JP2001053493A - テープ搬送部品にかかる切断機構付部品供給装置 - Google Patents

テープ搬送部品にかかる切断機構付部品供給装置

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JP2001053493A
JP2001053493A JP11228292A JP22829299A JP2001053493A JP 2001053493 A JP2001053493 A JP 2001053493A JP 11228292 A JP11228292 A JP 11228292A JP 22829299 A JP22829299 A JP 22829299A JP 2001053493 A JP2001053493 A JP 2001053493A
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tape
slope
linear reciprocating
cutting
reciprocating member
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Norio Okamura
功雄 岡村
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EE I TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの駆動装置による複雑でない構成によっ
て、タイミングよく、テープ10の順送りと、テープ搬
送部品12の切り離しとを行うことができること。 【解決手段】 シリンダ装置10と、シリンダ装置10
のロッド26の先端に固定されて直線往復運動し、先端
部に係合部36が設けられた直線往復動部材30と、直
線往復動部材30に連繋され、先端方向へ移動する際に
はテープ10に係合してテープ10を搬送するテープ順
送り機構40と、テープ順送り機構40をスプリング3
8の付勢力に抗して相対的にテープ10の送り方向と反
対の方向へ移動させるストッパ部58と、直線往復動部
材30に係合部36を介して連繋され、テープ10の送
り方向に対して傾斜する斜面62を備える移動斜面部材
60と、移動斜面部材60の斜面62に沿って押圧され
ることで、移動刃72a、74aが、テープ10の送り
方向と直交する方向へ移動し、テープ搬送部品12をテ
ープ10から切り離す切断機構70とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープ搬送部品にか
かる切断機構付部品供給装置に関し、さらに詳細には、
テープに所定の間隔をおいて固定されて該テープによっ
て搬送される部品であるテープ搬送部品を、前記テープ
に伴わせて順次送ると共に該テープから切り離すテープ
搬送部品にかかる切断機構付部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テープ搬送部品にかかる部品供給
装置は、テープを送る送り機構と、切断機構とを駆動さ
せる動力源が別々に設けられていた。また、送り機構と
切断機構とのタイミングを好適にとるため、個々の駆動
制御手段を備えると共に、両者の動作を連繋させるため
の連繋制御手段が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテープ搬送部品にかかる部品供給装置では、動力源
となる駆動装置を2つ要し、個々の駆動制御手段及び連
繋制御手段を要することから、装置が複雑化し、製造コ
ストを低減できないという課題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、1つの駆動装置
による複雑でない構成によって、タイミングよく、テー
プの順送りと、テープ搬送部品の切り離しとを行うこと
ができるテープ搬送部品にかかる切断機構付部品供給装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次の構成を備える。すなわち、本発明は、テ
ープに所定の間隔をおいて固定されて該テープによって
搬送される部品であるテープ搬送部品を、前記テープに
伴わせて順次送ると共に該テープから切り離すテープ搬
送部品にかかる切断機構付部品供給装置であって、シリ
ンダ装置と、該シリンダ装置のロッドの先端に固定され
て直線往復運動し、該直線運動方向と同方向の長手方向
の中途部に設けられた第1の鍔部と該第1の鍔部よりも
後端側に設けられた第2の鍔部とを備えると共に、先端
部に係合部が設けられた直線往復動部材と、該直線往復
動部材の運動に伴って同一方向へ直線往復運動するよう
に連繋されると共に案内手段によって案内され、且つ前
記第1の鍔部と前記第2の鍔部との間で移動可能に配設
され、スプリングによって常に第1の鍔部側へ付勢され
ており、前記直線往復動部材の先端方向へ移動する際に
は前記テープに係合して該テープを搬送するテープ順送
り機構と、該テープ順送り機構が前記テープの送り方向
へ所定の停止位置を越えて移動することを防止すべく当
接し、前記直線往復動部材がさらにテープの送り方向へ
移動する際には、テープ順送り機構を前記スプリングの
付勢力に抗して直線往復動部材に対して相対的にテープ
の送り方向と反対の方向へ移動させるストッパ部と、前
記テープ順送り機構が前記ストッパに当接するまで前記
直線往復動部材がテープの送り方向へ移動する際には連
動しないように設けられ、前記直線往復動部材がさらに
テープの送り方向へ移動した場合には連動して同一方向
へ移動するように、該直線往復動部材に前記係合部を介
して連繋されると共に案内手段によって案内されて設け
られ、前記テープの送り方向に対して傾斜する斜面を備
える移動斜面部材と、該移動斜面部材の斜面に沿って押
圧されることで、前記テープの送り方向に直交する方向
へ移動可能に案内手段によって案内される移動刃が、該
テープの送り方向と直交する方向へ移動し、テープ搬送
部品をテープから切り離す切断機構とを具備することを
特徴とする。
【0006】また、前記テープ搬送部品はリードがテー
プに固定されて該テープに所定の間隔をおいて配された
電子部品であり、前記切断機構は、テープを切断するた
めのテープ用切断刃と、リードを切断するためのリード
用切断刃とを備えることで、一つの切断動作によって、
テープの切断とテープ搬送部品の切り離しを効率良く行
うことができる。
【0007】また、前記移動斜面部材の斜面が先端側か
ら第1斜面と第2斜面の2段階に設けられており、テー
プ用切断刃がテープを切断する際に作用する第1斜面の
勾配が大きく形成され、リード用切断刃がリードを切断
する際に作用する第2斜面の勾配が前記第1斜面の勾配
よりも小さく形成されていることで、負荷のかかるリー
ドの切断に際して、リード用切断刃の移動する刃をゆっ
くり作動させることができ、確実且つ好適にリードを切
断してテープ搬送部品をテープから切り離すことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるテープ搬送部
品にかかる切断機構付部品供給装置の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明によるテ
ープ搬送部品にかかる切断機構付部品供給装置の一実施
例を説明する平面図であり、シリンダ装置のロッドが収
縮した状態を示してある。図2は図1の実施例に供給さ
れるテープ搬送部品が所定の間隔に固定されて配された
テープを示す正面図である。図3はテープ搬送部品が所
定の間隔に固定されて配されたテープを図1の状態から
1ピッチ送り方向へ移動した状態を示す平面図である。
また、図4はテープ搬送部品をテープから切り離す状態
を示す平面図である。
【0009】本実施例は、電子部品であるテープ搬送部
品にかかる切断機構付部品供給装置であって、テープ1
0に所定の間隔をおいて固定されてそのテープ10によ
って搬送される部品であるテープ搬送部品12(図2参
照)を、テープ10に伴わせて順次送ると共にそのテー
プ10から切り離す工程で用いられる。なお、本実施例
のテープ搬送部品12は、2本のリード14がテープ1
0に固定されてそのテープ10に所定の間隔をおいて配
された電子部品であり、短冊状のテープ10或いはリー
ル状に巻かれるテープ10上に多数が固定されている。
また、テープ10には所定の間隔をおいて送り用の孔1
6が設けられている。このテープ10が、図1、3及び
4に示すように基体20に固定された一対の長尺のガイ
ド板22、22の間隙を通って、そのガイド板22、2
2の長尺方向へ順次供給(移動)される。このように案
内されるテープ10に伴って、本実施例ではテープ搬送
部品12がガイド板22、22の上方を移動する。
【0010】25はシリンダ装置であり、シリンダ部に
対してロッド26が突出入(伸縮)可能に設けられてい
る。30は直線往復動部材であり、シリンダ装置25の
ロッド26の先端に固定されて直線往復運動し、その直
線運動方向と同方向の長手方向の中途部に設けられた第
1の鍔部32とその1の鍔部32よりも後端側に設けら
れた第2の鍔部34とを備える。また、この直線往復動
部材30の先端部には、係合部36が設けられている。
本実施例では、ピン状の突起部に設けられており、後述
する移動斜面部材60と連繋する。なお、この係合部3
6の形態は、移動斜面部材60と好適に連繋状態になる
ものであれば、本実施例のような突起状(凸状)に限定
されるものではなく、凹状或いは孔状でもよいのは勿論
である。
【0011】40はテープ順送り機構であり、直線往復
動部材30の運動に伴って同一方向へ直線往復運動する
ように連繋されると共に案内手段によって案内され、且
つ第1の鍔部32と第2の鍔部34との間で移動可能に
配設され、スプリング38によって常に第1の鍔部32
側へ付勢されており、直線往復動部材30の先端方向へ
移動する際にはテープ10に係合してそのテープ10を
搬送する。すなわち、連繋部41が、棒状の直線往復動
部材30に所定の間(第1の鍔部32と第2の鍔部34
との間)で移動(摺動)可能に外嵌している。そして、連
繋部41の後側面41aと第2鍔部34の先端側面34
aとの間に弾装されたつる巻きバネ等の弾性手段である
スプリング38によって、その連繋部41が、第1の鍔
部32の後側面32aに当接して位置するように付勢さ
れる。これにより、テープ順送り機構40を直線往復動
部材30に対して所定の位置に停止させている。
【0012】また、実施例の案内手段は、送り方向に沿
って配設された直線動ガイドレール43とその直線動ガ
イドレール43にアリ溝構造で連繋されて移動可能に設
けられたスライダー部45から構成することが可能で、
スムースな運動を得ることができる。このスライダー部
45はテープ順送り機構40の基部を構成し、直線往復
動部材30の運動に伴って同一方向へ直線往復運動する
ように連繋される。
【0013】次に本実施例のテープ順送り機構におい
て、前記スライダー部45上及び基体20に配され、テ
ープ10を送るべく、そのテープ10に係脱自在に係合
する係合機構について説明する。50は回動ピンアーム
であり、一端部51が、テープ10の送り用の孔16に
嵌るようにピン状に設けられている。また、中途部で回
動軸52を介して回動自在にスライダー部45に軸着さ
れている。他端部53は、ピン状の一端部51がテープ
10側へ必要以上に回動することを阻止すべく、回動阻
止部材55に当接するように形成されている。また、図
1に矢印Aで示すように、回動ピンアーム50をスプリ
ング等による緩い付勢力であるが、常にピン状の一端部
51が送り用の孔16に嵌るように所定の方向(本実施
例では図面上において反時計回転方向)へ付勢しておく
とよい。これにより、ピン状の一端部51が、テープ1
0の送り用の孔16上を通ることで、その送り用の孔1
6内に入り、回動ピンアーム50とテープ10とが好適
に係合した状態になる。
【0014】また、本実施例では、2つの回動ピンアー
ム50が、スライダー部45上に配設され、そのスライ
ダー部45と共に送り方向へ移動可能に設けられてお
り、他の1つが基体20に送り方向について移動しない
ように配設されている。以上の構成を備えるテープ順送
り機構によれば、スライダー部45上に配設された2つ
の回動ピンアーム50の一端部51が、それぞれテープ
の送り用の孔16に嵌り、その状態で回動ピンアーム5
0が、直線往復動部材30及び連繋部41を備えるスラ
イダー部45に伴われて送り方向に移動することで、テ
ープが送られる。また、基体20上に配設された回動ピ
ンアーム50は、送り用の孔16に嵌り、テープ10が
送り方向と反対方向へ移動することを阻止する。なお、
送り機構に、以上のようなテープ10に係脱自在に係合
する係合機構を備えることは公知の技術である。
【0015】58はストッパ部であり、テープ順送り機
構40がテープ10の送り方向へ所定の停止位置を越え
て移動することを防止すべく当接し、直線往復動部材3
0がさらにテープ10の送り方向へ移動する際には、テ
ープ順送り機構40をスプリング38の付勢力に抗して
直線往復動部材30に対して相対的にテープの送り方向
と反対の方向へ移動させる。本実施例では、スライダー
部45が、ストッパ部58に当接することで、そのスラ
イダー部45に搭載されている2つの回動ピンアーム5
0の移動も停止し、テープ10の送りが所定の位置で一
旦停止することになる。そして、スライダー部45を、
送り方向とは反対方向(以下、「戻り方向」ともいう)へ
移動させると、テープ10が停止した状態で、回動ピン
アーム50が移動することになる。回動ピンアーム50
がスライダー部45に伴われて戻り方向へ移動するとき
は、ピン状の一端部51は送り用の孔16から抜け出て
係合状態が解除されるよう、回動ピンアーム50の回動
が許容されている。従って、テープ10を戻り方向へ送
るように作用することはなく、スライダー部45及び2
つの回動ピンアーム50を構成要素とするテープ順送り
機構40が戻り方向へ移動する。以上の動作を繰り返す
ことによって、テープ10を所定のピッチ長さ分ずつ順
次送ることができる。
【0016】60は移動斜面部材であり、テープ順送り
機構40がストッパ部58に当接するまで直線往復動部
材30がテープ10の送り方向へ移動する際には連動し
ないように設けられ、直線往復動部材30がさらにテー
プの送り方向へ移動した場合には連動して同一方向へ移
動するように、直線往復動部材30に前記係合部36を
介して連繋されると共に案内手段によって案内されて設
けられ、テープの送り方向に対して傾斜する斜面62を
備える。本実施例では、直線往復動部材30を連繋する
係合部36が突起状に設けられているため、その係合部
36に連繋する移動斜面部材60の被係合部64は、長
孔状に形成されている。なお、実施例はこれに限定され
るものではなく、係合部36が溝状或いは長孔状に形成
されている場合は、移動斜面部材60の被係合部64を
棒状或いはピン状に形成するなどして、両者を連繋すれ
ば良いのは勿論である。また、本実施例の上記案内手段
としては、送り方向に並べられた状態に2個のカムフォ
ロア66が回転自在に配設されており、移動斜面部材6
0の送り方向への移動を案内している。
【0017】70は切断機構であり、移動斜面部材60
の斜面に沿って押圧されることで、テープの送り方向に
直交する方向へ移動可能に案内手段によって案内される
移動刃が、テープの送り方向と直交する方向へ移動し、
テープ搬送部品12をテープ10から切り離す。本実施
例おいてテープ搬送部品12はリード14がテープ10
に固定されてそのテープ10に所定の間隔をおいて配さ
れた電子部品であり、切断機構70は、テープ10を切
断するためのテープ用切断刃72と、リードを切断する
ためのリード用切断刃74とを備える。このように2つ
の切断刃を有することで、一つの切断動作によって、テ
ープ10の切断とテープ搬送部品12の切り離しを効率
良く行うことができる。なお、テープ搬送部品12は、
切断機構70によって切り離される際に、図示しない保
持装置によって保持され、その保持装置を介して次の実
装工程などへ移される。
【0018】以下に本実施例の切断機構70の詳細につ
いて説明する。72aはテープ用切断刃の移動刃であ
り、基体20に固定されたテープ用切断刃の固定刃72
bと共にテープ10を順次切断するために設けられてい
る。また、74aはリード用切断刃の移動刃であり、基
体に固定されたリード用切断刃の固定刃74bと共にリ
ードを切断し、テープ搬送部品12をテープ10から順
次切り離すために設けられている。本実施例のテープ用
切断刃の移動刃72aとリード用切断刃の移動刃74a
とは、送り方向に直交する方向へ移動自在に案内された
移動体75に固定されている。すなわち、本実施例にか
かる切断機構70の案内手段は、送り方向に直交する方
向に沿って配設された直線動ガイドレール76とその直
線動ガイドレール76にアリ溝構造で連繋されて移動可
能に設けられた移動体75から構成することが可能であ
り、スムースな運動を得ることができる。
【0019】78はカムフォロアであり、移動体75に
回転可能に装着(軸着)されている。このカムフォロア7
8に、移動斜面部材60の斜面62が当接して、シリン
ダ装置25による押圧力が作用することで、移動体75
を介して2つの移動刃72a、74aが移動する。移動
体75は、図1に示すように矢印B方向へ、スプリング
等の付勢手段(図示せず)で付勢されているとよく、その
付勢力によって、移動斜面部材60が戻り方向へ移動し
てその押圧力が解除されることで、元の位置である切断
工程前の状態に戻ることができる。
【0020】また、本実施例では、移動斜面部材60
に、移動体75(2つの移動刃72a、74a)を強制
的に元の位置へ戻す逆斜面68が形成されている。この
逆斜面68は、斜面62とは反対方向へ作用するよう
に、その斜面62に対向するように設けられており、移
動傾面部材60がシリンダ装置25によって戻り方向へ
移動する際に、カムフォロア78に接触して押圧し、移
動体75を元の位置へ確実に戻すことができる。
【0021】また、本実施例では、移動斜面部材60の
斜面62が先端側から第1斜面62aと第2斜面62b
の2段階に設けられている。テープ用切断刃72がテー
プ10を切断する際に作用する第1斜面62aの勾配が
大きく形成され、リード用切断刃74がリード14を切
断する際に作用する第2斜面62bの勾配が第1斜面6
2aの勾配よりも小さく形成されている。これにより、
負荷の小さいテープ10を切断する際には速く作動し、
負荷のかかるリード14の切断に際しては、リード用切
断刃の移動刃74aに大きな力を発生させることがで
き、確実且つ好適にリード14を切断してテープ搬送部
品をテープ10から切り離すことができる。
【0022】以上の構成からなるテープ搬送部品にかか
る切断機構付部品供給装置によれば、シリンダ装置25
を駆動源とする直線往復動部材30の一連の送り方向へ
の移動によって、テープの順送りと、テープ搬送部品の
切り離しという2つの作業を好適に行うことができる。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明して
きたが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し
得るのは勿論のことである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダ装置による直
線往復動部材の直線運動によって、テープ順送り機構と
切断機構との両方を好適に作動させることができる。す
なわち、シリンダ装置という1つの駆動装置による複雑
でない構成によって、タイミングよく、テープの順送り
と、テープ搬送部品の切り離しとを好適に行うことが可
能となり、装置の構成を簡略化することができ、製造コ
ストを低減できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるテープ搬送部品にかかる切断機
構付部品供給装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明にかかるテープ搬送部品が配設されたテ
ープの一実施例を示す正面図である。
【図3】図1の実施例によるテープの送りについて説明
する平面図である。
【図4】図1の実施例によるテープ及びリードの切断に
ついて説明する平面図である。
【符号の説明】
10 テープ 12 テープ搬送部品 14 リード 16 送り用の孔 20 基体 25 シリンダ装置 26 ロッド 30 直線往復動部材 32 第1の鍔部 34 第2の鍔部 36 係合部 38 スプリング 40 テープ順送り機構 41 連繋部 43 直線動ガイドレール 45 スライダー部 50 回動ピンアーム 58 ストッパ部 60 移動斜面部材 62 斜面 62a 第1斜面 62b 第2斜面 64 被係合部 70 切断機構 72 テープ用切断刃 74 リード用切断刃 75 移動体 76 直線動ガイドレール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープに所定の間隔をおいて固定されて
    該テープによって搬送される部品であるテープ搬送部品
    を、前記テープに伴わせて順次送ると共に該テープから
    切り離すテープ搬送部品にかかる切断機構付部品供給装
    置であって、 シリンダ装置と、 該シリンダ装置のロッドの先端に固定されて直線往復運
    動し、該直線運動方向と同方向の長手方向の中途部に設
    けられた第1の鍔部と該第1の鍔部よりも後端側に設け
    られた第2の鍔部とを備えると共に、先端部に係合部が
    設けられた直線往復動部材と、 該直線往復動部材の運動に伴って同一方向へ直線往復運
    動するように連繋されると共に案内手段によって案内さ
    れ、且つ前記第1の鍔部と前記第2の鍔部との間で移動
    可能に配設され、スプリングによって常に第1の鍔部側
    へ付勢されており、前記直線往復動部材の先端方向へ移
    動する際には前記テープに係合して該テープを搬送する
    テープ順送り機構と、 該テープ順送り機構が前記テープの送り方向へ所定の停
    止位置を越えて移動することを防止すべく当接し、前記
    直線往復動部材がさらにテープの送り方向へ移動する際
    には、テープ順送り機構を前記スプリングの付勢力に抗
    して直線往復動部材に対して相対的にテープの送り方向
    と反対の方向へ移動させるストッパ部と、 前記テープ順送り機構が前記ストッパに当接するまで前
    記直線往復動部材がテープの送り方向へ移動する際には
    連動しないように設けられ、前記直線往復動部材がさら
    にテープの送り方向へ移動した場合には連動して同一方
    向へ移動するように、該直線往復動部材に前記係合部を
    介して連繋されると共に案内手段によって案内されて設
    けられ、前記テープの送り方向に対して傾斜する斜面を
    備える移動斜面部材と、 該移動斜面部材の斜面に沿って押圧されることで、前記
    テープの送り方向に直交する方向へ移動可能に案内手段
    によって案内される移動刃が、該テープの送り方向と直
    交する方向へ移動し、テープ搬送部品をテープから切り
    離す切断機構とを具備することを特徴とするテープ搬送
    部品にかかる切断機構付部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記テープ搬送部品はリードがテープに
    固定されて該テープに所定の間隔をおいて配された電子
    部品であり、前記切断機構は、テープを切断するための
    テープ用切断刃と、リードを切断するためのリード用切
    断刃とを備えることを特徴とする請求項1記載のテープ
    搬送部品にかかる切断機構付部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記移動斜面部材の斜面が先端側から第
    1斜面と第2斜面の2段階に設けられており、テープ用
    切断刃がテープを切断する際に作用する第1斜面の勾配
    が大きく形成され、リード用切断刃がリードを切断する
    際に作用する第2斜面の勾配が前記第1斜面の勾配より
    も小さく形成されていることを特徴とする請求項2記載
    のテープ搬送部品にかかる切断機構付部品供給装置。
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