように、第1リール3
の各バックランプ57a〜57cの点灯が1回下降動作
を行う。また、リールランプ動作パターン2では、図2
9に示すリールランプ動作パターン表の動作パターン2
に示すように、リールランプの動作が行われない。ま
た、図27に示す動作パターン3では、図29に示すリ
ールランプ動作パターン表の動作パターン3に示すよう
に、第1リール3の各バックランプ57a〜57cの点
灯が1回上昇動作を行う。図28に示す動作パターン4
では、図29に示すリールランプ動作パターン表の動作
パターン4に示すように、第1リール3の各バックラン
プ57a〜57cの点灯が2回上昇動作を行う。
下降動作および上昇動作は、今回遊技における遊技音の
番号と、次回遊技における遊技音の番号との差、つま
り、変動幅に対応している。
2」および「ベル」当選フラグから遊技開始音・リール
ランプ動作グループ番号2が選択され、乱数値として
「71」が抽出された場合には、第1リール停止時リー
ルランプ動作パターン2、第2リール停止時リールラン
プ動作パターン1、第3リール停止時リールランプ動作
パターン1が今回遊技第2報知態様決定手段によって選
択される。この場合には、今回遊技の第1リール3の停
止時にはリールランプによる演出が行われず、第2リー
ル4の停止時に第1リール3のバックランプ57a〜5
7cが1回下降動作(−1)を行い、第3リール5の停
止時に第1リール3のバックランプ57a〜57cが1
回下降動作(−1)を行う。このため、今回遊技におけ
るリールランプの演出によって合計2回の下降動作(−
1−1=−2)が行われたことになり、変動幅が「−
2」であることが遊技者に示唆される。
および「BB」当選フラグから遊技開始音・リールラン
プ動作グループ番号18が選択され、乱数値として「1
23」が抽出された場合には、第1リール停止時リール
ランプ動作パターン1、第2リール停止時リールランプ
動作パターン3、第3リール停止時リールランプ動作パ
ターン3が今回遊技第2報知態様決定手段によって選択
される。この場合には、今回遊技の第1リール3の停止
時に第1リール3のバックランプ57a〜57cが1回
下降動作(−1)を行い、第2リール4の停止時に第1
リール3のバックランプ57a〜57cが1回上昇動作
(+1)を行い、第3リール5の停止時に第1リール3
のバックランプ57a〜57cが1回上昇動作(+1)
を行う。このため、今回遊技におけるリールランプの演
出によって合計1回の上昇動作(−1+1+1=+1)
が行われたことになり、変動幅が「+1」であることが
遊技者に示唆される。
(9)および遊技状態表示LED25による演出のタイ
ミングチャートである。
入口9に投入されると、各リールバックランプ(1)〜
(9)は同図(a)〜(i)に示すように一斉に点灯す
る。引き続いてスタートレバー15が同図(l)に示す
タイミングで操作されると、第1,第2,第3リール
3,4,5は同図(s),(t),(u)に示すように
一斉に回転し出す。その後、第1停止ボタン16,第2
停止ボタン17,第3停止ボタン18がこの順に同図
(p),(q),(r)に示すように操作されると、第
1,第2,第3リール3,4,5は各停止ボタン操作タ
イミングに応じて同図(s),(t),(u)に示すよ
うに回転が停止する。
いては、便宜上、第1リール停止ボタン16,第2リー
ル停止ボタン17,第3リール停止ボタン18が同図
(p),(q),(r)に示すようにこの順番に操作さ
れ、各リール3〜5が同図(s),(t),(u)に示
すように第1リール3,第2リール4,第3リール5の
順番で停止する場合について説明している。しかし、各
リール3〜5の停止順序はこれに限定されるものではな
く、例えば、第1リール停止ボタン16,第3リール停
止ボタン18,第2リール停止ボタン17のように、ラ
ンダムな操作順序により停止するようにしてもよい。
び「ベル」当選フラグから遊技開始音・リールランプ動
作グループ番号2が選択された上記の例の場合、リール
ランプ演出は次のように行われる。つまり、第1リール
3の停止タイミングに同図(m)に示すように第1リー
ル用演出要求がONし、各リールバックランプ(1)〜
(9)はリールランプ動作パターン2で演出される。こ
の動作パターン2では上述したように演出が行われず、
各リールバックランプ(1)〜(9)は同図(a)〜
(i)に示すように消灯したままの状態を保っている。
図(n)に示すように第2リール用演出要求がONする
が、第1リール用演出が終了していない期間Aでは、第
2リール用演出は実行されない。第2リール用演出は第
1リール用演出が終了した時から同図(a)〜(i)に
示すように動作パターン1で行われる。つまり、まず、
最初の75.2[msec]の間に全リールバックランプ
(1)〜(9)が消灯し、その後の75.2[msec]の間
にリールバックランプ(1)だけが点灯する。そして、
これに続く75.2[msec]の間にリールバックランプ
(1),(4)が点灯し、その後の75.2[msec]の間
にリールバックランプ(1),(4),(7)が点灯す
る。
図(o)に示すように第3リール用演出要求がONする
が、第2リール用演出が終了していない期間Bでは、第
3リール用演出は実行されない。第3リール用演出も第
2リール用演出が終了した時から同図(a)〜(i)に
示すように上記と同様な動作パターン1で行われる。
は、リールランプ動作終了時に5種類のパターンの内、
リールランプ動作に応じて図31(a)に示す遊技状態
表示LED動作テーブルを用いて更新される。つまり、
第1リール停止時「リールランプ動作パターン」を「n
1」とすると、この「n1」は第1リールランプ動作パ
ターン0〜4に応じて0〜4の値になる。同様に第2リ
ール停止時「リールランプ動作パターン」を「n2」、
第3リール停止時「リールランプ動作パターン」を「n
3」とすると、これら「n2」、「n3」も第2、第3
リールランプ動作パターン0〜4に応じて0〜4の値に
なる。
ルランプ動作終了毎に「リールランプ動作パターン−
2」の値を「リールランプ動作パターン」の値に加算す
る。つまり、第1リール停止時には、「リールランプ動
作パターン−2」も「リールランプ動作パターン−2の
合計」も「n1−2」になり、「n1−2=S1」とす
れば遊技状態表示LED25の動作はこの値S1に対応
した動作パターンになる。しかし、第2リール停止時に
は、「リールランプ動作パターン−2」は「n2−2」
であるが、「リールランプ動作パターン−2の合計」は
「(n1−2)+(n2−2)=n1+n2−4」にな
る。「n1+n2−4=S2」とすれば遊技状態表示L
ED25の動作はこの値S2に対応した動作パターンに
なる。
ンプ動作パターン−2」は「n3−2」であるが、「リ
ールランプ動作パターン−2の合計」は「(n1−2)
+(n2−2)+(n3−2)=n1+n2+n3−
6」になる。「n1+n2+n3−6=S3」とすれば
遊技状態表示LED25の動作はこの値S3に対応した
動作パターンになる。遊技状態表示LED25のこの動
作は次回のメダル投入時にクリアされる。
2」の各値は、「n1」、「n2」、「n3」の各値が
0〜4の範囲にあるため、−2〜2の範囲にある。従っ
て、「n1−2=S1」の値は−2〜2の範囲にあり、
「n1+n2−4=S2」の値は−4〜4の範囲、「n
1+n2+n3−6=S3」の値は−6〜6の範囲にあ
る。
−2の合計」と「遊技状態表示LED動作パターン」と
の関係を示すテーブルである。「リールランプ動作パタ
ーン−2の合計」が0以下の場合には「遊技状態表示L
ED動作パターン」はパターン0になり、「リールラン
プ動作パターン−2の合計」が1,2,3の場合にはそ
れぞれ「遊技状態表示LED動作パターン」はパターン
1,2,3になる。また、「リールランプ動作パターン
−2の合計」が4以上の場合には「遊技状態表示LED
動作パターン」はパターン4になる。
D25の動作パターン0〜4は図32〜図36に示され
る。なお、これら各図の「点滅パターン」欄における
(A)〜(H)は遊技状態表示LED25に内蔵された
LEDを示している。この遊技状態表示LED25は前
述したように、LED(A),(B)が左側の区画25
a,25bに内蔵されており、4つのLED(C),
(D),(E),(F)が中央の区画25cに内蔵され
ている。また、LED(G),(H)が右側の区画25
d,25e内蔵されている。また、これらのうちの斜線
が付された部分はLED点灯状態を示しており、斜線が
付されていない部分はLED消灯状態を示している。ま
た、これら各図の「段階」欄は時間の経過段階を示して
おり、各LED(A)〜(H)はこれら各段階毎に例え
ば80.48[msec]ずつ図示するように点灯または消灯
する。
作パターン0では各段階でLED(A)〜(H)は消灯
したままであり、演出は行われない。また、図33に示
す遊技状態表示LED25の動作パターン1では、LE
Dの点灯は左から2番目の区画25bのLED(B)ま
で延びる。また、図34に示す遊技状態表示LED25
の動作パターン2では、LEDの点灯は左から3番目の
中央の区画25cのLED(C)〜(F)まで延びる。
また、図35に示す遊技状態表示LED25の動作パタ
ーン3では、LEDの点灯は左から4番目の区画25d
のLED(G)まで延びる。図36に示す遊技状態表示
LED25の動作パターン4では、LEDの点灯は右端
の5番目の区画25eのLED(H)まで延びる。
演出動作例を示すテーブルであり、第1停止時に第1リ
ール3が停止されて「リールランプ動作パターン」がパ
ターン4で各リールバックランプ(1)〜(9)の演出
が行われると、「リールランプ動作パターン−2」の値
が4−2によって2になり、「リールランプ動作パター
ン−2の合計」の値も2になる。従って、「遊技状態表
示LED動作」はパターン2になる。このパターン2で
の遊技状態表示LED25の演出は、図30(k)に示
すように、同図(m)に示す第1リール用演出要求がO
FFになったタイミングから同図(n)に示す第2リー
ル用演出要求がOFFになるタイミングまで実行され
る。
れて「リールランプ動作パターン」がパターン1で各リ
ールバックランプ(1)〜(9)の演出が行われると、
「リールランプ動作パターン−2」の値が1−2によっ
て−1になり、「リールランプ動作パターン−2の合
計」の値は2−1によって1になる。従って、「遊技状
態表示LED動作」はパターン1になる。このパターン
1での遊技状態表示LED25の演出は、図30(k)
に示すように、同図(n)に示す第2リール用演出要求
がOFFになったタイミングから同図(o)に示す第3
リール用演出要求がOFFになるタイミングまで実行さ
れる。
れて「リールランプ動作パターン」がパターン2で各リ
ールバックランプ(1)〜(9)の演出が行われると、
「リールランプ動作パターン−2」の値が2−2によっ
て0になり、「リールランプ動作パターン−2の合計」
の値は2−1+0によって1になる。従って、「遊技状
態表示LED動作」はパターン1になる。このパターン
1での遊技状態表示LED25の演出は、図30(k)
に示すように、同図(o)に示す第3リール用演出要求
がOFFになったタイミングから同図(j)に示す次回
のメダル投入タイミングまで実行される。そして、この
次回のメダル投入タイミングにおいて遊技状態表示LE
D25による遊技状態表示はクリアされる。
遊技状態表示も、リールバックランプ(1)〜(9)に
よる演出表示と同様、今回遊技における遊技音の番号
と、次回遊技における遊技音の番号との差、つまり、変
動幅に対応して行われている。すなわち、変動幅が大き
ければ、遊技状態表示LED25におけるLED(A)
〜(H)の右端へ向かう点灯の延びが大きく、逆に、変
動幅が小さければ、LED(A)〜(H)の右端へ向か
う点灯の延びが小さくなっている。
条件を満たした場合、2種類の確定条件に応じた確定動
作出現タイミングで点灯する。
「遊技開始音・リールランプ動作」の組合せパターンが
行われたときと、特定の遊技音が次遊技で出音されると
きに成立する。特定の「遊技開始音・リールランプ動
作」の組合せパターンは図37のテーブルに示され、B
BまたはRBゲームの成立時、およびBBまたはRBの
内部当たり時にのみ出現する遊技開始音の出音・リール
ランプ動作の演出組合せである。また、特定の遊技音と
は遊技音4および遊技音5である。
件に応じた確定動作出現時期に当たり表示ランプ24が
点灯され、BBまたはRBゲームの作動時まで点灯し続
ける。
プ動作」の組合せパターンが行われた時には、図38
(f)に示す全リール3〜5の回転停止時に、同図
(h)に示すタイミングで行われるリールランプ(1)
〜(9)の演出終了後に、同図(a)に示すタイミング
で当たり表示ランプ24が点灯する。ここで、特定の
「遊技開始音・リールランプ動作」の組合せパターンで
あるか否かの判定は、予め定められた図37に示される
パターンとの比較だけによって行われる。同図(f)に
示すリール3〜5の回転は同図(e)に示すスタートレ
バー15の入力タイミングに開始し、同図(g)に示す
3つのストップボタン16,17,18の操作に応じて
停止する。同図(h)に示すリールランプ(1)〜
(9)の演出動作は、各ストップボタン16,17,1
8の操作に応じて前述したように行われる。また、遊技
音1〜5は同図(c)に示すように、同図(d)に示す
メダル投入タイミング毎に前述したように切り換えられ
る。なお、ここでは同図(b)に示す確定遊技開始音は
出音されない。
される時には、図39(d)に示す、次の遊技の1枚目
のメダル投入タイミングに、当たり表示ランプ24が同
図(a)に示すように点灯する。また、このとき、同図
(b)に示すように確定遊技音開始音が単発音で出音さ
れる。この確定遊技音開始音が出音されている期間Tで
は、遊技音4,5よりも確定遊技音開始音の方が出音優
先順位が高いため、同図(c)に示す遊技音4,5の出
音は行われない。
動作」の組合せパターンが行われ、特定の遊技音4,5
が次遊技で出音される時には、図40(h)に示すタイ
ミングで行われるリールランプ(1)〜(9)の演出終
了後に、同図(a)に示すタイミングで当たり表示ラン
プ24が点灯する。そして、同図(d)に示す、次の遊
技の1枚目のメダル投入タイミングに、同図(b)に示
すように確定遊技音開始音が単発音で出音される。
示ランプ24が点灯しても、当たり表示ランプ24の消
灯タイミングは同じで、図41に示すタイミングチャー
トに示される。つまり、当たり表示ランプ24は、同図
(h)に示すタイミングでメダル払出が終了し、同図
(i)に示す、BBまたはRBゲームの作動が終了した
タイミングで、同図(a)に示すように消灯する。この
際、同図(b)に示すように遊技音の出音も停止する。
制御される遊技機の動作について説明する。
すフローチャートである。
なされたかどうかが判別される(図42,ステップ10
1参照)。この判別は、メダル投入口9にメダルが投入
され、メダルセンサ9Sからの検出信号入力があった場
合、あるいはBETスイッチ10,11,12からの信
号入力があった場合に“YES”となる。その場合、第
1リール3,第2リール4および第3リール5に内蔵さ
れた各バックランプ57a〜57cは、CPU31によ
るランプ駆動回路48の制御によって全て点灯される
(ステップ102)。また、遊技状態表示LED25が
演出を行っている場合にはその演出が終了させられる
(ステップ103)。
1への電源投入後に初めて行われる電源立ち上げ時の遊
技処理であるか否かが判断される(ステップ104)。
電源立ち上げ時の遊技処理である場合には、次回遊技の
遊技音1〜5が決定されていないため、スピーカ駆動回
路43がCPU31によって制御されて、遊技音1が初
期音としてスピーカ39から出音される(ステップ10
5)。また、電源立ち上げ時の遊技処理でない場合に
は、前回の遊技において次回報知態様決定手段によって
決定されていた次回遊技音1〜5が今回の遊技音として
出音される(ステップ106)。この次回遊技音1〜5
は、後述するステップ109で決定され、機器前面下方
に設けられた透音孔19から出音され、遊技者の聴覚に
とらえられる。
タートスイッチ15Sからのスタート信号入力があった
か否かが判別される(ステップ107)。
定手段によって入賞判定(確率抽選処理)が行われる
(ステップ108)。前述したように入賞判定は、乱数
発生器36で発生し、サンプリング回路37によって特
定された1つの乱数値が、入賞確率テーブル(図6参
照)においてどの入賞グループに属する値になっている
か判断されることによって行われる。この入賞態様決定
手段で決定された入賞態様は当選フラグの種類によって
表され、「ハズレ」,「再遊技」,「ベル」,「プラ
ム」,「RB」および「BB」の6種類の中のいずれか
1つの当選フラグがRAM33の所定領域にセットされ
る。
様決定手段によって次回遊技における遊技音1〜5が決
定される(ステップ109)。前述したようにこの次回
遊技音の決定処理は、図13に示す遊技音抽選テーブル
を用いて行われ、現在の遊技音および現在の遊技状態に
基づき、0〜127の計数値を出力するレジスタを用い
た乱数抽選によって変動幅が抽選され、次回遊技の遊技
音1〜5が決定される。
段によって今回遊技における遊技開始音の出音とリール
バックランプ(1)〜(9)の演出動作パターンとの組
合せが決定される(ステップ110)。前述したように
この動作パターン決定処理は、図14に示す遊技開始音
・リールランプ動作グループ番号選択テーブルを用いて
行われ、次回遊技音決定の際に使用された変動幅および
現在の遊技音に基づき、「1〜26」のうちの1つのグ
ループ番号が選択される。さらに、選択されたグループ
番号に基づき、図15〜図24に示す遊技開始音・リー
ルランプ動作グループ1〜26のテーブルを使用し、0
〜255の計数値を出力するレジスタを用いた乱数抽選
によって今回遊技の遊技開始音・リールランプ動作パタ
ーンが決定される。
によって制御され、上記のステップ110で決定された
遊技開始音1または2のいずれか一方の遊技開始音が、
図8に示すタイミングでスピーカ39から出力される
(ステップ111)。
リール5の回転処理が行われ(ステップ112)、これ
ら各リール3,4,5は一斉に回転し出す。このリール
回転処理に引き続き、各リール3,4,5の停止制御が
行われる(ステップ113)。このリール停止制御処理
の概要は図45および図46のフローチャートに示され
る。
作は、前述したように、リール停止信号回路45を介し
てCPU31によって検出されており、第1リール停止
ボタン16のON操作が図45のステップ131で検出
された場合には、第1リール3の停止制御処理が行われ
る(ステップ132)。つまり、第1リール停止ボタン
16が遊技者によって操作された時点で、第1リール3
のステッピングモータ55に供給された駆動パルスの数
がRAM33から読み出され、第1リール3の回転位置
と対応づけられる。第1リール3の回転位置が分かる
と、シンボルテーブル(図7参照)との対照により、観
察窓6に現れている3個のシンボルがシンボルコードと
して把握される。
いるときには、観察窓6の有効化入賞ライン上に大ヒッ
トを構成するシンボルがあるか否かがチェックされる。
同様に、中ヒット,小ヒットの当選フラグが立っている
ときには、観察窓6の有効化入賞ライン上に中ヒット,
小ヒットを構成するシンボルがあるか否かがチェックさ
れる。有効化入賞ライン上に当選フラグに対応したシン
ボルがあるときは、CPU31は即座に第1リール3を
停止させる。なお、第1リール3を瞬間的に停止させ得
ないことを考慮し、リール回転位置の何ステップ分か前
にこの処理を行うようにしてもよい。
対応したシンボルが観察窓6の有効化入賞ライン上に現
れていない場合には、さらに第1リール3をシンボル4
コマ分回転させたときにどのようなシンボルが現れてく
るかをチェックする。もし、この中に当選フラグに対応
するシンボルが有ったときには、そのコマ位置まで第1
リール3を回転させてそこで停止させる。この引き込み
制御処理は後述する第2リール4および第3リール5の
各停止制御処理時にも行われる。
(m)に示すタイミングでONにされる(ステップ13
3)。引き続いて、ステップ110で決定されたリール
ランプ動作パターンに従い、第1リール用のバックラン
プ(1)〜(9)の演出処理が行われる(ステップ13
4)。この演出処理は、前述したように図25〜図28
に示すリールランプ動作パターン0〜4のいずれか1つ
のパターンで行われる。例えば、変動幅「−2」および
「ベル」当選フラグから遊技開始音・リールランプ動作
グループ番号2が選択された前述の例の場合には、各バ
ックランプ(1)〜(9)が第1リール停止時リールラ
ンプ動作パターン2で図30(a)〜(i)に示すよう
に点灯制御される。つまり、前述したように全てのバッ
クランプ(1)〜(9)が消灯された状態にされる。
N操作されたか否かが検出され(ステップ135)、こ
の停止ボタン17のON操作が検出された場合には、第
2リール4の停止制御処理が行われる(ステップ13
6)。この停止制御処理では、第2リール4が回転して
いる状態で、まず、観察窓7の中央の入賞ラインL1に
コードナンバ0〜20の21通りのシンボルが停止する
ことを想定し、有効化入賞ライン上に既に停止している
第1リール3のシンボルとの組合せが読み込まれる。ま
た、第3リール5については回転中であることを表す回
転コードが読み込まれる。なお、第2リール4も回転中
であるが、上記処理によって停止されることを仮定して
いるため、回転コードとしては読み込まれない。
読み込まれると、前述した入賞シンボル組合せテーブル
が参照され、第1リール3の停止により決定されたシン
ボルに対し、第2リール4が21通りの回転位置で停止
したとき、有効化入賞ライン上にどのような入賞が生じ
る可能性があるかが順次判断されていく。例えば、図4
7(a)に示すように第1リール3が停止していたとす
れば、第2リール4の停止位置を21通り想定してその
ときのシンボル組合せパターンがチェックされる。例え
ば、同図(b)に示すように、第2リール4が観察窓7
の中央でコードナンバ「5」で停止したとすると、各入
賞ラインL1,L2A,L2B,L3A,L3B上での
シンボル組合せは同図(c)に示すようになる。
示す回転コードであるが、第3リールの停止位置によっ
ては、入賞ラインL1に「A−A−A」の大ヒット入
賞、入賞ラインL2Bに「E−E−E」の小ヒット入賞
が生じる可能性がある。従って、第2リール4のコード
ナンバ「5」に対しては、図48に示すように大ヒット
の予想フラグと小ヒットの予想フラグとがセットされ
る。このような予想フラグの有無が第2リール4の全て
のコードナンバについてチェックされ、これらデータは
RAM33に書き込まれる。
予想フラグデータは、第2リール4の停止制御時に参照
される。つまり、第2リール4の停止ボタン17が操作
されたとき、第2リール4のコードナンバに対応する予
想フラグが参照され、大ヒットの予想が発生している場
合には、有効化入賞ライン上に大ヒットのシンボルが停
止するように第2リール4の停止制御が実行される。
制御処理が終わると、次に、第2リール用演出要求が図
30(n)に示すタイミングでONにされる(ステップ
137)。次に、ステップ133でONにされた第1リ
ール用演出要求がOFFになったか否か、つまり、第1
リール停止時リールランプ動作による演出が終了したか
否かが判断される(ステップ138)。第1リール用演
出要求がOFFになっていない場合にはこれがOFFに
なるまで待ち処理が行われる。
ステップ110で決定されたリールランプ動作パターン
に従い、第2リール用のバックランプ(1)〜(9)の
演出処理が行われる(ステップ139)。この演出処理
では、例えば、変動幅「−2」および「ベル」当選フラ
グから遊技開始音・リールランプ動作グループ番号2が
選択された前述の例の場合には、各バックランプ(1)
〜(9)が第2リール停止時リールランプ動作パターン
1で図30(a)〜(i)に示すように点灯制御され
る。つまり、前述したように第1リール3のバックラン
プ(1),(4),(7)が1回下降動作(−1)を行
う。
動作パターンが決定される(ステップ140)。前述し
たようにこの動作パターンの決定処理は、図31(a)
に示す遊技状態表示LED動作テーブルを用いて行わ
れ、リールランプ動作終了毎に「リールランプ動作パタ
ーン−2」の値を加算して得られる「リールランプ動作
パターン−2の合計」の値から決定される。次に、この
ステップ140で決定された演出動作パターンに従い、
遊技状態表示LED25の演出処理が図30(k)に示
すタイミングで行われる(ステップ141)。この演出
処理は、前述したように図32〜図36に示す動作パタ
ーン0〜4のいずれか1つのパターンで行われる。
N操作されたか否かが検出され(ステップ142)、こ
の停止ボタン18のON操作が検出された場合には、第
3リール5の停止制御処理が行われる(ステップ14
3)。この停止制御処理では、既に第1リール3および
第2リール4が停止してそのシンボルの組合せが特定さ
れているので、これらのシンボルの組合せに対し、第3
リール5の各々のコードナンバ毎に入賞の可能性が判定
され、図48に示すテーブルと同様にして入賞予想フラ
グが立てられる。
止ボタン18が操作されたときに参照され、大ヒットの
予想が立っているときには、有効化入賞ライン上に大ヒ
ットのシンボルが停止するように第3リール5の停止制
御が実行される。この第3リール5の停止制御処理時に
は、既に停止している第1リール3,第2リール4のシ
ンボルとの組合せによって当選フラグ通りの入賞が得ら
れるだけでなく、当選フラグと異なる入賞が得られない
ようにリール停止位置が制御される。
制御処理,ステップ136の第2リール停止制御処理お
よびステップ142の第3リール停止制御処理により、
当選フラグが「ハズレ」の場合には、いずれの有効化入
賞ライン上にも入賞シンボル組合せが揃わないように各
リール3〜5が停止制御される。また、当選フラグが
「ベル」,「プラム」の場合には、いずれかの有効化入
賞ライン上にシンボル「ベル」,「プラム」の組合せが
揃うように各リール3〜5が停止制御される。また、当
選フラグが「RB」,「BB」の場合には、いずれかの
有効化入賞ライン上にシンボル「7」または所定のキャ
ラクタ・シンボルの組合せが揃うように各リール3〜5
が停止制御される。
と、第3リール用演出要求が図30(o)に示すタイミ
ングでONにされる(ステップ144)。次に、ステッ
プ137でONにされた第2リール用演出要求がOFF
になったか否か、つまり、第2リール停止時リールラン
プ動作による演出が終了したか否かが判断される(ステ
ップ145)。第2リール用演出要求がOFFになって
いない場合にはこれがOFFになるまで待ち処理が行わ
れる。
ステップ110で決定されたリールランプ動作パターン
に従い、第3リール用のバックランプ(1)〜(9)の
演出処理が行われる(ステップ146)。この演出処理
では、例えば、変動幅「−2」および「ベル」当選フラ
グから遊技開始音・リールランプ動作グループ番号2が
選択された前述の例の場合には、各バックランプ(1)
〜(9)が第3リール停止時リールランプ動作パターン
1で図30(a)〜(i)に示すように点灯制御され
る。つまり、前述したように第1リール3のバックラン
プ(1),(4),(7)が1回下降動作(−1)を行
う。
動作パターンが決定される(ステップ147)。前述し
たようにこの動作パターンの決定処理は、リールランプ
動作終了毎に「リールランプ動作パターン−2」の値を
加算して得られる「リールランプ動作パターン−2の合
計」の値から決定される。次に、このステップ147で
決定された演出動作パターンに従い、遊技状態表示LE
D25の演出処理が図30(k)に示すタイミングで行
われる(ステップ148)。
リール用演出要求がOFFになったか否か、つまり、第
3リール停止時リールランプ動作による演出が終了した
か否かが判断される(ステップ149)。第3リール用
演出要求がOFFになっていない場合にはこれがOFF
になるまで待ち処理が行われる。
ステップ146で開始された第3リール用のバックラン
プ(1)〜(9)の演出処理が終了する(ステップ15
0)。次に、遊技状態表示LED25による演出動作パ
ターンが決定される(ステップ151)。前述したよう
にこの動作パターンの決定処理は、リールランプ動作終
了毎に「リールランプ動作パターン−2」の値を加算し
て得られる「リールランプ動作パターン−2の合計」の
値から決定される。次に、このステップ151で決定さ
れた演出動作パターンに従い、遊技状態表示LED25
の演出処理が図30(k)に示すタイミングで行われる
(ステップ152)。この演出処理は、前述したステッ
プ103において、次回遊技の1枚目メダルが投入され
たタイミングで終了される。
リール停止制御処理が終了すると、次に、ボーナス確定
条件が成立したか否かが判断される(ステップ11
4)。前述したように、このボーナス確定条件は、図3
7のテーブルに示される特定の「遊技開始音・リールラ
ンプ動作」の組合せパターンが行われたときと、特定の
遊技音4,5が次遊技で出音されるときに成立する。ボ
ーナス確定条件が成立している場合には、成立したボー
ナス確定条件に応じた図38〜図40に示すいずれかの
確定動作出現時期に、当たり表示ランプ24が点灯され
る。続いて、成立したボーナス確定条件に応じた図39
または図40に示すタイミングで確定遊技音開始音が単
発音でスピーカ39から出力される(ステップ11
6)。
していない場合、またはステップ116が実行された後
に、全リール停止時の表示が所定の入賞シンボル組合せ
であるか否かが、入賞シンボル組合せテーブルを参照し
て判断される(ステップ117)。つまり、リール停止
制御は全て機械によって行われるのではなく、遊技者に
よる各停止ボタン16〜18の操作タイミングも問われ
ているため、内部抽選の結果入賞当選フラグが立ってい
ても、停止ボタン16〜18が所定タイミングに操作さ
れないと、有効化入賞ライン上に入賞シンボル組合せは
揃わず、入賞は発生しない。上述した通り、引き込み制
御は4コマ分が限度であるため、その4コマの中に入賞
シンボルが存在しない場合は、結局、予定した入賞シン
ボルの組合せは得られないためである。
17の判定は“NO”となり、処理は初めのステップ1
01に戻る。また、入賞判定の結果リプレイゲーム(再
遊技)であるときは、処理はステップ107のスタート
レバー15の操作待ち処理に戻る(ステップ118)。
リプレイゲームでない入賞のときには、CPU31によ
ってホッパ駆動回路41が制御され、所定枚数のメダル
がホッパ38によってコイン受け皿20へ払い出される
(図44,ステップ119)。なお、本フローチャート
においては、ボーナス確定条件のチェック処理(ステッ
プ114,115,116)はリール停止制御処理(ス
テップ113)の後に行うようにしているが、このチェ
ック処理はこのステップ119におけるメダル払い出し
処理の後に行うようにしてもよい。
は6枚のメダル、「プラム」の小当たり入賞の場合には
8枚のメダルが払い出される。また、「BB」,「R
B」の大当たり入賞の場合にはそれぞれ15枚のメダル
が払い出される。
され(ステップ120)、BBゲームが発生している場
合にはBBゲームが実行される(ステップ121)。ま
た、BBゲームが発生していない場合には、次にRBゲ
ームが発生したか否かが判断され(ステップ122)、
RBゲームが発生している場合にはRBゲームが実行さ
れる(ステップ123)。BBゲームまたはRBゲーム
が終了すると、図41に示すタイミングで、当たり表示
ランプ24が消灯される。その後、上述した処理が繰り
返されてスロットマシン遊技が行われる。
ように、次回報知態様決定手段により、次回の遊技にお
いて出音される遊技音1〜5が、今回の遊技で出音され
る遊技音1〜5に基づいて、今回の遊技のステップ10
9で予め選択される。そして、次回の遊技のステップ1
06で、予め選択されていたいずれかの遊技音1〜5が
出音される。このため、今回の遊技における報知と、次
回の遊技における報知との間に関連付けが行われる。従
って、今回の遊技における報知は、その回の遊技で単発
で完結することなく、次回以降の遊技との間で報知内容
に関連性が持たされる。よって、従来のように、今回の
遊技における報知と次回以降の遊技との間で報知内容が
細切れになってしまうことはなく、報知の面白みが増し
てスロットマシン1の遊技の興趣は向上する。
音する報知手段とは別に、リールバックランプ(1)〜
(9)や遊技状態表示LED25、遊技開始音1,2を
出音する音発生手段といった第2の報知手段を備えてい
る。そして、今回遊技第2報知態様決定手段により、第
2の報知手段による今回の遊技における報知態様が、次
回の遊技において報知される報知態様に基づいてステッ
プ110等で決定される。従って、今回の遊技における
報知は第2の報知手段によっても行われ、しかも、次回
の遊技における既に決定された遊技音1〜5による報知
と関連する報知態様で行われ、スロットマシン1の報知
内容は多様になる。よって、スロットマシン1の遊技の
興趣はさらに向上する。
報知手段によって出音される遊技音4,5により、遊技
者は、RBまたはBBの内部当たり確定が生じているこ
とを知ることが出来る。このため、リーチ目の出目によ
ってBB当選フラグやRB当選フラグが立っていること
を判断できない遊技の初心者であっても、この遊技音
4,5によってリーチ目の判断が可能となり、リール式
遊技機のゲーム性を難解に感じて敬遠している者の抵抗
感を和らげることが出来る。
たり発生を、当たり表示ランプ24以外にこの遊技音
4,5によっても知ることが出来る。従って、本実施形
態によるスロットマシン1によれば、RBまたはBBの
内部当たり発生を様々な形態で容易に知ることが出来
る。
内部当たり確定状態が発生していても、必ずしも遊技音
4または遊技音5が次回の遊技音として出音されるとは
限らず、遊技音1〜3が次回の遊技音として出音される
こともある。つまり、この内部当たり確定は、所定確率
で遊技者に報知されることになる。従って、RBまたは
BBの内部当たり確定は遊技者に報知される場合もあ
り、報知されない場合もある。このため、遊技者によっ
て遊技音4,5の出音が期待されるようになり、この出
音があった場合にはその喜びも増す。
発明による遊技機をスロットマシンに適用した場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されることはな
く、例えば、パチンコ機といった弾球遊技機や、その他
のアミューズメント機器に適用してもよい。
各実施形態のスロットマシンにおけるスタートレバー操
作、入賞態様決定用乱数抽出、リール回転開始、といっ
た遊技の流れは、パチンコ機においては、ある特定の入
賞口へのパチンコ球の入賞、入賞態様決定用乱数抽出、
パチンコ機に組み込まれたスロットマシン・リールの回
転開始、といった遊技の流れに置き換えられる。また、
上記各実施形態のスロットマシンで、リールの図柄があ
る特定の態様で停止表示されたときに行われたメダルの
払い出しは、パチンコ機においては、アタッカやチュー
リップといった変動入賞装置を開放させ、多くの出球を
遊技者に付与するというように、パチンコゲーム上での
特典を与えることに置き換えられる。
回報知態様決定手段により、次回以降の遊技において報
知される報知態様が、今回の遊技で報知される報知態様
に基づいて、今回の遊技において予め選択されるため、
今回の遊技における報知と、次回の遊技における報知と
の間に関連付けが行われる。従って、今回の遊技におけ
る報知は、その回の遊技で単発で完結することなく、次
回以降の遊技との間で報知内容に関連性が持たされる。
よって、報知の面白みが増して遊技機の興趣は向上す
る。
り、第2の報知手段による今回の遊技における報知態様
が、次回以降の遊技において報知される報知態様に基づ
いて決定される。従って、今回の遊技における報知は、
次回以降の遊技における既に決定された報知と関連する
報知態様で、第2の報知手段によっても行われ、その報
知内容は多様になり、また、今回の遊技における報知
と、次回以降の遊技における報知との関連性が一層深ま
ることになる。よって、遊技機の興趣はさらに向上す
る。
入賞態様が報知手段によっても遊技者に報知される。従
って、遊技者は、特定の入賞態様の発生を様々な形態で
容易に知ることが出来る。特に、スロットマシンにおい
ては、この報知手段によって察知することの出来る入賞
態様に合わせた停止操作を行うことが可能になる。ま
た、一般的にスロットマシンの大当たり入賞は、実際に
入賞となるまで、そのフラグは持ち越されるようになっ
ているので、フラグ成立から実際の入賞までにメダルを
ロスすることが少なくなる。また、この特定の入賞態様
は遊技者に報知される場合もあり、報知されない場合も
ある。このため、遊技者によって特定の入賞態様の報知
が期待されるようになり、報知があった場合にはその喜
びも増す。
観を示す正面図である。
トを示す斜視図である。
リールの構造を示す斜視図である。
入賞ラインが順次有効化される状態を示す図である。
成を示すブロック図である。
用いられる入賞確率テーブルを示す図である。
用いられるシンボルテーブルを示す図である。
おいて遊技開始音が出力されるタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
おいて遊技音の出音タイミングを示すタイミングチャー
トである。
において遊技音の出音・消音タイミングを示すタイミン
グチャートである。
における現在の遊技音と次回の遊技音との組合せを示す
図表である。
における現在遊技状態および現在遊技音と次回遊技音と
の関係を示す図表である。
において次回遊技音の選択の際に使用される次回遊技音
選択確率テーブルを示す図表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ番号選択テーブルを
示す図表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ1〜4を示す図表で
ある。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ5〜8を示す図表で
ある。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ9〜12を示す図表
である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ13〜17を示す図
表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ18〜20を示す図
表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ21〜24を示す図
表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ25の前半を示す図
表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ25の後半を示す図
表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ26の前半を示す図
表である。
において今回第2報知態様の選択の際に使用される遊技
開始音・リールランプ動作グループ26の後半を示す図
表である。
において今回遊技で第2報知されるリールランプ動作パ
ターン0を示す図表である。
において今回遊技で第2報知されるリールランプ動作パ
ターン1を示す図表である。
において今回遊技で第2報知されるリールランプ動作パ
ターン3を示す図表である。
において今回遊技で第2報知されるリールランプ動作パ
ターン4を示す図表である。
において今回遊技で第2報知される各リールランプ動作
パターンを示す図表である。
においてリールランプおよび遊技状態表示LEDによっ
て演出が行われる際の回路各部のタイミングチャートで
ある。
においてリールランプ動作パターンに応じて遊技状態表
示LEDの動作パターンを選択するためのテーブルを示
す図表である。
において今回遊技で第2報知される一般遊技時の遊技状
態表示LED動作パターン0を示す図表である。
において今回遊技で第2報知される一般遊技時の遊技状
態表示LED動作パターン1を示す図表である。
において今回遊技で第2報知される一般遊技時の遊技状
態表示LED動作パターン2を示す図表である。
において今回遊技で第2報知される一般遊技時の遊技状
態表示LED動作パターン3を示す図表である。
において今回遊技で第2報知される一般遊技時の遊技状
態表示LED動作パターン4を示す図表である。
においてボーナス確定条件を成立させる特定の「遊技開
始音・リールランプ動作パターン」の組合せを示す図表
である。
における当たり表示ランプの第1の点灯タイミングを示
すタイミングチャートである。
における当たり表示ランプの第2の点灯タイミングを示
すタイミングチャートである。
における当たり表示ランプの第3の点灯タイミングを示
すタイミングチャートである。
における当たり表示ランプの消灯タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
を示す第1のフローチャートである。
を示す第2のフローチャートである。
を示す第3のフローチャートである。
す第1のフローチャートである。
す第2のフローチャートである。
で各回転リールに割り当てて読み込まれるシンボルコー
ドの関係を示す図である。
に用いられるヒット予想フラグテーブルを示す図であ
る。
示LED25の区画 L1,L2A,L2B,L3A,L3B…入賞ライン 57a,57b,57c…バックランプ
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の図柄を複数列に可変表示する可変
表示手段と、遊技毎に乱数抽選によって遊技の入賞態様
を決定する入賞態様決定手段と、この入賞態様決定手段
で決定された入賞態様に基づいて前記可変表示手段の可
変表示動作を各列毎に停止制御する停止制御手段と、所
定の報知情報を遊技者に報知する報知手段とを備えて構
成される遊技機において、 前記報知手段によって今回の遊技で報知される報知態様
に基づいて、次回以降の遊技において前記報知手段によ
って報知される報知態様を、今回の遊技において予め選
択する次回報知態様決定手段を備えたことを特徴とする
遊技機。 - 【請求項2】 前記報知手段とは別に第2の報知手段を
備え、この第2の報知手段による今回の遊技における報
知態様を、前記次回報知態様決定手段によって決定され
た次回以降の遊技において報知される報知態様に基づい
て、決定する今回遊技第2報知態様決定手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記報知手段は、前記次回報知態様決定
手段によって決定された報知態様を、次回以降の遊技で
遊技媒体が投入されたときに報知することを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記報知手段は、今回の遊技で報知され
る報知態様と、次回以降の遊技において報知される報知
態様とが同じである場合、この報知態様を遊技間で中断
することなく連続して報知し続けることを特徴とする請
求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記報知手段によって報知される所定の
報知情報は、前記入賞態様決定手段で決定された特定の
入賞態様に対応した報知情報であることを特徴とする請
求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記報知手段は、特定の前記入賞態様に
対応した報知情報を所定確率で遊技者に報知することを
特徴とする請求項5に記載の遊技機。 - 【請求項7】 特定の前記入賞態様は大当たり内部入賞
態様または中当たり内部入賞態様であることを特徴とす
る請求項5または請求項6に記載の遊技機。 - 【請求項8】 前記遊技機はスロットマシンまたは弾球
遊技機であることを特徴とする請求項1から請求項7の
いずれか1項に記載の遊技機。
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