JP2001052591A - 電線付きヒューズ - Google Patents

電線付きヒューズ

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JP2001052591A
JP2001052591A JP11221540A JP22154099A JP2001052591A JP 2001052591 A JP2001052591 A JP 2001052591A JP 11221540 A JP11221540 A JP 11221540A JP 22154099 A JP22154099 A JP 22154099A JP 2001052591 A JP2001052591 A JP 2001052591A
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JP
Japan
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fuse
electric wire
terminal
wire
fuse body
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JP11221540A
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English (en)
Inventor
Kazumoto Chikada
一元 近田
Masanori Kuwabara
正紀 桑原
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計の自由度が高く、取り付け作業性及び導
通の信頼性に優れた電線付きヒューズを提供する。 【解決手段】 ヒューズ本体10から突出した両端子1
1,11の先端には、金属板をU字形に湾曲形成してな
る圧着バレル12,12が備えられており、各圧着バレ
ル12,12にそれぞれ電線D2,D2の一端が圧着さ
れると共に、これら両電線D2,D2の他端に丸形端子
13,13が圧着されている。このように、予め電線D
2がヒューズ本体10に固着されているから、従来のヒ
ューズで必要とされた電線との接続部分におけるネジ締
め作業が不要となり作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒューズに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気自動車の動力用バッテリー
は、図6に示すように、多数の電池1を直列接続してな
る電池ユニット2,2同士をさらに直列接続してなる。
そして、各電池ユニット2,2の間に公知のヒューズ5
が接続されている。具体的には、電線D1の一端に固着
した丸形端子3を、各ユニット2に備えたポストPに挿
通してナット締めし、各電線D1の他端の丸形端子3
と、ヒューズ5に備えた端子6とをボルトBに挿通させ
て、ナットNにて共締してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電線D1を
設けずに、上記した従来のヒューズ5を直に両ポスト
P,P間に取り付ける構造とすると、例えば、全ての車
種において両ポストP,Pの間隔を同じ寸法にしなけれ
ばならなくなり、設計の自由度が狭められる。しかしな
がら、上記した従来のヒューズ5を用いると、ヒューズ
を直にポストに固定するものに比べて、ヒューズ5と電
線D1とを接続する部分に2つのネジ締め部が余分に必
要となる。そして、この2つのネジ締め部がバッテリー
全体の複数箇所にあるので、バッテリー全体としては、
ネジ締め部が非常に多くなってしまい、組み付け現場で
作業時間がかかり、また、ネジ締め部による接点が増え
るから抵抗が高くなり、さらに、ネジが緩んで接触不良
を起こすことが懸念される。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、設計の自由度が高く、取り付け作業性及び導通の信
頼性に優れた電線付きヒューズの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
線付きヒューズは、ヒューズ本体から突出した端子に、
電線の一端を圧着又は溶着又はろう付けして備えると共
に、その電線の他端に相手部品に接続される端子金具を
備えたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明に係る電線付きヒューズ
は、ヒューズ本体のうち過電流により溶断されるエレメ
ント部に電線の一端を直に固着して、その電線の一端ご
とエレメント部を保護部材でモールドすると共に、その
電線の他端に相手部品に接続される端子金具を備えたと
ころに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のものにおいて、ヒューズ本体から突出した端子
の1つは、相手部品に備えた挟持片の間に挟持される突
片状をなしているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1又は請求項2のヒュー
ズは、組み付け現場に持ち込む前に予め電線がヒューズ
本体に固着されているから、従来のヒューズで必要とさ
れた電線との接続部分におけるネジ締め作業が不要とな
り作業性が向上する。しかも、本発明のヒューズでは、
電線は、ヒューズ本体に対して、圧着又は溶着又はろう
付けにて、取り付けられているから、従来のネジ締めに
よる取り付けに比べて、ヒューズと電線との接触が安定
して導通性が向上すると共に、ネジが緩んで接触不良を
起こす心配もなくなる。
【0009】また、請求項3のヒューズでは、ヒューズ
を交換するときに、ヒューズ本体から突出した端子の1
つは、相手部品に備えた挟持片の間に挿抜するだけで済
むから、ヒューズの交換作業が容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明を
適用したヒューズの第1実施形態について、図1〜図3
を参照しつつ説明する。図1において、符号10は、ヒ
ューズ本体であり、円柱状をなしてその両端から突出し
た両端子11,11の先端に、金属板をU字形に湾曲形
成してなる圧着バレル12,12を備える。そして、本
実施形態のヒューズは、上記各圧着バレル12,12に
それぞれ電線D2,D2の一端を圧着し、かつ、これら
両電線D2,D2の他端に丸形端子13,13を圧着し
てなる。
【0011】本実施形態のヒューズは、上記ヒューズ本
体10をヒューズ工場からハーネス工場に搬入し、そこ
で上記電線D2,D2が圧着されて完成されて、例え
ば、電気自動車の組み付け現場に搬入される。そして、
以下のようにして、例えば従来の技術で既に説明した電
池ユニット2,2の間に取り付けられる。
【0012】まず、図2に示すように、隣り合った電池
ユニット2,2のポストP,P間に、ヒューズホルダー
30を差し渡しておく。ヒューズホルダー30は、図3
に示すように、板材の中間部分を凹状に屈曲させてその
奥部に一対のヒューズ保持片31,31を備えると共
に、ヒューズホルダー30の両端には、ポストP,Pが
差し込まれる貫通孔32A,32Bを備えた一対の装着
部33,33が備えられている。また、一方の装着部3
3の貫通孔32Bは長孔となっており、この長孔でもっ
て両ポストP,P間のピッチ誤差を吸収して、それら両
ポストP,P間にヒューズホルダー30が差し渡され
る。
【0013】この状態で、ヒューズ本体10を、上記ヒ
ューズ保持片31,31の奥部まで押し込み、次いで、
ヒューズ本体10から延びた両電線D2,D2の先端の
丸形端子13,13を、ポストP,Pに挿通させ、その
上から、図示しないスペーサ、スプリングワッシャをポ
ストPに挿通させる。そして、最後に図3に示した板蓋
35の両端の孔36A,36Bに、前記ポストP,Pを
挿通させて、その上からナットをポストP,Pに締め付
ける。これにて、ヒューズの取り付けが完了する。
【0014】このように本実施形態のヒューズによれ
ば、組み付け現場に持ち込む前に予め電線D2がヒュー
ズ本体10に固着されているから、従来のヒューズで必
要とされた電線との接続部分におけるネジ締め作業が不
要となり作業性が向上する。しかも、電線D2は、ヒュ
ーズ本体10に対して、圧着にて取り付けられているか
ら、従来のネジ締めによる取り付けに比べて、ヒューズ
本体10と電線D2との接触が安定して導通性が向上す
ると共に、ネジが緩んで接触不良を起こす心配もなくな
る。
【0015】<第2実施形態>本実施形態のヒューズ
は、図4に示されており、ヒューズ本体10の一端に
は、前記第1実施形態で説明した端子と同じ形状の端子
11が備えられ、ヒューズ本体10の他端には、突片状
の差込端子40が備えられている。また、このヒューズ
に対する相手部品としての電線D3の一端には、丸形端
子18が圧着されると共に、他端には、一対の挟持片4
1,41を備えた挟持端子42が圧着されている。な
お、上記以外の構成は、前記第1実施形態と同様である
ため同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0016】本実施形態のヒューズを、第1実施形態で
説明した電池ユニット2,2の間に取り付けるには、例
えば、電線D3の一端に備えた丸形端子18を、一方の
電池ユニット2のポストPに固定すると共に、他端に備
えた挟持端子42を例えば第1実施形態で説明したヒュ
ーズホルダー30の一部に固定しておく。そして、ヒュ
ーズ本体10をヒューズ保持片31,31間に保持させ
た状態にして、ヒューズ本体10から突出した差込端子
40を、前記挟持片41,41の間に挿入して挟持させ
る。このような構成とすれば、ヒューズを交換するとき
に、ヒューズ本体10から突出した差込端子40は、相
手部品に備えた挟持片41,41の間に挿抜するだけで
済むから、ヒューズの交換作業が容易になる。
【0017】<第3実施形態>本実施形態のヒューズ
は、図5に示されており、ヒューズ本体10のうち過電
流により溶断されるエレメント部50の一端には、前記
第2実施形態で説明した差込端子40が固着して備えら
れ、他端には、エレメント部50自体に圧着バレル51
が一体に設けられて、そこに電線D2の一端が固着され
ている。そして、その電線D2の一端ごとエレメント部
50を保護部材52でモールドしてなり、さらに、その
電線D2の他端には丸形端子13が固着されている。こ
のような構成としても、第2実施形態と同様の作用効果
を奏する。
【0018】<他の実施形態>本発明は、実施形態に限
定されるものではなく、例えば、以下に説明するような
実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記
以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施す
ることができる。
【0019】(1)前記各実施形態では、端子にU字状
の圧着バレル12を備えていたが、例えば、圧着バレル
12の両片を延設して円環状となるように突き合わせ、
その内側に電線の一端を配して、上記円環を圧縮するよ
うにして固着する構成としてもよい。
【0020】(2)端子と電線とを固着する構成として
は、前記第1〜第3実施形態で説明した圧着以外に、溶
着又はろう付けによる構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電線付きヒューズ
の斜視図
【図2】バッテリーに電線付きヒューズを取り付けた状
態を示す斜視図
【図3】ヒューズホルダーの斜視図
【図4】第2実施形態に係る電線付きヒューズの斜視図
【図5】第3実施形態に係る電線付きヒューズの斜視図
【図6】従来のヒューズの取り付け構造を示す斜視図
【符号の説明】
10…ヒューズ本体 11…端子 12,51…圧着バレル 13…丸形端子 40…差込端子 41…挟持片 50…エレメント部 52…保護部材 D1,D2,D3…電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近田 一元 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 桑原 正紀 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5G502 AA01 BA04 BC01 BD08 CC27 FF08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズ本体から突出した端子に、電線
    の一端を圧着又は溶着又はろう付けして備えると共に、
    その電線の他端に相手部品に接続される端子金具を備え
    たことを特徴とする電線付きヒューズ。
  2. 【請求項2】 ヒューズ本体のうち過電流により溶断さ
    れるエレメント部に電線の一端を直に固着して、その電
    線の一端ごと前記エレメント部を保護部材でモールドす
    ると共に、その電線の他端に相手部品に接続される端子
    金具を備えたことを特徴とする電線付きヒューズ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のものにお
    いて、前記ヒューズ本体から突出した端子の1つは、前
    記相手部品に備えた挟持片の間に挟持される突片状をな
    していることを特徴とする電線付きヒューズ。
JP11221540A 1999-08-04 1999-08-04 電線付きヒューズ Pending JP2001052591A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7292130B2 (en) 2003-12-02 2007-11-06 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Fusible link and battery fuse unit containing the fusible link
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