JP3877841B2 - 施設利用者に対する課金装置 - Google Patents

施設利用者に対する課金装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3877841B2
JP3877841B2 JP21671197A JP21671197A JP3877841B2 JP 3877841 B2 JP3877841 B2 JP 3877841B2 JP 21671197 A JP21671197 A JP 21671197A JP 21671197 A JP21671197 A JP 21671197A JP 3877841 B2 JP3877841 B2 JP 3877841B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facility
cell
cell data
data
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21671197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1166365A (ja
Inventor
定男 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP21671197A priority Critical patent/JP3877841B2/ja
Publication of JPH1166365A publication Critical patent/JPH1166365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3877841B2 publication Critical patent/JP3877841B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施設の予め定められた第1地点で進入検知と進入者の認定を行うとともに、予め定められた第2地点で進出検知と進出者の認定を行い、進入者と進出者が同一人である場合に、第1地点と第2地点に基づいてその施設利用者に対する利用料金額の課金処理を行う課金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、有料道路の通行者に対する通行料金、あるいは、有料広域公園の入園者に対する入園料を自動化装置により収受する従来技術には、(1)入口では自由に進入でき、出口では自動収受機により表示された所定金額の現金を投入したとき、又は所定金額以上の残額を有するプリペイドカードが挿入されたときに、ゲートを開放して通過させ、又は、入口では自動収受機により表示された所定金額の現金を投入したとき、又は所定金額以上の残額を有するプリペイドカードが挿入されたときに、ゲートを開放して通過させ、出口では自由に進出できるようにしたもの、(2)入口で自動発券機により通行券又は入園券を発行し、出口でその券を自動収受機により読取って料金額の表示をし、所定額以上の現金又はプリペイドカードが投入された時は、ゲートを開放して通過させるようにしたもの、(3)通行者又は入園者等が所持する所定の非接触式ICカードを入口及び出口の読取り器にかざした時に、そのICカードのID(識別情報)が認定された場合に、進入又は進出を許可し、料金は認定されたIDに基いて、課金又は精算するもの、などが知られている。
【0003】
上記(3)は、予め定められた第1地点(施設利用開始地点、入口)で進入検知と進入者の認定を行うとともに、予め定められた第2地点(施設利用終了地点、出口)で進出検知と進出者の認定を行い、進入者と進出者が同一人である場合に、第1地点と第2地点に基きその施設利用者に対する料金額を決定し、課金処理を行う課金装置であるということができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記(1)は、入口又は出口に自動収受機の設置が必要であるとともに、利用者は現金又はプリペイドカードの所持が、施設側は現金回収作業がそれぞれ必要である。従って、現金又は所定のプリペイドカードを所持しない者は利用不可能であり、施設側の現金回収には労力が要り、回収後の事務処理も繁雑である。
また、上記(2)は、入口及び出口に自動発券機及び自動収受機を設置する必要があること、券紙、インク等の消耗品によりコストがかかること、(1)と同様に、現金又は所定のプリペイドカードを所持しない者は、利用不可能であり、施設側の現金回収には労力が要り、回収後の事務処理も繁雑である。
さらに、上記(3)は、利用者は特定の情報処理が可能なICカードの所持が必要であるとともに、施設側には、そのICカードの使用者の認証、すなわち、使用者が正当な使用権限を有するものか、換言すると、そのICカードの使用により料金の課金又は金融機関による精算をされる者と一致するか、もしくはその承諾を得ている者かの認定が不可能である。
いずれにしても、従来は、現金、プリペイドカード、又はICカード等を所持せずに施設を利用することはできず、また、ICカードを用いる場合の施設利用者と課金又は精算対象者との認証を確実に行うことができなかったので、利用者にも施設側にも便利で、料金収受が確実にできる装置の出現が待望されていた。
【0005】
本発明は、上記の要望に応えるためになされたものであり、その課題は、いかなる位置の施設も、キャッシュレスでノンストップで利用でき、しかも、確実に課金処理が可能な課金装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る施設利用者に対する課金装置は、地表上の所定の一定範囲を所定の一定間隔の緯度毎の緯線及び所定の一定間隔の経度毎の経線によりメッシュ状に分割して多数のセルを形成し、それら形成された多数のセルに所定のコードをそれぞれ割当てて生成されたセルデータを記憶しているセルデータ記憶手段と、所定の施設を利用する施設利用者の現在位置を検出するGPS受信手段と、前記施設利用者が前記所定の施設の進入地点に達したときに、記憶されているセルデータの中から検出された現在位置に対応するセルデータを抽出する進入地点セルデータ抽出手段と、抽出された進入地点のセルデータに前記施設利用者の識別情報を付して所定の課金センターに送信する進入セルデータ送信手段と、前記施設利用者が前記所定の施設の進出地点に達したときに、記憶されているセルデータ中から検出された現在位置に対応するセルデータを抽出する進出地点セルデータ抽出手段と、抽出された進出地点のセルデータに前記施設利用者の識別情報を付して前記所定の課金センターに送信する進出セルデータ送信手段と、送信されてきた進入地点のセルデータに係る施設利用者の識別情報及び進出地点のセルデータに係る施設利用者の識別情報を照合する照合手段と、照合一致が得られたときに、進入地点のセルデータ及び進出地点のセルデータに基づいて前記施設の利用料金を算出して課金する課金手段と、からなることを特徴としている。
【0007】
本発明の請求項2に係る施設利用者に対する課金装置は、施設利用者毎の送信されたきた進入地点及び進出地点のセルデータは、所定の暫定ファイルに記録し、その暫定ファイルに記録されている施設利用者毎のデータを所定の確定ファイルに転送するときに、料金データを付加してその確定ファイルに記録するものであることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る課金装置の概括的な構成要素を示すブロック図、図2は同構成要素のうち、位置通報装置の構成を示すブロック図、図3は図2のGPS測位装置の概略的構成を示すブロック図、図4はGPS測位装置の詳細な構成を示すブロック図、図5はセル及びセルコードの概念及び関係説明図、図6はGPS測位装置の動作を説明するフローチャート、図7はデータ処理装置の動作を説明するフローチャート、図8は通信装置の動作を説明するフローチャート、図9は課金センター装置の構成を示すブロック図、図10は課金センター装置に備えられる顧客ファイルの一部のデータ構成を例示する模式図、図11は課金センター装置に備えられる顧客ファイルの他の一部のデータ構成を例示する模式図である。図12は課金センター装置の動作を説明するフローチャートである。
【0009】
本発明に係る課金装置は、図1に示すように、概略的には、位置通報装置Aと、通信網Bと、課金センター装置Cとからなっている。
図1の位置通報装置Aは、位置通報者又は施設利用者が携帯して又は車両に搭載して用いられ、位置通報者が予め定められた位置に進入すると、その位置通報装置に備えてある移動通信装置を介して、自動的に課金センター装置の通信端末番号、自己通信端末番号及び現在位置を示すセルコードをを含む信号送出するものである。
位置通報装置Aは、図2に示すように、GPS測位装置A1と、データ処理装置A2と、通信装置A3とを有している。
【0010】
GPS測位装置A1は、図3に示すように、GPS受信機1と、測位データ出力機2とからなる。GPS受信機1は、カーナビゲーション装置などにおいて広く用いられているものと同一のものであり、図4に示すように、受信手段1Aと演算手段1Bとからなっている。受信手段1Aは、複数個のGPS衛星から発信される衛星信号を受信するためのアンテナ11と、基準発振器12と、増幅器、検波器、周波数変換器などで構成された高周波部13と、符号発生器、相関器、周波数変換器、復調器などで構成された信号処理部13とからなっている。また、演算手段1Bは、プロセッサ、時計、ROM及びRAMなどで構成された制御演算部15からなっている。
【0011】
そして、受信手段1Aは、複数個のGPS衛星から受信した衛星信号を復調して(図6のステップS11においてY)、これに含まれる軌道要素とGPSタイムを演算手段1Bに与えると、演算手段1Bは、所定の計算式に基づいて演算して、この測位装置の観測点の位置を表す緯度経度データを得て、これを図示されていないインタフェースを介して測位データ出力機2に出力する(図6のS12)ようになっている。
【0012】
測位データ出力機2は、基本的には、図3に示すように、制御部であるCPU21と、システムプログラム及び固定情報を記憶するROM22と、ワーキングデータを一時的に記憶するRAM23と、入力部24と、表示器25と、通信機26とを有している。
ROM22には、固定情報として、後述されるセルデータが記憶されている。ROMの代わりに、外部記憶装置を用いてもよい。ここでは、セルデータを記憶する部分を、図に示すように、セルデータ記憶手段22Aという。
【0013】
セルデータ記憶手段22Aには、地表上の任意の一定範囲の地域を、一定の緯度毎及び一定の経度毎の緯線と経線によりメッシュ状に分割して得られる多数の単位地域(本明細書ではこれをセルという。)について、そのセルの領域を表す緯度経度データと当該セルを特定するため割当てられたコード(セルコードという)とからなるセルデータが記憶されている。
【0014】
図5に基づいて、セル及びセルデータについて説明する。図5(a)におけるLa1,La2,La3,……は、この測位装置を用いる地域における緯線の内、一定の緯度毎に選択された緯線の一部を示す。また、Lo1,Lo2,Lo3,……は、同地域における経線の内、一定の経度毎に選択された経線の一部である。緯線La1,La2,La3,……と、経線Lo1,Lo2,Lo3,……は、データ処理の簡素化のため、等間隔とされている。
そして、前記地域の地表面が多数の緯線と経線によりメッシュ状に分割されて、隣接する緯線と隣接する経線とで囲まれた正方形の等面積のエリアを、セルと称している。セルは、PHSシステム等における単位通信エリアを意味するセル(マイクロセル)とは異なり、位置認識のための最小区画である。従って、セルの大きさを決定する緯度・経度の間隔は、測位装置の使用目的に応じて任意に設定することができる。
【0015】
各セルには、他のセルと識別するために一定の法則に基づいて定められるセルコードが付されていて、そのセルコードがセルデータ記憶手段22Aに記憶されている。図5のC11,C12,…;C21,C22,…;C31,C32,…がセルコードであるとする。実際は、コンピュータ処理に適するデータで構成されている。また、各セルに対応して、そのセルに含まれる緯度経度の範囲を示す緯度経度データがセルデータ記憶手段22Aに記憶されている。緯線La1,La2と経線Lo1,Lo2とで囲まれたセルC11の緯度経度データは、図5(b)に例示されたように、緯線La1と経線Lo1との交点Aの緯度経度がx1・y1、緯線La2と経線Lo2との交点Bの緯度経度がx10・y10とすれば、セルC11の緯度経度データは、例えば、x1〜10・y1〜10である。上記のように、セルデータ記憶手段22Aには、所定の地域をカバーするすべてのセルについて、当該セルのセルコードと、そのセルの範囲を特定する緯度経度データとで構成されたセルデータとが、対応させて記憶されている。
【0016】
CPU21は、測位データ出力機2の主要機能を実現する手段として、読出制御手段211と、セル探索手段212と、書込読出制御手段213と、表示制御手段214と、通信制御手段215とを構成している。CPU21は各構成要素について、次のような制御を行う。図6に基づいて説明する。
【0017】
書込読出制御手段213は、測位データ出力機2がGPS受信機1より測位データ(緯度経度データ)を与えられたとき(S12)に、その測位データをRAM(一時記憶手段)23に格納する(S13)。
読出制御手段211は、測位データ出力機2がGPS受信機1より測位データを受信してRAM23に記憶したときに、セルデータ記憶手段22Aからセルデータを所定の順序に従って読出し、セル探索手段212に出力する。
セル探索手段212は、書込読出制御手段213を介してRAM23から読出した測位データ(GPS受信機から与えられた緯度経度データ)をセルデータ記憶手段22Aから読出されたセルデータと照合し、前記測位データと一致する緯度経度データを含むセルデータがあるか否かを調べ、一致するものを見付け出した時に、一致したセルデータのセルコードを出力する(S14)。セル探索手段が出力したセルコードは、この位置通報装置の現在位置を示すものであり、RAM23に格納される(S15)。
【0018】
セルデータ記憶手段22Aには、この測位装置が使用される地域のセルデータが格納されていなければならない。全世界又はある国の全域をカバーするセルデータを一つの記憶装置に格納することは、記憶容量の制約を受けて実現困難であり、また、測位装置の使用者の行動範囲を考慮すると、不経済でもある。セルデータ記憶手段22AにCD−ROMを用いる場合は、行動範囲が広い使用者に対しては、例えば複数枚のCD−ROMの自動交換機構で対応できる。また、使用地域に応じてその地域のセルデータが格納されているCD−ROMを選択して用いればよい。セルデータ記憶手段22Aに、フラッシュメモリ(EEPROM)のように、書き替え可能な記憶媒体を用いる場合は、使用地域のセルデータを通信回線を経て受信して、セルデータ記憶手段22Aに保存する方法を採ることもできる。
【0019】
RAM23に格納されたセルコードは、図示省略されたインタフェースを介して直ちに次段のデータ処理装置A2に出力されるようになっている。
しかし、位置通報者装置の所持者が随時、自分の現在位置を知ることができるようにするため、また、必要時に遠隔地に現在位置を通報することができるようにするため、好ましい実施例では、測位データ出力機2に、表示スイッチ241及び送信スイッチ242を備えるとともに、表示器25と通信機26とを備えている。表示スイッチ241をONすると(S16でY)、RAM23からセルコードが読出されて、表示器25に表示されるようになっている(S17)。また、送信スイッチ242をONしたときは(S18でY)、RAM23から読出されたセルコードが通信機26を経て、外部に送出されるようになっている(S19)。
【0020】
すなわち、位置通報装置Aは、移動通信端末、例えば、PHS端末、携帯端末又は衛星端末を内蔵しており、位置通報者の意思決定に基づいて、通信網Bを介して現在位置情報(セルコード)を所望の相手方に与えることができる。
また、通信網A2を経て外部より現在位置の問合わせを受けた場合は、自動的に、RAM23に保存されているセルコードを読出し、通信機26を経て問合わせ元に送信する制御プログラムを組むことにより、自動応答機能を備えることもできる。
【0021】
GPS測位装置A1は、上記構成により、位置通報者が任意の位置に移動すると、GPS受信機1が出力する測位データ(緯度経度データ)が測位データ出力機2に与えられ、その測位データがセル探索手段212により、セルデータ記憶手段22Aから順次読出されるセルデータと照合され、測位データと一致するセルデータが見付かると、そのセルデータの中のセルコード、すなわち、位置通報者の存在するセルを特定するデータが出力されて、次段のデータ処理装置A2に与えられる(S110)。
【0022】
上記のように、GPS測位装置A1は、一定の絶対的距離をもって存在する緯線及び経線により囲まれた所定サイズのセルを単位として、そのセルを特定するセルコードで表された測位データを出力するものであるから、GPS測位装置自体も、また、測位データを受けるデータ処理装置A2も、位置通報者の現在位置を、他のセルと重複することなく、一義的に決定することができる。
そして、その場合、従来のPHSシステムのように、半径100〜200m毎に多数の無線基地局を設置する必要がないので、設備費がかからない。また、位置通報装置が測位データを送信する場合、及び同装置に対して現在位置を問合わせる場合も、その通信装置A3には、公衆通信網に接続可能なPHS端末、携帯端末、衛星端末のいずれの移動通信端末を接続することも可能であり、それぞれの通信エリアの広狭に左右されずに、セルを単位とする現在位置の認識又は通報を行うことができる。
【0023】
前記データ処理装置A2には、全体を制御する図示されていない制御部と、位置登録部31と、読出部32と、照合部33とを有する。
位置登録部31は、例えば、CD−ROM又は書き換え可能な記録媒体で構成され、これに施設名もしくは施設番号(FNo. )、施設利用開始位置(入口)又は施設利用終了位置(出口)が属するセルコード、及び当該施設の利用料金について課金処理を行う課金センター装置Cの通信端末番号(これを施設側端末番号という)が、各施設利用開始位置ごと及び施設利用終了位置ごとに登録されている。
施設名もしくは施設番号とは、例えば、施設が高速有料道路である場合は、各インターチェンジの入口及び出口にそれぞれ設定されている名称又はコード番号等の識別情報であり、施設側端末番号とは、例えば公衆通信網に接続されているサービス制御局において、例えば道路公団の委託に基づき、交通料金の課金及び徴収のための情報処理プログラムを起動させるために、道路公団に割り当てられた論理番号である。
【0024】
従って、位置登録部31には、一つ又は複数の高速有料道路の始点から終点までの全インターチェンジの入口及び出口について一纏めにして、インターチェンジの名称又はコード番号と、セルコードと、当該高速有料道路に関して割り当てられた論理番号とがリンクされて登録される。
データ処理装置A2に外部で位置登録された記録媒体を装填して用いるようにしても良い。しかし、好ましい実施例では、既知の書込み可能な記録媒体を用いるとともに、施設のコード番号等、セルコード及び施設側端末番号の入力をするための操作部34と、記録媒体に対してデータの書込みをする書込み部35が設けてあって、利用者が利用対象施設について任意に位置登録の追加、変更又は取消しを行うことが可能とされている。
【0025】
データ処理装置A2は、図7に示すように、GPS測位装置A1からセルコードを入力した時(S21)に、これを照合部33に与えるとともに、読出部32により位置登録部31に登録されているセルコードを読出して、一致するセルコードがあるか否かを判定する(S22)。一致するセルコードがあったときの照合部33の出力に基づき、そのセルコードと、これにリンクされている施設側端末番号(論理番号)とを後段の通信装置A3に出力するようになっている(S24)。
【0026】
つまり、データ処理装置A2は、位置通報装置が所定のセルに進入したか否かを常に監視し、進入したと判定した時は、そのセルのセルコードと、そのセルが属する施設の利用料金の課金処理を担当する課金センター装置の通信端末番号とを検索して、通信装置A3に図示されれていないインタフェース介して出力するものである。
【0027】
通信装置A3は、バッファメモリ部41と、自動ダイヤル機能を有する通信制御手段42と、通信端末43と、自己の通信端末番号、その他の識別情報を記憶する自己識別情報記憶部44と、自動発呼指令スイッチ45とを有している。
データ処理装置A2より入力した(S31でY)施設側端末番号とセルコードは、バッファメモリ部41に一時保存される(S32)。自動発呼指令スイッチ44は、ON、OFFスイッチで構成され、ONされると(S33でY)、通信制御手段42の自動ダイヤル機能が起動される(S34)。そして、バッファメモリ部41に格納されたデータのうち、施設側端末番号に基づいて通信端末43のダイヤルを駆動して課金センター装置Cに発呼し、通信回線が結合されたと判断すると(S35でY)、バッファメモリ部41に格納されたデータのうちのセルコードに、自己識別情報記憶部44から読出した利用者端末番号を付加して、そのデータを通信端末43から通信網Bを介して課金センター装置Cに送出するようになっている(S36)。
【0028】
自動発呼指令スイッチ45を設けずに、所定セル内に進入したことで自動的に課金センター装置Cに発呼するようにした場合は、例えば、同一セル内に高速有料道路の入口と一般道路が並存する場合に、一般道路を走行中であるにも拘らず、課金センター装置に発呼されて課金されてしまうという不都合が生じることがあり得る。施設の利用開始直前に自動発呼指令スイッチ45をONし、利用終了後はOFFすれば、施設利用者でない者が施設利用開始位置又は終了位置の付近を通行する場合の自動発呼による不具合を回避することができる。
【0029】
課金センター装置Cは、図9に例示するように、通信機51と、バッファ装置52と、判定装置53と、料金計算装置54と、記録制御装置55と、記憶装置56と、転送装置57とからなっている。
通信機51は、固定通信機、又は移動性は必要ではないが、通信網Bと接続可能なPHS端末、携帯端末、あるいは、衛星端末などで構成されている。位置通報装置Aから所定の端末番号により着呼した場合は、その後に送信されてくるデータ(利用者端末番号とセルコード)が、バッファ装置52に格納されるようになっている。通信会社には、発信元端末番号通知サービスを行っているものがあるので、位置通報装置Aは、前記利用者端末番号を課金センター装置に送ることができる。
【0030】
判定装置53は、バッファ装置52に格納された利用者端末番号を用いて、同一の利用者端末番号について、記憶装置56にすでにセルコードが記録されているか否かを判定し、判定結果を記録制御装置55及び料金計算装置54に出力するものである。
【0031】
記憶装置56は、図10,11に示すように、一つの利用者端末番号ごとに、4つの記憶エリア、好ましくは6つの記憶エリアから構成される一つの顧客ファイルを有している。顧客ファイルが4つの記憶エリアからなる場合は、例えば、第1エリアa1は端末番号を、第2及び第3エリアa2,a3は第1セルコード及び第2セルコードを、第4エリアa4は利用料金額データをそれぞれ格納するために用意される。6つの記憶エリアからなる場合は、第5エリア及び第6エリアa5,a6はそれぞれ第1セル進入時刻及び第2セル進入時刻を記憶するために用意される。
第1セルコード及び第2セルコードとは、それぞれ施設の入口が存在するセルのセルコード及び出口が存在するセルのセルコードを意味し、また、第5エリア及び第6エリアに記録される第1セル進入時刻及び第2セル進入時刻とは、施設への進入時刻及び進出時刻(いずれも、例えば、年月日時分)を意味する。
【0032】
好ましい実施の形態では、施設利用中の顧客と、施設利用を終了した顧客とを区別して、データ処理を簡便にするため、図9〜図11に例示するように、記憶装置56の顧客ファイルを暫定ファイル56aと確定ファイル56bとに別けている。
図12に示すように、課金センター装置Cでは、通信機51を経て利用者端末番号とセルコードを受信した場合(S41〜S43においてYの場合)に、判定装置53がその利用者端末番号について前にセルコードを受信していない時(S44でY)は、今受信したセルコードは第1セルコード、すなわち、施設利用開始位置のセルコードであると判定し、その旨の判定出力が記録制御装置55に与えられて、今受信した利用者端末番号について、新しい暫定ファイルを作成するとともに、その暫定ファイルの第1エリアa1と第2エリアa2に端末番号と第1セルコードをそれぞれ格納し(S45)、また、課金センター装置Cが利用者端末番号とセルコードを受信した場合に、判定装置53がその利用者端末番号について前にセルコードを受信している時(S44でY)は、今受信したセルコードは第2セルコード、すなわち、施設利用終了位置のセルコードであると判定し、その旨の判定出力が料金計算装置54及び記録制御装置55に与えられて、今受信した利用者端末番号と同一の端末番号が記録されている暫定ファイル56aの第3エリアa3に今受信したセルコードを第2セルコードとして記録する(S46)。
【0033】
第5エリアa5及び第6エリアa6に第1セル進入時刻及び第2セル進入時刻を記録する場合は、課金センター装置に時計が備えられ、位置通報装置から端末番号及びセルコードを受信した時刻が第1セル進入時刻又は第2セル進入時刻として、所定記憶エリアに記録される。
【0034】
暫定ファイルの第4エリアa4を除く全ての記憶エリア、又は全ての記憶エリアにデータが記録された後は、転送装置57が記憶装置56の暫定ファイル56aの記録内容を確定ファイル56bに転送するようになっている(S47)。
【0035】
また、今受信した端末番号について判定装置53が先記録有りの判定結果を出力したときは、その出力に基き、料金計算装置54が起動され、その端末番号について記録されている第1セルコードと第2セルコードに基づいて、当該施設の利用料金が決定される(S48)。利用料金の決定方法は、特に限定されない。施設の各種利用態様に応じた料金を読み出す方法と、第1・第2セルコードに基づいて利用料金を算出する方法とがある。例えば、高速有料道路の通行料を、一つのセル(入口)から他の全てのセル(出口)までの通行料金額を予め登録したテーブルから該当するものを読出す方法、高速道路始点から各セルまでの距離を用いて、当該第1セル(入口)から第2セル(出口)間距離を算出し、その距離に対応する通行料金を算出する方法である。
この料金計算装置54により決定された料金は、暫定ファイル56a又は転送後の確定ファイル56bの所定記憶エリア(a4)に記録される(S49)。
【0036】
こうして、一つの利用者端末番号について、施設利用の全履歴(端末番号、入口セルコード、進入時刻、出口セルコード、進出時刻、料金額)が記録されると、確定ファイルとして保存される。サービス制御局が、課金センター装置を兼ねる場合は、位置通報装置Aからの発呼に基づき課金センター装置Cとの間に回線が接続された通信に関して既知の方法で計算記録された通信料金と、上記施設利用料金とが、図示を省略された演算装置により合算されて、端末番号が記録された顧客に対して課金処理がなされるようになっている。
しかし、サービス制御局から独立した課金センター装置とした場合は、その課金センター装置において確定ファイルのデータ用いて、請求書発行や金融機関への自動引落請求等の課金処理を行う。
【0037】
上記課金装置は、位置通報装置が予め定めてある第1地点が含まれるセルに進入したことを自己認識して、課金センターに自己識別情報を加えて通報し、また、位置通報装置が予め定めてある第2地点が含まれるセルに進入したことを自己認識して、課金センターに自己識別情報を加えて通報したことに基づき、課金センターがその位置通報者に対して施設利用料金を決定して記録し、その記録に基づいて課金処理を行うことに特徴を有する。異なるセルに跨がる施設の利用に対してのみならず、同一セル内の施設の利用に対しても、同様に適用することが可能である。
【0038】
次に、図13に基づいて、本発明の課金装置を高速有料道路の通行料金の課金に適用した場合の動作を説明する。図13において、BbはPHS無線既知局、BaはPHSサービスエリア、FWは一般道路又は他の有料道路である。
高速有料道路HWを利用しようとする者は、インターチェンジICxに入る前に、車両に搭載されている位置通報装置Aの自動発呼指令スイッチ45をONしておく。その車両がインターチェンジ入口Gxに接近すると、位置通報装置AのGPS測位装置A1が、そのインターチェンジが含まれるセルCxのセルコードを出力するので、これを受けたデータ処理装置A2は、そのインターチェンジについて予め登録してあるセルコードと一致するため、そのセルコードとリンクして登録してある、当該有料道路を管轄している課金センターCの端末番号と、そのセルコードが通信装置A3に与えられ、通信装置は課金センターの端末番号を自動ダイヤルし、その位置通報装置との間に通信回線が接続されると、位置通報装置Aの端末番号及び現在位置を表すセルードが課金センター装置Cに送出される。
この場合、位置通報装置が発呼する時は、通信網では、従来技術により、認証機能により、その位置通報装置の端末番号が通信加入契約者であるか否かが確認され、通信加入契約者である場合は、課金センター装置に着呼される。
【0039】
課金センター装置Cでは、受信した端末番号について先にセルコードの登録の有無を調べ、今は登録がないので、端末番号の登録とともに、受信したセルコードは第1地点(ICxの入口)のセルコードであると判定して、そのセルコードを暫定ファイル56aの第1地点セルコードとして登録し、また、証拠データとして進入時刻(年月日時分)を登録する。
【0040】
そして、その車両が任意のインターチェンジICyから進出しようとして出口Gyに接近すると、位置通報装置のGPS測位装置A1が、そのインターチェンジが含まれるセルCyのセルコードを出力するので、これを受けたデータ処理装置A2は、そのインターチェンジについて予め登録してあるセルコードと一致するため、そのセルコードとリンクして登録してある、当該有料道路を管轄している課金センター装置Cの端末番号と、そのセルコードが通信装置A3に与えられ、通信装置は課金センター装置の端末番号を自動ダイヤルし、その位置通報装置との間に通信回線が接続されると、位置通報装置の端末番号及び現在位置を表すセルコードが課金センター装置Cに送出される。
【0041】
課金センター装置Cでは、位置通報装置AよりインターチェンジICyの出口Gy接近時に受信した時は、判定装置53がそのセルコードが同一端末番号に就いて2度目の受信であると判定することにより、インターチェンジICxからICyまでの距離に就いて料金計算装置54が登録してある料金を読出して、又は算出して、その両金額データを顧客ファイルに登録する。顧客ファイルには、端末番号、入口セルコード、出口セルコード、進入時刻及び進出時刻、並びに料金額の各データが登録保存されるので、これが施設利用の確実な証拠を含む課金情報として用いられ、別の請求書発行装置又は自動引落装置に送信される。
【0042】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の施設利用者に対する課金装置は、地表上の所定の一定範囲を所定の一定間隔の緯度毎の緯線及び所定の一定間隔の経度毎の経線によりメッシュ状に分割して多数のセルを形成し、それら形成された多数のセルに所定のコードをそれぞれ割当てて生成されたセルデータを記憶しているセルデータ記憶手段と、所定の施設を利用する施設利用者の現在位置を検出するGPS受信手段と、前記施設利用者が前記所定の施設の進入地点に達したときに、記憶されているセルデータの中から検出された現在位置に対応するセルデータを抽出する進入地点セルデータ抽出手段と、抽出された進入地点のセルデータに前記施設利用者の識別情報を付して所定の課金センターに送信する進入セルデータ送信手段と、前記施設利用者が前記所定の施設の進出地点に達したときに、記憶されているセルデータ中から検出された現在位置に対応するセルデータを抽出する進出地点セルデータ抽出手段と、抽出された進出地点のセルデータに前記施設利用者の識別情報を付して前記所定の課金センターに送信する進出セルデータ送信手段と、送信されてきた進入地点のセルデータに係る施設利用者の識別情報及び進出地点のセルデータに係る施設利用者の識別情報を照合する照合手段と、照合一致が得られたときに、進入地点のセルデータ及び進出地点のセルデータに基づいて前記施設の利用料金を算出して課金する課金手段とからなるので、施設利用者は施設の入口及び出口をノンストップで通過することができ、しかも、キャッシュレスで施設の利用が可能であり、また、施設側は、確な課金処理を行うことができる。
本発明の請求項2に係る施設利用者に対する課金装置は、施設利用者毎の送信されたきた進入地点及び進出地点のセルデータは、所定の暫定ファイルに記録し、その暫定ファイルに記録されている施設利用者毎のデータを所定の確定ファイルに転送するときに、料金データを付加してその確定ファイルに記録するので、効率よく課金処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る課金装置の概括的な構成要素を示すブロック図である。
【図2】同構成要素のうち、位置通報装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のGPS測位装置の概略的構成を示すブロック図である。
【図4】GPS測位装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】セルの概念及びセルとセルコードの関係を説明する説明図である。
【図6】GPS測位装置の動作を説明するフローチャートである。
【図7】データ処理装置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】通信装置の動作を説明するフローチャートである。
【図9】課金センター装置の構成を示すブロック図である。
【図10】課金センター装置に備えられる顧客ファイルの一部のデータ構成を例示する模式図である。
【図11】課金センター装置に備えられる顧客ファイルの他の一部のデータ構成を例示する模式図である。
【図12】課金センター装置の動作を説明するフローチャートである。
【図13】本発明の課金装置を高速有料道路の通行料金の課金に適用した場合の動作を説明する模式図である。
【符号の説明】
A 位置通報装置
A1 GPS測位装置
1 GPS受信機
2 測位データ出力機
A2 データ処理装置
A3 通信装置
B 通信網
C 課金センター装置
51 通信機
52 バッファ装置
53 判定装置
54 料金計算装置
56 記憶装置
56a 暫定ファイル
56b 確定ファイル

Claims (2)

  1. 地表上の所定の一定範囲を所定の一定間隔の緯度毎の緯線及び所定の一定間隔の経度毎の経線によりメッシュ状に分割して多数のセルを形成し、それら形成された多数のセルに所定のコードをそれぞれ割当てて生成されたセルデータを記憶しているセルデータ記憶手段と、
    所定の施設を利用する施設利用者の現在位置を検出するGPS受信手段と、
    前記施設利用者が前記所定の施設の進入地点に達したときに、記憶されているセルデータの中から検出された現在位置に対応するセルデータを抽出する進入地点セルデータ抽出手段と、
    抽出された進入地点のセルデータに前記施設利用者の識別情報を付して所定の課金センターに送信する進入セルデータ送信手段と、
    前記施設利用者が前記所定の施設の進出地点に達したときに、記憶されているセルデータ中から検出された現在位置に対応するセルデータを抽出する進出地点セルデータ抽出手段と、
    抽出された進出地点のセルデータに前記施設利用者の識別情報を付して前記所定の課金センターに送信する進出セルデータ送信手段と、
    送信されてきた進入地点のセルデータに係る施設利用者の識別情報及び進出地点のセルデータに係る施設利用者の識別情報を照合する照合手段と、
    照合一致が得られたときに、進入地点のセルデータ及び進出地点のセルデータに基づいて前記施設の利用料金を算出して課金する課金手段と、
    からなることを特徴とする施設利用者に対する課金装置。
  2. 請求項1に記載の施設利用者に対する課金装置において、施設利用者毎の送信されたきた進入地点及び進出地点のセルデータは、所定の暫定ファイルに記録し、その暫定ファイルに記録されている施設利用者毎のデータを所定の確定ファイルに転送するときに、料金データを付加してその確定ファイルに記録するものであることを特徴とする施設利用者に対する課金装置。
JP21671197A 1997-08-11 1997-08-11 施設利用者に対する課金装置 Expired - Fee Related JP3877841B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21671197A JP3877841B2 (ja) 1997-08-11 1997-08-11 施設利用者に対する課金装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21671197A JP3877841B2 (ja) 1997-08-11 1997-08-11 施設利用者に対する課金装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1166365A JPH1166365A (ja) 1999-03-09
JP3877841B2 true JP3877841B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=16692731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21671197A Expired - Fee Related JP3877841B2 (ja) 1997-08-11 1997-08-11 施設利用者に対する課金装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3877841B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003217078A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Nec Network Sensa Kk 有料道路料金所通過方法
DE10210973A1 (de) * 2002-03-13 2003-09-25 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Aufzeichnung von Betriebsdaten
JP4678159B2 (ja) * 2004-09-08 2011-04-27 セイコーエプソン株式会社 電子マネーを補充するチャージャ、および、それを用いた料金精算システム
CN100428839C (zh) * 2004-09-28 2008-10-22 现观科技股份有限公司 利用无线移动通信系统的公路自动收付费方法
JP2008242905A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Toppan Forms Co Ltd 課金サービスシステム
JP5181786B2 (ja) * 2008-04-01 2013-04-10 パナソニック株式会社 自動決済システム
CN104021594B (zh) * 2013-08-20 2016-08-10 易通星云(北京)科技发展有限公司 基于北斗的高速公路车辆自由流电子收费系统、装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1166365A (ja) 1999-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5767505A (en) Method and system for determining toll charges for traffic routes and/or areas
US6493676B1 (en) System and method for charging for vehicle parking
EP1975884B1 (en) Mobile object charging system and mobile object charging method by mobile object charging system
US20050168352A1 (en) Citation free parking method
JP2003526854A (ja) 料金の自動課金システム
JPH0896042A (ja) スマートidカード
EP3002735A1 (en) Method and communication system of a public module interface of a data exchange system using NFC technology
JP3877841B2 (ja) 施設利用者に対する課金装置
JP2008033402A (ja) Etc利用履歴照会装置
JP3616050B2 (ja) 駐車場料金課金システム
KR20090018129A (ko) 요금 징수 시스템
KR20100066800A (ko) 이동 결제 단말기 및 그를 이용한 요금 결제 시스템
JP4079135B2 (ja) 車両用通信装置
CN110853403A (zh) 一种道路停车管理方法和系统
JPH1164014A (ja) 測位装置、地域情報提供装置及び課金装置
KR101420578B1 (ko) 차량관리 포탈 시스템 및 그 구동방법
JP2004362153A (ja) 有料道路の通行用定期券及び有料道路の自動料金収受システム
CN112819979A (zh) 一种基于通信基站数据的etc收费方法、装置和系统
JP6159180B2 (ja) タクシーメータ
JP3463665B2 (ja) 自動料金収受システム、課金情報通信装置、車載機、課金結果取得装置、センター
CN101561289A (zh) 多义性路径的识别方法、系统、装置及路径识别卡
JPH02183389A (ja) 外部記憶媒体着脱可能な車載端末機
JPH08221622A (ja) 無線icカードシステム
JP2002049950A (ja) ノンストップ自動料金収受システム
JP2002074435A (ja) サーバ及び料金徴収システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040806

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees