JP2001054471A - ガスグリル - Google Patents

ガスグリル

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JP2001054471A
JP2001054471A JP11233669A JP23366999A JP2001054471A JP 2001054471 A JP2001054471 A JP 2001054471A JP 11233669 A JP11233669 A JP 11233669A JP 23366999 A JP23366999 A JP 23366999A JP 2001054471 A JP2001054471 A JP 2001054471A
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burner
grill
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front support
support plate
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JP11233669A
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Hiroshi Kodera
洋 小寺
Yuzuru Uchida
譲 内田
Akira Ota
暁 太田
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の管状のバーナを取り付けるものでも
誤セットのおそれがなくて組み立て性を向上できるガス
グリルを提供する。 【解決手段】 グリル筐体1内の焼き網2を設置した焙
焼室3の左右の両側に夫々複数種の管状のバーナ4を配
置する。グリル筐体1の両側の前面に前支持板5を装着
する。各管状のバーナ4の長手方向の前端に設けた挿入
板部6を前支持板5の挿通孔7に挿通して管状のバーナ
4の前端を前支持板5にて支持する。そして管状のバー
ナ4の種類によって挿入板部6の折曲形状を変えると共
に前支持板5に設ける挿通孔7も装着するバーナ4の種
類の応じた挿入板部6しか挿通できない形状にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスコンロ等に一体
に組み込んで設けられて魚等の被調理物を焼成するのに
用いるガスグリルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に両面焼き用ガスグリルにあって
は、グリル筐体の焙焼室の上下から加熱する構造である
ためにグリル筐体内の両側に管状の上部加熱用のバーナ
や下部加熱用のバーナを夫々装着して形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにグリル筐
体に複数の管状のバーナが取り付けられるのであるが、
バーナが上部加熱用の場合と下部加熱用の場合、左右の
違いにより構造が微妙に異なる場合が多い。この場合、
所定のバーナを所定の位置に取り付けないとガスグリル
が正常に動作しない。しかしながら複数種のバーナは管
状で外観が殆ど変わらないために誤セットして組み立て
てしまうおそれが多分にあった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、複数種の管状のバーナを取り付けるものでも誤セ
ットのおそれがなくて組み立て性を向上できるガスグリ
ルを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1のガスグリルは、グリル筐体1内の
焼き網2を設置した焙焼室3の左右の両側に夫々複数種
の管状のバーナ4を配置し、グリル筐体1の両側の前面
に前支持板5を装着し、各管状のバーナ4の長手方向の
前端に設けた挿入板部6を前支持板5の挿通孔7に挿通
して管状のバーナ4の前端を前支持板5にて支持したも
のであって、管状のバーナ4の種類によって挿入板部6
の折曲形状を変えると共に前支持板5に設ける挿通孔7
も装着するバーナ4の種類の応じた挿入板部6しか挿通
できない形状にして成ることを特徴とする。前支持板5
の挿通孔7にバーナ4の前端の挿入板部6を挿入するこ
とでバーナ4の前端を前支持板5に支持してバーナ4を
取り付けるとき所定のバーナ4しか挿通孔7に挿入板部
6を挿入して取り付けることができず、複数種のバーナ
4があってもバーナ4の誤セットのおそれがなく、組み
立て性を向上できる。
【0006】また本発明の請求項2のガスグリルは、請
求項1において、挿通孔7の孔縁にばね性を有する係止
爪8を設けると共に挿入板部6に設けた係止孔9に上記
係止爪8を係止して成ることを特徴とする。バーナ4の
挿入板部6を前支持板5の挿通孔7に挿通したとき係止
孔9に係止爪8を係止でき、挿入板部6を挿通孔7に挿
通するだけでバーナ9の先端を固定できて組み立て性を
一層向上できる。
【0007】また本発明の請求項3のガスグリルは、請
求項1または請求項2において、前支持板5をグリル筐
体1に着脱自在に装着して成ることを特徴とする。バー
ナ4のメンテナンスをする際、前支持板5を取り外せば
バーナ4を前方に抜き取ることができ、バーナ4のメン
テナンスが容易にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】ガスグリル全体の構造は図3乃至
図7に示すようになっている。ガスコンロ等に一体に組
み込まれるグリル筐体1は前面を開口せる略角箱状に形
成されており、底面部14と両側の側面部15とを一体
に設けた本体板1aと、後面板1bと、上面板1cと、
開口16を有する前面板1dとで主体が構成されてい
る。グリル筐体1の上面板1cの下方にはこの上面板1
cに対して間隔を隔てて上面板1cと平行になるように
上内面板17を装着してあり、上面板1cと上内面板1
7との間が上部排気通路18となっている。グリル筐体
1の左右両側には側部仕切り板19を夫々設けてあり、
両側の側部仕切り板19間が焙焼室3となっており、側
部仕切り板19と側面部15との間が側部熱気通路11
となっている。本例の場合、側部熱気通路11の下部と
焙焼室3の下部とが連通しないように仕切ってある。
【0009】このグリル筐体1の左右両側にはバーナ4
が配置されるが、左右両側に上部加熱用バーナ4aと下
部加熱用バーナ4bとが夫々配置される。この上部加熱
用バーナ4a及び下部加熱用バーナ4bはブンゼン燃焼
式の直管状のバーナで基部に一体に混合管20を設けて
あり、混合管20の基部にガスコック側から燃料ガスが
供給されるガスノズルを導入してあり、ガスノズルから
燃料ガスを供給することで燃焼用の一次空気が吸入され
て混合管20で燃料ガスと一次空気とが混合されるよう
になっている。上部加熱用バーナ4aは側部熱気通路1
1の下部に前後方向に向けて水平に配設してあり、下部
加熱用バーナ4bは焙焼室3の側部の下部に上部加熱用
バーナ4aと平行になるように配置してある。側部熱気
通路11の下部で側面部15の下部には燃焼用二次空気
を吸入する吸気口21を設けてある。側部仕切り板19
から一体に焙焼室3内に向けて内部仕切り板22を連出
してあり、内部仕切り板22と側部仕切り板19との間
にバーナ収納空間23を設けてあり、このバーナ収納空
間23内に下部加熱用バーナ4bを配置してあり、下部
加熱用バーナ4bを内部仕切り板22の開口24に臨ま
せてある。このバーナ収納空間23の下部で底面部14
には吸気口25を設けてあり、吸気口25から燃焼用二
次空気を吸気してバーナ収納空間23内に取り入れるこ
とができるようになっており、開口24縁の上下と下部
加熱用バーナ4bとの間から略水平に燃焼用二次空気を
供給できるようになっている。上部加熱用バーナ4aに
は上方に向けて火炎Fを噴射するように炎孔65を穿孔
してあり、下部加熱用バーナ4bには水平方向に火炎F
を噴射するように炎孔65を穿孔してある。かかる炎孔
65は上部加熱用バーナ4aや下部加熱用バーナ4bの
長手方向に等間隔に多数穿孔してある。
【0010】グリル筐体1の後面板1bには上下方向に
排気筒27を一体に設けてあり、後面板1bの下部には
排気口12を設けてあり、この排気口12と排気筒27
とを連通させてある。排気筒27の下端には前に行く程
下に下がる傾斜面28を設けてある。上内面板17の後
部には側部熱気通路11の真上の位置で補助排気孔29
を穿孔してあり、焙焼室3内と上部排気通路18とを連
通させてある。後面板1bの上部には連通孔30を設け
てあり、上部排気通路18と排気筒27とを連通孔30
を介して連通させてある。グリル筐体1の側面部15に
はバーナ4に点火するための点火装置31や燃焼を確認
するサーモカップル32を装着してある。上記のように
構成せるグリル筐体1はできるだけ固体輻射の少ない金
属板にて形成されており、例えばアルミ鋼板等で形成さ
れている。
【0011】グリル筐体1内の焙焼室3にスライド自在
に挿入される受け皿13は底面部14の上に載せられる
ものであって、角皿状に形成されている。この受け皿1
3を焙焼室3内に挿入した状態で受け皿13の後端が後
面板1bに近接されて後端が上記傾斜面28の前端に連
続するようになっている。受け皿13の前端には前面の
開口16を閉塞する扉34を一体に装着してあり、扉3
4には把手35を一体に装着してある。扉34には内部
を透視するためのガラス面を設けてある。受け皿13の
上方には焼き網2が水平に設置されるが、焼き網2の前
後には下方に垂下せる脚部36を一体に設けてあり、脚
部36の下端を受け皿13に載置することで焼き網2を
受け皿13に着脱自在に装着してある。このように水平
に焼き網2が設置されるが、上記排気口12は排気口1
2の上縁が焼き網2と略同じ高さになるように焙焼室3
の下部で後面板1bに形成してある。焼き網2と略同じ
高さとは焼き網2の高さより20mm程度上下する高さ
も含む。また排気口12の上部は上部加熱用バーナ4a
や下部加熱用バーナ4bの燃焼位置より上方に位置して
いる。
【0012】上記のように構成せるガスグリルは次のよ
うに使用される。焼き網2の上に魚のような被調理物B
が載せられ、上部加熱用バーナ4a及び下部加熱用バー
ナ4bに点火し、被調理物Bを上下から加熱して両面焼
きがされる。このとき下部加熱用バーナ4bから火炎F
が水平方向に吐出され、この火炎Fによる熱気にて被調
理物Bの下面側が焼成される。一方、上部加熱用バーナ
4aから上方に火炎Fが吐出され、側部熱気通路11を
上方に上昇する熱気が焙焼室3の上部に導入され、焙焼
室3の上部に導入された熱気で焼き網2上の被調理物B
の上面側が焼成され、排気が排気口12から排気筒27
を介して外部に排気される。このとき上部加熱用バーナ
4aからの熱気を側部熱気通路11を通して焙焼室3の
上部に導入し、焙焼室3の下部に位置する排気口12か
ら排気することで焙焼室3内の焼き網2より上の雰囲気
温度を上げ、この雰囲気温度で焼き網2上の被調理物B
を焼成できる。これにより被調理物Bがないとき上から
の輻射熱が受け皿13に当たって受け皿13が高温に加
熱されることがなくなる。従って受け皿13に水を入れ
ないようにしたり、水を入れても水を入れる量を少なく
したりできる。また排気口12の上部は上部加熱用バー
ナ4aや下部加熱用バーナ4bより上方に位置している
ため、焼き網2より下方から排気するものでも上部加熱
用バーナ4aや下部加熱用バーナ4bとしてブンゼン燃
焼方式のものが使え、構造を簡単にできると共にコスト
ダウンできる。また両側の側部熱気通路11から熱気を
焙焼室3に供給するようにしているために焙焼室3内の
雰囲気温度を均一に上げることができ、焙焼室3で均一
に焼成できる。また上部加熱用バーナ4a及び下部加熱
用バーナ4bで燃焼させることで上下から加熱して両面
焼きすることができるが、このとき、上部加熱用バーナ
4aと下部加熱用バーナ4bの火力を調整でき、焼き網
2の上の被調理物Bの上から加熱する具合と下から加熱
する具合を調整して適切に調理できる。また上部加熱用
バーナ4aと下部加熱用バーナ4bとの間を仕切って下
部加熱用バーナ4bの上方にも燃焼用二次空気を供給す
る通路Sを形成してあるため、上部加熱用バーナ4aと
下部加熱用バーナ4bとを平行に設けてあっても、この
間の通路Sに燃焼用二次空気を供給して下部加熱用バー
ナ4bから水平方向に吹き出す火炎Fを水平方向に長く
伸ばすことができ、焙焼室3内の中央部まで均一に加熱
して焼成することができる。
【0013】ところで、バーナ4には左側に取り付けら
れる上部加熱用バーナ4a及び下部加熱用バーナ4b、
右側に取り付けられる上部加熱用バーナ4a及び下部加
熱用バーナ4bの合計4本のバーナがある。これらのバ
ーナ4は例えば半円筒状にプレス成形した半体を溶接等
で一体に組み立てて形成されるものであり、両側に長手
方向に亙るようにフランジ部40が設けられており、バ
ーナ4の基部の混合管20と反対である先端には挿入板
部6が一体に連出されている。上部加熱用バーナ4aと
下部加熱用バーナ4bは基本的には同じ形状であるが、
炎孔65の径や配列等が微妙に異なる。また左側の上部
加熱用バーナ4aと右側の上部加熱用バーナ4bとは同
じ形状であるが左側の左下部加熱用バーナ4bLと右側
の右下部加熱用バーナ4bRとは炎孔の向き等が異な
る。
【0014】上部加熱用バーナ4aは図9に示すように
形成されているが、上部加熱用バーナ4aであることを
識別するために先端の挿入板部6が上部バーナ用挿入板
部6aとなっている。つまり上部バーナ用挿入板部6a
は水平な本体板41の両側に直角に折曲した折曲片42
を設けて略コ字状になっている。左下部加熱用バーナ4
bLは図10に示すように形成されているが、左下部加
熱用バーナ4bLであることを識別するために先端の挿
入板部6が左下部バーナ用挿入板部6bLとなってい
る。つまり、水平な本体板41の一側に略45°に折曲
した折曲片43を設けて形成されている。右下部加熱用
バーナ4bRは図11に示すように形成されているが、
右下部加熱用バーナ4bRであることを識別するために
先端の挿入板部6が右下部バーナ用挿入板部6bRとな
っている。つまり、水平な本体板41の一側に左下部バ
ーナ用挿入板部6bLとは逆方向に略45°に折曲した
折曲片43を設けて形成されている。上記挿入板部6の
本体板41には角孔状の係止孔9を穿孔してある。
【0015】グリル筐体1内の両側の前面側に取り付け
られる前支持板5には左用前支持板5Lと右用前支持板
5Rとがある。左用前支持板5Lは左側の前面側に配置
され、グリル筐体1の固定片45にビス10にて着脱自
在に取り付けてある。右用前支持板5Rは右側の前面側
に配置され、グリル筐体1の固定片45にビス10にて
着脱自在に取り付けてある。左用前支持板5Lや右用前
支持板5Rには挿通孔7が穿孔されるが、左用前支持板
5Lには上部バーナ用挿入板部6aだけが挿入し得る形
状の上部バーナ用挿通孔7aと、左下部バーナ用挿入板
部6bLだけが挿入し得る形状の左下部バーナ用挿通孔
7bLを穿孔してあり、右用前支持板5Rには上部バー
ナ用挿入板部6aだけが挿入し得る形状の上部バーナ用
挿通孔7aと、右下部バーナ用挿入板部6bRだけが挿
入し得る形状の右下部バーナ用挿通孔7bRを穿孔して
ある。この挿通孔6としての上部バーナ用挿通孔7a、
左下部バーナ用挿通孔7bL、右下部バーナ用挿通孔7
bRには夫々切り起こしにてバネ性のある係止爪8を形
成してある。
【0016】しかして上記のように構成せる上部加熱用
バーナ4a、左下部加熱用バーナ4bL、右下部加熱用
バーナ4bR等のバーナ4をグリル筐体1に取り付ける
場合、後面板1bに設けた透孔46からバーナ4が挿通
され、バーナ4の先端の挿入板部6が前支持板5の挿通
孔7に挿通され、バーナ4の基部側が後面板1bに支持
されると共にバーナ4の先端が前支持板5に支持して取
り付けられる。このとき上部加熱用バーナ4aの上部バ
ーナ用挿入板部6aは上部バーナ用挿通孔7aにしか挿
入できなく、左下部加熱用バーナ4bLの左下部バーナ
用挿入板部6bLは左下部バーナ用挿通孔7bLしか挿
入できなく、右下部加熱用バーナ4bRの右下部バーナ
用挿入板部6bRは右下部バーナ用挿通孔7bRしか挿
入できなく、上部加熱用バーナ4a、左下部加熱用バー
ナ4bL、右下部加熱用バーナ4bRは所定の位置に誤
セットなく取り付けることができる。
【0017】上記のように上部バーナ用挿入板部6aは
上部バーナ用挿通孔7aに、左下部バーナ用挿入板部6
bLは左下部バーナ用挿通孔7bLに、右下部バーナ用
挿入板部6bRは右下部バーナ用挿通孔7bRに挿入さ
れるが、このとき各挿通孔7で係止爪8が挿入板部6の
係止孔9に嵌り込んで係止され、上部加熱用バーナ4
a、左下部加熱用バーナ4bL、右下部加熱用バーナ4
bR等のバーナ4が挿入板部6の挿通孔7への挿通だけ
で抜けないように取り付けられる。またメンテナンスの
ために上部加熱用バーナ4a、左下部加熱用バーナ4b
L、右下部加熱用バーナ4bR等のバーナ4を取り外す
場合は、ビス10を外して左用前支持板5L及び右用前
支持板5Rの前支持板5を取り外し、バーナ4を前方に
抜き取ることができる。
【0018】また上部加熱用バーナ4a、下部加熱用バ
ーナ4b等のバーナ4の基部には混合管20が設けら
れ、混合管20の基部には一次空気を導入する空気導入
口50が設けられるが、燃料ガスのガス種が変わったり
した場合、ダンパー51を取り付けて空気導入口50の
開口面積を変える必要がある。上記空気導入口50は表
裏の両方に設けてあり、表裏の一方の空気導入口50を
ダンパー51にて調整することができるようになってい
る。また上部加熱用バーナ4aと下部加熱用バーナ4b
とでは空気量の調整具合が異なるためにダンパー51と
して上部バーナ用ダンパー51aと下部バーナ用ダンパ
ー51bを用意して夫々別々に装着し得るようにする必
要がある。そして本発明では上部バーナ用ダンパー51
aと下部バーナ用ダンパー51bの誤セットを防止する
ために次のような方策を講じている。
【0019】上部バーナ用ダンパー51aは図17に示
すようにようにバネ性のある板材にて形成されるもの
で、下部バーナ用ダンパー51bは図18に示すように
バネ性のある板材にて形成されるもので、いずれのダン
パー51も本体板52の両側に側片53を設けて断面コ
字状に形成されている。本体板52には装着したとき空
気導入口50に対応する調整口54を設けてあり、両側
の側片53にはバーナ4のフランジ部40に係止する係
止片55を切り起こしにより形成してある。一方の側片
53の一端には第1位置決め突片56を設けてあり、こ
の側片53の他端には第1係当突片57を設けてある。
他方の側片53の一端には第2位置決め突片58を設け
てあり、この側片53の他端には第2係当突片59を設
けてある。一方のバーナ4の混合管20の基部には第1
位置決め突片56が係止する第1係止溝60と第2位置
決め突片58が係止する第2係止溝61を穿設してあ
る。そしてダンパー51を取り付ける場合、空気導入口
51と調整口54とが対応するように混合管20にダン
パー51を被せ、第1位置決め突片56を第1係止溝6
0に係止すると共に第2位置決め突片58を第2係止溝
61に係止し、第1係当突片57や第2係当突片59を
混合管20の端面に係当してダンパー51を位置決め
し、係止片55をフランジ部40に係止する。
【0020】そして上記上部バーナ用ダンパー51aと
下部バーナ用ダンパー51bとでは第1位置決め突片5
6と第1係当突片57との間隔及び第2位置決め突片5
8と第2係当突片59との間の間隔を違えてあり、上部
加熱用バーナ4aと下部加熱用バーナ4bとで第1係止
溝60と端面との間の間隔と第2係止溝61と端面との
間の間隔を違えてある。図15に示すように上部加熱用
バーナ4aの第1係止溝60と端面との間の間隔をB、
上部バーナ用ダンパー51aの第1位置決め突片56と
第1係当突片57との間隔をB+α(クリアランス)、
上部加熱用バーナ4aの第2係止溝61と端面との間の
間隔をA、上部バーナ用ダンパー51aの第2位置決め
突片58と第2係当突片59との間隔をA+α(クリア
ランス)とし、図16に示すように下部加熱用バーナ4
bの第1係止溝60と端面との間の間隔をC、下部バー
ナ用ダンパー51bの第1位置決め突片56と第1係当
突片57との間隔をC+α(クリアランス)、下部加熱
用バーナ4bの第2係止溝61と端面との間の間隔を
D、下部バーナ用ダンパー51bの第2位置決め突片5
8と第2係当突片59との間隔をD+α(クリアラン
ス)としたとき、B≠CまたはA≠Dの関係とすること
で上部バーナ用ダンパー51aと下部バーナ用ダンパー
51bの上部加熱用バーナ4aや下部加熱用バーナ4b
への誤セットを防止できるようになっている。またB≠
A、C≠Dとすることで表裏の誤セットを防止できるよ
うになっている。またダンパー51の本体板52は凹曲
しており、この凹曲の弾性で本体板52と係止片55と
の間にバーナ4を弾性的に挟むことができてダンパー5
1ががたつかないように取り付けることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、グリル筐体
内の焼き網を設置した焙焼室の左右の両側に夫々複数種
の管状のバーナを配置し、グリル筐体の両側の前面に前
支持板を装着し、各管状のバーナの長手方向の前端に設
けた挿入板部を前支持板の挿通孔に挿通して管状のバー
ナの前端を前支持板にて支持したものであって、管状の
バーナの種類によって挿入板部の折曲形状を変えると共
に前支持板に設ける挿通孔も装着するバーナの種類の応
じた挿入板部しか挿通できない形状にしているので、前
支持板の挿通孔にバーナの前端の挿入板部を挿入するこ
とでバーナの前端を前支持板に支持してバーナを取り付
けるとき所定のバーナしか挿通孔に挿入板部を挿入して
取り付けることができず、複数種のバーナがあってもバ
ーナの誤セットのおそれがなく、組み立て性を向上でき
るものである。
【0022】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、挿通孔の孔縁にばね性を有する係止爪を設け
ると共に挿入板部に設けた係止孔に上記係止爪を係止し
ているので、バーナの挿入板部を前支持板の挿通孔に挿
通したとき係止孔に係止爪を係止でき、挿入板部を挿通
孔に挿通するだけでバーナの先端を固定できて組み立て
性を一層向上できるものである。
【0023】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、前支持板をグリル筐体に着脱
自在に装着しているので、バーナのメンテナンスをする
際、前支持板を取り外せばバーナを前方に抜き取ること
ができ、バーナのメンテナンスが容易にできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の前支持板にバーナ
の先端を支持した部分を示し、(a)は左側の正面図、
(b)は右側の正面図である。
【図2】(a)は図1(b)のE−E線断面図、(b)
は(a)の底面図である。
【図3】同上のグリル全体の正面から見た断面図であ
る。
【図4】同上の側面から見た断面図である。
【図5】同上の扉を省略した平面から見た断面図であ
る。
【図6】同上のグリル筐体の分解斜視図である。
【図7】同上の受け皿と扉を示す斜視図である。
【図8】(a)(b)(c)は挿入板部と挿通孔の関係
を説明する概略説明図である。
【図9】同上の上部加熱用バーナを示し、(a)は平面
図、(b)は底面図、(c)は先端部を拡大せる平面
図、(d)は(c)の正面図、(e)は(c)の底面
図、(f)は(c)の側面図である。
【図10】同上の左下部加熱用バーナを示し、(a)は
平面図、(b)は底面図、(c)は先端部を拡大せる平
面図、(d)は(c)の正面図、(e)は(c)の底面
図、(f)は(c)の側面図である。
【図11】同上の右下部加熱用バーナを示し、(a)は
平面図、(b)は底面図、(c)は先端部を拡大せる平
面図、(d)は(c)の正面図、(e)は(c)の底面
図、(f)は(c)の側面図である。
【図12】同上の上部バーナ用挿通孔を示し、(a)は
正面図、(b)は(a)のF−F線断面図である。
【図13】同上の左下部バーナ用挿通孔を示し、(a)
は正面図、(b)は(a)のG−G線断面図である。
【図14】同上の右下部バーナ用挿通孔を示し、(a)
は正面図、(b)は(a)のH−H線断面図である。
【図15】同上の上部バーナ用ダンパーと上部加熱用バ
ーナの関係を説明する概略説明図である。
【図16】同上の下部バーナ用ダンパーと下部加熱用バ
ーナの関係を説明する概略説明図である。
【図17】同上の上部バーナ用ダンパーを示し、(a)
は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)
は右側面図である。
【図18】同上の下部バーナ用ダンパーを示し、(a)
は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)
は右側面図である。
【符号の説明】
1 グリル筐体 2 焼き網 3 焙焼室 4 バーナ 5 前支持板 6 挿入板部 7 挿通孔 8 係止片 9 係止孔 10 ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 暁 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 Fターム(参考) 4B040 AA08 AB03 AC02 AD04 AE13 CA02 CA11 CA18 CB01 CB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル筐体内の焼き網を設置した焙焼室
    の左右の両側に夫々複数種の管状のバーナを配置し、グ
    リル筐体の両側の前面に前支持板を装着し、各管状のバ
    ーナの長手方向の前端に設けた挿入板部を前支持板の挿
    通孔に挿通して管状のバーナの前端を前支持板にて支持
    したガスグリルであって、管状のバーナの種類によって
    挿入板部の折曲形状を変えると共に前支持板に設ける挿
    通孔も装着するバーナの種類の応じた挿入板部しか挿通
    できない形状にして成ることを特徴とするガスグリル。
  2. 【請求項2】 挿通孔の孔縁にばね性を有する係止爪を
    設けると共に挿入板部に設けた係止孔に上記係止爪を係
    止して成ることを特徴とする請求項1記載のガスグリ
    ル。
  3. 【請求項3】 前支持板をグリル筐体に着脱自在に装着
    して成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のガスグリル。
JP11233669A 1999-08-20 1999-08-20 ガスグリル Withdrawn JP2001054471A (ja)

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