JP2001052219A - 移動体通信システムによる有料道路自動課金方式および方法 - Google Patents

移動体通信システムによる有料道路自動課金方式および方法

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JP2001052219A JP22945099A JP22945099A JP2001052219A JP 2001052219 A JP2001052219 A JP 2001052219A JP 22945099 A JP22945099 A JP 22945099A JP 22945099 A JP22945099 A JP 22945099A JP 2001052219 A JP2001052219 A JP 2001052219A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現在、利用されている移動体通信システムを利
用することにより、利用者に対し、付加価値の高い移動
体通信システムを提供し、かつ、有料道路の管理団体等
に対し、より簡易な設備、及び投資の低減を図ろうとし
たことにある。 【解決手段】車に搭載された移動端末1は、ゲート情報
送信装置2に近づき一定間隔ごとに送信されているゲー
ト識別情報を受信すると、自動課金サービスの使用要求
をゲート情報送信装置2に行うと共に、ゲート識別情報
を保存する。更に移動端末1は、ゲート識別情報が偶数
個(通常は2個)貯まると課金装置5宛にゲート情報と
して偶数個のゲート識別情報を自分の移動端末識別情報
に付加して送信する。一方、ゲート情報送信装置2は、
移動端末1から自動課金サ−ビスの使用要求を受信する
とゲートの開閉を行うことにより車を通過させる。課金
装置5は、端末装置1からのゲート情報を基に有料道路
の通行料金を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路などにお
ける通行料金を自動的に精算する移動体通信システムに
よる有料道路自動課金方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、この種の有料道路自動課金方式と
しては、例えば特開平7−325947号公報に開示さ
れているように、AVI(Automatic Veh
icle Identification:自動視覚認
識)方式が、用いられている。すなわち、この従来の方
式は、車両に取り付けられた非抵触ICカードと、非抵
触ICカードと送信を行うアンテナと、料金所に設置さ
れたカメラと、画像処理機と、非抵触ICカード内のメ
モリに記憶されている情報を読み取り画像処理機からの
情報とを比較照合する制御装置とを具備し、制御装置
は、画像処理機からの車種情報が同じであれば、通行料
金を引き去ることを特徴としている。
【0003】また、携帯電話を利用した自動課金方式と
しては、例えば特開平11−110593号公報に開示
されている。すなわち、この従来の方式は、走行自動車
内の携帯電話から高速道路料金精算装置に電話をかけ、
必要な情報を伝え切断した後、高速道路料金精算装置は
この情報に基づき携帯電話と料金所に設けられた監視装
置の双方に同時に着信させ、料金所通過のためのサイン
を携帯電話と料金所に設けられた監視装置の双方に与
え、携帯電話より入手したサインを料金所に設けられた
監視装置に与え、監視装置は、与えられたサインと合致
することが判別できたなら、料金所の通過を許可すると
ともに該高速道路料金精算装置では、通行料金を算出
し、該携帯電話の通話料金徴収に併せて、或いは別途ク
レジット会社からの請求で道路通行料金を請求する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のAV
Iによる有料道路自動課金方式は、それ専用の特殊な送
受信機を、自動車及び、出入り口(ゲート)側に必要と
なり、更に、車種識別装置、カメラ、画像処理装置等の
大がかりな設備を新たに投入しなければならない。ま
た、特に、利用者にとって、それ以外に利用価値のない
無線設備を準備しなければならないという問題点があ
る。
【0005】また、従来の携帯電話による有料道路自動
課金方式は、運転中に携帯電話をかけなければならない
という事故を誘発するような危険な行為が含まれている
という問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、現
在、幅広く利用されている移動体通信システム(特に、
携帯・自動車電話システム)を利用することにより、利
用者に対しては、より安全で、より付加価値の付いた移
動体通信システムを提供し、かつ、有料道路の管理団体
等に対しては、より簡易な設備、および投資の低減を図
ろうとしたことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の移動体通信システムによる有料道路自動
課金方式は、自動車に搭載のできる移動端末と、課金の
処理を行う課金装置と、前記移動端末と前記課金装置と
の中継を行う移動通信基地局とを備えた有料道路の通行
料金を自動的に精算する有料道路自動課金方式におい
て、有料道路の出入り口に設けられたゲート情報送信装
置と、出入り口のゲートの開閉を行うゲート遮断設備と
を備え、前記ゲート情報送信装置は、予め決められた一
定時間ごとにゲート識別情報を送信する第1の送信手段
と、前記移動端末から自動課金サ−ビスの使用要求を受
信すると前記ゲート遮断設備を介してゲートの開閉を行
う開閉手段とを有し、前記移動端末は、前記移動端末を
搭載した車がゲート情報送信装置に近づくと前記第1の
送信手段による前記ゲート識別情報を受信する受信手段
と、前記受信手段により受信した前記ゲート識別情報を
受信すると前記自動課金サービスの使用要求を前記ゲー
ト情報送信装置に要求する要求手段と、前記要求手段と
平行して受信した前記ゲート識別情報を保存する保存手
段と、前記保存手段によりゲート識別情報が偶数個貯ま
ると前記課金装置宛に偶数個のゲート識別情報を自分の
移動端末識別情報に付加して送信する第2の送信手段と
を有し、前記課金装置は、前記第2の送信手段により受
信した前記ゲート情報識別情報と前記移動端末識別情報
とを基に前記有料道路の通行料金を計算する計算手段と
を有することを特徴としている。
【0008】更に、前記移動端末は、自分のパネルから
自動課金サービスの利用予約要求が入力されると前記第
1の送信手段によるゲート識別情報を受信できるように
自動課金モードに設定する第1の設定手段とを有し、前
記課金装置は、前記移動端末から前記自動課金サービス
の利用予約要求を受信すると前記第2の送信手段による
前記ゲート情報識別情報と前記移動端末識別情報とを受
信し通行料金の計算ができるように自動課金モードに設
定する第2の設定手段とを有することを特徴としてい
る。
【0009】更に、前記課金装置は、予め決められた時
間がくると前記第1および第2の設定手段により設定さ
れた自動課金モードをリセットすることを特徴としてい
る。
【0010】更に、前記ゲート情報送信装置は前記移動
通信基地局内に実装されることを特徴としている。
【0011】また、本発明の移動体通信システムによる
有料道路自動課金方法は、自動車に搭載のできる移動端
末と、課金の処理を行う課金装置とを用いて、有料道路
の通行料金を自動的に精算する有料道路自動課金方法で
あって、有料道路の出入り口に設けられたゲート情報送
信装置と、出入り口のゲートの開閉を行うゲート遮断設
備とを用いて、前記ゲート情報送信装置は、予め決めら
れた一定時間ごとにゲート識別情報を送信し、前記移動
端末は、前記移動端末を搭載した車がゲート情報送信装
置に近づくと前記ゲート情報送信装置からの前記ゲート
識別情報を受信し、自動課金サービスの使用要求を前記
ゲート情報送信装置に要求し、受信した前記ゲート識別
情報を保存し、前記ゲート識別情報が偶数個貯まるまで
は別のゲート情報送信装置からの前記別のゲート識別情
報を受信し自動課金サービスの使用要求を前記別のゲー
ト情報送信装置に要求し受信した前記ゲート識別情報を
保存することを繰り返し、ゲート識別情報が偶数個貯ま
ると前記課金装置宛に偶数個のゲート情報識別情報を自
分の移動端末識別情報に付加して送信し、前記ゲート情
報送信装置は、前記移動端末から前記自動課金サ−ビス
の使用要求を受信すると前記ゲート遮断設備を介してゲ
ートの開閉を行うことにより前記移動端末を搭載した車
を通過させ、前記課金装置は、前記端末装置からの前記
ゲート識別情報と前記移動端末識別情報とを基に前記有
料道路の通行料金を計算することを特徴としている。
【0012】更に、前記移動端末のパネルから自動課金
サービスの利用予約要求が入力されると、前記移動端末
は、ゲート識別情報を受信できるように自動課金モード
に設定し、自動課金サービスの要求を前記課金装置に送
信し、前記課金装置は、前記移動端末から前記自動課金
サービスの利用予約要求を受信すると前記移動端末から
のゲート情報識別情報と移動端末識別情報とを受信し通
行料金の計算ができるように自動課金モードに設定する
ことを特徴としている。
【0013】更に、前記課金装置は、予め決められた時
間がくると自装置内に設定された自動課金モードと移動
端末に設定された自動課金モードとをリセットすること
を特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0015】図2を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、車に搭載できる移動端末1(例えば、携帯電
話、PHS等)と、有料道路の出入り口に設けられたゲ
ート情報送信装置2と、ゲート遮断設備3と、移動体通
信基地局4と、ゲート情報により有料道路の通行料金の
課金処理を行う課金装置5と、有料道路管理団体コンピ
ュータ6とを備えている。なお、従来の移動体通信シス
テムに該当するシステムは、それぞれの機能は違うが、
移動端末1と、移動体通信基地局4と、課金装置5とを
含む。
【0016】なお、図2において、移動体通信基地局
4,ゲート情報送信装置2、および移動端末1は、複数
持っているが、説明上省略している。
【0017】また、図2において、移動端末1とゲート
情報送信装置2または移動体通信基地局とのやり取り
は、無線で通信を行い、移動体通信基地局4と課金装置
5とのやり取りは、回線(図示していないが交換局を介
して)で通信で行い、課金装置5と有料道路管理団体コ
ンピュータ6とのやり取りは、回線で通信を行う。ただ
し、移動端末4と課金装置5間と、課金装置5と有料道
路課金管理団体コンピュータ間は、回線以外の通信路で
あっても良い。
【0018】図1を参照すると、図2を概略的に記載し
た図であって、移動端末1を搭載した車が、有料道路の
ゲート(出入り口)であるゲート情報送信装置2を通過
している状況を示している。
【0019】図3を参照すると、図2のゲート情報送信
装置2の詳細ブロック図であって、ゲート情報送信装置
2は、移動端末1との電波の送受信部21と、プログラ
ム制御により動作する制御部22と、ゲートデータ(ゲ
ート識別番号を含むゲート識別情報等)を蓄積した自ゲ
ート情報蓄積部23と、図2のゲート遮断設備3の開閉
の制御を行うゲート遮断設備制御部24とから構成され
る。
【0020】図4を参照すると、図2の移動端末1の詳
細ブロック図であって、移動端末1は、電波の送受信を
行う送受信部11と、プログラム制御により動作する制
御部12と、ゲート情報送信装置2から受信したゲート
のデータを記憶するゲート情報蓄積部13とから構成さ
れる。
【0021】制御部12は、ゲート情報送信装置2から
送信されてくる情報がゲートのデータであるかどうかを
識別するゲートデータ識別部121と、ゲート送信装置
2に自動課金サービスの使用要求を知らせるコマンドを
生成する自動課金使用要求信号生成部122とから構成
される。
【0022】図5を参照すると、図2の課金装置5の詳
細ブロック図であって、課金装置5は、移動体通信基地
局4とのやり取りを行う送受信部51と、プログラム制
御により動作する制御部52と、個人情報蓄積部53
と、ゲート間料金情報蓄積部54、使用料金データ蓄積
部55とから構成される。
【0023】ゲート間料金情報蓄積部54には、自動課
金サービスを行っている有料道路のゲート名間に伴う料
金を示したテーブルを記憶している。
【0024】使用料金データ蓄積部55には、有料道路
を利用した料金が、移動端末識別番号(例えば、電話番
号)ごとに登録される。
【0025】個人情報蓄積部53には、自動課金対応移
動体通信システムの移動端末所有者が予め通信事業者に
自己の保有している車検証の内容を届け出ることになっ
ており、その車検証のデータ(車種、車種、カーナンバ
ー、排気量、車体の寸法、重量等)と、移動端末所有者
の個人情報とが、移動端末の識別番号ごとにすでに登録
されている。
【0026】課金装置5には、図示していない記憶装置
を持っており、その記憶装置のエリアには、移動端末を
保持して移動する際に、移動端末から届けることになっ
ている自動課金サービスの使用を示す自動課金モードを
設けている。この自動課金モードは、移動端末識別番号
ごとに設けられている。
【0027】なお、移動端末使用者は、車検証の登録お
よび使用前に利用予約要求の登録を行うことにより、有
料道路の自動課金サービスを管理している課金装置が稼
働されたことになる。
【0028】次に、図2〜図8を参照して第1の実施の
形態の動作について説明する。今、有料道路の自動課金
のサービスを利用する前に、移動端末1の使用者が自動
課金サービスを利用する旨の予約の要求を行うために移
動端末1の図示していないパネルからキー操作により課
金センタ(課金装置5)宛に入力すると、移動端末1の
制御部12は、自動課金サービス利用予約要求コマンド
を生成し、送受信部11を介して課金装置5宛に送信す
る。更に、制御部12は、そのコマンドの送信と同時
に、図示していない移動端末1内の記憶部のエリアに自
動課金サービスの利用を行うことを示す自動課金モード
をオンに設定(例えば論理値1)し、課金装置の宛先
(例えば電話番号)を設定する(図6のステップS
1)。
【0029】すると、課金装置5の制御部51は、移動
体通信基地局4を介して、自動課金サービスの利用予約
要求コマンドを受信すると、課金装置5内の図示してい
ない記憶部のエリアに自動課金サービスの利用を行うこ
とを示す自動課金モードをオンに設定(例えば論理値
1)する。課金装置5は、移動端末1からゲート情報を
受信するまでスタンバイ状態(自動課金モードのチェッ
クおよびゲート情報の受信のチェックをしながら待つ)
になる(ステップS21,S22,S23)。
【0030】一方、ゲート情報送信装置2が一定間隔
(例えば100msごと)に自ゲート情報蓄積部23か
らゲートのデータを読み出し、そのゲートのデータ(例
えば、自ゲートの識別情報等)を送信し続けている(ス
テップS11)いる。
【0031】このとき、移動端末1を搭載した車が有料
道路のゲートに近づくと、移動端末1の制御部12は、
ゲート情報送信装置2の発信しているゲートのデータを
送受信部11を通して受信する。移動端末1の制御部1
2は、自動課金モードがオンであれば、受信したデータ
をゲートデータ識別部121にて解析する。制御部12
は、解析した結果がゲートのデータであることを判別す
ると、ゲート情報蓄積部13にゲートのデータを格納す
ると共に、自動課金使用要求信号生成部122にて自動
課金システムを使用する旨を示す自動課金使用要求コマ
ンド(移動端末識別番号も含む)を生成し、送受信部1
1を介してゲート情報送信装置2に無線伝達する(ステ
ップS2〜S5)。
【0032】すると、ゲート情報送信装置2の制御部2
2は、このステップS5に基づき自動課金使用要求コマ
ンドを送受信部21を介して受信すると、対象車両が有
料道路の入力ゲートを通過できるように、ゲート遮断設
備3に遮断解除を指示する。ゲート遮断設備3は対象車
両がゲートを通過できるようにゲートを開く(ステップ
S12,S13)。
【0033】更に、ゲート情報送信装置2の制御部22
は、ステップS13の後、対象車両が通過すると、ゲー
ト遮断設備3にゲートを閉じることを指示し、ゲート遮
断設備3がゲートを閉じる(ステップS14,S1
5)。
【0034】これに平行し、移動端末1の制御部12
は、ゲート情報蓄積部13にゲート情報が偶数個(2
個、4個、・・・のいずれか)蓄積したかどうかを確認
し、偶数個蓄積されていなければ、ステップS2〜S6
の動作を繰り返すことになる。すなわち、有料道路の出
口のゲートに近づいてくると、ステップS2〜S6の動
作を繰り返す。この場合のゲート情報送信装置2の動作
は、上記で説明した動作(ステップS11〜S15)と
同じである。
【0035】このようにして、移動端末1のゲート情報
蓄積部14には、奇数めが入り口のゲート識別番号を含
むゲートのデータが偶数めが出口のゲート識別番号を含
むゲートのデータが格納される。すなわち、移動端末1
のゲート情報蓄積部14へのゲートのデータの蓄積数
が、偶数(最小は2個)になる。すると、移動端末1の
制御部12は、自システムでの移動体通信基地局4との
通常の無線接続動作が行われた場合、または、通常の無
線接続状態が行われていない場合に関わらず、自動的に
図示していない記憶部のエリアに書き込まれている課金
装置5宛の宛先を読み出し、移動体通信基地局4との無
線接続動作を行い、移動端末識別情報(端末識別番号を
含む)と2個のゲートのデータ(ゲート識別番号を含む
ゲート識別情報等)とを1組のゲート情報として移動体
通信基地局4経由で課金装置5宛に送信する。このと
き、4個のゲートのデータがゲート情報蓄積部13に格
納されていれば、移動端末1の制御部12は、2組のゲ
ート情報を課金装置5宛に送信することになる。更に、
移動端末1の制御部12は、ゲート蓄積部13の2個の
データをクリアする(ステップS6〜S8)。
【0036】一方、課金装置5の送受信部51は、移動
体通信基地局4を介して、ゲート情報を受信すると、制
御部52に渡す。課金装置5の制御部52は、受信した
ゲート情報をキーとして、個人情報蓄積部53に格納さ
れている個人情報データと、ゲート間料金情報蓄積部5
4に格納されている料金データを読み出し、サービス利
用者の使用した有料道路の有料料金を計算する。すなわ
ち、課金装置5の制御部52は、個人情報蓄積部53に
は、移動端末識別番号ごとに車に関する情報がソートさ
れているので、利用した車種がわかり、その車種とゲー
ト情報に含まれる2つのゲート識別番号とからゲート間
料金情報蓄積部54をアクセスすることにより有料道路
の利用料金を計算する。すると、課金装置5の制御部5
2は、使用料金データとして、例えば、サービス利用者
名、利用者の住所、使用車種、有料道路名、有料道路の
ゲート名、有料道路の利用料金等を使用料金データ蓄積
部55に移動端末識別番号(またはサービス利用者名)
ごとに記憶する(ステップS23,24)。
【0037】従って、課金装置5の使用料金データ蓄積
部55に記憶された使用料金データが課金装置5の制御
部52により有料道路管理団体コンピュータ6に送信さ
れ、その有料道路管理団体から各サービス利用者に請求
書が届くことになる(ステップS25)。
【0038】なお、課金装置を扱う通信事業者がサービ
ス利用者に直接通常の通話料と一緒に有料道路使用料を
一括請求することもできる。この場合、図8に示すよう
に、有料道路使用料を通信事業者が有料道路管理団体に
配布することになる。
【0039】一方、課金装置5の制御部51は、午前0
時になると割込が発生し、自動課金モードかどうかのチ
ェックを行い、自動課金モードであれば、自動課金モー
ドに設定されている移動端末宛に、自動課金モードの解
除コマンドを送信する(図7のステップS41,S4
2)。
【0040】すると、移動端末1の制御部12は、自動
課金モードの解除コマンドを受信すると、自動課金モー
ドかをチェックし、自動課金モードになっていれば、ゲ
ート情報蓄積部23に1つでもデータが入っているかを
チェックする。データが入っていなければ、制御部12
は、自動課金モードをリセットし、自動課金コマンドの
解除を行ったことを示す解除達成コマンドを課金装置5
に送信する(ステップS51〜S55)。
【0041】すると、課金装置5の制御部52は、解除
達成コマンドを受信すると、該当する移動端末1の自動
課金モードをリセットする(ステップS43,S4
4)。
【0042】このように、図7における動作は、自動的
に移動端末からの自動課金サービスの利用予約を1日ご
とに、自動的に取り消すことができる。すなわち、利用
者が忘れがちになる自動サービス利用予約の取り消し忘
れを切り目の良い時に周期的に行うことで防ぐことがで
きる。
【0043】以上説明したように、車に搭載する端末
は、特別なものを使用することなく、現在復旧している
移動端末(例えば携帯電話機)を利用し、上記のゲート
情報送信装置を追加するだけで、容易に達成することが
できる。また、ゲート情報蓄積部13を移動端末に元々
ある記憶部を利用すればハードウェアの改造をする必要
はなく、図6のフローチャートの処理をプログラムで達
成することができるので、現在稼働中である移動体通信
(特に、携帯、自動車電話)システムに組み込むことは
容易である。また、利用する前に、自動課金のサービス
の利用予約要求を課金センターに登録すれば、ゲート情
報通信装置(出入り口のゲート)に近づけば、自動的
に、ゲートの開閉を行ってくれので、運転中に、移動端
末の操作を行う必要はなく、事故を誘発することはな
い。また、利用する前に、自動課金のサービスの利用予
約要求を課金センターに登録すれば、車に移動端末を搭
載するだけで、自動的に、課金処理を行い、有料道路を
ノンストップで、利用できる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図9を参照すると、本発
明の第2の実施の形態は、車に搭載できる移動端末1
(例えば、携帯電話、PHS等)と、有料道路の出入り
口に設けられたゲート遮断設備3と、移動体通信基地局
8と、ゲート情報により課金の処理を行う課金装置5と
を備えている。
【0045】なお、図9おいて、1つの移動体通信基地
局8に対して1つのゲート遮断設備9を持っているとし
て説明する。なお、1つの移動体通信基地局8にゲート
遮断設備3を複数接続してもよい。また、移動端末1お
よび移動体通信基地局8は複数持っているが、説明上省
略している。
【0046】また、移動体通信基地局8とゲート遮断設
備のやり取りは、距離が離れているため無線であること
が望ましが、その他の通信路であっても良い。
【0047】更に、第1の実施の形態である図2で使用
しているものと同じ機能を持つものは、同一名で同一符
号を付与している。すなわち、移動端末1と、課金装置
5と、ゲート遮断設備3とは、同一のものを使用する。
【0048】図10を参照すると、図9のゲート情報送
信部84の詳細ブロック図であって、ゲート情報送信部
84は、プログラム制御により動作する制御部841
と、ゲートのデータ(ゲート識別情報等)を蓄積した自
ゲート情報蓄積部842と、図9のゲート遮断設備3の
開閉の制御を行うゲート遮断設備制御部843とから構
成される。
【0049】図9の移動端末1の詳細ブロック図は、図
4の構成と同じであるので説明を省略する。
【0050】図9の課金装置5の詳細ブロック図は、図
5の構成と同じであるので説明を省略する。
【0051】なお、本発明の第2の実施の形態は、第1
の実施の形態の移動通信基地局4のサービスエリアが十
分に有料道路の境界(入り口または出口)をカバーして
いる場合、特別にゲート情報送信装置をゲート遮断設備
の近くに設置せずにその機能移動通信基地局内に取り込
んだ状態を意味している。このように、第2の実施の形
態は、第1の実施の形態例のゲート情報送信装置を移動
体通信基地局の内部に実装したことになる。
【0052】次に、図4,図5,図7,図9,図10,
図11を参照して本実施の形態の動作について説明す
る。
【0053】今、有料道路の自動課金のサービスを利用
する前に、移動端末1の使用者が自動課金サービスを利
用する旨の予約の要求を行うために移動端末1の図示し
ていないパネルからキー操作により課金センタ(課金装
置5)宛に入力すると、移動端末1の制御部12は、自
動課金サービス利用予約要求コマンドを生成し、送受信
部11を介して課金装置5宛に送信する。更に、制御部
12は、そのコマンドの送信と同時に、図示していない
移動端末1内の記憶部のエリアに自動課金サービスの利
用を行うことを示す自動課金モードをオンに設定(例え
ば論理値1)し、課金装置の宛先(例えば電話番号)を
設定する(図11のステップS1)。
【0054】すると、課金装置5の制御部51は、移動
体通信基地局8を介して、自動課金サービスの利用予約
要求コマンドを受信すると、課金装置5内の図示してい
ない記憶部のエリアに自動課金サービスの利用を行うこ
とを示す自動課金モードをオンに設定(例えば論理値
1)する。課金装置5は、移動端末1からゲート情報を
受信するまでスタンバイ状態(自動課金モードのチェッ
クおよびゲート情報の受信のチェックをしながら待つ)
になる(ステップS21,S22,S23)。
【0055】一方、移動体通信基地局8のゲート情報通
信部84内の制御部841が一定間隔(例えば100m
sごと)に自ゲート情報蓄積部842からゲートのデー
タを読み出し、そのゲートのデータ(例えば、自ゲート
の識別情報等)を制御部82に渡す。更に、制御部82
は、受け取ったゲートのデータを送受信部81を通して
送信し続けている(ステップS61)。
【0056】このとき、移動端末1を搭載した車が有料
道路のゲートに近づくと、移動端末1の制御部12は、
移動通信基地局8が発信しているゲートのデータを送受
信部11を介して受信する。移動端末1の制御部12
は、自動課金モードがオンであれば、受信したデータを
ゲートデータ識別部121にて解析する。制御部12
は、解析した結果がゲートのデータであることを判別す
ると、ゲート情報蓄積部13にゲートのデータを格納す
ると共に、自動課金使用要求信号生成部122にて自動
課金システムを使用する旨を示す自動課金使用要求コマ
ンド(移動端末識別番号も含む)を生成し、送受信部1
1を介して移動体通信基地局8に無線伝達する(ステッ
プS2〜S5)。
【0057】すると、移動体通信基地局8の制御部82
は、このステップS5に基づき自動課金使用要求コマン
ドを送受信部21を介して受信し、自動課金使用要求コ
マンドであることを認識すると、ゲート情報通信部84
に渡す。ゲート情報通信部84内の制御部841は、ゲ
ート情報要求コマンドを解析し、対象車両が有料道路の
入力ゲートを通過できるように、ゲート遮断設備3に遮
断解除を指示する。ゲート遮断設備3は対象車両がゲー
トを通過できるようにゲートを開く(ステップS12,
S13)。
【0058】更に、ゲート情報送信部84内の制御部8
41は、ステップS13の後、対象車両が通過すると、
ゲート遮断設備3にゲートを閉じることを指示し、ゲー
ト遮断設備3がゲートを閉じる(ステップS14,S1
5)。
【0059】これに平行し、移動端末1の制御部12
は、ゲート情報蓄積部13にゲート情報が偶数個(2
個、4個、・・・のいずれか)蓄積したかどうかを確認
し、偶数個蓄積されていなければ、ステップS2〜S6
の動作を繰り返すことになる。すなわち、有料道路の出
口のゲートに近づいてくると、ステップS2〜S6の動
作を繰り返す。この場合のゲート情報送信装置2の動作
は、上記で説明した動作(ステップS11〜S15)と
同じである。
【0060】このようにして、移動端末1のゲート情報
蓄積部14には、奇数めが入り口のゲート識別番号を含
むゲートのデータが偶数めが出口のゲート識別番号を含
むゲートのデータが格納される。すなわち、移動端末1
のゲート情報蓄積部14へのゲートのデータの蓄積数
が、偶数(最小は2個)になる。すると、移動端末1の
制御部12は、自システムでの移動体通信基地局4との
通常の無線接続動作が行われた場合、または、通常の無
線接続状態が行われていない場合に関わらず、自動的に
図示していない記憶部のエリアに書き込まれている課金
装置5宛の宛先を読み出し、移動体通信基地局4との無
線接続動作を行い、移動端末識別情報(端末識別番号を
含む)と2個のゲートのデータ(ゲート識別番号を含む
ゲート識別情報等)とを1組のゲート情報として移動体
通信基地局4経由で課金装置5宛に送信する。このと
き、4個のゲートのデータがゲート情報蓄積部13に格
納されていれば、移動端末1の制御部12は、2組のゲ
ート情報を課金装置5宛に送信することになる。更に、
移動端末1の制御部12は、ゲート蓄積部13の2個の
データをクリアする(ステップS6〜S8)。
【0061】一方、課金装置5の送受信部51は、移動
体通信基地局4を介して、ゲート情報を受信すると、制
御部52に渡す。課金装置5の制御部52は、受信した
ゲート情報をキーとして、個人情報蓄積部53に格納さ
れている個人情報データと、ゲート間料金情報蓄積部5
4に格納されている料金データを読み出し、サービス利
用者の使用した有料道路の有料料金を計算する。すなわ
ち、課金装置5の制御部52は、個人情報蓄積部53に
は、移動端末識別番号ごとに車に関する情報がソートさ
れているので、利用した車種がわかり、その車種とゲー
ト情報に含まれる2つのゲート識別番号とからゲート間
料金情報蓄積部54をアクセスすることにより有料道路
の利用料金を計算する。課金装置5の制御部52は、使
用料金データとして、例えば、サービス利用者名、利用
者の住所、使用車種、有料道路名、有料道路のゲート
名、有料道路の利用料金等を使用料金データ蓄積部55
に移動端末識別番号(またはサービス利用者名)ごとに
記憶する(ステップS23,24)。
【0062】従って、課金装置5の使用料金データ蓄積
部55に記憶された使用料金データが課金装置5の制御
部52により有料道路管理団体コンピュータ6に送信さ
れ、その有料道路管理団体から各サービス利用者に請求
書が届くことになる(ステップS25)。
【0063】一方、課金装置5の制御部51は、午前0
時になると割込が発生し、自動課金モードを解除する方
法については、本発明の第1の実施の形態における図7
のフローチャートと同じなので説明を省略する。
【0064】なお、上記の第2の実施の形態において、
制御部82と、制御部841とを分けて説明したが、制
御部82を用いてゲート情報通信部84の内部を直接制
御するようにしても良いことは言うまでもない。
【0065】以上説明したように、第2の実施の形態
は、第1の実施の形態と比べると、移動体通信基地局に
ゲート情報通信部を実装することができるので、ハード
ウェアの削減および投資の削減が、更に、期待できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、現在運用中の移動
体通信システムを利用しているので、利用者側に、特殊
な送受信機等の負担をかけることなく、有料道路の自動
課金を実現できるという効果がある。
【0067】また、本発明は、利用する前に、自動課金
のサービスの利用予約要求を課金センターに登録すれ
ば、車に移動端末を搭載するだけで、自動的に、課金処
理を行い、有料道路をノンストップで、利用できるとい
う効果がある。
【0068】また、本発明は、利用する前に、自動課金
のサービスの利用予約要求を課金センターに登録すれ
ば、出入り口のゲートに近づけば、自動的に、ゲートの
開閉を行ってくれので、運転中に、移動端末の操作を行
う必要はなく、事故を誘発することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の移動端末を搭載した車がゲート情報通信
装置を通過する場合のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における全体のシス
テムブロック図である。
【図3】図2のゲート情報送信装置の詳細ブロック図で
ある。
【図4】図2または図9の移動端末の詳細ブロック図で
ある。
【図5】図2または図9の課金装置の詳細ブロック図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態における自動課金サ
ービス時の動作を示す全体のフローチャートである。
【図7】本発明の第1または第2の実施の形態における
自動課金サービスモードの解除の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】図2の課金装置で算出された課金料金の取り扱
いを示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における全体のシス
テムブロック図である。
【図10】図9のゲート情報送信部の詳細ブロック図で
ある。
【図11】本発明の第2の実施の形態における自動課金
サービス時の動作を示す全体のフローチャートである。
【符号の説明】
1 移動端末 2 ゲート情報送信装置 3 ゲート遮断設備 4,8 移動体通信基地局 5 課金装置 6 有料道路管理団体コンピュータ 11,21,51,81 送受信部 12,22,52,82,841 制御部 13 ゲート情報蓄積部 23,842 自ゲート情報蓄積部 24,843 ゲート遮断設備制御部 53 個人情報蓄積部 54 ゲート間料金情報蓄積部 55 使用料金データ蓄積部 83 移動体通信基地局部 84 ゲート情報通信部 121 ゲートデータ識別部 122 自動課金使用要求信号生成部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載のできる移動端末と、課金
    の処理を行う課金装置と、前記移動端末と前記課金装置
    との中継を行う移動通信基地局とを備えた有料道路の通
    行料金を自動的に精算する移動体通信システムによる有
    料道路自動課金方式において、有料道路の出入り口に設
    けられたゲート情報送信装置と、出入り口のゲートの開
    閉を行うゲート遮断設備とを備え、前記ゲート情報送信
    装置は、予め決められた一定時間ごとにゲート識別情報
    を送信する第1の送信手段と、前記移動端末から自動課
    金サ−ビスの使用要求を受信すると前記ゲート遮断設備
    を介してゲートの開閉を行う開閉手段とを有し、前記移
    動端末は、前記移動端末を搭載した車がゲート情報送信
    装置に近づくと前記第1の送信手段による前記ゲート識
    別情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信
    した前記ゲート識別情報を受信すると前記自動課金サー
    ビスの使用要求を前記ゲート情報送信装置に要求する要
    求手段と、前記要求手段と平行して受信した前記ゲート
    識別情報を保存する保存手段と、前記保存手段によりゲ
    ート識別情報が偶数個貯まると前記課金装置宛に偶数個
    のゲート識別情報を自分の移動端末識別情報に付加して
    送信する第2の送信手段とを有し、前記課金装置は、前
    記第2の送信手段により受信した前記ゲート情報識別情
    報と前記移動端末識別情報とを基に前記有料道路の通行
    料金を計算する計算手段とを有することを特徴とする移
    動体通信システムによる有料道路自動課金方式。
  2. 【請求項2】 前記移動端末は、自分のパネルから自動
    課金サービスの利用予約要求が入力されると前記第1の
    送信手段によるゲート識別情報を受信できるように自動
    課金モードに設定する第1の設定手段とを有し、前記課
    金装置は、前記移動端末から前記自動課金サービスの利
    用予約要求を受信すると前記第2の送信手段による前記
    ゲート情報識別情報と前記移動端末識別情報とを受信し
    通行料金の計算ができるように自動課金モードに設定す
    る第2の設定手段とを有することを特徴とする請求項1
    記載の移動体通信システムによる有料道路自動課金方
    式。
  3. 【請求項3】 前記課金装置は、予め決められた時間が
    くると前記第1および第2の設定手段により設定された
    自動課金モードをリセットすることを特徴とする請求項
    2記載の移動体通信システムによる有料道路自動課金方
    式。
  4. 【請求項4】 前記ゲート情報送信装置は前記移動通信
    基地局内に実装されることを特徴とする請求項1記載の
    移動体通信システムによる有料道路自動課金方式。
  5. 【請求項5】 自動車に搭載のできる移動端末と、課金
    の処理を行う課金装置とを用いて、有料道路の通行料金
    を自動的に精算する有料道路自動課金方法であって、有
    料道路の出入り口に設けられたゲート情報送信装置と、
    出入り口のゲートの開閉を行うゲート遮断設備とを用い
    て、前記ゲート情報送信装置は、予め決められた一定時
    間ごとにゲート識別情報を送信し、前記移動端末は、前
    記移動端末を搭載した車がゲート情報送信装置に近づく
    と前記ゲート情報送信装置からの前記ゲート識別情報を
    受信し、自動課金サービスの使用要求を前記ゲート情報
    送信装置に要求し、受信した前記ゲート識別情報を保存
    し、前記ゲート識別情報が偶数個貯まるまでは別のゲー
    ト情報送信装置からの前記別のゲート識別情報を受信し
    自動課金サービスの使用要求を前記別のゲート情報送信
    装置に要求し受信した前記ゲート識別情報を保存するこ
    とを繰り返し、ゲート識別情報が偶数個貯まると前記課
    金装置宛に偶数個のゲート情報識別情報を自分の移動端
    末識別情報に付加して送信し、前記ゲート情報送信装置
    は、前記移動端末から前記自動課金サ−ビスの使用要求
    を受信すると前記ゲート遮断設備を介してゲートの開閉
    を行うことにより前記移動端末を搭載した車を通過さ
    せ、前記課金装置は、前記端末装置からの前記ゲート識
    別情報と前記移動端末識別情報とを基に前記有料道路の
    通行料金を計算することを特徴とする移動体通信システ
    ムによる有料道路自動課金方法。
  6. 【請求項6】 前記移動端末のパネルから自動課金サー
    ビスの利用予約要求が入力されると、前記移動端末は、
    ゲート識別情報を受信できるように自動課金モードに設
    定し、自動課金サービスの要求を前記課金装置に送信
    し、前記課金装置は、前記移動端末から前記自動課金サ
    ービスの利用予約要求を受信すると前記移動端末からの
    ゲート情報識別情報と移動端末識別情報とを受信し通行
    料金の計算ができるように自動課金モードに設定するこ
    とを特徴とする請求項5記載の移動体通信システムによ
    る有料道路自動課金方法。
  7. 【請求項7】 前記課金装置は、予め決められた時間が
    くると自装置内に設定された自動課金モードと移動端末
    に設定された自動課金モードとをリセットすることを特
    徴とする請求項6記載の移動体通信システムによる有料
    道路自動課金方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010198123A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Denso Corp 移動通信端末及び課金管理システム

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