JP2001054062A - タイムラプス記録装置 - Google Patents

タイムラプス記録装置

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JP2001054062A
JP2001054062A JP11228530A JP22853099A JP2001054062A JP 2001054062 A JP2001054062 A JP 2001054062A JP 11228530 A JP11228530 A JP 11228530A JP 22853099 A JP22853099 A JP 22853099A JP 2001054062 A JP2001054062 A JP 2001054062A
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television camera
frame
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Hiroto Takahashi
博人 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鮮明で劣化のない画像を長時間にわたって間
欠的に記録できるとともに、必要な画像を容易に再生す
ることができ、しかも従来のビデオテープのように一定
期間毎に交換する必要のないタイムラプス記録装置及び
タイムラプス記録方法、並びに、そのようなタイムラプ
ス記録方法をコンピューターに実行させるプログラムを
記録した媒体を提供することを課題とする。 【解決手段】 ビデオキャプチャを介して取り込まれる
テレビカメラからの画像情報をグラフィックボードの表
示用メモリに書き込む手段、表示用メモリに書き込まれ
た画像情報を、1フレーム単位で、所定の時間間隔でサ
ンプリングする手段、サンプリングされた1フレーム単
位の画像情報を、適宜圧縮して、記憶媒体上のアニメー
ションファイルに静止画像として追加記録する手段、を
少なくとも備えているタイムラプス記録装置を提供する
ことによって、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイムラプス記録
装置に関し、詳細には、監視用のテレビカメラ等で撮影
した映像を、デジタル情報として効率的に記録、再生す
ることができるタイムラプス記録装置及びタイムラプス
記録方法、並びに、そのようなタイムラプス記録方法を
コンピューターに実行させるためのプログラムを記録し
た媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、銀行や郵便局などの金融機
関、コンビニエンスストアなどの商店、ビル等における
セキュリティや、駅構内や交差点等での人や車の動向調
査などの目的で、それらの場所にテレビカメラを設置
し、テレビカメラによってそれらの場所の状況を24時
間体制で撮影して通常よりも低速度で記録する、いわゆ
るタイムラプス記録が行われている。タイムラプス記録
に用いられる記録装置としては、通常、テレビカメラか
らの映像信号をビデオテープレコーダー(VTR)を用
いてビデオテープに記録する方式が主流であり、ビデオ
テープを間欠的に走行させることによって、例えば標準
録画モードで2時間の映像を記録することができるビデ
オテープ上に960時間分の映像をコマ落ちした状態で
記録することが可能である。
【0003】しかしながら、この従来のVTRとビデオ
テープを用いたタイムラプス記録装置では、間欠的に走
行するビデオテープ上にコマ落ちした状態で映像を記録
するため画質が鮮明でないという欠点があるとともに、
必要な画像を再生するにはビデオテープを巻き戻したり
早送りしたりしなければならず、画像の頭出しが困難で
あるという不便さがある。しかも、ビデオテープの長さ
は有限であるため、録画容量が一杯になった時点でビデ
オテープを交換しなければならず、交換の際には、映像
の記録が途切れてしまうとう問題点もあった。
【0004】一方、近年のコンピューター技術の発達に
より、個人が比較的容易に入手できるパーソナルコンピ
ューター(PC)のレベルで、テレビカメラ等からの映
像信号をビデオキャプチャを介してデジタル化して取り
込むことが可能となってきた。デジタル情報としてPC
に取り込まれた画像情報を、例えばハードディスク等の
記憶媒体に記憶させれば、鮮明な画像を自由に再生する
ことが可能になると一応は考えられる。しかしながら、
ビデオキャプチャを介してデジタル化された画像情報
を、例えば1秒間に1フレームの割合でサンプリングし
て記憶媒体に記録したとしても、記憶媒体の容量の使用
量が著しく大きく、長時間の画像情報をデジタル情報と
してハードディスク等の記憶媒体に記録することは到底
実現できるものではなかった。また、ビデオキャプチャ
を介して画像情報をデジタル化して取り込む動作をPC
に実行させると、その間、取り込み動作に必要なプロセ
スの実行にCPUが占有されてしまうという不都合があ
った。CPUが占有されてしまうと、ビデオキャプチャ
を介した画像情報の取り込み中には、PCに他の処理を
行わせることができなくなり、例えば、テレビカメラ毎
に記録するファイルを変更したり、画像情報のサンプリ
ング間隔を変更したり、記録された画像情報を再生した
りすることを、画像情報の取り込み中に行うことは不可
能であった。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のタイムラプス記録装置が有している欠点を解消
するために為されたものであって、鮮明で劣化のない画
像を長時間にわたって間欠的に記録できるとともに、必
要な画像を容易に再生することができ、しかも従来のビ
デオテープのように一定期間毎に交換する必要のないタ
イムラプス記録装置及びタイムラプス記録方法、並び
に、そのようなタイムラプス記録方法をコンピューター
に実行させるプログラムを記録した媒体を提供すること
を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく研究を重ねた結果、ビデオキャプチャを介し
てデジタル化された画像情報を記憶媒体に記録する場合
に記憶媒体の容量の使用量が著しく大きいのは、たとえ
1秒間に1フレームの割合でサンプリングしたとして
も、記憶媒体への書き込みに際しては、NTSC規格に
準拠した例えば30フレーム分の画像が記録されてしま
うためであることを見出した。これは、通常のPCに搭
載されているオペレーティングシステム(OS)中のビ
デオキャプチャドライバが、そのように動作するためと
考えられる。1秒間分の映像で30フレーム分の画像情
報を記録するとなると、例えば、テレビカメラ1台から
の1時間分の映像を記録する場合を想定すると、30フ
レーム×60秒×60分=108000フレームもの画
像を記録することになってしまう。これでは、テレビカ
メラを複数台使用したり、更に長時間の映像を記録する
場合には、いかにデータ圧縮技術を駆使したとしても、
必要となる記憶媒体の容量はテラバイトを超える膨大な
ものとなり、到底実現できるものではない。
【0007】そこで、本発明者らはOS中のビデオキャ
プチャドライバを介さずに、ビデオキャプチャからの画
像情報をサンプリングする方法を種々検討した。その結
果、ビデオキャプチャを初期化して起動し、PCの表示
装置をオープンにすると、表示装置用のグラフィックボ
ードの表示用メモリにはビデオキャプチャからのデジタ
ル化された画像情報が展開されていることを見出し、こ
の展開されている画像情報を1フレーム単位でサンプリ
ングすれば、真にサンプリングしたフレーム分の画像情
報のみを記憶媒体に記憶させることができることを確認
して、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、ビデオキャプチャを
介して取り込まれるテレビカメラからの画像情報をグラ
フィックボードの表示用メモリに書き込む手段、表示用
メモリに書き込まれた画像情報を、1フレーム単位で、
所定の時間間隔でサンプリングする手段、サンプリング
された1フレーム単位の画像情報を、適宜圧縮して、記
憶媒体上のアニメーションファイルに静止画像として追
加記録する手段、を少なくとも備えているタイムラプス
記録装置によって上記課題を解決するものである。
【0009】本発明のタイムラプス記録装置において
は、グラフィックボードの表示用メモリに書き込まれた
画像情報を1フレーム単位でサンプリングし、それを記
憶媒体に記録するようにしているので、真にサンプリン
グした画像情報のみを記憶媒体に記録することができ
る。サンプリングする時間間隔やサンプリングするフレ
ーム数には特に制限はなく、任意に設定が可能である
が、複数のテレビカメラを適宜切り替えてビデオキャプ
チャに接続する場合には、表示用メモリに記録される画
像情報の元になる映像を撮影した1のテレビカメラ毎
に、1フレーム以上の画像情報をサンプリングするのが
好ましく、表示用メモリに記録される画像情報の元にな
る映像を撮影した1のテレビカメラ毎に1フレームの画
像情報をサンプリングするのが最も好ましい。本発明の
タイムラプス記録装置によれば、例えば、テレビカメラ
の1秒間の撮影時間当たり、1フレームの画像情報をサ
ンプリングする場合を想定すると、1台のテレビカメラ
における1時間分の映像を記録したとしても、1フレー
ム×60秒×60分=3600フレームの記録容量で足
りることとなる。これは従来のものに比べて1/30の
記録容量である。
【0010】また、本発明のタイムラプス記録装置にお
いては、サンプリングされた画像情報を、記憶媒体上の
アニメーションファイルに静止画像として追加記録する
ようにしているので、複数の画像情報が1つのファイル
に連続して記録されることになる。静止画像を静止画フ
ァイルに記録すると、1つのファイルに1フレームの画
像情報しか記録することができず、ファイルの数が増え
て、ファイル管理情報が膨大なものとなってしまうが、
本発明におけるようにアニメーションファイルに追加記
録することによって、複数フレームの画像情報を1つの
ファイルに記録することが可能となるので、ファイル管
理が容易である。また、画像情報は静止画像として記録
されているので、1つのアニメーションファイルのどの
部分から再生したとしても、完全な画像が得られるとい
うメリットがある。
【0011】再生に関して言えば、例えば、上記のよう
に、テレビカメラの1秒間の撮影時間当たり、1フレー
ムの画像情報をサンプリングした場合を想定すると、1
台のテレビカメラにおける1時間分の映像を再生したと
しても、1フレーム×60秒×60分=3600フレー
ムの画像情報を、NTSC規格に準拠した30フレーム
分/秒の割合で再生するので、3600フレーム/30
フレーム=120秒(2分)で再生できることとなる。
勿論、スロー再生して、実時間で再生することも可能で
ある。
【0012】本発明のタイムラプス記録装置において、
複数のテレビカメラを適宜切り替えてビデオキャプチャ
に接続する場合には、アニメーションファイルはビデオ
キャプチャに接続されるテレビカメラの数だけ作成する
のが好ましく、1つのアニメーションファイルには1つ
のテレビカメラからの画像情報を連続して記録するよう
にするのが望ましい。その際、アニメーションファイル
のファイル名とそのアニメーションファイルに画像が記
録されているテレビカメラに付された符号との対応関係
を、アニメーションファイルの一部か、或いは別ファイ
ルに記録しておくのが望ましい。また、各アニメーショ
ンファイル内での1フレーム毎の画像情報の位置とその
画像情報の撮影日時との対応関係も、アニメーションフ
ァイルの一部か、或いは別ファイルに記録しておくのが
望ましい。ここで撮影日時とは、年月日時分秒を含むも
のである。通常、テレビカメラからの映像信号はリアル
タイムでビデオキャプチャに送られ、表示用メモリに記
録されて、サンプリングされるので、撮影日時とその画
像のサンプリング日時との間には大きな差異はなく、画
像情報のサンプリング日時でもって撮影日時とすること
が可能である。しかしながら、場合によっては、画像情
報のサンプリング日時以外に、ビデオキャプチャへの入
力日時や、映像信号に乗せられてくるテレビカメラから
の日時情報をもって、撮影日時としても良い。このよう
に、アニメーションファイル、テレビカメラ、1フレー
ム毎の画像情報、撮影日時相互の対応関係が記録されて
いることによって、必要なときに、所定のテレビカメラ
からの所定の時刻における画像を任意に呼び出し、再生
することが可能となる。なお、テレビカメラに付された
符号や撮影日時などの情報は、画像再生時に再生画面上
に適宜オーバーレイして表示することも可能である。
【0013】本発明のタイムラプス記録装置には、通
常、記録した画像情報の再生手段が設けられる。再生手
段は、通常、アニメーションファイルを開いて、記録さ
れている画像情報を画像として再生することができるソ
フトウエアと、再生された画像を表示する表示手段とか
ら構成される。表示手段としては、CRTや液晶表示装
置やプラズマディスプレイ等の表示装置が挙げられる
が、白黒ないしはカラーの静止画像として、紙などにプ
リントアウトするようにしても良い。
【0014】本発明のタイムラプス記録装置には、外部
からの警報信号を認識する手段を設けるのが望ましく、
更には、警報信号を認識したときに、その警報信号の発
生場所に対応するテレビカメラからの映像信号がビデオ
キャプチャに入力される延べ時間を長くする手段及び/
又はその警報信号の発生場所に対応するテレビカメラか
らの映像信号がビデオキャプチャに入力されている間、
表示用メモリからの画像情報のサンプリング頻度を高め
る手段を備えているのが望ましい。このような手段を備
えていることによって、異常事態が発生したと思われる
場所からの画像情報をより細かな頻度で得ることがで
き、状況の把握が容易となる。
【0015】本発明のタイムラプス記録装置は、通信回
線を介して他のコンピューターと接続することによっ
て、更に威力を発揮する。即ち、他のコンピューターと
通信回線を介して接続されていることによって、例え
ば、警報信号の認識時に、表示用メモリからサンプリン
グした画像情報又はアニメーションファイルに記録され
ている画像情報を、接続されている他のコンピューター
に送信することが可能であり、遠隔地にいる人間に異常
事態の発生とその状況とを逐次伝えることが可能とな
る。また、遠隔地にいる人間は、通信回線を介して指令
を出すことによって、所望の画像情報を本発明のタイム
ラプス記録装置から送信させることが可能であり、現在
の状況を画像情報を通じて把握したり、過去の希望する
時刻の希望する場所の状況を撮影した画像情報を、遠隔
地にいながら入手することができる。
【0016】以上のように本発明のタイムラプス記録装
置によれば、ビデオキャプチャを介しての画像情報の取
り込みや、表示用メモリからの画像情報のサンプリン
グ、アニメーションファイルへの追加記録などの動作
が、OSのビデオキャプチャドライバを使用せずに行う
ことができるので、OSのビデオキャプチャドライバに
CPUが専有されることがなく、画像情報の追加記録を
行いながら同時に再生を行ったり、警報信号認識時に動
作状態を変更したり、他のコンピューターに情報を送信
したり、CPUを他のプロセスに自由に割り当てること
が可能となる。
【0017】また、本発明は、ビデオキャプチャを介し
て取り込まれるテレビカメラからの画像情報をグラフィ
ックボードの表示用メモリに書き込むステップ、表示用
メモリに書き込まれた画像情報を、1フレーム単位で、
所定の時間間隔でサンプリングするステップ、サンプリ
ングされた1フレーム単位の画像情報を、適宜圧縮し
て、記憶媒体上のアニメーションファイルに静止画像と
して追加記録するステップを含むタイムラプス記録方法
や、ビデオキャプチャを介して取り込まれるテレビカメ
ラからの画像情報をグラフィックボードの表示用メモリ
に書き込むステップ、ビデオキャプチャに入力される映
像信号を撮影した1のテレビカメラ毎に、表示用メモリ
に書き込まれた1フレームの画像情報をサンプリングす
るステップ、サンプリングした1フレームの画像情報
を、適宜圧縮して、記憶媒体上のテレビカメラ毎に異な
るアニメーションファイルに静止画像として追加記録す
るステップを含むタイムラプス記録方法、更には、これ
らのタイムラプス記録方法に、外部からの警報信号を認
識したときに、その警報信号の発生場所に対応するテレ
ビカメラからの映像信号がビデオキャプチャに入力され
る延べ時間を長くするステップ及び/又はその警報信号
の発生場所に対応するテレビカメラからの映像信号がビ
デオキャプチャに入力されている間、表示用メモリから
の画像情報のサンプリング頻度を高めるステップを含め
たタイムラプス記録方法によっても、上記課題を解決す
るものである。
【0018】以上のような本発明のタイムラプス記録方
法は、ソフトウエア的に実現することが可能であり、本
発明は、本発明のタイムラプス記録方法をコンピュータ
ーに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
ターに読み取り可能な媒体によっても上記課題を解決す
るものである。ここで、コンピューターに読み取り可能
な媒体とは、FDやCD−ROM、CD−R、CD−R
W、PD、MO、DVD、磁気テープ等の実体のある記
憶媒体が主たるものであるが、通信線や光ファイバ、さ
らには空中を通る電気信号や光信号などの媒体も含むも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を詳細
に説明する。
【0020】図1は、本発明のタイムラプス記録装置の
一例を示すブロック図であって、符号1は本発明のタイ
ムラプス記録装置を示し、2はPC、3は表示装置、4
はキーボード、5はプリンタ、6はマウスをそれぞれ示
している。7−1、7−2、7−3、・・・7−nは、
テレビカメラであって、銀行や郵便局、コンビニエンス
ストアなどの適宜の場所に設置され、設置された場所の
映像を、例えば、NTSC規格に準拠した毎秒30フレ
ームの映像信号として出力するものである。テレビカメ
ラ7−1、7−2、7−3、・・・7−nの数に特に制
限はなく、設置される場所の状況や映像を撮影する目的
に応じて適宜の数のテレビカメラが選択される。場合に
よってはテレビカメラの数は1台であっても良い。テレ
ビカメラの種類にも特に制限はなく、撮影した場所の映
像信号を出力できるものであればどのようなものを使用
しても良く、工業用テレビカメラやその他の閉回路テレ
ビカメラ、ビデオカメラ等でも良いが、市販の工業用テ
レビカメラが安価で最も好ましい。
【0021】8は切換機であって、テレビカメラ7−
1、7−2、7−3、・・・7−nからの映像信号を適
宜切り換えて、PC2に設けられたビデオキャプチャ9
に入力することができるようになっている。切換機8に
よるテレビカメラ7−1、7−2、7−3、・・・7−
nからの映像信号の切り換えは、図1の例においては、
PC2からの制御信号に基づいて行われるようになって
いるが、簡易なシステムにおいては、単に切換機8に設
けられたタイマーによって順次切り換わるようにしても
良い。切り換えのインターバルに特に制限はないが、後
述するグラフィックボードの表示用メモリに、1台のテ
レビカメラ当たり、1回の切り換え間に、最低3フレー
ム分の画像情報が書き込まれることが必要であるので、
例えばテレビカメラ7−1、7−2、7−3、・・・7
−nが毎秒30フレームの映像を出力するものである場
合、1秒÷30フレーム×3フレーム=0.1秒以上の
インターバルで切り換わるのが望ましい。0.1秒以上
の長いインターバルで切り換えても良いことは勿論であ
る。切り換えの順序にも特に制限はなく、テレビカメラ
7−1、7−2、7−3、・・・と順番に切り換えても
良いし、ランダムに切り換えても良い。ただし、現在ど
のテレビカメラからの映像信号がPC2のビデオキャプ
チャに入力されているかの情報は、常にPC2に送られ
る必要がある。
【0022】9はビデオキャプチャであって、PC2の
マザーボード上に予め実装されているものであっても良
いし、ボードやカードとして、後からPC2の拡張スロ
ットなどに装着されるものであっても良い。ビデオキャ
プチャ9は、切換機8を介して送られてくるテレビカメ
ラからの映像信号から、垂直同期信号VSYNCと水平
同期信号HSYNCを検出するとともに、色信号と輝度
信号を取り出してデジタル信号へと変換し、画像情報と
してドット単位で出力するものである。
【0023】10はCPU、11は表示装置3用のグラ
フィックボード、12はグラフィックボード11の表示
用メモリ、13は主記憶装置と補助記憶装置とからなる
記憶装置、14はハードディスク装置、15はI/Oコ
ントロール、16はバスである。
【0024】次に、図1に示されたタイムラプス記録装
置の動作について説明する。タイムラプス記録装置の以
下に述べる動作はソフトウエアによって管理される。こ
のソフトウエアは、通常、PC2の記憶装置13の補助
記憶装置に格納されており、実行時には記憶装置13の
主記憶装置にロードされる。本発明のタイムラプス記録
装置の動作を管理するソフトウエアが主記憶装置にロー
ドされて、スタートキーが押されると、ソフトウエア
は、まずPC2のOSにシステムコールを掛けてビデオ
キャプチャ9を初期化して動作可能にするとともに、表
示装置3を開いて、グラフィックボード11の表示用メ
モリ12を記録可能な状態にする。続いて、テレビカメ
ラ7−1、7−2、7−3、・・・7−nに撮影開始指
令を与え、切換機8に動作開始指令を与える。なお、テ
レビカメラ7−1、7−2、7−3、・・・7−nへの
撮影開始指令や、切換機8への動作開始指令は、ビデオ
キャプチャ9を初期化する前に行っても良いし、電源を
入れたり、スイッチをオンにするなどして別途人間が行
っても良い。
【0025】以上のようにして、テレビカメラ7−1、
7−2、7−3、・・・7−nが撮影を開始し、切換機
8が動作を開始すると、テレビカメラ7−1、7−2、
7−3、・・・7−nからの映像信号は、順次切り換わ
りながら、ビデオキャプチャ9に入力されて、デジタル
化され、グラフィックボード11の表示用メモリ12に
画像情報として記録されていく。表示装置3には、撮影
場所の映像が順次切り換わって表示されることになる。
これによって、タイムラプス記録方法としては、ビデオ
キャプチャを介して取り込まれるテレビカメラからの画
像情報をグラフィックボードの表示用メモリに書き込む
ステップが行われたことになる。
【0026】この段階でソフトウエアは、PC2のOS
に働きかけ、表示用メモリ12に順次記録されている画
像情報から1フレーム単位で画像情報をサンプリングす
るように命令する。切換機8による切り換えのタイミン
グとテレビカメラが撮影する映像のフレームの切り換わ
りのタイミングとは必ずしも一致するとは限らないし、
切り換えに要する時間も零ではないので、表示用メモリ
12に記録される画像情報は、1フレームの画像の途中
から始まって、途中で終わるものが殆どである。しかし
ながら上述したように、1回の切り換え当たり、最低3
フレーム分の画像情報が表示用メモリ12に記録される
ようにすれば、たまたま切換機8による切り換えのタイ
ミングとテレビカメラが撮影する映像のフレームの切り
換わりのタイミングとが一致し、しかも、切り換えに有
限の時間が掛かったとしても、最低1フレームは完全な
画像情報が表示用メモリ12に記録されることになる。
この完全な1フレーム分の画像情報をサンプリングする
ようにすれば良い。サンプリングのタイミングは切換機
8の切り換えのタイミングと同期している必要がある。
サンプリングのタイミングに合わせて切換機8の切り換
えのタイミングを変化させても良いし、その逆でも良
い。切換機8によって1台のテレビカメラからの映像信
号がビデオキャプチャ9に入力されている時間が長い場
合には、任意の時間間隔を開けて2フレーム以上の画像
情報をサンプリングしても良い。いずれにしてもフレー
ム単位でサンプリングするのが原則である。これによっ
て、タイムラプス記録方法としては、表示用メモリに書
き込まれた画像情報を、1フレーム単位で、所定の時間
間隔でサンプリングするステップ、或いは、ビデオキャ
プチャに入力される映像信号を撮影した1のテレビカメ
ラ毎に、表示用メモリに書き込まれた1フレームの画像
情報をサンプリングするステップが行われたことにな
る。
【0027】続いてソフトウエアは、PC2のOSに働
きかけ、サンプリングされた画像情報を、ハードディス
ク装置14上のアニメーションファイルに、適宜圧縮し
て、静止画像として追加記録するように命令する。これ
によって、タイムラプス記録方法としては、サンプリン
グされた1フレーム単位の画像情報を、適宜圧縮して、
記憶媒体上のアニメーションファイルに静止画像として
追加記録するステップが行われたことになる。ここで、
アニメーションファイルとは、ファイル内に複数フレー
ムの画像情報を動画として保存、再生することができる
ファイルで、AVIファイルやQuick Timeフ
ァイルなどがある。
【0028】静止画像としてとは、1フレーム毎に独立
した画像情報として扱うという意味であって、たとえ隣
接して記録される1フレーム単位の画像情報であって
も、互いのフレームの画像情報間に特別の相関を前提と
しないで取り扱うという意味である。従って、サンプリ
ングされた画像情報を圧縮するに際しては、隣接するフ
レーム間の相関を前提としない圧縮方式、換言すれば静
止画としてのフレーム内圧縮を行うものが採用され、具
体的には静止画の圧縮方式であるJPEG方式などを用
いるのが良い。なお、圧縮はできるだけ行うのが望まし
いことは言うまでもない。また、追加記録とは、先に記
録されている画像情報の次ぎに追加して記録されるとい
う意味であり、このように、サンプリングされた1フレ
ーム単位の画像情報を、アニメーションファイルに静止
画として追加記録することによって、多数のフレームか
らなる画像情報を単一のファイルに納めることができ、
ファイル管理が極めて容易になるという利点がある。ま
た、アニメーションファイルに記録された画像情報を再
生するに際しても、個々のフレームの画像情報が静止画
像として記録されているので、たとえ圧縮されている場
合でも、それぞれのフレーム単独で、完全に元のフレー
ム画像に伸張することができる。したがって、アニメー
ションファイルのどこから再生しても、最初から完全な
画像を得ることができるという利点がある。再生は、ア
ニメーションファイルを再生するソフトウエアと表示装
置があれば可能であり、通常の毎秒30フレームの早さ
で記録された画像情報を再生した場合、再生された映像
はコマ落ちした早送り映像となるが、画像情報がデジタ
ル情報として記録されているので、1つのフレームで停
止したり、部分的に拡大、縮小、重ね合わせなどをする
ことも、自由に行うことができるし、長期保存しても、
画質の劣化がないという利点がある。
【0029】図1のタイムラプス装置においては、ハー
ドディスク装置14上のアニメーションファイルの数
は、切換機8によって切り換えられるテレビカメラ7−
1、7−2、7−3、・・・7−nの数だけ設けられて
いる。それぞれのテレビカメラからの映像は、ビデオキ
ャプチャ9でデジタル化され、サンプリングされた後、
それぞれ対応するアニメーションファイルに追加記録さ
れる。ソフトウエアは、現在どのテレビカメラからの映
像に基づく画像情報をサンプリングしているのかを常に
把握しており、サンプリングされた画像情報をアニメー
ションファイルへ追加記録するにあたっては、それぞれ
対応するアニメーションファイルを選択するようにOS
に指示を与える。これによって、タイムラプス記録方法
としては、サンプリングした1フレームの画像情報を、
適宜圧縮して、記憶媒体上のテレビカメラ毎に異なるア
ニメーションファイルに静止画像として追加記録するス
テップが行われることになる。以上のようにすることに
よって、単一のテレビカメラが撮影した映像は、対応す
る単一のアニメーションファイルに画像情報として蓄積
されるので、特定のテレビカメラが撮影した映像を見た
い場合には、対応するアニメーションファイルを再生す
れば良く、特定のテレビカメラが撮影した場所の状況の
変化を経時的に把握することが容易となるばかりでな
く、記録データの管理もテレビカメラ毎に行えるので便
利である。もっとも、複数のテレビカメラからの映像信
号に基づく画像情報を単一のアニメーションファイルに
記録するようにしても良いことは勿論である。
【0030】また、画像情報がサンプリングされるに際
しては、その画像情報の元になる映像を撮影したテレビ
カメラに付された符号と、その画像情報の撮影日時、追
加記録するアニメーションファイルのファイル名、アニ
メーションファイル内での格納位置などの対応関係が、
アニメーションファイル内若しくは他のファイルに記録
される。これによって、どのテレビカメラの何日何時何
分何秒の映像が見たいとなれば、直ちに、対応するアニ
メーションファイルを開き、その所定時刻の画像を検索
して、直ちに再生することが可能となる。テレビカメラ
に付された符号や、撮影日時などの情報は、画像再生時
に表示画面にオーバーレイして表示することができるよ
うになっており、不要な場合には表示画面からそれらの
情報を消すことも可能である。
【0031】サンプリングされた画像情報が記録される
記憶媒体としては図1の例ではハードディスク装置が示
されているが、記憶媒体としてはハードディスク装置に
限られるものではなく、或る程度高速に書き込み読み出
しが行え、かつ、或る程度大容量をもった記憶媒体なら
ばどのようなものを使用しても良い。ハードディスク装
置に代わるものとしては、例えば、DATテープなども
考えられるが、所望の記憶情報へのアクセスの便利さか
らはハードディスク装置の方が好ましい。また、ハード
ディスク装置ならば、記憶容量が一杯になった時点で、
古い撮影日時の画像情報から順次消去したり、他の記憶
媒体へ移し替えたりすることがソフト的に可能であるの
で、従来のビデオテープを使用するタイムラプス記録装
置のように記憶媒体を交換する必要がない。なお、図1
の例では、ハードディスク装置14は、PC2の記憶装
置13とは別に存在するようになっているが、PC2内
部に設けられた記憶装置13中の補助記憶装置がハード
ディスクである場合には、それをタイムラプス画像の記
録に使用しても良いことは勿論である。
【0032】図2は、本発明のタイムラプス記録装置1
を通信回線を介して他のPC17と接続した場合のブロ
ック図であって、図1と同じものには同じ符号を付して
ある。また、図1の場合と同じく、以下に述べるタイム
ラプス記録装置の動作はソフトウエアによって管理され
るものである。図2において、18はモデム若しくはT
Aなどのインターフェイス、19は通信回線、20−
1、20−2、20−3、・・・20−nは感知装置で
あって、感知装置20−1、20−2、20−3、・・
・20−nは、異常を感知すると、異常信号を警報発生
装置21に対して送るようになっている。警報発生装置
21は、異常信号が送られてきた感知装置を識別して、
その感知装置の設置場所等についての情報とともに警報
信号をPC2に送る。
【0033】一方、本発明のタイムラプス記録装置1を
構成するPC2には、警報発生装置21からの入力端子
が設けられており、警報発生装置21から警報信号を受
け取ると、その警報信号を認識し、異常信号の発生場所
に対応する場所のテレビカメラが切換機8によって選択
されている延べ時間を長くすることによって、異常信号
の発生場所に対応するテレビカメラからの映像信号がビ
デオキャプチャに入力される延べ時間を長くする。延べ
時間を長くするには、切換機8の切り換えインターバル
が一定の場合には切り換え頻度を高くすることによっ
て、また、切換機8の切り換えインターバルを異常信号
発生場所に対応するテレビカメラについては他よりも長
くすることによっても行うことができる。一定の時間間
隔で画像情報のサンプリングが行われている場合、延べ
時間が長くなることによって、サンプリングされる画像
情報のフレーム数が増えることは言うまでもない。
【0034】或いはまた、その警報信号の発生場所に対
応するテレビカメラからの映像信号がビデオキャプチャ
に入力されている間、表示用メモリからの画像情報のサ
ンプリング頻度を高めるようにしても良く、それによっ
て、警報信号の発生場所からの画像情報をより細かな時
間間隔で得ることができる。これによって、タイムラプ
ス記録方法としては、外部からの警報信号を認識したと
きに、その警報信号の発生場所に対応するテレビカメラ
からの映像信号がビデオキャプチャに入力される延べ時
間を長くするステップ及び/又はその警報信号の発生場
所に対応するテレビカメラからの映像信号がビデオキャ
プチャに入力されている間、表示用メモリからの画像情
報のサンプリング頻度を高めるステップが行われること
になる。必要な場合には、警報信号の発生場所からの画
像情報は、間引かずに、全フレームサンプリングするよ
うにしても良い。
【0035】警報信号を認識すると図2に記載されたタ
イムラプス記録装置1は、インターフェイス18、18
と通信回線19とを通じて、接続されている他のPC1
7に信号を送る。図2のタイムラプス記録装置1の場合
には、警報信号の送信とともに、サンプリングされた警
報信号発生場所からの画像情報も同時にPC17に送る
ようになっているが、単に、警報信号の発生とその発生
場所等の情報だけをまず送って、PC17側からのその
後の指示を待つようにしても良い。PC17側では、送
られてきた画像情報に適宜再生、加工、記録、プリント
アウト、転送などの操作を加えることができる。
【0036】警報信号の有無に係わらず、PC17側か
らは、タイムラプス記録装置1に対して、適宜、指定し
たテレビカメラからの画像情報の送信や、タイムラプス
記録装置1の動作状況の報告を指令することができる。
また、PC17側から、タイムラプス記録装置1の、例
えば、切換機8の切り換えインターバル等の動作パラメ
ーターを適宜設定、変更する指示を出すことも可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のタイムラプス記
録装置又はタイムラプス記録方法によれば、画像がデジ
タル情報として1フレーム単位でサンプリング、記録さ
れるので、鮮明で劣化のない画像を長時間にわたって間
欠的に記録できるとともに、必要な画像を容易に検索し
て、再生することができる。しかも、従来のタイムラプ
スVTRのようにビデオテープを使用していないので、
一定期間毎に記憶媒体を交換する必要がなく、テレビカ
メラからの多数の画像情報を記憶媒体上のファイルとし
て管理できるので、管理が容易であるとともに、省スペ
ースでもある。また、従来のタイムラプスVTRのよう
に機械的部品が少ないので、故障が少なく、比較的容易
に入手できるパーソナルコンピューターを用いて安価に
実現することができる。
【0038】更には、本発明のタイムラプス記録装置を
通信回線を介して他のコンピューターと接続する場合に
は、タイムラプス記録装置での記録内容や動作状況を遠
隔地から把握、設定、変更することができ、例えば、本
発明のタイムラプス記録装置の複数を、通信回線を介し
て1箇所にあるコンピューターと接続しておけば、少数
の人数で、多数の箇所の状況を把握でき、適宜必要な処
置を取ることが可能となる。本発明のタイムラプス記録
装置の動作や、タイムラプス記録方法は、ソフトウエア
によってコンピューターに実行させることが可能であ
り、そのようなソフトウエアをプログラムとして記録し
たコンピューターに読み取り可能な媒体は、その媒体に
記録されたプログラムを通常のパーソナルコンピュータ
ー等にインストールすることによって、本発明のタイム
ラプス記録装置及びタイムラプス記録方法を直ちに実現
することが可能である。
【0039】本発明は、従来その実現が現実的でないと
考えられていたデジタル化された画像情報を用いるタイ
ムラプス記録装置及びタイムラプス記録方法を、一般に
入手可能なパーソナルコンピューターと大容量記憶媒体
とを用いて実現するものであり、極めて画期的であっ
て、その当技術分野に与える影響には計り知れないもの
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタイムラプス記録装置の一例を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明のタイムラプス記録装置を他のコンピ
ューターと接続した場合の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 タイムラプス記録装置 2 パーソナルコンピューター 3 表示装置 4 キーボード 5 プリンタ 6 マウス 7 テレビカメラ 8 切換機 9 ビデオキャプチャ 10 CPU 11 グラフィックボード 12 表示用メモリ 13 記憶装置 14 ハードディスク装置 15 I/Oコントロール 16 バス 17 他のコンピューター 18 インターフェイス 19 通信回線 20 感知装置 21 警報信号発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA05 FA06 FA07 FA12 FA21 FA23 FA30 GA11 GB08 GB21 GB36 HA23 HA33 HA40 JA22 JA27 JA28 KA03 KA04 KA08 LA01 LA03 LA06 LA11 LA14 5C054 CC00 CH09 DA06 EA05 EA07 EB05 ED17 EG06 EG10 EH01 EH07 FE28 GA01 GA04 GB05 GD03 GD09 HA18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオキャプチャを介して取り込まれる
    テレビカメラからの画像情報をグラフィックボードの表
    示用メモリに書き込む手段、表示用メモリに書き込まれ
    た画像情報を、1フレーム単位で、所定の時間間隔でサ
    ンプリングする手段、サンプリングされた1フレーム単
    位の画像情報を、適宜圧縮して、記憶媒体上のアニメー
    ションファイルに静止画像として追加記録する手段、を
    少なくとも備えているタイムラプス記録装置。
  2. 【請求項2】 ビデオキャプチャと、複数のテレビカメ
    ラからの映像信号を適宜切り替えてビデオキャプチャに
    入力するテレビカメラ切換手段とを備え、サンプリング
    された1フレーム単位の画像情報をアニメーションファ
    イルに追加記録する手段が、サンプリングされた画像情
    報を、その画像情報の元になる映像を撮影したテレビカ
    メラ毎に、それぞれ異なるアニメーションファイルに追
    加記録するものである請求項1記載のタイムラプス記録
    装置。
  3. 【請求項3】 表示用メモリに書き込まれた画像情報を
    1フレーム単位で所定の時間間隔でサンプリングする手
    段が、表示用メモリに記録される画像情報の元になる映
    像を撮影した1のテレビカメラ毎に、1フレームの画像
    情報をサンプリングするものである請求項1又は2記載
    のタイムラプス記録装置。
  4. 【請求項4】 アニメーションファイルのファイル名
    と、そのアニメーションファイルに記録されている画像
    情報の元になる映像を撮影したテレビカメラに付された
    符号との対応関係、及び、各アニメーションファイルに
    記録されている1フレーム毎の画像情報の撮影日時とア
    ニメーションファイル内での位置との対応関係を、記録
    及び/又は表示する手段を備えている請求項1、2又は
    3記載のタイムラプス記録装置。
  5. 【請求項5】 アニメーションファイルに記録された画
    像情報を再生する手段を備えている請求項1、2、3又
    は4記載のタイムラプス記録装置。
  6. 【請求項6】 外部からの警報信号を認識する手段を備
    え、警報信号を認識したときに、その警報信号の発生場
    所に対応するテレビカメラからの映像信号がビデオキャ
    プチャに入力される延べ時間を長くする手段及び/又は
    その警報信号の発生場所に対応するテレビカメラからの
    映像信号がビデオキャプチャに入力されている間、表示
    用メモリからの画像情報のサンプリング頻度を高める手
    段を備えている請求項1、2、3、4又は5記載のタイ
    ムラプス記録装置。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して他のコンピューターと
    接続する手段を備え、警報信号の認識時及び/又は接続
    されている他のコンピューターからの要求時に、表示用
    メモリからサンプリングした画像情報及び/又はアニメ
    ーションファイルに記録されている画像情報を、接続さ
    れている他のコンピューターに送信する手段を備えてい
    る請求項1、2、3、4、5又は6記載のタイムラプス
    記録装置。
  8. 【請求項8】 ビデオキャプチャを介して取り込まれる
    テレビカメラからの画像情報をグラフィックボードの表
    示用メモリに書き込むステップ、表示用メモリに書き込
    まれた画像情報を、1フレーム単位で、所定の時間間隔
    でサンプリングするステップ、サンプリングされた1フ
    レーム単位の画像情報を、適宜圧縮して、記憶媒体上の
    アニメーションファイルに静止画像として追加記録する
    ステップを含むタイムラプス記録方法。
  9. 【請求項9】 ビデオキャプチャを介して取り込まれる
    テレビカメラからの画像情報をグラフィックボードの表
    示用メモリに書き込むステップ、ビデオキャプチャに入
    力される映像信号を撮影した1のテレビカメラ毎に、表
    示用メモリに書き込まれた1フレームの画像情報をサン
    プリングするステップ、サンプリングした1フレームの
    画像情報を、適宜圧縮して、記憶媒体上のテレビカメラ
    毎に異なるアニメーションファイルに静止画像として追
    加記録するステップを含むタイムラプス記録方法。
  10. 【請求項10】 外部からの警報信号を認識したとき
    に、その警報信号の発生場所に対応するテレビカメラか
    らの映像信号がビデオキャプチャに入力される延べ時間
    を長くするステップ及び/又はその警報信号の発生場所
    に対応するテレビカメラからの映像信号がビデオキャプ
    チャに入力されている間、表示用メモリからの画像情報
    のサンプリング頻度を高めるステップを含む請求項8又
    は9記載のタイムラプス記録方法。
  11. 【請求項11】 請求項8、9又は10のいずれかに記
    載のタイムラプス記録方法をコンピューターに実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピューターに読み取
    り可能な媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030040760A (ko) * 2001-11-16 2003-05-23 인벤텍 코오포레이션 휴대용 전기 장치의 애니메이션 표시 방법
GB2400258A (en) * 2003-02-20 2004-10-06 Mark Seton Chapman System for intermittently recording landscape change

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