JP2001051940A - 印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体 - Google Patents

印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体

Info

Publication number
JP2001051940A
JP2001051940A JP11228561A JP22856199A JP2001051940A JP 2001051940 A JP2001051940 A JP 2001051940A JP 11228561 A JP11228561 A JP 11228561A JP 22856199 A JP22856199 A JP 22856199A JP 2001051940 A JP2001051940 A JP 2001051940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
bus
printing device
print
ieee
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11228561A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kimura
欣生 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11228561A priority Critical patent/JP2001051940A/ja
Publication of JP2001051940A publication Critical patent/JP2001051940A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷途中のデバイスに障害が発生した場合
であっても、代替印刷デバイスを探索し、印刷ジョブを
中断することなく処理してスループットを向上させる。 【解決手段】 バス上に接続するデバイスを探索し、バ
スリセットの発生を検出する(S2)。検出したバスリセ
ットの前後で探索したバスに接続したデバイスを比較し
て、その結果、印刷を実行する印刷デバイスがバスリセ
ットの発生源と判断した場合は、該印刷デバイスの接続
を論理的にIEEE1394バスから離脱させ、バス接
続が論理的に離脱したことを報知する(S5)。印刷を実
行する印刷デバイスが離脱した場合は、バス上で代替可
能な印刷デバイスを探索し(S8)、その探索結果から代
替印刷デバイスを指定して(S9)、離脱した印刷デバイ
スの処理を中断することなく継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タと印刷装置がIEEE1394接続された環境下にお
けるバスリセット機能を利用した印刷制御システム及び
印刷制御方法、その方法をコンピュータで実行するため
のプログラムを記憶したコンピュータ可読の記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のホストコンピュータと印刷装置の
接続方法としては、パラレルケーブルによる接続、シリ
アルケーブルによる接続、SCSIケーブルによる接
続、及びEtberNet接続等がある。
【0003】また、印刷装置がなんらかの原因により、
印刷途中にエラーとなり永久可視像を記録紙に形成不可
能になった場合に、その印刷装置が復旧されるまで続き
の印刷ができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】印刷装置がなんらかの
原因により、印刷途中に障害が発生し、永久可視像を記
録紙に形成不可能になった場合に、印刷装置が復旧され
るまで、続きの印刷を別の印刷装置に切り替えることに
より、印刷途中に障害が発生した時であっても全体の印
刷時間の短縮を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、その
目的を達成するべく、本発明にかかる印刷制御システム
及び印刷制御方法、その方法をコンピュータで実行する
ためのプログラムを記憶したコンピュータ可読の記憶媒
体は主として以下の構成からなることを特徴とする。
【0006】すなわち、IEEE1394バスにより印
刷情報を授受する印刷制御システムは、バス上に接続す
るデバイスを探索する探索手段と、バスリセットの発生
を検出する検出手段と、前記検出したバスリセットの前
後で探索したバスに接続したデバイスを比較する比較手
段と、前記比較の結果、印刷を実行する印刷デバイスが
バスリセットの発生源と判断した場合は、該印刷デバイ
スの接続を論理的にIEEE1394バスから離脱させ
る離脱手段とを備える。
【0007】また、前記印刷制御システムにおいて、前
記発生したバスリセットが印刷を実行する印刷デバイス
であると判断した場合に、該印刷デバイスのIEEE1
394バス接続が論理的に離脱したことを報知する報知
手段を備える。
【0008】また、前記印刷制御システムにおいて、前
記探索手段は、前記印刷を実行する印刷デバイスが離脱
した場合は、バス上で代替可能な印刷デバイスを探索す
る。
【0009】また、前記印刷制御システムにおいて、前
記代替可能な印刷デバイスの探索結果から代替印刷デバ
イスを指定する印刷先変更手段を備え、該指定された代
替印刷デバイスにより前記離脱した印刷デバイスの処理
を継続する。
【0010】また、IEEE1394バスにより授受し
た印刷情報に基づき印刷を制御する方法は、バス上に接
続するデバイスを探索する探索工程と、バスリセットの
発生を検出する検出工程と、前記検出したバスリセット
の前後で探索したバスに接続したデバイスを比較する比
較工程と、前記比較の結果、印刷を実行する印刷デバイ
スがバスリセットの発生源と判断した場合は、該印刷デ
バイスの接続を論理的にIEEE1394バスから離脱
させる離脱工程とを備える。
【0011】また、前記印刷制御方法において、前記発
生したバスリセットが印刷を実行する印刷デバイスであ
ると判断した場合に、該印刷デバイスのIEEE139
4バス接続が論理的に離脱したことを報知する報知工程
を備える。
【0012】また、前記印刷制御方法において、前記探
索工程は、前記印刷を実行する印刷デバイスが離脱した
場合は、バス上で代替可能な印刷デバイスを探索する。
【0013】また、前記印刷制御方法において、前記代
替可能な印刷デバイスの探索結果から代替印刷デバイス
を指定する印刷先変更工程を備え、該指定された代替印
刷デバイスにより前記離脱した印刷デバイスの処理を継
続する。
【0014】また、IEEE1394バスにより授受し
た印刷情報に基づき印刷を制御するプログラムを格納し
たコンピュータ可読の記憶媒体であって、該プログラム
が、バス上に接続するデバイスを探索する探索工程のコ
ードと、バスリセットの発生を検出する検出工程のコー
ドと、前記検出したバスリセットの前後で探索したバス
に接続したデバイスを比較する比較工程のコードと、前
記比較の結果、印刷を実行する印刷デバイスがバスリセ
ットの発生源と判断した場合は、該印刷デバイスの接続
を論理的にIEEE1394バスから離脱させる離脱工
程のコードと、を備える。
【0015】また、前記記憶媒体において、前記発生し
たバスリセットが印刷を実行する印刷デバイスであると
判断した場合に、該印刷デバイスのIEEE1394バ
ス接続が論理的に離脱したことを報知する報知工程のコ
ードを備える。
【0016】また、前記記憶媒体において、前記探索工
程のコードは、前記印刷を実行する印刷デバイスが離脱
した場合は、バス上で代替可能な印刷デバイスを探索す
る。
【0017】また、前記記憶媒体において、前記代替可
能な印刷デバイスの探索結果から代替印刷デバイスを指
定する印刷先変更工程のコードを備え、該指定された代
替印刷デバイスにより前記離脱した印刷デバイスの処理
を継続する。
【0018】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>以下、図面を
用いて本実施形態を詳細に説明する。なお、プリンタと
表記しているものは、ホストコンピュータからの印刷が
可能なものであり、例えば複写機やファクシミリ等が含
まれるが、これらがどの種類であっても良いことは言う
までもない。また、プリンタの種類も種々あり、例えば
レーザービームプリンタや、インクジェットプリンタ等
があるが、これらがどの種類であっても良いことは言う
までもない。
【0019】図1は、二台のIEEE1394のコネク
タを備えたプリンタ装置と、IEEE1394のコネク
タを備えたホストコンピュータが、IEEE1394の
ケーブルで接続された環境下における印刷制御システム
を構成するモジュールとプリンタ装置を説明するブロッ
ク図であり、該システムにより、プリンタ装置に印刷デ
ータを出力する構成に対応する。なお、便宜のため、二
台のプリンタの構成にしているが、印刷先変更プリンタ
がいくつあっても良い。
【0020】1は印刷におけるクライアントコンピュー
タで、印刷データ、及び制御コードから成る印刷情報を
プリンタ装置であるプリンタ装置2に送信する。また、
プリンタ装置3は、プリンタ装置2が何らかの原因によ
り永久可視像を記録紙に形成不可能になった時に、引き
続き代わりに動作する装置である。さらに、クライアン
トコンピュータ1、プリンタ装置2、及びプリンタ装置
3は、IEEE1394ケーブルで接続されており、ク
ライアントコンピュータ1からプリンタ装置2及びプリ
ンタ装置3に印刷データ、及び制御コードから成る印刷
情報を送信可能である。プリンタ装置2、及びプリンタ
装置3は目的とする永久可視像を記録紙に形成するため
の印刷機構部、プリンタ装置全体の制御を行なう制御
部、印刷機構部を制御するプリンタ制御部、コンピュー
タとのインターフェースを制御するインターフェース制
御部などを備える。
【0021】アプリケーション11はユーザが目的とす
るデータを作成するソフトウェアである。クライアント
コンピュータ1のオペレーティングシステムがWind
owsの場合、アプリケーション11はGDIも含む。
【0022】データ処理部12はアプリケーション11
から送られてきたデータをプリンタ装置2に出力するた
めの印刷データ、及び制御コードを生成する。インター
フェース制御部13はプリンタ装置2、及びプリンタ装
置3とのインターフェースの制御を行う。また、バスリ
セットを検知した場合、出力管理部14に問い含わせを
行い、現在印刷中のプリンタ装置が原因によるバスリセ
ットならば、ユーザ通知部15によりユーザに通知し、
ユーザ指示等によって出力管理部14と連携し、印刷出
力先を変更する。
【0023】出力先管理部14は全出力先を管理し、記
憶媒体16に出力先管理データに情報を格納する。記憶
媒体としてはハードディスク、メモリーなどがある。な
お、出力先管理部14はIEEE1394の特徴である
プリンタ装置がバス上に新しく追加された場合や離脱し
た場合にも対応しており、常時、バス上のプリンタ装置
の最新情報を管理している。
【0024】プリンタ装置2において、21はインタフ
ェース制御部で、クライアントコンピュータ1とのイン
タフェースの制御を行うとともに、プリンタに何らかの
障害が発生した場合に、論理的にIEEE1394のバ
スから離脱し、結果バスリセットを発生せる。さらに、
プリンタが復旧した場合には、論理的にIEEE139
4のバスへ接続し、結果、バスリセットを発生させる。
【0025】コントローラ部22は、プリンタ装置全体
の制御を行う制御部、印刷機後部を制御するプリンタ制
御部などから成る。23はプリンタ部で、永久可視像を
記録紙に形成するための印刷機構部を備え、印刷途中に
何らかの障害が発生した場合は、コントローラ部22に
通知する。
【0026】図2は、本発明に係る印刷制御システムに
おいて、印刷時におけるプリンタ装置からバスリセット
を検知し、印刷先の変更を行う場合のアルゴリズムの一
例を示すフローチャートである。なお、S1〜S14は
各ステップを示す。
【0027】便宜のため、最初に印刷を行うプリンタを
プリンタA、プリンタAがエラー状態になった時に選択
された代替のプリンタをプリンタBとする。
【0028】また、プリンタBは、印刷中に何らかのエ
ラーが発生し印刷不可能な状態になることは無い場合と
しているが、プリンタBが印刷中に何らかのエラーが発
生し印刷不可能な状態になった場合は、プリンタBが前
記プリンタAと置き換え、新たに代替のプリンタが選択
されると置き換えれば、容易に実現できる。
【0029】また、ステップS8において、変更リスト
に新しい印刷先が必ず選択されることが前提になってい
るが、選択不可な場合もある。その場合は、ステップS
6における「印刷先を変更するか?」において、必ず
「No」であるステップS7に進むものと考えれば良
い。さらに、変更リストに新しい印刷先が無いので、新
しく最適なプリンタ装置をバスに接続させた場合、適
時、選択リストが更新されるとしても良い。
【0030】ステップS1において、プリンタAで印刷
している途中、ステップS3でバスリセットを検知した
とする。バスリセットは種々な原因により起こるもので
あり、また、目的の印刷先のプリンタであるプリンタA
が原因かどうかは解らない。そのため、ステップS4に
おいて、バスリセットが起こった原因を探し、その原因
がプリンタAであるか否かの確認を行う。
【0031】バスリセットが起こった原因がプリンタA
に無い場合(S4−No)は、ステップS1に戻り引き
続きプリンタAで印刷を行う。
【0032】バスリセットが起こった原因がプリンタA
の場合(S4−Yes)は、ステップS5に進みユーザ
に通知する。そして、印刷先を変更するか、ユーザの指
示を待つ(S6)。
【0033】ユーザが印刷先を変更しないとした場合
(S6−No)は、ステップS7に進み、プリンタAが
エラーから復旧するのを待つ。プリンタAが復旧した場
合は、ステップS1に戻り引き続き印刷を行う。このま
ま印刷の判断(S2−Yes)により終了する。
【0034】ユーザが印刷先を変更するとした場合(S
6−Yes)は、ステップS8に進み、新しい印刷先を
決定(プリンタB)する。新しい印刷先を決定する方法
の詳細は図3で説明する。
【0035】ステップS9において、変更した代替プリ
ンタBで続き印刷を続行する。ステップ10の判断にお
いて、続行した印刷のジョブが終了する場合(S10−
Yes)は終了する。
【0036】印刷ジョブが終了しない場合(S10−N
o)、印刷処理を継続してプリンタBで印刷を行ない
(S11−No)、印刷中にバスリセットを検知したら
(S11−Yes)、ステップS12に進み、バスリセ
ットが起こった原因がプリンタAによるものか判定す
る。プリンタAに関するでなければ(S12−No)、
ステップS9に戻り引き続きプリンタBでそのまま印刷
を行う。バスリセットが起こった原因がプリンタAによ
るものであれば(S12−Yes)、ステップS13に
進み、ユーザに通知する。そして、印刷先を元のプリン
タAに戻すかどうか、ユーザの指示を待つ。
【0037】ユーザが印刷先を変更しないとした場合は
(S14−No)、ステップS9に戻り、引き続きプリ
ンタBで印刷を行う。印刷終了の判断により終了(S1
0−Yes)。
【0038】ユーザが印刷先をプリンタAへ戻すとすれ
ば(S14−Yes)、ステップS1に戻り、再度プリ
ンタAで印刷を行う。
【0039】図3は、図2におけるステップS8におけ
る新しい印刷先を決定する手順を示すフローチャートで
ある。なお、S21〜S31は各ステップを示す。
【0040】ステップS21において、IEEE139
4で構成されたLANにおいて、LAN上で利用可能な
プリンタのリストを作成する。
【0041】プリンタのモデルの種類は種々あり、モデ
ルによっては、例えばカラー印刷を行えるものや、カラ
ー印刷できずモノクロ印刷しかできないものがある。こ
の中からステップS22において、今まで印刷を行って
いたプリンタのモデルと同じモデルがあるかを判定す
る。なお、同じモデルのプリンタであっても、例えば両
面キットのような、オプション機器を必要とする場合も
ある。この場合は同じモデルであっても違うモデルとし
て扱うことが可能であり、その判断をしなくても良い。
すなわち、予めユーザに、モデルが一致すればオプショ
ン状態を判定材料にしないといった詳細な条件を選択に
反映することが可能である。
【0042】同じモデルがあれば、ステップS23にお
いて同一モデルのリストを表示し、ステップS24にお
いてユーザにどのプリンタ装置を代替プリンタ装置にす
るかの判断を促す。
【0043】一台だけ代替プリンタ装置が見つかったと
しても、例えばかなりの時間、自分の印刷が行われるま
で待たされるかもしれない。その場合は、ステップS2
4で選択せず、ステップS25で選択したかどうかの判
定を受け、ステップS27へ進み、代替印刷を行わない
として終了する。
【0044】ユーザが代替プリンタ装置を選択した場合
は、新しい印刷先を決定(S26)して終了する。
【0045】ステップS22において、同じモデルが無
い場合(S22−No)、ステップS28に進み、同じ
モデルであっても同等の性能のモデルがあるかどうかの
判定を行う。
【0046】例えば、モノクロA3印刷を行っている場
合、印刷速度が異なるだけで、モノクロ印刷A3印刷が
可能な、モデルの異なるプリンタ装置がある場合があ
る。こういったものを同等の性能のモデルとしてもよい
し、他にも種々あることは言うまでもなく、これらもま
た、予めユーザオプションによって設定可能である。
【0047】同等のモデルがある場合(S28−Ye
s)は、ステップS31に進み、同等のモデルの全リス
トを表示し、ステップS24に戻りユーザに選択を促
す。
【0048】以下の処理は前述と同じである。
【0049】同等のモデルが無い場合(S28−No)
は、ステップS29に進み、選択するのにふさわしい代
替プリンタが無い旨をユーザに通知する(S29)。
【0050】ふさわしい代替プリンタが無くても、ユー
ザの判断で印刷先を変更したい場合がある場合には、ス
テップS30にて印刷先の変更の確認を行い、印刷先の
変更を行わない場合(S30−No)は、ステップS2
7に進む。印刷先の変更を行う場合(S30−Yes)
は、ステップS31へ進み、変更可能なモデルの全リス
トを表示し、ステップS24にてユーザの選択を促す。
【0051】以下は、前述と同じである。
【0052】図4は、図2におけるステップS4におけ
る、バスリセットが起こった原因が印刷中のプリンタか
どうかを判断する手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、S41〜S47は各ステップを示す。
【0053】最初に、ステップS41において、バス上
を探索し、バス上の全装置リスト(便宜のため、このリ
ストをリストAとする)を作成する。ステップS42に
おいて、バスリセットを検知すると、ステップS43に
て、再度バス上を探索し、バス上の全装置リスト(便宜
のため、このリストをリストBとする)を作成する。次
にステップS44にて、上記のリストA、及びリストB
を比較する。ステップS45において比較結果を判断
し、印刷していた装置が両リスト中にあれば、ステップ
S46へ進み、印刷していた装置が原因でバスリセット
が発生したのではないと判断し、印刷装置が両リストに
無ければ、ステップS47へ進み、印刷していた装置が
原因でバスリセットが発生したと判断する。
【0054】<第二の実施形態>上記第一の実施形態で
は、印刷先変更後、最初に印刷していた印刷装置が復旧
した場合に、ユーザに確認し、最初に印刷していた印刷
装置に戻す場合を説明した。しかし、一度印刷先を変更
すると、最初に印刷していた印刷装置に戻さず最後まで
印刷先の変更後の印刷装置で印刷を行っても良い。
【0055】なお、この場合、印刷先の変更後の印刷装
置が、何らかの障害によって印刷不可能な状態になった
場合は、同様に新しい印刷先を変更するように動作す
る。
【0056】また、出力先の変更はユーザに確認せず
に、自動で印刷先を元に戻してもよい。
【0057】また、出力先の変更はユーザに確認せず
に、最初に印刷を行っていた印刷装置に何らかの障害が
発生した時点で、ユーザにどの印刷装置を代替の印刷装
置にするかを確認するのではなく、予めユーザに指定さ
せておいて、自動で印刷先変更するようにしても良い。
【0058】また、複数の代替の印刷装置の候補があ
り、状況によって自動で切り替えても良い。例えば、代
替の印刷装置の印刷待ち時間を判断して、自動で印刷待
ち時間の少ない印刷装置へ、印刷先を変更する等が考え
られる。
【0059】以下、図5に示すメモリマップを参照し
て、本発明に係る印刷システムで読み出し可能なデータ
処理プログラムの構成について説明する。
【0060】また、図5は、本発明に係る印刷システム
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0061】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報、作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0062】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0063】本実施形態における機能が外部からインス
トールされるプログラムによって、ホストコンピュータ
により遂行されていてもよい。そして、その場合、CD
−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体によ
り、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体か
ら、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場
合でも本発明は適用されるものである。
【0064】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0065】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0066】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性ノメモリカード、RO
M、EEPROM等を用いることができる。
【0067】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図2乃至図4に示す)
フローチャートに対応するプログラムコードが格納され
ることになる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二台以上のIEEE1394のコネクタを備えており、
何らかの障害によって永久可視像を記録紙に形成不可能
な状態になった場合に、論理的にIEEE1394のバ
スから離脱し、結果、バスリセットを発生させることが
可能な印刷装置と、IEEE1394のコネクタを備え
たホストコンピュータが、IEEE1394のケーブル
で接続された環境において、最初に印刷を行っていた印
刷装置が、何らかの障害によって永久可視像を記録紙に
形成不可能な状態になった場合に、手動、または自動で
印刷先を変更が可能となり、印刷待ち時間を回避し、結
果、全体の印刷にかかる時間を軽減する効果がある。
【0071】また、通常のLAN接続の印刷システムと
は異なり、IEEE1394の特徴である、常時、印刷
装置をバス上に接続したり離脱したりすることが可能で
あるため、代替の印刷装置を動的に追加できる効果もあ
る。また、永久可視像を記録紙に形成不可能になった印
刷装置を、一旦バス上から物理的に離脱させ、修理等を
施し、それからバス上に再接続させて、代替の印刷を行
った後に、引き続きの印刷を行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかる印刷制御システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態にかかる印刷制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】代替印刷デバイスの探索と指定の手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】バスリセットの発生源を特定する手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 印刷実行クライアントコンピュータ 11 アプリケーション 12 データ処理部 13 インターフェース制御部 14 出力先管理部 15 ユーザ通知部 16 出力先管理データ 2 プリンタ装置1(最初に印刷を行うプリンタ) 21 インターフェース制御部 22 コントローラ部 23 プリンタ部 3 プリンタ装置1(代替印刷を行うプリンタ) 31 インターフェース制御部 32 コントローラ部 33 プリンタ部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEEE1394バスにより印刷情報を
    授受する印刷制御システムであって、 バス上に接続するデバイスを探索する探索手段と、 バスリセットの発生を検出する検出手段と、 前記検出したバスリセットの前後で探索したバスに接続
    したデバイスを比較する比較手段と、 前記比較の結果、印刷を実行する印刷デバイスがバスリ
    セットの発生源と判断した場合は、該印刷デバイスの接
    続を論理的にIEEE1394バスから離脱させる離脱
    手段と、 を備えることを特徴とする印刷制御システム。
  2. 【請求項2】 前記発生したバスリセットが印刷を実行
    する印刷デバイスであると判断した場合に、該印刷デバ
    イスのIEEE1394バス接続が論理的に離脱したこ
    とを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項
    1に記載の印刷制御システム。
  3. 【請求項3】 前記探索手段は、前記印刷を実行する印
    刷デバイスが離脱した場合は、バス上で代替可能な印刷
    デバイスを探索することを特徴とする請求項1に記載の
    印刷制御システム。
  4. 【請求項4】 前記代替可能な印刷デバイスの探索結果
    から代替印刷デバイスを指定する印刷先変更手段を備
    え、 該指定された代替印刷デバイスにより前記離脱した印刷
    デバイスの処理を継続することを特徴とする請求項3に
    記載の印刷制御システム。
  5. 【請求項5】 IEEE1394バスにより授受した印
    刷情報に基づき印刷を制御する方法であって、 バス上に接続するデバイスを探索する探索工程と、 バスリセットの発生を検出する検出工程と、 前記検出したバスリセットの前後で探索したバスに接続
    したデバイスを比較する比較工程と、 前記比較の結果、印刷を実行する印刷デバイスがバスリ
    セットの発生源と判断した場合は、該印刷デバイスの接
    続を論理的にIEEE1394バスから離脱させる離脱
    工程と、 を備えることを特徴とする印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記発生したバスリセットが印刷を実行
    する印刷デバイスであると判断した場合に、該印刷デバ
    イスのIEEE1394バス接続が論理的に離脱したこ
    とを報知する報知工程を備えることを特徴とする請求項
    5に記載の印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 前記探索工程は、前記印刷を実行する印
    刷デバイスが離脱した場合は、バス上で代替可能な印刷
    デバイスを探索することを特徴とする請求項5に記載の
    印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 前記代替可能な印刷デバイスの探索結果
    から代替印刷デバイスを指定する印刷先変更工程を備
    え、 該指定された代替印刷デバイスにより前記離脱した印刷
    デバイスの処理を継続することを特徴とする請求項7に
    記載の印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 IEEE1394バスにより授受した印
    刷情報に基づき印刷を制御するプログラムを格納したコ
    ンピュータ可読の記憶媒体であって、該プログラムが、 バス上に接続するデバイスを探索する探索工程のコード
    と、 バスリセットの発生を検出する検出工程のコードと、 前記検出したバスリセットの前後で探索したバスに接続
    したデバイスを比較する比較工程のコードと、 前記比較の結果、印刷を実行する印刷デバイスがバスリ
    セットの発生源と判断した場合は、該印刷デバイスの接
    続を論理的にIEEE1394バスから離脱させる離脱
    工程のコードと、 を備えることを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記発生したバスリセットが印刷を実
    行する印刷デバイスであると判断した場合に、該印刷デ
    バイスのIEEE1394バス接続が論理的に離脱した
    ことを報知する報知工程のコードを備えることを特徴と
    する請求項9に記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記探索工程のコードは、前記印刷を
    実行する印刷デバイスが離脱した場合は、バス上で代替
    可能な印刷デバイスを探索することを特徴とする請求項
    9に記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記代替可能な印刷デバイスの探索結
    果から代替印刷デバイスを指定する印刷先変更工程のコ
    ードを備え、 該指定された代替印刷デバイスにより前記離脱した印刷
    デバイスの処理を継続することを特徴とする請求項11
    に記載の記憶媒体。
JP11228561A 1999-08-12 1999-08-12 印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体 Withdrawn JP2001051940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11228561A JP2001051940A (ja) 1999-08-12 1999-08-12 印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11228561A JP2001051940A (ja) 1999-08-12 1999-08-12 印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001051940A true JP2001051940A (ja) 2001-02-23

Family

ID=16878307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11228561A Withdrawn JP2001051940A (ja) 1999-08-12 1999-08-12 印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001051940A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122529A (ja) * 2001-10-16 2003-04-25 Canon Inc 出力制御装置、出力制御システム、出力制御方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、及びコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122529A (ja) * 2001-10-16 2003-04-25 Canon Inc 出力制御装置、出力制御システム、出力制御方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9497347B2 (en) Image forming apparatus including a device that updates stored program based on updating data which is selected based on program that is started or startable
EP1385087A2 (en) Image forming apparatus, a program adding method, and a recording medium
JP4455411B2 (ja) 情報処理装置及びその情報通知方法、並びに制御プログラム
JP2000035867A (ja) 印刷制御装置、情報処理装置、印刷システム、印刷制御方法、情報処理方法、印刷方法、プログラムが格納されたコンピュ―タが読取可能な記録媒体
JPH11134122A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法および印刷制御システムおよび印刷制御システムのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2001051940A (ja) 印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体
JP6635157B2 (ja) 画像形成装置とその処理方法、プログラム
JPH11143665A (ja) 印刷制御システム及び方法
JPH11296469A (ja) ソフトアップデート改良情報処理システム及びソフトアップデート改良情報処理装置
JPH10161824A (ja) プリント制御装置
JPH1097395A (ja) 印刷制御装置および印刷装置の印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4350343B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2001075764A (ja) 印刷システム、及び印刷方法
JP3566521B2 (ja) 印刷装置とその制御方法
JP2006043910A (ja) 画像形成装置、情報処理装置、画像形成システム、画像形成装置の制御方法、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2002029118A (ja) 印刷装置
JP2004046801A (ja) 画像形成装置およびプログラム停止方法
JPH11194914A (ja) 印刷制御装置
JP2000311095A (ja) 情報処理システムと情報処理方法、及び情報管理装置、並びに記憶媒体
JP2006188024A (ja) 印刷装置、印刷支援装置、印刷方法、及び印刷支援方法
JP2004130686A (ja) サーバ内蔵プリンタおよび印刷処理方法
JP3695104B2 (ja) 画像処理装置
JP4372026B2 (ja) 画像形成システム、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP4125361B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法及び記録媒体
JPH1199730A (ja) 印刷装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107