JP2001057031A - 制御データ用レート(m/n)コード・エンコーダ、検出器およびデコーダ - Google Patents

制御データ用レート(m/n)コード・エンコーダ、検出器およびデコーダ

Info

Publication number
JP2001057031A
JP2001057031A JP2000188556A JP2000188556A JP2001057031A JP 2001057031 A JP2001057031 A JP 2001057031A JP 2000188556 A JP2000188556 A JP 2000188556A JP 2000188556 A JP2000188556 A JP 2000188556A JP 2001057031 A JP2001057031 A JP 2001057031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rate
block
medium
control data
series
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000188556A
Other languages
English (en)
Inventor
Miaza Azuitsu Paavetsu
ミアザ アヅィツ パーヴェツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucent Technologies Inc filed Critical Lucent Technologies Inc
Publication of JP2001057031A publication Critical patent/JP2001057031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10268Improvement or modification of read or write signals bit detection or demodulation methods
    • G11B20/10287Improvement or modification of read or write signals bit detection or demodulation methods using probabilistic methods, e.g. maximum likelihood detectors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10046Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
    • G11B20/10055Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using partial response filtering when writing the signal to the medium or reading it therefrom
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M5/00Conversion of the form of the representation of individual digits
    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
    • H03M5/04Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
    • H03M5/14Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
    • H03M5/145Conversion to or from block codes or representations thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、伝送システムに使用されるデータ
の符号化およびデータの符号に関する。 【解決手段】 レート(M/N)コード(但し、Mは1
を超える整数で、NはMを超える整数)でサーボ・デー
タをブロック符号化し、そしてブロック復号するための
システムである。上記ブロック符号化は、磁気記憶媒体
上のサーボ・データ・セクタに書き込まれ、磁気記録シ
ステムで使用される。符号化されたサーボ・データは、
磁気媒体から読み出されブロック復号される。強制最尤
部分応答(PRML)検出器は、N符号化記号ビット
を、磁気媒体から読み出されるチャネル・サンプルから
検出するのに使用される。1ブロックのNチャネル・サ
ンプルは、VAのトレリスを通る経路を形成し、ブロッ
ク・コードの特徴を使用してトレリス内の状態遷移に関
する決定を強制する。PRML検出器は、レート(M/
N)コード記号ビットにより各状態遷移に関する決定を
強制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送システムに使
用されるデータの符号化およびデータの復号に関し、特
にエンコーダ用サーボ・ブロック・コードおよびデコー
ダと一緒に使用される最尤検出器用関連トレリスに関す
る。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】多
くのディジタル伝送システムは、通常、一連の記号(各
記号は、ビットの集まりからなる)によって表されたデ
ィジタル・データの検出機能を向上させるための最尤シ
ーケンス検出を使用する。記号ビットは、1つの信号と
して、伝送(通信)チャネルを介して伝送されるが、伝
送された信号には、通常、ノイズが加わる。例えば、磁
気記録システムは、最初に、データを記号ビットに符号
化し、その記号ビットは、磁気媒体に記録される。磁気
媒体へデータを書込み、磁気媒体にデータを記憶し、磁
気媒体からデータを読み取るのは、関連周波数応答を有
する伝送チャネルであると見なす。信号は、その後、記
憶されたデータ(記憶された記号ビット)を表わすサン
プルされた信号(すなわち、一連の出力サンプル)とし
て、磁気媒体から読み出される。ディスク・ドライブ用
の磁気記録システムは、磁気媒体(ディスク)上のトラ
ックからデータを読み出し、検出する。各トラックは、
ユーザ(「読取り」)データ・セクタと、読取りセクタ
間に埋め込まれたシステム専用制御(例えば、「サー
ボ」)データ・セクタを備える。サーボ・データ・セク
タは、1)トラックを探索する(シーク・モード中)た
め、および2)磁気媒体上のトラックに、読取ヘッドを
位置決めするために、記録システムが使用する制御デー
タ形式であるサーボ・データを記憶する。従来技術の磁
気記録システムには、ディジタル信号処理を使用して、
記憶されたサーボ・データを検出するものもあれば、ア
ナログ技術を取り入れているものもある。
【0003】図1は、磁気記録システム100のサーボ
処理を示す。サーボ・データの一部は、サーボ・データ
・エンコーダ101(1/Nエンコーダとして示されて
いる)により受信され、その一部は、後述されるレート
(1/N)コードを使用して符号化される。サーボ・デ
ータの残りの符号化されていない部分と、符号化された
部分は、さらに、磁気書込ヘッド102により処理さ
れ、その後、磁気媒体110に記録される。磁気読取ヘ
ッド103は、アナログ信号として、磁気記録媒体11
0から情報を読み出す。
【0004】図2は、磁気記録媒体110のサーボ・デ
ータ・セクタ内にサーボ・データを記録するフォーマッ
トを示す。サーボ・データは、一連のビットからなるプ
リアンブル201を含み、そこからタイミングおよび利
得情報を回復させる。タイミングおよび利得情報によ
り、磁気読取ヘッド103は、磁気媒体110のトラッ
クから提供された入力アナログ信号に関連する利得およ
び位相同期を得ることができる。図2は、また、バース
ト・データを含むバースト復調フィールド204も示し
ている。バースト・データは、磁気読取ヘッド103に
より、磁気読取ヘッド103が、直接トラックの中心に
位置付けされているかどうかを検出するために使用され
る。
【0005】プリアンブル201には、その後に符号化
されたサーボ・アドレス・マーク(SAM)202が付
けられ、次に、サーボ・セクタ用の符号化されたグレイ
・データ203がその後に続く。SAM202は、サー
ボ・データを含むセクタを識別するために所定のビット
・パターンを含み、磁気読取ヘッド103により使用さ
れるフレーミング・クロックをリセットして、磁気記録
媒体110からトラック/セクタを読み出すのに使用さ
れる。グレイ・データ203は、磁気記録媒体のトラッ
ク番号とシリンダ情報を表示し、シーク・モード中に、
隣接するトラックを読み出す際のエラーを避けるため
に、磁気読取ヘッド103により使用される。SAM2
02およびグレイ・データ203は、普通、磁気記録媒
体110に記録される前に一連の記号ビットとして符号
化されたサーボ・データの一部である。
【0006】図1において、磁気読取ヘッド103は、
出力チャネル・サンプルとして、記録され、符号化され
たサーボ・データを表わすサンプルされたアナログ信号
を提供する。「出力チャネル・サンプル」という用語
は、データが(おそらく、メモリを有する)周波数応答
形式を有する伝送チャネル(例えば、磁気媒体110)
を通過したことを示す。この種の伝送チャネル(おそら
く、その後のイコライザの周波数応答を含む)は、部分
応答チャネルと呼ばれる。符号化されたサーボ・データ
を表わす信号には、信号がチャネルの周波数応答を通過
することによって引き起こされるノイズ・コンポーネン
トおよび信号のひずみができる。チャネルの周波数応答
の変化または、磁気読取ヘッド103の回路の周波数応
答の特性を部分的に修正するために、出力チャネル・サ
ンプルが、イコライザ104に供給される。等化された
出力チャネル・サンプルは、その後、部分応答最尤(P
RML)検出器105に供給される。
【0007】PRML検出器105は、例えば、出力チ
ャネル・サンプルから符号化されたSAM202および
符号化されたグレイ・データ203を表わす一連の記号
ビットを検出するために、ビタビ・アルゴリズム(V
A)のようなアルゴリズムを使用する。サーボ・データ
検出器106(1/N検出器として示されている)は、
PRML検出器105から検出された記号シーケンスを
受信し、その一連の記号データを復号して、サーボ・デ
ータを再構築する。バースト復調器107も示されてい
る。これは、イコライザ104により提供された等化さ
れた出力チャネル・サンプルからバースト復調データを
抽出する。
【0008】SAM202およびグレイ・データ203
は共に、各入力ビットをN出力記号ビットにマッピング
して、コーディング・レートを(1/N)にすることに
より、サーボ・データ・エンコーダ101により符号化
される。例えば、従来技術のバイフェーズ符号は、
「1」をシーケンス「1100」にマッピングし、
「0」をシーケンス「0011」にマッピングする。そ
のようなバイフェーズ符号は、(1/4)レートを有
し、そのようなバイフェーズ符号については、例えば、
米国特許第5,661,760号に説明されている。コ
ーディング・レート(1/N)が統一したものに近付く
につれ、冗長性が減り、それにより、サーボ・データを
記録する際、符号化処理で引き起こされる書式オーバヘ
ッドがより少なくなる。
【0009】PRML検出器105に使用されているビ
タビ・アルゴリズム(VA)は、雑音中に観測される有
限状態離散時間マルコフ・プロセスの状態シーケンスの
最大事後推定を提供する。追加ノイズにより妨害された
信号の受信された一連のチャネル出力サンプルがあると
すれば、VAによりその受信された一連のチャネル出力
サンプルに「最も近い」一連の記号ビットを見付けられ
る。VAにとって、最も近いということは、所定のメト
リックと相関する。周知のように、相加性白色ガウズ雑
音(AWGN)のある通信チャネルでは、VAは、最適
の最尤シーケンス検出アルゴリズムである。VAは、1
単位時間増分(すなわち、クロック・サイクル)当り受
信された出力チャネル記号それぞれにつき可能な状態
(シーケンス中の受信された記号ビットの一部)に対応
するトレリスを形成する。トレリス中の状態間遷移は、
通常、トレリス図によって表される。この中では、1つ
の状態に対して(出力チャネル・サンプルおよび検出さ
れた記号ビットに対応する)ビット数は、部分応答チャ
ネルのメモリに相当する。遷移は、所定のメトリックに
従って「重み付け」され、ユークリッドの距離は、トレ
リス構造のメトリックとして使用される。
【0010】図3は、メモリ長が3の部分応答チャネル
(例えば、レスポンス1+D−D2−D3のEPR4チャ
ネル)に使用される8状態トレリスを示す。3ビット状
態d(n−3j),d(n−2j),d(n−1j)の
左側の列301は、前回のクロック・サイクル中のPR
ML検出器105におけるチャネル・サンプルの状態記
号ビットを表わし、一方、3ビット状態d(n−2,
k),d(n−1,k),d(n,k)の右側の列30
2は、現在のクロック・サイクル中のチャネル・サンプ
ルの状態記号ビットを表わす。d(n−1,j)と表わ
されるこの表記法において、jは、(n−1)の時のト
レリス内の状態(すなわち、左側の列301の状態の1
つ)であり、“d(n,k)”のkは、nの時の状態
(例えば、左側の列302の状態の1つ)である。右側
の列302は、n時の現在受信される出力チャネル・サ
ンプルに対応する状態記号ビットd(n,k)を含む。
【0011】左側および右側の列301および302の
状態を連結するブランチと呼ばれる線はそれぞれ、トレ
リスの前回の状態(すなわち、前回のトレリス位相状
態)から、トレリスの現在の状態(すなわち、現在のト
レリス位相状態)への遷移を表わす。このブランチは、
トレリスを通る可能な経路の一部であり、1を超える経
路に含まれる。例えば、1つのブランチが、左側の列3
01の状態#0(「000」)(発信状態)を、右側の
列302の状態#0(「000」)と連結する。このブ
ランチは、現在のチャネル・サンプルd(n,0)を
「0」記号であると識別するだけでなく、nの時まで、
PRML検出器105により受信された一連の記号ビッ
トを表わす経路に対しても識別する、検出器の電位差決
定を表わす。ブランチは、また、状態#4(「10
0」)と状態#0(「000」)とを結び、現在の発信
状態が「100」であることを除き、チャネル・サンプ
ルd(n,0)が「0」記号であるという電位差決定を
表わす。従って、前回の状態からの2つの経路ブランチ
は、現在の状態「000」を通過することもある。
【0012】同様に、2つのブランチは、現在のトレリ
ス位相中の他の状態のそれぞれを通過する。「0」で終
わる着局状態kは、状態kを通過する経路に対し「0」
記号であるd(n,k)を表わし、一方、「1」で終わ
る着局状態kは、状態kを通過する経路に対し「1」記
号に相当するd(n,k)を表わす。一般に、異なる可
能な経路は、P個の状態トレリスにより、P=2Qで、
表わされる。但し、Qは状態の長さ(すなわち、部分応
答チャネルのメモリ長)に相当する整数である。EPR
4チャネルは、レスポンスが1+D−D2−D3で、3ビ
ット状態を有するので、23=8状態トレリスが必要で
ある。EEPR4チャネルは、レスポンスが1+2D−
2D3−2D4で、4ビット状態を有するので、24=1
6の状態トレリスが必要である。
【0013】VAは、帰納的に3つのステップを実行
し、受信された一連の記号ビットに対応するトレリスを
通過する1つの経路を検出する。第一に、トレリスのブ
ランチ・メトリックが、現在の状態について算出され
る。第二に、各状態メトリック(sm、以下に定義され
る)の更新値が、全ての状態について算出される。そし
て、第三に、残存経路が決定される。残存経路は、ユー
クリッド距離に従って最も近い所与の状態をノイズに受
信された一連の記号ビットへ入力する一連の記号ビット
を表わす。状態遷移のブランチ・メトリックは、受信さ
れた出力チャネル・サンプル(yr[n])と、遷移に
対応する理想的チャネル出力サンプル(yi[n])と
の間のユークリッド距離として定義される。最も受信さ
れそうな全体のまたは、広域のシーケンスを算出するた
めに、VAは、全ての状態の状態メトリックを帰納的に
計算し、更新して、いくつかの状態遷移における最短経
路メトリックを提供する。
【0014】上述されたVAについて、所与の遷移のブ
ランチ・メトリックbm(ユークリッド距離)は、受信
されたノイズの出力チャンネル・サンプルyr[n]お
よび理想の出力チャネル・サンプルyi[n]に関する
ゆう度関数の負の対数として定義される。従って、n−
1の時のj番目の状態からnの時のk番目の状態への遷
移に対するブランチ・メトリックbm(j,k,n)
は、例示としてのVAアルゴリズムの場合、式(1)に
より求められる。 bm(j,k,n)=-lnf(yr[n]-yi[n]) (1) 但し、yi[*]は、j番目の状態からk番目の状態へ
の遷移に対応する理想的チャネル出力サンプルで、f[
*]は、ガウス雑音シーケンスの確率分布密度関数であ
る。
【0015】各状態について、加算−比較−選択(AC
S)操作により、2つの発信状態jおよびbの前回計算
された状態メトリックに基づいた状態の最少状態メトリ
ックsmと、現在の状態kに達する3つの状態の2つの
ブランチのブランチ・メトリックとを決定する。従っ
て、ACS操作により、nの時の状態kの状態メトリッ
クsmを決定し、式(2)により表わすことができる。 sm(k,n)=min((sm(j,n-1)+bm(j,k,n)), (sm(b,n-1)+bm(b,k,n))) (2) 但し、jとbは、2つの可能な発信状態で、sm(j,
n−1)とsm(b,n−1)は、前回(n−1)の時
の発信状態の状態メトリックであり、bm(j,k,
n)は、nの時のjとkの状態を連結するブランチのブ
ランチ・メトリックを表わし、bm(b,k,n)は、
nの時のbとkの状態を連結するブランチのブランチ・
メトリックスを表わす。
【0016】VAにより、最短経路メトリックを提供す
るトレリスを通過する一連の記号ビットまたは経路を決
定することによって最尤シーケンスが求められる。経路
メトリックは、単に、異なる可能な経路が考えられるト
レリスの位相を通過する経路によって出会う異なるブラ
ンチの蓄積されたブランチ・メトリックである。所与の
状態の状態メトリックは、経路がある特定の時間におけ
る所与の状態を含むならば、その特定の時間における経
路メトリックである。
【0017】一対の経路(ブランチ)についての従来技
術のACS操作の実行(ACSユニットと呼ぶ)につい
ては、図4に示す。加算器404および405は、それ
ぞれ、n−1の時の状態メトリックと、異なる経路のn
時のブランチ・メトリックの合計(経路合計と呼ぶ)を
提供する。コンパレータ401は、加算器404および
405により提供された経路合計を比較し、どの経路合
計が最短かを示す出力信号を提供する。マルチプレクサ
(MUX)402は、コンパレータ401の出力信号に
基づき、(n時の)現在のクロック・サイクルの状態メ
トリックsmとして最少値を示す経路合計を選択する。
【0018】各ブランチは、記号d(n,k)に対する
決定に対応する。その記号は、1つのブランチが「0」
で、他のブランチが「1」のいずれかである。他のブラ
ンチに対して1つのブランチを選択するという決定はま
た、理想的出力チャネル・サンプルyi[n]の値に対
する決定にも対応する。nの時に、理想的出力チャネル
・サンプルは、yi[j,k,n]または、yi[b,
k,n]のいずれかである。但し、yi[j,k,n]
は、状態jから状態kに移行する理想的出力チャネル・
サンプルyi[n]である。ブランチ・メトリックは、
式(1)(すなわち、bm(j,k,n)=(yr
[n]−yi[j,k,n])2およびbm(b,k,
n)=(yr[n]−yi[b,k,n])2を使用し
て算出される。但し、yr[n]は、nの時の受信され
た出力チャネル・サンプルである。MUX403は、ま
た、コンパレータ401の出力信号に基づき、現在の記
号d(n,k)に対する仮決定として、(ブランチの記
号数値に対応して)(0)または、(1)のいずれかを
選択する。従って、各状態について、コンパレータ40
1は、現在のクロック・サイクルの最少の状態メトリッ
クを選択し、また、記憶およびシフティングするための
経路メモリ内の現在のデータ・ビットd(n,k)に対
する仮決定を行う。
【0019】検出器の操作(すなわち、トレリスの状態
間遷移)は、1回のクロック・サイクルについて、図3
および図4で説明する。いくつかのクロック・サイクル
について、トレリスは、図3に示された基本のトレリス
を繰り返すことにより、拡張される。トレリス位相にお
ける各状態は、対応するACSユニットを有する。各ク
ロック・サイクルごとに、トレリス位相における対応す
る状態の組み合わされたACSユニットが、P=2Q
ット(すなわち、d(n,k),(k=,...,P−
1)分、経路メモリへシフトさせる。ある決定遅延の後
に、PRML検出器105は、このメモリを通る可能な
経路の内どれが、最短経路メトリックを有するのかと、
それ故に、受信された記号ビットの最もありそうなシー
ケンスに対応するのかに関する最終決定を行う。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、媒体に記憶さ
れた制御データを符号化し、記録し、検出し、復号する
システムの回路および方法に関する。制御データは、1
ブロックのMデータ・ビットの制御データと、1ブロッ
クのN記号ビットとの間でマッピングするレート(M/
N)コードに基づき、符号化され、復号される。1ブロ
ックのN記号ビットは、1ブロックの制御データを表わ
す1つの記号を形成する。但し、Mは1を超える整数
で、NはMを超える整数である。制御データは、記録さ
れた後に、媒体から情報を読み出すのに使用される。本
発明の実施形態によれば、符号化するとは、1ブロック
Mビットの一連の制御データを1ブロックのN記号ビッ
トへマッピングし、N記号ビットを媒体に記憶すること
を含む。
【0021】例示としての実施形態によれば、一連のN
記号ビット・ブロックが、媒体から読み出され、情報を
表わす一連のチャネル・サンプルから生成される。この
もう1つの実施形態については、一連のチャネル・サン
プルの連続する部分が、トレリスの順次状態間遷移とし
て受信される。その中で、一連のチャネル・サンプル
は、一連のN記号ビット・ブロックに対応している。一
組のトレリス位相と一組の強制位相は、逐次状態に同期
化され、その一組のトレリス位相は、1ブロックのNチ
ャネル・サンプルに対応する。一組のトレリス位相の状
態を通る経路は、最尤検出アルゴリズムに従って決定さ
れる。状態の経路は、受信されたN記号ビット・ブロッ
クに対応し、その中で、各トレリス位相ごとに、対応す
る強制位相が必要に応じて、トレリス内の状態間遷移に
対する最尤検出アルゴリズムに、レート(M/N)コー
ドの拘束条件に基づく強制決定を提供する。
【0022】他の例示としての実施形態によれば、一連
の記号ビットが、媒体から読み出された一連のチャネル
・サンプルから生成され、一連の制御データを表わすそ
の記号ビットはその後媒体から情報を読み出すのに使用
される。N記号ビットのブロックは、N記号ビットの各
ブロックが、1ブロックのMビット制御データに供給さ
れるレート(M/N)コードに基づき形成されて、受信
される。1ブロックのN記号ビットは各々、レート(M
/N)コードに基づいて、1ブロックのMビットにマッ
ピングされ、一連の制御データを生成する。本発明の他
の態様、特徴および利点は、以下の詳細な説明、添付の
請求項および添付の図面からさらに十分明らかとなろ
う。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の例示としての実施形態に
おいて、サーボ・データは、レート(M/N)コードを
使用して符号化れたブロックである。但し、Mは、1を
超える整数であり、NはMを超える整数である。その説
明された実施形態において、サーボ・データは符号化さ
れたブロック又は、復号されたブロックである(すなわ
ち、コードは、MビットとN記号ビットの集まりとの間
のマッピングである)。本文中に説明された好適実施形
態において、2つのコード、すなわちレート(2/6)
コードおよびレート(2/8)コードは、符号化プロセ
スと復号プロセスについて説明される。本発明によって
符号化することが、レート(M/N)コードで符号化す
るブロックの特徴により、検出器により高いコーディン
グ利得を提供する。本発明のいくつかの例示としての実
施形態において、ビタビ・アルゴリズムを使用した検出
器のような強制最尤部分応答(PRML)検出器は、ブ
ロック・コードの特徴を用いて、検出され、符号化され
たサーボ・データ値の決定を強制実行する。強制PRM
L検出器は、伝送チャネルから受信された出力チャネル
・サンプルに対応する状態間の各状態遷移に対する決定
を強制実行し、その出力チャネル・サンプルは、本発明
のレート(M/N)コードに従い符号化されたサーボ・
データを表わす。
【0024】本発明の例示としての実施形態について
は、サーボ・データ・セクタのサーボ・データを符号化
し、復号するために磁気記録システムで使用されている
として、本文中に説明される。当業者にとって明らかな
ように、本文中に説明された技術は、任意の記録システ
ムのようなPRML検出器が使用される他の種類のデー
タ伝送システムでの符号化および復号にも拡張される。
加えて、本発明は、一般に異なるレートのコードを使用
する符号化および復号プロセスにまで拡張され、そのた
め、本発明は、本文中に説明された2つのコードに限定
されるわけではない。
【0025】図5は、本発明による例示としてのサーボ
・データ記録システム500である。サーボ・データ記
録システム500は、サーボ・データ・ブロック・エン
コータ501、任意のイコライザ503、強制PRML
検出器504、強制論理506およびサーボ・データ・
ブロック・デコーダ505を含む。符号化されたサーボ
・データは、一般に、符号化されたユーザ・データと、
システムのタイミングおよび利得情報と、システム50
0に使用される他の周辺情報を備えた伝送チャネル50
2を介して転送される。
【0026】伝送チャネル502は、磁気媒体または、
光ディスクのような情報が記録される媒体を含む。サー
ボ・データ記録システム500は、システム500が使
用する制御データを受信し、それによりシステム500
は媒体から情報を読み出すことができる。制御データ
は、また、伝送チャネル502の媒体に記憶される。本
文中に説明された例示としての実施形態において、制御
データは、トラック/セクタを探索して位置付けし、サ
ーボを媒体のトラック/セクタ上に位置決めするため磁
気読取ヘッドのサーボにより使用されるサーボ・データ
である。当業者にとって明らかなように、本発明は、磁
気記録システムのサーボ・データにのみ限定されるので
なく、他のシステムの制御データにも使用される。その
ようなシステムは、光ディスクのレーザを使用した読取
操作のアナログ機能を制御するのに制御データを使用す
る光学システムである。
【0027】サーボ・データ記録システム500は、符
号化されるサーボ・データを含み、磁気媒体に直接記録
されるサーボ・データを含むことがある一連のサーボ・
データ語を受信する。サーボ・データ・ブロック・エン
コーダ501((M/N)ブロック・エンコーダとして
示されている)は、符号化される一連のデータ語を受信
し、各データ語(a)は長さがMである。一連のデータ
語は符号化されるサーボ・データ(例えば、サーボ・ア
ドレス・マーク(SAM)およびグレイ・データ)を表
わす。サーボ・データ・ブロック・エンコーダ501
は、レート(M/N)ブロック・コードを各データ語a
に供給して、長さNの対応するコード語zを形成する。
このブロック符号化プロセスにより、ブロックの境界に
より画定された記号ビットのブロックを形成する。その
後、一連の符号語zは、磁気記録チャネルまたは任意の
記録チャネルのような伝送チャネル502を介して信号
として伝送される。伝送チャネル502およびイコライ
ザ503は、メモリを備えたパーシャル(周波数)レス
ポンスを有し、例えば、磁気記録媒体のEPR4また
は、EEPR4チャネルである。記録媒体の特徴に加え
て、伝送チャネル502は、また、一連の符号語zを表
わすアナログ信号に適用されるプレコーディング、書込
および読取ヘッド転送機能、信号等化およびフィルタリ
ングのプロセスを組み合わせた周波数特性を示す。
【0028】伝送チャネル502を通過した後、一連の
伝送された符号語zを表わす信号は、その後、伝送チャ
ネル502から読み出され、一連の出力チャネル・サン
プルとして提供される。一連の出力チャネル・サンプル
は、任意のイコライザ503により等化され、サンプル
yrを提供する。任意のイコライザ503は記録チャネ
ルの特性または、信号が通過するシステム500の実行
に専用の他のデバイスの周波数特性の変化を修正する。
【0029】一連の等化された出力チャネル・サンプル
yrは、一連の出力チャネル・サンプルyrから各符号
語zを検出する強制部分応答最尤(PRML)検出器5
04に供給される。強制PRML検出器504はビタビ
・アルゴリズム(VA)を使用する。強制論理506
は、また、一連の出力チャネル・サンプルyrを受信
し、符号化されたサーボ・データの開始を検出し、VA
をブロック符号化プロセスに同期させ、強制信号FSを
生成する。強制信号FSは、レート(M/N)コードの
拘束条件に基づき生成され、VAのトレリス位相は、ブ
ロック符号化プロセスに同期される。強制PRML検出
器504は、強制信号FSを使用して、例えば、強制P
RML検出器504により使用されるVAのトレリスを
枝刈りすることにより、現在の検出された出力チャネル
・サンプルに対応する符号語zの記号ビットに対する決
定を強制実行する。VAのトレリスを枝刈りする方法に
ついては、後述する。
【0030】<レート(M/N)コード>図5のサーボ
・データ・ブロック・エンコーダ501のようなエンコ
ーダは、入力されたデータ語aを出力された符号語zに
マッピングする。Mビットの入力されたデータ語aをエ
レメントa(1),a(2),・・・,a(M)と定義
することにより、一組の論理式が導き出せる。これによ
り入力されたデータ語aをエレメントz(1),z
(2),・・・,z(N)と定義されたN記号ビットの
出力された符号語zにマップされる。例えば、レート
(2/6)コードは、a=「00」からz=「0001
11」へマップされ、a=「11」は、z=「1110
00」へ、a=「01」は、z=「110011」へ、
a=「10」はz=「001100」へマップされる。
このマッピングは、論理式に従って操作されるレジスタ
および組合せ論理回路で、実行される。表1は、レート
(2/6)コードと、レート(2/8)コードの場合
の、例示としてのマッピングの論理式を示す。但し、
「!」は、論理補数操作を表わす。
【0031】
【表1】
【0032】図6aに示される符号化回路は、レート
(2/6)コードの場合の表1に示された符号化論理式
を実行するために使用される。データ語aのエレメント
a(1)とa(2)は、2ビット・レジスタ601によ
り連続的に受信される。エレメントa(1)とa(2)
は、データ語クロックに従って、2ビット・レジスタ6
01から平行に提供される。a(1)およびa(2)の
補数は、それぞれ、インバータ604および603から
提供される。エレメントa(1),!a(1),a
(2)および!a(2)は、6ビット・レジスタ602
の対応する段階へ平行して提供される。6ビット・レジ
スタ602の内容は、エレメントz(1),z(2),
z(3),z(4),z(5),z(6)に対応する。
エレメントz(1),z(2),z(3),z(4),
z(5),z(6)は、符号語クロックに従って、6ビ
ット・レジスタ602から、連続的に提供され、出力さ
れた符号語zを提供する。
【0033】図5のサーボ・データ・ブロック・デコー
ダ505のようなデコーダは、符号語zのエレメントを
エレメントx(1)からx(M)までを有する復号され
たデータ語xのエレメントにマップする。xのエレメン
トは、好適にはaのエレメントに対応するのが望ましい
が、例えば、伝送チャネルの雑音により引き起こされる
エラーも含む。エンコーダと同様の方法で、一組の論理
式を使用して、デコーダによりこのマッピングを表わす
ことができる。例示としてのレート(2/6)コードの
場合、符号語zのエレメントz(1)からz(6)まで
は、上記の表1に示すように復号されたデータ語xのエ
レメントx(1)およびx(2)へ、論理的にマップす
る。図6bに示される復号回路は、レート(2/6)コ
ードの場合、表1に示される復号論理式を実行するのに
使用される。復号回路は、6ビット・レジスタ605お
よび2ビット・レジスタ606を含む。入力された符号
語zは6ビット・レジスタ605に、符号語クロックに
従って、連続的に受信され、選択されたエレメントは2
ビット・レジスタ606の対応する段階へ、平行してロ
ードされる。2ビット・レジスタ606の内容は、デー
タ語クロックに従って、エレメントx(1)およびx
(2)(エレメントa(1)およびa(2)に対応す
る)として連続的に提供される。復号されたデータ語エ
レメントx(1)およびx(2)は、符号語zのエレメ
ントどうしで複写されるため、一部の実施形態では、追
加の回路(図示せず)が、エレメントx(1)およびx
(2)として、ビット誤りを有するzのエレメントを選
択するのを防ぐために「ボーティング」方法を実行す
る。
【0034】レート(2/8)コードに従って符号化お
よび復号する論理式がまた、表1に示されている。レー
ト(2/8)コードは、入力されたデータ語a「0
0」、「11」、「01」および「10」を、それぞ
れ、出力符号語z「00110011」、「11001
100」、「00111100」および「110000
11」にマップする。レート(2/8)コード・マッピ
ングは、図6aおよび6bに示されるものと類似した符
号化回路および復号回路で実行される。
【0035】エンコーダに関しては、データ語aを符号
語zへマッピングするのは、独自なことではないし、当
業者にとって明らかなように、異なった性能(例えば、
コーディング利得により測定される)を持つ種々のマッ
ピングを達成するように変更することもできる。例え
ば、レート(2/6)コードは、a=「00」をz=
「000111」の代わりに、z=「110011」と
マップすることができる。同様に、デコーダについて
も、符号語zから復号されたデータ語xへマッピングす
ることは、独自なことではない。例示としてのレート
(2/6)コードに従ったデコーダに関して、エレメン
トx(1)は、また、x(1)=!z(5)または、x
(1)=!z(6)とも得られる。同様に、エレメント
x(2)も、また、x(2)=z(2)または、x
(2)=!z(4)と得られる。レート(2/6)コー
ドに関して、レート(2/8)コード・エンコーダおよ
びデコーダの論理式は、新規なことではない。
【0036】<PRML検出および強制トレリス決定>
本発明の例示としての実施形態において、レート(2/
6)コードまたは、レート(2/8)コードに従って、
サーボ・データ・ブロック・エンコーダ501が符号化
し、サーボ・データ・ブロック・デコーダ505が復号
する。一般に、レート(M/N)コードは、可能なビッ
ト/記号パターンが全て発生するわけでも、定義されて
いるわけでもないために拘束された符号であり、専用の
ビット/記号パターンがブロックの境界を横切って発生
する。図5で、符号化されたサーボ・データ(SAMお
よびグレイ・データ)は、強制部分応答最尤(PRM
L)検出器505を使用して検出される。これは、ビタ
ビ・アルゴリズム(VA)を使用したプログラムのステ
ップを実行する。強制PRML検出器505は、通常プ
ロセッサ、メモリおよび複数の「加算−比較−選択」回
路を使用して実行される。強制PRML検出器505の
プロセッサは、レート(M/N)ブロック・コード・プ
ロセスにより課された拘束条件の知識を使用して、偽検
出の確率を減らす。偽検出の確率とは、現在の出力チャ
ネル・サンプルyr[n]により表わされる実際値に対
応していない、VAの現在のトレリス位相の状態の実際
の、または、最後の決定のことである。
【0037】拘束されたコードについて、強制PRML
検出器504に使用されるトレリスは、VAを強制的に
トレリス内の特定のブランチだけを選択させることによ
り、枝刈りされる。強制プロセスは、ブロック・コード
により課された拘束条件を使用して、有効な状態遷移に
のみ対応するブランチを選択する。一般に、ブロック・
サイズBの符号については、符号により拘束される一組
の有効な遷移は、強制位相Bに対応する、クロック・サ
イクルBでは、トレリスで異なり、その後、その一組が
全てのBクロック・サイクルを繰り返す。
【0038】図7は、表1のレート(2/6)コードの
場合のVAの16状態トレリスを示す。強制PRML検
出器504(図5)に提供された出力チャネル・サンプ
ルが、EEPR4チャネル応答を有する磁気媒体から読
み出される際に16状態トレリスが使用される。図7で
は、検出器への最初の入力は4つのチャネル・サンプル
yr[n−4]からyr[n−1]までの値と関連した
決定d(n−4),d(n−3),d(n−2),d
(n−1)である。n−1の時(すなわち、前回のクロ
ック・サイクル)に、トレリスの列703の対応する状
態は、d(n−4)=0,d(n−3)=0,d(n−
2)=0,d(n−1)=0に対応する状態#0(「0
000」)から、d(n−4)=1,d(n−3)=
1,d(n−2)=1,d(n−1)=1に対応する状
態#15(「1111」)までの16の可能な状態の内
の1つである。トレリス位相がブロック符号化に同期さ
れていれば(これについては、後述する)、その後、y
r[n−4]からyr[n−1]は、前回のブロックの
記号ビットの最後の4つの記号ビットに対応する。
【0039】nの時に、新規の出力チャネル・サンプル
yr[n]が追加され、トレリスの列706の次の状態
は、(d(n−3)=0,d(n−2)=0,d(n−
1)=0,d(n)=0に対応する状態#0(「000
0」)から、d(n−3)=1,d(n−2)=1,d
(n−1)=1,d(n)=1に対応する状態#15
(「1111」である)16の可能な状態の内の1つで
ある。新規の出力チャネル・サンプルyr[n]は、復
号される現在のブロックの第一記号ビットに対応する。
列706の次の状態は、現在のトレリスの第一位相に対
応する。
【0040】レート(2/6)コードは、「00」から
「000111」へ、「11」から「111000」
へ、「01」から「110011」へ、そして「10」
から「001100」へマップする。マッピングによ
り、特定の記号ビットの集まりのみが表れるように、一
連の記号ビットを拘束する。レート(2/6)コードの
拘束条件は、例えば、次のブロックの第一記号に隣接し
たブロックの最後の4つの記号ビットが「0011」、
「1000」、「0111」および「1100」とだけ
になるということである。よって、列703(すなわち
「0000」)の状態#0から、図7の現在のトレリス
の列706の任意の状態への遷移は、前回のブロックの
最後の4つの記号ビットが「0000」とならないため
に、「違法」な遷移である。従って、列703の状態
「0000」から出るこれらのブランチは、削除され
る。レート(M/N)コードの拘束条件に基づき全ての
有効な遷移を識別するために、このプロセスが、繰り返
される。その拘束条件は、トレリスの6つの強制位相の
各々について16状態トレリスに対し有効な遷移を強制
する(FP=1〜6)。図8は、例示としてのレート
(2/6)コード(16状態トレリス)の拘束条件を満
たす有効な遷移を示す。例えば、前回のトレリスの列8
03だけが、状態#3(「0011」)、状態#7
(「0111」)、状態#8(「1000」)、状態#
12(「1100」)を含む。図8の有効な遷移(ブラ
ンチ)を破線で示す。
【0041】図9は、図8に示された有効な遷移に基づ
き、図7に示されたトレリスの枝刈りを示す。次の4つ
のステップにより、次のように、図9の枝刈りされたト
レリスを生成する。第一に、図7のトレリス位相におけ
る全ての可能な遷移を考慮する。第二に、符号により必
要とされる図8の対応するトレリス位相の有効な遷移を
破線で示す。第三に、次の位相の状態に到達していて、
その位相もまた、図8の破線で示された遷移に到達して
いる、図7に示す各々の最初の遷移(直線で示したブラ
ンチ)を識別する。第四に、第三ステップで直線で示さ
れた遷移に対応するブランチを削除し、符号で所望され
た破線で示した遷移を選択する。
【0042】図9では、いくつかの状態は、いくつかの
強制位相中の状態からブランチが派生しないものもあ
り、強制位相FP=2およびFP=4の間に枝刈りは発
生しない。しかし、図9のトレリスによりまだ、「違
法」な経路がトレリスを通って伝播させることができ
る。(すなわち、直線だけからなるトレリスを通る1つ
の経路が後に続くことがある)。違法な状態を防止する
ために、図9のトレリスはさらに枝刈りされる。図10
は、図9のそのような枝刈りの結果を示し、図10はま
た、12クロック・サイクル中に枝刈りされた(有効
な)状態遷移(2ブロックの記号ビット)を示す。図1
0のトレリスは、違法な経路が阻止されているのを示
す。すなわち、直線だけからなるトレリスを通る経路を
辿ることが、最終的に、強制位相の内の1つにおいて削
除される(ブランチは、最終状態から派生しない)終了
状態に辿り着く。
【0043】図10では、図9のトレリスの追加の枝刈
りが、FP=5の間に発生する。そこでは、状態#4か
ら状態#11から派生するブランチが削除される。図8
および図9のトレリスは、符号により特定されるが、図
10のトレリスは必ずしも唯一のものではない。(符号
の拘束条件の枝刈りに加えて)種々の枝刈りを含む代替
実施形態では、同等に、違法な経路を終了させる。しか
し、これらの代替実施形態の間で、検出器の性能や、特
定の実行例の固定少数点数演算における所与の制限およ
び、例えば、強制PRML検出器504(図5)の経路
メモリの有限の決定遅延に基づき、トレリスが選ばれる
こともある。
【0044】他のブランチでなく1つのブランチを選択
するという好みは、例えば、図5の強制PRML検出器
504に供給される強制信号FSにより強制的に実行さ
れる。強制信号は、トレリス位相の各状態ごとに1つの
コンポーネントFSiを有し、トレリス位相の各状態
は、ACS回路により実行された、対応する「加算−比
較−選択」(ACS)操作を有する。例えば、16状態
トレリスは、16のACS回路を必要とする。各コンポ
ーネントFSiは、図5の強制論理506のような周辺
の強制位相ディジタル制御回路により生成される。i番
目の状態の強制信号コンポーネントFSiは、状態iに
対応するACS回路に供給される。強制信号コンポーネ
ントFSiは、ACS操作の「選択」の間に1つの状態
に2つの入ブランチの内の1つを選択する。図5の強制
PRML検出器504に取り入れられているような、本
発明によるACS回路の例示としての実施形態を、図1
1に示す。
【0045】図11は、加算器1101および1102
が各々、それぞれの経路(経路合計)のn−1時の状態
メトリックスおよびブランチ・メトリックの合計を出す
ところを示す。コンパレータ1103は、加算器110
1および1102により提供された経路合計を比較し、
どの経路合計が最短かを示す出力信号を提供する。MU
X1104および1105の各々の「選択」操作は、コ
ンパレータ1103の出力信号に基づくだけでなく、枝
刈りされたトレリスの対応する強制位相の強制信号コン
ポーネントFSiに基づいて決定される。強制信号コン
ポーネントFSiが、強制が保証されていないことを示
す場合、MUX1104は、最小値を有する経路合計
を、現在のクロック・サイクルの状態メトリックsmと
して選択する。強制信号コンポーネントFSiが、強制
が保証されていることを示す場合、MUX1104は、
枝刈りされたトレリスの有効な遷移ブランチに対応する
経路合計を現在のクロック・サイクルの状態メトリック
smとして選択する。
【0046】前述のように、各ブランチは、記号ビット
に対する1つの決定d(n,k)に対応し、また、理想
の出力チャネル・サンプルyi[n]にも対応する。n
時の理想の出力チャネル・サンプルは、yi(j,k,
n)かまたは、yi(b,k,n)である。ブランチ・
メトリックは、次の式(1)により求められる。 bm(j,k,n)=(yr[n]-yi[j,k,n])2、 および bm(b,k,n)=(yr[n]-yi[b,k,n])2 但し、yr[n]は、n時の受信された出力チャネル・
サンプルを表す。MUX1105はまた、コンパレータ
1103の出力信号および強制信号コンポーネントFS
iに基づき、現在の記号d(n,k)に対する仮決定と
して、「0」または「1」のいずれかを選択する。MU
X1105は、特定の経路(状態遷移)が常に「0」ま
たは「1」のいずれかの決定に対応しているため、「選
択」信号の所望の記号を選択する。従って、各状態遷移
ごとに、現在のクロック・サイクルの最少の状態メトリ
ックが選択され、現在のデータ・ビットd(n,k)の
仮決定が、記憶およびシフトのための経路メモリに提供
される。
【0047】図10の枝刈りされたトレリスにおいて実
施された強制位相(FP)の各々の強制信号の動作につ
いては、以下に説明する。 FP=1〜6の場合、 FP=1の場合、 状態#8から来る強制状態#0 状態#8から来る強制状態#1 状態#3から来る強制状態#6 状態#3から来る強制状態#7 状態#12から来る強制状態#8 状態#12から来る強制状態#9 状態#7から来る強制状態#14 状態#7から来る強制状態#15 FP=2の場合、 強制無し FP=3の場合、 状態#0から来る強制状態#0 状態#0から来る強制状態#1 状態#3から来る強制状態#6 状態#3から来る強制状態#7 状態#12から来る強制状態#8 状態#12から来る強制状態#9 状態#15から来る強制状態#14 状態#15から来る強制状態#15 FP=4の場合、 強制無し FP=5の場合、 状態#0から来る強制状態#0 状態#0から来る強制状態#1 状態#1から来る強制状態#2 状態#1から来る強制状態#3 状態#2から来る強制状態#4 状態#2から来る強制状態#5 状態#3から来る強制状態#6 状態#3から来る強制状態#7 状態#12から来る強制状態#8 状態#12から来る強制状態#9 状態#13から来る強制状態#10 状態#13から来る強制状態#11 状態#14から来る強制状態#12 状態#14から来る強制状態#13 状態#15から来る強制状態#14 状態#15から来る強制状態#15 FP=6の場合、 状態#9から来る強制状態#3 状態#3から来る強制状態#7 状態#12から来る強制状態#8 状態#6から来る強制状態#12
【0048】強制PRML検出器504は、好適には、
VAのトレリスの状態をブロック符号化プロセスに同期
させるのが好ましい。その結果、1)符号化されたサー
ボ・データのブロック境界線と、2)強制位相シーケン
スとの間の関係は、シーケンス検出が開始される前に決
定される。強制PRML検出器504は、一旦同期が取
られると、強制的に実行される。同期は、サーボ・デー
タのプリアンブルの後に挿入された少数のパッド・ビッ
トを使用し、プリアンブルの終了を検出することができ
る。プリアンブルは必ずしもレート(M/N)コードで
符号化されるわけではないが、パッド・ビットは、レー
ト(M/N)コード記号により追加されて表される。プ
リアンブルの終了は受信されたチャネル出力サンプルの
コピーをフィルタし、フィルタされたチャネル出力サン
プルを閾値検出器にかけることによって検出される。レ
ート(2/6)コードおよびレート(2/8)コードの
パッド・ビットは、好適には、プリアンブルとSAMの
間に挿入されるのが好ましい。
【0049】図12から図17までは、表1のレート
(2/6)コード(8状態トレリス)およびレート(2
/8)コード(8状態および16状態トレリス)の場合
の枝刈りされたトレリス遷移を表す。図12は、レート
(2/6)コード(8状態トレリス)により課された有
効な遷移を示し、図13は、図12の有効な遷移を考慮
に入れた強制または枝刈りされたトレリスを示す。図1
4は、レート(2/8)コード(8状態トレリス)によ
り課された有効な遷移を示し、図15は、図14の有効
な遷移を考慮に入れた強制または枝刈りされたトレリス
を示す。図16は、レート(2/8)コード(16状態
トレリス)により課された有効な遷移を示し、図17
は、図16の有効な遷移を考慮に入れた強制または枝刈
りされたトレリスを示す。レート(2/6)コード(8
状態トレリス)、レート(2/8)コード(8状態トレ
リス)およびレート(2/8)コード(16状態トレリ
ス)の場合ごとに、最後の枝刈りされたトレリスは、レ
ート(2/6)コードの16状態プルーン・トレリス構
造に関して上述の通り生成される。最後の枝刈りされた
トレリスは、直線の経路が通る多数の状態を消去する適
切な強制位相を選択することによって違法な経路を削除
する。
【0050】<コーディング利得>異なるレート・コー
ドの相対的な性能は、ビット誤り検出信頼性比率の測定
値を使用して比較される。そのような測定値は、1)特
定のレート・コード(dmu)を使用したシステムで得
られた最短距離と、2)符号(dmc)を使用しないシ
ステムで得られた最短距離との比率である。従来技術で
コーディング利得として周知の量は、20 log(d
mc/dmu)dBと定義される。最短距離は、誤って
識別される2つの誤り事象間の最少ユークリッド距離
(すなわち、最も相互に混乱しそうな2つの誤り事象間
の距離)である。サーボ・データを符号化するのに使用
される特定のレート・コードに対するコーディング利得
は、チャネルの部分応答により異なる。表2は、レート
(2/6)コードおよびレート(2/8)コードの例示
としてのコーディング利得と、従来技術のバイフェーズ
符号についての要約である。表2は、また、本発明によ
るレート(3/8)コードの例示としてのコーディング
利得についても要約する。レート(3/8)コードは、
レート(2/8)コードに基づいて形成される。
【0051】
【表2】 表2の算出されたコーディング利得は、EPR4磁気記
録チャネル(すなわち、VAの8状態トレリス)と、E
EPR4磁気記録チャネル(すなわち、VAの16状態
トレリス)の両方の場合の値である。
【0052】本発明の例示としての実施形態は、符号化
および復号の方法について説明してきたが、本発明はそ
れだけに限定されるわけではない。当業者にとって明ら
かなように、種々の方法が回路素子の機能として実施さ
れうるし、また、ソフトウェア・プログラムの処理ステ
ップとして、ディジタル・ドメインでも実行されうる。
そのようなソフトウェアは、例えば、ディジタル信号プ
ロセッサ、マイクロコントローラまたは、汎用コンピュ
ータに取り入れることができる。
【0053】本発明は、それらの方法を実施するための
方法および装置の形式で、実施される。本発明はまた、
フロッピー(登録商標)・ディスク、CD−ROM、ハ
ード・ドライブまたは他の任意のマシン読取可能な記憶
媒体のような有形の媒体で実施されるプログラム・コー
ドの形式で実施される。その場合、プログラム・コード
が、コンピュータのようなマシンにロードされ、実行さ
れる時、そのマシンは本発明を実施する装置となる。本
発明はまた、例えば、記憶媒体に記憶されたり、マシン
へロードおよび/または実行されたりあるいは、電線や
ケーブル、光ファイバまたは、光磁気光線のような伝送
媒体を介して伝送されたりして、プログラム・コードの
形式で実施される。その場合で、プログラム・コード
は、コンピュータのようなマシンへロードされ、実行さ
れる時、そのマシンは、本発明を実施するための装置と
なる。汎用プロセッサで実施される時、プログラム・コ
ード・セグメントは、プロセッサと組み合わせて、特定
の論理回路に類似して作動する唯一無二のデバイスを提
供する。
【0054】当業者であれば、本発明の性質を説明する
ために、今まで説明し、図示してきた詳細な点、材料お
よび部品の配置を、特許請求の範囲の欄に記載した原理
および範囲から逸脱することなしに種々に変更できるこ
とを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の磁気記録システムのサーボ処理を示
す図である。
【図2】図1のシステムの磁気記録媒体のサーボ・デー
タ・セクタに記録されたサーボ・データのフォーマット
を示す図である。
【図3】メモリ長が3の部分応答チャネルのPRML検
出器が使用するビタビ・アルゴリズムの8状態トレリス
を示す図である。
【図4】トレリス内の一対の経路に関する図3のビタビ
・アルゴリズムの加算−比較−選択操作の従来技術の実
行例を示す図である。
【図5】本発明による例示としてのサーボ・データ記録
システムを示す図である。
【図6a】レート(2/6)コードを使用した図5のサ
ーボ・データ・ブロック・エンコーダの符号化回路の例
示としての実行例を示す図である。
【図6b】レート(2/6)コードを使用した図5のサ
ーボ・データ・ブロック・デコーダの復号回路の実行例
を示す図である。
【図7】メモリ長が4の部分応答チャネルを通過する本
発明の例示としてのレート(2/6)コードに対してビ
タビ・アルゴリズムを使用した16状態トレリスを示す
図である。
【図8】例示としてのレート(2/6)コードの拘束条
件を満たす図7のトレリスの残りの有効な状態間遷移を
示す図である。
【図9】図7のトレリスが図8の有効な状態遷移に基づ
いて枝刈りされた場合、結果として生ずるトレリスを示
す図である。
【図10】図9のトレリスが違法経路を排除するために
枝刈りされた場合、12クロック・サイクルで結果とし
て生ずるトレリスを示す図である。
【図11】本発明による枝刈りされたトレリスを実行す
る図5の強制PRML検出器のACS回路の例示として
の実施形態を示す図である。
【図12】メモリ長が3のチャネルに対し、例示として
のレート(2/6)コードの拘束条件を満たす8状態ト
レリスにおける有効な状態間遷移を示す図である。
【図13】図12に示す有効な遷移を説明する枝刈りさ
れたトレリスを示す図である。
【図14】メモリ長が3のチャネルに対し、例示として
のレート(2/8)コードの拘束条件を満たす8状態ト
レリスにおける有効な状態間遷移を示す図である。
【図15】図14に示す有効な遷移を説明する枝刈りさ
れたトレリスを示す図である。
【図16】メモリ長が4のチャネルに対し、例示として
のレート(2/8)コードの拘束条件を満たす16状態
トレリスにおける有効な状態間遷移を示す図である。
【図17】図16に示す有効な遷移を説明する枝刈りさ
れたトレリスを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 7/14 H03M 7/14 B 13/41 13/41

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に記憶するために一連の制御データ
    を符号化する方法であって、前記制御データが前記媒体
    からその後情報を読み出すために使用される方法におい
    て、 (a)前記一連の制御データの1ブロックのMデータ・
    ビットを1ブロックのN記号ビットへレート(M/N)
    コード(但し、Mは1を超える整数で、NはMを超える
    整数)でマッピングするステップと、 (b)前記制御データを表わす前記N記号ビットを前記
    媒体に記憶するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、ステッ
    プ(a)では、レート(M/N)コードが、レート2/
    6、レート2/8または、レート3/8のいずれかのコ
    ードである方法。
  3. 【請求項3】 一連のチャネル・サンプルから一連のN
    記号ビット・ブロックを生成する方法であって、前記一
    連のチャネル・サンプルが、一連の制御データを表わ
    し、媒体から読み出される方法において、 (a)トレリスの順次状態間遷移として前記一連のチャ
    ネル・サンプルの連続部分を受信するステップであっ
    て、 前記一連のチャネル・サンプルが、N記号ビットの各ブ
    ロックがレート(M/N)コードに従って1ブロックの
    Mデータ・ビットの制御データ(但し、Mは1を超える
    整数で、NはMを超える整数)から形成される前記一連
    のN記号ビット・ブロックに対応するステップと、 (b)一組のトレリス位相および一組の強制位相を前記
    順次状態に同期させるステップであって、前記一組のト
    レリス位相が1ブロックのNチャネル・サンプルに対応
    するステップと、 (c)最尤検出アルゴリズムに従って一組のトレリス位
    相の状態を通る経路を決定するステップであって、前記
    状態経路が受信されるN記号ビット・ブロックに対応す
    るステップであって、 各トレリス位相ごとに、対応する強制位相が、必要に応
    じて、前記トレリス中の状態間遷移の最尤検出アルゴリ
    ズムに対し、レート(M/N)コードの拘束条件に基づ
    いて強制決定を提供するステップとを含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、ステッ
    プ(a)では、レート(M/N)コードが、レート2/
    6、レート2/8または、レート3/8のいずれかのコ
    ードである方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の方法において、さら
    に、e)一連の制御データを生成するために、N記号ビ
    ットの各ブロックを1ブロックのMデータ・ビットにマ
    ッピングするステップであって、前記制御データが前記
    媒体からその後追加情報を読み出すために使用されるス
    テップを含む方法。
  6. 【請求項6】 媒体から読み出される情報から生成され
    る一連の記号ビットを復号する方法であって、前記制御
    データがその後前記媒体から情報を読み出すために使用
    される方法において、 (a)前記媒体から検出された一連のN記号ビット・ブ
    ロックを受信するステップであって、N記号ビットの各
    ブロックがレート(M/N)コードを1ブロックのMデ
    ータ・ビットの制御データ(但し、Mは1を超える整数
    で、NはMを超える整数)に供給することにより形成さ
    れるステップと、 (b)N記号ビットの各ブロックを1ブロックのMデー
    タ・ビットへマッピングして、前記一連の制御データを
    生成するステップとを含む方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、ステッ
    プ(a)では、レート(M/N)コードが、レート2/
    6、レート2/8または、レート3/8のいずれかのコ
    ードである方法。
  8. 【請求項8】 媒体に記憶するために一連の制御データ
    を処理するエンコーダを備える集積回路であって、前記
    制御データがその後前記媒体から情報を読み出すために
    使用される集積回路において、 1ブロックMビットの前記一連の制御データを記憶する
    ためのレジスタと、 Mデータ・ビットの制御データを表わす前記N記号ビッ
    トが前記媒体に記憶される、前記1ブロックMビットの
    前記一連の制御データを1ブロックのN記号ビットにレ
    ート(M/N)コード(但し、Mは1を超える整数で、
    NはMを超える整数)でマッピングするための論理回路
    とを備える集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の発明において、レート
    (M/N)コードが、レート2/6、レート2/8また
    は、レート3/8のいずれかのコードである発明。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の発明において、前記
    エンコーダが、磁気記録システムに含まれ、前記制御デ
    ータが、前記媒体から情報を読み出すために前記磁気記
    録システムの読取ヘッドにより使用されるサーボ・デー
    タであり、前記エンコーダが前記媒体に前記サーボ・デ
    ータを記憶するために符号化する発明。
  11. 【請求項11】 一連のチャネル・サンプルから一連の
    N記号ビット・ブロックを生成するための検出器回路を
    有する集積回路であって、前記一連のチャネル・サンプ
    ルが一連の制御データを表わし、媒体から読み出される
    集積回路において、前記検出器回路が、 トレリスの逐次状態間遷移として、一連のN記号ビット
    ・ブロックに対応する一連のチャネル・サンプルの連続
    部分を受信することにより、最尤検出アルゴリズムのト
    レリスを実施するためのプロセッサであって、N記号ビ
    ットの各ブロックがレート(M/N)コード(但し、M
    は1を超える整数で、NはMを超える整数)に従って1
    ブロックのMデータ・ビットの制御データから形成され
    るプロセッサであって、該プロセッサが、 (1)1ブロックのNチャネル・サンプルに対応する一
    組のトレリス位相を順次状態に同期させ、 (2)最尤検出アルゴリズムに従って受信N記号ビット
    ・ブロックに対応する、一組のトレリス位相の状態を通
    る状態の経路を決定するプロセッサと、 前記一組のトレリス位相および前記順次状態に同期され
    る一組の強制位相を生成するための強制論理回路であっ
    て、 各トレリス位相ごとに、強制論理回路の対応する強制位
    相が、必要に応じて、トレリス内の状態間遷移に対し前
    記プロセッサに最尤検出アルゴリズムへの、レート(M
    /N)コードの拘束条件に基づく強制決定を提供する強
    制論理回路とを備える集積回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の発明において、さ
    らに、一連の制御データを生成するために、N記号ビッ
    トの各ブロックを1ブロックのMデータ・ビットにマッ
    プする論理回路を備え、前記制御データが前記媒体から
    その後追加情報を読み出すために使用される発明。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の発明において、レ
    ート(M/N)コードがレート2/6、レート2/8ま
    たは、レート3/8のいずれかのコードである発明。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の発明において、前
    記検出器回路が磁気記録システムに含まれ、前記制御デ
    ータが、前記媒体から情報を読み出すために前記磁気記
    録システムの読取ヘッドにより使用されるサーボ・デー
    タであり、前記エンコーダが前記媒体にサーボ・データ
    を記憶するために符号化する発明。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の発明において、前
    記検出器回路が、磁気媒体の記録チャネルの部分応答を
    説く最尤アルゴリズムを使用し、前記磁気媒体が前記一
    連のチャネル・サンプルが受信される媒体である発明。
  16. 【請求項16】 媒体から読み出される情報から生成さ
    れる一連のシンボル・ビットを復号するためのデコーダ
    を有する集積回路であって、前記制御データが、その後
    前記媒体から情報を読み出すために使用される集積回路
    において、 前記媒体から検出される一連のN記号ビット・ブロック
    を記憶するためのレジスタと、 前記一連の制御データを生成するために、N記号ビット
    の各ブロックを1ブロックのMデータ・ビットにマッピ
    ングする論理回路であって、N記号ビットの各ブロック
    が1ブロックのMデータ・ビットの制御データにレート
    (M/N)コード(但し、Mは1を超える整数で、Nは
    Mを超える整数)を供給することにより形成される論理
    回路とを備える集積回路。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の発明において、レ
    ート(M/N)コードが、レート2/6、レート2/8
    または、レート3/8のいずれかのコードである発明。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の発明において、前
    記デコーダが磁気記録システムに含まれ、前記制御デー
    タが、前記媒体から情報を読み出すために、前記磁気記
    録システムの読取ヘッドにより使用されるサーボ・デー
    タであり、前記エンコーダが前記媒体にサーボ・データ
    を記憶するために符号化する発明。
  19. 【請求項19】 複数の命令をその上に記憶しているコ
    ンピュータ読取可能媒体であって、前記複数の命令が、
    プロセッサで実行される場合、媒体上に記憶させるため
    に一連の制御データを符号化する方法を前記プロセッサ
    に実施させる命令を含み、前記制御データが後で媒体か
    ら情報を読み出すために使用され、前記方法が、 (a)レート(M/N)コード(但し、Mは1を超える
    整数で、NはMを超える整数)で、1ブロックのMデー
    タ・ビットの前記一連の制御データを1ブロックのN記
    号ビットにマッピングするステップと、 (b)前記媒体上に前記N記号ビットを記憶するステッ
    プとを含むコンピュータ読取可能媒体。
  20. 【請求項20】 複数の命令をその上に記憶しているコ
    ンピュータ読取可能媒体であって、前記複数の命令が、
    プロセッサで実行される場合、情報を表わし、媒体から
    読み出される一連のチャネル・サンプルから一連のN記
    号ビット・ブロックを生成する方法を前記プロセッサに
    実施させる命令を含み、前記方法が、 (a)トレリスの順次状態間遷移として前記一連のチャ
    ネル・サンプルの連続部分を受信するステップであっ
    て、 前記一連のチャネル・サンプルが前記一連のN記号ビッ
    ト・ブロックに対応し、N記号ビットの各ブロックがレ
    ート(M/N)コード(但し、Mは1を超える整数で、
    NはMを超える整数)に従って1ブロックのMデータ・
    ビットの制御データから形成されるステップと、 (b)一組のトレリス位相および一組の強制位相を順次
    状態に同期させるステップであって、前記一組のトレリ
    ス位相が1ブロックのNチャネル・サンプルに対応する
    ステップと、 (c)一組のトレリス位相の状態を通る経路を最尤検出
    アルゴリズムに従って決定するステップであって、状態
    の経路が受信N記号ビット・ブロックに対応し、 各ト
    レリス位相ごとに、対応する強制位相が、必要に応じ
    て、トレリス内の状態間遷移に対し前記最尤検出アルゴ
    リズムへの、レート(M/N)コードの拘束条件に基づ
    く強制決定を提供するステップとを含むコンピュータ読
    取可能媒体。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のコンピュータ読取
    可能媒体において、さらに、e)一連の制御データを生
    成するために、N記号ビットの各ブロックを1ブロック
    のMデータ・ビットにマッピングするステップであっ
    て、前記制御データが前記媒体からその後追加情報を読
    み出すために使用されるステップを含むコンピュータ読
    取可能媒体。
  22. 【請求項22】 複数の命令をその上に記憶しているコ
    ンピュータ読取可能媒体であって、前記複数の命令が、
    プロセッサで実行される場合、媒体から読み出される情
    報から生成される一連の記号ビットを復号する方法を前
    記プロセッサに実施させる命令を含み、前記制御データ
    が前記媒体からその後情報を読み出すために使用され、
    前記方法が、 (a)前記媒体から検出される一連のN記号ビット・ブ
    ロックを受信するステップであって、N記号ビットの各
    ブロックがレート(M/N)コード(但し、Mは1を超
    える整数で、NはMを超える整数)を1ブロックのMデ
    ータ・ビットの制御データに供給することにより形成さ
    れるステップと、 (b)前記一連の制御データを生成するために、N記号
    ビットの各ビットを1ブロックのMデータ・ビットにマ
    ッピングするステップとを含むコンピュータ読取可能媒
    体。
  23. 【請求項23】 媒体に記憶するために一連の制御デー
    タを処理するためのエンコーダであって、前記制御デー
    タが前記媒体からその後情報を読み出すために使用され
    るエンコーダにおいて、 1ブロックのMデータ・ビットの一連の制御データを記
    憶する記憶手段と、 1ブロックのN記号ビットに、レート(M/N)コード
    (但し、Mは1を超える整数で、NはMを超える整数)
    で、前記1ブロックのMデータ・ビットの一連の制御デ
    ータをマッピングするためのマッピング手段であって、
    前記制御データを表わすN記号ビットが前記媒体に記憶
    されるマッピング手段とを備えるエンコーダ。
  24. 【請求項24】 一連のチャネル・サンプルから一連の
    N記号ビット・ブロックを生成するための検出器回路で
    あって、前記一連のチャネル・サンプルが一連の制御デ
    ータを表わし、媒体から読み出される検出器回路におい
    て、該検出器回路が、 トレリスの逐次状態間遷移として、一連のN記号ビット
    ・ブロックに対応する一連のチャネル・サンプルの連続
    部分を受信することにより、最尤検出アルゴリズムのト
    レリスを実施するためのプロセッサであって、N記号ビ
    ットの各ブロックがレート(M/N)コード(但し、M
    は1を超える整数で、NはMを超える整数)に従って1
    ブロックのMデータ・ビットの制御データから形成され
    るプロセッサであって、該プロセッサが、 (1)1ブロックのNチャネル・サンプルに対応する一
    組のトレリス位相を順次状態に同期させ、 (2)最尤検出アルゴリズムに従って受信N記号ビット
    ・ブロックに対応する、一組のトレリス位相の状態を通
    る状態の経路を決定するプロセッサと、 前記一組のトレリス位相および前記順次状態に同期され
    る一組の強制位相を生成するための強制論理回路であっ
    て、 各トレリス位相ごとに、強制論理回路の対応する強制位
    相が、必要に応じて、トレリス内の状態間遷移に対し前
    記プロセッサに最尤検出アルゴリズムへの、レート(M
    /N)コードの拘束条件に基づく強制決定を提供する強
    制論理回路とを備える検出器回路。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の発明において、さ
    らに、一連の制御データを生成するために、N記号ビッ
    トの各ブロックを1ブロックのMデータ・ビットにマッ
    ピングするためのマッピング手段を備え、前記制御デー
    タが前記媒体からその後追加情報を読み出すために使用
    される発明。
  26. 【請求項26】 媒体から読み出される情報から生成さ
    れる一連の記号ビットを復号するためのデコーダ回路で
    あって、前記制御データが前記媒体からその後情報を読
    み出すために使用され、 前記媒体から検出される一連のN記号ビット・ブロック
    を記憶するための記憶手段と、 前記一連の制御データを生成するためにN記号ビットの
    各ブロックを1ブロックのMデータ・ビットにマッピン
    グするためのマッピング手段とを備え、 N記号ビットの各ブロックが、レート(M/N)コード
    を1ブロックのMデータ・ビットの制御データ(但し、
    Mは1を超える整数で、NはMを超える整数)に供給す
    ることによって形成されるデコーダ回路。
JP2000188556A 1999-06-23 2000-06-23 制御データ用レート(m/n)コード・エンコーダ、検出器およびデコーダ Pending JP2001057031A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/338104 1999-06-23
US09/338,104 US6480984B1 (en) 1999-06-23 1999-06-23 Rate (M/N) code encoder, detector, and decoder for control data

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001057031A true JP2001057031A (ja) 2001-02-27

Family

ID=23323429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000188556A Pending JP2001057031A (ja) 1999-06-23 2000-06-23 制御データ用レート(m/n)コード・エンコーダ、検出器およびデコーダ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6480984B1 (ja)
JP (1) JP2001057031A (ja)
TW (1) TW477122B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003506809A (ja) * 1999-08-02 2003-02-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 検出装置
US7234096B2 (en) * 2001-04-18 2007-06-19 Sharp Kabushiki Kaisha Decoding method and recording-medium reproducing apparatus
US7830630B2 (en) * 2001-06-28 2010-11-09 Stmicroelectronics, Inc. Circuit and method for detecting the phase of a servo signal
US6813108B2 (en) * 2001-10-24 2004-11-02 Agere Systems Inc. Servo data detection in presence of radial incoherence using multiple data detectors
US6947243B2 (en) * 2002-05-24 2005-09-20 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method and system for time-shift based rotational vibration sensing in disk drives
GB0227841D0 (en) * 2002-11-29 2003-01-08 Univ Manchester Communication method
GB2400001A (en) * 2003-03-27 2004-09-29 Tandberg Television Asa Constraining a Viterbi decoding trellis using known synchronisation bits
GB2400002A (en) * 2003-03-27 2004-09-29 Tandberg Television Asa Decoding a concatenated convolutional and block encoded signal by marking known correct bits
WO2005098821A2 (en) * 2004-04-05 2005-10-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Multi-channel encoder
US8405924B2 (en) * 2004-04-30 2013-03-26 Agere Systems Llc Method and apparatus for improved address mark detection
US7583458B2 (en) * 2004-07-28 2009-09-01 Agere Systems Inc. Channel optimization metrics
US7715137B2 (en) * 2006-10-19 2010-05-11 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Servo patterns for patterned media
US8254049B2 (en) * 2007-08-20 2012-08-28 Agere Systems Inc. Systems and methods for improved synchronization between an asynchronously detected signal and a synchronous operation
US9111573B1 (en) * 2014-04-01 2015-08-18 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Detection of end of preamble in read channel without interpolation

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3836956A (en) 1972-12-12 1974-09-17 Robertshaw Controls Co Method and apparatus for decoding biphase signals
JP2693256B2 (ja) * 1990-05-25 1997-12-24 富士通株式会社 記録装置用ビタビ等化器及び記録装置
US5243605A (en) * 1991-07-11 1993-09-07 Storage Technology Corporation Modified viterbi detector with run-length code constraint
US5257272A (en) * 1992-04-15 1993-10-26 International Business Machines Corporation Time-varying modulo N trellis codes for input restricted partial response channels
US5424881A (en) * 1993-02-01 1995-06-13 Cirrus Logic, Inc. Synchronous read channel
US5384671A (en) * 1993-12-23 1995-01-24 Quantum Corporation PRML sampled data channel synchronous servo detector
US5619539A (en) 1994-02-28 1997-04-08 International Business Machines Corporation Data detection methods and apparatus for a direct access storage device
US5576906A (en) * 1994-10-11 1996-11-19 Quantum Corporation Synchronous detection of concurrent servo bursts for fine head position in disk drive
US5661760A (en) * 1995-10-23 1997-08-26 Quantum Corporation Wide biphase digital servo information detection, and estimation for disk drive using servo Viterbi detector
US5737142A (en) * 1995-03-31 1998-04-07 Cirrus Logic, Inc. Servo track address channel code for PR4 magnetic recording
US5949358A (en) * 1995-06-07 1999-09-07 Seagate Technology, Inc. Rate n(n+1) code for embedded servo address encoding
US6049438A (en) * 1997-03-07 2000-04-11 International Business Machines Corporation Method and apparatus for encoding digital servo information in a servo burst
US6201839B1 (en) * 1997-05-09 2001-03-13 Carnegie Mellon University Method and apparatus for correlation-sensitive adaptive sequence detection
DE19882604T1 (de) * 1997-08-11 2000-08-10 Seagate Technology Statischer Viterbi-Detektor für Kanäle, die einen Code mit zeitveränderlichen Constraints verwenden
US6115198A (en) * 1997-10-29 2000-09-05 Cirrus Logic, Inc. PR4 sampled amplitude read channel for detecting user data and embedded servo data
US6201652B1 (en) * 1998-05-29 2001-03-13 Stmicroelectronics, Inc. Method and apparatus for reading and writing gray code servo data to magnetic medium using synchronous detection

Also Published As

Publication number Publication date
TW477122B (en) 2002-02-21
US6480984B1 (en) 2002-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6606728B1 (en) Rate (M/N) code encoder, detector, and decoder for control data
KR101034771B1 (ko) 데이터 검출 방법
US7502427B2 (en) Asynchronous servo RRO detection employing interpolation
KR100515718B1 (ko) 정보 기록 재생 장치 및 방법, 및 신호 복호회로
US5619539A (en) Data detection methods and apparatus for a direct access storage device
US5938790A (en) Sequence error event detection and correction using fixed block digital sum codes
JP2755375B2 (ja) 動的プログラミングを使用するパーシャル・レスポンス波形検出方法
JPH0918356A (ja) Pr4等化サンプリングデータ検出チャネルにおけるepr4検出器およびepr4検出方法ならびにデジタル情報記憶および検索チャネル
JP2001057031A (ja) 制御データ用レート(m/n)コード・エンコーダ、検出器およびデコーダ
JP4008677B2 (ja) 情報記録再生装置、信号復号回路、情報記録媒体の記録構造及び方法
JP3950579B2 (ja) 符号化方法およびこれを用いた記録再生装置
JP2001512945A (ja) 時変拘束を有するコードを利用するチャネル用静的ビタビ検出器
US6400288B1 (en) Method and apparatus for generating code words with shifted tribit error protection
US6347390B1 (en) Data encoding method and device, data decoding method and device, and data supply medium
WO1999022373A1 (fr) Dispositif de reproduction de signal numerique
JP4058153B2 (ja) 符号化方法およびそれを用いた記録再生装置
JP3567733B2 (ja) 信号復号方法、信号復号回路及びこれを用いた情報伝送通信装置、情報記憶再生装置
JPH08116275A (ja) ディジタル信号復号化処理装置
US6278748B1 (en) Rate 5/6 maximum transition run code for read channels
JP3645478B2 (ja) 制御データ列符号化方法およびその装置
JP2000134114A (ja) 軟判定ml復号器、誤り訂正回路及びそれを用いたディジタル磁気記録再生装置
JP4238425B2 (ja) ディスクドライブ装置およびサーボ情報検出方法
KR100238322B1 (ko) 비터비 검출방법 및 장치
KR19980070857A (ko) 디지탈 자기기록재생장치
JPH11110921A (ja) 符号化装置および復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040803