JP2010198123A - 移動通信端末及び課金管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入口情報に対する信頼度を的確に判定できる移動通信端末を提供する。
【解決手段】携帯電話機2a〜2cが、基地局5a〜5dからから送信される「カバーフラグ」が受信できないことで(「オフ」)、携帯電話機2a〜2cが高速道路6の許容区域外に持ち出されたことを検出する。さらに、基地局5a〜5dは、当該基地局5a〜5dからみた高速道路6の方角、当該基地局5a〜5dの位置(緯度、経度)も送信しており、携帯電話機2a〜2cでは、自己の現在位置と比較して、当該携帯電話機2a〜2cが高速道路6の領域にあるか否かを判定する。このことにより携帯電話機2a〜2cは、高速道路6の許容区域外に持ち出されたことを検出でき、その場合の入口情報の信頼度を低いと判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両による移動が許容区域に限定された有料施設の利用に対する課金処理を可能とする移動通信端末に関する。
ETC(Electronic Toll Collection system:自動料金収受システム)などの課金システムにおいては、車両による移動が許容区域に限定された有料施設(例えば、高速道路)に進入する際に進入した位置を特定できる入口情報を取得し、その有料施設を退出する際はその入口情報を基にその有料施設の利用に対する課金処理を行う。その際、ETCに関していえば、車両が高速道路などの有料道路の入口ゲートに進入する際に入口情報がETCカードに記憶され、その入口情報は出口ゲートの通過時に課金処理されるとともに消去される。
しかしながら、有効な入口情報が記憶されたままで、ETCカードが、高速道路から持ち出されてキセル詐欺などの不正が行われる問題がある。
一方、近年ではETCカードの代わりに携帯電話機を使う技術が知られているが(例えば、特許文献1参照)、このような携帯電話機を使うETCシステムにおいても、入口情報が記憶されたままで、高速道路などの有料道路の許容区域外へと持ち出されるという同様の問題が考えられる。
従来、このような問題を防ぐために、入口ゲートに進入した日時から、所定時間以上を経過した場合、その入口情報の信頼度を低いと判定する方法が実施されている。
特開20008−11849号公報
しかしながら、かかる従来の方法によると、有料施設内で休憩したり、娯楽施設で時間を過ごしたりしたような場合、何ら不正を行っていないにもかかわらず、通常よりも時間がかかっていることから退出の際に不正を疑われるという問題がある。また、時刻情報のみで不正を検出しようとするため、所定時間以内に不正が行われたような場合は検出できない問題も残る。
本発明は、こうした問題を解決するためになされたものであり、入口情報に対する信頼度を的確に判定できる移動通信端末及び課金管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、車両による移動が許容区域に限定された有料施設に進入する際に進入した位置を特定できる入口情報を取得し、その有料施設を退出する際はその入口情報を基にその有料施設の利用に対する課金処理を可能とする移動通信端末であり、検出手段及び判定手段を備える。検出手段は、当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを検出し、判定手段は、検出手段により当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあると検出された場合に入口情報の信頼度が低いと判定する。
かかる請求項1記載の発明によれば、本来であれば課金処理がなされない限り有料施設の許容区域外に持ち出されることのない移動通信端末が、有料施設の許容区域外にあることを検出することにより、入口情報の信頼度が低いと判定するため、入口情報に対する信頼度を的確に判定できる。
ところで、仮に許容区域外にあることが検出されたとしても、通信事情などの原因で実際は、有料施設の許容区域内に継続して存在していた場合も考えられる。
そこで、請求項2記載の発明は、請求項1記載の移動通信端末において、判定手段は、検出手段により当該移動通信端末が所定時間以上有料施設の許容区域外にあると検出された場合に入口情報の信頼度が低いと判定する。
かかる請求項2記載の発明によれば、所定時間以上有料施設の許容区域外にあると検出された場合に入口情報の信頼度が低いと判定するため、単に通信事情などが原因で短期間だけ有料施設の許容区域外にあると検出されたような場合は除かれることになり、確実な判定が可能となる。
また移動通信端末の正確な現在位置を取得できれば、より的確な信頼度の判定が可能となり望ましい。
そこで、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の移動通信端末において、取得手段を備え、その取得手段は、GPS衛星システムにより当該移動通信端末の現在位置を取得する。そして、検出手段は、取得手段により取得された現在位置を基に当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを検出する。
かかる請求項3記載の発明によれば、GPS衛星システムにより当該移動通信端末の現在位置を取得して有料施設の許容区域外にあることを検出するため、正確な位置に基づいて的確に入口情報の信頼度を判定できる。
さらに、GPS衛星システムによる現在位置の取得については必ずしも常に、精度が高い場合だけであるとは限らない。
そこで、請求項4記載の発明は、請求項3記載の移動通信端末において、検出手段は、取得手段により取得される現在位置の精度が低いと判定した場合に当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを検出しない。
かかる請求項4記載の発明によれば、現在位置の精度が低い場合は、当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを検出しないので、誤って信頼度が低いと判定してしまうことを避けることができる。
また携帯電話機の基地局は、その所在位置が固定されるため、有料施設の許容区域をカバーする基地局であれば、容易に許容区域内にあることを検出できる。
そこで、請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか記載の移動通信端末とその移動通信端末と無線通信を行う基地局とを備えた課金管理システムである。そして、基地局は、フラグ送信手段を備え、そのフラグ送信手段は、有料施設の許容区域が単数又は複数の領域でカバーされており、その単数又は複数の領域内にある移動通信端末が受信できる状態でフラグを送信する。検出手段は、基地局から送信されるフラグが受信できないことにより当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを検出する。
かかる請求項5記載の発明によれば、有料施設の許容区域をカバーする基地局から送信されるフラグを受信できないことで許容区域外にあると判定するので、既存の設備を利用して容易に入口情報の信頼度を判定できる。
さらに、移動通信端末が取得したGPSシステムによる現在位置を用いて、基地局の位置と方角との関係から、許容区域の外にあるか内にあるかを検出すればより正確な判定が可能となる。
そこで、請求項6記載の発明は、請求項3又は請求項4記載の移動通信端末とその移動通信端末と無線通信を行う基地局とを備えた課金管理システムである。基地局は、方角送信手段を備え、その方角送信手段は、移動通信端末に対し、当該基地局の位置と、有料施設の許容区域が存在する方角とを送信する。検出手段は、基地局から送信された有料施設の許容区域が存在する方角と取得手段により取得された現在位置とを基に当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを検出する。
かかる請求項6記載の発明によれば、基地局から送信された許容区域の方角と現在位置とを基に当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを判定するため、より正確な判定が可能となる。
ところで、有料施設に進入した後の移動経路が記憶されていれば、請求項1と同様の判定を行うことは可能である。
そこで、請求項7記載の発明は、車両による移動が許容区域に限定された、有料施設に進入する際に進入した位置を特定できる入口情報を取得し、その有料施設を退出する際はその入口情報を基にその有料施設の利用に対する課金処理を可能とする移動通信端末と通信を行うことにより課金処理を行う課金管理システムであり、記憶手段経路、取得手段及び判定手段を備える。記憶手段は、移動通信端末が有料施設に進入した後の移動経路を記憶装置に記憶し、経路取得手段は、記憶装置に記憶された移動経路を取得し、判定手段は、経路取得手段により取得された移動経路を基に移動通信端末が有料施設の許容区域を出たとされる場合に入口情報の信頼度が低いと判定する。
かかる請求項7記載の発明によれば、移動通信端末の経路情報に基づき、移動通信端末が有料施設の許容区域外に持ち出されたと判定された場合に入口情報の信頼度が低いと判定するので、本来であれば課金処理がなされない限り有料施設の許容区域外に持ち出されることのない移動通信端末が、有料施設の許容区域外にあることを検出することにより、入口情報の信頼度が低いと判定するため、入口情報に対する信頼度を的確に判定できる。
実施形態としての課金管理システムの各構成を示すブロック図である。 実施形態としての課金管理システムの機能を示す説明図である。 第1実施形態としての携帯電話機の制御部が実行する携帯電話機処理を示すフローチャートである。 第2実施形態としての路側機の制御部が実行する路側機処理を示すフローチャートである。 第2実施形態としての車載器の制御部が実行する車載器処理を示すフローチャートである。 第2実施形態としての携帯電話機の制御部が実行する経路処理を示すフローチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1 第1実施形態]
[1−1 構成]
図1は、第1実施形態としての課金管理システム1の各構成を示すブロック図である。この課金管理システム1は、携帯電話機2(図1(a))、車載器3(図1(b))、路側機4(図1(c))、基地局(図示せず)を備える。この課金管理システム1は、有料施設(この例では高速道路)に進入する際に進入した料金所を特定できる入口情報を携帯電話機2が取得し、その高速道路を退出する際は携帯電話機2の入口情報を基にその利用料金の課金処理を可能とするシステムである。
図1(a)は、携帯電話機2のハードウエア構成を示すブロック図である。携帯電話機2は、広域無線通信部21、記憶部22、GPS受信機23、近接無線通信部24、制御部25を備える。
この携帯電話機2は、課金管理システム1において、ETCカードと同様の決済機能を果たすものであり、料金所の入口ゲートを通過する際に高速道路の入口情報を記憶しておき、移動後、出口ゲートを通過する際に、記憶してある入口情報と出口ゲートがある料金所とから、予め定められている料金体系に基づいた課金処理を行うものである。
広域無線通信部21は、アンテナ21aにより広域の無線通信を可能とする通信回路であり、携帯電話機2が、基地局を介して、相手方と音声やデータの送受信を無線により行うことを可能とする。特に、この広域無線通信部21は、車両による移動が許容された料道路にある限り、基地局から「カバーフラグ」と呼ばれる信号を受信する。
記憶部22は、プログラム、音声、動画、テキストなどの各種データが記憶される記憶装置である。車両が有料道路に入場した際はその入口ゲートが設置された料金所を特定できる情報や入場時の日時は、入口情報としてこの記憶装置に記憶される。
GPS受信機23は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波をGPSアンテナ23aを介して受信してその受信信号を出力する装置であり、携帯電話機2の現在位置を緯度及び経度で算出することを可能にする。GPS用の人工衛星と現在位置との位置関係(角度や距離)、人工衛星の数、大気の状態、屋内か屋外かなどの外的要因により、GPSアンテナ23aの受信状態が変化するため、GPS受信機23で算出する現在位置の精度もそれに応じて変化する。
近接無線通信部24は、アンテナ24aにより車載器3と非接触の近距離無線通信を行うためのインターフェースである。通信相手としては、車載器3に限らず非接触通信が可能なクレジットカード機能に対応したICカードなどとも通信できる。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい。
制御部25は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどから構成され、広域無線通信部21、記憶部22、GPS受信機23、近接無線通信部24をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
図1(b)は、車載器3のハードウエア構成を示すブロック図である。車載器3は、記憶部31、近接無線通信部32、狭域無線通信部33、高速道路上判定部34、制御部35を備える。
この車載器3は、車両(以下、車載器3を搭載した車両を「自車両」という。)が高速道路の料金所のゲート(入口ゲート、出口ゲート)を通過する際に、ゲートに設けられている路側機(路側機4は出口ゲートに設置される)とDSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)による無線通信を行い、携帯電話機2から読み出した入口情報などを用いて利用料金の課金処理を実行する装置である。
記憶部31は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成される記憶装置であり、各種の情報を記憶することができる。
近接無線通信部32は、アンテナ32aにより携帯電話機2と非接触の近距離無線通信を行うためのインターフェースである。通信相手としては、携帯電話機2に限らず非接触通信が可能なICカードやPDAなどとも通信できる。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい。
狭域無線通信部33は、路側機4とDSRCによる無線通信を行うためのインターフェースである。
高速道路上判定部34は、自車両が備えたGPS受信機などにより算出される自車両の現在位置から、自車両が高速道路の許容区域内にあることを判定する。実際には、制御部35が後述する携帯電話機処理(図3)のS106〜S109と同様の処理を実行することで機能する。第1実施形態では、携帯電話機2自身が、高速道路の許容区域内にあることを検出するため、高速道路上判定部34は特に必要とならないが、例えばETCカードなどのICカードを装着する場合は、ICカードが後述する「カバーフラグ」や現在位置を取得できないことがあるため、この高速道路上判定部34が機能することになる。なおこの高速道路上判定部34は、ソフトウエアとして共通化して実現する必要はなく、独立したハードウエアで構成することも可能である。
制御部35は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどから構成され、記憶部31、近接無線通信部32、狭域無線通信部33、高速道路上判定部34をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
図1(c)は、出口ゲートの路側機4のハードウエア構成を示すブロック図である。路側機4は、所要時間正当性判定部41、経路正当性判定部42、狭域無線通信部43、開閉バー制御部44、記憶部45、制御部46を備える。なお、図示しないが入口ゲートにも路側機(図示せず)が備えられている。入口ゲートの路側機は、所要時間正当性判定部41及び経路正当性判定部42を備えていない点が異なる。
所要時間正当性判定部41は、携帯電話機2の入口情報に含まれる車両の入場日時と、出口ゲートにおける日時とを比較して、車両が高速道路内で所要した時間が不当に長くないかを判定する。実際には、制御部46が処理を実行することで機能する。この所要時間正当性判定部41については周知の技術であるため、これ以上説明しない。
なお、第2実施形態では制御部46が路側機処理(図4)のS203を実行することでこの所要時間正当性判定部41と同じ機能を果たしている。
経路正当性判定部42は、携帯電話機2が入口ゲートを通過した後の経路から、入口情報の信頼度を判定する処理であり、実際には、制御部46が処理を実行することで機能する。この経路正当性判定部42についても、第1実施形態としては詳述しないが、第2実施形態としての課金管理システムで詳しくは述べる。第2実施形態としての制御部46が路側機処理(図4)のS203を実行することでこの経路正当性判定部42と同じ機能を果たしている。
狭域無線通信部43は、アンテナ43aにより車両に備えられた車載器3とDSRCによる無線通信を行うためのインターフェースである。
開閉バー制御部44は、路側機4が備えられた料金所を車両が通行する際の進入・退出を許可する開閉バーの開閉を制御する装置である。ここでは特に、入口情報が無効とされている場合に開閉バーを閉じたままにして、車両が退出することを禁止する機能を果たす。
記憶部45は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成される記憶装置であり、各種の情報を記憶することができる。
制御部46は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどから構成され、所要時間正当性判定部41、経路正当性判定部42、狭域無線通信部43、開閉バー制御部44、記憶部45をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
[1−2 概要]
図2は、この課金管理システム1の概要を示す説明図である。図示するように、携帯電話機2a〜2cが、基地局5a〜5dからから送信される、「カバーフラグ」、当該基地局5a〜5dからみた高速道路6の方角、当該基地局5a〜5dの位置(緯度、経度)を受信することで、携帯電話機2a〜2cが高速道路6の許容区域外にあることを検出する。
ここで「カバーフラグ」とは、高速道路6の領域をカバーする基地局(ここでは基地局5a,5b,5d)のみが送信するフラグ信号であり、少なくとも高速道路6の許容区域内にある携帯電話機(ここでは携帯電話機2a)は「カバーフラグ」を受信する(「オン」)ことになる(後述する携帯電話機処理(図3)のS106)。
しかしながら、この「カバーフラグ」を受信するだけでは、必ずしも携帯電話機が高速道路6の領域にあるとはいえない。それは、例えば、基地局5dの「カバーフラグ」の受信圏内にある携帯電話機2cがあったとしても、高速道路6とは全く異なる方角に位置していることも考えられるからである。
そのため、この課金管理システム1では、高速道路6の領域にあることを、さらに精度よく検出するため、方角と位置情報も考慮に入れる。具体的には、基地局5a〜5dは、当該基地局5a〜5dからみた高速道路6の方角、及び、当該基地局5a〜5dの位置(緯度、経度)も送信しており、携帯電話機2a〜2cでは、自己の現在位置と比較して、当該携帯電話機2a〜2cが高速道路6の領域にあるか否かを判定する(後述する携帯電話機処理(図3)のS109)。このことにより携帯電話機2a〜2cは、高速道路6の許容区域外に持ち出されたことを検出できる。
例えば携帯電話機2aは、基地局5bから、「カバーフラグ」を受信し(「オン」)、さらに、方角として南東及び東及び当該基地局5bの位置を受信する。そして、当該携帯電話機2aが、基地局5bから南にあることから、高速道路6の許容区域内にあることを検出する。
携帯電話機2bは、基地局5cから、「カバーフラグ」を受信せず(「オフ」)、当該携帯電話機2bが、高速道路6の許容区域外にあることを検出する。
さらに携帯電話機2cは、前述のとおり、基地局5dから「カバーフラグ」を受信するが(「オン」)、方角が北西の信号及び基地局5dの位置を受信する。そして当該携帯電話機2cは、基地局5dから見て北西にないことから、高速道路6の許容区域外であることを検出する。
[1−3 処理]
以下、第1実施形態としての携帯電話機2の制御部25が実行する処理につき図面を用いて説明する。図3は、携帯電話機2の制御部25が実行する携帯電話機処理を示すフローチャートである。携帯電話機2の制御部25は、自車両が料金所の入口ゲートに進入し、入口ゲートの路側機から送信される課金処理に必要な入口情報を、車載器3を介して受信することにより、この処理を開始する。
まずS101では、入口ゲートの路側機から受信した入口情報を記憶して、S102に進む。この入口情報は、自車両が進入した料金所を特定できるものであり、この入口情報を基に自車両が退出する際の高速道路6の利用料金が決定する。
S102では、無効化タイマを所定値(例えば10分)に設定して、S103に進む。この無効化タイマは、携帯電話機2が高速道路6の許容区域外にある時間に対応しており、この所定値の時間以上携帯電話機2が許容区域外にあるとされると、それに対応する入口情報の信頼度が低いと判定するものである。
S103では、1分間だけ処理を待って、S104に進む。これは短い時間間隔で続けて判定してしまうと、自車両が移動中の場合など必ずしも正確な判定結果が出ない可能性もあることから、携帯電話機2が確実に許容区域外にあることを検出するために、1分間という時間間隔を置いて再度判定することにしたものである。
S104では、その入口情報につき、出口ゲートを通過する際の処理(出口処理)がなされたか否かを判定する。出口処理がなされていれば(S104:YES)、この携帯電話機処理を終了し、出口処理がなされていなければ(S104:NO)、S105に進む。この出口処理は、携帯電話機2が、車載器3を介して出口ゲートの路側機4から適切に課金処理が行われる処理である。
S105では、携帯電話機2が電波の受信圏内にあるか否かを判定する。電波の受信圏内になければ(S105:NO)、それ以上の判定できないので、S103に戻り、電波の受信圏内にあれば(S105:YES)、S106に進む。
S106では、携帯電話機2が基地局から「カバーフラグ」を受信しているか否かを判定する。「カバーフラグ」を受信していれば(「オン」、S106:YES)、S107に進み、「カバーフラグ」を受信していなければ(「オフ」、S106:NO)、高速道路の許容区域外にあることを意味しており、S110に進む。
S107では、GPS受信機23により現在位置を取得し、S108に進む。
S108では、S107で取得した現在位置の精度が高いか否かを判定する。精度が高ければ(S108:YES)、S109に進み、精度が高くなければ(S108:NO)、それ以上の判定は行わず、S102に戻る。前述のように、GPS用の人工衛星と現在位置との位置関係(角度や距離)、人工衛星の数、大気の状態、屋内か屋外かなどの外的要因により、GPSアンテナ23aを介しての受信状態が変化することから、これらのデータに基づいてGPS受信機23では現在位置の精度がわかる。
S109では、基地局から送信される高速道路の方角、当該基地局の位置から、S107で取得した携帯電話機2の現在位置が高速道路の方角にあるか否かを判定する。高速道路の方角にあれば(S109:YES)、S102に戻り、高速道路6の方角になければ(109:NO)、S110に進む。
このS109により、「カバーフラグ」が「オン」でありながら、携帯電話機2が基地局からみて高速道路の方角になく高速道路の許容区域外にあることを検出できる。
S110では、無効化タイマを1分だけ減少させて(デクリメントして)、S111に進む。
S111では、無効化タイマが0より小さくなったか否かを判定する。無効化タイマが0より小さくなっていれば(S111:YES)、S112に進み、0より小さくなっていなければ(S111:NO)、S103に戻る。
このS111により、無効化タイマの所定値の時間以上携帯電話機2が許容区域外にあることが検出できることになる。
S112では、入口情報を無効とすることを音声や画面によりユーザに報知して、S113に進む。
このS112で入口情報を無効にすることをユーザに報知する理由は、料金所の出口ゲートで、開閉バーに衝突したり、急停車を強いられたりするといった状況にユーザを置かないためである。
S113では、S101で記憶した入口情報を無効として、この携帯電話機処理を終了する。
このS113は、携帯電話機2が「カバーフラグ」が「オフ」、又は、基地局との方角関係から、携帯電話機2が高速道路6の許容区域外にあると判定された状態が、無効化タイマの時間(例えば、10分)継続した場合に、入口情報の信頼度が低いとみて、入口情報を無効とするものである。
[1−4 効果]
以上説明したように、第1実施形態の課金管理システム1の携帯電話機2によれば、本来であれば課金処理がなされない限り、高速道路の許容区域外に持ち出されることのない携帯電話機2が、所定時間以上高速道路の許容区域外にあることを検出して、入口情報の信頼度が低いと判定するため(携帯電話機処理のS102〜S113)、入口情報に対する信頼度を的確に判定できる。
この場合、所定時間以上で検出するため(携帯電話機処理のS103〜S111)、単に通信事情などが原因で短期間だけ有料施設の許容区域外にあると検出されたような場合は除かれることになり、確実な判定が可能となる。
その際、GPS受信機23により携帯電話機2の現在位置を取得して高速道路の許容区域外にあることを検出するため(携帯電話機処理のS108及びS109)、正確な位置に基づいて的確に入口情報の信頼度を判定できる。
また、現在位置の精度が低い場合は、当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを検出しないので(携帯電話機処理のS108)、誤って信頼度が低いと判定してしまうことを避けることができる。
さらに有料施設の許容区域をカバーする基地局から送信されるフラグを受信できないことで許容区域外にあると判定するので(携帯電話機処理のS106)、既存の設備を利用して容易に入口情報の信頼度を判定できる。
また、基地局から送信された許容区域の方角と現在位置とを基に当該移動通信端末が有料施設の許容区域外にあることを判定するため(携帯電話機処理のS109)、より正確な判定が可能となる。
[1−5 特許請求の範囲との対応]
なお、第1実施形態の携帯電話機2の制御部25が実行するS105〜S111が検出手段、携帯電話機2の制御部25が実行するS106,S109,S111,S112及びS113が判定手段、携帯電話機2の制御部25が実行するS109が取得手段にそれぞれ相当する。また基地局が「カバーフラグ」を送信する処理がフラグ送信手段、基地局がその位置と高速道路が存在する方角とを送信する処理が方角送信手段にそれぞれ相当する。
[2 第2実施形態]
第2実施形態としての課金管理システムについて説明する。
第2実施形態の課金管理システムは、第1実施形態の課金管理システムと比較するとハードウエア構成は変わらないが、携帯電話機2の制御部25、車載器3の制御部35、路側機4の制御部46が実行する処理のみが異なる。そこで、この相違点についてのみ説明し他の共通する部分については説明を省略する。
[2−1 概要]
第2実施形態の課金管理システムでは、携帯電話機2が高速道路に侵入した後の移動経路を携帯電話機2に記憶しておき、その記憶しておいた移動経路を車両が出口ゲートから退出する際に、路側機4の制御部46が実行する路側機処理(図4)で判定するものである。
[2−2 処理]
図4は、第2実施形態としての出口ゲートの路側機4の制御部46が実行する路側機処理を示すフローチャートである。路側機4の制御部46は、車両が出口ゲートから退出しようとして出口ゲートの前に来たことを検知し、車載器3との通信を開始することで、この路側機処理を開始する。
まずS201では、車載器3に対して入口情報及び経路情報を要求して、S202に進む。この入口情報は第1実施形態と同様、課金処理のために必要になるものであり、経路情報は、携帯電話機2の制御部25が実行する後述する経路処理(図6)により携帯電話機2に記憶される移動経路を示している。
S202では、車載器3から入口情報及び経路情報を取得して、S203に進む。
S203では、車載器3から取得した入口情報及び経路情報から、移動経路及び所要時間が正当か否かを判断する。これが正当であれば(S203:YES)、S204に進み、正当でなければ(S203:NO)、S206に進む。
このS203の判断は、まず入口情報が含む入場時の日時及び位置と車両が退出しようとしている日時及び位置を比較して、距離に対して必要以上に長い時間がかかってないかを判定する。加えて、入場後の携帯電話機2に当該携帯電話機2の移動経路が予め記憶されており、その移動経路が高速道路の許容区域外に出たか否かにより正当性を判定する。
移動経路が許容区域外に出たか否かを判定する方法としては、一定時間毎(例えば、1分)に携帯電話機2が自己が存在する位置を経路情報として記憶しておき、その記憶しておいた移動経路と路側機4が記憶している高速道路の位置とを比較して、携帯電話機2が許容区域を出ていないかを判定することが考えられる。また、第1実施形態の携帯電話処理のS106及びS109で当該携帯電話機2が高速道路の許容区域外にあると判定された場合にその位置を経路情報として記憶しておく方法も考えられる。
所要時間と経路情報との判定についても、両方の要件をみたす場合にのみ正当性がないとする方法も考えられるし、経路情報から明らかに許容区域外にある時間が長いような場合には、所要時間が長くなくても正当性を否定する判断をなすことも考えられる。
S204では、正当性に問題がなかった場合(通行を許可する場合)であり、開閉バー制御部44により開閉バーを開放して、S205に進む。
S205では、車載器3に対して通行を許可する信号を送信して、この路側機処理を終了する。
一方、S206では、移動経路又は所要時間が正当でなかった場合であり、開閉バーを閉鎖したままとして、S207に進む。
S207では、車載器3に対して通行を許可しない信号(通行不許可の信号)を送信して、この路側機処理を終了する。この後、必要な措置が施される。
図5は、第2実施形態としての車載器3の制御部35が実行する車載器処理を示すフローチャートである。車載器3の制御部35は、自車両が出口ゲートから退出する前に出口ゲートの路側機4との通信を開始することでこの処理を開始する。
まずS301では、携帯電話機2に対し、入口情報及び経路情報を送信するように要求して、S302に進む。
S302では、携帯電話機2から、入口情報及び経路情報を受信して、S303に進む。
S303では、S302で受信した入口情報及び経路情報を路側機4に対して送信して、S304に進む。
S304では、路側機4の判定結果が通行許可か通行不許可かを判定する(前述の路側機処理のS205及びS207に対応する)。通行不許可であれば(S304:通行不可)、S305に進み、通行許可であれば(S304:通行可)、S307に進む。
S305では、エラーとなった旨が音声及び表示によりユーザに報知されて、S306に進む。
S306では、携帯電話機2に対して、エラーとなった入口情報の消去をするように要求して、この車載器処理を終了する。
このS306は、携帯電話機2に記憶されている入口情報又は経路情報が路側機4により正当なものであるとは判定されなかった場合であり、例えば、入場から不自然に時間が経過している場合や入場後の移動経路からみて許容区域外にその携帯電話機2が持ち出されているような場合で、入口情報の信頼度が低いと判定された場合である。
一方、S307は、通行が許可された場合であり、携帯電話機2に対して入力情報及び経路情報を消去するよう要求するとともに、課金処理のため今回の通行履歴を書き込むように要求して、この車載器処理を終了する。
図6は、第2実施形態としての携帯電話機2の制御部25が実行する経路処理を示すフローチャートである。携帯電話機2の制御部25は、携帯電話機2に対する経路情報の書き込み又は読み出し命令を受けてこの経路処理を開始する。
まずS401では、今回の処理が経路情報の読み出しなのか書き込みなのかを判定する。経路情報の読み出しであれば(S401:読み出し)、S402に進み、経路情報の書き込みであれば(S401:書き込み)、S404に進む。
S402では、車載器3から入口情報及び経路情報の読み出し要求を受信した場合であり(車載器処理のS301に対応する)、指定された情報として、携帯電話機2の記憶部22に記憶されている入口情報及び経路情報を読み出して、S403に進む。
S403では、読み出した入口情報及び経路情報を車載器3に送信して、この経路処理を終了する。
一方、S404では、経路情報の書き込み要求があった場合であり、指定された情報として、例えば、許容区域外の位置などを書き込み、この経路処理を終了する。
このS404は、自車両が高速道路の入口ゲートに進入した後の経路を、携帯電話機2が経路情報として記憶部22に記憶する処理であり、どのような方法を採用してもよいが、例えば、一定時間毎(例えば、1分)に携帯電話機2が自己が存在する位置を記憶しておく方法の他、第1実施形態の携帯電話処理のS106及びS109で当該携帯電話機2が高速道路の許容区域外にあると判定された場合にその位置を経路情報として記憶しておく方法も考えられる。
[2−3 効果]
以上説明した第2実施形態の課金管理システムによれば、携帯電話機2の制御部25が実行する経路処理により携帯電話機2の記憶部22に記憶された経路情報に基づき、携帯電話機2が高速道路の許容区域外に持ち出されたと判定された場合に(路側機処理のS203)、入口情報の信頼度が低いものとして、出口ゲートからの退出を不許可とするので(路側機処理のS206)、本来であれば課金処理がなされない限り有料施設の許容区域外に持ち出されることのない携帯電話機2が、有料施設の許容区域外にあることを検出して、入口情報の信頼度が低いと判定するため、入口情報に対する信頼度を的確に判定できる。
[2−4 特許請求の範囲との対応]
なお請求項7記載の課金管理システムについて、携帯電話機2の制御部25が実行するS404が記憶手段、路側機4の制御部46が実行するS302が経路取得手段、路側機4の制御部46が実行するS303が判定手段にそれぞれ相当する。
[3 他の形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、本発明の移動通信端末について第1実施形態では携帯電話機で実現したが、これは同様の機能を果たすものであれば、ETCカードを装着した車載器であってもよい。
また本発明の請求項7記載の課金管理システムについて、第2実施形態では、記憶手段を携帯電話機2の制御部25が実行するS404、経路取得手段を路側機4の制御部46が実行するS302、判定手段を路側機4の制御部46が実行するS303がそれぞれ実現するものとしたが、これら記憶手段、経路取得手段、判定手段については、携帯電話機、車載器、路側機又は管理サーバのような離れた場所にある制御部により実現するものであってもかまわない。
1…課金管理システム、2…携帯電話機、2a…携帯電話機、2b…携帯電話機、2c…携帯電話機、3…車載器、4…路側機、5a…基地局、5b…基地局、5c…基地局、5d…基地局、6…高速道路、21…広域無線通信部、21a…アンテナ、22…記憶部、23…GPS受信機、23a…GPSアンテナ、24…近接無線通信部、24a…アンテナ、25…制御部、31…記憶部、32…近接無線通信部、32a…アンテナ、33…狭域無線通信部、33a…アンテナ、34…高速道路上判定部、35…制御部、41…所要時間正当性判定部、42…経路正当性判定部、43…狭域無線通信部、43a…アンテナ、44…開閉バー制御部、45…記憶部、46…制御部

Claims (7)

  1. 車両による移動が許容区域に限定された有料施設に進入する際に進入した位置を特定できる入口情報を取得し、その有料施設を退出する際はその入口情報を基にその有料施設の利用に対する課金処理を可能とする移動通信端末であって、
    当該移動通信端末が前記有料施設の許容区域外にあることを検出する検出手段と、
    前記検出手段により当該移動通信端末が前記有料施設の許容区域外にあると検出された場合に前記入口情報の信頼度が低いと判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とする移動通信端末。
  2. 前記判定手段は、前記検出手段により当該移動通信端末が所定時間以上前記有料施設の許容区域外にあると検出された場合に前記入口情報の信頼度が低いと判定すること
    を特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. GPS衛星システムにより当該移動通信端末の現在位置を取得する取得手段を備え、
    前記検出手段は、前記取得手段により取得された現在位置を基に当該移動通信端末が前記有料施設の許容区域外にあることを検出すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動通信端末。
  4. 前記検出手段は、前記取得手段により取得される現在位置の精度が低いと判定した場合に当該移動通信端末が前記有料施設の許容区域外にあることを検出しないこと
    を特徴とする請求項3記載の移動通信端末。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか記載の移動通信端末とその移動通信端末と無線通信を行う基地局とを備えた課金管理システムであって、
    前記基地局は、
    前記有料施設の許容区域が単数又は複数の領域でカバーされており、その単数又は複数の領域内にある前記移動通信端末が受信できる状態でフラグを送信するフラグ送信手段を備え、
    前記検出手段は、前記基地局から送信されるフラグが受信できないことにより当該移動通信端末が前記有料施設の許容区域外にあることを検出すること
    を特徴とする課金管理システム。
  6. 請求項3又は請求項4記載の移動通信端末とその移動通信端末と無線通信を行う基地局とを備えた課金管理システムであって、
    前記基地局は、
    前記移動通信端末に対し、当該基地局の位置と、前記有料施設の許容区域が存在する方角とを送信する方角送信手段を備え、
    前記検出手段は、前記基地局から送信された有料施設の許容区域が存在する方角と前記取得手段により取得された現在位置とを基に当該移動通信端末が前記有料施設の許容区域外にあることを検出すること
    を特徴とする課金管理システム。
  7. 車両による移動が許容区域に限定された、有料施設に進入する際に進入した位置を特定できる入口情報を取得し、その有料施設を退出する際はその入口情報を基にその有料施設の利用に対する課金処理を可能とする移動通信端末と通信を行うことにより課金処理を行う課金管理システムであって、
    前記移動通信端末が前記有料施設に進入した後の移動経路を記憶装置に記憶する記憶手段と、
    前記記憶装置に記憶された移動経路を取得する経路取得手段と、
    前記経路取得手段により取得された移動経路を基に前記移動通信端末が前記有料施設の許容区域を出たとされる場合に前記入口情報の信頼度が低いと判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とする課金管理システム。
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