JPH11328454A - 有料道路の通行車両管理方法、通行料課金方法及び課金装置 - Google Patents

有料道路の通行車両管理方法、通行料課金方法及び課金装置

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JPH11328454A
JPH11328454A JP13560198A JP13560198A JPH11328454A JP H11328454 A JPH11328454 A JP H11328454A JP 13560198 A JP13560198 A JP 13560198A JP 13560198 A JP13560198 A JP 13560198A JP H11328454 A JPH11328454 A JP H11328454A
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JP13560198A
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Sadao Sasaki
定男 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低設備コストで可能な有料道路の通行車両管
理方法、通行料課金方法及び課金装置を提供する。 【解決手段】 車両Vに搭載されたPHS端末1は、そ
の存在する通信エリアAの基地局CSから受信した基地
局識別情報を定期的に通信網2を経由して送信する。管
理センター3は、有料道路Rの入口ゲート及び出口ゲー
トGを含む通信エリアAを担当する特定の基地局の基地
局識別情報を受信すると、着信時に通信網2から通知さ
れるPHS端末1の端末番号と特定の基地局CSの基地
局識別情報に対応するゲート識別情報とを関連付けて、
ゲート通過情報として記録する。通行車両管理方法は、
ゲート通過情報を通行車両管理データとして用いる。通
行料課金方法は、ゲート通過情報に基づいて通行料金を
求め、通行料金と端末番号とを関連付けて課金情報を作
成し、決済機関に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路を通行す
る自動車(本明細書では、これを車両という)の管理方
法、有料道路の通行料金を課金する方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、有料道路を通行する車両に対
して、その管理や通行料金の課徴を行うには、その車両
の当該有料道路への入口ゲート番号及び進入日時、同道
路からの出口ゲート番号及び進出日時等の管理データが
必要である。車両を料金ゲートでいちいち停止させるこ
となく、有料道路の通行料金を収受するノンストップ料
金収受システムが提案されている。このようなシステム
は、車両に搭載された情報の授受を無線によって行うワ
イヤレスカードと、入口ゲート及び出口ゲートに設けら
れ、上記ワイヤレスカードとの間で通行料金の収受を行
うために必要な情報の授受を行う料金収受装置とから構
成されているのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た料金収受システムでは、個々の車両にはワイヤレスカ
ードを搭載しておく必要があり、また、各料金ゲートに
は料金収受装置を設けなくてはならない。このため、設
備コストがかかるという欠点がある。本発明は、以上の
ような欠点を解消するためになされたものであり、その
課題は、ワイヤレスカードや料金収受装置を必要とせず
に、有料道路の通行車両の管理、通行料の課金を行うう
ことができる、通行車両の管理方法、通行料課金方法及
び課金装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の有料道路の通行
車両の管理方法は、車両に搭載されたPHS端末に、該
PHS端末が存在する通信エリアの基地局から受信した
基地局識別情報を通信網を経由して送信させ、前記PH
S端末から受信した前記基地局識別情報が有料道路の入
口ゲート及び出口ゲートを含む特定通信エリアを担当す
る特定基地局の基地局識別情報と一致したか否かを判定
する通過判定処理と、前記通過判定処理の判定結果が肯
定であるときに、少なくとも、前記PHS端末からの着
信時に前記通信網から通知される前記PHS端末の端末
番号と、前記特定基地局識別情報に対応するゲート識別
情報とを関連付けてなるゲート通過情報を記録する通過
情報記録処理とを行うことを特徴としている。上記構成
により、この方法を使用するときは、車両に搭載したP
HS端末は、その存在する通信エリアの基地局から受信
した基地局識別情報を通信網を経由して送信する。例え
ば、管理センターがPHS端末から受信した基地局識別
情報が有料道路の入口ゲート及び出口ゲートを含む特定
通信エリアを担当する特定基地局の基地局識別情報と一
致したか否かを判定する。その判定結果が肯定であると
きは、PHS端末からの着信時に通信網から通知される
前記PHS端末の端末番号と、前記特定基地局識別情報
に対応するゲート識別情報とが関連付けて記録される。
【0005】通過判定処理は、PHS端末から受信した
基地局識別情報が、特定基地局識別情報と特定通信エリ
アに連続する所定の近接通信エリアを担当する基地局の
基地局識別情報との全てと一致したか否かを判定するも
のであることが望ましい。このようにした場合は、PH
S端末を搭載した車両が特定通信エリアに連続する近接
通信エリアを通過したことをもって有料道路のゲートを
通過したと判定される。したがって、有料道路のゲート
を含む特定通信エリアに一般道路が部分的に含まれてい
ても、その一般道路を通行する車両が前記ゲートを通過
したと誤判定されることがない。
【0006】本発明による有料道路の通行料課金方法
は、車両に搭載されたPHS端末に、該PHS端末が存
在する通信エリアの基地局から受信した基地局識別情報
を通信網を経由して送信させ、前記PHS端末から受信
した前記基地局識別情報が有料道路の入口ゲート及び出
口ゲートを含む特定通信エリアを担当する特定基地局の
基地局識別情報と一致したか否かを判定する通過判定処
理と、前記通過判定処理の判定結果が肯定であるとき
に、少なくとも、前記PHS端末からの着信時に前記通
信網から通知される前記PHS端末の端末番号と、前記
特定基地局識別情報に対応するゲート識別情報とを関連
付けてなるゲート通過情報を記録する通過情報記録処理
と、記録した前記ゲート通過情報に基づいて前記有料道
路の通行料金を求めるとともに、前記通行料金と前記P
HS端末の端末番号とを関連付けた課金情報を生成する
課金情報生成処理と、該課金情報を所定決済機関による
決済のために出力する出力処理とを行うことを特徴とし
ている。上記方法によれば、PHS端末を搭載した車両
が有料道路の入口ゲート及び出口ゲートを通過すると、
各ゲートを含む特定通信エリアを担当する特定基地局の
基地局識別情報が上記PHS端末から送信される。その
基地局識別情報と、それに対応するゲート識別情報とが
関連付けられてゲート通過情報が記録される。記録され
たゲート識別情報に基づいて特定される入口ゲート及び
出口ゲートの組み合わせによって通行料金が決定され
る。その通行料金と上記PHS端末の端末番号とが関連
付けられた課金情報が生成され、所定決済機関による決
済のために出力される。
【0007】上記方法において、通過判定処理は、PH
S端末から受信した基地局識別情報が、特定基地局識別
情報と、特定通信エリアに連続する所定の近接通信エリ
アを担当する基地局の基地局識別情報からなる近接基地
局識別情報との全てと一致したか否かを判定するもので
あることが望ましい。このようにした場合は、PHS端
末を搭載した車両が特定通信エリアに連続する近接通信
エリアを通過したことをもって有料道路のゲートを通過
したと判定される。したがって、有料道路のゲートを含
む特定通信エリアに一般道路が部分的に含まれていて
も、その一般道路を通行する車両が前記ゲートを通過し
たと誤判定されることがない。したがって、有料道路に
沿った一般道路を通行する車両に対して有料道路の通行
料が課金されることがない。
【0008】本発明の有料道路の通行車両管理装置は、
有料道路の入口ゲート及び出口ゲートを含む通信エリア
に対して自らに割当てられている基地局識別情報を定期
的に送信する基地局と、車両に搭載され、自己が存在す
る通信エリアの基地局から受信した基地局識別情報を通
信網を介して送信する基地局識別情報送信手段を備えて
いるPHS端末と、該PHS端末との間で前記通信網を
介して情報の授受を行う通信手段及び前記有料道路の通
行車両を管理するための情報を記憶するデータベースを
備えた管理センターとからなり、前記データベースは、
前記入口ゲート及び出口ゲートを含む特定通信エリアを
担当する特定基地局の基地局識別情報と前記ゲートを識
別するためのゲート識別情報とを関連付けて記憶する基
地局/ゲート対応表と、ゲート通過情報記憶領域とを有
し、前記管理センターは、前記通信手段により前記PH
S端末から受信した前記基地局識別情報が前記基地局/
ゲート対応表に格納されているか否かを判定する通過判
定処理と、前記通過判定処理が肯定であった場合に前記
基地局/ゲート対応表に基づいて前記ゲート識別情報を
特定し、特定したゲート識別情報と着信時に通知される
前記PHS端末の端末番号とを関連付けて前記ゲート通
過情報記憶領域に格納する通過情報記録処理とを行うも
のであることを特徴としている。上記構成により、管理
センターの通信手段によってPHS端末から受信した基
地局識別情報がゲート対応表に格納されている基地局/
ゲート対応情報に有るときに、基地局/ゲート対応情報
に基づいて基地局識別情報に対応するゲート識別情報が
特定されるとともに、特定されたゲート識別情報と着信
時に通知された端末番号とを関連付けて、一つの端末番
号に対応する通行車両管理データが構成され、これがゲ
ート通過情報記憶領域に格納される。従って、特定の端
末番号に対応する通行車両管理データに基づいて、その
端末番号を有するPHS端末を搭載した車両の有料道路
における通行を管理することができる。
【0009】本発明の有料道路の課金装置は、有料道路
の入口ゲート及び出口ゲートを含む通信エリアに対して
自らに割当てられている基地局識別情報を定期的に送信
する基地局と、車両に搭載され、自己が存在する通信エ
リアの基地局から受信した基地局識別情報を通信網を介
して送信する基地局識別情報送信手段を備えているPH
S端末と、該PHS端末との間で前記通信網を介して情
報の授受を行う通信手段及び前記有料道路の通行車両を
管理するための情報を記憶するデータベースを備えた管
理センターとからなり、前記データベースは、前記入口
ゲート及び出口ゲートを含む特定通信エリアを担当する
特定基地局の基地局識別情報と前記ゲートを識別するた
めのゲート識別情報とを関連付けて記憶する基地局/ゲ
ート対応表と、ゲート通過情報記憶領域とを有し、前記
管理センターは、前記通信手段により前記PHS端末か
ら受信した前記基地局識別情報が前記基地局/ゲート対
応表に格納されているか否かを判定する通過判定処理
と、前記通過判定処理が肯定であった場合に前記基地局
/ゲート対応表に基づいて前記ゲート識別情報を特定
し、特定したゲート識別情報と着信時に通知される前記
PHS端末の端末番号とを関連付けて前記ゲート通過情
報記憶領域に格納する通過情報記録処理とを行うもので
あることを特徴としている。上記構成によれば、管理セ
ンターの通信手段によってPHS端末から受信した基地
局識別情報がゲート対応表に格納されている基地局/ゲ
ート対応情報に有るときに、基地局/ゲート対応情報に
基づいて基地局識別情報に対応するゲート識別情報を特
定するとともに、特定したゲート識別情報と着信時に通
知された端末番号とを関連付けてゲート通過情報記憶領
域に格納するゲート通過記録処理と、ゲート通過情報記
憶領域に格納されているゲート識別情報に基づいて料金
表から特定した通行料金を端末番号と関連付けた課金情
報を生成するとともに、その課金情報を課金情報記憶領
域に格納する課金処理とが行われる。
【0010】上記有料道路の課金装置は、データベース
の基地局/ゲート対応表が、特定通信エリアを担当する
特定基地局識別情報と、前記特定通信エリアに連続する
所定の近接通信エリアを担当する基地局の基地局識別情
報からなる近接基地局識別情報と、ゲートを識別するた
めのゲート識別情報とを関連付けて記憶するものであ
り、管理センターが行う通過判定処理は、PHS端末か
ら通信手段によって受信した前記基地局識別情報が前記
基地局/ゲート対応表に前記特定基地局識別情報として
格納されている場合に、前記特定基地局識別情報に対応
する前記近接基地局識別情報を特定するとともに、受信
した基地局識別情報が前記特定した前記近接基地局識別
情報の全てに一致するか否かを判定するものであること
が望ましい。上記構成によれば、PHS端末を搭載した
車両が特定通信エリアに連続する近接通信エリアを通過
したことをもって有料道路のゲートを通過したと判定さ
れる。したがって、有料道路のゲートを含む特定通信エ
リアに一般道路が部分的に含まれていても、その一般道
路を通行する車両に通行料が課金される誤処理は行われ
ない。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る有料道路の管
理方法及び課金方法を、それらの方法を使用した装置に
基づいて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の
有料道路の通行車両管理と通行料課金の一方又は双方を
行う装置の実施の形態を示す概念図である。有料道路R
には、少なくとも1つ以上の入口ゲート及び出口ゲート
Gが設けられている。有料道路Rの全域又は少なくとも
入口ゲート及び出口ゲートGは、通信網を構成する複数
の基地局CSの通信エリアAによってカバーされてい
る。また、有料道路Rを通行する車両Vには、後述する
PHS端末1が搭載されている。
【0012】周知のように、各基地局CSは、PHS端
末の位置登録を行うために、所定時間間隔で、自らが担
当する通信エリアA内に向けてPHS端末の位置登録を
行うための基地局識別情報を送信している。PHS端末
1は、基地局識別情報を受信する度に、その基地局識別
情報を記憶するようになっている。そして、基地局識別
情報を受信すると、それを既に記憶している基地局識別
情報と照合する。PHS端末1は、上記照合結果が一致
したときには、当該PHS端末1の位置する通信エリア
Aが変わっていないと判定する。一方、上記照合結果が
不一致となったときには、PHS端末1の位置する通信
エリアが別の通信エリアに移動したと認識し、上記基地
局識別情報を含む位置登録の更新要求を、通信網を構成
するサービス制御局(図示せず)に送出する。サービス
制御局は、上記位置登録の更新要求を受け付けると、各
PHS端末の端末番号と、そのPHS端末が位置してい
る通信エリアの情報とを対応して記憶する位置登録デー
タベースの内容を更新するようになっている。そして、
PHS端末の発呼を行う場合には、上記位置登録データ
ベースに基づいて、端末番号に対応する基地局に対して
呼び出しを行う。
【0013】上述した位置登録の処理は、PHS通信シ
ステムにおいて従来より行われている。本発明において
は、上記処理とは別に、PHS端末1は、記憶している
基地局識別情報を、通信網2を介して管理センター3に
送出する処理を行うための通信制御プログラムを有して
いる。
【0014】管理センター3は、通信網2を介して上記
PHS端末1と通信を行う通信手段4と、各部の制御を
行う制御手段5と、次述する料金収受用のデータベース
6とを有している。本発明の通行車両管理装置を構成す
る場合は、管理センター3にさらに検索手段7が付加さ
れる。通行車両管理装置の場合は、データベース6には
ゲート通過情報記憶領域63のみが備えられるが、通行
料課金装置の場合は、データベース6には、基地局/ゲ
ート対応表61、料金表62、ゲート通過情報記憶領域
63、課金情報記憶領域64が備えられる。
【0015】図1の基地局/ゲート対応表61は、図2
に示すように、有料道路Rに設けられている入口及び出
口のゲートGの設置位置を含む特定通信エリアA1,A
2を担当する特定基地局CSの基地局識別情報である特
定基地局識別情報Dcと、上記ゲートを識別するための
ゲート識別情報Dgとを関連付けて記憶している。した
がって、特定基地局識別情報Dcに基づいて、上記基地
局/ゲート対応表61から特定基地局A1,A2の通信
エリア内に存在するゲートGのゲート識別情報Dgを特
定することができる。
【0016】図1のゲート通過情報記憶領域63には、
図3に示すように、各PHS端末の端末番号ごとに、P
HS端末1の端末番号Ntと、通過したゲートを示すゲ
ート識別情報Dgと、ゲートを通過した時刻を示す通過
時刻情報Dtとを関連付けて格納される。これらNt,
Dg,Dtのデータにより、1台の車両についてのゲー
ト通過情報D1が構成される。このゲート通過情報は、
通行車両管理装置においては、通行車両管理データとし
て用いられる。
【0017】図1の料金表62は、有料道路Rにおい
て、入口ゲートと出口ゲートの組み合わせに対応して規
定されている通行料金を記憶するものであり、図4に示
すように、入口ゲート識別情報Dg11,Dg12,…と出
口ゲート識別情報Dg21,Dg22,…の組み合わせと、
その組み合わせ対応する通行料金P12,P13…とを関連
付けて記憶している。したがって、1つの入口ゲート識
別情報と1つの出口ゲート識別情報が特定されれば、こ
の料金表62に基づいて通行料金Pを求めることができ
る。
【0018】図1の課金情報記憶領域64に格納される
課金情報D2は、図5に示すように、PHS端末1の端
末番号Ntと、通行料金Pと、利用情報Dxとを関連付
けて構成されている。なお、利用情報Dxとしては、ゲ
ート識別情報Dgに対応するゲートの名称(地名)や時
間情報Dt等が含まれる。
【0019】図1の検索手段7は、通行車両管理装置に
おいて、上記ゲート通過情報記憶領域63のゲート通過
情報(通行車両管理データ)に基づいて、特定の端末番
号に対応する当該PHS端末を搭載している車両の動態
を解析し検索するものである。すなわち、検索手段7
は、管理センター3に設けられた入力手段(図示せず)
から入力された、又は、通信手段4を介して外部から与
えられた特定の端末番号に対応するゲート通過情報をゲ
ート通過情報記憶領域63から検索し、当該車両の通行
車両管理データを出力する。この通行車両管理データに
基づき、入口ゲート識別情報と出口ゲート識別情報の前
者のみが記録されているか、双方が記録されているか応
じ、また、各ゲート情報に含まれる進入時刻又は進出時
刻に基づいて、当該車両が当該有料道路に進入したか否
か、進入した場合の進入地点及び進入時刻、進出したか
否か、進出した場合の進出地点及び進出時刻等を明らか
にすることができる。
【0020】次に、図6のフローチャートを参照して上
記構成による有料道路の通行車両管理装置及び通行料課
金装置の処理動作について説明する。なお、同図におい
て、STと数字とを組合わせた符号によってステップ番
号を示す。まず、管理センター3の制御手段5は、通信
手段4が通信網2を介してPHS端末1から送信されて
くる基地局識別情報Dcを待機する(ST1)。
【0021】基地局識別情報Dcを受信すると(ST1
で“Y”)ならば、受信した基地局識別情報が基地局/
ゲート対応表61に格納されているか否かを判定する
(ST2)。ST2が否定(“N”)ならば、受信した
基地局識別情報が示す基地局の通信エリア内には、有料
道路Rのゲートが存在しないからST1に戻って次の基
地局識別情報の受信を待機する。
【0022】一方、ST2が肯定(“Y”)ならば、受
信した基地局識別情報は、特定基地局識別情報Dcであ
るから、これに対応するゲート識別情報Dgを基地局/
ゲート対応表61から読み出すとともに、そのゲート識
別情報Dgを、受信時に通信網2から通知された発信元
のPHS端末1の端末番号Ntと、受信時の通過時刻情
報Dtとを関連付けてゲート通過情報D1を生成し、こ
れをゲート通過情報記憶領域62に格納する(ST
3)。なお、通過時刻情報Dtは、制御手段5が具備す
る計時部(図示せず)から生成される年月日及び時分か
ら構成されるものである。
【0023】次いで、ゲート通過情報記憶領域63に格
納されているゲート通過情報D1に基づいて、当該PH
S端末1を搭載した車両Vが入口ゲート及び出口ゲート
の2つのゲートを通過したか否かを判定する(ST
4)。なお、この判定手順の一例を示すと、ゲート通過
情報記憶領域63に格納されているゲート通過情報D1
の内、最も早い時点の及び最も遅い時点の通過時刻情報
Dtに対応するゲート識別情報がそれぞれ入口ゲート通
過情報及び出口ゲート通過情報であるとして判定すれば
よい。
【0024】通行車両管理装置の場合は、上記通過判定
処理の結果をゲート通過情報記憶領域63に格納したこ
とをもって、当該端末番号に対応するPHS端末を搭載
している車両の通行管理のための記録を終了する。そし
て、管理センター又は外部から検索要求がされた場合
に、検索手段7が上述した検索を実行して、指定された
端末番号に対応する車両通行管理データを出力すること
となる。
【0025】ST4で肯定(“Y”)、つまり入口ゲー
ト及び出口ゲートの組み合わせが決定されたならば、料
金表63に基づいて通行料金Pを決定する(ST5)。
次いで、PHS端末1の端末番号Ntと、通行料金P
と、利用情報Dxとを関連付けた課金情報D2を生成し
て、課金情報記憶領域64に格納する(ST6)。ST
4が否定(“N”)ならば、ST1に移行して基地局識
別情報の受信を待機する。
【0026】なお、通行料金の請求・決済は、課金情報
記憶領域64に格納されている課金情報D2に含まれる
端末番号Ntが割当てられているPHS端末1の所有者
を特定し、その所有者に通行料金を請求し、現金支払、
自動振り込み、その他の任意の方法で行われる。なお、
通行料金をPHS端末の通信料金と合わせて請求し、決
済してもよい。また、通行料金の請求を行うための請求
書には、少なくとも通行料金の金額が記載されているこ
とが必要であるが、利用情報Dxであるゲートを通過し
た通過時刻情報やゲートの名称を記載すれば、利用状況
を詳細に認識することができて好ましい。
【0027】なお、PHS通信システムの基地局CSの
通信エリアAの大きさは、半径数百m程度であるため、
PHS端末1を搭載した車両が高速に移動していると、
1つの通信エリアA内に所在している時間はごく短い時
間となる。このため、PHS端末及び基地局CS間の通
信状態が不安定になり、情報の授受が確実に行えないお
それもある。このような事態を避けるため、車両の接近
及び通過に応じて開閉される阻止バーをゲートGに設け
たり、ゲートG付近の道路の幅員を狭めたりすることに
よって車両の通行速度の低減を促して、PHS端末及び
基地局間で行う通信の安定性を確保して情報の授受を確
実に行うことが好ましい。
【0028】また、PHS端末を搭載していない車両が
ゲートGから進入及び退出してしまうと通行料金の収受
を行うことができない。このような不都合を解消するた
め、従来のノンストップ料金収受システムと同様に、テ
レビカメラ及びVTR等から構成される画像記録装置を
ゲートGに設けておき、この画像記録装置によってゲー
トGを通過する車両の画像、少なくともナンバープレー
ト部分の画像を記録しておけば、その画像に基づいて、
後日当該車両に対して料金を請求することができるので
好ましい。
【0029】上述した実施の形態によれば、有料道路の
入口ゲート及び出口ゲートの位置を含む通信エリアを担
当する基地局の基地局識別情報を各車両に搭載されたP
HS端末から管理センターに送信し、管理センターで
は、受信した基地局識別情報及びPHS端末の端末番号
を関連付けた課金情報を生成する。その課金情報に基づ
いて通行料金の請求、決済を行う。したがって、有料道
路を通行する車両は、ノンストップで通行料金を支払う
ことができる。したがって、従来のノンストップ料金収
受システムと違って、各車両に通行料金支払い用のワイ
ヤレスカードを搭載したり、有料道路の料金ゲート毎に
上記ワイヤレスカードとの間で通行料金の収受を行うた
めの情報の送受信を行う料金収受装置を設けたりする必
要がないため、設備に要するコストが少なくて済む。管
理センターは、PHS通信端末のサービス制御局に置く
こともできるし、有料道路管理機関に置くこともでき
る。
【0030】ここで、上述した実施の形態と、請求項の
記載事項との対応関係を説明しておく。図6のフローチ
ャートのST1,ST2の動作は、PHS端末から前記
通信手段によって受信した基地局識別情報が基地局/ゲ
ート対応表に格納されているか否かを判定する「通過判
定処理」に相当している。ST3の動作は、通過判定処
理が肯定であった場合に、基地局/ゲート対応表に基づ
いて前記ゲート識別情報を特定し、特定した前記ゲート
識別情報と、着信時に通知される端末番号と関連付けて
前記ゲート通過情報記憶領域に格納する「通過情報記録
処理」に相当している。また、同図のST4〜ST6の
動作が、ゲート通過情報記憶領域に格納されているゲー
ト識別情報に基づいて料金表から特定した通行料金を端
末番号と関連付けた課金情報を生成するとともに、その
課金情報を課金情報記憶領域に格納する「課金情報生成
処理」に相当している。
【0031】図7は、有料道路のゲート近傍に一般道路
(非有料道路)が存在している場合における基地局の通
信エリアの配置例を示す説明図である。通信エリアA1
1〜A16が有料道路R上の位置を含んでいるのに対し
て、通信エリアA01〜A06,A21〜A26は、有
料道路Rの位置を含んでいない。 有料道路Rに設けら
れている入口ゲートGiは、通信エリアA11に含まれ
ており、出口ゲートGoは、通信エリアA16に含まれ
ている。
【0032】ここで、図示するように、一般道路Rxが
高速道路Rの入口ゲートGiの通信エリアA11及び出
口ゲートGoの通信エリアA15の双方を通過する位置
関係にあった場合には、以下のような不都合が生じるお
それがある。すなわち、ある車両が一般道路Rxを通行
すると、入口ゲートGiの通信エリアA11と出口ゲー
トGoの通信エリアA15との双方を通過することにな
る。したがって、前述したPHS端末1(図1)が車両
に搭載されていると、管理センター3(図1)では、あ
たかも有料道路Rを通行したものと同様に課金情報が生
成されてしまうという不都合が生じる。
【0033】以下、上述の不都合を防止する他の実施の
形態について説明する。この実施の形態においては、管
理センター3(図1)のデータベース6に、図8に示す
基地局/ゲート対応表61Aを設ける。この基地局/ゲ
ート対応表61Aは、特定基地局識別情報Dcと、ゲー
ト識別情報Dgとに加えて、特定通信エリアに連続する
所定の通信エリア(以下、近接通信エリアという)を担
当する基地局の基地局識別情報からなる近接基地局識別
情報Dcxとを関連付けて記憶している。図7では、ゲ
ートGi,Goを含む特定通信エリアA11,A15の
特定基地局の基地局識別情報が特定基地局識別情報Dc
であり、上記特定通信エリアに連続する近接通信エリア
A12,A13及びA16,A17の基地局の基地局識
別情報が近接基地局識別情報Dcxである。なお、上記
近接通信エリアは、特定通信エリアに連続して有料道路
及び一般道路の双方の位置を含んでいる通信エリアがい
くつ存在するかに応じて設定する必要がある。例えば、
図7では、有料道路R及び一般道路Rxの双方の位置を
含む通信エリアは、通信エリアA11,A12及びA1
5,A16であるから、近接通信エリアは、A12,A
13及びA16,A17に設定する。つまり、近接通信
エリアは、有料道路の位置のみを含み一般道路Rxの位
置を含まない通信エリアA13及びA17まで設定する
必要がある。
【0034】図9は、この実施の形態における処理を説
明するフローチャートである。なお、図9において、図
6のフローチャートと同じ内容には同一のステップ番号
を付して説明の重複を避ける。図7において、PHS端
末を搭載した車両が一般道路Rxを矢印F方向に向かっ
て通行してゲートG1に対応する通信エリアA11に進
入したとする。すると、図9の処理がST1から開始さ
れる。基地局識別情報が基地局/ゲート対応表のゲート
識別情報Dcgxに有るからST2が肯定(“Y”)と
なり、上記基地局識別情報に対応する近接基地局識別情
報Dcxを特定する(ST10)。次に、基地局識別情
報の受信を待機する(ST11)。基地局識別情報を受
信すると、上記近接基地局識別情報に該当するか否かを
判定し(ST12)、肯定(“Y”)ならば、近接基地
局識別情報Dcxの全てが受信されたか否かを判定し
(ST13)、これが否定(“N”)であればST11
に戻る。もし、ST12で否定(“N”)であれば、有
料道路Rのゲートを通過していないと判断して、ST1
に戻り、課金処理は行われない。
【0035】一般道路Rxを通行する車両が出口ゲート
Goの通信エリアA15,A16に進入した場合にも、
上記と同様の処理がなされるから、ゲート通過情報がゲ
ート通過情報記憶領域に格納されることはなく、課金処
理は実行されない。
【0036】一方、図7において、PHS端末を搭載し
た車両が有料道路Rの入口及び出口のゲートGを通過す
る場合には、ST11,ST12、ST13のループを
近接基地局識別情報Dcxの数だけ繰り返した後、ST
3に移行して、ゲート通過情報が生成されてゲート通過
情報記憶領域に格納される(ST3)。これ以降は、図
6と同様に課金処理が行われる。
【0037】上述したように、この実施の形態によれ
ば、有料道路のゲートを含む特定通信エリア及びこの特
定通信エリアに連続する近接通信エリアの双方を通過し
ない限り、課金情報が生成されないので、有料道路のゲ
ート近傍に位置している一般道路を通行したときに、誤
って課金がなされることが防止される。
【0038】
【発明の効果】本発明の有料道路の通行車両管理方法に
よれば、車両に搭載したPHS端末から受信した基地局
識別情報が有料道路の入口ゲート及び出口ゲートを含む
特定通信エリアを担当する特定基地局の基地局識別情報
と一致したか否かが判定され、その判定結果が肯定であ
るときは、少なくとも前記PHS端末の端末番号と前記
特定基地局識別情報に対応するゲート識別情報とが関連
付けて記録されるので、各ゲートに高価な装置を設備せ
ずに、普及している通信網を利用して低コストで、その
有料道路の通行車両の管理を行うことができる。
【0039】上記通行車両管理方法における通過判定処
理を、PHS端末から受信した基地局識別情報が、特定
基地局識別情報と特定通信エリアに連続する所定の近接
通信エリアを担当する基地局の基地局識別情報との全て
と一致したか否かを判定するようにした場合は、有料道
路のゲートを含む特定通信エリアに一般道路が部分的に
含まれていても、その一般道路を通行する車両が前記ゲ
ートを通過したと誤判定することが防止される。
【0040】本発明による有料道路の通行料課金方法に
よれば、車両に搭載されたPHS端末から受信した基地
局識別情報を有料道路の入口ゲート及び出口ゲートを含
む特定通信エリアを担当する特定基地局の基地局識別情
報と照合して、当該車両がゲートを通過したか否かを判
定する通過判定処理と、その判定結果が肯定であるとき
に、少なくとも、前記PHS端末の端末番号と前記特定
基地局識別情報に対応するゲート識別情報とを関連付け
てなるゲート通過情報を記録する通過情報記録処理と、
記録したゲート通過情報に基づいて前記有料道路の通行
料金を求めるとともに、該通行料金と前記PHS端末の
端末番号とを関連付けた課金情報を生成する課金情報生
成処理と、該課金情報を所定決済機関による決済のため
に出力する出力処理とを行うので、普及しているPHS
端末を用いての通信のみで通行料金の課金、決済が可能
であり、従来のノンストップ料金収受システムと違っ
て、ワイヤレスカードを搭載したり、有料道路の料金ゲ
ート毎に料金収受装置を設けたりする必要がないため、
設備に要するコストが少なくて済む。
【0041】上記通行料課金方法における通過判定処理
を、PHS端末から受信した基地局識別情報が、特定基
地局識別情報と特定通信エリアに連続する所定の近接通
信エリアを担当する基地局の基地局識別情報との全てと
一致したか否かを判定するようにした場合は、PHS端
末を搭載した車両が特定通信エリアに連続する近接通信
エリアを通過したことをもって有料道路のゲートを通過
したと判定されるので、有料道路のゲートを含む特定通
信エリアに部分的に含まれている一般道路を通行する車
両が前記ゲートを通過したと誤判定されることがない。
したがって、有料道路に沿った一般道路を通行する車両
が該有料道路の通行料を課金されることがない。
【0042】本発明による有料道路の通行車両管理装置
によれば、PHS端末と通信網を利用して、特定の端末
番号に対応する通行車両管理データを収集し、そのデー
タに基づいて、特定の端末番号を有するPHS端末を搭
載した車両の有料道路における通行を管理することがで
きる。
【0043】本発明の有料道路の課金装置によれば、P
HS端末を搭載した車両が特定通信エリアに連続する近
接通信エリアを通過したことをもって有料道路のゲート
を通過したと判定されるから、有料道路のゲートを含む
特定通信エリアに部分的に含まれている一般道路を通行
した車両が該有料道路の通行料金を課金されることが防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有料道路の課金情報生成装置の実施の
形態を示す概念図である。
【図2】基地局/ゲート対応表の構成を示す説明図であ
る。
【図3】ゲート通過情報の構成を示す説明図である。
【図4】料金表の構成を示す説明図である。
【図5】課金情報の構成を示す説明図である。
【図6】課金情報生成装置の動作を示すフローチャート
である。
【図7】有料道路及び一般道路が近接している場合を示
す説明図である。
【図8】他の実施の形態における基地局/ゲート対応表
の構成を示す説明図である。
【図9】他の実施の形態における課金装置の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 PHS端末 2 通信網 3 管理センター 4 通信手段 5 制御手段 6 データベース 61,61A 基地局/ゲート対応表 62 ゲート通過情報記憶領域 63 料金表 64 課金情報記憶領域 CS 基地局 R 有料道路 G ゲート V 車両 D1 ゲート通過情報 Nt 端末番号 Dg ゲート識別情報 Dt 通過通過時刻情報 D2 課金情報 Nt 端末番号 P 通行料金 Dx 利用情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 7/26 G07F 7/08 J H04Q 7/38 R // H04M 15/00 H04B 7/26 H H04Q 7/04 D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたPHS端末に、該PH
    S端末が存在する通信エリアの基地局から受信した基地
    局識別情報を通信網を経由して送信させ、前記PHS端
    末から受信した前記基地局識別情報が有料道路の入口ゲ
    ート及び出口ゲートを含む特定通信エリアを担当する特
    定基地局の基地局識別情報と一致したか否かを判定する
    通過判定処理と、前記通過判定処理の判定結果が肯定で
    あるときに、少なくとも、前記PHS端末からの着信時
    に前記通信網から通知される前記PHS端末の端末番号
    と、前記特定基地局識別情報に対応するゲート識別情報
    とを関連付けてなるゲート通過情報を記録する通過情報
    記録処理とを行うことを特徴とする有料道路の有料道路
    の通行車両管理方法。
  2. 【請求項2】 通過判定処理は、PHS端末から受信し
    た基地局識別情報が、特定基地局識別情報と特定通信エ
    リアに連続する所定の近接通信エリアを担当する基地局
    の基地局識別情報との全てと一致したか否かを判定する
    ものであることを特徴とする請求項2に記載された有料
    道路の通行車両管理方法。
  3. 【請求項3】 車両に搭載されたPHS端末に、該PH
    S端末が存在する通信エリアの基地局から受信した基地
    局識別情報を通信網を経由して送信させ、前記PHS端
    末から受信した前記基地局識別情報が有料道路の入口ゲ
    ート及び出口ゲートを含む特定通信エリアを担当する特
    定基地局の基地局識別情報と一致したか否かを判定する
    通過判定処理と、前記通過判定処理の判定結果が肯定で
    あるときに、少なくとも、前記PHS端末からの着信時
    に前記通信網から通知される前記PHS端末の端末番号
    と、前記特定基地局識別情報に対応するゲート識別情報
    とを関連付けてなるゲート通過情報を記録する通過情報
    記録処理と、記録した前記ゲート通過情報に基づいて前
    記有料道路の通行料金を求めるとともに、前記通行料金
    と前記PHS端末の端末番号とを関連付けた課金情報を
    生成する課金情報生成処理と、該課金情報を所定決済機
    関による決済のために出力する出力処理とを行うことを
    特徴とする有料道路の通行料課金方法。
  4. 【請求項4】 通過判定処理は、PHS端末から受信し
    た基地局識別情報が、特定基地局識別情報と特定通信エ
    リアに連続する所定の近接通信エリアを担当する基地局
    の基地局識別情報との全てと一致したか否かを判定する
    ものであることを特徴とする請求項2に記載された有料
    道路の通行料課金方法。
  5. 【請求項5】 有料道路の入口ゲート及び出口ゲートを
    含む通信エリアに対して自らに割当てられている基地局
    識別情報を定期的に送信する基地局と、車両に搭載さ
    れ、自己が存在する通信エリアの基地局から受信した基
    地局識別情報を通信網を介して送信する基地局識別情報
    送信手段を備えているPHS端末と、該PHS端末との
    間で前記通信網を介して情報の授受を行う通信手段及び
    前記有料道路の通行車両を管理するための情報を記憶す
    るデータベースを備えた管理センターとからなり、 前記データベースは、前記入口ゲート及び出口ゲートを
    含む特定通信エリアを担当する特定基地局の基地局識別
    情報と前記ゲートを識別するためのゲート識別情報とを
    関連付けて記憶する基地局/ゲート対応表と、ゲート通
    過情報記憶領域とを有し、 前記管理センターは、前記通信手段により前記PHS端
    末から受信した前記基地局識別情報が前記基地局/ゲー
    ト対応表に格納されているか否かを判定する通過判定処
    理と、前記通過判定処理が肯定であった場合に前記基地
    局/ゲート対応表に基づいて前記ゲート識別情報を特定
    し、特定したゲート識別情報と着信時に通知される前記
    PHS端末の端末番号とを関連付けて前記ゲート通過情
    報記憶領域に格納する通過情報記録処理とを行うもので
    あること、 を特徴とする有料道路の通行車両管理装置。
  6. 【請求項6】 有料道路の入口ゲート及び出口ゲートを
    含む通信エリアに対して、自らに割当てられている基地
    局識別情報を定期的に送信する基地局と、車両に搭載さ
    れ、自己が存在する通信エリアの基地局から受信した基
    地局識別情報を通信網を介して送信する基地局識別情報
    送信手段を備えているPHS端末と、該PHS端末との
    間で前記通信網を介して情報の授受を行う通信手段及び
    前記有料道路の通行料金を収受するための情報を記憶す
    るデータベースを備えた管理センターとを有し、 前記データベースは、前記入口ゲート及び出口ゲートを
    含む特定通信エリアを担当する特定基地局の基地局識別
    情報と前記ゲートを識別するためのゲート識別情報とを
    関連付けて記憶する基地局/ゲート対応表と、前記ゲー
    ト識別情報の組み合わせに対応して規定される通行料金
    を記憶する料金表と、ゲート通過情報記憶領域と、課金
    情報記憶領域とを有し、 前記管理センターは、前記通信手段により前記PHS端
    末から受信した前記基地局識別情報が前記基地局/ゲー
    ト対応表に格納されているか否かを判定する通過判定処
    理と、前記通過判定処理が肯定であった場合に、前記基
    地局/ゲート対応表に基づいて前記ゲート識別情報を特
    定し、特定したゲート識別情報と着信時に通知される端
    末番号とを関連付けて前記ゲート通過情報記憶領域に格
    納する通過情報記録処理と、PHS端末から受信した同
    一の端末番号について前記ゲート通過情報記憶領域に格
    納された二つのゲート識別情報に基づいて前記料金表か
    ら特定した通行料金をと関連付けた課金情報を生成する
    とともに、その課金情報を前記課金情報記憶領域に格納
    する課金情報生成処理とを行うものであること、 を特徴とする有料道路の課金装置。
  7. 【請求項7】 管理センターのデータベースの基地局/
    ゲート対応表は、特定通信エリアを担当する特定基地局
    の基地局識別情報と、前記特定通信エリアに連続する所
    定の通信エリアを担当する近接基地局の基地局識別情報
    と、ゲートを識別するためのゲート識別情報とを関連付
    けて記憶するものであり、 管理センターが行う通過判定処理は、PHS端末から通
    信手段によって受信した前記基地局識別情報が前記基地
    局/ゲート対応表に前記特定基地局識別情報として格納
    されている場合に、前記特定基地局識別情報に対応する
    前記近接基地局識別情報を特定するとともに、受信した
    基地局識別情報が前記特定した前記近接基地局識別情報
    の全てと一致するか否かを判定するものであること特徴
    とする請求項6に記載された有料道路の課金装置。
JP13560198A 1998-05-18 1998-05-18 有料道路の通行車両管理方法、通行料課金方法及び課金装置 Pending JPH11328454A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243513A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Center Of Excellence Group Corp 携帯電話器を利用する有料道路料金自動支払い装置及び方法
JP2001351134A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Center Of Excellence Group Corp ロードプライシング方法およびその端末機
KR20030000267A (ko) * 2001-06-22 2003-01-06 주식회사 케이에스 텔레콤 카폰을 이용한 통행료 징수 방법
KR20030030447A (ko) * 2001-10-11 2003-04-18 현대자동차주식회사 핸드폰을 이용한 도로 요금 징수 네트워크 및 그 방법
JP2012173867A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Docomo Technology Inc 課金システム、料金管理システム及びプログラム

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