JP2001054836A - 切断製品搬出システム - Google Patents
切断製品搬出システムInfo
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- JP2001054836A JP2001054836A JP11230851A JP23085199A JP2001054836A JP 2001054836 A JP2001054836 A JP 2001054836A JP 11230851 A JP11230851 A JP 11230851A JP 23085199 A JP23085199 A JP 23085199A JP 2001054836 A JP2001054836 A JP 2001054836A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品搬出作業を行う時に、合わせて切粉除去
作業を行って、作業時間の短縮化を図る。 【解決手段】 切断加工機3の搬出側に切断製品Wを支
持する搬出テーブル5を設け、切断製品Wを挾持する搬
出バイス装置17を設け、この搬出バイス装置17を往
復動用モータ13の作動により搬出方向へ往復動するよ
うに構成し、この搬出バイス装置17に搬出テーブル5
上の切粉を除去する切粉除去用ブラシ25を設けてなる
ことを特徴とする。
作業を行って、作業時間の短縮化を図る。 【解決手段】 切断加工機3の搬出側に切断製品Wを支
持する搬出テーブル5を設け、切断製品Wを挾持する搬
出バイス装置17を設け、この搬出バイス装置17を往
復動用モータ13の作動により搬出方向へ往復動するよ
うに構成し、この搬出バイス装置17に搬出テーブル5
上の切粉を除去する切粉除去用ブラシ25を設けてなる
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断加工機により
切断された切断製品を搬出方向へ搬出する切断製品搬出
システムに関する。
切断された切断製品を搬出方向へ搬出する切断製品搬出
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の切断製品搬出システムに簡単に説
明すると、以下のようになる。
明すると、以下のようになる。
【0003】すなわち、切断加工機の搬出側には搬出テ
ーブルが設けてあり、この搬出テーブルは搬出方向へ延
伸してある。上記搬出テーブルの側部には支持フレーム
が立設してあり、この支持フレームには切断製品を挾持
する搬出バイス装置が設けてあって、この搬出バイス装
置は往復動用アクチュエータの作動により搬出方向へ往
復動するように構成してある。
ーブルが設けてあり、この搬出テーブルは搬出方向へ延
伸してある。上記搬出テーブルの側部には支持フレーム
が立設してあり、この支持フレームには切断製品を挾持
する搬出バイス装置が設けてあって、この搬出バイス装
置は往復動用アクチュエータの作動により搬出方向へ往
復動するように構成してある。
【0004】したがって、切断加工機により切断を行っ
た後に、搬出バイス装置により切断製品を挾持した状態
のもとで、往復動用アクチュエータの作動により搬出バ
イス装置を搬出方向へ往動させて、切断加工機に対して
離反せしめる。これによって、切断製品を搬出方向へ搬
出する製品搬出作業を行うことができる。
た後に、搬出バイス装置により切断製品を挾持した状態
のもとで、往復動用アクチュエータの作動により搬出バ
イス装置を搬出方向へ往動させて、切断加工機に対して
離反せしめる。これによって、切断製品を搬出方向へ搬
出する製品搬出作業を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、切断加工中
に生じた多量の切粉が搬出テーブル上に飛散する場合が
あり、この場合には、上記切粉が切断製品の搬出作業の
支障になったり、センサ等の周辺機器の誤作動の原因に
なったりする。そのため、搬出テーブル上の切粉を排出
除去する切粉除去作業を製品搬出作業とは独立して行う
必要があり、全体の作業時間が長くなって、作業能率が
悪くなるという問題がある。
に生じた多量の切粉が搬出テーブル上に飛散する場合が
あり、この場合には、上記切粉が切断製品の搬出作業の
支障になったり、センサ等の周辺機器の誤作動の原因に
なったりする。そのため、搬出テーブル上の切粉を排出
除去する切粉除去作業を製品搬出作業とは独立して行う
必要があり、全体の作業時間が長くなって、作業能率が
悪くなるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、切断加工機により切断された切断製品を搬出
方向へ搬出する切断製品搬出システムにおいて、上記切
断加工機の搬出側に切断製品を支持する搬出テーブルを
設け、この搬出テーブルに支持された切断製品を挾持す
る搬出バイス装置を設け、この搬出バイス装置を往復動
用アクチュエータの作動により搬出方向へ往復動するよ
うに構成し、この搬出バイス装置に上記搬出テーブル上
の切粉を除去する切粉除去具を設けてなることを特徴と
する。
あっては、切断加工機により切断された切断製品を搬出
方向へ搬出する切断製品搬出システムにおいて、上記切
断加工機の搬出側に切断製品を支持する搬出テーブルを
設け、この搬出テーブルに支持された切断製品を挾持す
る搬出バイス装置を設け、この搬出バイス装置を往復動
用アクチュエータの作動により搬出方向へ往復動するよ
うに構成し、この搬出バイス装置に上記搬出テーブル上
の切粉を除去する切粉除去具を設けてなることを特徴と
する。
【0007】請求項1に記載の発明特定事項によると、
切断加工機により切断を行った後に搬出バイス装置によ
り切断製品を挾持した状態のもとで、往復動用アクチュ
エータの作動により、搬出バイス装置を搬出方向へ往動
させて切断加工機に対して離反せしめる。これによっ
て、切断製品を搬出方向へ搬出する製品搬出作業を行う
ことができる。このとき、切粉除去具を搬出バイス装置
と一体的に搬出方向へ往動させることができ、搬出テー
ブル上の切粉を搬出方向へ排出除去する切粉除去作業を
行って、搬出テーブルの上面を清掃することができる。
なお、製品搬出作業を行った後に、搬出バイス装置の挾
持状態を解除し、搬出バイス装置を搬出方向へ復動させ
て切断加工機に対して接近せしめる。
切断加工機により切断を行った後に搬出バイス装置によ
り切断製品を挾持した状態のもとで、往復動用アクチュ
エータの作動により、搬出バイス装置を搬出方向へ往動
させて切断加工機に対して離反せしめる。これによっ
て、切断製品を搬出方向へ搬出する製品搬出作業を行う
ことができる。このとき、切粉除去具を搬出バイス装置
と一体的に搬出方向へ往動させることができ、搬出テー
ブル上の切粉を搬出方向へ排出除去する切粉除去作業を
行って、搬出テーブルの上面を清掃することができる。
なお、製品搬出作業を行った後に、搬出バイス装置の挾
持状態を解除し、搬出バイス装置を搬出方向へ復動させ
て切断加工機に対して接近せしめる。
【0008】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、前記搬出バイス装置は
一対のバイスジョーを備えてなり、一方のバイスジョー
を他方のバイスジョーに対して接近離反する方向へ移動
可能に構成し、前記切粉除去具を一方のバイスジョーに
設けてなることを特徴とする。
1に記載の発明特定事項の他に、前記搬出バイス装置は
一対のバイスジョーを備えてなり、一方のバイスジョー
を他方のバイスジョーに対して接近離反する方向へ移動
可能に構成し、前記切粉除去具を一方のバイスジョーに
設けてなることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明特定事項によると、
請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、切粉
除去具を搬出バイス装置と一体的に搬出方向へ往復動さ
せる他に、切粉除去具を搬出バイス装置における一方の
バイスジョーと一体的に他方のバイスジョーに対して接
近離反する方向(搬出テーブルの幅方向)へ移動させる
ことができる。したがって、切断製品の大きさが変化す
る場合にあっては、搬出バイス装置により切断製品を挾
持した時における切粉除去具の上記幅方向の位置が変化
する。
請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、切粉
除去具を搬出バイス装置と一体的に搬出方向へ往復動さ
せる他に、切粉除去具を搬出バイス装置における一方の
バイスジョーと一体的に他方のバイスジョーに対して接
近離反する方向(搬出テーブルの幅方向)へ移動させる
ことができる。したがって、切断製品の大きさが変化す
る場合にあっては、搬出バイス装置により切断製品を挾
持した時における切粉除去具の上記幅方向の位置が変化
する。
【0010】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明特定事項の他に、前記切粉除去具は、前
記搬出テーブルの上面に接触可能な切粉除去用ブラシで
あって、前記一方のバイスジョーを前記他方のバイスジ
ョーに対して接近する方向へ移動させて一方のバイスジ
ョーの挾持面と他方のバイスジョーの挾持面を接触させ
たときに、上記切粉除去用ブラシが前記搬出テーブルの
幅方向のほぼ全域に位置するように構成してなることを
特徴とする。
2に記載の発明特定事項の他に、前記切粉除去具は、前
記搬出テーブルの上面に接触可能な切粉除去用ブラシで
あって、前記一方のバイスジョーを前記他方のバイスジ
ョーに対して接近する方向へ移動させて一方のバイスジ
ョーの挾持面と他方のバイスジョーの挾持面を接触させ
たときに、上記切粉除去用ブラシが前記搬出テーブルの
幅方向のほぼ全域に位置するように構成してなることを
特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、製品
の搬出作業が終了した後に、一方のバイスジョーを他方
のバイスジョーに対して接近する方向へ移動させて一方
のバイスジョーの挾持面と他方のバイスジョーの挾持面
を接触させる。そして、往復動用アクチュエータの作動
により搬出バイス装置を搬出方向へ往動させて切断加工
機に対して離反せしめる。これによって、切粉除去用ブ
ラシにより搬出テーブルの幅方向のほぼ全域の切粉を搬
出除去することができる。
請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、製品
の搬出作業が終了した後に、一方のバイスジョーを他方
のバイスジョーに対して接近する方向へ移動させて一方
のバイスジョーの挾持面と他方のバイスジョーの挾持面
を接触させる。そして、往復動用アクチュエータの作動
により搬出バイス装置を搬出方向へ往動させて切断加工
機に対して離反せしめる。これによって、切粉除去用ブ
ラシにより搬出テーブルの幅方向のほぼ全域の切粉を搬
出除去することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照するに、本発
明の実施の形態に係る切断製品搬出システム1は帯鋸盤
のごとき切断加工機3により切断された切断製品Wを搬
出方向(前方向、図1において左方向、図2において紙
面に向かって表方向)へ搬出するシステムがあって、以
下この切断製品搬出システム1について詳細に説明す
る。
明の実施の形態に係る切断製品搬出システム1は帯鋸盤
のごとき切断加工機3により切断された切断製品Wを搬
出方向(前方向、図1において左方向、図2において紙
面に向かって表方向)へ搬出するシステムがあって、以
下この切断製品搬出システム1について詳細に説明す
る。
【0013】切断加工機3の搬出側(前側)には切断製
品Wを支持する搬出テーブル5が設けてあり、この搬出
テーブル5は搬出方向へ延伸して構成してある。上記搬
出テーブル5の左方側(図1において紙面に向って裏方
側、図2において左方側)には門型の支持フレーム7が
立設してあり、この支持フレーム7の水平部分には一対
のガイドレール9が搬出方向へ延伸して設けてあり、一
対のガイドレール9にはスライダ11が搬出方向へ往復
動可能に設けてある。上記スライダ11を搬出方向へ往
復動させるため、支持フレーム7には往復動用モータ1
3に連動連結しかつ前後方向へ循環走行可能なチェン1
5が設けてあり、チェン15の一部分がスライダ11に
連結してある。
品Wを支持する搬出テーブル5が設けてあり、この搬出
テーブル5は搬出方向へ延伸して構成してある。上記搬
出テーブル5の左方側(図1において紙面に向って裏方
側、図2において左方側)には門型の支持フレーム7が
立設してあり、この支持フレーム7の水平部分には一対
のガイドレール9が搬出方向へ延伸して設けてあり、一
対のガイドレール9にはスライダ11が搬出方向へ往復
動可能に設けてある。上記スライダ11を搬出方向へ往
復動させるため、支持フレーム7には往復動用モータ1
3に連動連結しかつ前後方向へ循環走行可能なチェン1
5が設けてあり、チェン15の一部分がスライダ11に
連結してある。
【0014】上記スライダ11の下側(図1及び図2に
おいて下側)には搬出テーブル5に支持された切断製品
Wを挾持する搬出バイス装置17が設けてあり、この搬
出バイス装置17は上記往復動用モータ13の作動によ
り搬出方向へ往復動するものである。上記搬出バイス装
置17は一対のバイスジョー19,21を備えており、
一方のバイスジョー19はバイスシリンダ23の作動に
より、他方のバイスジョー21に対して接近離反する左
右方向へ移動可能に構成してある。
おいて下側)には搬出テーブル5に支持された切断製品
Wを挾持する搬出バイス装置17が設けてあり、この搬
出バイス装置17は上記往復動用モータ13の作動によ
り搬出方向へ往復動するものである。上記搬出バイス装
置17は一対のバイスジョー19,21を備えており、
一方のバイスジョー19はバイスシリンダ23の作動に
より、他方のバイスジョー21に対して接近離反する左
右方向へ移動可能に構成してある。
【0015】一方のバイスジョー19の下端部前側には
搬出テーブル5の上面に接触可能な切粉除去用ブラシ2
5が設けてあり、この切粉除去用ブラシ25は一方のバ
イスジョー19に対して高さ位置調節できるように構成
しても差し支えない。また、図3に示すように、一方の
バイスジョー19を他方のバイスジョー21に対して接
近する右方向へ移動させて一方のバイスジョー19の挾
持面と他方のバイスジョー21の挾持面を接触させた時
に、切粉除去用ブラシ25が搬出テーブル5の幅方向の
ほぼ全域に位置するように構成してある。また、上記搬
出テーブル5の前方側には切粉Sを回収する回収ボック
ス27が設けてあり、搬出テーブル5の前側における回
収ボックス27の上方には切粉Sの回収を容易にするシ
ュータ29が設けてある。
搬出テーブル5の上面に接触可能な切粉除去用ブラシ2
5が設けてあり、この切粉除去用ブラシ25は一方のバ
イスジョー19に対して高さ位置調節できるように構成
しても差し支えない。また、図3に示すように、一方の
バイスジョー19を他方のバイスジョー21に対して接
近する右方向へ移動させて一方のバイスジョー19の挾
持面と他方のバイスジョー21の挾持面を接触させた時
に、切粉除去用ブラシ25が搬出テーブル5の幅方向の
ほぼ全域に位置するように構成してある。また、上記搬
出テーブル5の前方側には切粉Sを回収する回収ボック
ス27が設けてあり、搬出テーブル5の前側における回
収ボックス27の上方には切粉Sの回収を容易にするシ
ュータ29が設けてある。
【0016】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
説明する。
【0017】切断加工機3により切断加工を行った後
に、搬出バイス装置17における一対のバイスジョー1
9,21により切断製品Wを挾持した状態のもとで、往
復動用モータ13の作動により搬出バイス装置17をス
ライダ11と一体的に搬出方向へ往動させて切断加工機
3に対して離反せしめる。これによって、切断製品Wを
搬出する切断製品搬出作業を行うことができる。このと
き、切粉除去用ブラシ25を搬出バイス装置17と一体
的に搬出方向へ往動させることができ、切粉除去用ブラ
シ25により搬出テーブル5上の切粉Sを搬出方向へ排
出除去する切粉除去作業を行うことができ、搬出テーブ
ル5の上面を清掃することができる。ここで、排出除去
された切粉Sは、シュータ29を介して回収ボックス2
7に回収される。
に、搬出バイス装置17における一対のバイスジョー1
9,21により切断製品Wを挾持した状態のもとで、往
復動用モータ13の作動により搬出バイス装置17をス
ライダ11と一体的に搬出方向へ往動させて切断加工機
3に対して離反せしめる。これによって、切断製品Wを
搬出する切断製品搬出作業を行うことができる。このと
き、切粉除去用ブラシ25を搬出バイス装置17と一体
的に搬出方向へ往動させることができ、切粉除去用ブラ
シ25により搬出テーブル5上の切粉Sを搬出方向へ排
出除去する切粉除去作業を行うことができ、搬出テーブ
ル5の上面を清掃することができる。ここで、排出除去
された切粉Sは、シュータ29を介して回収ボックス2
7に回収される。
【0018】なお、切断製品Wを搬出方向へ搬出した後
に、搬出バイス装置17における一対のバイスジョー1
9,21の挾持状態を解除して、往復動用モータ13の
作動により搬出バイス装置17をスライダ11と一体的
に搬出方向へ復動させて切断加工機3に対して接近せし
める。
に、搬出バイス装置17における一対のバイスジョー1
9,21の挾持状態を解除して、往復動用モータ13の
作動により搬出バイス装置17をスライダ11と一体的
に搬出方向へ復動させて切断加工機3に対して接近せし
める。
【0019】上述の作用を複数回繰り返して行うことに
より、複数回の製品搬出作業を行うことができると共
に、併わせて複数回の切粉除去作業を行うことができ
る。ここで、切断製品Wの大きさが変化する場合にあっ
ては、搬出バイス装置17における一対のバイスジョー
19,21により切断製品Wを挾持した時における切粉
除去用ブラシ25の左右方向(搬出テーブル5の幅方
向)の位置が変化し、切粉除去作業が搬出テーブル5の
幅方向の一部の領域に偏ることがなくなる。
より、複数回の製品搬出作業を行うことができると共
に、併わせて複数回の切粉除去作業を行うことができ
る。ここで、切断製品Wの大きさが変化する場合にあっ
ては、搬出バイス装置17における一対のバイスジョー
19,21により切断製品Wを挾持した時における切粉
除去用ブラシ25の左右方向(搬出テーブル5の幅方
向)の位置が変化し、切粉除去作業が搬出テーブル5の
幅方向の一部の領域に偏ることがなくなる。
【0020】複数回の製品搬出作業において切断製品W
の大きさの変化が少ない場合にあっては、図3に示すよ
うに一方のバイスジョー19の挾持面と他方のバイスジ
ョー21の挾持面を接触させた状態のもとで、往復動用
モータ13の駆動により搬出バイス装置17をスライダ
11と一体的に搬出方向へ往動させて切断加工機3に対
して離反させる。これによって、切粉除去用ブラシ25
を搬出バイス装置17と一体的に搬出方向へ往動させ
て、切粉除去作業を搬出テーブル5の幅方向のほぼ全域
に対して行うことができる。
の大きさの変化が少ない場合にあっては、図3に示すよ
うに一方のバイスジョー19の挾持面と他方のバイスジ
ョー21の挾持面を接触させた状態のもとで、往復動用
モータ13の駆動により搬出バイス装置17をスライダ
11と一体的に搬出方向へ往動させて切断加工機3に対
して離反させる。これによって、切粉除去用ブラシ25
を搬出バイス装置17と一体的に搬出方向へ往動させ
て、切粉除去作業を搬出テーブル5の幅方向のほぼ全域
に対して行うことができる。
【0021】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、製品搬出作業を行う時に、併わせて切粉除去作業を
行うことができ、全体としての作業時間の短縮化を図っ
て、作業能率向上の効果を奏する。
ば、製品搬出作業を行う時に、併わせて切粉除去作業を
行うことができ、全体としての作業時間の短縮化を図っ
て、作業能率向上の効果を奏する。
【0022】また、搬出バイス装置17を搬出方向へ往
復動用モータ13の駆動により切粉除去用ブラシ25を
搬出方向へ往復動させることができるため、アクチュエ
ータの数を減らして、切断製品搬出システム1の構成の
簡略化および低コスト化を図ることができる。
復動用モータ13の駆動により切粉除去用ブラシ25を
搬出方向へ往復動させることができるため、アクチュエ
ータの数を減らして、切断製品搬出システム1の構成の
簡略化および低コスト化を図ることができる。
【0023】更に、切断製品Wの大きさが変化する場合
にあっては切粉除去作業が搬出テーブル5の幅方向の一
部の領域に偏ることがないため、搬出テーブル5の清掃
度が高まる。また、切粉除去作業を搬出テーブル5の幅
方向のほぼ全域に対して行うことができるため、搬出テ
ーブル5の清掃精度がより向上する。
にあっては切粉除去作業が搬出テーブル5の幅方向の一
部の領域に偏ることがないため、搬出テーブル5の清掃
度が高まる。また、切粉除去作業を搬出テーブル5の幅
方向のほぼ全域に対して行うことができるため、搬出テ
ーブル5の清掃精度がより向上する。
【0024】なお、本発明は前述のごとき発明の実施の
形態の説明に限るものではなく、例えば一方のバイスジ
ョー19の下端部前側に切粉除去用ブラシ25を設ける
代わりに、一方のバイスジョー19を下端部前側にエア
または水のごとき流体を噴出する切粉除去用ノズルを設
けても差し支えない。
形態の説明に限るものではなく、例えば一方のバイスジ
ョー19の下端部前側に切粉除去用ブラシ25を設ける
代わりに、一方のバイスジョー19を下端部前側にエア
または水のごとき流体を噴出する切粉除去用ノズルを設
けても差し支えない。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明にあっては、製品
搬出作業を行う時に、併わせて切粉除去作業を行うこと
ができるため、全体としての作業時間の短縮化を図っ
て、作業能率向上の効果を奏する。
搬出作業を行う時に、併わせて切粉除去作業を行うこと
ができるため、全体としての作業時間の短縮化を図っ
て、作業能率向上の効果を奏する。
【0026】また、搬出バイス装置を搬出方向へ往復動
させる往復動用アクチュエータの作動により切粉除去具
搬出方向へ往復動させるため、アクチュエータの個数を
減らして、切断製品搬出システムの構成の簡略化および
低コスト化を図ることができる。
させる往復動用アクチュエータの作動により切粉除去具
搬出方向へ往復動させるため、アクチュエータの個数を
減らして、切断製品搬出システムの構成の簡略化および
低コスト化を図ることができる。
【0027】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明の効果の他に、切粉除去作業が搬出テー
ブルの幅方向の一部の領域に偏ることないため、搬出テ
ーブルの清掃精度が向上する。
1に記載の発明の効果の他に、切粉除去作業が搬出テー
ブルの幅方向の一部の領域に偏ることないため、搬出テ
ーブルの清掃精度が向上する。
【0028】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明の効果の他に、切粉除去作業を搬出テー
ブルの幅方向のほぼ全域に対して行うことができるた
め、搬出テーブルの清掃精度がより向上する。
2に記載の発明の効果の他に、切粉除去作業を搬出テー
ブルの幅方向のほぼ全域に対して行うことができるた
め、搬出テーブルの清掃精度がより向上する。
【図1】切断製品搬出システムの側面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った図である。
【図3】本発明の実施の形態の要部を示す図である。
1 切断製品搬出システム 3 切断加工機 5 搬出テーブル 13 往復動用モータ 17 搬出バイス装置 19,21 バイスジョー 25 切粉除去用ブラシ
Claims (3)
- 【請求項1】 切断加工機により切断された切断製品を
搬出方向へ搬出する切断製品搬出システムにおいて、 上記切断加工機の搬出側に切断製品を支持する搬出テー
ブルを設け、この搬出テーブルに支持された切断製品を
挾持する搬出バイス装置を設け、この搬出バイス装置を
往復動用アクチュエータの作動により、搬出方向へ往復
動するように構成し、この搬出バイス装置に上記搬出テ
ーブル上の切粉を除去する切粉除去具を設けてなること
を特徴とする切断製品搬出システム。 - 【請求項2】 前記搬出バイス装置は一対のバイスジョ
ーを備えてなり、一方のバイスジョーを他方のバイスジ
ョーに対して接近離反する方向へ移動可能に構成し、前
記切粉除去具を一方のバイスジョーに設けてなることを
特徴とする請求項1に記載の切断製品搬出システム。 - 【請求項3】 前記切粉除去具は、前記搬出テーブルの
上面に接触可能な切粉除去用ブラシであって、前記一方
のバイスジョーを前記他方のバイスジョーに対して接近
する方向へ移動させて一方のバイスジョーの挾持面と他
方のバイスジョーの挾持面を接触させたときに、上記切
粉除去用ブラシが前記搬出テーブルの幅方向のほぼ全域
に位置するように構成してなることを特徴とする請求項
1に記載の切断製品搬出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11230851A JP2001054836A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 切断製品搬出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11230851A JP2001054836A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 切断製品搬出システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001054836A true JP2001054836A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16914298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11230851A Pending JP2001054836A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 切断製品搬出システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001054836A (ja) |
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-
1999
- 1999-08-17 JP JP11230851A patent/JP2001054836A/ja active Pending
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