JP2001056607A - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びこれを用いた画像形成装置

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JP2001056607A
JP2001056607A JP11231284A JP23128499A JP2001056607A JP 2001056607 A JP2001056607 A JP 2001056607A JP 11231284 A JP11231284 A JP 11231284A JP 23128499 A JP23128499 A JP 23128499A JP 2001056607 A JP2001056607 A JP 2001056607A
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developer cartridge
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cartridge
absence
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Application number
JP11231284A
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English (en)
Inventor
Katsumi Harumoto
克美 春本
Shigemasa Nakaya
薫正 中屋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 現像剤カートリッジの有無を検知する専
用のセンサを用いることなく、現像剤カートリッジの有
無を検知することが可能であり、又、回転方式の現像装
置などに適用可能であって、しかも現像剤カートリッジ
の有無と現像剤の有り無しを判別することが可能な現像
装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを課
題とする。 【解決手段】 少なくともトナーが貯蔵される現像剤カ
ートリッジを着脱可能に搭載した現像装置において、前
記現像剤カートリッジの新旧検知と当該現像剤カートリ
ッジの有無検知を、一つの検知手段で兼用するように構
成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式を
応用したプリンタ装置、複写機、またはファクシミリ装
置等の画像形成装置に使用される現像装置、及びこれを
用いた画像形成装置に関し、特にトナー等の現像剤の補
給を現像剤カートリッジで行う現像装置及びこれを用い
た画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真方式を応用した
フルカラープリンタ装置等の画像形成装置においては、
通常、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)
の三原色の現像剤を用いて現像する三つの現像器か、好
ましくは前記三つの現像器にK(黒)の現像剤を用いた
黒色現像器を加えた四つの現像器を搭載し、これら複数
の現像器を一つの静電潜像担持体の近傍に切り替え可能
に配置するか、あるいは各色の現像器を対応する複数の
静電潜像担持体の近傍に一つずつ配置して、これらの一
つの静電潜像担持体上あるいは複数の静電潜像担持体上
に形成される静電潜像を、対応する色の現像器で順次可
視化することによって、フルカラーの画像形成を行なっ
ている。
【0003】ところで、かかるフルカラーの画像形成装
置において、装置の小型化や低価格化を重視する場合
は、画像形成速度が多少犠牲になるものの、一つの静電
潜像担持体の近傍に複数の現像器を切り替え可能に配置
する構成が採用される。本発明者らも、一つの静電潜像
担持体の近傍に、4個の現像器が周方向に沿って配置さ
れた回転体を回転可能に設け、各現像器によって静電潜
像担持体上に形成された静電潜像を現像するときには、
所望の色の現像器が静電潜像担持体と対向するように、
前記回転体を回転駆動するように構成した画像形成装置
の具現化に取り組んできている。
【0004】このような本発明者らが検討中のフルカラ
ーの画像形成装置においては、現像器へのトナー補給
を、トナーカートリッジを用いて行う方式を導入してい
る。このトナーカートリッジは、現像器に対して着脱可
能となっており、当該トナーカートリッジ内のトナーが
すべて消費されたときに、画像形成装置の操作者がトナ
ーカートリッジを新たなものと交換するように構成され
ている。
【0005】また、従来のフルカラーの画像形成装置で
は、装置本体にトナーカートリッジが装着されているか
否かを判別する専用のセンサが設けられていた。
【0006】これは、装置本体にトナーカートリッジが
装着されていない状態で、印字動作を実行すると、次の
ような問題点が発生するためである。 1) 現像器とトナーカートリッジとの接続部よりトナ
ーが漏れ、機内汚れや印字不良が発生する。 2) トナーカートリッジから現像器にトナーが供給さ
れないため、印字濃度が低下し印字不良となる。
【0007】これらのトラブルを回避するため、装置本
体にトナーカートリッジが装着されているか否かを判別
する専用のセンサが必要であったが、この専用のセンサ
の追加により、センサ関連の部品が増加し、装置の大型
化やコストアップを招くという問題点を有していた。
【0008】そこで、かかる問題点を解決する手段とし
ては、例えば、特開平7−306582号公報に開示さ
れているものが既に提案されている。この特開平7−3
06582号公報に係る画像記録装置は、トナーカート
リッジのトナー残量検知センサを、トナーカートリッジ
有り無しセンサとして兼用するように構成したものであ
る。
【0009】更に説明すると、上記特開平7−3065
82号公報に係る画像記録装置は、カートリッジ無しエ
ラー表示がなされている状態にて、該トナーカートリッ
ジが機体に装着されたとき、これに伴うトナー残量検知
手段による信号変化を検出し、この信号変化に基づいて
該トナーカートリッジが機体に装着されていると判定す
るトナーカートリッジ装着検出手段と、前記トナーカー
トリッジ装着検出手段によりトナーカートリッジが装着
されたと判定された時に、前記カートリッジ無しエラー
表示を解除するエラーリセット手段とを備えるように構
成したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特開平7−306582号公報に開示された技
術の場合には、白黒のみの現像装置を備えた画像形成装
置、もしくは複数の静電潜像担持体を備え、各静電潜像
担持体毎に現像装置が配置される所謂タンデム型のフル
カラー画像形成装置においては適用可能であるが、複数
の現像器を回転体に取り付けた回転式のカラー現像装置
に適用しようとすると、回転する現像器にそれぞれセン
サを取り付けなければならず、センサの電気配線や接点
の構成が複雑となったり、トナー汚れ等の問題があり、
適用するのが非常に困難であるという問題点を有してい
る。また、操作者がトナーの無い空のトナーカートリッ
ジを一度装置から取り外した後、再度同じトナーカート
リッジを装置本体に装着することなどがよくある。する
と、上記特開平7−306582号公報に開示され技術
の場合には、トナーの無い空のトナーカートリッジが装
置本体に装着されると、装置は、トナーカートリッジが
装着されていないのか、トナーカートリッジは装着され
ているが、トナーがないのか判別することができず、そ
の結果、ユーザーの混乱を招くという問題点があった。
【0011】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、現像剤カートリッジの有無を検知する専用のセ
ンサを用いることなく、現像剤カートリッジの有無を検
知することが可能な現像装置及びこれを用いた画像形成
装置を提供することにある。
【0012】また、他の目的とすることろは、回転方式
の現像装置などに適用可能であって、しかも現像剤カー
トリッジの有無と現像剤の有り無しを判別することが可
能な現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、少なくともトナーが貯蔵される現像剤カー
トリッジを着脱可能に搭載した現像装置において、前記
現像剤カートリッジの新旧検知と当該現像剤カートリッ
ジの有無検知を、一つの検知手段で兼用することを特徴
とする現像装置である。
【0014】なお、上記現像剤カートリッジは、少なく
ともトナーを貯蔵するものであるが、トナーとキャリア
とからなる二成分の現像剤を貯蔵するものであっても勿
論よい。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、少なくと
もトナーが貯蔵される現像剤カートリッジを着脱可能に
搭載した複数の現像装置を備え、前記複数の現像装置を
像担持体と対向する現像位置に順次移動させることによ
って画像の形成を行う画像形成装置において、前記各現
像装置の現像剤カートリッジの新旧検知と当該現像剤カ
ートリッジの有無検知を、一つの検知手段で兼用するこ
とを特徴とする画像形成装置である。
【0016】上記複数の現像装置は、例えば、回転体の
周方向に沿って配設され、当該回転体を回転駆動するこ
とによって、像担持体と対向する現像位置に順次移動さ
れるが、これに限定されるものではなく、複数の現像装
置を直線状に配置し、これらの現像装置を順次移動させ
るように構成しても良い。また、上記複数の現像装置を
回転体の周方向に沿って配設する場合、各現像装置が回
転しないように観覧車の如く配設してもよい。
【0017】さらに、請求項3に記載の発明は、前記複
数の現像装置を、回転体の周方向に沿って配設するとと
もに、前記検知手段を、前記回転体の外部に非接触状態
で固定配置し、前記検知手段による現像剤カートリッジ
の新旧検知と当該現像剤カートリッジの有無検知を、当
該検知手段に対する回転体の停止位置を異ならせること
で実施することを特徴とする請求項2記載の画像形成装
置である。
【0018】また更に、請求項4に記載の発明は、前記
検知手段が、反射型の光学センサからなることを特徴と
する請求項2又は3記載の画像形成装置である。
【0019】請求項5に記載の発明は、前記現像剤カー
トリッジが、少なくともトナーが貯蔵される現像剤収容
部と、該現像剤収容部の一端に装着された現像剤回収ボ
ックスとを備えるとともに、前記検知手段は、前記現像
剤回収ボックスと対向する位置に設置され、当該検知手
段は、前記現像剤回収ボックス内に回収された現像剤の
有無を検知することにより、現像剤カートリッジの新旧
を判別することを特徴とする請求項4記載の画像形成装
置である。
【0020】又、請求項6に記載の発明は、前記現像剤
カートリッジの装着位置の近傍に、前記検知手段からの
光を反射する反射部材を設け、当該現像剤カートリッジ
の有無検知を、前記反射部材からの反射光の有無によっ
て行うことを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成
装置である。
【0021】さらに、請求項7に記載の発明は、少なく
ともトナーが貯蔵される現像剤カートリッジを着脱可能
に搭載した複数の現像装置を備え、前記複数の現像装置
を像担持体と対向する現像位置に順次移動させることに
よって画像の形成を行う画像形成装置において、前記各
現像装置の現像剤カートリッジの新旧検知と当該現像剤
カートリッジの有無検知を兼用する一つの検知手段を備
え、前記検知手段による現像剤カートリッジの有無検知
にて、現像剤カートリッジ無しと検知した場合には、現
像剤カートリッジの新旧の検知結果を、現像剤の残量検
知動作に反映しないことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0022】
【作用】請求項1に記載の発明においては、現像剤カー
トリッジの新旧検知と当該現像剤カートリッジの有無検
知を、一つの検知手段で兼用するように構成したので、
現像剤カートリッジの新旧検知と当該現像剤カートリッ
ジの有無検知を、一つの検知手段で行うことができ、現
像剤カートリッジの有無を検知する専用のセンサを用い
ることなく、現像剤カートリッジの有無を検知すること
が可能となる。
【0023】また、請求項2に記載の発明においては、
少なくともトナーが貯蔵される現像剤カートリッジを着
脱可能に搭載した複数の現像装置を備え、前記複数の現
像装置を像担持体と対向する現像位置に順次移動させる
ことによって画像の形成を行う画像形成装置において、
前記各現像装置の現像剤カートリッジの新旧検知と当該
現像剤カートリッジの有無検知を、一つの検知手段で兼
用するように構成したので、請求項1に記載の発明と同
様に、現像剤カートリッジの有無を検知する専用のセン
サを用いることなく、現像剤カートリッジの有無を検知
することができるのは勿論のこと、検知手段を移動する
現像装置の外部に配設することにより、回転方式の現像
装置にも適用可能であって、しかも現像剤カートリッジ
の有無と共に、現像剤カートリッジが有るにもかかわら
ず、当該現像剤カートリッジが旧品つまり使用済等であ
る場合には、現像剤無しと判別することができ、現像剤
の有り無しを判別することも可能となる。
【0024】さらに、請求項3に記載の発明において
は、前記複数の現像装置を、回転体の周方向に沿って配
設するとともに、前記検知手段を、前記回転体の外部に
非接触状態で固定配置し、前記検知手段による現像剤カ
ートリッジの新旧検知と当該現像剤カートリッジの有無
検知を、当該検知手段に対する回転体の停止位置を異な
らせることで実施するように構成したので、現像剤カー
トリッジの有無を検知する専用のセンサを用いることな
く、現像剤カートリッジの有無を検知することができる
のは勿論のこと、回転方式の現像装置に適用可能であっ
て、しかも現像剤カートリッジが有るにもかかわらず、
当該現像剤カートリッジが新品と交換されていない場合
には、現像剤無しと判別することができ、現像剤カート
リッジの有無とトナーの有り無しを判別することが可能
となる。
【0025】また更に、請求項4及び6に記載の発明に
おいては、前記検知手段として、反射型の光学センサか
らなるものを用いるか、更に、前記現像剤カートリッジ
の装着位置の近傍に、前記検知手段からの光を反射する
反射部材を設け、当該現像剤カートリッジの有無検知
を、前記反射部材からの反射光の有無によって行うよう
に構成したので、反射部材の追加という極めて僅かな部
品の追加によって、現像剤カートリッジの有無を検知す
る専用のセンサを不要とし、現像剤カートリッジの有無
を検知することができるのは勿論のこと、回転方式の現
像装置に適用可能であって、しかも現像剤カートリッジ
の有無とトナーの有り無しを判別することが可能とな
る。
【0026】請求項5に記載の発明においては、前記現
像剤カートリッジが、少なくともトナーが貯蔵される現
像剤収容部と、該現像剤収容部の一端に装着された現像
剤回収ボックスとを備えるとともに、前記検知手段は、
前記現像剤回収ボックスと対向する位置に設置され、当
該検知手段は、前記現像剤回収ボックス内に回収された
現像剤の有無を検知することにより、現像剤カートリッ
ジの新旧を判別するように構成したので、検知手段は、
現像装置に非接触状態で配置すればよく、センサの電気
配線や接点の構成が複雑となることがなく、回転方式の
現像装置に適用することが可能となる。
【0027】さらに、請求項7に記載の発明において
は、前記各現像装置の現像剤カートリッジの新旧検知と
当該現像剤カートリッジの有無検知を兼用する一つの検
知手段を備え、前記検知手段による現像剤カートリッジ
の有無検知にて、現像剤カートリッジ無しと検知した場
合には、現像剤カートリッジの新旧の検知結果を、現像
剤の残量検知動作に反映しないように構成したので、上
記の作用に加えて、例えば、トナーカートリッジが装着
されていない場合、センサの検知論理の設定が新品と判
断する側に設定されていると、カートリッジは装着して
しないのにトナーライフカウンタをクリアしてしまい、
不整合を起こす可能性がある。本構成によれば、カート
リッジ無の場合に新旧検知で新品と検知しても、有り無
し検知で無と判断すれば、トナーライフカウンタをクリ
アすることがなく、不整合を回避できる。
【0028】
【実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形態に基
づいて説明する。
【0029】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る現像装置を適用し
た画像形成装置としてのフルカラープリンタ装置を示す
ものである。
【0030】図2において、1は像担持体としての感光
体ドラムを示すものであり、この感光体ドラム1は、図
示しない駆動手段で矢印2方向に沿って所定の速度で回
転駆動されるようになっている。上記感光体ドラム1の
表面は、帯電ロール3によって所定の電位に一様に帯電
された後、ROS(Raster Output Sc
anner)等からなる露光装置4によって、フルカラ
ーの画像を形成する場合には、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の画像が順次
露光され、各色に対応した静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム1の表面に形成された所定の色の静電潜像
は、ロータリー方式の現像アセンブリ5の対応する色の
現像装置5Y、5M、5C、5Kによって現像され、所
定の色のトナー像となる。このロータリー方式の現像ア
センブリ5は、フルカラーの現像を行うため、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4
色の現像装置5Y、5M、5C、5Kを備え、各現像装
置5Y、5M、5C、5Kは、それぞれ感光体ドラム1
上の潜像をイエロー、マゼンタ、シアン及び黒のトナー
で現像する。各色のトナーを現像する際には、図示しな
いモータによってロータリー方式の現像アセンブリ5を
矢印R方向に回転させ、該当する色の現像装置5Y、5
M、5C、5Kが、感光体ドラム1と対向する現像位置
に位置合わせされる。なお、上記感光体ドラム1上に
は、プロセスコントロールモードにおいて、テストチャ
ートが形成され、このテストチャートの濃度が濃度セン
サ6によって検出されるようになっている。また、上記
感光体ドラム1上に現像された各色のトナー像は、一次
転写ロール7によって中間転写体としての中間転写ベル
ト9上に順次転写され、4色のトナー像が互いに重ね合
わされる。上記中間転写ベルト9は、駆動ロール10
と、アイドルロール11と、バックアップロール12
と、アイドルロール13とによって、回動可能に張架さ
れている。駆動ロール10は、図示しない定速性に優れ
た駆動モータによって駆動され、中間転写ベルト9を所
定の速度で回転駆動するものである。
【0031】上記中間転写ベルト9上に多重に転写され
た4色のトナー像は、記録媒体としての記録紙P上に、
バックアップロール12と中間転写ベルト9を介して圧
接する二次転写ロール14によって一括して転写され
る。この記録紙Pは、プリンタ装置本体内の下部に設け
られた2つの給紙カセット16、17のうちの何れかか
ら、給紙ロール18又は19によって給紙され、複数の
搬送ロール対20、21を介して、レジストロール対2
2へと搬送され、一旦停止される。その後、上記記録紙
Pは、中間転写ベルト9上に転写されたトナー像と同期
して回転を開始するレジストロール対22によって、バ
ックアップロール12と二次転写ロール14が中間転写
ベルト9を介して互いに圧接する2次転写位置へと搬送
される。そして、上記記録紙P上には、2次転写位置に
おいて中間転写ベルト9上から4色のトナー像が一括し
て転写された後、記録紙Pは、定着器23で熱及び圧力
によって定着処理を受け、装置本体側面の排出トレイ2
4、又は装置本体上部の排出トレイ25に、図示しない
切り替えゲートによって切り替えられ、排出される。
【0032】なお、トナー像の転写工程が終了した後の
感光体ドラム1は、ブレード等からなるクリーニング装
置8によって残留トナーが除去され、次の画像形成工程
等に備える。また、トナー像の転写工程が終了した後の
中間転写ベルト9は、アイドルロール13と対向するベ
ルトクリーナー15によって残留トナーが除去され、次
の画像形成工程に備えるようになっている。
【0033】上記感光体ドラム1又は中間転写ベルト9
からクリーニング装置8及びベルトクリーナー15で掻
き落とされた廃トナーは、廃トナー回収容器26に回収
される。特に、ベルトクリーナ15から回収された廃ト
ナーは、輸送管27内をオーガや搬送スクリュー等から
なる搬送手段によって廃トナー回収容器26まで搬送さ
れる。
【0034】図3は、前記ロータリー方式の現像アセン
ブリ5の一具体例を示す断面図である。
【0035】このロータリー方式の現像アセンブリ5
は、図3に示すように、中央に位置する回転軸32を中
心にして、時計回り方向に回転可能な回転体30を備え
ている。この回転体30は、略正方形状に形成された中
央部33と、この中央部33から略半径方向に伸び、互
いに90度の角度を成すように設けられた4本のアーム
31とを備えている。上記回転体30のアーム31に
は、図示されていない装着手段により、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4
つの現像装置5Y、5M、5C、5Kが実装されてい
る。
【0036】これらの現像装置5Y、5M、5C、5K
は、すべて同様に構成されているので、ここでは、イエ
ロー(Y)の現像装置5Yを例にして説明すると、この
イエロー(Y)の現像装置5Yは、大きく分けて、現像
器40と現像剤カートリッジ50とから構成されてい
る。
【0037】現像器40の内部には、紙面に垂直な方向
に長尺な現像ロール41と、この現像ロール41の背面
側に位置し、当該現像ロール41と平行に延びる2本の
スパイラルオーガ42、43が配設されている。ここ
で、現像ロール41が回転すると、スパイラルオーガ4
2は、現像器40内に収容されている現像剤44を紙面
と垂直な一方向に攪拌しながら搬送するものである。一
方、スパイラルオーガ43は、スパイラルオーガ42の
搬送方向とは逆方向に現像剤44を攪拌しながら搬送し
て、現像剤44を現像ロール41に均等に供給するもの
である。
【0038】現像ロール41は、内部に配設される図示
しないマグネットロールによって、現像剤44に含まれ
るキャリアを磁力で吸着し、当該現像ロール41の表面
に現像剤44の磁気ブラシを形成し、キャリアに吸着し
たトナーを感光体ドラム1と対向する現像領域へと搬送
する。そして、感光体ドラム1上に形成された静電潜像
は、現像ロール41の表面に形成されたキャリアとトナ
ーとからなる現像剤44の磁気ブラシによって顕像化さ
れるようになっている。
【0039】現像剤カートリッジ50は、紙面に垂直な
方向に長尺な円筒状の容器からなり、当該現像剤カート
リッジ50の内部は、新しい現像剤の収容室と、劣化し
た現像剤の回収室とに区分されている。新しい現像剤の
収容室には、図示されていない供給口が設けられてお
り、当該供給口は、新現像剤を現像器40に導くための
略円筒状のケーシング51と連通している。この円筒状
のケーシング51は、現像器40の背面側の上部に設け
られている。上記ケーシング51内には、スパイラルオ
ーガ52が配設されており、現像剤カートリッジ50か
ら補給される現像剤44は、このスパイラルオーガ52
によって、現像器40の背面側の上面に設けられた供給
口53へと導かれ、現像器40内に供給される。上記現
像器40の供給口53の下端部に位置する出口には、フ
ラップ54が開閉自在に設けられており、現像器5Yが
図3の現像位置Dにあるときは開いている。一方、上記
フラップ54は、現像器5Yが図3の位置F又は位置G
にあるときは、自重で閉じるようになっている。
【0040】現像剤カートリッジ50の劣化現像剤回収
室55には、周回する回収通路56が設けられており、
該回収通路56には、略L字形状に折曲された排出管5
7が接続されている。上記排出管57は、現像器40の
略中央の上部に配設されており、当該排出管57の先端
(図3中、下端)に位置する回収口58は、現像器40
内に位置している。この回収口58は、新現像剤の供給
口53より前面側に位置しており、しかも現像器40の
天井壁の部分に開口されている。そして、上記供給口5
3から供給される新現像剤44は、スパイラルオーガ4
2、43によって攪拌・搬送され、現像器40内を循環
する間に、現像ロール41へ供給されて現像に寄与す
る。また、上記現像器40内を循環する間に現像工程に
寄与した旧現像剤44は、現像器40が図3中の位置E
又は位置Fにあるときに、回収口58によって現像剤カ
ートリッジ50の劣化現像剤回収室55内に回収通路5
6を介して回収されるようになっている。
【0041】このように構成される現像装置5Yと同様
に構成された現像装置5M、5C、5Kを有するロータ
リー方式の現像アセンブリ5は、現像器40が感光体ド
ラム1と対向する現像位置であるD位置に来たときに、
フラップ54は、自重で供給口53を開放しており、ス
パイラルオーガ52を回転駆動することにより、必要に
応じて新現像剤44が現像器40内に補給される。そし
て、現像器40による感光体ドラム1上の静電潜像の現
像が終了し、回転体30が時計回り方向に回転して、現
像器がD位置から右下のE位置に来ると、図示されてい
るようにフラップ54は半開きになると共に、回収口5
8が上方を向き、排出管57によって搬送される旧現像
剤が現像器40内へ逆流せずに、回収通路56の方に流
れる。この劣化現像剤Cは、現像器40が左下のF位置
から左上のG位置に至るまでに、回収通路56を通って
劣化現像剤回収室55へと回収される。このように、周
回する回収通路56を設けることによって、回収される
現像剤Cが現像器40内へ逆流するのを防止することが
できる。
【0042】一方、現像器40が左上のG位置から右上
の現像位置であるD位置に至る途中で、現像剤カートリ
ッジ50内に設けられた図示されていないアジテータの
作用により、新現像剤44は、ケーシング51へと送ら
れ、該ケーシング51内のスパイラルオーガ52によっ
て供給口53へと導かれる。このとき、フラップ54
は、再び供給口53を開放しているので、新現像剤44
は、供給口53を通って現像器40内に補給される。
【0043】ところで、この実施の形態では、現像剤カ
ートリッジの新旧検知と当該現像剤カートリッジの有無
検知を、一つの検知手段で兼用するように構成されてい
る。また、上記検知手段は、前記回転体の外部に非接触
状態で固定配置され、前記検知手段による現像剤カート
リッジの新旧検知と当該現像剤カートリッジの有無検知
を、当該検知手段に対する回転体の停止位置を異ならせ
ることで実施するように構成されている。
【0044】すなわち、上述したように構成されるロー
タリー方式の現像アセンブリ5には、図3に示すよう
に、その回転動作範囲外の所定の位置(図示例では、回
転体30の上部近傍)に、現像剤カートリッジ50が新
品であるか否か、及び現像剤カートリッジ50が装着さ
れているか否かを検知するための検知手段60が、固定
した状態で配置されている。この検知手段60として
は、例えば、反射型のフォトセンサ等からなるものが用
いられる。
【0045】上記検知手段60は、通常の現像時には現
像剤カートリッジ50と対向しないが、検知モードに入
ると回転体30が所定角度回転し、4個の現像剤カート
リッジ50のうちの一つが、図4に示すように、当該検
知手段60と対向する新旧検知位置に停止するように構
成されている。この新旧検知位置は、対象となる現像器
40が、基準位置(ホームポジション)から15°だけ
反時計回り方向に位置するところに設定されている。こ
こで、基準位置(ホームポジション)は、図4に破線で
示すように、黒色の現像器40の現像ロール41が、感
光体ドラム1と対向する現像位置より、30°だけ反時
計回り方向に位置するところに設定されている。なお、
新旧検知位置は、基準位置(ホームポジション)と異な
る位置であっても良いし、同じ位置であっても良い。図
4中、35は現像剤カートリッジ50内の現像剤を、現
像器40に供給するためのデイスペンスモータを示して
いる。
【0046】次に、上記現像剤カートリッジ50の構成
について、図5の斜視図と図6の分解斜視図を参照して
説明する。
【0047】この現像剤カートリッジは、少なくともト
ナーが貯蔵される現像剤収容部と、該現像剤収容部の一
端に装着された現像剤回収ボックスとを備えるととも
に、前記検知手段は、前記現像剤回収ボックスと対向す
る位置に設置され、当該検知手段は、前記現像剤回収ボ
ックス内に回収された現像剤の有無を検知することによ
り、現像剤カートリッジの新旧を判別するように構成さ
れている。
【0048】すなわち、現像剤カートリッジ50は、図
5及び図6に示すように、新しい現像剤を収容する円筒
状の長尺な現像剤収容部としての収容ケース61と、そ
の一端を封鎖する脱着可能なキャップ62と、収容ケー
ス61から新しい現像剤を現像装置の現像器40に供給
するための通路の入り口である供給口63と、現像装置
から回収された劣化現像剤を取込む取込口72と、該取
込口72を通って回収された劣化現像剤を収容する円筒
状の短手の回収ケース71と、該回収ケース71に嵌め
込まれる現像剤回収ボックスとしての回収ボックス75
を有している。回収ボックス75には、図6に示すよう
に、張出片76が形成されており、該張出片76に穿設
された開口77は、回収ケース71に回収ボックスが嵌
め込まれた時、取込口72と連通するようになってい
る。上記回収ボックス75には、ハンドル78を有する
キャップ79が圧入により嵌め込まれるようになってい
る。
【0049】上記供給口63と取込口72の周辺には、
周方向に沿って凹状部が形成されており、該凹状部がガ
イド溝を形成している。このガイド溝には、現像剤カー
トリッジ50の外面に沿って円弧状に湾曲したシャッタ
73が、周方向へスライド可能に取り付けられている。
また、回収ボックス75と回収ケース71の一部を取り
囲むように、筒状のスライドカバー81がスライド可能
に装着されている。このスライドカバー81は、図6に
示すように、スプリング82でシャッタ73を覆う方向
へ付勢されている。
【0050】このため、現像剤カートリッジ50が回転
体30の現像剤カートリッジ装着部に装着されていない
時には、シャッタ73は供給口63と取込口72を図示
されていない手段からの弾性力により塞ぎ、さらにその
上を、スライドカバー81が覆うようになる。
【0051】一方、現像剤カートリッジ50が回転体3
0の現像剤カートリッジ装着部に挿入されると、前記シ
ャッタ73の幅方向に設けられている長溝74が該現像
剤カートリッジ装着部に形成された突起と係合し、前記
ハンドル78を指で摘んで回すと、現像剤カートリッジ
50が回動してシャッタ73が移動し、供給口63と取
込口72が共に開くようになっている。また、スライド
カバー81の傾斜した開放端が装置側の図示しないスト
ッパに当たり、シャッタ73を露出させる。図5は、現
像剤カートリッジ50が現像剤カートリッジ装着部に装
着された状態を示しており、供給口63と取込口72が
共に開いているのがわかる。
【0052】次に、現像剤カートリッジ50が新品であ
るか否かを判定するための、現像剤カートリッジに関す
る本発明の一実施の形態について、図5、図6、図7、
および図8を参照して説明する。
【0053】図7は図5をA−A’線で切断した断面
図、図8はB−B’線で切断した断面図である。
【0054】この実施の形態では、図7に示すように、
回収ボックス75の容器壁の一部であってキャップ79
の頂部に近い位置に透明部材で形成された透明窓91が
設けられている。また、回収ボックス75の内壁には、
透明窓91と対向する位置に光を反射する反射部材92
が接着等の手段により設けられている。また、スライド
カバー81の頂部には、開口93が形成されており、前
記検知モードに入ると、図7に示すように、検知手段6
0、開口93、透明窓91および反射部材92が一直線
上に整列するようになっている。
【0055】上記検知手段60は、前述したように、例
えば反射型フォトセンサ等から構成されているので、劣
化した現像剤が回収ボックス75に回収されていない場
合には、図7及び図8に示すように、検知手段60から
検知光s1が出射されると、この検知光s1は、透明窓
91を通って反射部材92に当たり反射し、反射光s2
は、透明窓91を通って検知手段60の受光部に入り検
出される。検知手段60は、反射光s2の光量が所定の
しきい値以上であると、現像剤カートリッジ50が新品
であると判断する。逆に、現像剤カートリッジ50が新
品でないときには、回収された現像剤が回収ボックス7
5内に溜まり、反射部材92を覆うので反射光が弱ま
る。このため、反射光s2の光量は、しきい値未満とな
り、現像剤カートリッジ50が新品でないと判断され
る。
【0056】なお、この実施の形態では、検知光の光路
に対して、前記開口93、透明窓91および反射部材9
2がずれ、検知光が検知手段60の受光部で殆ど又は全
く検知されない時には、現像剤カートリッジ50がセッ
ト不良であると判定することもできる。
【0057】また、この実施の形態において、反射部材
92を、図7に示されているように、曲面状に形成し、
該曲面の仮想円の中心が回収ボックス75の中心Oとほ
ぼ一致するようにすると、現像剤カートリッジ50の回
転方向zの位置が多少ずれても、検知光s1と反射部材
92の反射点との位置(角度)は相対的に変わらず、誤
検知の可能性を低減できるようになる。
【0058】さらに、この実施の形態では、上記検知手
段60が現像剤カートリッジ50の新旧以外にも、当該
現像剤カートリッジ50の有無、つまり、当該現像剤カ
ートリッジ50が各現像装置5の現像剤カートリッジ装
着部に装着されているか否かを検知するように構成され
ている。
【0059】更に具体的には、前記現像剤カートリッジ
の装着位置の近傍に、前記検知手段からの光を反射する
反射部材を設け、当該現像剤カートリッジの有無検知
を、前記反射部材からの反射光の有無によって行うよう
に構成されている。
【0060】すなわち、この実施の形態に係るロータリ
ー方式の現像アセンブリ5では、図1に示すように、現
像器40が装着された回転体30を、新旧検知位置から
時計回り方向に所定の角度(例えば、15°)だけ回転
して停止させた状態で、現像剤カートリッジ50の有無
を検出するようになっている。そのため、上記ロータリ
ー方式の現像アセンブリ5の回転体30には、図1に示
すように、4本のアーム31が互いに90°の角度を成
すように突設された略正方形状の中央部33、又は当該
中央部33からフレーム31の基端部にわたって、各現
像剤カートリッジ50の背面側に位置するように、反射
部材としての反射フィルム34が接着等の手段により設
けられている。この反射フィルム34としては、例え
ば、白色のPET(ポリエチレンテレフタレート)製の
フィルムが用いられ、当該反射フィルム34は、所定の
大きさ(例えば、10×20mmの長方形状)に形成さ
れ、汚れの影響を受けにくく、しかも回転体30の停止
位置がズレても、誤検知されるのを防止するようになっ
ている。なお、上記反射部材としては、反射フィルム以
外にも、反射塗料を塗布したものでも良いし、回転体3
0の中央部33表面が十分な拡散反射特性を有する場合
には、当該中央部33の表面が反射部材そのものを兼ね
てもよい。上記反射フィルム34は、図1に示すよう
に、現像剤カートリッジ50の有無検知位置において、
検知手段60と対向する位置に配置されており、現像剤
カートリッジ50が装着されていない場合には、図9に
示すように、検知手段60から出射される検知光s3を
拡散反射し、この反射光s4の一部が検知手段60に入
射して検知されるようになっている。一方、現像剤カー
トリッジ50が装着されている場合には、図10に示す
ように、検知手段60から出射される検知光s3は、当
該現像剤カートリッジ50の外曲面で略正反射され、反
射光s5が検知手段60に入射しないように構成されて
いる。そして、上記検知手段60は、反射光s4の光量
が所定のしきい値以上であると、現像剤カートリッジ5
0が装着されていないと判断する。逆に、現像剤カート
リッジ50が装着されているときには、図1及び図10
に示すように、検知手段60から出射される検知光s3
が、現像剤カートリッジ50の外曲面で正反射され、反
射光s5はほとんど検知手段60に入射しない。このた
め、反射光s5の光量は、しきい値未満となり、現像剤
カートリッジ50が装着されている、つまり現像剤カー
トリッジ有りと判断される。
【0061】本発明者らは、図9に示すように、現像剤
カートリッジ50を装着しない状態で、当該現像剤カー
トリッジ50の有無検知位置を、回転体30の周方向に
沿って変化させたときに、検知手段60の現像剤カート
リッジ有無検知結果がどのように変わるかを確認する実
験を行った。
【0062】図11は上記実験の結果を示すものであ
る。この図11から明らかなように、現像剤カートリッ
ジ50の有無検知位置を、回転体30の周方向に沿って
変化させた場合でも、広い検知角度Wにわたって、反射
部材34からの反射光s4により現像剤カートリッジ無
し(ON状態)を検知することができることがわかっ
た。上記現像剤カートリッジ50の有無検知位置は、当
該現像剤カートリッジ50の新旧検知位置から時計回り
方向に15°回転した位置に設定されており、この有無
検知位置は、現像剤カートリッジ無しを検知可能な検知
角度Wの中央部よりも、若干反時計回り方向にずれてい
るが、検知手段60の有無検知可能範囲Wは広いため、
反射部材34からの反射光s4により現像剤カートリッ
ジ無しを十分確実に検知可能な位置に設定されている。
【0063】また、本発明者らは、現像剤カートリッジ
の有無検知用の反射フィルム34を設けない場合と、反
射フィルム34を設けた場合と、反射フィルム34を設
けるが、当該反射フィルム34の表面に通常の使用で予
想される程度のトナーが付着した場合とで、検知手段6
0のセンサの検知結果がどのように変化するかを確認す
る実験を行った。
【0064】図12は上記実験の結果を示すものであ
る。この図12から明らかなように、現像剤カートリッ
ジの有無検知用の反射フィルム34を設けることによ
り、検知手段60を構成するセンサの感度下限値であっ
ても、現像剤カートリッジ50の有無を検知できること
が分かる。また、本発明者らが確認したところによれ
ば、100KPV(1KPV=1000枚プリント)以
上プリントしても、現像剤カートリッジの有無を確実に
検知することができることが分かっている。
【0065】図13は、上記の如く構成されるフルカラ
ープリンタ装置の制御回路を示すブロック図である。
【0066】図13において、200はフルカラープリ
ンタ装置のプリント動作及び現像剤カートリッジの新旧
検知及び有無検知動作などすべての動作を制御するCP
U、201はCPU200が実行するプログラムを記録
したROM、202はCPU200が実行するプログラ
ムのパラメータ等を記憶するNVMRAMなどからなる
RAM、203はフルカラープリンタ装置のプリント条
件の設定やメッセージの表示を行うコントロールパネ
ル、60は検知手段、35は現像剤カートリッジ50か
ら現像器40に現像剤を供給するためのデイスペンスモ
ータ、204はこのデイスペンスモータ35の駆動時間
を積算カウントするデイスペンスカウンタをそれぞれ示
すものである。
【0067】以上の構成において、この実施の形態に係
る現像装置を適用したフルカラープリンタ装置では、次
のようにして、現像剤カートリッジの有無を検知する専
用のセンサを用いることなく、現像剤カートリッジの有
無を検知することができるのは勿論のこと、回転方式の
現像装置に適用可能であって、しかも現像剤カートリッ
ジの有無と現像剤の有り無しを判別することが可能とな
っている。
【0068】すなわち、上記の如く構成されるフルカラ
ープリンタ装置では、図2に示すように、フルカラーや
白黒等の画像のプリントが順次行われると、ロータリー
方式の現像アセンブリ5において、対応する色の現像装
置5Y、5M、5C、5Kの現像剤44中のトナーが徐
々に消費され、このトナーが消費されたキャリアを含む
現像剤44は、現像剤カートリッジ50内の新しい現像
剤44と徐々に交換される。その際、上記現像装置5
Y、5M、5C、5Kの各現像器40から回収された旧
現像剤は、図3に示すように、現像剤カートリッジ50
の劣化現像剤回収室55内に収容される。そして、上記
プリント装置のCPU200は、現像剤カートリッジ5
0内の新しい現像剤44の供給量を、現像剤供給用のス
パイラルオーガ52を駆動するデイスペンスモータ35
の駆動時間を、デイスペンスカウンタ204によって積
算カウントすることにより求め、当該現像剤カートリッ
ジ50内の新しい現像剤44の残量が少なくなると、コ
ントロールパネル203の表示部に現像剤カートリッジ
50内の新現像剤、つまりトナーが間もなく無くなる旨
の”トナーニアーエンプテイ”を表示し、新しい現像剤
カートリッジ50の準備又は交換を促すようになってい
る。そして、上記CPU200は、デイスペンスカウン
タ204の積算カウント値に基づいて、現像剤カートリ
ッジ50内の新しい現像剤44がすべて供給されて空に
なったと判断した場合には、現像剤カートリッジ50内
の新現像剤が無くなった旨の”トナーエンプテイ”の表
示と、ユーザーに現像剤カートリッジ50の交換を促す
メッセージを表示して、プリント動作が実行不可能な状
態(シャットダウン状態)とする。すると、ユーザー
は、現像剤44が空となった現像剤カートリッジ50を
現像装置5から取り外し、新しい現像剤カートリッジ5
0を現像装置5の所定の位置に装着する作業を行うこと
になる。
【0069】ところで、この実施の形態に係るプリンタ
装置では、当該装置の電源がONされた直後、及び現像
剤カートリッジ50等の交換のため、フロントカバーが
開閉されると、当該フロントカバーが閉じられた直後
に、現像剤カートリッジ50の新旧検知及び有無検知の
動作が実行される。また、上記プリンタ装置では、トナ
ーエンプテイでマシンがシャットダウンした後に、装置
の電源がON/OFFされるか、フロントカバーが開閉
されると、感光体ドラム1上に所定のテストチャートを
形成して濃度を検知するなどのプロセスコントロールに
よるリカバリー動作が実行される。なお、プロセスコン
トロールによるリカバリー動作と、現像剤カートリッジ
50の新旧検知及び有無検知の動作が重なったときは、
現像剤カートリッジ50の新旧と有無検知動作を優先
し、新旧と有無検知動作を実施した後に、プロセスコン
トロールによるリカバリー動作を開始するように設定さ
れている。
【0070】上記現像剤カートリッジ50の新旧と有無
検知動作において、ロータリー方式の現像アセンブリ5
では、まず、回転体30を図示しない駆動モータで回転
駆動し、基準位置(ホームポジション)へと移動させ
る。この基準位置(ホームポジション)は、前述したよ
うに、図1に示す如く、黒色の現像装置5Kの現像ロー
ル41が、感光体ドラム1と対向する現像位置から30
°だけ反時計回り方向に位置するところである。次に、
上記ロータリー方式の現像アセンブリ5では、回転体3
0が時計回り方向に75°(30°+45°)だけ回転
され、図4に示すように、イエロー色の現像装置5Yが
新旧検知位置に移動される。この現像装置5の新旧検知
位置は、図4及び図7に示すように、検知手段60が当
該現像装置5の現像剤カートリッジ50と対向する位置
に設定されている。このイエロー色の現像装置5Yの新
旧検知位置では、図7及び図8に示すように、検知手段
60から検知光s1が現像剤カートリッジ50に向けて
出射され、現像剤カートリッジ50の新旧が判別され
る。
【0071】その後、上記の如くイエロー色の現像剤カ
ートリッジ50の新旧が判別されると、ロータリー方式
の現像アセンブリ5の回転体30が時計回り方向に15
°だけ回転され、図1に示すように、イエロー色の現像
装置5Yが現像剤カートリッジの有無検知位置に移動さ
れる。このイエロー色の現像装置5Yの現像剤カートリ
ッジ有無検知位置では、図9及び図10に示すように、
検知手段60から検知光s1が現像剤カートリッジ50
に向けて出射され、現像剤カートリッジ50の有無が判
別される。
【0072】次に、上記の如くイエロー色の現像剤カー
トリッジ50の新旧及び有無が判別されると、ロータリ
ー方式の現像アセンブリ5の回転体30が時計回り方向
に75°だけ回転され、マゼンタ色の現像装置5Mが現
像剤カートリッジの新旧検知位置に移動される。そし
て、マゼンタ色の現像剤カートリッジの新旧が判別され
た後、当該現像剤カートリッジの有無が判別される。
【0073】以下、同様にシアン色の現像装置5C及び
黒色の現像装置5Kにおいて、現像剤カートリッジ50
の新旧及び有無の検知動作が行われる。
【0074】そして、黒色の現像剤カートリッジ50の
有無の検知動作が終了すると、ロータリー方式の現像ア
センブリ5は、回転体30がホームポジションまで回転
して停止する。この回転体30のホームポジションへの
回転及び停止は、図示しないホームポジションセンサに
よって行われる。
【0075】これらの動作の後又は当該動作の間に、上
記フルカラープリンタ装置では、CPU200が検知手
段60からの検知結果によって、全色の現像剤カートリ
ッジ50の新旧及び有無を判別すると、次の処理が行わ
れる。まず、現像剤カートリッジ50が新品であること
を検知した場合には、新品を検知した色の現像剤カート
リッジ50のデイスペンスカウンタ204のカウント値
を、”0”にリセットする。なお、新品を検知した色の
現像剤カートリッジのデイスペンスカウンタ204を”
0”にリセットする動作を実施するタイミングは、NV
MRAM等からなるRAM202にて設定可能となって
いる。そして、ロータリー方式の現像アセンブリ5は、
回転体30がホームポジションまで回転して停止され、
コントロールパネル203における”トナーエンプテ
イ”の警告及びプリント動作の禁止表示が取り消され
て、プリント可能な状態となる。
【0076】一方、現像剤カートリッジ50がいずれか
一つでも旧品であることを検知した場合、例えば、現像
剤カートリッジ50が”トナーエンプテイ”状態とな
り、本来であれば新しい現像剤カートリッジ50と交換
されるべきであるが、旧品の現像剤カートリッジ50が
再度装着された場合などには、旧品の現像剤カートリッ
ジ50がある旨のワーニング警告、つまり”トナーエン
プテイ”の警告を再度表示して、ホームポジションへ移
動させる。その際、”トナーエンプテイ”の警告は、コ
ントロールパネル203の表示部に継続して表示され
る。次に、プリント装置は、シャットダウン状態とな
り、リカバリー動作が行われる。このリカバリー動作に
おいて、プリント濃度が濃度センサ6によって検知され
るが、当該プリント濃度が所定の濃度以上であってOK
であれば、デイスペンスカウンタ204のカウント値を
シャットダウンした色のみ、”トナーエンプテイ”の表
示がなされたときの値に戻される。つまり、現像剤カー
トリッジ50が旧品と判定された場合には、デイスペン
スカウンタ204のカウント値が、”0”にリセットさ
れずに、そのまま保持される。その後、ロータリー方式
の現像アセンブリ5は、回転体30がホームポジション
まで回転して停止され、”トナーニアエンプテイ”の警
告が再度表示されたまま、プリント可能な状態となる。
【0077】また、上記リカバリー動作において、プリ
ント濃度が所定の濃度未満であってNGであれば、プリ
ンタ装置をシャットダウンし、交換する色の現像剤カー
トリッジ50を交換ポジションへ移動させ、ユーザーに
現像剤カートリッジ50の交換を促すメッセージをコン
トロールパネル203に表示する。
【0078】なお、”トナーエンプテイ”のワーニング
警告前に、現像剤カートリッジ50が旧品であることを
検知した場合であれば、ロータリー方式の現像アセンブ
リ5は、回転体30がホームポジションまで回転して停
止され、通常の待機状態と同様の動作が行われる。
【0079】つぎに、現像剤カートリッジ50の有無検
知動作において、現像剤カートリッジ有りを判別した場
合には、当該現像剤カートリッジ有りを検知した色の新
旧検知の結果は、上述したように、スパイラルオーガ5
2の累積回転時間を計測するデイスペンスカウタ204
のカウント値に反映される。つまり、現像剤カートリッ
ジ有りを検知し、且つ現像剤カートリッジ50が新品で
ある旨を検知した場合には、該当する色のデイスペンス
カウンタのカウント値が”0”にリセットされる。全色
の現像剤カートリッジ有りを判別した場合には、通常待
機状態と変わらず、プリント動作の待機状態となる。
【0080】一方、少なくとも1つ以上の現像剤カート
リッジ50で無しが検知された場合は、カートリッジ無
しを検知した現像装置の新旧検知の結果は、スパイラル
オーガ52の累積回転時間を計測するデイスペンスカウ
ンタ204のカウント値に反映せず、プリント動作を停
止して、現像剤カートリッジ無しの表示がコントロール
パネル203の表示部に表示される。つまり、現像剤カ
ートリッジ無しを検知した場合には、該当する色のデイ
スペンスカウンタのカウント値を”0”にリセットせ
ず、それ以前の値が保持される。そして、現像剤カート
リッジ50が未挿入の現像装置5を交換ポジションに移
動させて停止する。その際、複数の現像剤カートリッジ
が未挿入の場合は、Y、M、C、Kの優先順位をもっ
て、現像剤カートリッジ無しが検知された現像装置5の
現像剤カートリッジ50を交換ポジションへ移動する。
【0081】その後、未挿入の現像剤カートリッジ50
が装着された場合には、現像剤カートリッジ50の新旧
及び有無を再度検知し、当該新旧検知結果によって現像
剤カートリッジ50が旧品であると検知されると、該当
する色のトナーライフカウンタのカウント値を”0”に
リセットせず、それ以前の値が保持される。また、新た
に装着された現像剤カートリッジ50が新品であると検
知されると、該当する色のトナーライフカウンタのカウ
ント値が”0”にリセットされ、回転体30がホームポ
ジションへと移動され、プリント動作の待機状態とな
る。
【0082】このように、上記実施の形態では、現像剤
カートリッジ50の新旧検知と当該現像剤カートリッジ
50の有無検知を、一つの検知手段60で兼用するよう
に構成したので、現像剤カートリッジ50の新旧検知と
当該現像剤カートリッジ50の有無検知を、一つの検知
手段60で行うことができ、現像剤カートリッジ50の
有無を検知する専用のセンサを用いることなく、現像剤
カートリッジ50の有無を検知することが可能となる。
【0083】また、この実施の形態では、非接触により
現像剤カートリッジ50を検査できるようにしたので、
構造を簡略化することができ、かつロータリー方式の現
像装置と本体との電気接点を削除できる。また、複数の
現像剤カートリッジ50を一つの検知手段60で行なえ
るようにしたので、該検知手段60のハーネス引回しが
簡略化でき、また、装置の部品の削減、装置の小型化を
達成することができる。
【0084】なお、現像剤カートリッジ50内で長時間
の不使用等のために現像剤44が固まりかけていたよう
な場合には、後に詳述するように、90度毎の停止動作
の衝撃により現像剤44が攪拌され、現像剤カートリッ
ジ50内の現像剤攪拌部材が大きなトルクを受けて破損
するのを防止することができるようになる。
【0085】また、上記実施の形態では、複数の現像装
置5Y、5M、5C、5Kを、回転体30の周方向に沿
って配設するとともに、前記検知手段60を、前記回転
体30の外部に非接触状態で固定配置し、前記検知手段
60による現像剤カートリッジ50の新旧検知と当該現
像剤カートリッジ50の有無検知を、当該検知手段60
に対する回転体30の停止位置を異ならせることで実施
するように構成したので、現像剤カートリッジ50の有
無を検知する専用のセンサを用いることなく、現像剤カ
ートリッジ50の有無を検知することができるのは勿論
のこと、ロータリー方式の現像装置5に適用可能であっ
て、しかも現像剤カートリッジ50が有るにもかかわら
ず、当該現像剤カートリッジ50が新品と交換されてい
ない場合には、現像剤無しと判別することができ、現像
剤カートリッジ50の有無とトナーの有り無しを判別す
ることが可能となる。
【0086】さらに、上記実施の形態では、検知手段6
0として、反射型の光学センサからなるものを用いてお
り、更に、前記現像剤カートリッジ50の装着位置の近
傍に、前記検知手段60からの光を反射する反射フィル
ム34を設け、当該現像剤カートリッジ50の有無検知
を、前記反射フィルム34からの反射光の有無によって
行うように構成したので、反射フィルム34の追加とい
う極めて僅かな部品の追加によって、現像剤カートリッ
ジ50の有無を検知する専用のセンサを不要とし、現像
剤カートリッジ50の有無を検知することができるのは
勿論のこと、ロータリー方式の現像装置5に適用可能で
あって、しかも現像剤カートリッジ50の有無とトナー
の有り無しを判別することが可能となる。
【0087】また更に、上記実施の形態では、前記現像
剤カートリッジ50が、新しい現像剤が貯蔵される収容
ケース61と、該収容ケース61の一端に装着された回
収ボックス75とを備えるとともに、前記検知手段60
は、前記回収ボックス75と対向する位置に設置され、
当該検知手段60は、前記回収ボックス75内に回収さ
れた現像剤の有無を検知することにより、現像剤カート
リッジ50の新旧を判別するように構成したので、検知
手段60は、現像装置5に非接触状態で配置すればよ
く、センサの電気配線や接点の構成が複雑となることが
なく、回転方式の現像装置に適用することが可能とな
る。
【0088】さらに、上記実施の形態では、前記各現像
装置5Y、5M、5C、5Kの現像剤カートリッジ50
の新旧検知と当該現像剤カートリッジ50の有無検知を
兼用する一つの検知手段60を備え、前記検知手段60
による現像剤カートリッジ50の有無検知にて、現像剤
カートリッジ無しと検知した場合には、現像剤カートリ
ッジ50の新旧の検知結果を、現像剤の残量検知動作に
反映しないように構成したので、上記の作用効果に加え
て、誤って使用済の現像剤カートリッジ50が再装着さ
れた場合でも、現像剤の残量検知動作をリセットして、
新しい現像剤カートリッジ50が装着されたと誤認する
ことがなく、現像剤の残量検知動作に誤動作が生じるの
を防止することができる。
【0089】実施の形態2 次に、この発明の実施形態2を説明する。この実施形態
2は、図14に示されているように、検知手段60から
出た光s1’が透明窓91の表面で反射し、反射光s
2’が検知手段60に入力して、現像剤カートリッジ5
0が新品でないにも拘らず新品であると誤検知される虞
れを解消するようにしたものである。
【0090】この実施形態は、図15に示されているよ
うに、前記透明窓91の表面の所定位置、例えば中央部
領域に、前記検知光が該外表面で反射して所定の方向に
進むのを阻止する手段、例えば光拡散部材94を設けた
点に特徴がある。この構成によれば、検知光s1’は光
拡散部材94に拡散され反射光s2’とならず、s3’
となる。このため、反射光s3’は、検知手段60の受
光部で検知されなくなり、誤検知を防止できるようにな
る。なお、前記光拡散部材94に代え光吸収部材を設け
ても良い。また、光拡散部材94としては、透明窓91
の表面に形成された凸部、凹部または粗面であっても良
いし、該表面に塗布または固着された、他の材料からな
る光拡散部材であっても良い。
【0091】実施の形態3 次に、本発明の実施形態3を説明する。この実施形態3
は、図16に示されているように、検知手段60から出
た検知光s1’が透明窓91の内面に付着したトナー
(特に、Y色トナー)で反射し、反射光s2’が検知手
段60に入力して、新品であると誤検知される虞れを解
消するようにしたものである。回収ボックス75がY色
の現像剤を回収するものである場合には、Y色のトナー
が透明窓91の内面に付着すると該内面の反射率が大き
くなり、前記した誤検知が起きる虞れが大きくなる。
【0092】そこで、本実施形態では、図17、図18
に示されているように、検知光s1’が透明窓91の内
面で反射して検知手段60の受光部に至る経路に、光拡
散部材(又は、光吸収部材)95、96を設けた。この
構成によれば、透明窓91の内面に付着したトナーで光
が反射しても、反射光は検知手段60の受光部に届かな
いので、誤検知を防止できる。
【0093】実施の形態4 次に、本発明の実施形態4を説明する。この実施形態4
は、特にY色の現像剤カートリッジ50が新品であるか
ないかを信頼性高く検知できるようにしたものである。
すなわち、該現像剤カートリッジ50の交換時には当然
新品であると判定されるが、Y色トナーは光反射率が高
いので、該現像剤カートリッジ50が使用されてY色ト
ナーが反射部材92(図7、図8参照)に付着または堆
積された後も、新品と誤判定される虞れがある。この実
施形態では、この虞れを低減または防止するようにした
ものである。
【0094】この実施形態では、図19に示されている
ように、前記透明窓91の内面91bを粗面にし、かつ
その粗さは使用するトナーの平均粒径より大きくした。
この構成によれば、該内面91bの粗面にY色トナーが
効率よく付着するので、検知光s1’と、反射部材92
上に存在するトナーによって反射された反射光s2’が
共に該粗面を通過することになり、反射光s2’の光量
が減衰されるので、誤検知を防止できるようになる。な
お、該粗面に付着したトナーにより直接反射する光によ
る誤検知は、透明窓91の表面に前記実施の形態3で説
明した対策を講じることにより防止できる。
【0095】次に、本実施形態の効果を実験的に確かめ
たので、該実験結果を図20(a)〜(f)を参照して
説明する。
【0096】同図(a)は検知手段60から出力された
検知光をY色現像剤100に直接当てその反射光を受光
部で検知した実験例を示し、同図(b)は該実験例の実
験結果を示すものである。該(b)図の横軸はトナーと
キャリアとの構成比を表すTC%、縦軸は検知手段60
の検知光を出力する発光ダイオードに印加する電圧を示
している。該横軸の例えば「4」は、トナーが4%、キ
ャリアが96%であることを示している。そして、該
(b)図の棒グラフの区間は、発光ダイオードに印加す
る電圧が該区間の範囲内であれば、現像剤の有無を正常
に判別できることを示している。上記のことは、(d)
図、(f)図においても同様である。
【0097】(b)図において、例えば、横軸のTC%
が4%の時には、発光ダイオード印加電圧が2.2〜
4.7Vの範囲であればY色の現像剤が存在するかしな
いかを正常に判別でき、この範囲外であれば正常に判別
できないことを示している。すなわち、発光ダイオード
に印加する電圧が2.2V以下で、発光ダイオードから
発光される光量が少なすぎると受光部の受光量が小さ過
ぎて誤検知され、逆に4.7V以上で発光ダイオードか
ら発光される検知光の光量が多過ぎると、Y色現像剤の
有無に関係なく、受光部の受光量がしきい値よりも大き
くなって、誤検知されることを示している。なお、Y色
トナーが100%のときには、Y色トナーの反射率が反
射部材92の反射率に近いので、Y色トナーの有無を正
常に判別できる発光ダイオード印加電圧の範囲は非常に
狭いことを示している。
【0098】同図(c)は新品検知手段60から出力さ
れた検知光s1を前記透明窓91を通してY色現像剤1
00に当てた場合の実験例を示し、同図(d)はその実
験結果を示している。該(d)図から、検知光s1を透
明窓91を通すと、Y色現像剤が存在するかしないかを
正常に判別できる発光ダイオード印加電圧の範囲が
(b)図の場合より広がることが分かる。
【0099】次に、同図(e)は透明窓91の内面に前
記粗面91bを形成した場合の実験例を示し、その実験
結果である同図(f)から、Y色の現像剤が存在するか
しないかを正常に判別できる発光ダイオード印加電圧の
範囲が(d)図の場合よりさらに広がることが分かる。
これは、該粗面91bに付着したY色トナーが検知光s
1と反射光s2を減衰させるためであると考えられる。
【0100】なお、本実施形態の透明窓91の内面91
bを粗面にするのに代えて、粘性を持たせ、該透明窓9
1の内面91bにY色のトナーが付着するようにしても
良い。該粘性を持たせる手段としては、例えば透明な両
面テープを使用することができる。
【0101】前記の説明は、Y色の現像剤を収容する現
像剤カートリッジについて説明したが、本実施形態はY
色以外の現像剤を収容する現像剤カートリッジにも有効
であることは明らかである。
【0102】実施の形態5 次に、本発明の実施形態5を説明する。この実施形態5
では、図21に示されているように、反射部材92の検
知光s1と反射光s2のなす鋭角の間に、検知光が透過
できない光遮蔽部材110を設けた点に特徴がある。こ
の特徴によれば、Y色現像剤がない時には反射光s2は
光遮蔽部材110に影響されずに新品検知手段60の受
光部に届くが、Y色現像剤111が存在すると、その表
面で反射された光は光遮蔽部材110で遮蔽されること
になり、新品検知手段60の受光部に届かなくなる。し
たがって、誤検知を防止することができるようになる。
【0103】実施の形態6 次に、本発明の実施の形態6を説明する。この実施形態
6は、図22に示されているように、透明窓91の内面
を回収ボックス75の周囲面より凸にした点に特徴があ
る。この特徴によれば、現像剤カートリッジ50が回転
体30の回転によって回転しても、該透明窓91の内面
にトナーが付着しにくくなり、誤検知の可能性を低減さ
せることができる。
【0104】すなわち、操作者が新しい現像剤カートリ
ッジ50を回転体30に装着する時には、新しい現像剤
カートリッジ50を装着した後該回転体30を手で回し
たり、検知モードに入った後に自動的に回動させられた
りして、交換された新しい現像剤カートリッジ50が検
知手段60と対向する位置に担持されるまでには、回転
体30は少なくとも1回転以上回転させられることにな
り、この間に回収現像剤が回収ボックス75に入り、透
明窓91の内面に付着することがありうる。そうする
と、現像剤カートリッジ50が新品であるにかかわら
ず、旧品と誤検知される虞れが生じるが、透明窓91の
内面を回収ボックス75の周囲面より凸にすると、回収
現像剤が該透明窓91の内面に付着する可能性を低減す
ることができるようになる。
【0105】実施の形態7 次に、本発明の実施の形態7は、同じく図22に示され
ているように、反射部材92内面を回収ボックス75の
周囲面より、凸にした点に特徴がある。この特徴によれ
ば、前記実施の形態6と同様に、現像剤カートリッジ5
0が回転体30の回転によって回転しても、該反射部材
92の内面にトナーが付着しにくくなり、新品を旧品と
誤検知する可能性を低減させることができる。
【0106】実施の形態8 次に、本発明の実施の形態8を説明する。この実施形態
8は、現像剤カートリッジ50が一度新品と判定された
時には、プリント動作が所定量以上になるまでは、再度
新品検知が行なわれても、トナーライフカウンタ(デイ
スペンスカウンタ)をクリアしないようにし、新品検知
が誤検知されてもこれがトナーライフカウンタに影響を
与えないようにしたものである。これは、一度新品の現
像剤カートリッジ50を回転体30に装着し、新品検知
でトナーライフカウンタをクリアした後、プリント動作
をある程度行なってトナーを消費した場合であっても、
再度新品検知をした時に回収ボックス75内への回収現
像剤量が少ない場合には、新品であると誤検知され、ト
ナーライフカウンタが再度クリアされる虞れがあるから
である。なお、該誤検知により、トナーライフカウンタ
がクリアされると、現像剤カートリッジ50内の現像剤
残量とトナーライフカウンタとの相関が取れなくなり、
現像剤カートリッジ50の交換の指示を正確にだせなく
なるという不具合を生ずる。
【0107】図23を参照して、本実施形態8の機能を
説明する。ステップS1では、装置の電源がオンされた
か否かが判断される。電源がオンされると必ず検知モー
ドが実行されるので、ステップS2の判断が行なわれ
る。なお、検知モードは、電源オンのときに限らず、装
置のカバーが開閉された時にも行なうことができる。ス
テップS2の判断が肯定の時には、ステップS3に進ん
で、トナーライフカウンタをクリアし、ステップS5に
進む。ステップS5では、フラグをオンにする。ステッ
プS6ではプリント動作を行い、ステップS7では該プ
リント動作の進行と同期してトナーライフカウンタをカ
ウントアップする。ステップS8では、電源がオンされ
たか否かを判断し、この判断が否定のときにはステップ
9に進んで、トナーライフカウンタのカウント値が所定
値N以上になったか否かが判断される。この判断が否定
の時には、ステップS6に進んで、プリント動作が続行
され、これと同期してトナーライフカウンタはカウント
アップされる。
【0108】さて、一旦電源がオフされて再度電源がオ
ンされたとか、電源がオンされている間に前記装置のカ
バーが開閉された等して、ステップS2の判断が肯定に
なったとすると、ステップS3に進み、フラグがオンで
あるか否かの判断が行なわれる。現在の状態では該フラ
グはオンされているから、ステップS3の判断は肯定と
なり、ステップS4、S5をスキップしてステップS6
に進む。したがって、トナーライフカウンタのカウント
値が所定値Nになるまでは、現像剤カートリッジ50が
新品であると誤検知されても、トナーライフカウンタは
クリアされない。
【0109】ステップS6のプリント動作がどんどん行
なわれ、これに応じてトナーライフカウンタがカウント
アップされ、ステップS9の判断が肯定になると、ステ
ップS10に進んで、前記フラグがオフされる。その
後、ステップS2で新品検知が行なわれると、これは正
しい新品検知とみなされ、ステップS4ではトナーライ
フカウンタはクリアされる。なお、カウント値が所定値
N以上になった時には、回収現像剤量は多くなってお
り、新品であると誤検知される虞れは殆どないからであ
る。したがって、本実施形態でも、現像剤カートリッジ
が新品であると誤検知された時の問題を回避することが
できる。
【0110】
【発明の効果】以上のとおり、この発明によれば、現像
剤カートリッジの有無を検知する専用のセンサを用いる
ことなく、現像剤カートリッジの有無を検知することが
可能な現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供す
ることができる。
【0111】また、この発明によれば、回転方式の現像
装置に適用可能であって、しかも現像剤カートリッジの
有無と現像剤の有り無しを判別することが可能な現像装
置及びこれを用いた画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る現像装
置の現像剤カートリッジ有無検知状態を示す構成図であ
る。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る現像装
置を適用したフルカラープリンタ装置を示す構成図であ
る。
【図3】 図3はロータリー方式の現像アセンブリを示
す構成図である。
【図4】 図4はこの発明の実施の形態1に係る現像装
置の現像剤カートリッジ新旧検知状態を示す構成図であ
る。
【図5】 図5は現像剤カートリッジを示す外観斜視図
である。
【図6】 図6は現像剤カートリッジを示す分解斜視図
である。
【図7】 図7は図5のA−A線断面図である。
【図8】 図8は図5のB−B線断面図である。
【図9】 図9はこの発明の実施の形態1に係る現像装
置の現像剤カートリッジ有無検知状態を示す構成図であ
る。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態1に係る現
像装置の現像剤カートリッジ有無検知状態を示す構成図
である。
【図11】 図11は現像剤カートリッジの有無検知時
における検知手段の出力状態を示す説明図である。
【図12】 図12は現像剤カートリッジの有無検知時
における検知手段の出力状態を示す図表である。
【図13】 図13はこの発明の実施の形態1に係るフ
ルカラープリンタ装置の制御回路を示すブロック図であ
る。
【図14】 図14はこの発明の実施の形態2に係る現
像装置を示す構成図である。
【図15】 図15はこの発明の実施の形態2に係る現
像装置を示す構成図である。
【図16】 図16はこの発明の実施の形態3に係る現
像装置を示す構成図である。
【図17】 図17はこの発明の実施の形態3に係る現
像装置を示す構成図である。
【図18】 図18はこの発明の実施の形態3に係る現
像装置を示す構成図である。
【図19】 図19はこの発明の実施の形態4に係る現
像装置を示す構成図である。
【図20】 図20はこの発明の実施の形態4に係る現
像装置を示す構成図である。
【図21】 図21はこの発明の実施の形態5に係る現
像装置を示す構成図である。
【図22】 図22はこの発明の実施の形態6、7に係
る現像装置を示す構成図である。
【図23】 図23はこの発明の実施の形態8に係る現
像装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:感光体ドラム、5:現像装置、30:回転体、4
0:現像器、41:現像ロール、50:現像剤カートリ
ッジ、60:検知手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともトナーが貯蔵される現像剤カ
    ートリッジを着脱可能に搭載した現像装置において、 前記現像剤カートリッジの新旧検知と当該現像剤カート
    リッジの有無検知を、一つの検知手段で兼用することを
    特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 少なくともトナーが貯蔵される現像剤カ
    ートリッジを着脱可能に搭載した複数の現像装置を備
    え、前記複数の現像装置を像担持体と対向する現像位置
    に順次移動させることによって画像の形成を行う画像形
    成装置において、 前記各現像装置の現像剤カートリッジの新旧検知と当該
    現像剤カートリッジの有無検知を、一つの検知手段で兼
    用することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の現像装置を、回転体の周方向
    に沿って配設するとともに、前記検知手段を、前記回転
    体の外部に非接触状態で固定配置し、前記検知手段によ
    る現像剤カートリッジの新旧検知と当該現像剤カートリ
    ッジの有無検知を、当該検知手段に対する回転体の停止
    位置を異ならせることで実施することを特徴とする請求
    項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、反射型の光学センサか
    らなることを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤カートリッジは、少なくとも
    トナーが貯蔵される現像剤収容部と、該現像剤収容部の
    一端に装着された現像剤回収ボックスとを備えるととも
    に、前記検知手段は、前記現像剤回収ボックスと対向す
    る位置に設置され、当該検知手段は、前記現像剤回収ボ
    ックス内に回収された現像剤の有無を検知することによ
    り、現像剤カートリッジの新旧を判別することを特徴と
    する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤カートリッジの装着位置の近
    傍に、前記検知手段からの光を反射する反射部材を設
    け、当該現像剤カートリッジの有無検知を、前記反射部
    材からの反射光の有無によって行うことを特徴とする請
    求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 少なくともトナーが貯蔵される現像剤カ
    ートリッジを着脱可能に搭載した複数の現像装置を備
    え、前記複数の現像装置を像担持体と対向する現像位置
    に順次移動させることによって画像の形成を行う画像形
    成装置において、 前記各現像装置の現像剤カートリッジの新旧検知と当該
    現像剤カートリッジの有無検知を兼用する一つの検知手
    段を備え、前記検知手段による現像剤カートリッジの有
    無検知にて、現像剤カートリッジ無しと検知した場合に
    は、現像剤カートリッジの新旧の検知結果を、現像剤の
    残量検知動作に反映しないことを特徴とする画像形成装
    置。
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